JPH0811827A - アンプル包装方法およびその装置 - Google Patents
アンプル包装方法およびその装置Info
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- JPH0811827A JPH0811827A JP6163311A JP16331194A JPH0811827A JP H0811827 A JPH0811827 A JP H0811827A JP 6163311 A JP6163311 A JP 6163311A JP 16331194 A JP16331194 A JP 16331194A JP H0811827 A JPH0811827 A JP H0811827A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】アンプルをトレイ内に整然と配列包装でき、破
損事故を未然に防止して包装作業の効率化を図り、生産
ラインの稼動率を大巾に向上する。 【構成】トレイｂ内のアンプル収納凹溝にアンプルａの
複数本を包装するものにおいて、各アンプルａが挿入さ
れて、トレイｂ上に仕切られて載置されるワークガイド
１をトレイ上方にトレイの移動方向に並列配備し、該ワ
ークガイド１，１間にそれぞれ挿入され、アンプル端に
当接するワークストッパ２を前記トレイａの移動方向に
直交して垂下固定擦ると共に、このワークストッパ２に
当接停止したアンプルａの後方位置に対接されるワーク
挿入フラップ３を回動自在に備え、かつ前記ワークガイ
ド１とワークストッパ２及びワーク挿入フラップ３とで
囲まれたアンプルａの上方に一つ置きで互い違いに突設
されたワーク押込片４，５を昇降自在に装備したこと
で、アンプルの破損事故を可及的になくして、アンプル
をトレイに安全で能率良好に供給保持して安定した包装
ができ、歩留まり向上と生産効率の大巾な向上とを可能
とする。
損事故を未然に防止して包装作業の効率化を図り、生産
ラインの稼動率を大巾に向上する。 【構成】トレイｂ内のアンプル収納凹溝にアンプルａの
複数本を包装するものにおいて、各アンプルａが挿入さ
れて、トレイｂ上に仕切られて載置されるワークガイド
１をトレイ上方にトレイの移動方向に並列配備し、該ワ
ークガイド１，１間にそれぞれ挿入され、アンプル端に
当接するワークストッパ２を前記トレイａの移動方向に
直交して垂下固定擦ると共に、このワークストッパ２に
当接停止したアンプルａの後方位置に対接されるワーク
挿入フラップ３を回動自在に備え、かつ前記ワークガイ
ド１とワークストッパ２及びワーク挿入フラップ３とで
囲まれたアンプルａの上方に一つ置きで互い違いに突設
されたワーク押込片４，５を昇降自在に装備したこと
で、アンプルの破損事故を可及的になくして、アンプル
をトレイに安全で能率良好に供給保持して安定した包装
ができ、歩留まり向上と生産効率の大巾な向上とを可能
とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、アンプル、その他ガラ
スなど、もろいまたは衝撃に敏感な物品類、それらに類
似するものの複数本を緩衝用トレイに収納、配列包装す
るアンプル等の包装方法およびその装置に関するもので
ある。
スなど、もろいまたは衝撃に敏感な物品類、それらに類
似するものの複数本を緩衝用トレイに収納、配列包装す
るアンプル等の包装方法およびその装置に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来のアンプルは、取引上複数本を合成
樹脂製トレイに並列に配列して緩衝包装された状態でケ
ースに収納されて取扱われるために、コンベアで搬送さ
れるトレイの複数条の凹溝上にアンプルの複数本をロボ
ットで運び込んでから各凹溝内に押込片で一遍に押圧嵌
装する自動包装装置が用いられている。
樹脂製トレイに並列に配列して緩衝包装された状態でケ
ースに収納されて取扱われるために、コンベアで搬送さ
れるトレイの複数条の凹溝上にアンプルの複数本をロボ
ットで運び込んでから各凹溝内に押込片で一遍に押圧嵌
装する自動包装装置が用いられている。
【０００３】
【発明が解決する課題】ところが、このアンプル包装装
置では、搬送されるトレイ上に供給手段で複数本のアン
プルが運び込まれるが、このアンプルは必ずしもトレイ
のアンプル収納凹溝に合致する位置に供給されないし、
正規に供給されてもトレイの移動中に振動などの外力に
よって位置ずれ現象が発生した状態下でアンプル押込工
程により、押込み挿入すると、アンプルの破損・折れな
どが発生しやすく、また、複数本のアンプルを同時に押
込片によってトレイの凹溝内に押込むと、隣接する凹溝
間の緩衝壁による抵抗が大きく、アンプルを押しつぶし
たり、破損したりすることが少なくなく、一旦破損発生
があると、破損したアンプルは、トレイ上に残存したま
まで箱詰め化されるか、目視検査工程でも排除される
が、アンプル破損により内容液の飛散・押込み装置、ア
ンプル検査装置等へのトラブル発生・設備運転停止等の
原因となり、生産性効率への障害となる。即ち、不良品
の排除や設備調整のために生産ラインの停止などで稼動
率低下を来して生産性をあげられない問題があった。本
発明は、これら従来の欠点を排除しようとするもので、
アンプルの破損事故を可及的になくし、安全で能率良好
にアンプルをトレイに整列押込む安定した包装ができる
アンプル包装方法およびその装置を提供することを目的
としたものである。
置では、搬送されるトレイ上に供給手段で複数本のアン
プルが運び込まれるが、このアンプルは必ずしもトレイ
のアンプル収納凹溝に合致する位置に供給されないし、
正規に供給されてもトレイの移動中に振動などの外力に
よって位置ずれ現象が発生した状態下でアンプル押込工
程により、押込み挿入すると、アンプルの破損・折れな
どが発生しやすく、また、複数本のアンプルを同時に押
込片によってトレイの凹溝内に押込むと、隣接する凹溝
間の緩衝壁による抵抗が大きく、アンプルを押しつぶし
たり、破損したりすることが少なくなく、一旦破損発生
があると、破損したアンプルは、トレイ上に残存したま
まで箱詰め化されるか、目視検査工程でも排除される
が、アンプル破損により内容液の飛散・押込み装置、ア
ンプル検査装置等へのトラブル発生・設備運転停止等の
原因となり、生産性効率への障害となる。即ち、不良品
の排除や設備調整のために生産ラインの停止などで稼動
率低下を来して生産性をあげられない問題があった。本
発明は、これら従来の欠点を排除しようとするもので、
アンプルの破損事故を可及的になくし、安全で能率良好
にアンプルをトレイに整列押込む安定した包装ができる
アンプル包装方法およびその装置を提供することを目的
としたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、間歇的に搬送
されてくるトレイ内に複数本のアンプルを整列し押込み
包装する方法において、複数本のアンプルをトレイ上
に、該トレイの移動方向に沿ってワークガイドで並列し
て仕切り、各ワークガイド間のアンプルをトレイと共に
移送して、アンプルの一端をワークストッパに当接して
一列に整列したのち、アンプルの他端をワーク挿入フラ
ップで整列して前記ワークガイド間のアンプルをそれぞ
れワークストッパとワーク挿入フラップとで囲み、次い
で四方を囲まれた各アンプルを一つ置きで互い違いに微
小時間差をあけて段違ワーク押込片で順次トレイ内のア
ンプル収納凹溝に押込むことでアンプルを包装するもの
である。また、本発明は、間歇的に搬送されるトレイ内
のアンプル剤収納凹溝にアンプルを整列押込む包装装置
において、各アンプルが挿入されてトレイ上に仕切られ
て載置されるワークガイドをトレイ上方でトレイの移動
方向に並列配備し、該ワークガイド間にそれぞれ挿入さ
れ、アンプル端に当接するワークストッパを前記トレイ
の移動方向に直交して垂下固定すると共に、このワーク
ストッパに当接停止したアンプルの後方位置に対接され
るワーク挿入フラップを回動自在に備え、かつ前記ワー
クガイドとワークストッパ及びワーク挿入フラップとで
囲まれたアンプル上方に一つ置きで互い違いに突設され
たワーク押込片を昇降自在に装備したものである。
されてくるトレイ内に複数本のアンプルを整列し押込み
包装する方法において、複数本のアンプルをトレイ上
に、該トレイの移動方向に沿ってワークガイドで並列し
て仕切り、各ワークガイド間のアンプルをトレイと共に
移送して、アンプルの一端をワークストッパに当接して
一列に整列したのち、アンプルの他端をワーク挿入フラ
ップで整列して前記ワークガイド間のアンプルをそれぞ
れワークストッパとワーク挿入フラップとで囲み、次い
で四方を囲まれた各アンプルを一つ置きで互い違いに微
小時間差をあけて段違ワーク押込片で順次トレイ内のア
ンプル収納凹溝に押込むことでアンプルを包装するもの
である。また、本発明は、間歇的に搬送されるトレイ内
のアンプル剤収納凹溝にアンプルを整列押込む包装装置
において、各アンプルが挿入されてトレイ上に仕切られ
て載置されるワークガイドをトレイ上方でトレイの移動
方向に並列配備し、該ワークガイド間にそれぞれ挿入さ
れ、アンプル端に当接するワークストッパを前記トレイ
の移動方向に直交して垂下固定すると共に、このワーク
ストッパに当接停止したアンプルの後方位置に対接され
るワーク挿入フラップを回動自在に備え、かつ前記ワー
クガイドとワークストッパ及びワーク挿入フラップとで
囲まれたアンプル上方に一つ置きで互い違いに突設され
たワーク押込片を昇降自在に装備したものである。
【０００５】
【作用】シュータ上に運搬されてくるトレイに複数本の
アンプルが、ピッカーなどのロボットで供給載置される
際に、トレイ上方に位置するワークガイド間にアンプル
が挿入されて仕切載置され、このワークガイドで変位が
なく凹溝上に正確に方向づけられて配列保持される。次
いで、トレイが移動して定位置に停止すると、アンプル
の前方に垂下固定されるワークストッパにアンプルが当
接し、該ワークストッパに対設されるワーク挿入フラッ
プが回動して後方で垂下対向し、トレイ凹溝上に載置さ
れているアンプルを挟んだ状態で前後位置を修正したの
ち、引き続き、各凹溝の一つおきで、互い違いに突設さ
れた、ワーク押込片を上方から順次降下させると、ワー
クガイド，ワークストッパ、ワーク挿入フラップで囲ま
れたアンプルが凹溝内に押し込まれるが、最初に奇数番
列のアンプルを一遍に凹溝に嵌入したのち、続いて偶数
番列のアンプルが凹溝に嵌入され、若干の時間差例えば
０．６〜０．７秒差があって、トレイ内の凹溝に押込ま
れるので、トレイの凹溝間の緩衝壁の変形に余裕ができ
てアンプルの嵌入を容易で安全に能率よく行われる。そ
してこのアンプルの押込み後に、押込片及びワーク挿入
フラップを元に戻して次の操作に備えると共に、シュー
タ上のトレイの移動で次工程へ流していくものである。
アンプルが、ピッカーなどのロボットで供給載置される
際に、トレイ上方に位置するワークガイド間にアンプル
が挿入されて仕切載置され、このワークガイドで変位が
なく凹溝上に正確に方向づけられて配列保持される。次
いで、トレイが移動して定位置に停止すると、アンプル
の前方に垂下固定されるワークストッパにアンプルが当
接し、該ワークストッパに対設されるワーク挿入フラッ
プが回動して後方で垂下対向し、トレイ凹溝上に載置さ
れているアンプルを挟んだ状態で前後位置を修正したの
ち、引き続き、各凹溝の一つおきで、互い違いに突設さ
れた、ワーク押込片を上方から順次降下させると、ワー
クガイド，ワークストッパ、ワーク挿入フラップで囲ま
れたアンプルが凹溝内に押し込まれるが、最初に奇数番
列のアンプルを一遍に凹溝に嵌入したのち、続いて偶数
番列のアンプルが凹溝に嵌入され、若干の時間差例えば
０．６〜０．７秒差があって、トレイ内の凹溝に押込ま
れるので、トレイの凹溝間の緩衝壁の変形に余裕ができ
てアンプルの嵌入を容易で安全に能率よく行われる。そ
してこのアンプルの押込み後に、押込片及びワーク挿入
フラップを元に戻して次の操作に備えると共に、シュー
タ上のトレイの移動で次工程へ流していくものである。
【０００６】
【実施例】本発明の実施例を図１及至図４の例で説明す
ると、シュータｃ上にベルト状に連設されたトレイｂが
間歇的に搬送され、該トレイｂ内のポケット即ちアンプ
ル収納凹溝にアンプルａの複数本を整列押込んで包装す
る装置において、各アンプルａが挿入されて、トレイｂ
上に仕切られて載置されるワークガイド１をトレイ上方
にトレイの移動方向に並列配備し、該ワークガイド１，
１間にそれぞれ挿入され、アンプル端に当接するワーク
ストッパ２を前記トレイｂの移動方向に直交して垂下固
定すると共に、このワークストッパ２に当接停止したア
ンプルａの後方位置に対接されるワーク挿入フラップ３
を回動自在に備え、かつ前記ワークガイド１とワークス
トッパ２及びワーク挿入フラップ３とで囲まれたアンプ
ルａの上方に一つ置きで互い違いに突設されたワーク押
込片４，５を昇降自在に装備してアンプル包装装置とし
てある。そして間歇的に搬送されてくるトレイｂ内に複
数本のアンプルａを整列し押込み包装する方法におい
て、複数本のアンプルａをトレイｂ上に、該トレイｂの
移動方向に沿ってワークガイド１で並列して仕切り、各
ワークガイド間のアンプルをトレイｂと共に移送して、
アンプルａの一端をワークストッパ２に当接して一列に
整列したのち、アンプルａの他端をワーク挿入フラップ
３で整列して前記ワークガイド１，１間のアンプルａを
それぞれワークストッパ２とワーク挿入フラップ３とで
囲み、次いで四方を囲まれた各アンプルａを一つ置きで
互い違いに微小時間差をあけて、段違ワーク押込片４，
５で順次トレイ内のアンプル収納凹溝に押込むようにな
っている。
ると、シュータｃ上にベルト状に連設されたトレイｂが
間歇的に搬送され、該トレイｂ内のポケット即ちアンプ
ル収納凹溝にアンプルａの複数本を整列押込んで包装す
る装置において、各アンプルａが挿入されて、トレイｂ
上に仕切られて載置されるワークガイド１をトレイ上方
にトレイの移動方向に並列配備し、該ワークガイド１，
１間にそれぞれ挿入され、アンプル端に当接するワーク
ストッパ２を前記トレイｂの移動方向に直交して垂下固
定すると共に、このワークストッパ２に当接停止したア
ンプルａの後方位置に対接されるワーク挿入フラップ３
を回動自在に備え、かつ前記ワークガイド１とワークス
トッパ２及びワーク挿入フラップ３とで囲まれたアンプ
ルａの上方に一つ置きで互い違いに突設されたワーク押
込片４，５を昇降自在に装備してアンプル包装装置とし
てある。そして間歇的に搬送されてくるトレイｂ内に複
数本のアンプルａを整列し押込み包装する方法におい
て、複数本のアンプルａをトレイｂ上に、該トレイｂの
移動方向に沿ってワークガイド１で並列して仕切り、各
ワークガイド間のアンプルをトレイｂと共に移送して、
アンプルａの一端をワークストッパ２に当接して一列に
整列したのち、アンプルａの他端をワーク挿入フラップ
３で整列して前記ワークガイド１，１間のアンプルａを
それぞれワークストッパ２とワーク挿入フラップ３とで
囲み、次いで四方を囲まれた各アンプルａを一つ置きで
互い違いに微小時間差をあけて、段違ワーク押込片４，
５で順次トレイ内のアンプル収納凹溝に押込むようにな
っている。
【０００７】前記ワークガイド１としては、間隔をおい
て簀子状にベース下部で、トレイｂの移動方向に並列さ
れたものであって、トレイ上のアンプル載置位置からト
レイｂの搬送後のトレイ凹溝位置まで延設され、取付金
具６に支杆７，７で保持されベース８に取付けられてい
て、トレイｂの移動でアンプルａをワークガイド１、１
間に誘導して整列しつつ流すようになっている。
て簀子状にベース下部で、トレイｂの移動方向に並列さ
れたものであって、トレイ上のアンプル載置位置からト
レイｂの搬送後のトレイ凹溝位置まで延設され、取付金
具６に支杆７，７で保持されベース８に取付けられてい
て、トレイｂの移動でアンプルａをワークガイド１、１
間に誘導して整列しつつ流すようになっている。
【０００８】また、前記ワークストッパ２は、図３及び
図５〜７に示すように、櫛状板で支軸９に支持され前記
ワークガイド１，１間に舌片がそれぞれ挿入配備され、
該支軸９をレバー１０を介してスプリング１１で張装保
持し、アンプルａが移動して当接した際に、緩衝的に受
け止めショクアグソーバーの役目をはたすことが考慮さ
れアンプルａの破損を防止してある。
図５〜７に示すように、櫛状板で支軸９に支持され前記
ワークガイド１，１間に舌片がそれぞれ挿入配備され、
該支軸９をレバー１０を介してスプリング１１で張装保
持し、アンプルａが移動して当接した際に、緩衝的に受
け止めショクアグソーバーの役目をはたすことが考慮さ
れアンプルａの破損を防止してある。
【０００９】さらに前記ワーク挿入フラップ３も、図３
及び図５〜７のように櫛状板であってブラケット１７，
１７上の支軸１３に支持され前記ワークガイド１，１間
に挿脱自在に配備され、前記支軸１３をレバー１２を介
してシリンダ１４に連結し、該シリンダ１４をスクリュ
ウ１５で角度調節できるブラケット１６に取付け、ワー
ク挿入フラップ３の均してアンプルａの位置ずれを修正
できる形態としてアンプルａを規定の範囲内に安全に存
在させるように配慮されている。そして複数のアンプル
ａがトレイｂの押込み動作に適さない位置や姿勢にあっ
ても、これを修正して押込み動作に適した位置、姿勢に
整列してトレイｂからのアンプルａの飛び出し、アンプ
ル破損をなくし、しかもアンプル押込み不足もなく、ア
ンプル首折れやアンプルの傷を減少して品質向上に役立
ててある。
及び図５〜７のように櫛状板であってブラケット１７，
１７上の支軸１３に支持され前記ワークガイド１，１間
に挿脱自在に配備され、前記支軸１３をレバー１２を介
してシリンダ１４に連結し、該シリンダ１４をスクリュ
ウ１５で角度調節できるブラケット１６に取付け、ワー
ク挿入フラップ３の均してアンプルａの位置ずれを修正
できる形態としてアンプルａを規定の範囲内に安全に存
在させるように配慮されている。そして複数のアンプル
ａがトレイｂの押込み動作に適さない位置や姿勢にあっ
ても、これを修正して押込み動作に適した位置、姿勢に
整列してトレイｂからのアンプルａの飛び出し、アンプ
ル破損をなくし、しかもアンプル押込み不足もなく、ア
ンプル首折れやアンプルの傷を減少して品質向上に役立
ててある。
【００１０】前記ワーク押込片４，５としては、クッシ
ョンゴム４1 ，５1 、を下面に備え、間隔をおいて取付
部材２４，２５に並列突設されたものであって、該取付
部材２４，２５をガイドロッド２２，２３でベース８，
１８に昇降自在に装備され、かつ該ベース８，１８に設
けたそれぞれシリンダ１９，２０に連結し、前記トレイ
上に配列された複数本のアンプルａの奇数番目と偶数番
目とをそれぞれ時間差例えば０．６〜０．７秒の時間差
をつけて分離して順次押込む構成とし、トレイ内の凹溝
中に安全に嵌装保持できるようにしてある。（図６及び
図７）
ョンゴム４1 ，５1 、を下面に備え、間隔をおいて取付
部材２４，２５に並列突設されたものであって、該取付
部材２４，２５をガイドロッド２２，２３でベース８，
１８に昇降自在に装備され、かつ該ベース８，１８に設
けたそれぞれシリンダ１９，２０に連結し、前記トレイ
上に配列された複数本のアンプルａの奇数番目と偶数番
目とをそれぞれ時間差例えば０．６〜０．７秒の時間差
をつけて分離して順次押込む構成とし、トレイ内の凹溝
中に安全に嵌装保持できるようにしてある。（図６及び
図７）
【００１１】なお、前記ベース８，１８は、図７及び図
８に示すように立設状態に連結杆で一体にフレーム２６
に組立て、シュータＣ上にワンステージにまとめてあっ
て、ブラケット２６1 をヒンジプレート２７に支軸２８
で回動自在にヒンジベース２９に固定し、前記シュータ
ｃ上に装着してあって、シュータｃに対してワークガイ
ド１を含む供給機構全体が支軸２８を中心として回動し
て持ち上げられ、支軸３０に設けた係止爪３１で掛け止
めシュータｃ上を開放してトレイｂ内の点検設備作業並
びに部品交換作業がしやすくしてあり、シュータｃ上に
降ろしたときには固定ネジ３２で定着できるようにして
ある。
８に示すように立設状態に連結杆で一体にフレーム２６
に組立て、シュータＣ上にワンステージにまとめてあっ
て、ブラケット２６1 をヒンジプレート２７に支軸２８
で回動自在にヒンジベース２９に固定し、前記シュータ
ｃ上に装着してあって、シュータｃに対してワークガイ
ド１を含む供給機構全体が支軸２８を中心として回動し
て持ち上げられ、支軸３０に設けた係止爪３１で掛け止
めシュータｃ上を開放してトレイｂ内の点検設備作業並
びに部品交換作業がしやすくしてあり、シュータｃ上に
降ろしたときには固定ネジ３２で定着できるようにして
ある。
【００１２】この実施例では、図９に示すようにシュー
タｃ上に移動とするベルト状のトレイｂ上に、ピッカー
などのロボットｄで運搬載置される複数本のアンプルａ
をワークガイドで方向づけてトレイ凹溝に配列して、安
全能率的に押し込んで梱包するもので、整列押込操作を
トレイｂの動きを活用してアンプルａの破損事故なく行
わせるもので、ワンステージにコンパクトな機構として
生産ラインの適宜位置に単数または複数配設して用いら
れる。前記トレイｂの間歇的な動きで定位置に送られて
停止すると、ワークガイド１，１間に沿って移動してく
るアンプルａの前方に垂下固定されるワークストッパ２
にアンプルａが当接し、該ワークストッパ２に対設され
後方にあるワーク挿入フラップ３が回動して垂下対向し
トレイ凹溝上に載置されているアンプルａを挟んだ状態
で前後位置を均して修正したのち、引き続き、各凹溝の
一つおきで、互い違いに突設された、ワーク押込片４，
５を上方から順次降下させて周囲をワークガイド１，
１，ワークストッパ２，ワーク挿入フラップ３で囲まれ
たアンプルａを凹溝内に押し込むのに、最初に奇数番列
のアンプルａを一遍に凹溝に嵌入したのち、続いて偶数
番列のアンプルａが凹溝に嵌入され若干の時間差例えば
０．６〜０．７秒差があって、トレイ内の凹溝に押込ま
れるので、トレイｂの凹溝間の緩衝壁の変形に余裕がで
きてアンプルａの嵌入を容易で破損なく安全に能率よく
行われ生産性を著しく向上できるものである。
タｃ上に移動とするベルト状のトレイｂ上に、ピッカー
などのロボットｄで運搬載置される複数本のアンプルａ
をワークガイドで方向づけてトレイ凹溝に配列して、安
全能率的に押し込んで梱包するもので、整列押込操作を
トレイｂの動きを活用してアンプルａの破損事故なく行
わせるもので、ワンステージにコンパクトな機構として
生産ラインの適宜位置に単数または複数配設して用いら
れる。前記トレイｂの間歇的な動きで定位置に送られて
停止すると、ワークガイド１，１間に沿って移動してく
るアンプルａの前方に垂下固定されるワークストッパ２
にアンプルａが当接し、該ワークストッパ２に対設され
後方にあるワーク挿入フラップ３が回動して垂下対向し
トレイ凹溝上に載置されているアンプルａを挟んだ状態
で前後位置を均して修正したのち、引き続き、各凹溝の
一つおきで、互い違いに突設された、ワーク押込片４，
５を上方から順次降下させて周囲をワークガイド１，
１，ワークストッパ２，ワーク挿入フラップ３で囲まれ
たアンプルａを凹溝内に押し込むのに、最初に奇数番列
のアンプルａを一遍に凹溝に嵌入したのち、続いて偶数
番列のアンプルａが凹溝に嵌入され若干の時間差例えば
０．６〜０．７秒差があって、トレイ内の凹溝に押込ま
れるので、トレイｂの凹溝間の緩衝壁の変形に余裕がで
きてアンプルａの嵌入を容易で破損なく安全に能率よく
行われ生産性を著しく向上できるものである。
【００１３】なお、前記トレイｂの搬送ラインは、水平
方向に移動する設備としてあるが進行方向に向かって登
り方向或いは下り方向に傾斜した移動ラインとして、ア
ンプルａの整列しやすい形態とすることや、トレイｂの
ポケット即ちアンプル収納凹溝との対応を適確化するこ
とも配慮される。この場合前記ワークガイド１を含む整
列機構およびワーク押込機構の配置は傾斜ラインに対応
してセットされ、アンプルをトレイのポケットと合致さ
せアンプル破損が発生しないように押込めるようにして
ある。
方向に移動する設備としてあるが進行方向に向かって登
り方向或いは下り方向に傾斜した移動ラインとして、ア
ンプルａの整列しやすい形態とすることや、トレイｂの
ポケット即ちアンプル収納凹溝との対応を適確化するこ
とも配慮される。この場合前記ワークガイド１を含む整
列機構およびワーク押込機構の配置は傾斜ラインに対応
してセットされ、アンプルをトレイのポケットと合致さ
せアンプル破損が発生しないように押込めるようにして
ある。
【００１４】
【発明の効果】本発明は、複数本のアンプルをトレイ上
に、該トレイの移動方向に沿ってワークガイドで並列し
て仕切り、各ワークガイド間のアンプルをトレイと共に
移送して、アンプルの一端をワークストッパに当接して
一列に整列したのち、アンプルの他端をワーク挿入フラ
ップで整列して前記ワークガイド間のアンプルをそれぞ
れワークストッパとワーク挿入フラップとで囲み、次い
で四方を囲まれた各アンプルを一つ置きで互い違いに微
小時間差をあけて段違ワーク押込片で順次トレイ内のア
ンプル収納凹溝に押込むことにより、アンプルの飛び出
しや姿勢不良がなく押込み動作に適した位置にアンプル
を保持して押込みアンプルの破損事故を可及的になく
し、安全で能率良好にアンプルをトレイに整列押込んで
安定した包装ができ歩留まりを向上すると共に、アンプ
ルの生産ラインの停止が殆どなく生産稼動効率をも大巾
に向上できるし、生産ラインにワンステージのコンパク
トな機構で整列位置修正並びに押込み装着を組込むこと
ができ包装作業が安定して行なえ保守点検も著しく楽で
ある取扱い容易なものとすることができる。
に、該トレイの移動方向に沿ってワークガイドで並列し
て仕切り、各ワークガイド間のアンプルをトレイと共に
移送して、アンプルの一端をワークストッパに当接して
一列に整列したのち、アンプルの他端をワーク挿入フラ
ップで整列して前記ワークガイド間のアンプルをそれぞ
れワークストッパとワーク挿入フラップとで囲み、次い
で四方を囲まれた各アンプルを一つ置きで互い違いに微
小時間差をあけて段違ワーク押込片で順次トレイ内のア
ンプル収納凹溝に押込むことにより、アンプルの飛び出
しや姿勢不良がなく押込み動作に適した位置にアンプル
を保持して押込みアンプルの破損事故を可及的になく
し、安全で能率良好にアンプルをトレイに整列押込んで
安定した包装ができ歩留まりを向上すると共に、アンプ
ルの生産ラインの停止が殆どなく生産稼動効率をも大巾
に向上できるし、生産ラインにワンステージのコンパク
トな機構で整列位置修正並びに押込み装着を組込むこと
ができ包装作業が安定して行なえ保守点検も著しく楽で
ある取扱い容易なものとすることができる。
【図１】本発明の実施例を示し、一部切断正面図で図２
のＡ−Ａ線における正面図である。
のＡ−Ａ線における正面図である。
【図２】図１のＢ−Ｂ線における縦断面図である。
【図３】図１のＣ−Ｃ線における縦断面図である。
【図４】図２のＤ−Ｄ線における切断正面図である。
【図５】図２のワーク挿入フラップの側面図である。
【図６】図２のワーク押込片の側面図である。
【図７】図６のＥ−Ｅ線における正面図である。
【図８】図１の例の一作動状態の正面図である。
【図９】図１の例の使用状態の側面図である。
ａ アンプル ｂ トレイ ｃ シュータ １ ワークガイド ２ ワークストッパ ３ ワーク挿入フラップ ４ ワーク押込片 ４1 クッションゴム ５ ワーク押込片 ５1 クッションゴム ６ 取付金具 ７ 支杆 ８ ベース ９ 支軸 １０ レバー １１ スプリング １２ レバー １３ 支軸 １４ シリンダ １５ スクリュウ １６ ブラケット １７ ブラケット １８ ベース １９，２０ シリンダ ２２，２３ ガイドロッド ２４，２５ 取付部材 ２６ フレーム ２６1 ブラケット ２７ ヒンジプレート ３１ 係止爪
フロントページの続き (72)発明者 橋本 治樹 滋賀県野洲郡野洲町大字高木249−５ (72)発明者 西川 正一 滋賀県蒲生郡日野町大字大窪107 (72)発明者 山本 哲也 滋賀県愛知郡愛知川町長野2386−10 (72)発明者 ▲吉▼川 清 東京都墨田区本所一丁目３番７号 ライオ ンエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 中村 一彦 東京都墨田区本所一丁目３番７号 ライオ ンエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 田代 茂 東京都墨田区本所一丁目３番７号 ライオ ンエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 安部 洋克 東京都墨田区本所一丁目３番７号 ライオ ンエンジニアリング株式会社内
Claims (7)
- 【請求項１】 間歇的に搬送されてくるトレイ内に複数
本のアンプルを整列し押込み包装する方法において、複
数本のアンプルをトレイ上に、該トレイの移動方向に沿
ってワークガイドで並列して仕切り、各ワークガイド間
のアンプルをトレイと共に移送して、アンプルの一端を
ワークストッパに当接して一列に整列したのち、アンプ
ルの他端をワーク挿入フラップで整列して前記ワークガ
イド間のアンプルをそれぞれワークストッパとワーク挿
入フラップとで囲み、次いで四方を囲まれた各アンプル
を一つ置きで互い違いに微小時間差をあけて段違ワーク
押込片で順次トレイ内のアンプル収納凹溝に押込むこと
を特徴とするアンプル包装方法。 - 【請求項２】 前記アンプルの複数本が、並列状態で、
前記ワークガイド間に一度に挿入されつつトレイ上に載
置供給されるものであって、ワークガイド間に沿って移
送され、配列維持されたアンプルの奇数番目と偶数番目
とのアンプルをそれぞれ分離して順次指定数一括して押
し込む請求項１記載のアンプル包装方法。 - 【請求項３】 間歇的に搬送されるトレイ内のアンプル
収納凹溝にアンプルを整列押込む包装装置において、各
アンプルが挿入されてトレイ上に仕切られて載置される
ワークガイドをトレイ上方でトレイの移動方向に並列配
備し、該ワークガイド間にそれぞれ挿入され、アンプル
端に当接するワークストッパを前記トレイの移動方向に
直交して垂下固定すると共に、このワークストッパに当
接停止したアンプルの後方位置に対接されるワーク挿入
フラップを回動自在に備え、かつ前記ワークガイドとワ
ークストッパ及びワーク挿入フラップとで囲まれたアン
プル上方に一つ置きで互い違いに突設されたワーク押込
片を昇降自在に装備したことを特徴とするアンプル包装
装置。 - 【請求項４】 前記ワークガイドが、間隔をおいて簀子
状にベース下部に並列されたものであって、トレイ上の
アンプル載置位置からトレイの搬送後のトレイ凹溝位置
まで延設されている請求項３記載のアンプル包装装置。 - 【請求項５】 前記ワーク挿入フラップが、櫛状板であ
って支軸に支持され前記ワークガイド間に挿脱自在に配
備され、前記支軸をレバーを介してシリンダに連結し、
該シリンダを角度調節できるブラケットに取付けた請求
項３または４記載のアンプル包装装置。 - 【請求項６】 前記ワークストッパが、櫛状板で支軸に
支持され前記ワークガイド間に挿入配備され、該支軸を
レバーを介してスプリングで張装保持した請求項３，４
または５記載のアンプル包装装置。 - 【請求項７】 前記ワーク押込片が、クッションゴムを
下面に備え、間隔をおいて取付部材に並列突設されたも
のであって、該取付部材をガイドロッドでベースに昇降
自在に装備され、かつ該ベースに設けたシリンダに連結
し、前記トレイ上に配列されたアンプルの奇数番目と偶
数番目とをそれぞれ分離して押込む構成とした請求項
３，４，５，または６記載のアンプル包装装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16331194A JP3350224B2 (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | アンプル包装方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16331194A JP3350224B2 (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | アンプル包装方法およびその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0811827A true JPH0811827A (ja) | 1996-01-16 |
| JP3350224B2 JP3350224B2 (ja) | 2002-11-25 |
Family
ID=15771426
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16331194A Expired - Fee Related JP3350224B2 (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | アンプル包装方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3350224B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3103730A1 (de) * | 2015-06-09 | 2016-12-14 | UHLMANN PAC-SYSTEME GmbH & Co. KG | Verfahren zum befüllen von verpackungsaufnahmen |
| EP3103731A1 (de) * | 2015-06-09 | 2016-12-14 | UHLMANN PAC-SYSTEME GmbH & Co. KG | Eindrückvorrichtung zum eindrücken von produkten in verpackungsaufnahmen |
-
1994
- 1994-06-23 JP JP16331194A patent/JP3350224B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3103730A1 (de) * | 2015-06-09 | 2016-12-14 | UHLMANN PAC-SYSTEME GmbH & Co. KG | Verfahren zum befüllen von verpackungsaufnahmen |
| EP3103731A1 (de) * | 2015-06-09 | 2016-12-14 | UHLMANN PAC-SYSTEME GmbH & Co. KG | Eindrückvorrichtung zum eindrücken von produkten in verpackungsaufnahmen |
| CN106240863A (zh) * | 2015-06-09 | 2016-12-21 | 乌尔曼包装系统有限责任及合伙两合公司 | 用于填充包装保持器的方法 |
| US10343804B2 (en) | 2015-06-09 | 2019-07-09 | Uhlmann Pac-Systeme Gmbh & Co. Kg | Method for filling packaging holders |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3350224B2 (ja) | 2002-11-25 |
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