JPH08118Y2 - 主軸装置 - Google Patents

主軸装置

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JPH08118Y2
JPH08118Y2 JP3336090U JP3336090U JPH08118Y2 JP H08118 Y2 JPH08118 Y2 JP H08118Y2 JP 3336090 U JP3336090 U JP 3336090U JP 3336090 U JP3336090 U JP 3336090U JP H08118 Y2 JPH08118 Y2 JP H08118Y2
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JP
Japan
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bearing surface
air
radial bearing
spindle
thrust bearing
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JP3336090U
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JPH03123654U (ja
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和彦 杉田
稔彦 嶋
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Toyoda Koki KK
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Toyoda Koki KK
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、主軸の先端に工具を挿着するテーパー状の
取付穴を形成した主軸装置に関するものである。
〈従来の技術〉 かかる主軸装置として例えば、実公昭48-43193号公報
に示すものがある。このものは、第2図に示すように、
主軸本体1に転がり軸受2を介して主軸3を回転可能に
軸承し、この主軸3の先端に図略の工具が挿着されるテ
ーパー状の取付穴4を形成し、前記主軸3に取付穴4に
開口する連通路5と環状溝6を形成し、前記主軸本体1
に環状溝7と連通路8を形成し、外部からのクリーニン
グ用のエアを前記連通路8、環状溝7,6、連通路5を介
して取付穴4より噴出することによって取付穴4を清掃
していた。
〈考案が解決しようとする課題〉 上述したものは、環状溝6,7付近の主軸本体1と主軸
3間の隙間を介して大量のエアが洩れる問題があった。
また、主軸本体1側の連通路7から主軸3側の連通路5
にエアを供給できるように、主軸本体1並びに主軸3に
それぞれ環状溝7,6を形成しなければならず、加工に手
間がかかる問題があった。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、上述した問題点を解決するためになされた
もので、主軸の外周に主軸の回転軸線と略並行なラジア
ル被軸受面と主軸の回転軸線と略直角なスラスト被軸受
面を形成し、本体にラジアル被軸受面並びにスラスト被
軸受面に対応するラジアル軸受面並びにスラスト軸受面
を形成し、ラジアル軸受面並びにスラスト軸受面に軸受
用エアを供給する供給通路を開口させ、ラジアル軸受面
とスラスト軸受面とが交差する部分に環状の凹みを形成
し、この凹みに外部からクリーニング用のエアを供給す
るクリーニングエア通路を本体に形成し、この凹みに一
端が取付穴のテーパー面に開口する噴出孔の他端を開口
させたものである。
〈作用〉 供給通路を介してスラスト軸受面並びにラジアル軸受
から軸受用エアを噴出させることにより、主軸は本体に
回転可能に軸承される。クリーニングエア通路,凹み,
噴出孔を介して取付穴のテーパー面からクリーニング用
エア並びに軸受用エアの一部を噴出させる。このとき、
スラスト軸受面とスラスト被軸受面間並びにラジアル軸
受面とラジアル被軸受面間に軸受用エアによるエアシー
ルが形成されているため、クリーニング用エアはスラス
ト軸受面とスラスト被軸受面間並びにラジアル軸受面と
ラジアル被軸受面間から漏出しない。
〈実施例〉 以下本考案の実施例を第1図に基づいて説明する。10
は主軸本体であり、この主軸本体10に主軸11が回転可能
に軸承されている。主軸本体10には、主軸11の回転軸線
と平行なラジアル軸受面12,13と主軸11の回転軸線と直
交するスラスト軸受面14,15が形成されている。主軸11
にはスラスト軸受面14,15に挟まれる位置にフランジ部2
0が一体形成され、このフランジ部20にスラスト軸受面1
4,15に対応してスラスト被軸受面21,22が形成されてい
る。また、主軸11にはラジアル軸受面12,13に対応して
ラジアル被軸受面23,24が形成されている。主軸本体10
には外部からの加圧された軸受エアを供給する供給通路
30,31,32,33が形成され、各供給通路30,31,32,33の一端
は給気孔34を介してスラスト軸受面14,15並びにラジア
ル軸受面12,13に開口し、この給気孔34は円周方向に複
数設けられている。スラスト軸受面14,15とラジアル軸
受面12,13が交差した部分には環状の凹み35,36がそれぞ
れ形成され、凹み35には外部より加圧されたクリーニン
グ用エアを供給するクリーニングエア通路37の一端が開
口し、凹み36には大気に連通するドレン通路38の一端が
開口している。クリーニングエア通路37の途中には、凹
み35をエアポンプ40と大気に選択的に連通させる電磁切
換弁41が設けられている。前述したラジアル軸受面12,1
3、ラジアル被軸受面23,24、スラスト軸受面14,15、ス
ラスト被軸受面21,22、供給通路30,31,32,33、給気孔34
及びドレン通路38によって気体軸受が構成される。
前記主軸11の先端には、工具42を着脱可能に挿着する
テーパー状の取付穴43が形成され、この取付穴43のテー
パー面44に一端が開口し、他端が前記凹み35に開口する
噴出孔45が主軸11に形成されている。工具42はプルスタ
ッド46が取付けられ、このプルスタッド46を離脱可能に
把持するコレット47が主軸11内に設けられている。
次に上述した構成に基づいて作用を説明する。取付穴
43に工具42を挿着し、プルスタッド46をコレット47で把
持した状態で主軸11を図略のモータにより回転駆動す
る。このとき、電磁切換弁41により凹み35を大気に連通
した状態にし、供給通路30,31,32,33と給気孔34を介し
て軸受用エアを噴出させ、この軸受エアによって主軸11
を回転可能に軸承する。軸受エアはラジアル軸受面12,1
3とラジアル被軸受面23,24間の隙間、スラスト軸受面1
4,15とスラスト被軸受面21,22間の隙間、凹み35,36、ク
リーニングエア通路37を介して大気へ放出される。
工具交換を行うときは主軸11の回転を停止し、次にコ
レット47によるプルスタッド46の把持を解除して図略の
工具交換装置によって主軸11の使用済の工具42を取り出
し、次に使用する工具42を取付穴44に挿着する。使用済
の工具42を取り出し、次に使用する工具42を挿着するま
での間に、電磁切換弁41を凹み35がエアポンプ40に連通
する位置に切り換え、クリーニング用エアをクリーニン
グエア通路37、凹み35、噴出孔45を介して取付穴43のテ
ーパー面44から噴出させるとともに軸受用エアーの一部
を凹み35、噴出孔を介して取付孔43のテーパー面44から
噴出させる。これにより、テーパー面44の清掃がなされ
る。取付穴43のテーパー面44からクリーニング用エアを
噴出する間は、ラジアル軸受面12,13とラジアル被軸受
面23,24間並びにスラスト軸受面14,15とスラスト被軸受
面21,22間に軸受用エアによるエアシールが形成される
ため、ラジアル軸受面12,13とラジアル被軸受面23,24間
の隙間並びにスラスト軸受面14,15とスラスト被軸受面2
1,22間の隙間を介してクリーニング用エアが外部へ漏出
することがない。
前記凹み35は供給通路30,31から噴射される軸受用エ
アのドレン通路として、またクリーニングエア通路37か
ら噴出孔45へクリーニング用エアを供給するための環状
の通路として使用されるため、別個に環状の通路を形成
する手間が省ける。
なお、上述した実施例は、主軸本体10側に凹み35,36
を形成した例について述べたが、主軸11側に形成しても
良い。
〈考案の効果〉 以上述べたように本考案は、主軸の外周に主軸の回転
軸線と略並行なラジアル被軸受面と主軸の回転軸線と略
直角なスラスト被軸受面を形成し、本体にラジアル被軸
受面並びにスラスト被軸受面に対応するラジアル軸受面
並びにスラスト軸受面を形成し、ラジアル軸受面並びに
スラスト軸受面に軸受用エアを供給する供給通路を開口
させ、ラジアル軸受面とスラスト軸受面とが交差する部
分に環状の凹みを形成し、この凹みに外部からクリーニ
ング用のエアを供給するクリーニングエア通路を本体に
形成し、この凹みに一端が取付穴のテーパー面に開口す
る噴出孔の他端を開口させた構成であるので、ラジアル
軸受面とラジアル被軸受面間並びにスラスト軸受面とス
ラスト被軸受面間にエアシールが形成され、クリーニン
グ用エアがラジアル軸受面とラジアル被軸受面間の隙間
並びにスラスト軸受面とスラスト被軸受面間の隙間を介
して外部へ漏出しない利点が得られる。また、環状の凹
みを、軸受用エアのドレン通路並びにクリーニング用エ
ア供給用の環状通路として使用するため、環状通路を個
々に形成するものに比較して加工する手間が省ける利点
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す主軸装置の断面図、第2
図は従来の主軸装置の断面図。 10……主軸本体、11……主軸、12,13……ラジアル軸受
面、14,15……スラスト軸受面、20……フランジ部、21,
22……スラスト被軸受面、23,24……ラジアル被軸受
面、30,31,32,33……供給通路、34……給気孔、35……
凹み、クリーニングエア通路、43……取付孔、44……テ
ーパー面、45……噴出孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体に主軸を回転可能に軸承し、主軸の先
    端に工具が着脱可能に取付けられるテーパー状の取付穴
    を形成し、この取付穴のテーパー面にエアが供給される
    噴出孔を開口させた主軸装置において、前記主軸の外周
    に主軸の回転軸線と略並行なラジアル被軸受面と主軸の
    回転軸線と略直角なスラスト被軸受面を形成し、前記本
    体にラジアル被軸受面並びにスラスト被軸受面に対応す
    るラジアル軸受面並びにスラスト軸受面を形成し、ラジ
    アル軸受面並びにスラスト軸受面に軸受用エアを供給す
    る供給通路を開口させ、ラジアル軸受面とスラスト軸受
    面とが交差する部分に環状の凹みを形成し、この凹みに
    外部からクリーニング用のエアを供給するクリーニング
    エア通路を前記本体に形成し、この凹みに前記噴出孔の
    一端を開口させたことを特徴とする主軸装置。
JP3336090U 1990-03-29 1990-03-29 主軸装置 Expired - Lifetime JPH08118Y2 (ja)

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JP3336090U JPH08118Y2 (ja) 1990-03-29 1990-03-29 主軸装置

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JP3336090U JPH08118Y2 (ja) 1990-03-29 1990-03-29 主軸装置

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Publication Number Publication Date
JPH03123654U JPH03123654U (ja) 1991-12-16
JPH08118Y2 true JPH08118Y2 (ja) 1996-01-10

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