JPH08119230A - 葉野菜類の袋詰め装置の袋取出し開袋装置 - Google Patents

葉野菜類の袋詰め装置の袋取出し開袋装置

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JPH08119230A
JPH08119230A JP26430294A JP26430294A JPH08119230A JP H08119230 A JPH08119230 A JP H08119230A JP 26430294 A JP26430294 A JP 26430294A JP 26430294 A JP26430294 A JP 26430294A JP H08119230 A JPH08119230 A JP H08119230A
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Hiromichi Kawaguchi
川口  弘道
Hideo Horie
秀雄 堀江
Kunihiro Kakizoe
国博 垣添
Hiroaki Shiraishi
博昭 白石
Toshiji Shimamoto
利二 島本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 葉野菜類を樹脂製のフイルムでできた袋内へ
的確に排出して袋詰めする装置における袋の取り出し及
び開袋を確実に行なうことを目的とする。 【構成】 合成樹脂製のフイルムで作られた底面が開放
された葉野菜類を詰める袋10を多数枚重ね合わして載
置した袋載置台9からこの載置中の上端部に位置した袋
付着用の粘着体付き袋付着具13を取り付けた回動ア−
ム12により一枚づつ上方へめくり上げて取り出す袋取
出機構11と、このめくり上げられた袋の前後から袋外
面を粘着体付き袋付着具により互いに反対前後方向に袋
外面フイルムを引き離して袋口を開口させる開袋装置1
8において、前記袋取出機構11における袋付着部を左
右両側上側隅部(イ)に設定し、開袋装置18における
袋付着部を左右中間部上位の前後対向部(ロ)に設定し
てなる葉野菜類の袋詰め装置の袋取出し開袋装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ほうれん草やしゅんき
く等の葉野菜類を樹脂フイルム等でできた袋内へ的確に
挿入する袋詰め装置における袋取出し開袋装置に関す
る。
【0002】
【従来技術】従来、特開平6−1316号公報において
開示された葉野菜類の袋詰め装置があった。この装置の
袋口を開ける手段は、袋口に向けて送風してその風力で
開袋するもようになっている。また、別の技術手段とし
て実開昭56−175309号や特開平3−27542
4号に見られるとおり袋口を開く手段として前後側から
粘着剤で付着させて開袋させる手段があった。
【0003】
【発明があ解決しようとする課題】前述の従来技術のも
のでは、空気式開袋装置は普通に用いられる手段ではあ
るが開袋ミスが多くて袋詰め装置に応用することには不
向きな技術手段である。また、実開昭56−17530
9のように縦方向に相対向する略楕円形状の軌跡を描く
巻掛無端帯に粘着体を取り付けて袋取りと同時に開袋を
行なう技術手段は、袋を片方の粘着体で付着させて持ち
上げている途中に他の側の袋フイルム片が垂れ下がった
状態で開く危険があり向い合う側の粘着体が作用すると
き、付着して持ち上げている同じ側の袋フイルム片を付
着して互いに取り合う状態になり確実な開袋機能が期待
できない欠点があった。また、特開平3−275424
号に開示された手段は袋を所定位置に取り出す手段が開
示さてなく、先の欠点を有するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、前述の課題
を解消するために次の技術的な手段を講じた。即ち、合
成樹脂製のフイルムで作られた底面が開放された葉野菜
類を詰める袋10を多数枚重ね合わして載置した袋載置
台9からこの載置中の上端部に位置した袋付着用の粘着
体付き袋付着具13を取り付けた回動ア−ム12により
一枚づつ上方へめくり上げて取り出す袋取出機構11
と、このめくり上げられた袋の前後から袋外面を粘着体
付き袋付着具により互いに反対前後方向に袋外面フイル
ムを引き離して袋口を開口させる開袋装置18におい
て、前記袋取出機構11における袋付着部を左右両側上
側隅部(イ)に設定し、開袋装置18における袋付着部
を左右中間部上位の前後対向部(ロ)に設定してなる葉
野菜類の袋詰め装置の袋取出し開袋装置とした。
【0005】
【実施例】この発明の一例を図面に基づき詳細に説明す
る。第1図は箱型の機枠1内に袋詰め装置を収容させた
例示図を示す。2はホッパ−で、全体的には平面形状が
楕円型になっており下部側がやや小さく絞られた構成に
なっている。そして、このホッパ−2は左右中間部で分
離されて左ホッパ−片2aと右ホッパ−片2bとに分離
されて独立状態に2つのホッパ−片で構成されている。
また、この各ホッパ−片の上端には鍔部が一体的に設け
られている。3はガイドメタルで、左右の各ホッパ−片
2aおよびホッパ−片2bの横外上部に一体的にそれぞ
れメタル3a,3bとして取り付けられている。4はガ
イド軸で、基部側を床側の機枠1に固着して垂直状に立
設ならしめ、このガイド軸4を前記ガイドメタル3に穿
ったガイド孔に嵌挿させ、ホッパ−2a,2bが垂直状
態で上下動可能に構成している。
【0006】5はラックで前記各メタル3a,3bにそ
の歯面側が外側になるよう垂下ならしめている。5a,
5bが各メタルに一体型に設けたラックである。6は正
逆転および変速回転制御が可能なモ−タで、前記各ラッ
ク5a,5bに噛み合うピニオンギヤ−7a,7bを駆
動軸先端部に固着している。6a,6bがその各モ−タ
であり、機枠1側にベ−ス8で固着している。
【0007】9は空の葉野菜類を袋詰めする袋10を重
ね置きした袋載置台である。袋10は合成樹脂製のビニ
−ルやポリエチレン等のフイルムで形成された底無しの
葉野菜類を収納するものである。11は袋取出機構で、
左右一対の回動ア−ム12の先端部に袋付着用の粘着体
付き袋付着具13を設け、前記袋載置台9に載置されて
いる袋10のうち最上部の袋の左右両端側外壁面を付着
させて上方へ引上げ回動させながら取り出すよう構成さ
れている。袋付着具13の実施例は、付着糊を含浸させ
たスポンジ状の付着具がよく使われる。そして、このス
ポンジ内への糊の含浸は圧力糊容器17の排出口を該ス
ポンジ内に連通した構成になっている。回動ア−ム12
の基部側には該ア−ム12を作動するカムフロワ14お
よびカム15が設けられ、該カム15はソレノイドシリ
ンダ−機構16で間歇作動される構成になっている。
【0008】18は開袋装置で、袋10の前後にあって
袋10の左右中間上部側を付着させて袋の前後外面を前
後方向へ引き離す18a,18bは開袋具からなり、こ
の開袋具に取り付けられた袋付部は、前記回動ア−ム1
2の先端部側に設けたものと同種類の袋付着具をソレノ
イドシリンダ−機構19a,19bに取付けて前記ア−
ム12の作動にタイミングをとって間歇的に作動するよ
う構成している。
【0009】20は袋保持体で、袋口が開かれた時に、
タイミングをあわせて袋口内に突入してその袋口の四隅
部を前後側へ掻き開き前後固定壁に押し当てて開口状態
を保持するよう構成している。21は押圧固定壁を示
す。22は袋保持体20を作動するソレノイドシリンダ
−機構で、開口される袋の前後側にそれぞれ位置する袋
保持体20を格別に作動するようソレノイドシリンダ−
22a,22bが構成されている。
【0010】23はシュ−タで、前記機構で袋詰めが完
了した袋の落下を受けて機外へ放出する滑り台型のもの
である。上記の各作動機構は、マイコン制御によってタ
イミングを合わせて作動されるようになっている。即
ち、制御部のCPUにより次の順序でタイミングよく各
部が駆動される構成になっている。先ず、制御部のCP
Uへの入力信号は、作業開始および作業停止用の指令ス
イッチSW1,作業速度調整器SP1からなる。この作
業速度調整器SP1は、ホッパ−2の上下および停止源
のモ−タ6の回転速度および停止時間を決定するもので
ある。これは、作業者の運転技術はもとより野菜の種類
等で調整できるようにしている。Hは固有発振器で、こ
れによりタイマ−機能をCPUがもつようになってい
る。前記モ−タ6a,6bおよび各種のソレノイドシリ
ンダ−機構16、19、22のソレノイドの励磁はマイ
コンの制御部CPUからの指令で作動されるよう第6図
の制御回路が組まれている。また、分割型のホッパ−片
2a,2bが上下停止位置に到達したとき、これを検出
するセンサ−SE1,SE2が設けられており、この検
出信号が制御部CPUへ送られるようになっている。更
に、空袋の載置台9に袋が無くなったことを検出するセ
ンサ−SE3からの信号も同じく制御部CPUへ送られ
るようになっている。
【0011】Aは警報器である。上例の作用を説明す
る。作業開始の指令をスイッチSW1により実行する
と、モ−タ6a,6bが共に正転あるいは逆転して、左
ホッパ−片2a,右ホッパ−片2bが第1図で示した上
方位置に達して停止する。このとき両ホッパ−片が同一
高さ位置において停止するため、完全なホッパ−形状に
保たれる。そして、このホッパ−片2a,2bの位置が
センサ−SE1,SE2で検出される。この停止開始時
からタイマ−により時間のカウントが行なわれ、予め調
整器SP1で設定したタイムアウトになるとホッパ−2
a,2bが同時に同一速度で下降する。
【0012】そして、このホッパ−2の停止時におい
て、次の作業を実施すると共に、制御部CPU側からの
制御指令による作動が行なわれる。即ち、ホッパ−2の
停止中にホウレン草やしゅんきく等の葉野菜を一定量掴
んで茎元側からホッパ−2内へ投入する。すると、葉野
菜では極端に葉部側の容積が大きいためにホッパ−2内
に詰まって保持状態になる。
【0013】また、ホッパ−2の停止時間中に袋載置台
9に重ね積みされた袋10が、袋取出機構11の回動ア
−ム12に取り付けた袋付着具13により左右両端側の
上端部側が付着されて一番上側の袋が上方へ分離されて
引き上げられる。この作動は、ソレノイドシリンダ−1
6の励磁によりカム15を回動してカムフロワ−14を
介して行なわれる。そして、この作動開始は、前記ホッ
パ−2の停止と同時に行なわれることになる。
【0014】また、この袋取出機構11による作動終了
を待って、ソレノイドシリンダ−機構19a,19bが
前後に往復作動し、開袋具18a,18bが袋10の左
右中間部を前後から付着してひっぱり袋口を開ける。こ
の袋取り出し及び開袋時において、袋取出機構11によ
って袋載置台9に多数枚重ね置きされている袋10の袋
口側上位を付着して急速に持ち上げるとき、この袋10
の左右中間分部の片面のみを付着すれば振り上げ時にお
ける起風の煽りにより不測に袋口が開いてその抵抗で袋
の取り出しミスを起したり、次行程の開袋時に半開きの
袋内面側に開袋用の付着具が突入して一方側だけの袋壁
を外と内とで付着して開こうとする不測な事態が起り、
開袋ミスになるが、この実施例のように袋取出機構11
で袋10を付着して振り上げるときには、袋10の左右
両側の隅部(イ),(イ)を付着して持ち上げるために
袋10の口が開かないで確実に取り出せる。また、開袋
装置18による口を開く場合には袋10の左右中間分の
上方部(ロ)を前後側から付着して引き離すから確実に
開袋できる。
【0015】更に、この袋口が開かれるのを待って、今
度はソレノイドシリンダ−機構22の作動が開始され、
袋保持体20が袋口内に回動しながら突入して袋外側に
位置する押圧固定壁21との間に袋口四隅縁部を挟んで
保持する。これらの作業と作動とがホッパ−2の停止時
間内に行なわれる。そして、これらの作業及び作動の完
了後、モ−タ6a,6bが共に同一速度で回転してピニ
オンギヤ−7とラック5との噛み合いによりホッパ−2
の左右ホッパ−片2a,2bを同時に同一速度で下降さ
せる。即ち、葉野菜を投入したままのホッパ−2が下降
して下側で待機する空袋10内に挿入される。
【0016】この挿入が規定寸法になると、次にモ−タ
6a,6bが同時に互いに回転差をつけて、あるいは一
方がやや遅れて逆回転を開始し、ホッパ−2を上昇す
る。したがって、この上昇時のホッパ−2は左右側のホ
ッパ−片2a,2bが上下差をつけながら上昇し、内部
に入れられている葉野菜を袋内に放出する。即ち、左右
ホッパ−片2a,2bが互いに上下方向にずれながら上
昇するから、内部の葉野菜は持ち上げられることなくそ
のまま袋内の定位置に残り、またホッパ−2で袋10の
裾部を連れ上げることもない。
【0017】このようにして左右側のホッパ−2a,2
bが一方側が速い上昇速度を保持して上昇するが、その
上昇する所定の位置から、上昇速度が逆転して遅れてい
た側のホッパ−片が高速上昇あるいは先行するホッパ−
片が低速上昇さらにはその両方の変速が行なわれて、左
右ホッパ−片が上端部で停止するときには、初期の同一
高さに復元制御される。
【0018】このホッパ−2の上昇過程の終り側の行程
の適時、前記ソレノイドシリンダ−機構22のソレノイ
ドの励磁が解かれて、袋保持体20による袋保持機能を
解除して元の状態に復帰し葉野菜が詰められた袋が下方
に放出落下してシュ−タ23で受けられ、機外に滑り落
ちて排出される。このような制御は、予め制御部CPU
のソフトの構成や記憶させた制御メモリによって実行さ
れる。
【0019】上記の反復により、作業者が一定周期で作
動して定時間停止するホッパ−2内へ葉野菜を供給する
だけで袋詰めが自動的に行なわれる。尚、ホッパ−2内
に収容させた葉野菜を袋10内に確実に放出するには、
ホッパ−片2aとホッパ−片2bとの上昇時の初期速度
差をできるだけ大きくして、その後に逆転した速度差を
設定することが望ましい。一方側を完全に停止して、他
方だけを上昇停止させた後から他方を上昇させることも
考えられるが、この場合には何れも作動中の速度を高速
にしないと能率が上がらず、停止時間を殆ど無くした形
態でないと高速袋詰めができない。
【0020】前記実施例の形態は、ホッパ−2が上端部
で停止して、そのホッパ−2下方位置に空の袋を開口状
態に待機させる実施例を説明したが、第7図及び第8図
で実施例の構成にすると、空の袋内に先にホッパ−2を
挿入した状態で停止させ、この停止に先の場合と同様ホ
ッパ−2内に葉野菜を投入し、その後に袋保持を開放し
て落下させることができる。
【0021】この場合の実施例は、ガイド軸4を先の実
施例よりも機体の上方にまで伸ばし、ホッパ−2を上昇
させるときにホッパ−2を停止させて葉野菜を供給する
高さよりも更に上方へ移動ならしめ、その上昇上端位置
から下降させて停止する構成となし、この停止位置より
上方側に左右ホッパ−片2a,2bが上動している間に
袋10を載置台9から取り出して、開袋作用、袋保持作
用を完了するよう構成している。これらの一連の作用
は、前述の実施例の場合と同様であり省略する。この実
施例の場合も、袋10内にホッパ−2が挿入されて停止
した状態になるからつぎの行程は左右ホッパ−片2a、
2bが袋外に抜け出る上昇行程になり、このとき、モ−
タ6a,6bの回転速度が異なって一方側が急速に上
昇、他方側が極めてゆっくり上昇し、ホッパ−2内の葉
野菜を確実に袋10内に放出することができる。尚、図
中符号24は第2実施例のガイド軸4の上端部を固定す
ると共に、メタル3部の上動時のカバ−体を構成する箱
状をした枠である。
【0022】実施例中の制御機構の調整器SP1を作業
者が適宜調整設定することにより、ホッパ−2の作動速
度及び停止時間更にはホッパ−片2aとホッパ−片2b
との相対昇降速度差を変えることができる。したがっ
て、葉野菜の種類に応じた調整或は作業者の袋詰め習熟
度に応じた調整が可能になる。この調整器SP1は、そ
の調整種類、例えば昇降速度調整、停止時間調整及び昇
降時等のホッパ−片2aとホッパ−片2bの速度逆転変
速位置の調整ができるように調整器を格別に分離した構
成としている。
【0023】袋詰め後の葉野菜類については、市場へ出
荷されるが、この袋詰め製品をダンボ−ル箱25に人手
により25個乃至30個を詰めて出荷する。このとき、
箱詰め作業の場合ダンボ−ル箱25を垂直にして入れる
と腰を折り曲げたり起立姿勢になったり姿勢変更をしな
いとできない。この作業を楽にするためには、第9図及
び第10図で示したダンボ−ル箱25を載せる載置台2
6が便利である。この載置台26は、ダンボ−ル箱25
に袋詰め製品を詰めるときには該ダンボ−ル箱25が傾
斜して投入口(ハ)が作業者側に向くよう載置台26が
傾斜されており、箱詰め後には下手側へ押し寄せると自
動的に直立する姿勢になるよう載置台26を捩じった構
成にする。また、この載置台26の表面には球体27が
遊嵌状態に埋め込まれて移動抵抗を少なくしている。2
8は支持脚を示す。
【0024】第11図で示した実施例は、袋詰め装置を
多連型に構成して能率向上を図ることを目的としたもの
であり、左右方向に所定の間隔で配列されたホッパ−2
が交互に上昇停止を反復するものであり、ホッパ−2の
上昇停止を待たないで葉野菜類をホッパ−2に供給でき
る。尚、作動機構は、先の実施例と変わる点がないので
省略するが、モ−タによる駆動ピニオン7の中央部のも
のは左右側のホッパ−片2a,2bを同時に昇降作動さ
せることができる。この実施例の場合には葉野菜類の供
給を自動化すれば高能率型の袋詰め装置になる。
【0025】第12図〜第13図で示した実施例は、袋
詰め装置のホッパ−2の形態を改良したもので、先に述
べた各ホッパ−2の形態は左右側に2分割したものであ
った。しかし、この2分割の半割型ホッパ−では、葉野
菜が濡れているとホッパ−2内に葉野菜を入れて袋内に
入れたのち上昇させるときにホッパ−内の葉野菜が付き
上がりすることがある。これを解消するためには、ホッ
パ−2をフオ−ク状に隣接部分を切り欠いだものに2分
割して一方の切欠き部に他方のフオ−クが嵌合する形態
にする。即ち、ホッパ−片2aとホッパ−片2bとが周
面で交互に位置するようにして組み合わせたものにす
る。
【0026】即ち、ホッパ−片2aの鍔部が上側で、そ
の下側にホッパ−片2bの鍔部が重なるようにしてこの
鍔部からそれぞれのホッパ−を構成するフオ−クを取り
付けている。この実施例の場合の各ホッパ−片2a,2
bの昇降は、上昇の過程で下側のホッパ−片2bが上側
のホッパ−片2aを追越すことはできず、あくまで下側
のものは追随して所定の位置で停止することになり、モ
−タ6a,6bによる変速は可能であるが下側のホッパ
−片2bはあくまで低速上昇になり、上端側で先行上昇
するホッパ−片2aに追いつくようやや高速にすること
ができるのみである。したがって、前述のものに比べて
一定の限定枠がある。しかし、ホッパ−2自体がフオ−
ク状になっているから濡れた葉野菜でも確実に袋詰めで
きる。
【0027】第14図〜第16図で示した袋詰め装置の
実施例は、ホッパ−2を横置きにして作動する形態であ
り、この場合には空袋は従前の送風による開袋手段の方
が適する。しかし、袋詰め装置としては下側のホッパ−
片2aと上側のホッパ−片2bとがガイド機枠29で支
持されて水平面内で前後に移動し、下側ホッパ−片2a
が先に葉野菜類を供給する移動横端に移動して停止し、
この停止状態で作業者が該ホッパ−片2a内へ葉野菜を
横置き供給すると、続いて上側ホッパ−片2b停止中の
ホッパ−片2b上面にまで移動して重合した後、続いて
両者ホッパ−辺2a,2bが共に反対側へ同側移動して
袋内に挿入される。その後は、下側ホッパ−片2aが先
行して葉野菜供給横端まで移動して停止する構成になっ
ている。
【0028】したがって、この横移動型の袋詰め装置に
すればホッパ−2内への葉野菜供給が楽になる。第17
図及び第18図で示した袋詰め装置の実施例では、ホッ
パ−2を2重構造にして、下側ホッパ−を適宜振動でき
る技術手段を講じたものである。このものは前述の左右
分割型のホッパ−と異なり、内側ホッパ−2cに外側ホ
ッパ−2dを嵌合してその両者間に隙間tを形成して前
後側からピン30で回動自由に取り付けたホッパ−2の
構造にしている。そして、この外側のホッパ−2dを加
振器31で微振動を付与する構成とし、この加振器31
を袋10内から引き出すときに作動するよう制御部CP
Uから指令信号がでるよう構成する。したがって、葉野
菜が袋内にホッパ−2と共に挿入されていて、その後に
ホッパ−2を抜き出すときには、外側ホッパ−2dが振
動するから袋裾部を該ホッパ−2が付着してめくり上げ
ることがなく、内部の葉野菜も確実に袋内に放出でき
る。
【0029】
【発明の作用効果】この発明によれば、袋載置台に重ね
置きされている袋を取り出す場合には、その最も上側に
位置する袋表面の左右両側隅部(イ)を付着して引き上
げるために袋が引上げ回動の煽り作用で不測に開袋する
ことがなく確実な取り出しができ、次の開袋時には袋口
が閉じられた状態で該袋の左右中間部(ロ)を付着して
前後から引き離すよう開袋するために確実な開袋ができ
る作用効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】側断面図
【図2】平面図
【図3】要部の側面図
【図4】要部の側面図
【図5】要部の背面図
【図6】要部の平面を現した制御回路図
【図7】別例の側断面図
【図8】第7図の平面図
【図9】別例の要部側面図
【図10】第9図の一部破断した正面図
【図11】別例の要部の側断面図
【図12】別例の要部側断面図
【図13】第12図の要部の平断面図
【図14】第12図の要部の平断面図
【図15】別例の要部の斜面図
【図16】要部の背面図
【図17】要部の側断面図
【図18】別例の要部側面図
【図19】第18図の要部の平断面図
【符号の説明】
9 袋載置台 10 袋 11 袋取出機構 12 回動ア−ム 13 袋付着具 18 開袋装置 イ 袋の付着部である左右両側上側隅部 ロ 袋の付着部である左右中間部上位の前後対向部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白石 博昭 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 島本 利二 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製のフイルムで作られた底面が
    開放された葉野菜類を詰める袋10を多数枚重ね合わし
    て載置した袋載置台9からこの載置中の上端部に位置し
    た袋付着用の粘着体付き袋付着具13を取り付けた回動
    ア−ム12により一枚づつ上方へめくり上げて取り出す
    袋取出機構11と、このめくり上げられた袋の前後から
    袋外面を粘着体付き袋付着具により互いに反対前後方向
    に袋外面フイルムを引き離して袋口を開口させる開袋装
    置18において、前記袋取出機構11における袋付着部
    を左右両側上側隅部(イ)に設定し、開袋装置18にお
    ける袋付着部を左右中間部上位の前後対向部(ロ)に設
    定してなる葉野菜類の袋詰め装置の袋取出し開袋装置。
JP26430294A 1994-10-28 1994-10-28 葉野菜類の袋詰装置の袋取出し開袋装置 Expired - Fee Related JP3567504B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015000728A (ja) * 2013-06-13 2015-01-05 ホンダ太陽株式会社 袋開口装置
KR20210077268A (ko) * 2019-12-17 2021-06-25 주식회사 에스에프에이 포장용 백 성형장치
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