JPH08117427A - 遊技場管理装置 - Google Patents

遊技場管理装置

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Publication number
JPH08117427A
JPH08117427A JP27981394A JP27981394A JPH08117427A JP H08117427 A JPH08117427 A JP H08117427A JP 27981394 A JP27981394 A JP 27981394A JP 27981394 A JP27981394 A JP 27981394A JP H08117427 A JPH08117427 A JP H08117427A
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computer
island
cpu
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JP27981394A
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English (en)
Inventor
Mitsuharu Kitajima
光晴 北島
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Suncorporation
Original Assignee
Sun Electronics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パチンコ遊技機から排出されるパチンコ玉を
計数した後も、計数したパチンコ玉をパチンコ遊技機か
ら排出させて獲得したパチンコ玉による再遊技ができ、
パチンコ玉を島内で還元されるようにすること。 【構成】 排出されたパチンコ玉を計数のために台計数
機4に投入させることにより、パチンコ玉を島内に還元
すると共に、台コンピュータDCPUに配備された貯玉
残高記憶更新手段により、台計数機4からの玉検出信号
に基づいて計数玉数を算出して貯玉残高に積算記憶し、
引落玉数入力手段44を用いてパチンコ玉の貸し出す際
には、引落玉数入力手段44よりの引落信号に対応する
引落玉数が貯玉残高の範囲内である場合に限って、パチ
ンコ遊技機2に引落玉数のパチンコ玉の貸出しを許容す
ると共に、記憶された貯玉残高から引落玉数を減算して
貯玉残高を更新記憶する。ホストコンピュータHCPU
のファイル手段14に識別コード毎に貯玉残高を保存す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、パチンコ遊技
場に設置されたパチンコ遊技機を管理する遊技場管理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、先に、 イ. 識別コードを記憶した可搬性記憶手段。 ロ. 遊技機に配備され、前記可搬性記憶手段に接離自
在に接続して、可搬性記憶手段の識別コードを読込む識
別コード読込み手段。 ハ. 識別データ記憶領域と遊技球貯溜数記憶領域とを
有して識別コード毎に設定された複数の記憶領域からな
るファイル手段と、識別コード読込み手段から入力され
た識別コードに基いて前記ファイル手段を検索し、ファ
イル手段の記憶領域を特定する検索手段と、前記検索手
段によって特定された記憶領域の識別データと識別コー
ド読込み手段からの識別コードに対応して入力された入
力データとが一致すると前記特定された記憶領域に記憶
された遊技球貯溜数の出力を許容するデータ比較手段
と、識別コードと共に入力された遊技球貯溜数を前記検
索手段によって特定された記憶領域の遊技球貯溜数記憶
領域に更新記憶する更新記憶手段とを備えた情報管理手
段。 ニ. データ入力手段を有し、該データ入力手段を介し
て入力されたデータを情報管理手段に出力する第1のデ
ータ出力手段。 ホ. 情報管理手段から入力された遊技球貯溜数を初期
値として記憶する一方、賞態様検出手段からの検出信号
に応じて遊技球貯溜数の値を更新記憶する再設定手段
と、更新記憶された遊技球貯溜数の現在値に応じて遊技
球の払出しを許容する球貸し手段と、遊技機に配備され
た精算スイッチからの操作信号を受けて遊技球貯溜数の
現在値を可搬性記憶手段の識別コードと共に情報管理手
段に出力する第2のデータ出力手段とを備えた遊技機。 上記の各手段よりなる遊技球貯溜装置を特願平3−60
983号として提案している。
【0003】しかしながら、このものは、パチンコ機は
遊技盤内でパチンコ球を閉鎖的に循環させて遊技を行う
密閉式のパチンコ機に適用されるものであり、従って、
パチンコ機には賞球や貸し球を払出すための機械的な球
貸し手段は配備されておらず、賞球や貸し球の実質的な
払出しは一切行われず、払出し処理は、入賞装置に配備
された入賞検出センサや発射球を検出する打球センサか
らの検出信号に応じ、メモリのRAMに配備された現在
値記憶レジスタの値をCPUが増減することによって実
施されるものである。
【0004】したがって、パチンコ遊技機から玉貸しに
対してパチンコ玉を排出したり、遊技中の入賞に対して
賞球の実質的な払出しを行う形式のパチンコ遊技機が多
数配備された遊技場にあっては、依然として、玉貸しに
必要とされる両替操作や払出し操作が面倒で、しかも、
遊技機を交換して遊技を継続するような場合には、それ
までに払出された遊技球の全てを回収し、この遊技球を
持って別の遊技機に移動しなければならず、遊技球の回
収作業や持ち運び作業が煩わしいといった欠点が未解決
のままである。
【0005】また、このような遊技場にあっては、遊技
によって獲得したパチンコ玉を、遊技終了の後、遊技者
みずからの手で遊技機から搬送容器等に回収し、更に、
この搬送容器を持って遊技場内の景品交換カウンタに赴
き、景品交換カウンタに配設された計数器にパチンコ球
を投入して獲得数を計数するのが一般的であり、遊技場
側にしてみれば、パチンコ遊技機がまとめて配備されて
いる各島内のパチンコ玉が島外に移動するため、島に対
して補給するパチンコ玉の管理が大変面倒となる。
【0006】さらに、パチンコ遊技機から玉貸しに対し
てパチンコ玉を排出したり、遊技中の入賞に対して賞球
の実質的な払出しを行う形式のパチンコ遊技機をすべて
遊技盤内でパチンコ球を閉鎖的に循環させて遊技を行う
密閉式のパチンコ機に交換設置することは、遊技場側に
設備コストを増大させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、パチ
ンコ遊技機から貸玉や賞球の実質的な払出しを行う形式
のパチンコ遊技機が多数配備された遊技場にあって、パ
チンコ遊技機から排出されるパチンコ玉の回収作業や持
ち運び作業の煩わしさを廃し、獲得したパチンコ玉を計
数した後も、計数したパチンコ玉をパチンコ遊技機から
排出させて獲得したパチンコ玉による再遊技ができ、パ
チンコ玉を島内で還元されるようにした遊技場管理装置
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の遊技場管理装置
は、上記課題を解決するために、パチンコ球の排出を行
うパチンコ遊技機と、前記パチンコ遊技機毎に設置さ
れ、予め識別コードが記憶されている識別カードから識
別コードを読み込む識別コード読み込み装置と、前記パ
チンコ遊技機毎に設置され、前記パチンコ遊技機から遊
技によって獲得したパチンコ球数を計数する台計数機
と、前記パチンコ遊技機毎に設置され、金額情報が予め
記憶されているプリペイドカードの挿入と金額指示及び
現金投入により金額情報を読み込んで貸出し玉数に変換
し、該貸出し玉数に対応した払出し信号を前記パチンコ
遊技機に対して出力する機能を備えたサンド貸機と、前
記パチンコ遊技機毎に設置され、前記パチンコ遊技機、
識別コード読み込み装置、台計数機及びサンド貸機に接
続された台コンピュータと、遊技場内の台コンピュータ
と通信接続されたホストコンピュータとを有し、前記ホ
ストコンピュータに、識別コード記憶領域とパチンコ玉
の貯玉残高記憶領域とを有して前記識別コード毎に予め
設定された複数の記憶領域からなるファイル手段と、前
記台コンピュータから送信された前記識別コード読み込
み装置からの識別コードに対応して前記ファイル手段の
特定された記憶領域を検索すると共に、特定された記憶
領域の貯玉残高記憶領域に記憶された貯玉残高を前記台
コンピュータに送信する一方、前記台コンピュータから
識別コードと共に送信された貯玉残高を受信すると、該
識別コードに対応する前記ファイル手段の特定の記憶領
域を検索し、受信した貯玉残高を前記特定された記憶領
域の貯玉残高記憶領域に更新記憶する情報管理手段とを
設け、前記ファイル手段の貯玉残高記憶領域に記憶され
た貯玉残高から引き落とす貸出し球数を操作入力するた
めの引落玉数入力手段を前記サンド貸機に設け、前記台
コンピュータに設けた、識別コード記憶領域、貯玉残高
記憶領域、前記サンド貸機から出力された引落信号に対
応する引落玉数を記憶する引落玉数記憶領域及び前記台
計数機から出力された玉検出信号に基づいて計数された
計数玉数を記憶する計数玉数記憶領域を有する記憶領域
手段と、前記識別コード読み込み装置から識別コードを
入力すると、識別コードを前記記憶領域手段の識別コー
ド記憶領域に記憶すると共に、識別コードをホストコン
ピュータに送信し、次にホストコンピュータから送信さ
れた貯玉残高を受信すると、記憶した識別コードに対応
して貯玉残高記憶領域に記憶し、次いで、前記サンド貸
機から出力された引落信号を入力すると、引落信号に対
応する引落玉数と貯玉残高記憶領域に記憶した貯玉残高
とを比較し、前記引落玉数が前記貯玉残高の範囲内であ
る場合に限って、前記パチンコ遊技機に前記引落玉数の
パチンコ玉の貸出しを許容すると共に、前記貯玉残高記
憶領域に記憶されている貯玉残高から前記引落玉数を減
算して貯玉残高を更新記憶し、前記台計数機から計数玉
数を入力すると、前記貯玉残高記憶領域に記憶されてい
る貯玉残高に前記計数玉数を加算して貯玉残高を更新記
憶する貯玉残高記憶更新手段と、遊技終了時、前記貯玉
残高記憶領域に記憶されている貯玉残高を識別コードと
共にホストコンピュータに送信する貯玉残高出力手段と
を設けたことを特徴とする。
【0009】また、前記台計数機が、前記パチンコ遊技
機から流下されたパチンコ玉を受ける受け部と、前記受
け部内のパチンコ玉を島内に誘導する玉誘導部と、前記
玉誘導部を誘導されるパチンコ玉を1球ずつ検出する玉
検出手段を備えたことを特徴とする。
【0010】さらに、前記台コンピュータと前記ホスト
コンピュータとの間に、島毎に島コンピュータが設置さ
れ、前記島コンピュータが島内の台コンピュータとバス
方式の通信を行うツイストペア線により接続されると共
に、前記ホストコンピュータと遊技場内の島コンピュー
タとがバス型LANにより接続されている。
【0011】またさらに、表示を行うための液晶表示部
と、前記液晶表示部と一体の接触式操作入力部と、前記
台コンピュータとの間でデータ通信を行うための通信部
と、表示データを記憶するための記憶部と、これらの各
部を制御するための制御部とを備えた情報表示・操作入
力装置が前記パチンコ遊技機毎に設置されている。
【0012】
【作用】台コンピュータに接続された識別コード読み込
み装置に識別カードを挿入すると、識別カードに記憶さ
れた識別コードが識別コード読み込み装置を介して台コ
ンピュータに入力される。
【0013】台コンピュータに設けられた貯玉残高記憶
更新手段は、識別コード読み込み装置を介して入力され
た識別コードを受け、識別コードを記憶領域手段の識別
コード記憶領域に記憶すると共に、この識別コードをホ
ストコンピュータに送信する。
【0014】ホストコンピュータに設けられた情報管理
手段は、台コンピュータから送信された識別コードを受
け、この識別コードに基づいてファイル手段を検索し、
識別コードに対応する記憶領域を特定し、特定された記
憶領域の貯玉残高記憶領域に記憶された貯玉残高を台コ
ンピュータに送信する。
【0015】台コンピュータに設けられた貯玉残高記憶
更新手段は、ホストコンピュータから送信された貯玉残
高を受け、記憶した識別コードに対応して貯玉残高記憶
領域に記憶する。
【0016】サンド貸機に設けられた引落玉数入力手段
が操作されると、サンド貸機から引落信号が出力され、
この引落信号は台コンピュータに入力される。
【0017】台コンピュータに設けられた貯玉残高記憶
更新手段は、サンド貸機からの引落信号を受け、引落信
号に対応する引落玉数とを貯玉残高記憶領域に記憶した
貯玉残高とを比較し、引落玉数が貯玉残高の範囲内であ
る場合に限って、サンド貸機を介してパチンコ遊技機に
引落玉数のパチンコ玉の貸出しを許容すると共に、貯玉
残高記憶領域に記憶されている貯玉残高から引落玉数を
減算して貯玉残高を更新記憶する。
【0018】サンド貸機は、台コンピュータが引落玉数
のパチンコ玉の貸出しを許容すると、貸出し玉数に対応
した払出し信号をパチンコ遊技機に対して出力する。
【0019】パチンコ遊技機は、サンド貸機からの払出
し信号を受け、貸出し数のパチンコ玉の排出を行う。
【0020】台コンピュータに接続されたパチンコ遊技
機において遊技が行われると、パチンコ遊技機から入賞
態様に応じた賞球が払い出される。パチンコ遊技機から
払い出された賞球は、パチンコ遊技機に配備された台計
数機において計数するために投入され、台計数機は、パ
チンコ玉を検出すると玉検出信号を台コンピュータに出
力する。台計数機に投入されたパチンコ玉は、島内に誘
導される。
【0021】台コンピュータに設けられた貯玉残高記憶
更新手段は、台計数機からの玉検出信号に基づいて、貯
玉残高記憶領域に記憶されている貯玉残高を1つ加算し
て貯玉残高を更新記憶する。
【0022】台コンピュータに接続された識別コード読
み込み装置から識別カードを抜き取ると、識別コード読
み込み手段を介して台コンピュータに抜き取り信号が入
力され、遊技終了となる。
【0023】台コンピュータに設けられた貯玉残高出力
手段は、遊技終了時、貯玉残高記憶領域に記憶されてい
る貯玉残高の現在値を識別コードと共にホストコンピュ
ータに送信する。
【0024】ホストコンピュータに設けられた情報管理
手段は、台コンピュータから識別コードと共に送信され
た貯玉残高を受け、該識別コードに対応するファイル手
段の特定の記憶領域を検索し、受信した貯玉残高を特定
された記憶領域の貯玉残高記憶領域に更新記憶する。
【0025】パチンコ遊技機から台計数機に計数のため
にパチンコ玉が投入されると、受け部がパチンコ玉を受
け、受け部内の玉誘導部がパチンコ玉を島内に誘導す
る。また、玉誘導部に配備された玉検出手段が玉誘導部
を誘導されるパチンコ玉を1球ずつ検出する。玉検出手
段の玉検出信号は、台コンピュータに入力される。
【0026】台コンピュータとホストコンピュータとの
間に、島毎に設置された島コンピュータは、ツイストペ
ア線を介して台コンピュータとの間でバス方式の通信を
行うと共に、バス型LANを介してホストコンピュータ
との間で通信を行う。
【0027】情報表示・操作入力装置の制御部は、通信
部を介して台コンピュータとの間でデータ通信を行い、
台コンピュータから表示データを受けると記憶部に記憶
し、液晶表示部に表示データを画面表示する。また、制
御部は、液晶表示部と一体の接触式操作入力部へ操作入
力が行われると、通信部を介して台コンピュータに操作
信号を出力する。
【0028】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の遊技場管理装
置の実施例について説明をする。
【0029】図1は、遊技場管理装置1の要部を示す機
能ブロック図、図2は複数の台コンピュータDCPUを
通信接続手段としての島コンピュータSCPUを介して
ホストコンピュータHCPUに接続して遊技場内に配設
した状態を示すブロック図である。
【0030】実施例の遊技場管理装置1は、パチンコ遊
技機2とサンド貸機3と台計数機4と識別コード読み込
み装置としてのカード端末5と情報表示・操作入力装置
としての液晶情報表示装置DISPとが接続された台コ
ンピュータDCPUと、複数の台コンピュータDCPU
と通信接続された島コンピュータSCPUおよび複数の
島コンピュータSCPUと通信接続されたホストコンピ
ュータHCPUによって構成される。
【0031】このうち、台コンピュータDCPUには、
記憶領域手段と貯玉残高記憶更新手段と貯玉残高出力手
段との各々を構成する要素が一体的に配設され、また、
ホストコンピュータHCPUには、ファイル手段および
情報管理手段の各々を構成する要素が一体的に配設され
ている。
【0032】なお、島コンピュータSCPUは、複数の
台コンピュータDCPUとホストコンピュータHCPU
とを通信接続するための一実施例であって、複数の台コ
ンピュータDCPUとホストコンピュータHCPUとが
直接通信接続されていてもよく、本発明の遊技場管理装
置を構成する必須の要件ではない。また、液晶情報表示
装置DISPは、パチンコ遊技機2において遊技を行う
遊技者のための情報表示手段であり、本発明の遊技場管
理装置を構成する必須の要件ではない。
【0033】図1に示すように1台のパチンコ遊技機2
毎に台コンピュータDCPUが設置され、図2に示すよ
うに、遊技場内において、複数のパチンコ遊技機が列状
に配置されて形成される各島毎に島コンピュータSCP
U2が設置されると共に、遊技場内に設置された各島コ
ンピュータSCPUを一括管理するためのホストコンピ
ュータHCPUが設置されている。
【0034】島コンピュータSCPUと該島コンピュー
タSCPUが設置された島内の複数の台コンピュータD
CPUとは、バス方式の通信を行うためのツイストペア
線7によって接続されている。
【0035】また、遊技場内には、バス型LAN8が敷
設され、バス型LAN8上の各所定箇所には分岐取出し
口としてのトランシーバ9がそれぞれ設けられ、各トラ
ンシーバ9にはトランシーバケーブル10が接続され、
該バス型LAN8に対して、ホストコンピュータHCP
Uと各島毎に設置された各島コンピュータSCPUと
が、それぞれ別の所定箇所のトランシーバケーブル10
に各々接続されており、ホストコンピュータHCPUと
各島コンピュータSCPUとの間がバス型LAN8で接
続されている。符号11は、バス型LAN8の終端に設
けられた終端装置である。
【0036】このように、遊技場内の各台コンピュータ
DCPUは、ツイストペア線7、島コンピュータSCP
U及びバス型LAN8を介してホストコンピュータHC
PUに通信接続されている。
【0037】次に、ホストコンピュータHCPU、島コ
ンピュータSCPU及び台コンピュータDCPUの各々
について、その構成を説明する。
【0038】図3はホストコンピュータHCPUの要部
を示す機能ブロック図である。
【0039】ホストコンピュータHCPUは、図3に示
すように、処理実行手段であるホストCPU12、ホス
トCPU12のための制御プログラム等が格納記憶され
た書き換え可能なメモリ及びこれらを実行するときに使
用されるワーキングエリアとしてのRAMにより構成さ
れたメモリ13、収集したデータを専用に記憶するため
のRAMにより構成された収集データメモリ19、外部
記憶手段としてのメモリ14及び通信インタフェース1
5を備えている。
【0040】また、ホストCPU12には、データ等を
表示するためのCRT装置等からなる表示部16、印字
を行うための印字部17及び島コンピュータSCPU及
び台コンピュータDCPUに指示する内容を入力するた
めのキー入力操作部18がそれぞれ接続されている。
【0041】実施例におけるファイル手段は、バックア
ップ電源を備えた書き込み可能なメモリ14によって構
成されているが、ハードディスクやフロッピーディスク
等によって代替してもよい。ファイル手段の記憶領域の
概念を表1に示す。
【0042】
【表1】 表1に示されるように、メモリ14の記憶領域の各々に
は、少なくとも、識別コードとしてのIDコードを記憶
するためのIDコード記憶領域と、暗証番号等を記憶す
るための識別データ記憶領域およびパチンコ球の貯玉残
高を記憶するための貯玉残高記憶領域の各々が設けられ
るが、実施例の場合これらの記憶領域に加えて、更に、
1日分の獲得金額及び累計獲得金額ならびに予約台番号
等のデータを記憶する個人データ記憶領域が設けられ
る。次に、各記憶領域の設定データの内容等について簡
単に説明する。
【0043】IDコード記憶領域に記憶されたIDコー
ドは、当該遊技場で発券されたIDカードの磁気ストラ
イプに記憶された相異なるIDコードの各々に一対一に
対応して設定された既成の値である。
【0044】一方、識別データとなる暗証番号は、ID
カードを貸与した遊技者の要求に応じ、この遊技者の有
するIDカードのIDコードに対応してオペレータがキ
ー操作入力部18を介して設定入力する値であり、遊技
者の覚えやすい数値等を任意に入力設定することができ
るが、遊技者の要求に関わりなく識別カードの識別コー
ドに対応して既成の暗証番号を初期設定しておき、識別
カードを遊技者に貸与する段階でその暗証番号を教える
ようにすることも可能である。
【0045】また、貯玉残高記憶領域には通常の場合、
初期値0が設定されるが、IDカードを発券する段階で
遊技者からの玉貸し要求があったような場合には、この
識別カードの識別コードに対応した貯玉残高記憶領域に
購入金額に応じたパチンコ球の数を初期値として設定入
力することもできる。IDカードを発券する段階で貯玉
残高の設定入力を行う際には、暗証番号の場合と同様、
オペレータがキー操作入力部18を介して貯玉残高を入
力するが、キー操作入力部18から購入金額を入力し、
ホストコンピュータHCPU2の内部処理によって購入
金額に応じたパチンコ球数を算出し、この値を初期値と
して自動的に設定することも可能である。
【0046】個人データ記憶領域は、発券段階において
は全て0に初期化されている。1日分の獲得金額記憶領
域及び累計獲得金額記憶領域に記憶される各値は、この
IDコードの遊技者が遊技を終了した時点で記憶され
る。また、予約台番号記憶領域に記憶される台番号は、
このIDコードの遊技者によって予約がなされた場合に
のみ予約したパチンコ遊技機に対応する台番号が記憶さ
れる。
【0047】また、収集データメモリ19には、図12
1に示すように、日付別に区切られた日付別台番号ファ
イルが設けられている。各日付毎の台番号ファイルのフ
ァイル構成は、遊技場内に設置された各パチンコ遊技機
に付与されている台番号毎にそれぞれデータ記憶領域が
設けられいる。さらに、各台番号毎のデータ記憶領域に
おける記憶エリアの構成は、台番号、累計打玉数、累計
払出玉数、累計差引、累計特賞回数、累計始動回数、累
計投入金額、累計カード使用金額、累計引落玉数、累計
計数玉数の各記憶エリアからなる。次に、各記憶エリア
の記憶データの内容等について簡単に説明する。
【0048】台番号記憶エリアには、各パチンコ遊技機
に付与されている台番号が記憶される。累計打玉数記憶
エリアには、台番号に対応したパチンコ遊技機2におい
て発生した1日分の打玉数が記憶される。累計払出玉数
記憶エリアには、台番号に対応したパチンコ遊技機2に
おいて発生した1日分の払出玉数が記憶される。累計差
引記憶エリアには、台番号に対応したパチンコ遊技機2
における1日分の打玉数から1日分の払出玉数を差し引
いた玉数が記憶される。以下、同様に、累計特賞回数、
累計始動回数、累計投入金額、累計カード使用金額、累
計引落玉数、累計計数玉数の各記憶エリアには、パチン
コ遊技機2において発生した1日分の特賞回数、始動回
数、投入金額、カード使用金額、引落玉数、計数玉数の
各値がそれぞれ記憶される。
【0049】さらに、収集データメモリ19には、図1
22に示すように、台番号毎に設けられたデータ記憶領
域を単位とし、このデータ記憶領域の複数によって構成
された台番号ファイルが設定されている。各データ記憶
領域における記憶エリアの構成は、台番号、打玉数、累
計打玉数、払出玉数、累計払出玉数、差引、累計差引、
特賞回数、累計特賞回数、始動回数、累計始動回数、投
入金額、累計投入金額、カード使用金額、累計カード使
用金額、引落玉数、累計引落玉数、計数玉数、累計計数
玉数、休憩フラグ及び予約フラグの各記憶エリアからな
る。
【0050】台番号ファイルにおけるデータ記憶領域の
うち、休憩フラグ記憶エリアは、台番号に対応する台コ
ンピュータDCPUから休憩コマンドが入力された場合
にフラグの値がセットされ、台コンピュータDCPUか
ら休憩終了コマンドが入力された場合に、フラグの値が
クリアされる。また、予約フラグ記憶エリアは、台番号
に対応する台コンピュータDCPUから予約コマンドが
入力された場合にフラグの値がセットされる。
【0051】島コンピュータSCPUは、図4に示すよ
うに、処理実行手段である島CPU20、島CPU20
の実行プログラムが格納記憶された書き替え可能なメモ
リ及びこれらを実行するときに使用されるワーキングエ
リアとしてのRAMにより構成されたメモリ21、各台
コンピュータDCPU1からの収集データを専用に一定
期間記憶保持するための外部記憶手段としての収集デー
タメモリ22を備えると共に、バス型LAN8を介して
送受信を行うための通信インタフェース23、台コンピ
ュータDCPUとの送受信を行うための通信インタフェ
ース24を備えている。
【0052】また、図5は、台コンピュータDCPUの
要部を示す機能ブロック図であり、図6はパチンコ遊技
機2と、サンド貸機3と、台計数機4と、識別コード読
み込み装置としてのカード端末5を一体に備えた情報表
示・操作入力装置としての液晶情報表示装置DISPと
により構成された実施例のパチンコ遊技台27を示す正
面図である。
【0053】台コンピュータDCPUは、図5に示すよ
うに、処理実行手段である台CPU25、台CPU25
の実行プログラムが格納記憶された書き換え可能なメモ
リ及びこれらを実行するときに使用されるワーキングエ
リアとしてのRAMにより構成されたメモリ26を備え
る。
【0054】また、台コンピュータDCPUには、島コ
ンピュータSCPUとの通信を行うための通信インタフ
ェース28、液晶情報表示装置DISPへの表示データ
出力及び液晶情報表示装置DISPへの操作入力情報の
読み込みを行うための通信インタフェース29ならびに
パチンコ遊技機2からの各種データ入力とパチンコ遊技
機2への制御信号出力を行うための通信インタフェース
30、サンド貸機3からの各種データとサンド貸機3へ
の制御信号出力のための通信インタフェース31、台計
数機4からの玉検出信号の入力のための入力検出回路3
2、カード端末5からのIDコード入力のためのヘッド
制御回路33とカード挿入及びカード抜き取りのオンオ
フ信号を入力するためのセンサ検出回路34が配備され
ている。
【0055】台コンピュータDCPUのメモリ26に
は、少なくとも、図123に示すような日付別に区切ら
れた日付別累計データ記憶エリア、図124に示すよう
な個人用データ記憶エリア、図125に示すような累計
データ記憶エリアおよび図126に示すような各記憶エ
リアが設けられている。
【0056】パチンコ遊技機2は、従来と同様に、内部
に払出し装置(図示を省略)を有して賞球の排出や玉の
貸出しに対する玉の排出を行うものである。図6に示す
ように、パチンコ遊技機2は、その前面に、パチンコ玉
が排出される上皿35が配備されると共に、上皿35の
上縁にサンド貸機3に接続された購入金額キー36及び
プリペイドカード返却キー37が配備され、上皿35の
下方には、上皿35と内部で連通された下皿38が配備
され、該下皿38には、内部に貯留しているパチンコ玉
を下方に流下させるための下皿レバー39が設けられ、
下皿38の一側方には、打球用モータ(図示を省略)に
よって駆動される打球ハンドル40が配設されている。
【0057】また、打球モータを含むパチンコ遊技機2
の各部、例えば、遊技盤41に配備された図柄表示装置
(図示を省略)の表示駆動や特賞発生の判定、打球セン
サによる打球検出、遊技盤に配設された各入賞装置の入
賞検出や払い出し装置による賞球の払出し及び払出し玉
の計数等の制御及び各種データの記憶を行うパチンコ遊
技機2の制御部が配備されている。該制御部は、台コン
ピュータDCPUに接続されると共に、後述のサンド貸
機3のサンド制御ユニットに接続されている。
【0058】パチンコ遊技機2の制御部は、台コンピュ
ータDCPUに対して打玉数信号、払出玉数信号、始動
信号及び特賞信号を出力すると共に、台コンピュータD
CPUから出力された遊技禁止信号及び遊技禁止解除信
号を入力する。
【0059】図7は、サンド貸機3の要部を示す機能ブ
ロック図であり、該サンド貸機3は、概略において、カ
ードリード&ライタ42、硬貨検出ユニット43、引落
玉数設定キー44、パチンコ遊技機2側の上皿35に設
けられた購入金額キー36及びプリペイドカード返却キ
ー37及びサンド貸機3の各部を制御するサンド制御ユ
ニット45によって構成される。
【0060】プリペイドカード用のカードリード&ライ
タ42は、図6に示すサンド貸機3前面のプリペイドカ
ード挿入口46と連絡してサンド貸機3の内部に配設さ
れ、図示を省略しているが、プリペイドカードの搬入お
よび搬出に用いられるカード搬送モータ、カード挿入口
46へのカード挿入を検出するカードセンサおよび読み
書き共用の磁気ヘッドを備えると共に、モータ駆動回路
およびセンサ検出回路を備えている。カードリード&ラ
イタ43は、サンド制御ユニット45に接続され、プリ
ペイドカードの磁気ストライプとサンド制御ユニットと
の間で、プリペイドカードの磁気ストライプから購入可
能金額の残高を読込み、この値をサンド制御ユニット4
5に入力する一方、カード搬送モータによって搬出移動
されるプリペイドカードの磁気ストライプに、サンド制
御ユニット45の内部処理によって更新された購入可能
金額の残高を書込むように構成されている。
【0061】硬貨検出ユニット43は、サンド貸機3前
面の硬貨投入口47に連絡してサンド貸機3の内部に配
設され、硬貨投入口47への硬貨投入を検出する硬貨セ
ンサ(図示せず)やセンサ検出回路(図示せず)を備
え、硬貨投入口47への投入金額を読み込んでサンド制
御ユニット45に入力する。
【0062】また、サンド貸機3の前面中間付近には、
引落玉数設定キー44が配設され、引落玉数設定キー4
4は入力検出部48を介してサンド制御ユニット45に
接続され、引落玉数設定キー44からの操作信号がサン
ド制御ユニット45に入力されるようになっている。
【0063】パチンコ遊技機2側に設けられた購入金額
キー36及びプリペイドカード返却キー37は、入力検
出部49を介してサンド制御ユニット45に接続され、
各々のキーからの操作信号が識別可能にサンド制御ユニ
ット45に入力されるようになっている。
【0064】サンド制御ユニット45は、処理実行手段
としてのサンドCPUと各種のプログラムを格納したR
OMやデータの一時記憶に用いられるRAM等によって
構成されたメモリ(図示せず)を備えており、サンド制
御ユニット45には、該メモリ内のデータを遊技場内の
台コンピュータDCPUに転送するための通信インタフ
ェース50と、パチンコ遊技機2の払い出し装置との通
信を行う通信インタフェース51とが配備されている。
【0065】サンド制御ユニット45は、引落玉数設定
キー44からの操作信号が入力検出部48を介して入力
されると、通信インタフェース50を介して引落玉数設
定キー44の操作信号を台コンピュータDCPUに出力
すると共に、台コンピュータDCPUから出力される玉
貸禁止信号、玉貸禁止解除信号および引落玉数設定キー
の操作信号に対する玉貸許可信号を入力する。
【0066】また、サンド制御ユニット45は、通信イ
ンタフェース51を介して、プリペイドカードの挿入後
の金額指示及び硬貨投入に対応する払出し信号および台
コンピュータDCPUからの玉貸許可信号の入力に対す
る払出し信号の出力をパチンコ遊技機2の払い出し装置
に対して行う。
【0067】メモリのROMには、少なくとも図119
乃至図120に示されるようなアルゴリズムに沿って形
成されたサンド制御ユニット45のための制御プログラ
ムが格納されている。
【0068】台計数機4は、図6に示すように、パチン
コ遊技機2の下皿38の下方に配設され、図9に示すよ
うに、上部には、上方に開口されてパチンコ遊技機2の
下皿38から排出されたパチンコ玉を受ける受け部52
が設けられ、下部には、受け部52の下部に連続されて
受け部52内のパチンコ玉をパチンコ遊技機2が設置さ
れている島内に誘導する玉誘導部53が設けられ、玉誘
導部53の上部には、玉誘導部53に誘導されるパチン
コ玉を1球ずつ検出するための玉検出スイッチ54が配
備されている。
【0069】また、受け部52の内側には、受け部52
内部の空間に向かって互いに間隔を開けて交互に重なる
よう突出された玉誘導フランジ55が上下方向に設けら
れており、受け部52の開口56から棒体等を挿入させ
て玉検出スイッチ54を不正に検出状態とすることので
きないよう構成されている。この玉検出スイッチ54の
玉検出信号は、図5に示す入力検出回路32を介して台
コンピュータDCPUに入力される。
【0070】玉誘導部53の前方手前側には、前板部5
7が受け部52と一体に設けられ、前板部57の下端縁
には、前方手前に向けて取付板部58が設けられ、該取
付板部58は、雄ネジ部(図示省略)を備えた調整用取
り付けネジ59により島の長手方向下部に沿って設けら
れた張出しテーブル60上面に取り付けられている。該
調整用ネジ59は、台計数機4に玉づまり等が発生した
場合に緩めることにより、台計数機4の受け部52及び
玉誘導部53を一体に調整用取り付けネジ59の雄ネジ
部を中心として回動させて位置をずらす。なお、図9に
おける符号61は、島側に設けられた玉誘導管路であ
る。
【0071】カード端末5を一体に備えた液晶情報表示
装置DISPは、図6に示すように、各パチンコ遊技機
2の上方に、島の長手方向上部に沿って設けられた側板
62に取り付けられている。なお、符号63は、島の側
板62に配設された係員呼び出し用の報知ランプであ
る。
【0072】識別コード読込み装置としてのカード端末
5は、図10に示すように、液晶情報表示装置DISP
の外装を形成する略箱形状のケース64の前面一側に沿
って設けられたIDカード挿入口65と連絡して該ケー
ス64の内部にIDカード用カードリーダ(図示を省
略)が配設され、IDカード挿入口65へのカード挿入
及び抜き取りを検出するためのカードセンサ(図示を省
略)と、読込み専用の磁気ヘッド(図示を省略)とを備
える。カードセンサは図5に示すセンサ検出回路33を
介して台コンピュータDCPUの台CPU25に接続さ
れ、また、磁気ヘッドは、IDカード挿入口65から挿
入移動されるIDカードの磁気ストライプからIDコー
ドを読込み、このIDコードの値を図5のヘッド制御回
路34を介して台CPU25に入力するように構成され
ている。
【0073】図10の液晶情報表示装置DISPのケー
ス64の前面には、カラー液晶表示素子により構成され
た情報表示を行うための液晶表示部66が配設されると
共に、液晶表示部67に関連してこの液晶表示部66と
一体に重複して構成された接触式操作入力部としてのタ
ッチパネル67が配備されている。
【0074】図8は、情報表示・操作入力装置としての
液晶情報表示装置DISPの要部を示す機能ブロック図
であり、液晶情報表示装置DISPは、液晶表示部66
における画面表示制御、タッチパネル67への操作入力
検出及び入力情報出力、ならびに表示データの入力や一
時記憶等の処理を実行する処理実行手段としての表示C
PU70、表示CPU70が実行する制御プログラムが
格納されたROM及び表示データを記憶する記憶エリア
と、台コンピュータDCPUからのデータを記憶する記
憶エリアと、画面表示のための各データをライトするた
めの表示エリアとワーキングエリアとからなるRAMに
より構成されたメモリ71を備えている。液晶表示部6
6は、表示駆動回路68を介して表示CPU70に接続
されている。また、タッチパネル67は、入力検出回路
69を介して表示CPU70に接続され、液晶表示部6
6の表示画面上に個別に設定されている複数の操作入力
領域への操作入力信号が識別可能に表示CPU70に入
力されるようになっている。さらに、表示CPU70に
は台コンピュータDCPUとの間でデータ通信を行うた
めの通信インタフェース72が配備されている。
【0075】なお、図10における符号73は、液晶情
報表示装置DISPのケース64の両側部にそれぞれ一
体に形成された取付用フランジであり、取付用フランジ
73には、上下にそれぞれ取付用孔74が穿設されてい
る。また、図11に示すように、ケース64の背面に
は、接続用の雄型コネクタ75が配設され、この雄型コ
ネクタ75には、カード端末5のIDコード情報信号及
びIDカードの挿入及び抜き取りに対応するカードセン
サのオン・オフ信号を台コンピュータDCPUに個別に
出力する各端子と、台コンピュータDCPUからの液晶
情報表示装置DISPへの制御コマンドや各種データを
入力するための各端子や台コンピュータDCPUへタッ
チパネル67の操作入力情報信号を出力するための端子
とが一体に集約されている。なお、図示を省略している
が、ケース64の両側部には、液晶情報表示装置DIS
Pにおいて発生する熱を発散させるための略矩形状のス
リット孔が上下方向に多数並んで設けられている。
【0076】以下、図25乃至図42に示すホストコン
ピュータHCPUが実行する処理を示すフローチャー
ト、図43乃至図60に示す島コンピュータSCPUが
実行する処理を示すフローチャート、図61乃至図86
に示す台コンピュータDCPUが行う処理を示すフロー
チャート及び図87乃至図118に示す液晶情報表示装
置DISPが行う処理を示すフローチャートを参照しつ
つ、遊技者の操作に対応して実施例における遊技場管理
装置1の処理動作について説明する。
【0077】なお、ホストコンピュータHCPUと島コ
ンピュータSCPUとの間のデータ伝送、島コンピュー
タSCPUと台コンピュータDCPUとの間のデータ伝
送およびホストコンピュータHCPUと台コンピュータ
DCPUとの間のデータ伝送は、ホストコンピュータH
CPUが管理するアドレスによって行われる。
【0078】ホストコンピュータHCPUには、全島コ
ンピュータSCPU及び全台コンピュータDCPUのア
ドレスが記憶され、島コンピュータSCPUには、ホス
トコンピュータのアドレスと傘下の台コンピュータDC
PUのアドレスが記憶され、台コンピュータDCPUに
は、ホストコンピュータHCPUのアドレス及び自己が
属する島の島コンピュータSCPUのアドレスが記憶さ
れている。各コンピュータは、データを送信する際に、
送信データと共に送信先のアドレス及び自己のアドレス
を一緒に送信してデータ伝送を行う。以下の説明では、
これらの処理動作は、コンピュータ間のデータ通信処理
において周知の技術であるので詳しい説明を省略する。
【0079】まず、ホストコンピュータHCPUが行う
処理の概略について説明をする。図25乃至図26は、
ホストコンピュータHCPUのホストCPU12が行う
処理の概略を示すフローチャートである。ホストCPU
12は、電源投入後、初期化処理を行い、処理を実行す
るために必要な実行処理フラグF2をクリア等を行う
(ステップA1)。
【0080】ホストCPU12は、初期化処理を行った
後、キー入力操作部18からのファンクションキーによ
る処理モード入力があるか否かを判別することとなり
(ステップA2)、オペレータによる処理モード入力が
行われない場合には、ステップA7乃至ステップA12
の処理モード判別処理に移行し、実行処理フラグF2の
値に応じて開店処理、営業中処理、閉店処理、各設定処
理及び釘調整処理のうちのいずれかの処理を1サイクル
ずつ選択的に実行(ステップA19〜ステップA2
3)、この後、ステップA13の画面表示処理及びステ
ップA14の印字処理を順次行い、1サイクルの処理を
終了してステップA2に移行して、次のサイクルの処理
に移行する。なお、画面表示処理は、メモリ13の表示
エリアにセットされている表示データを表示部16に出
力する処理であり、印字処理は、メモリ13の印字エリ
アにセットされている印字データを印字部17に出力す
る処理である。
【0081】電源投入直後の段階では、実行処理フラグ
F2の値は0とされているから、ホストCPU12は、
ステップA13の画面表示処理及びステップA14の印
字処理を周期的に順次行う。
【0082】電源投入後、まず、オペレータによって、
キー入力操作部18からのファンクションキーにより各
設定処理モード入力が行われる。この処理により、液晶
情報表示装置DISPの液晶表示部66に表示するため
に必要な各データの設定入力が行われる。
【0083】オペレータによってキー入力操作部18か
らのファンクションキーによる入力操作が行われると、
ホストCPU12はステップA2の判別処理を真と判定
し、ステップA3乃至ステップA6の処理モードキー入
力判別処理により、操作されたファンクションキーの別
を判別し、実行処理フラグF2に判別結果に応じて値を
セットし、ステップA7に移行する。
【0084】この場合、各設定処理モード入力が行われ
るため、ホストCPU12は、ステップA5の判別処理
を真と判別し、実行処理フラグF2に4をセットし(ス
テップA17)、ステップA7に移行した後、ステップ
A11の判別処理を真と判別してステップA22の各設
定処理を行う。
【0085】図27及び図28は、各設定処理を示すフ
ローチャートである。各設定処理は、液晶情報表示装置
DISPの初期画面に表示するためのメッセージの入
力、図18に示す飲物選択メニュー画面に表示するため
の各飲物項目名と各飲物項目に対応する対価玉数(引落
玉数)の入力及び図19に示す休憩時間選択メニュー画
面に表示するための休憩時間の入力を行う。なお、ホス
トコンピュータHCPUの表示部16には、メッセージ
の入力、各飲物項目名入力および休憩時間の入力が表示
されているものとし、キー入力操作部18からのファン
クションキーにより処理項目を選択するようになってい
る。
【0086】各設定処理を開始したホストCPU12
は、まず、メッセージ入力が選択されたか否かを判別す
る(ステップA30)。メッセージ入力が選択されなか
った場合、ホストCPU12は、ステップA35に移行
する。
【0087】メッセージ入力が選択された場合には、ホ
ストCPU12は、メッセージ内容入力待ちとなる。キ
ー入力操作部18から所定のメッセージが入力される
と、ホストCPU12は、入力されたメッセージ内容を
メッセージ記憶エリアに記憶し(ステップA31)、コ
マンド記憶エリアCOMにメッセージ受信要求コマンド
をセットし(ステップA32)、メッセージ記憶エリア
に記憶したメッセージ内容を送信データ記憶エリアDA
TAに記憶し(ステップA33)、ステップA34に移
行して図29に示すデータ送信処理のサブルーチンを行
う。
【0088】なお、液晶情報表示装置DISPの初期画
面に表示するためのメッセージとしては、例えば、パチ
ンコ遊技機の入れ替え情報、ホール側のチェーン店の案
内、景品の案内等である。
【0089】ここで、データ送信処理について説明す
る。データ送信処理を開始したホストCPU12は、ま
ず、島インデックスレジスタS1にスタート島番号、即
ち、最初の島コンピュータSCPUの番号をセットする
と共に(ステップA45)、エンド島番号記憶レジスタ
S2にエンド島番号、即ち、最終の島コンピュータSC
PUの番号をセットし(ステップA46)、ステップA
47に移行する。なお、島インデックスレジスタS1に
セットされるスタート島番号及びエンド島番号記憶レジ
スタS2にセットされるエンド島番号は、初期設定値と
して初期条件ファイルに予め設定記憶されているもので
ある。
【0090】ステップA47に移行したホストCPU1
2は、島インデックスレジスタS1にセットされている
島番号に対応する島コンピュータSCPU(S1)に対
してコマンド記憶エリアCOMにセットされているコマ
ンドを送信し(ステップA47)、次いで、送信相手の
島コンピュータSCPU(S1)に対して送信データ記
憶エリアDATAに記憶された内容を送信し(ステップ
A48)、島インデックスレジスタS1にセットされて
いる島番号を1つインクリメントし(ステップA4
9)、次に、島インデックスレジスタS1にセットされ
ている島番号がエンド島番号記憶レジスタS2にセット
される最終の島番号を超えているか否かを判別する(ス
テップA50)。
【0091】島インデックスレジスタS1にセットされ
ている島番号がエンド島番号記憶レジスタS2にセット
される最終の島番号を超えていなければ、ホストCPU
12は、ステップA47乃至ステップA50によって形
成される処理ループを繰り返し実行し、逐次更新される
島インデックスレジスタS1にセットされている島番号
によって指定される島コンピュータSCPU(S1)に
対して、コマンド記憶エリアCOMにセットされている
コマンドを送信すると共に、送信データ記憶エリアDA
TAに記憶された内容を送信する。
【0092】そして、島インデックスレジスタS1にセ
ットされている島番号がエンド島番号記憶レジスタS2
にセットされる最終の島番号を超えると(ステップA5
0)、ホストCPU12は、データ送信処理を終了しリ
ターンする。
【0093】以上のように、メッセージ入力が選択され
た場合には、各島コンピュータSCPUに、メッセージ
受信要求コマンドとメッセージ内容が送信されることと
なる。
【0094】ホストCPU12は、ステップA34の処
理後、ステップA35に移行し、飲物項目入力が選択さ
れたか否かを判別する(ステップA35)。飲物項目入
力が選択されなかった場合、ホストCPU12は、ステ
ップA40に移行する。
【0095】飲物項目入力が選択された場合には、ホス
トCPU12は、飲物項目名及び各飲物項目に対応する
対価玉数の入力待ちとなる。キー入力操作部18から、
例えば、図18に示すような液晶情報表示装置DISP
の液晶表示部66に表示される飲物選択メニュー画面に
表示するためのコーヒー、ジュース、コーラ及びウーロ
ン茶の飲物項目名及び各飲物項目に対応する各対価玉数
が入力されると、ホストCPU12は、飲物項目記憶エ
リアに入力された各飲物項目と各対価玉数とを記憶し
(ステップA36)、コマンド記憶エリアCOMに飲物
項目受信要求コマンドをセットし(ステップA37)、
飲物項目記憶エリアに記憶した各飲物項目と各対価玉数
とを送信データ記憶エリアDATAに記憶し(ステップ
A38)、ステップA39に移行して図29のデータ送
信処理のサブルーチンを行う。
【0096】これにより、飲物項目入力が選択された場
合には、各島コンピュータSCPUに、飲物項目受信要
求コマンドと各飲物項目及び各飲物項目に対応する各対
価玉数が送信されることとなる。
【0097】ホストCPU12は、ステップA39の処
理後、ステップA40に移行し、休憩時間入力が選択さ
れたか否かを判別する(ステップA40)。休憩時間入
力が選択されなかった場合、ホストCPU12は、各設
定処理を終えてリターンする。
【0098】休憩時間入力が選択された場合には、ホス
トCPU12は、休憩時間の入力待ちとなる。キー入力
操作部18から、例えば、図16に示すような液晶情報
表示装置DISPの液晶表示部66に表示される休憩時
間選択画面に表示するための休憩時間30分及び60分
が入力されると、ホストCPU12は、入力された休憩
時間の各値30及び60を休憩時間記憶エリアに記憶し
(ステップA41)、コマンド記憶エリアCOMに休憩
時間受信要求コマンドをセットし(ステップA42)、
休憩時間記憶エリアに記憶した休憩時間の各値を送信デ
ータ記憶エリアDATAに記憶し(ステップA43)、
ステップA44に移行して図29に示すデータ送信処理
のサブルーチンを行い、この後、各設定処理を終えてリ
ターンする。
【0099】これにより、休憩時間入力が選択された場
合には、各島コンピュータSCPUに、休憩時間受信要
求コマンドと各休憩時間が送信されることとなる。
【0100】なお、各設定処理を選択した場合、ステッ
プA17の処理により実行処理フラグF2に4がセット
される結果、次周期においても、ステップA22の各設
定処理におけるステップA30、ステップA35及びス
テップA40の各判別処理が行われることとなる。
【0101】次に、島コンピュータSCPUに、メッセ
ージ受信要求コマンド、飲物項目受信要求コマンド及び
休憩時間受信要求コマンドが送信された場合の島コンピ
ュータSCPUの処理について説明する。
【0102】図43は、島コンピュータSCPUの島C
PU20が実行する処理の概略を示すフローチャートで
あり、島CPU20は、電源投入後、初期化処理を実行
し(ステップB1)、この後、SUB(B)、SUB
(C)、SUB(D)の各処理を順次繰り返し実行す
る。SUB(B)の処理は、主として、台コンピュータ
DCPUから送信された通信コマンドの別に応じて行う
処理であり、SUB(C)の処理は、島コンピュータS
CPUが主局となって傘下の各台コンピュータDCPU
から遊技機データを収集する処理であり、SUB(D)
の処理は、ホストコンピュータHCPUから送信された
通信コマンドの別に応じて行う処理である。
【0103】ホストコンピュータHCPUから送信され
たメッセージ受信要求コマンド、飲物項目受信要求コマ
ンド及び休憩時間受信要求コマンドに対する島コンピュ
ータHCPUの処理は、SUB(D)の処理において行
われる。
【0104】島CPU20は、図54乃至図60に示す
SUB(D)の処理を開始すると、ホストコンピュータ
HCPUから受信した通信コマンドをステップb40乃
至ステップb45のコマンド判別処理により判別する。
ホストコンピュータHCPUからの通信コマンドがなけ
れば、島CPU20は、SUB(D)の処理を実質的に
は実行することなく処理を終了しリターンする。
【0105】ホストコンピュータHCPUからメッセー
ジ受信要求コマンドを受信すると、島CPU20は、ス
テップb40の判別後、ステップb41の判別処理を真
と判別してステップb48に移行し、ホストコンピュー
タHCPUから送信されてきたメッセージ内容を受信
し、メモリに記憶する(ステップb48)。
【0106】次いで、島CPU20は、台インデックス
レジスタn1にスタート台番号、即ち、最初の台コンピ
ュータDCPUの番号をセットすると共に(ステップb
49)、エンド台番号記憶レジスタn2にエンド台番
号、即ち、最終の台コンピュータDCPUの番号をセッ
トし(ステップb50)、ステップb51に移行する。
なお、台インデックスレジスタn1にセットされるスタ
ート台番号及びエンド台番号記憶レジスタn2にセット
されるエンド台番号は、初期設定値として初期条件ファ
イルに予め設定記憶されているものである。
【0107】ステップb51に移行した島CPU20
は、台インデックスレジスタn1にセットされている台
番号に対応する台コンピュータDCPU(n1)に対し
てメッセージ受信要求コマンドを送信し(ステップb5
1)、次いで、送信相手の台コンピュータDCPU(n
1)に対してステップb48の処理でメモリに記憶した
メッセージ内容を送信し(ステップb52)、台インデ
ックスレジスタn1にセットされている台番号を1つイ
ンクリメントし(ステップb53)、次に、台インデッ
クスレジスタn1にセットされている台番号がエンド台
番号記憶レジスタn2にセットされる最終の台番号を超
えているか否かを判別する(ステップb54)。
【0108】台インデックスレジスタn1にセットされ
ている台番号がエンド台番号記憶レジスタn2にセット
される最終の台番号を超えていなければ、島CPU20
は、ステップb51乃至ステップb54によって形成さ
れる処理ループを繰り返し実行し、逐次更新される台イ
ンデックスレジスタn1にセットされている台番号によ
って指定される台コンピュータDCPUに対して、メッ
セージ受信要求コマンドを送信すると共に、メモリに記
憶されたメッセージ内容を送信する。
【0109】そして、台インデックスレジスタn1にセ
ットされている台番号がエンド台番号記憶レジスタn2
にセットされる最終の台番号を超えると(ステップb5
4)、島CPU20は、SUB(D)の処理を終了しリ
ターンする。これにより、傘下の全ての台コンピュータ
DCPUに対してメッセージ受信要求コマンドとメッセ
ージ内容が送信される。
【0110】また、ホストコンピュータHCPUから飲
物項目受信要求コマンドを受信すると、島CPU20
は、ステップb40、ステップb41の判別後、ステッ
プb42の判別処理を真と判別してステップb55に移
行し、ホストコンピュータHCPUから送信されてきた
各飲物項目と各飲物項目に対応する対価玉数を受信し、
メモリに記憶する(ステップb55)。
【0111】この後の処理は、メッセージ受信要求コマ
ンドを受信した処理と同様のアルゴリズムによるので詳
細な説明を省略することとし、処理の概略を説明する
と、逐次更新される台インデックスレジスタn1にセッ
トされている台番号によって指定される台コンピュータ
DCPU(n1)に対して、飲物項目受信要求コマンド
を送信すると共に、メモリに記憶された飲物項目及び各
飲物項目に対応する対価玉数を送信する(ステップb5
6〜ステップb61)。
【0112】さらに、ホストコンピュータHCPUから
休憩時間受信要求コマンドを受信すると、島CPU20
は、ステップb40、ステップb41、ステップb42
の判別後、ステップb43の判別処理を真と判別してス
テップb62に移行し、ホストコンピュータHCPUか
ら送信されてきた休憩時間の各値を受信し、メモリに記
憶する(ステップb62)。以下、メッセージ受信要求
コマンドを受信した処理と同様のアルゴリズムによるの
で詳細な説明を省略することとし、処理の概略を説明す
ると、逐次更新される台インデックスレジスタn1にセ
ットされている台番号によって指定される台コンピュー
タDCPU(n1)に対して、休憩時間受信要求コマン
ドを送信すると共に、メモリに記憶された休憩時間の各
値を送信する(ステップb63〜ステップb68)。
【0113】次に、台コンピュータDCPUに、メッセ
ージ受信要求コマンド、飲物項目受信要求コマンド及び
休憩時間受信要求コマンドが送信された場合の台コンピ
ュータDCPUの処理について説明する。
【0114】図61は、台コンピュータDCPUの台C
PU25が実行する処理の概略を示すフローチャートで
あり、台CPU25は、電源投入後、初期化処理を実行
して、処理に必要となる実行処理フラグF1やタイマT
1を0クリアし、この後、SUB(E)、メイン処理、
SUB(F)、SUB(G)、SUB(H)の各処理を
順次繰り返し実行する。
【0115】SUB(E)の処理は、主として、島コン
ピュータSCPUから送信された通信コマンドの別に応
じて行う処理であり、メッセージ受信要求コマンド、飲
物項目受信要求コマンド及び休憩時間受信要求コマンド
が送信された場合の台コンピュータDCPUの処理は、
SUB(E)の処理において行われる。
【0116】メイン処理は、主として、カード端末5か
らIDコードを入力すると、IDコードを記憶領域手段
のIDコード記憶領域に記憶すると共に、IDコードを
ホストコンピュータに送信し、次にホストコンピュータ
から送信された貯玉残高を受信すると、記憶したIDコ
ードに対応して貯玉残高記憶領域に記憶する処理、遊技
終了時、前記貯玉数記憶領域に記憶されている貯玉残高
をIDコードと共にホストコンピュータに送信する貯玉
残高出力処理及び液晶情報表示装置DISPに表示する
表示データを出力する処理等を行う。
【0117】SUB(F)の処理は、台計数機4に関す
る処理であって、台計数機4からの玉検出信号に基づい
て計数玉数及び貯玉残高を累積更新する処理である。
【0118】SUB(G)は、サンド貸機3に関する処
理であって、サンド貸機3から出力された引落信号を入
力すると、引落信号に対応する引落玉数とを貯玉残高記
憶領域に記憶した貯玉残高とを比較し、引落玉数が貯玉
残高の範囲内である場合に限って、サンド貸機3を介し
てパチンコ遊技機2に引落玉数のパチンコ玉の貸出しを
許容する処理と、貯玉残高記憶領域に記憶されている貯
玉残高から引落玉数を減算して貯玉残高を更新記憶する
処理とが行われる。
【0119】SUB(H)は、パチンコ遊技機2に関す
る処理であり、打玉数、払出玉数、特賞回数および始動
回数の各遊技機データを入力し、各データ毎に集計する
処理である。
【0120】台コンピュータDCPUは、島コンピュー
タSCPUから送信された通信コマンドを受信すると、
SUB(E)の処理において、通信コマンドの種別を判
別し、判別した通信コマンドに応じた処理を行う。
【0121】台コンピュータDCPUは、メッセージ受
信要求コマンドを受信すると、ステップf1の判別後、
ステップf4の判別処理において真と判別し、島コンピ
ュータSCPUから送信されてきたメッセージ内容を受
信し、メモリ26に記憶する(ステップf5)。
【0122】台コンピュータDCPUは、飲物項目受信
要求コマンドを受信すると、ステップf1及びステップ
f4の判別後、ステップf6の判別処理において真と判
別し、島コンピュータSCPUから送信されてきた飲物
項目及び飲物項目に対応した対価玉数を受信し、メモリ
に記憶する(ステップf7)。
【0123】台コンピュータDCPUは、休息時間受信
要求コマンドを受信すると、ステップf1、ステップf
4及びステップf6の判別後、ステップf8の判別処理
において真と判別し、島コンピュータSCPUから送信
されてきた休憩時間の各値を受信し、メモリに記憶する
(ステップf8)。
【0124】さて、ホストコンピュータHCPUにおけ
る各設定処理が終了すると、オペレータによって、キー
入力操作部18からのファンクションキーにより開店処
理モード入力が行われる。
【0125】開店処理モードが入力されると、ホストコ
ンピュータHCPUは、図25のステップA3の判別処
理を真と判別し、実行処理フラグF2に1をセットし
(ステップA15)、ステップA7以降の処理に移行す
る。
【0126】実行処理フラグF2に1がセットされる結
果、ホストコンピュータHCPUは、開店処理を実行す
る(ステップA19)。開店処理については、概略で説
明をすることとする。ホストコンピュータHCPUが行
う開店処理は、図122に示す収集データメモリ19の
本日分のデータを記憶するための台番号ファイルの記憶
エリア全てを0クリアして初期化し、次に、全島コンピ
ュータSCPUに開店コマンドを送信し、この後、実行
処理フラグF2に2をセットする。
【0127】島コンピュータSCPUは、開店コマンド
を受けると、収集データメモリ21の本日分の記憶エリ
アを0クリアして初期化し、次に、傘下の台コンピュー
タDCPUに対して開店コマンドを送信する。
【0128】台コンピュータDCPUは、開店コマンド
を受けると、図124乃至図126に示すメモリ26に
設定されたの本日分のデータ記憶のための記憶エリアを
0クリアして初期化する。
【0129】ここまでが、ホール側が開店前に行う処理
である。次に、開店後、遊技者の操作に対応して遊技場
管理装置1の処理動作について説明する。
【0130】ホストコンピュータHCPUは、開店処理
を終えると実行処理フラグF2に2が設定される結果、
ステップA7、ステップA8の判別後、ステップA9の
判別処理を真と判別し、営業中処理に移行する(ステッ
プA20)。
【0131】図30は、ホストコンピュータHCPUが
実行する営業中処理の概略を示すフローチャートであ
る。ステップa1乃至ステップa5の処理は、オペレー
タが必要に応じてキー入力操作部18からのファンクシ
ョンキーにより、台番号を入力した時に行われる処理で
あり、オペレータによる台番号入力がない場合には、ホ
ストCPU12は、ステップa1の判別処理を偽と判定
し、ステップa6のSUB(A)の処理に移行する。
【0132】図31乃至図39は、SUB(A)の処理
を示すフローチャートである。ホストCPU12は、S
UB(A)の処理を開始すると、島コンピュータSCP
Uからの通信コマンド入力があるか否かを判別する(ス
テップa10)。島コンピュータSCPUからの通信コ
マンド入力がなければ、ホストCPU12は、リターン
する。このため、島コンピュータSCPUからの通信コ
マンド入力がなければ、SUB(A)の処理は実質的に
は行われない。この場合、ホストCPU12は、実行処
理フラグF2に設定される値2に基づいて、図30のス
テップa1及びSUB(A)におけるステップa10の
判別処理のみを所定周期で繰り返し実行する。
【0133】一方、台コンピュータDCPUは、開店後
は、ホストコンピュータHCPUが各設定処理を行わな
い限り、図61に示すメイン処理、SUB(F)、SU
B(G)、SUB(H)の各処理を順次繰り返し実行す
ることとなる。
【0134】次に、台コンピュータDCPUが実行する
メイン処理について説明する。図65乃至図81は、台
コンピュータDCPUの台CPU25が実行するメイン
処理を示すフローチャートである。
【0135】台CPU25は、メイン処理を開始する
と、まず、ステップs1乃至ステップs6の実行処理フ
ラグ判別処理を行う。なお、実行処理フラグF1の値に
対するメイン処理における各処理は、 F1=0 遊技機情報表示(本日分を含めて3日分) F1=1 メッセージ表示 F1=2 ホストコンピュータとIDコードの確認 F1=3 暗証番号入力 F1=4 遊技中 F1=5 遊技中 サービスメニュー F1=6 遊技中 飲物メニュー F1=7 遊技中 おしぼり F1=8 遊技中 休息 F1=9 遊技中 休息のためのカード抜き取り待ち F1=10 遊技中(休息中) F1=11 遊技中(台予約) F1=12 遊技中(台予約選択) F1=13 遊技中(台予約済メッセージ表示) F1=14 遊技終了 F1=15 閉店処理 F1=16 釘調整 のように設定されている。
【0136】電源投入直後の段階では、実行処理フラグ
F1は0クリアされているため、台CPU25は、ステ
ップs1乃至ステップs4の各判別処理をいずれも偽と
判別する。また、ステップs5に以降して、カード端末
5からのカードセンサの信号がオンとなっているか、即
ち、IDカードが挿入されているかを判別するが(ステ
ップs5)、遊技者によってIDカードが未挿入であれ
ば偽と判別してステップs6に移行し、真と判別してス
テップs7に移行する。
【0137】ステップs7に移行した台CPU25は、
タイマT1が0であるか否かを判別するが(ステップs
7)、タイマT1の値は、初期化処理によって0とされ
ているため、真と判別してステップs8に移行する。
【0138】台CPU25は、実行処理フラグF1に1
をセットし(ステップs8)、タイマT1に所定値Xを
セットし(ステップs9)、液晶情報表示装置DISP
に情報表示コマンドを送信し(ステップs10)、次い
で、メモリ26に記憶されているメッセージ内容、例え
ば、パチンコ遊技機の入れ替え情報、ホール側のチェー
ン店の案内、景品の案内を液晶情報表示装置DISPに
送信し、この周期の処理を終了する。なお、液晶情報表
示装置DISPに送信されたメッセージ内容は、液晶情
報表示装置DISPの液晶表示部66に表示されること
となるが、液晶情報表示装置DISPにおける処理につ
いては、後述することとする。
【0139】実行処理フラグF1に1がセットされる結
果、次周期のメイン処理では、台CPU25は、IDカ
ードが未挿入であれば、ステップs1乃至ステップs5
の判別処理をいずれも偽と判別し、ステップs6の判別
処理を偽と判別してステップs12に移行し、タイマT
1が0であるか否かを判別するが(ステップs12)、
タイマT1に所定値Xをセットした次周期の処理ではタ
イマT1の値は0ではないので偽と判別し、タイマT1
の値を1つデクリメントし(ステップs13)、この周
期の処理を終了する。
【0140】以下、台CPU25は、タイマT1の値が
0となるまでの間、実行処理フラグF1の値1に基づい
て、ステップs1乃至ステップs6の判別処理、ステッ
プs12の判別処理及びステップs13の処理を所定の
周期で繰り返し行う。
【0141】そして、タイマT1の値が0となると、ス
テップs12の判別結果が真となり、台CPU25は、
実行処理フラグF1に0をセットし(ステップs1
4)、タイマT1に所定値Xをセットし(ステップs1
5)、液晶情報表示装置DISPに遊技機情報表示コマ
ンドを送信する(ステップs16)。
【0142】台CPU25は、次いで、送信カウントレ
ジスタnに送信回数3をセットし(ステップs17)、
日付設定レジスタDATEに本日の日付をセットし(ス
テップs18)、日付設定レジスタDATEに設定され
た日付けに対応するパチンコ遊技機データをメモリ26
に設定されている図123に示すような日付別の記憶エ
リアから読み出し(ステップs19)、読み出したパチ
ンコ遊技機データを液晶情報表示装置DISPに送信し
(ステップs20)、送信カウントレジスタnにセット
された値を1つデクリメントし(ステップs21)、送
信カウントレジスタnにセットされた値が0となってい
るか否かを判別する(ステップs22)。なお、パチン
コ遊技機データとしては、例えば、累計特賞回数及び累
計始動回数が送信される。
【0143】送信カウントレジスタnにセットされた値
が0となっていなければ、台CPU25は、日付設定レ
ジスタDATEに設定された日付けを前日の日付けに切
り替え(ステップs23)、再びステップs19に移行
し、ステップs19〜ステップs21までの処理を繰り
返し実行する。
【0144】そして、送信カウントレジスタnにセット
された値が0となると、台CPU25は、ステップs2
2の判別処理を真と判別してこの周期の処理を終了し、
リターンする。
【0145】これにより、送信カウントレジスタnにセ
ットされた初期値が3であるため、当日を含めて3日分
のパチンコ遊技機データ、例えば、昨昨日分、累計特賞
回数及び累計始動回数と、昨日分の累計特賞回数及び始
動回数と、本日分累計特賞回数及び累積始動回数が読み
出されて液晶情報表示装置DISPに送信されることと
なる。なお、液晶情報表示装置DISPに送信されたパ
チンコ遊技機データは、図12に示すように、液晶情報
表示装置DISPの液晶表示部66に表示される。
【0146】実行処理フラグF1に0がセットされる結
果、タイマT1に所定値Xをセットした次周期のメイン
処理では、IDカードが遊技者によってカード端末5に
挿入されない限り、台CPU25は、ステップs6の判
別後のステップs7のタイマT1の値が0となっている
か否かの判別処理を偽と判別するので、台CPU25
は、タイマT1の値を1つデクリメントし(ステップs
24)、この周期の処理を終了する。以下、台CPU2
5は、タイマT1の値が0となるまでの間、ステップs
1〜ステップs7の判別処理およびステップs24の処
理を所定周期で繰り返し実行する。
【0147】そして、タイマT1の値が0となると、ス
テップs7の判別結果が真となり、ステップs8乃至ス
テップs11の処理が再度実行される。即ち、IDカー
ドが遊技者によってカード端末5に挿入されない間、タ
イマT1にセットされる所定値Xが規定する所定時間の
間は、液晶情報表示装置DISPの液晶表示部66にメ
ッセージ内容が表示され、該所定時間が経過すると、実
行処理フラグF1に1がセットされる結果、ステップs
14乃至ステップs18の処理及びステップs19乃至
ステップs23によって形成されるループ処理が実行さ
れることにより、この後の所定時間の間は、図12に示
す3日分のパチンコ遊技機の情報が液晶情報表示装置D
ISPの液晶表示部66に表示される。
【0148】即ち、遊技者は、ホール入場後、液晶情報
表示装置DISPの液晶表示部66に表示される3日分
のパチンコ遊技機の情報を視認してパチンコ遊技台選定
の参考にすることができる。
【0149】ここで、ホールに入場した遊技者には、識
別カードとしてのIDカードが貸与されているものす
る。該IDカードの磁気ストライプ部には、IDコード
が記憶されている。また、遊技者は、既に玉貸し用のプ
リペイドカードを購入しているものとする。
【0150】遊技者は、遊技を行おうとするパチンコ遊
技機2を選定すると、まず、図6のパチンコ遊技台24
の島上部のカード端末5のIDカード挿入口65にID
カードを挿入する。
【0151】カード端末5にIDカードが挿入される
と、まず、カードセンサがオンとなり、このオン信号が
センサ検出回路34を介して台CPU25に入力され
る。また、遊技者がIDカードを挿入する過程で、磁気
ヘッドにより磁気ストライプ部に記憶されているIDコ
ードが読まれ、ヘッド制御回路33を介して読まれたI
Dコードが台CPU25に入力される。
【0152】台CPU25は、メイン処理において、実
行処理フラグF1の値0または1に基づいて前述の液晶
情報表示装置DISPの液晶表示部66にメッセージ内
容を表示するための処理及びパチンコ遊技機情報を表示
するための処理を行っており、IDカードが挿入される
と、台CPU25は、ステップs5の判別処理を真と判
別してIDカードの挿入を検出してステップs25に移
行する。
【0153】台CPU25は、実行処理フラグF1に2
をセットし(ステップs25)、カード端末5からID
コードを入力すると共にIDコードをメモリ26に記憶
し(ステップs26,ステップs27)、次いで、液晶
情報表示装置DISPにコメント表示コマンドを送信し
(ステップs28)、次に、液晶情報表示装置DISP
に予めメモリ26に設定記憶されているコメント内容を
送信し(ステップs29)、島コンピュータSCPU
に、IDコードと照会コマンドを送信し(ステップs3
0)、この周期の処理終えてリターンする。なお、液晶
情報表示装置DISPに送信されるコメント内容は、例
えば、「しばらくお待ちください。」が送信される。
【0154】実行処理フラグF1に2がセットされる結
果、次周期以降のメイン処理では、台CPU25は、ス
テップs4の実行処理フラグF1の値が2以上であるか
否かの判別処理を真と判別し、ステップs31の判別処
理を偽と判別し、ステップs32に移行し、IDカード
がカード端末5に挿入されたままであるためカードセン
サが検出する検出信号はオンであることにより、続くカ
ード抜き取りか否かの判別処理を偽と判別し、ステップ
s33の判別処理で実行処理フラグF2の現在値2を検
出してステップs34に移行し、島コンピュータSCP
Uからの照会回答を受信したか否かを判別する(ステッ
プs34)。
【0155】島コンピュータSCPUからの照会回答を
未だ受信していなければ、台CPU25は、この周期の
処理を終えてリターンする。以下、台CPU25は、メ
イン処理においては、実行処理フラグF1の値2に基づ
いて、ステップs1乃至ステップs4の判別処理、ステ
ップs31乃至ステップs34の判別処理を繰り返し、
島コンピュータSCPUからの照会回答の受信待ちとな
る。
【0156】台コンピュータDCPUから島コンピュー
タSCPUに照会コマンドが送信されると、これを受け
た島コンピュータSCPUの島CPU20は、図44の
SUB(B)におけるステップb1の台コンピュータD
CPUからの通信コマンドがあるか否かの判別処理を真
と判別し、ステップb2の照会であるか否かの判別処理
を真と判別し、ステップb10に移行する。
【0157】島CPU20は、台コンピュータDCPU
から送信されてくるIDコードを受信し(ステップb1
0)、照会コマンド及び受信したIDコードをホストコ
ンピュータHCPUに送信する(ステップb11)。
【0158】島コンピュータSCPUからホストコンピ
ュータHCPUに照会コマンドが送信されると、これを
受けたホストコンピュータHCPUのホストCPU12
は、図31のSUB(A)におけるステップa10の島
コンピュータSCPUからの通信コマンドがあるか否か
の判別処理を真と判別し、ステップa11の照会である
か否かの判別処理を真と判別し、ステップa19に移行
する。
【0159】ホストCPU12は、島コンピュータSC
PUから送信されてくるIDコードを受信し(ステップ
a19)、受信したIDコードに対応するレコードを、
メモリ14に設定されている表1のファイルから検索
し、検索したレコードにおける暗証番号記憶領域に記憶
されている暗証番号ANO及び貯玉残高記憶領域に記憶
されている貯玉残高BBの各値を読み出し(ステップa
20)、送信相手の島コンピュータSCPUに送信し
(ステップa21)、この処理を終了する。
【0160】ホストコンピュータHCPUから送信され
た暗証番号ANOおよび貯玉残高BBの各値は、図45
のステップb12の処理により、島CPU20に受信さ
れ(ステップb12)、島CPU20は、受信した暗証
番号ANOおよび貯玉残高BBの各値を送信相手の台コ
ンピュータDCPUに送信し(ステップb13)、この
処理を終了する。
【0161】島コンピュータSCPUから台コンピュー
タDCPUに暗証番号ANOおよび貯玉残高BBの各値
が送信されると、台CPU25は、ステップs34の判
別処理を真と判別し、島コンピュータSCPUから送信
されてきた暗証番号ANOおよび貯玉残高BBの各値を
メモリ26に記憶し(ステップs35)、実行処理フラ
グF1に3をセットし(ステップs36)、液晶情報表
示装置DISPに暗証番号入力コマンドを送信し(ステ
ップs37)、この周期の処理終えてリターンする。な
お、これにより、液晶情報表示装置DISPの液晶表示
部66には、図13に示すような暗証番号入力画面が表
示される。また、図13における数字表示領域0〜9ま
ではタッチパネル68の操作入力部であり、遊技者によ
り4桁の暗証番号が入力される。
【0162】実行処理フラグF1に3がセットされる結
果、次周期のメイン処理では、台CPU25は、ステッ
プs1乃至ステップs4の判別処理、ステップs31乃
至ステップs33の判別処理を実行後、ステップs38
の判別処理によって実行処理フラグF1の値3が検出さ
れてステップs39に移行する。
【0163】台CPU25は、ステップs39におい
て、液晶情報表示装置DISPにおいて操作入力された
暗証番号ANO′を液晶情報表示装置DISPから受信
したか否かを判別する(ステップs39)。液晶情報表
示装置DISPからの暗証番号ANO′を未だ受信して
いなければ、台CPU25は、この周期の処理を終了し
リターンする。
【0164】以下、台CPU25は、液晶情報表示装置
DISPから暗証番号ANO′を受信するまでの間、実
行処理フラグF1の値3に基づいて、ステップs1乃至
ステップs4の判別処理、ステップs31乃至ステップ
s33の判別処理及びステップs38乃至ステップs3
9の判別処理を所定周期で繰り返し実行して遊技者が入
力する暗証番号ANO′の受信待ちとなる。
【0165】そして、遊技者が4桁の暗証番号ANO′
を液晶情報表示装置DISPのタッチパネル68から入
力すると、液晶情報表示装置DISPから暗証番号AN
O′が台CPU25に入力される。台CPU25は、ス
テップs39の判別処理を真と判別し、入力された暗証
番号ANO′がメモリに記憶した暗証番号ANOに一致
するか否かを判別する(ステップs40)。
【0166】入力された暗証番号ANO′がメモリに記
憶した暗証番号ANOに一致しない場合には、台CPU
25は、この周期の処理を終了してリターンするため、
再度の暗証番号ANO′の受信待ちとなる。
【0167】入力された暗証番号ANO′がメモリに記
憶した暗証番号ANOに一致する場合には、台CPU2
5は、実行処理フラグF1に4をセットし(ステップs
41)、メモリ26に設定された図124に示す個人用
データ記憶エリア及び図126に示す獲得金額記憶エリ
アを0クリアし(ステップs42)、液晶情報表示装置
DISPに遊技中コマンドを送信し(ステップs4
3)、今回周期の処理を終えてリターンする。
【0168】実行処理フラグF1に4がセットされる結
果、次周期のメイン処理では、台CPU25は、ステッ
プs1乃至ステップs4の判別処理、ステップs31乃
至ステップs33の判別処理及びステップs38の判別
処理を実行後、ステップs44の判別処理によって実行
処理フラグF1の値4が検出されてステップs45に移
行する。
【0169】台CPU25は、個人用データ記憶エリア
から打玉数、払出玉数、差引、特賞回数、始動回数を読
み出して液晶情報表示装置DISPに送信し(ステップ
s45)、次いで、個人用データ記憶エリアから投入金
額、カード使用金額、引落玉数、計数玉数を読み出して
液晶情報表示装置DISPに送信し(ステップs4
6)、次にステップs47の処理に移行し、玉1球の金
額換算値4(円)とし、計数玉数に金額換算値4を掛け
て計数玉数換算金額を求め、サンド貸機3の硬貨投入口
48に投入された投入金額とサンド貸機3において消費
されたプリペイドカードのカード使用金額との和を計算
して使用金額の合計を求めて一時記憶し、貯玉残高から
引落した引落玉数に金額換算値4を掛けて引落玉数換算
金額を求め、さらに、計数玉数換算金額から使用金額及
び引落玉数換算金額を差し引いて獲得金額$を求めてメ
モリの獲得金額記憶エリアに記憶する(ステップs4
7)。なお、暗証番号ANO′を入力した直後において
は、パチンコ玉の貸し出しが未だ行われていないため、
これらの値は0となっている。
【0170】台CPU25は、次いで、一時記憶してお
いた使用金額の合計の値と、獲得金額記憶エリアに記憶
されている獲得金額$と、貯玉残高記憶エリアに記憶さ
れている貯玉残高BBとを液晶情報表示装置DISPに
送信し(ステップs48)、ステップs49に移行す
る。ステップs45、ステップs46及びステップs4
8の処理が行われると、液晶情報表示装置DISPの液
晶表示部66に、図14に示すような表示画面に打玉
数、払出玉数、差引、特賞回数、始動回数、投入金額、
カード使用金額、使用金額の合計、引落玉数、計数玉数
及び獲得金額、並びに貯玉残高の各値が表示される。な
お、暗証番号ANO′を入力した直後においては、パチ
ンコ玉の貸し出しが未だ行われていないため、貯玉残高
BBを除くこれらの値は0が表示されている。
【0171】台CPU25は、ステップs48の処理
後、ステップs49に移行して液晶情報表示装置DIS
Pからのサービスコマンドの入力があるか否かを判別す
る(ステップs49)。図14の表示画面の左下には、
タッチパネル68の操作入力部としてサービスキーが表
示されている。なお、サービスキーの操作入力が行われ
た場合の処理に関しては後述することとし、サービスキ
ーの操作入力が行われないものとして説明することにす
る。台CPU25は、ステップs49の判別処理を偽と
判別して今回周期の処理を終えてリターンする。
【0172】以下、台CPU25は、実行処理フラグF
1の値4に基づいて次周期以降のメイン処理を行うこと
となり、ステップs1乃至ステップs4の判別処理、ス
テップs31乃至ステップs33の判別処理、ステップ
s38の判別処理およびステップs44の判別処理を実
行後、ステップs45乃至ステップs48の処理を実行
することにより、液晶情報表示装置DISPに対して、
個人用データ記憶エリアに記憶されている打玉数、払出
玉数、差引、特賞回数、始動回数、投入金額、カード使
用金額、引落玉数、計数玉数、獲得金額、使用金額の合
計および貯玉残高の各値が送信される。
【0173】次に、メイン処理に続いて行われる図61
に示すSUB(F)、SUB(G)及びSUB(H)の
各処理について説明する。
【0174】図82は、SUB(F)の処理を示すフロ
ーチャートであり、この処理を開始した台CPU25
は、まず、実行処理フラグF1の値が遊技中となってい
るか否かを判別する。実行処理フラグF1の値が4≦F
1≦13の範囲にある場合には、遊技中である。台CP
U25は、実行処理フラグF1の値が遊技中でない場合
には、ステップc1の実行処理フラグF1の値が3以下
か否かの判別処理またはステップc2の実行処理フラグ
F1の値が14以上であるか否かの判別処理のうちのい
ずれかを真と判別してリターンする。このため、実行処
理フラグF1の値が遊技中でない場合には、SUB
(F)の処理は実行されない。
【0175】実行処理フラグF1の値が4≦F1≦13
の範囲にある場合には、ステップc1およびステップc
2の判別結果がいずれも偽となり、この場合には、台C
PU25は、ステップc3に移行し、台計数機4からの
玉検出信号が入力されているか否かを判別する(ステッ
プc3)。
【0176】台計数機4からの玉検出信号の入力がなけ
れば、台CPU25は、SUB(F)の処理を終了して
リターンする。
【0177】台計数機4からの玉検出信号の入力がある
と、台CPU25は、個人用データ記憶エリアにおける
計数玉数記憶エリアに記憶されている計数玉数の値に1
を加算記憶すると共に、累計データ記憶エリアにおける
累計計数玉数記憶エリアに記憶されている累計計数玉数
の値に1を加算記憶し(ステップc4)、貯玉残高記憶
エリアに記憶されている貯玉残高BBに1を加算記憶し
(ステップc5)、SUB(F)の処理を終了する。
【0178】この処理により、台計数機4において遊技
者が計数のために投入したパチンコ玉が1玉ずつ検出さ
れて玉検出信号として台コンピュータDCPUに入力さ
れ、台コンピュータDCPUのメモリに記憶されている
計数玉数、累計計数玉数及び貯玉残高BBの各値にそれ
ぞれ加算記憶される。また、実行処理フラグF1の値が
遊技中でない場合には、台計数機4からの玉検出信号の
入力が無視されるので、実行処理フラグF1の値が遊技
中でない場合の台計数機4で遊技者が行う計数行為は無
効となる。
【0179】図83乃至図84は、SUB(G)の処理
を示すフローチャートであり、この処理を開始した台C
PU25は、まず、前述と同様のアルゴリズムにより、
ステップd1及びステップd2の判別処理を行って、実
行処理フラグF1の値が遊技中となっているか否かを判
別する。
【0180】実行処理フラグF1の値が遊技中でなけれ
ば、台CPU25は、ステップd3に移行し、サンド貸
機3に対して貸出禁止信号を出力し(ステップd3)、
サンド貸機3における一切の玉の貸出しを停止し、SU
B(G)の処理を終了し、リターンする。
【0181】実行処理フラグF1の値が遊技中であれ
ば、台CPU25は、ステップd4に移行し、サンド貸
機3に対して貸出禁止解除信号を出力し(ステップd
4)、サンド貸機3における玉の貸出しを可能とし、ス
テップd5に移行する。
【0182】遊技者は、図6に示すサンド貸機4に対し
て、硬貨投入口47に所定金額の硬貨を投入するか、ま
たはプリペイドカード挿入口46にプリペイドカードを
挿入した後、パチンコ遊技機2の前面に設けた購入金額
キー36を押すことにより金額指示を行うか、または引
落玉数設定キー44を操作することにより台コンピュー
タDCPUに記憶されている現在の貯玉残高分から所定
の引落玉数を引落しを行うかにより、パチンコ遊技機2
から玉を排出させて玉の貸出しを受けることができる。
【0183】台CPU25は、まず、サンド貸機3から
の硬貨投入による投入検出信号が入力されているか否か
を判別する(ステップd5)。サンド貸機3からの投入
検出信号の入力がなければ、台CPU25はステップd
7に移行する。サンド貸機3からの投入検出信号の入力
があると、台CPU25は、個人用データ記憶エリアに
おける投入金額記憶エリアに記憶されている投入金額に
サンド貸機3に投入された投入金額¥を加算し、加算結
果を投入金額記憶エリアに記憶すると共に、累計データ
記憶エリアにおける累計投入金額記憶エリアに記憶され
ている累計投入金額にサンド貸機3に投入された投入金
額¥を加算し、加算結果を累計投入金額記憶エリアに記
憶し(ステップd6)、ステップd7に移行する。
【0184】ステップd7に移行した台CPU25は、
サンド貸機3からの購入金額キー36のキー操作信号が
入力されているか否かを判別する(ステップd7)。キ
ー操作信号の入力がなければ、台CPU25は、ステッ
プd9に移行する。キー操作信号の入力があれば、台C
PU25は、個人用データ記憶エリアにおけるカード使
用金額記憶エリアに記憶されているカード使用金額に一
回の購入金額キー36の操作に対応して予め定められた
引落し金額C¥を加算し、加算結果をカード使用金額記
憶エリアに記憶すると共に、累計カード使用金額記憶エ
リアに記憶されている累計カード使用金額に所定の引落
し金額C¥を加算し、加算結果を累計カード使用金額記
憶エリアに記憶し(ステップd8)、ステップd9に移
行する。
【0185】ステップd9に移行した台CPU25は、
引落玉数設定キー44の操作によるサンド貸機3からの
玉引落信号が入力されているか否かを判別する(ステッ
プd9)。サンド貸機3からの玉引落信号が入力されて
いなければ、台CPU25は、SUB(G)の処理を終
了してリターンする。
【0186】サンド貸機3からの玉引落信号の入力があ
れば、台CPU25は、1回の引落玉数設定キー44の
操作に対応して予め定められた引落玉数KBが、貯玉残
高記憶エリアに記憶されている現在の貯玉残高BBの範
囲内にあるか否かを判別する(ステップd10)。引落
玉数KBが、貯玉残高記憶エリアに記憶されている現在
の貯玉残高BBより大きい場合には、台CPU25は、
サンド貸機3に玉排出不可信号を出力し(ステップd1
4)、パチンコ遊技機2からのパチンコ玉の排出を禁止
し、SUB(G)の処理を終了してリターンする。
【0187】引落玉数KBが、貯玉残高記憶エリアに記
憶されている現在の貯玉残高BBの範囲内にある場合に
は、サンド貸機3に玉排出許可信号を出力し(ステップ
d11)、1回の引落玉数設定キー44の操作に対応し
て予め定められた貸出玉数のパチンコ玉の排出をサンド
貸機3に許可する。
【0188】次いで、台CPU25は、個人用データ記
憶エリアにおける引落玉数記憶エリアに記憶されている
引落玉数に引落玉数KBを加算し、加算結果を引落玉数
記憶エリアに記憶すると共に、累計引落玉数記憶エリア
に記憶されている累計引落玉数に引落玉数KBを加算
し、加算結果を累計引落玉数記憶エリアに記憶し(ステ
ップd12)、貯玉残高記憶エリアに記憶されている貯
玉残高BBから引落玉数KBを減算し、減算結果を貯玉
残高記憶エリアに記憶し(ステップd13)、SUB
(G)の処理を終了してリターンする。
【0189】この処理により、サンド貸機3において遊
技者が玉貸出しのために使用した現金¥、カード使用金
額C¥及び引落玉数KBのそれぞれが台コンピュータD
CPUに入力され、台コンピュータDCPUのメモリに
記憶されている投入金額及び累計投入金額、カード使用
金額及び累計カード使用金額、引落玉数及び累計引落玉
数の各々にそれぞれ加算記憶されると共に、台コンピュ
ータDCPUのメモリに記憶されている貯玉残高BBか
ら引落玉数KBが差し引かれ、貯玉残高BBが更新記憶
される。
【0190】ここで、サンド制御ユニット45のサンド
CPUが実行する処理について説明する。図119乃至
図120は、サンドCPUが実行する処理の一部を概略
を示すフローチャートである。サンドCPUは、この処
理の他にも例えば、プリペイドカードの搬送・搬出等の
処理を行うが、これらに関しては従来と同様のアルゴリ
ズムに沿って処理を実行するため、説明を省略する。
【0191】サンドCPUは、電源投入後、貸出禁止フ
ラグFL0に貸出禁止を規定する値1をセットすると共
に、玉排出信号フラグFL1に玉排出信号の出力なしを
規定する値0をセットする(ステップz01)。
【0192】ステップz01の処理後、サンドCPU
は、ステップz02の台コンピュータDCPUから送信
される貸出禁止信号の入力があるか否かの判別処理に移
行する。
【0193】前述したように、台コンピュータDCPU
におけるメイン処理において、実行処理フラグF1の値
が0≦F1≦3及び14≦F1≦16となっている遊技
中以外の場合には、台コンピュータDCPUからサンド
貸機3に貸出禁止信号が出力される。この場合には、サ
ンドCPUは、台コンピュータDCPUから送信される
貸出禁止信号の入力ありと判別し(ステップz02)、
貸出禁止フラグFL0に1をセットし(ステップz0
3)、ステップz4の台コンピュータDCPUから送信
される貸出禁止解除信号の入力があるか否かの判別処理
に移行するが、台コンピュータDCPUにおけるメイン
処理において、遊技中でない場合には貸出禁止解除信号
は出力されないので、偽と判別し、ステップz06の貸
出禁止フラグFL0の値が貸出禁止解除を規定する値0
であるか否かの判別処理に移行するが、貸出禁止フラグ
FL0に1がセットされているため、偽と判別し、リタ
ーンする。
【0194】このように、台コンピュータDCPUの実
行処理フラグF1の値が遊技中となっていない場合に
は、サンドCPUは、ステップz02、ステップz04
およびステップz06の判別処理のみを所定の処理周期
で繰り返し実行するため、実質的にはパチンコ遊技機2
に対する玉貸し出しのための玉の排出は行われないこと
となる。
【0195】台コンピュータDCPUにおけるメイン処
理において、実行処理フラグF1の値が4≦F1≦13
となっている遊技中の場合には、台コンピュータDCP
Uからサンド貸機3に貸出禁止解除信号が出力される。
【0196】この場合には、サンドCPUは、ステップ
z01の処理、ステップz02の判別処理を偽と判別
後、台コンピュータDCPUから送信される貸出禁止解
除信号の入力がありと判別し(ステップz04)、貸出
禁止フラグFL0に0をセットし(ステップz05)、
ステップz06の判別処理を真と判別するので、ステッ
プz07に移行する。
【0197】この場合には、サンド貸機3において玉の
貸出が許可されたこととなる。サンドCPUは、まず、
硬貨の投入があるかを判別する(ステップz07)。
【0198】サンドCPUは、硬貨の投入があれば、台
コンピュータDCPUに対して投入信号を出力し(ステ
ップz08)、玉排出信号フラグFL1に玉排出信号の
出力を規定する値1をセットした後(ステップz0
9)、ステップz19に移行する。
【0199】ステップz07の判別処理で、硬貨の投入
なしと判別した場合には、サンドCPUはステップz1
0に移行し、購入キー操作信号の入力があるか否かを判
別する(ステップz10)。
【0200】サンドCPUは、購入キー操作信号の入力
があれば、挿入されているプリペイドに記憶されている
金額データが玉の貸出に足り得るか否かを判別し(ステ
ップz11)、プリペイドに記憶されている金額データ
が玉の貸出に足り得る場合に限ってステップz12に移
行し、台コンピュータDCPUに購入キー操作信号を出
力し(ステップz12)、玉排出信号フラグFL1に1
をセットした後(ステップz13)、ステップz19に
移行する。また、プリペイドに記憶されている金額デー
タが玉の貸出に足りないと判別した場合には、そのまま
ステップz19に移行する。
【0201】なお、ステップz11の判別結果が真とな
った場合には、プリペイドカードに記憶されている金額
データからの玉貸分の金額減算やプリペイドカードへの
金額データの書き込みが行われるが、これらの処理につ
いては従来と同様のアルゴリズムにより行われるので説
明を省略する。
【0202】ステップz10の判別処理で、購入キー操
作信号の入力なしと判別した場合には、サンドCPU
は、ステップz14に移行し、引落玉数設定キー入力が
あるか否かを判別する(ステップz14)。
【0203】サンドCPUは、引落玉数設定キー入力が
あれば、ステップz15に移行し、台コンピュータDC
PUに玉引落信号を出力し(ステップz15)、この後
に台コンピュータDCPUから送信されてくる回答を受
信するまで待機する(ステップz16)。
【0204】台コンピュータDCPUに玉引落信号が入
力されると、前述したように、SUB(G)において、
貯玉残高BBと予め定められた引落玉数KBとの大小比
較が行われ、引落玉数KBが貯玉残高BBの範囲内であ
れば、サンド貸機3に玉排出許可信号が出力される一
方、引落玉数KBが貯玉残高BBより大きければ、サン
ド貸機3に玉排出不可信号が出力される(ステップd
9、ステップd10、ステップd11及びステップd1
4を参照)。
【0205】サンドCPUは、台コンピュータDCPU
から送信された回答を受信すると(ステップz16)、
受信した回答が玉排出許可信号であるか否かを判別し
(ステップz17)、受信した回答が玉排出許可信号で
あれば、玉排出信号フラグFL1に1をセットした後
(ステップz18)、ステップz19に移行する一方、
受信した回答が玉排出許可信号でなければ、即ち、受信
した回答が玉排出不可信号であれば、直接ステップz1
9に移行する。
【0206】このように、貸出禁止フラグFL0が0で
ある貸出禁止解除の場合に、ステップz01からステッ
プz19に至る処理において、硬貨の投入がある場合
と、購入キー操作信号が入力された上で、カードの残度
金額が玉の貸出に足り得る場合と、引落玉数設定キー入
力が検出された後、台コンピュータDCPUから玉排出
許可信号が入力された場合とのうちのいずれかの場合
に、玉排出信号フラグFL1に玉排出信号の出力を規定
する値1がセットされる。また、これらの場合を除いて
は、ステップz01の処理により玉排出信号フラグFL
1に0がセットされている。
【0207】ステップz19に移行すると、サンドCP
Uは、玉排出信号フラグFL1に玉排出信号の出力を規
定する値1がセットされているか否かを判別し(ステッ
プz19)、玉排出信号フラグFL1の値が1であれ
ば、パチンコ遊技機2に対して玉排出信号を出力し(ス
テップz20)、玉排出信号フラグFL1の値を0クリ
アし(ステップz21)、リターンする。これにより、
パチンコ遊技機2からは規定個数の貸球が排出されるこ
ととなる。
【0208】玉排出信号フラグFL1の値が1でなけれ
ば、サンドCPUは、ステップz19の判別後リターン
するため、パチンコ遊技機2に対する玉貸し出しのため
の玉の排出は行われない。
【0209】図85乃至図86は、SUB(H)の処理
を示すフローチャートであり、この処理を開始した台C
PU25は、まず、前述と同様のアルゴリズムにより、
ステップe1及びステップe2の判別処理を行って、実
行処理フラグF1の値が遊技中となっているか否かを判
別する。
【0210】実行処理フラグF1の値が遊技中でなけれ
ば、台CPU25は、ステップe3に移行し、パチンコ
遊技機2に対して遊技動作禁止信号を出力し(ステップ
e3)、パチンコ遊技機2における打球ハンドル40を
駆動する打球モータを停止させて遊技不能とし、SUB
(H)の処理を終了し、リターンする。
【0211】実行処理フラグF1の値が遊技中であれ
ば、台CPU25は、ステップe4に移行し、パチンコ
遊技機2に対して遊技動作禁止解除信号を出力し(ステ
ップe4)、パチンコ遊技機2における打球ハンドル4
0を駆動する打球モータを駆動可能とし、ステップe5
に移行する。
【0212】台CPU25は、まず、パチンコ遊技機2
からのアウト信号が入力されているか否かを判別する
(ステップe5)。パチンコ遊技機2からのアウト信号
が入力されていなければ、台CPU25はステップe7
に移行する。パチンコ遊技機2からのアウト信号の入力
があると、台CPU25は、個人用データ記憶エリアに
おける打玉数記憶エリアに記憶されている打玉数にアウ
ト信号に対応して予め定められた打玉数xを加算し、加
算結果を打玉数記憶エリアに記憶すると共に、累計デー
タ記憶エリアにおける累計打玉数記憶エリアに記憶され
ている累計打玉数に打玉数xを加算し、加算結果を累計
打玉数記憶エリアに記憶し(ステップe6)、ステップ
e7に移行する。
【0213】ステップe7に移行した台CPU25は、
パチンコ遊技機2からのセーフ信号が入力されているか
否かを判別する(ステップe7)。パチンコ遊技機2か
らのセーフ信号が入力されていなければ、台CPU25
はステップe9に移行する。パチンコ遊技機2からのセ
ーフ信号の入力があると、台CPU25は、個人用デー
タ記憶エリアにおける払出玉数記憶エリアに記憶されて
いる払出玉数にセーフ信号に対応して予め定められた払
出玉数yを加算し、加算結果を払出玉数記憶エリアに記
憶すると共に、累計データ記憶エリアにおける累計払出
玉数記憶エリアに記憶されている累計払出玉数に払出玉
数yを加算し、加算結果を累計払出玉数記憶エリアに記
憶し(ステップe8)、ステップe9に移行する。
【0214】ステップe9に移行した台CPU25は、
パチンコ遊技機2からの特賞信号が入力されているか否
かを判別する(ステップe9)。パチンコ遊技機2から
の特賞信号が入力されていなければ、台CPU25はス
テップe11に移行する。パチンコ遊技機2からの特賞
信号の入力があると、台CPU25は、個人用データ記
憶エリアにおける特賞回数記憶エリアに記憶されている
特賞回数に1を加算し、加算結果を特賞回数記憶エリア
に記憶すると共に、累計データ記憶エリアにおける累計
特賞回数記憶エリアに記憶されている累計特賞回数に1
を加算し、加算結果を累計特賞回数記憶エリアに記憶し
(ステップe10)、ステップe11に移行する。
【0215】ステップe11に移行した台CPU25
は、パチンコ遊技機2からの始動信号が入力されている
か否かを判別する(ステップe11)。パチンコ遊技機
2からの始動信号が入力されていなければ、台CPU2
5は、ステップe13に移行する。パチンコ遊技機2か
らの始動信号の入力があると、台CPU25は、個人用
データ記憶エリアにおける始動回数記憶エリアに記憶さ
れている始動回数に1を加算し、加算結果を始動回数記
憶エリアに記憶すると共に、累計データ記憶エリアにお
ける累計始動回数記憶エリアに記憶されている累計始動
回数に1を加算し、加算結果を累計始動回数記憶エリア
に記憶し(ステップe12)、ステップe13に移行す
る。
【0216】ステップe13に移行した台CPU25
は、打玉数記憶エリアに記憶されている打玉数から払出
玉数記憶エリアに記憶されている払出玉数を差引き、減
算結果を差引記憶エリアに記憶すると共に、累計打玉数
記憶エリアに記憶されている累計打玉数から累計払出玉
数記憶エリアに記憶されている累計払出玉数を差引き、
減算結果を累計差引記憶エリアに記憶し(ステップe1
3)、SUB(H)の処理を終了してリターンする。
【0217】この処理により、遊技者がパチンコ遊技機
2において遊技を行うことによって発生する打玉数、払
出玉数、特賞及び始動の各遊技機データが台コンピュー
タDCPUに入力され、台コンピュータDCPUのメモ
リに記憶されている打玉数及び累計打玉数、払出玉数及
び累計払出玉数、特賞回数及び累計特賞回数、始動回数
及び累計始動回数の各々にそれぞれ加算記憶される。ま
た、差引及び累計差引が更新記憶される。
【0218】このように、SUB(F)、SUB(G)
及びSUB(H)の各処理によって計数玉数、累計計数
玉数、投入金額及び累計投入金額、カード使用金額及び
累計カード使用金額、引落玉数及び累計引落玉数、貯玉
残高BBの各値、並びに打玉数及び累計打玉数、払出玉
数及び累計払出玉数、特賞回数及び累計特賞回数、始動
回数及び累計始動回数、差引及び累計差引の各値が記憶
更新されるが、このうち、個人用データ記憶エリアにお
ける各記憶エリアに記憶されている計数玉数、投入金
額、カード使用金額、引落玉数、貯玉残高BBの各値、
並びに打玉数、払出玉数、特賞回数、始動回数の各値
は、台CPU25は、実行処理フラグF1の値4に基づ
いてメイン処理を行って、ステップs45乃至ステップ
s49の処理を実行することにより、液晶情報表示装置
DISPに対して、個人用データ記憶エリアに記憶され
ている打玉数、払出玉数、差引、特賞回数、始動回数、
投入金額、カード使用金額、使用金額の合計、引落玉
数、計数玉数、貯玉残高および獲得金額の各値がパチン
コ遊技の進行に応じて送信されるため、図15に示すよ
うに、液晶情報表示装置DISPの表示画面に各データ
がパチンコ遊技の進行に応じて表示されることとなる。
【0219】ところで、台コンピュータDCPUのメモ
リ26の個人用データ記憶エリア及び累計データ記憶エ
リアに記憶されている各遊技機データは、開店後は絶え
ず更新記憶されているため、ホストコンピュータHCP
Uによりこれらの遊技機データを把握する必要が出てく
る。
【0220】島コンピュータSCPUは、図43に示す
電源投入後に所定の周期で実行するSUB(C)の処理
により、傘下の各台コンピュータDCPUが記憶してい
る各遊技データを収集して台コンピュータDCPU別に
収集データメモリに記憶する。
【0221】図53は、島CPU20が実行するSUB
(C)の処理を示すフローチャートであり、この処理を
開始した島CPU20は、台インデックスレジスタn1
にスタート台番号をセットすると共に(ステップb3
0)、エンド台番号記憶レジスタn2にエンド台番号を
セットし(ステップb31)、ステップb32に移行す
る。
【0222】ステップb32に移行した島CPU20
は、台インデックスレジスタn1にセットされている台
番号に対応する台コンピュータDCPU(n1)に対し
て遊技機データ要求コマンドを送信し(ステップb3
2)、送信相手の台コンピュータDCPU(n1)から
の遊技機データ入力まで待機状態となる。
【0223】送信相手に指定された台コンピュータDC
PUは、図62のSUB(E)におけるステップf1の
判別処理において、島コンピュータSCPUから送信さ
れた遊技機データ要求コマンドを検出し(ステップf
1)、メモリ26の個人用データ記憶エリアから打玉
数、払出玉数、差引、特賞回数及び始動回数の各値を読
み出し、さらに、累計データ記憶エリアから累計打玉
数、累計払出玉数、累計差引、累計特賞回数及び累計始
動回数の各値を読み出して島コンピュータSCPUに送
信し(ステップf2)、次いで、メモリ26の個人用デ
ータ記憶エリアから投入金額、カード使用金額、引落玉
数及び計数玉数の各値を読み出し、さらに累計投入金
額、累計カード使用金額、累計引落玉数および累計計数
玉数の各値を読み出して島コンピュータSCPUに送信
する(ステップf3)。
【0224】島CPU20は、送信相手の台コンピュー
タDCPU(n1)からの遊技機データを受信すると、
収集データメモリ22の台インデックスレジスタn1に
セットされている台番号に対応する記憶エリアに打玉
数、払出玉数、差引、特賞回数及び始動回数の各値並び
に累計打玉数、累計払出玉数、累計差引、累計特賞回数
及び累計始動回数の各値を記憶し(ステップb33)、
次いで、台インデックスレジスタn1にセットされてい
る台番号に対応する記憶エリアに投入金額、カード使用
金額、引落玉数及び計数玉数の各値並びに累計投入金
額、累計カード使用金額、累計引落玉数および累計計数
玉数の各値を記憶する(ステップb34)。
【0225】次に、島CPU20は、台インデックスレ
ジスタn1にセットされている台番号を1つインクリメ
ントし(ステップb35)、台インデックスレジスタn
1にセットされている台番号がエンド台番号記憶レジス
タn2にセットされる最終の台番号を超えているか否か
を判別する(ステップb36)。
【0226】島CPU20は、台インデックスレジスタ
n1にセットされている台番号がエンド台番号記憶レジ
スタn2にセットされる最終の台番号を超えていなけれ
ば、ステップb32乃至ステップb36によって形成さ
れる処理ループを繰り返し実行し、逐次更新される台イ
ンデックスレジスタn1にセットされている台番号によ
って指定される台コンピュータDCPU(n1)に対し
て、遊技機データ要求コマンドを送信して送信相手の台
コンピュータDCPU(n1)から遊技機データを受信
すると共に、台インデックスレジスタn1に記憶されて
いる台番号に対応して受信した遊技機データを収集デー
タメモリ22に記憶していく。
【0227】そして、台インデックスレジスタn1にセ
ットされている台番号がエンド台番号記憶レジスタn2
にセットされる最終の台番号を超えると(ステップb3
6)、島CPU20は、SUB(C)の処理を終了しリ
ターンする。
【0228】次に、ホストコンピュータHCPUが行う
図30の営業中処理におけるステップa1乃至ステップ
a5の処理について説明する。
【0229】営業中処理において、オペレータが必要に
応じてキー入力操作部18からのファンクションキーに
より台番号を入力すると、ホストCPU12は、入力さ
れた台番号を傘下に持つ島コンピュータSCPUをメモ
リ13に予め設定されている設定条件ファイルから検索
して特定し(ステップa2)、特定した島コンピュータ
SCPU′に対して入力された台番号と遊技機データ要
求コマンドを送信し(ステップa3)、島コンピュータ
SCPU′から送信されてくる遊技機データの受信待ち
となる。
【0230】送信相手に指定された島コンピュータSC
PU′は、図54のSUB(D)におけるステップb4
0の判別処理において、ホストコンピュータHCPUか
ら送信された遊技機データ要求コマンドを検出し(ステ
ップb40)、収集データメモリ22における受信した
台番号に対応するデータ記憶エリアを検索し、該データ
記憶エリアから打玉数、払出玉数、差引、特賞回数及び
始動回数の各値、並びに累計打玉数、累計払出玉数、累
計差引、累計特賞回数及び累計始動回数の各値を読み出
してホストコンピュータHCPUに送信し(ステップb
46)、次いで、このデータ記憶エリアから投入金額、
カード使用金額、引落玉数及び計数玉数の各値、並びに
累計投入金額、累計カード使用金額、累計引落玉数およ
び累計計数玉数の各値を読み出してホストコンピュータ
HCPUに送信し(ステップb47)、この処理を終え
てリターンする。
【0231】ホストCPU12は、送信相手の島コンピ
ュータSCPU′からの遊技機データを受信すると、メ
モリ13の記憶エリアに遊技機データを記憶し(ステッ
プa4)、記憶した遊技機データを表示エリアにライト
し(ステップa5)、ステップa6のSUB(A)に移
行する。なお、表示エリアにライトされた遊技機データ
は、図26に示すステップA13の画面表示処理により
表示部16に表示される。
【0232】このように、台コンピュータDCPUのメ
モリ26の個人用データ記憶エリア及び累計データ記憶
エリアに更新記憶されている各遊技機データは、周期的
に島コンピュータSCPUに収集されており、ホストコ
ンピュータHCPUの営業中処理でオペレータが台番号
入力することにより、島コンピュータSCPUから台番
号に対応する遊技機データ、即ち、打玉数、払出玉数、
差引、特賞回数及び始動回数の各値並びに累計打玉数、
累計払出玉数、累計差引、累計特賞回数及び累計始動回
数の各値と、投入金額、カード使用金額、引落玉数及び
計数玉数の各値、並びに累計投入金額、累計カード使用
金額、累計引落玉数および累計計数玉数の各値がホスト
コンピュータHCPUに呼び出されて表示部16に画面
表示されるので、オペレータは、開店後に変化する各パ
チンコ遊技機2に関する遊技機データを随時把握するこ
とができる。
【0233】さて、遊技者が現在行っている遊技を終了
する場合には、遊技者はカード端末5に挿入されている
IDカードを抜き取る。
【0234】IDカードの抜き取りが行われると、カー
ドセンサの入力がオフとなるため、図65のメイン処理
におけるステップs32の判別処理の判別結果が真とな
り、台CPU25は、ステップs50に移行する。
【0235】台CPU25は、実行処理フラグF1に1
4をセットし(ステップs50)、遊技終了コマンド
と、貯玉残高記憶エリアに記憶されている貯玉残高BB
と、獲得金額記憶エリアに記憶されている獲得金額$
と、IDコードとを島コンピュータSCPUに送信し
(ステップs51)、島コンピュータSCPUから送信
されてくる1日分の獲得金額D$及び累計獲得金額Σ$
の受信待ちとなる(ステップs52)。
【0236】島コンピュータSCPUに遊技終了コマン
ドが送信されると、これを受けた島CPU20は、図4
4のSUB(B)におけるステップb1の判別処理を真
と判別した後、後続するステップb3の判別処理によっ
て、遊技終了コマンドを検出してステップb14に移行
する。
【0237】島CPU20は、台コンピュータDCPU
から送信されてくるIDコード、貯玉残高BB及び獲得
金額$を受信し(ステップb14)、次に、ホストコン
ピュータHCPUに、遊技終了コマンドと、受信したI
Dコード、貯玉残高BB及び獲得金額$を送信し(ステ
ップb15)、ホストコンピュータHCPUから送信さ
れてくる1日分の獲得金額D$及び累計獲得金額Σ$の
受信待ちとなる。
【0238】ホストコンピュータHCPUに遊技終了コ
マンドが送信されると、これを受けたホストCPU12
は、図31のSUB(A)におけるステップa10の判
別処理を真と判別した後、後続のステップa12の判別
処理によって、遊技終了コマンドを検出してステップa
22に移行する。
【0239】ホストCPU12は、島コンピュータDC
PUから送信されてくるIDコード、貯玉残高BB及び
獲得金額$を受信し(ステップa22)、受信したID
コードに対応するレコードをメモリ14のファイルから
検索し(ステップa23)、受信した貯玉残高BBをフ
ァイルの貯玉残高記憶エリアに記憶し(ステップa2
4)、ファイルの1日分獲得金額記憶エリアに記憶され
ている1日分獲得金額D$′に受信した獲得金額$を加
算し(ステップa25)、加算結果を1日分獲得金D$
としてファイルの1日分獲得金額額記憶エリアに記憶し
(ステップa26)、ファイルの累計獲得金額記憶エリ
アに記憶されている累計獲得金額Σ$′に受信した獲得
金額$を加算し(ステップa27)、加算結果を累計獲
得金額Σ$としてファイルの累計獲得金額記憶エリアに
記憶し(ステップa28)、送信相手の島コンピュータ
SCPUに1日分獲得金D$および累計獲得金額Σ$を
送信し(ステップa29)、この処理終えてリターンす
る。
【0240】島CPU20は、ホストコンピュータHC
PUから送信されてくる1日分獲得金D$および累計獲
得金額Σ$を受信すると(ステップb16)、受信した
1日分獲得金D$および累計獲得金額Σ$を送信相手の
台コンピュータDCPUに送信し(ステップb17)、
この処理を終えてリターンする。
【0241】台CPU25は、島コンピュータSCPU
から送信されてくる1日分獲得金D$および累計獲得金
額Σ$を受信して一時記憶し(ステップs52)、液晶
情報表示装置DISPに遊技終了コマンドを送信し(ス
テップs53)、次いで、液晶情報表示装置DISPに
獲得金額$、1日分獲得金D$および累計獲得金額Σ$
を送信し(ステップs54)、タイマT1に所定値Xを
セットし(ステップs55)、この周期のメイン処理を
終えてリターンする。
【0242】なお、液晶情報表示装置DISPに遊技終
了コマンドが送信された後、獲得金額$、1日分獲得金
D$および累計獲得金額Σ$が送信されると、液晶情報
表示装置DISPの液晶表示部66には、図16に示す
ような遊技終了画面が表示されると共に、獲得金額$、
1日分獲得金額D$及び累計獲得金額Σ$の各値が表示
される。
【0243】実行処理フラグF1に14がセットされる
結果、次周期におけるメイン処理では、台CPU25
は、ステップs1乃至ステップs4の判別処理の実行
後、ステップs31の判別処理によって、実行処理フラ
グF1の値14が検出されてステップs56に移行し、
タイマT1が0であるか否かを判別するが(ステップs
56)、タイマT1に所定値Xをセットした次周期の処
理ではタイマT1の値は0ではないので偽と判別し、タ
イマT1の値を1つデクリメントし(ステップs5
7)、この周期の処理を終了する。
【0244】以下、台CPU25は、タイマT1の値が
0となるまでの間、実行処理フラグF1の値14に基づ
いて、ステップs1乃至ステップs4の判別処理、ステ
ップs31の判別処理、ステップs56の判別処理及び
ステップs57の処理を所定の周期で繰り返し行う。こ
の間、液晶情報表示装置DISPの液晶表示部66に、
図16に示すような遊技終了画面が表示されることとな
る。
【0245】そして、タイマT1の値が0となると、ス
テップs56の判別結果が真となり、台CPU25は、
図66のステップs14に戻り、実行処理フラグF1に
0をセットし(ステップs14)、この後、ステップs
15以降の処理を実行してこの周期の処理を終了する。
即ち、液晶情報表示装置DISPの液晶表示部66にメ
ッセージ内容と図12に示す3日分のパチンコ遊技機の
情報とが所定時間毎に交互に表示される初期画面状態に
戻る。次に、実行処理フラグF1の値が遊技中である4
であるときに、図14に示す遊技中の表示画面左下に表
示されるタッチパネル67としてのサービスキーが操作
された場合の処理について説明する。本実施例では、該
サービスキーを操作することにより、飲物、おしぼり、
休憩および台の予約の遊技者に対するサービスのための
処理が行われる。
【0246】遊技者が液晶情報表示装置DISPの液晶
表示部66に表示されているサービスキーを操作する
と、液晶情報表示装置DISPからサービスコマンドが
台CPU25に入力される。また、液晶情報表示装置D
ISPの液晶表示部66における表示画面が図17に示
すサービス項目選択画面に切り替わる。サービス項目選
択画面には、タッチパネル67としての飲物キー、おし
ぼりキー、休憩キー、台予約キー及び取消キーが設定さ
れている。
【0247】台CPU25は、サービスコマンドが入力
されると、図70におけるステップs49の判別処理を
真と判定し、実行処理フラグF1に5をセットし(ステ
ップs58)、この周期の処理を終えてリターンする。
【0248】実行処理フラグF1に5がセットされる結
果、次周期のメイン処理では、台CPU25は、ステッ
プs1乃至ステップs4の判別処理、ステップs31乃
至ステップs33の判別処理、ステップs38およびス
テップs44の判別処理を実行後、ステップs59の判
別処理によって、実行処理フラグF1の値5が判別され
てステップs60に移行する。
【0249】ステップs60に移行した台CPU25
は、ステップs60乃至ステップs64の操作項目判別
処理を実行し、液晶情報表示装置DISPの液晶表示部
66において設定された各操作入力部への操作入力の種
別を判別することとなる。
【0250】図17に示すサービス項目選択画面におけ
る飲物キー、おしぼりキー、休憩キー、台予約キー及び
取消キーのいずれにも操作入力がない場合には、ステッ
プs60乃至ステップs64の各操作項目判別処理の判
定結果が全てが否定となり、この場合は、台CPU25
は、実行処理フラグF1の値5に基づいて、ステップs
1乃至ステップs4の判別処理、ステップs31乃至ス
テップs33の判別処理、ステップs38およびステッ
プs44の判別処理、ステップs59の判別処理、ステ
ップs60乃至ステップs64の操作項目判別処理を所
定周期で繰り返すため、サービス項目選択画面における
飲物キー、おしぼりキー、休憩キー、台予約キー及び取
消キーのいずれかへの操作入力待ちとなる。
【0251】遊技者が取消キーを操作入力すると、ステ
ップs64の判別結果が真となり、台CPU25は、実
行処理フラグF1の値を遊技中の4に切り替え(ステッ
プs71)、液晶情報表示装置DISPに遊技中コマン
ドを送信した後(ステップs72)、今回処理を終えて
リターンする。この場合には、液晶情報表示装置DIS
Pに遊技中コマンドが送信されるため、液晶情報表示装
置DISPの液晶表示部66における表示画面が切り替
わり、図15に示す遊技機データを表示する表示画面に
戻る。
【0252】遊技者が飲物キーを操作入力すると、ステ
ップs60の判別結果が真となり、台CPU25は、実
行処理フラグF1に6をセットし(ステップs65)、
液晶情報表示装置DISPにメモリ26に記憶してある
飲物項目及び飲物項目に対応する対価玉数とを送信し
(ステップs66)、今回処理を終えてリターンする。
【0253】なお、遊技者が飲物キーを操作入力する
と、液晶情報表示装置DISPの液晶表示部66におけ
る表示画面が図18に示す飲物選択メニュー画面に切り
替わる。飲物選択メニュー画面には、タッチパネル67
としてのコーヒー、コーラ、ジュースおよびウーロン茶
の飲物キーと取消キーが設定されている。
【0254】実行処理フラグF1に6がセットされる結
果、次周期のメイン処理では、台CPU25は、ステッ
プs1乃至ステップs4の判別処理、ステップs31乃
至ステップs33の判別処理、ステップs38、ステッ
プs44及びステップs59の判別処理を実行後、ステ
ップs73の判別処理によって、実行処理フラグF1の
値6が判別されてステップs74に移行する。
【0255】ステップs74に移行した台CPU25
は、液晶情報表示装置DISPから送信される飲物選択
メニュー画面における遊技者によって操作入力された項
目入力データの受信があるか否かを判別する(ステップ
s74)。飲物選択メニュー画面における項目入力デー
タの受信がなければ、台CPU25は、今回処理を終え
てリターンし、以下、実行処理フラグF1にセットされ
た値6に基づき、前述したステップs1の判別処理から
ステップs74の判別処理までに至る各処理を繰り返し
行う。
【0256】そして、飲物選択メニュー画面における項
目入力データの受信があると、台CPU25は、ステッ
プs74の判別後ステップs75に移行し、受信した項
目入力データが取消であるか否かを判別する(ステップ
s75)。
【0257】受信した項目入力データが取消である場合
には、台CPU25は、ステップs71に移行し、実行
処理フラグF1の値を遊技中の4に切り替え、液晶情報
表示装置DISPに遊技中コマンドを送信した後(ステ
ップs72)、今回処理を終えてリターンする。
【0258】受信した項目入力データが取消でない場合
には、台CPU25は、ステップs76に移行する。こ
の場合は、受信した項目入力データは、飲物キー項目入
力データであり、コーヒー、コーラ、ジュースおよびウ
ーロン茶のうちのいずれか1つである。台CPU25
は、島コンピュータSCPUに、受信した飲物キー項目
入力データおよび飲物要求コマンドを送信し(ステップ
s76)、貯玉残高記憶エリアに記憶されている貯玉残
高BBから受信した飲物キー項目入力データに対応する
対価玉数を差引き、演算結果を貯玉残高記憶エリアに記
憶し(ステップs77)、ステップs71及びステップ
s72の処理を実行した後、今回処理を終えてリターン
する。
【0259】島コンピュータSCPUに飲物要求コマン
ドが送信されると、これを受けた島CPU20は、図4
4のSUB(B)におけるステップb1の判別処理を真
と判別した後、後続するステップb4の判別処理によっ
て、飲物要求コマンドを検出してステップb18に移行
する。
【0260】島CPU20は、台コンピュータDCPU
から送信されてくる飲物キー項目入力データを受信し
(ステップb18)、次に、ホストコンピュータHCP
Uに対して飲物要求コマンドおよび受信した飲物キー項
目入力データを送信し(ステップb19)、この処理を
終えてリターンする。
【0261】ホストコンピュータHCPUに飲物要求コ
マンドが送信されると、これを受けたホストCPU12
は、図31のSUB(A)におけるステップa10の判
別処理を真と判別した後、後続のステップa13の判別
処理によって、飲物要求コマンドを検出してステップa
30に移行する。
【0262】ホストCPU12は、島コンピュータDC
PUから送信されてくる飲物キー項目入力データを受信
し(ステップa30)、次いで、飲物要求コマンドを送
信した台コンピュータDCPUに対応する台番号、受信
した飲物キー項目入力データに対応する飲物名及び要求
メッセージを表示エリアにライトし(ステップa3
1)、この処理を終えてリターンする。なお、飲物要求
コマンドを送信した台コンピュータDCPUに対応する
台番号の特定は、データを送信する際に、送信データと
一緒に送信される送信元の自己アドレスによる。
【0263】表示エリアにライトされた台番号、受信し
た飲物キー項目入力データに対応する飲物名及び要求メ
ッセージは、ステップA13の画面表示処理により表示
部16に表示される結果、オペレータにより視認され、
オペレータが場内アナウンス等により係員に台番号及び
飲物キー項目入力データに対応する飲物を指示すること
により、液晶情報表示装置DISPの液晶表示部66に
表示された飲物選択メニュー画面における操作入力に対
応した飲物、例えば、飲物キーとしてコーラを操作した
場合には、コーラが係員によって遊技者の手元まで運ば
れてくる。
【0264】上述した実施例では、液晶情報表示装置D
ISPに表示された飲物選択メニュー画面における操作
入力に対応した飲物に対応する対価玉数が、台コンピュ
ータDCPUが記憶している貯玉残高BBより自動的に
差し引かれるので、遊技者はわざわざホール内に設置さ
れる飲物販売機までパチンコ玉を持っていく必要がなく
なり、また、パチンコ玉を飲物販売機に投入したり、こ
の際に遊技者は投入するべき玉数をいちいち確認しない
ので玉数不足するといった諸々の煩わしさが一切排除さ
れることになり、ホール側は遊技者に多大なサービスを
提供できる。
【0265】また、図17のサービス項目選択画面にお
いて、遊技者がおしぼりキーを操作入力すると、図73
のステップs61の判別結果が真となり、台CPU25
は、実行処理フラグに7をセットし(ステップs6
7)、今回処理を終えてリターンする。
【0266】実行処理フラグF1に7がセットされる結
果、次周期のメイン処理では、台CPU25は、ステッ
プs1乃至ステップs4の判別処理、ステップs31乃
至ステップs33の判別処理、ステップs38、ステッ
プs44、ステップs59及びステップs73の判別処
理を実行後、ステップs78の判別処理によって、実行
処理フラグF1の値7が判別されてステップs79に移
行する。
【0267】ステップs79に移行した台CPU25
は、島コンピュータSCPUに、おしぼり要求コマンド
を送信し(ステップs79)、ステップs71及びステ
ップs72の処理を実行した後、今回処理を終えてリタ
ーンする。
【0268】島コンピュータSCPUにおしぼり要求コ
マンドが送信されると、これを受けた島CPU20は、
図44のSUB(B)におけるステップb1の判別処理
を真と判別した後、後続するステップb5の判別処理に
よって、おしぼり要求コマンドを検出してステップb2
0に移行し、島CPU20は、ホストコンピュータHC
PUに対しておしぼり要求コマンドを送信し(ステップ
b20)、この処理を終えてリターンする。
【0269】ホストコンピュータHCPUにおしぼり要
求コマンドが送信されると、これを受けたホストCPU
12は、図31のSUB(A)におけるステップa10
の判別処理を真と判別した後、後続のステップa14の
判別処理によって、おしぼり要求コマンドを検出してス
テップa32に移行する。
【0270】ホストCPU12は、おしぼり要求コマン
ドを送信した台コンピュータDCPUに対応する台番号
及びおしぼり要求メッセージを表示エリアにライトし
(ステップa32)、この処理を終えてリターンする。
これにより、ホストコンピュータHCPUの表示部16
に台番号及びおしぼりの要求メッセージが表示され、お
しぼりが係員によって遊技者の手元まで運ばれてくる。
【0271】また、遊技者が遊技中に、休憩のために遊
技を一時中断し、パチンコ遊技台24から離れるような
場合には、図17のサービス項目選択画面において、遊
技者は休憩キーを操作入力する。なお、遊技者が休憩キ
ーを操作入力すると、液晶情報表示装置DISPの液晶
表示部66における表示画面が図19に示す休憩時間選
択画面に切り替わる。休憩時間選択画面には、タッチパ
ネル67としての30分間及び60分間の休憩時間キー
と取消キーが設定されている。
【0272】図17のサービス項目選択画面において、
遊技者が休憩キーを操作入力すると、図73のステップ
s62の判別結果が真となり、台CPU25は、実行処
理フラグに8をセットし(ステップs68)、液晶情報
表示装置DISPにメモリ26に記憶してある休憩時間
データを送信し(ステップs69)、今回処理を終えて
リターンする。なお、休憩時間データは、実施例の場合
には、30分間および60分間である。
【0273】実行処理フラグF1に8がセットされる結
果、次周期のメイン処理では、台CPU25は、ステッ
プs1乃至ステップs4の判別処理、ステップs31乃
至ステップs33の判別処理、ステップs38、ステッ
プs44、ステップs59、ステップs73及びステッ
プs78の判別処理を実行後、ステップs80の判別処
理によって、実行処理フラグF1の値8が判別されてス
テップs81に移行する。
【0274】ステップs81に移行した台CPU25
は、液晶情報表示装置DISPから送信される休憩時間
選択画面において遊技者によって操作入力された項目入
力データの受信があるか否かを判別する(ステップs8
1)。休憩時間選択画面における項目入力データの受信
がなければ、台CPU25は、今回処理を終えてリター
ンし、以下、実行処理フラグF1にセットされた値8に
基づき、前述したステップs1の判別処理からステップ
s81の判別処理までに至る各処理を繰り返し行う。
【0275】そして、休憩時間選択画面における項目入
力データの受信があると、台CPU25は、ステップs
81の判別後ステップs82に移行し、受信した項目入
力データが取消であるか否かを判別する(ステップs8
2)。
【0276】受信した項目入力データが取消である場合
には、台CPU25は、ステップs71及びステップs
72の処理を実行した後、今回処理を終えてリターンす
る。
【0277】受信した項目入力データが取消でない場合
には、台CPU25は、ステップs83に移行する。こ
の場合は、受信した項目入力データは、休憩時間キー項
目入力データであり、実施例では、30分間および60
分間のうちのいずれか1つである。なお、液晶情報表示
装置DISPの液晶表示部66における表示画面が図2
0に示すIDカード抜き取りメッセージ表示画面に切り
替わる。
【0278】台CPU25は、島コンピュータSCPU
に、休憩コマンドを送信し(ステップs83)、受信し
た休憩時間キー項目入力データに対応した休憩時間をメ
モリ26から読み出してタイマT1にセットし(ステッ
プs84)、実行処理フラグF1に9をセットし(ステ
ップs85)、今回処理を終えてリターンする。
【0279】実行処理フラグF1に9がセットされる結
果、次周期のメイン処理では、台CPU25は、ステッ
プs1およびステップs2の判別処理を実行後、ステッ
プs3の判別処理によって、実行処理フラグF1の値9
が判別されてステップs86に移行する。
【0280】ステップS86に移行した台CPU25
は、IDカードの抜き取りが行われたか否かを判別する
(ステップs86)。カード端末5からのIDカードの
抜き取りが行われていない場合には、台CPU25は、
今回処理を終えてリターンする。
【0281】以下、カード端末5からのIDカードの抜
き取りがステップs86の判別処理で検出されるまでの
間、台CPU25は、実行処理フラグF1にセットされ
た値9に基づき、ステップs1、ステップs2、ステッ
プs3及びステップs86の処理を繰り返し行う。
【0282】カード端末5からのIDカードの抜き取り
がステップs86の判別処理で検出されると、台CPU
25は、実行処理フラグF1に10をセットし(ステッ
プs87)、液晶情報表示装置DISPにタイマT1の
値、即ち、時間データを送信し(ステップs88)、今
回処理を終えてリターンする。なお、液晶情報表示装置
DISPの液晶表示部66における表示画面が図21に
示す休憩中画面に切り替わりると共に、タイマT1の
値、即ち、残りの休憩時間が表示される。
【0283】一方、台コンピュータDCPUから島コン
ピュータSCPUに休憩コマンドが送信されると、これ
を受けた島CPU20は、図44のSUB(B)におけ
るステップb1の判別処理を真と判別した後、後続する
ステップb6の判別処理によって、休憩コマンドを検出
し(ステップb6)、ステップb21に移行し、ホスト
コンピュータHCPUに対して休憩コマンドを送信し
(ステップb21)、この処理を終えてリターンする。
【0284】ホストコンピュータHCPUに休憩コマン
ドが送信されると、これを受けたホストCPU12は、
図31のSUB(A)におけるステップa10の判別処
理を真と判別した後、後続のステップa15の判別処理
によって、休憩コマンドを検出してステップa33に移
行する。
【0285】ホストCPU12は、休憩コマンドを送信
した台コンピュータDCPUに対応する台番号と対応す
る記憶エリアを収集データメモリ19に設定されている
図122に示す台番号ファイルから検索し(ステップa
33)、この記憶エリアにおいて休憩フラグをセットし
(ステップa34)、台番号及び「休憩中」のメッセー
ジを表示エリアにライトし(ステップa35)、この処
理を終えてリターンする。これにより、ホストコンピュ
ータHCPUの表示部16に台番号及び「休憩中」のメ
ッセージが表示され、オペレータに視認されることとな
る。
【0286】台コンピュータDCPUにおいては、実行
処理フラグF1に10がセットされる結果、次周期のメ
イン処理では、台CPU25は、ステップs1乃至ステ
ップs4の判別処理、ステップs31乃至ステップs3
3の判別処理、ステップs38、ステップs44、ステ
ップs59、ステップs73、ステップs78及びステ
ップs80の判別処理を実行後、ステップs89の判別
処理によって、実行処理フラグF1の値10が判別され
てステップs90に移行する。
【0287】ステップs90に移行した台CPU25
は、休憩時間がセットされたタイマT1の値を1つデク
リメントした後(ステップs90)、タイマT1の値が
0となっているか否かを判別する(ステップs91)。
【0288】タイマT1の値が0となっていなければ、
即ち、休憩時間中であれば、台CPU25は、カード端
末5へのIDカードの挿入があるか否かを判別する(ス
テップs92)。カード端末5へのIDカードの挿入が
検出されなければ、台CPU25は、液晶情報表示装置
DISPにタイマT1の値、即ち、残りの休憩時間を送
信し(ステップs93)、今回周期の処理を終えてリタ
ーンする。
【0289】以下、台CPU25は、実行処理フラグF
1にセットされている値10に基づいて、前述したステ
ップs1の判別処理からステップs92の判別処理まで
に至る各処理とステップs93の処理を繰り返し行う。
【0290】そして、タイマT1の値が0となる前に、
即ち、休憩時間内に、遊技者によってカード端末5にI
Dカードが挿入されると、ステップs92の判別結果が
真となり、台CPU25は、ステップs94に移行して
カード端末5からのIDコードを受信し(ステップs9
4)、次いで、今回受信したIDコードがメモリ26に
記憶されている休憩前に挿入されていたIDカードのI
Dコードと一致するか否かを判別する(ステップs9
5)。
【0291】今回受信したIDコードがメモリ26に記
憶されているIDコードと一致しない場合には、台CP
U25は、今回処理を終えてリターンする。このため、
実行処理フラグF1の値は10のままであるため、引き
続いて休憩時間内は、カードが挿入されているか否かが
判別される。
【0292】今回受信したIDコードがメモリ26に記
憶されているIDコードと一致すると、台CPU25
は、島コンピュータSCPUに休憩終了コマンドを送信
し(ステップs96)、ステップs71に移行し、実行
処理フラグF1の値を遊技中の4に切り替え、液晶情報
表示装置DISPに遊技中コマンドを送信した後(ステ
ップs72)、今回処理を終えてリターンする。
【0293】台コンピュータDCPUから島コンピュー
タSCPUに休憩終了コマンドが送信されると、これを
受けた島CPU20は、図44のSUB(B)における
ステップb1の判別処理を真と判別した後、後続するス
テップb8の判別処理によって、休憩終了コマンドを検
出し(ステップb8)、ステップb22に移行し、ホス
トコンピュータHCPUに対して休憩終了コマンドを送
信し(ステップb22)、この処理を終えてリターンす
る。
【0294】ホストコンピュータHCPUに休憩終了コ
マンドが送信されると、これを受けたホストCPU12
は、図31のSUB(A)におけるステップa10の判
別処理を真と判別した後、後続のステップa17の判別
処理によって、休憩終了コマンドを検出してステップa
45に移行する。
【0295】ホストCPU12は、休憩終了コマンドを
送信した台コンピュータDCPUに対応する台番号と対
応する記憶エリアを収集データメモリ19に設定されて
いる図122に示す台番号ファイルから検索し(ステッ
プa45)、この記憶エリアにおける休憩フラグをクリ
アし(ステップa46)、台番号及び「休憩終了」のメ
ッセージを表示エリアにライトし(ステップa47)、
この処理を終えてリターンする。これにより、ホストコ
ンピュータHCPUの表示部16に台番号及び「休憩終
了」のメッセージが表示され、オペレータに視認される
こととなる。
【0296】しかしながら、遊技者がIDカードをカー
ド端末5から抜き取った時点から計時される休憩時間内
に、再びカード端末5にIDカードが挿入されなかった
場合には、タイマT1の値が0となってタイムアップと
なる。
【0297】タイマT1の値が0となってタイムアップ
となると、図76のステップs91の判別結果が真とな
ってタイムアップが検出され、台CPU25は、ステッ
プs97に移行し、メモリ26の貯玉残高記憶エリアに
記憶されている貯玉残高BB、獲得金額記憶エリアに記
憶されている獲得金額$、IDコード及びタイムアップ
コマンドを島コンピュータSCPUに送信し(ステップ
s97)、次いで、個人用データ記憶エリアにおける打
玉数、払出玉数、差引、特賞回数、始動回数、投入金
額、カード使用金額、引落玉数および計数玉数を0クリ
アし(ステップs98)、メモリ26に記憶されている
IDコードをクリアし(ステップs99)、ステップs
14に移行して実行処理フラグF1の値を0にすること
により、遊技中の状態を解除し、ステップs15以降の
処理を実行後、今回処理を終えてリターンする。
【0298】台コンピュータDCPUから島コンピュー
タSCPUにタイムアップコマンドが送信されると、こ
れを受けた島CPU20は、図44のSUB(B)にお
けるステップb1の判別処理を真と判別した後、後続す
るステップb7の判別処理によって、タイムアップコマ
ンドを検出し(ステップb7)、ステップb23に移行
し、台コンピュータDCPUから送信されてくるIDコ
ード、貯玉残高BB及び獲得金額$の各値を受信し(ス
テップb23)、次いで、ホストコンピュータHCPU
に対して、タイムアップコマンドと受信したIDコー
ド、貯玉残高BB及び獲得金額$の各値を送信し(ステ
ップb24)、この処理を終えてリターンする。
【0299】ホストコンピュータHCPUにタイムアッ
プコマンドが送信されると、これを受けたホストCPU
12は、図31のSUB(A)におけるステップa10
の判別処理を真と判別した後、後続のステップa16の
判別処理によって、タイムアップコマンドを検出してス
テップa36に移行する。
【0300】ステップa36に移行したホストCPU1
2は、島コンピュータDCPUから送信されてくるID
コード、貯玉残高BB及び獲得金額$を受信し(ステッ
プa36)、受信したIDコードに対応するレコードを
メモリ14のファイルから検索し(ステップa37)、
受信した貯玉残高BBをファイルの貯玉残高記憶エリア
に記憶し(ステップa38)、ファイルの1日分獲得金
額記憶エリアに記憶されている1日分獲得金額D$′に
受信した獲得金額$を加算し(ステップa39)、加算
結果を1日分獲得金D$としてファイルの1日分獲得金
額額記憶エリアに記憶し(ステップa40)、ファイル
の累計獲得金額記憶エリアに記憶されている累計獲得金
額Σ$′に受信した獲得金額$を加算し(ステップa4
1)、加算結果を累計獲得金額Σ$としてファイルの累
計獲得金額記憶エリアに記憶する(ステップa42)。
【0301】次いで、台CPU25は、休憩コマンドを
送信した台コンピュータDCPUに対応する台番号と対
応した記憶エリアを収集データメモリ19に設定されて
いる図122に示す台番号ファイルから検索し(ステッ
プa43)、この記憶エリアにおける休憩フラグをクリ
アし(ステップa44)、この処理終えてリターンす
る。
【0302】また、図17のサービス項目選択画面にお
いて、遊技者が台予約キーを操作入力すると、図73の
ステップs63の判別結果が真となり、台CPU25
は、実行処理フラグに11をセットし(ステップs7
0)、今回処理を終えてリターンする。
【0303】実行処理フラグF1に11がセットされる
結果、次周期のメイン処理では、台CPU25は、ステ
ップs1乃至ステップs4の判別処理、ステップs31
乃至ステップs33の判別処理、ステップs38、ステ
ップs44、ステップs59、ステップs73、ステッ
プs78、ステップs80およびステップs89の判別
処理を実行後、ステップsa1の判別処理によって、実
行処理フラグF1の値11が判別されてステップsa2
に移行する。
【0304】ステップsa2に移行した台CPU25
は、メモリ26において予約フラグに記憶されている値
が0であるか否か、即ち、予約なしか否かを判別する
(ステップsa2)。
【0305】予約フラグに記憶されている値が0であれ
ば、即ち、予約なしであれば、台CPU25は、液晶情
報表示装置DISPに予約メッセージ表示コマンドを送
信し(ステップsa3)、実行処理フラグF1に12を
セットし(ステップsa4)、今回周期の処理終えリタ
ーンする。
【0306】なお、液晶情報表示装置DISPに予約メ
ッセージ表示コマンドが送信される結果、液晶情報表示
装置DISPの液晶表示部66における表示画面が図2
1に示す台予約画面に切り替わる。台予約画面には、タ
ッチパネル67としての予約キーと取消キーとが設定さ
れている。
【0307】実行処理フラグF1に12がセットされる
結果、次周期のメイン処理では、台CPU25は、ステ
ップs1乃至ステップs4の判別処理、ステップs31
乃至ステップs33の判別処理、ステップs38、ステ
ップs44、ステップs59、ステップs73、ステッ
プs78、ステップs80、ステップs89及びステッ
プsa1の判別処理を実行後、ステップsa8の判別処
理によって、実行処理フラグF1の値12が検出されて
ステップsa9に移行する。
【0308】ステップsa9に移行した台CPU25
は、液晶情報表示装置DISPから送信される台予約画
面において遊技者によって操作入力された項目入力デー
タの受信があるか否かを判別する(ステップsa9)。
台予約画面における項目入力データの受信がなければ、
台CPU25は、今回処理を終えてリターンし、以下、
実行処理フラグF1にセットされた値12に基づき、前
述したステップs1の判別処理からステップsa9の判
別処理までに至る各処理を繰り返し行う。
【0309】そして、台予約画面における項目入力デー
タの受信があると、台CPU25は、ステップsa9の
判別後ステップsa10に移行し、受信した項目入力デ
ータが取消であるか否かを判別する(ステップsa1
0)。
【0310】受信した項目入力データが取消である場合
には、台CPU25は、ステップs71に移行し、実行
処理フラグF1の値を遊技中の4に切り替え、液晶情報
表示装置DISPに遊技中コマンドを送信した後(ステ
ップs72)、今回処理を終えてリターンする。
【0311】受信した項目入力データが取消でない場合
には、台CPU25は、ステップsa11に移行する。
この場合は、受信した項目入力データは、予約キー入力
データである。台CPU25は、メモリ26における予
約フラグに値1をセットして予約ありを記憶し(ステッ
プsa11)、次に、島コンピュータSCPUに、予約
コマンドおよびメモリ26に記憶されているIDコード
を送信し(ステップsa12)、ステップs71及びス
テップs72の処理を実行した後、今回処理を終えてリ
ターンする。これにより、台コンピュータDCPUのメ
モリ26には、予約ありが記憶されたこととなる。
【0312】台コンピュータDCPUから島コンピュー
タSCPUに予約コマンドが送信されると、これを受け
た島CPU20は、図44のSUB(B)におけるステ
ップb1の判別処理を真と判別した後、後続するステッ
プb9の判別処理によって、予約コマンドを検出し(ス
テップb9)、ステップb25に移行し、台コンピュー
タDCPUから送信されてくるIDコードを受信し(ス
テップb25)、ホストコンピュータHCPUに対して
受信したIDコードと予約コマンドを送信し(ステップ
b26)、この処理を終えてリターンする。
【0313】ホストコンピュータHCPUに予約コマン
ドが送信されると、これを受けたホストCPU12は、
図31のSUB(A)におけるステップa10の判別処
理を真と判別した後、後続のステップa18の判別処理
によって、予約コマンドを検出してステップa48に移
行する。
【0314】ホストCPU12は、予約コマンドを送信
した台コンピュータDCPUに対応する台番号と対応す
る記憶エリアを収集データメモリ19に設定されている
図122に示す台番号ファイルから検索し(ステップa
48)、この記憶エリアにおいて予約フラグをセットし
(ステップa49)、次に、受信したIDコードに対応
するレコードをファイルから検索し(ステップa5
0)、該レコードにおける予約台番号記憶エリアに台番
号を書き込むことにより、ファイルに予約が行われた台
番号を記憶させ(ステップa51)、この処理を終えて
リターンする。これにより、ホストコンピュータHCP
Uの表1に示すファイル手段には、明日の予約が行われ
た予約台の台番号が記憶される。
【0315】また、ステップsa2の予約なしか否かの
判別処理において、既に予約が行われていた場合には、
メモリ26における予約フラグに値1が記憶されている
ため、判別結果が偽となり、この場合には、台CPU2
5は、実行処理フラグF1に13をセットし(ステップ
sa5)、液晶情報表示装置DISPに予約済メッセー
ジ表示コマンドを送信し(ステップsa6)、タイマT
1に所定値Xをセットし(ステップsa7)、今回周期
の処理終えリターンする。
【0316】なお、液晶情報表示装置DISPに予約済
メッセージ表示コマンドが送信される結果、液晶情報表
示装置DISPの液晶表示部66における表示画面が図
23に示す予約不可のメッセージ画面に切り替わる。
【0317】実行処理フラグF1に13がセットされる
結果、次周期のメイン処理では、台CPU25は、ステ
ップs1乃至ステップs4の判別処理、ステップs31
乃至ステップs33の判別処理、ステップs38、ステ
ップs44、ステップs59、ステップs73、ステッ
プs78、ステップs80、ステップs89、ステップ
sa1及びステップsa8の判別処理を実行後、ステッ
プsa13の判別処理によって、実行処理フラグF1の
値13が検出され、台CPU25は、ステップsa14
に移行する。
【0318】ステップsa14に移行した台CPU25
は、予約不可のメッセージの表示時間をセットしたタイ
マT1の値を1つデクリメントした後(ステップsa1
4)、タイマT1の値が0となっているか否かを判別す
る(ステップsa15)。
【0319】タイマT1の値が0となっていなければ、
台CPU25は、今回周期の処理を終えてリターンす
る。以下、台CPU25は、実行処理フラグF1の値1
3に基づいて、前述したステップs1の判別処理からス
テップsa15の判別処理までに至る各処理を繰り返し
行う。
【0320】そして、タイマT1の値が0となると、台
CPU25は、実行処理フラグF1の値を遊技中の4に
切り替え、液晶情報表示装置DISPに遊技中コマンド
を送信した後(ステップs72)、今回処理を終えてリ
ターンする。
【0321】以上、ホストコンピュータHCPUが営業
中処理を行っているときの、島コンピュータSCPU及
び台コンピュータDCPUが行う処理について説明し
た。
【0322】次に、ホストコンピュータHCPUが行う
閉店処理について説明する。
【0323】ホールにおいての営業時間が終了し、遊技
者がホールでのパチンコ遊技を全て終了すると、ホスト
コンピュータHCPUにおいて、オペレータによって、
キー入力操作部18からのファンクションキーにより閉
店処理モード入力が行われる。
【0324】閉店処理モードが入力されると、ホストコ
ンピュータHCPUのホストCPU12は、図25のス
テップA4の判別処理を真と判別し、実行処理フラグF
2に3をセットし(ステップA16)、ステップA7以
降の処理に移行する。実行処理フラグF2に3がセット
される結果、ステップA10の判別処理によって実行処
理フラグF2の値3が検出され、ホストCPU12は、
閉店処理を実行する(ステップA21)。
【0325】図40乃至図41は、ホストコンピュータ
HCPUのホストCPU12が実行する閉店処理を示す
フローチャートである。ホストCPU12は、閉店処理
を開始すると、まず、島インデックスレジスタS1にス
タート島番号、即ち、最初の島コンピュータSCPUの
番号をセットすると共に(ステップA60)、エンド島
番号記憶レジスタS2にエンド島番号、即ち、最終の島
コンピュータSCPUの番号をセットし(ステップA6
1)、ステップA62に移行する。
【0326】ステップA62に移行したホストCPU1
2は、島インデックスレジスタS1にセットされている
島番号に対応する島コンピュータSCPU(S1)に対
して閉店コマンドを送信し(ステップA62)、次い
で、送信相手の島コンピュータSCPU(S1)から送
信されてくるデータ収集の終了回答の受信待ちとなる
(ステップA63)。
【0327】ホストコンピュータHCPUから送信相手
の島コンピュータSCPU(S1)に閉店コマンドが送
信されると、これを受けた島コンピュータSCPU(S
1)の島CPU20は、図54に示すSUB(D)にお
けるステップb44の判別処理によって、閉店コマンド
を検出してステップb69に移行する。
【0328】ステップb69に移行した島CPU20
は、台インデックスレジスタn1にスタート台番号をセ
ットすると共に(ステップb69)、エンド台番号記憶
レジスタn2にエンド台番号をセットし(ステップb7
0)、ステップb71に移行する。
【0329】ステップb71に移行した島CPU20
は、台インデックスレジスタn1にセットされている台
番号に対応する台コンピュータDCPU(n1)に対し
て閉店コマンドを送信し(ステップb71)、送信相手
の台コンピュータDCPU(n1)からの最終データ入
力まで待機状態となる。
【0330】島コンピュータSCPUから送信相手の台
コンピュータDCPU(n1)に閉店コマンドが送信さ
れると、これを受けた台コンピュータDCPU(n1)
の台CPU25は、図62乃至図64に示すSUB
(E)のステップf10の判別処理により、閉店コマン
ドを検出し、実行処理フラグF1に15をセットし(ス
テップf11)、ステップf12の判別処理を偽と判別
した後、SUB(E)の処理を終了してリターンする。
【0331】実行処理フラグF1に15がセットされる
結果、次いで実行される図65に示すメイン処理におい
て、台CPU25は、ステップs1の判別処理により実
行処理フラグの値15を検出し、この判別処理を真と判
別してステップsa16に移行する。
【0332】ステップsa16に移行した台CPU25
は、累計データ記憶エリアにおける各データ記憶エリア
に現在記憶されている各値、即ち、累計打玉数、累計払
出玉数、累計差引、累計特賞回数および累計始動回数を
最終データとして最終データ記憶エリアに記憶すると共
に(ステップsa16)、次に、累計データ記憶エリア
における各データ記憶エリアに現在記憶されている各
値、即ち、累計投入金額、累計カード使用金額、累計引
落玉数および累計計数玉数を最終データとして最終デー
タ記憶エリアに記憶し(ステップsa17)、送信相手
の島コンピュータSCPU(S1)に対して、累計打玉
数、累計払出玉数、累計差引、累計特賞回数、累計始動
回数、累計投入金額、累計カード使用金額、累計引落玉
数および累計計数玉数からなる最終データを送信し(ス
テップsa18)、この周期の処理を終了する。
【0333】台コンピュータDCPU(n1)から島コ
ンピュータSCPU(S1)に最終データが送信される
と、島コンピュータSCPU(S1)の島CPU20
は、台コンピュータDCPU(n1)から送信されてく
る最終データを受信して所定の記憶エリアに一時記憶し
(ステップb72)、次に、収集データメモリ22にお
ける台インデックスレジスタn1にセットされている台
番号に対応する本日分の最終データ記憶エリアが一杯か
否かを判別し(ステップb73)、本日分の最終データ
記憶エリアが一杯であれば、最終データ記憶エリアにお
ける日付記憶エリアを参照することにより一番古い日付
のデータをクリアし(ステップb74)、最終データ記
憶エリアの全領域を日付単位でシフトして空きエリアを
作成し(ステップb75)、該空きエリアに一時記憶し
た最終データを日付と共に記憶する(ステップb7
6)。また、本日分の最終データ記憶エリアが一杯でな
ければ、そのままステップb76の処理に移行して空き
エリアに一時記憶した最終データを日付と共に記憶す
る。
【0334】ステップb76の処理後、島CPU20
は、台インデックスレジスタn1にセットされている台
番号を1つインクリメントし(ステップb77)、台イ
ンデックスレジスタn1にセットされている台番号がエ
ンド台番号記憶レジスタn2にセットされる最終の台番
号を超えているか否かを判別する(ステップb78)。
【0335】島CPU20は、台インデックスレジスタ
n1にセットされている台番号がエンド台番号記憶レジ
スタn2にセットされる最終の台番号を超えていなけれ
ば、ステップb71乃至ステップb78によって形成さ
れるループ処理を繰り返し実行し、台インデックスレジ
スタn1にセットされている逐次更新される台番号によ
って指定される台コンピュータ(n1)に対して閉店コ
マンドを送信し、台コンピュータ(n1)から最終デー
タを受信すると共に収集データメモリ22に台番号毎に
最終データを記憶していく。
【0336】そして、台インデックスレジスタn1にセ
ットされている台番号がエンド台番号記憶レジスタn2
にセットされる最終の台番号を超えると(ステップb7
8)、島CPU20は、ホストコンピュータHCPUに
対してデータ収集の終了回答を送信し(ステップb7
9)、ホストコンピュータHCPUから送信されてくる
最終データ要求コマンドの入力待ちとなる(ステップb
80)。
【0337】ホストコンピュータHCPUのホストCP
U12は、送信相手の島コンピュータSCPU(S1)
が送信したデータ収集の終了回答を受けると(ステップ
A63)、島インデックスレジスタS1にセットされて
いる島番号を1つインクリメントし(ステップA6
4)、次に、島インデックスレジスタS1にセットされ
ている島番号がエンド島番号記憶レジスタS2にセット
される最終の島番号を超えているか否かを判別する(ス
テップA65)。
【0338】島インデックスレジスタS1にセットされ
ている島番号がエンド島番号記憶レジスタS2にセット
される最終の島番号を超えていなければ、ホストCPU
12は、ステップA62乃至ステップA65によって形
成される処理ループを繰り返し実行し、島インデックス
レジスタS1にセットされている逐次更新される島番号
によって指定される島コンピュータSCPU(S1)に
対して、順次閉店コマンドを送信していく。
【0339】そして、島インデックスレジスタS1にセ
ットされている島番号がエンド島番号記憶レジスタS2
にセットされる最終の島番号を超え、全ての島コンピュ
ータSCPUが最終データの収集を終えると(ステップ
A65)、ホストCPU12は、島インデックスレジス
タS1にスタート島番号をセットし(ステップA6
6)、島インデックスレジスタS1にセットされている
島番号に対応する島コンピュータSCPU(S1)に対
して最終データ要求コマンドを送信し(ステップA6
7)、次いで、送信相手の島コンピュータSCPU(S
1)から送信されてくる最終データの受信待ちとなる
(ステップA68)。
【0340】ホストコンピュータHCPUから送信相手
の島コンピュータSCPU(S1)に最終データ要求コ
マンドが送信されると、島コンピュータSCPU(S
1)の島CPU20は、これを受けてステップb80の
判別処理を真と判別し(ステップb80)、収集データ
メモリ22において台番号毎に記憶されている全最終デ
ータを読み出してホストコンピュータHCPUに送信し
(ステップb81)、この処理を終えてリターンする。
【0341】島コンピュータSCPU(S1)からホス
トコンピュータHCPUに最終データが送信されると、
ホストコンピュータHCPUのホストCPU12は、島
コンピュータSCPU(S1)から送信されてくる最終
データを受信して所定の記憶エリアに一時記憶し(ステ
ップA68)、次に、収集データメモリ19における島
インデックスレジスタS1にセットされている島番号に
対応する本日分の最終データ記憶エリアが一杯か否かを
判別し(ステップA69)、本日分の最終データ記憶エ
リアが一杯であれば、最終データ記憶エリアにおける日
付記憶エリアを参照することにより一番古い日付のデー
タをクリアし(ステップA71)、最終データ記憶エリ
アの全領域を日付単位でシフトして空きエリアを作成し
(ステップA72)、該空きエリアに一時記憶した最終
データを日付と共に記憶する(ステップA73)。ま
た、本日分の最終データ記憶エリアが一杯でなければ、
そのままステップA73の処理に移行して空きエリアに
一時記憶した最終データを日付と共に記憶する。
【0342】これにより、島インデックスレジスタS1
にセットされている島番号に対応する島コンピュータS
CPUの傘下の全台コンピュータDCPUが記憶してい
る最終データがホストコンピュータHCPUに収集さ
れ、収集データメモリ19の本日分の最終データ記憶エ
リアに台番号別に記憶される。
【0343】ステップA73の処理後、ホストCPU1
2は、島インデックスレジスタS1にセットされている
島番号を1つインクリメントし(ステップA74)、島
インデックスレジスタS1にセットされている島番号が
エンド島番号記憶レジスタS2に記憶されている最終の
島番号を超えているか否かを判別する(ステップA7
5)。
【0344】ホストCPU12は、島インデックスレジ
スタS1にセットされている島番号がエンド島番号記憶
レジスタS2に記憶されている最終の島番号を超えてい
なければ、ステップA67乃至ステップA75によって
形成されるループ処理を繰り返し実行し、島インデック
スレジスタS1にセットされている逐次更新される島番
号によって指定される島コンピュータSCPU(S1)
に対して最終データ要求コマンドを送信し、島コンピュ
ータSCPU(S1)から送信されてくる最終データを
受信すると共に、台番号別に順次収集データメモリ19
に記憶していく。
【0345】そして、島インデックスレジスタS1にセ
ットされている島番号がエンド島番号記憶レジスタS2
に記憶されている最終の島番号を超えると(ステップA
75)、ホストCPU12は、実行処理フラグF2に0
セットし(ステップA76)、閉店処理を終了してリタ
ーンする。
【0346】これにより、ホストコンピュータHCPU
には、台番号毎に本日分の最終データ、即ち、累計打玉
数、累計払出玉数、累計差引、累計特賞回数、累計始動
回数、累計投入金額、累計カード使用金額、累計引落玉
数および累計計数玉数の各データが記憶されることとな
る。
【0347】次に、ホストコンピュータHCPUが行う
釘調整処理について説明する。釘調整処理は、閉店処理
を行った後に、釘調整に必要なパチンコ遊技機5の情報
を液晶情報表示装置DISPに表示する処理であり、ホ
ストコンピュータHCPUにおいて、オペレータによっ
てキー入力操作部18からのファンクションキーにより
釘調整処理モード入力により行われる。
【0348】ホストコンピュータHCPUにおいて、釘
調整処理モードが入力されると、ホストCPU12は、
ステップA2を真と判別後のステップA6の判別処理を
真と判別し、実行処理フラグF2に5をセットし(ステ
ップA18)、ステップA7移行の処理に移行する。実
行処理フラグF2に5がセットされる結果、ステップA
12の判別処理によって実行フラグF2の値5が検出さ
れ、ホストCPU12は、ステップA23の釘調整処理
を実行することとなる。
【0349】図42は、ホストCPU12が実行する釘
調整処理を示すフローチャートであり、この処理を開始
したホストCPU12は、まず、島インデックスレジス
タS1にスタート島番号、即ち、最初の島コンピュータ
SCPUの番号をセットすると共に(ステップA8
0)、エンド島番号記憶レジスタS2にエンド島番号、
即ち、最終の島コンピュータSCPUの番号をセットし
(ステップA81)、ステップA82に移行する。
【0350】ステップA82に移行したホストCPU1
2は、島インデックスレジスタS1にセットされている
島番号に対応する島コンピュータSCPU(S1)に対
して釘調整コマンドを送信し(ステップA82)、次い
で、送信相手の島コンピュータSCPU(S1)から送
信されてくる終了回答の受信待ちとなる(ステップA8
3)。
【0351】ホストコンピュータHCPUから送信相手
の島コンピュータSCPU(S1)に釘調整コマンドが
送信されると、これを受けた島コンピュータSCPU
(S1)の島CPU20は、図54に示すSUB(D)
におけるステップb45の判別処理によって、釘調整コ
マンドを検出してステップb82に移行する。
【0352】ステップb82に移行した島CPU20
は、台インデックスレジスタn1にスタート台番号をセ
ットすると共に(ステップb82)、エンド台番号記憶
レジスタn2にエンド台番号をセットし(ステップb8
3)、ステップb84に移行する。
【0353】ステップb84に移行した島CPU20
は、台インデックスレジスタn1にセットされている台
番号に対応する台コンピュータDCPU(n1)に対し
て釘調整コマンドを送信し(ステップb84)、次に、
収集データメモリ22の台インデックスレジスタn1に
セットされている台番号に対応する記憶エリアを検索
し、該記憶エリアから釘調整に必要な数日間分のデータ
をリードし、台コンピュータDCPU(n1)に対して
リードしたデータを送信する(ステップb85)。
【0354】ステップb85の処理後、島CPU20
は、台インデックスレジスタn1にセットされている台
番号を1つインクリメントし(ステップb86)、台イ
ンデックスレジスタn1にセットされている台番号がエ
ンド台番号記憶レジスタn2にセットされる最終の台番
号を超えているか否かを判別する(ステップb87)。
【0355】島CPU20は、台インデックスレジスタ
n1にセットされている台番号がエンド台番号記憶レジ
スタn2にセットされる最終の台番号を超えていなけれ
ば、ステップb84乃至ステップb87によって形成さ
れるループ処理を繰り返し実行し、台インデックスレジ
スタn1にセットされている逐次更新される台番号によ
って指定される台コンピュータ(n1)に対して釘調整
コマンドを送信すると共に、釘調整に必要なデータを台
番号に対応する収集データメモリ22の記憶エリアから
リードし、リードしたデータを台コンピュータ(n1)
に送信していく。
【0356】そして、台インデックスレジスタn1にセ
ットされている台番号がエンド台番号記憶レジスタn2
にセットされる最終の台番号を超えると(ステップb8
7)、島CPU20は、ホストコンピュータHCPUに
終了回答を送信し(ステップb88)、この処理を終え
てリターンする。
【0357】一方、島コンピュータSCPUから送信相
手の台コンピュータDCPU(n1)に釘調整コマンド
が送信されると、これを受けた台コンピュータDCPU
(n1)の台CPU25は、図62乃至図64に示すS
UB(E)のステップf12の判別処理により、釘調整
コマンドを検出し、実行処理フラグF1に16をセット
し(ステップf13)、島コンピュータSCPU(S
1)から送信されてくる釘調整に必要なデータを受信し
て所定の記憶エリアに記憶し(ステップf14)、SU
B(E)の処理を終了してリターンする。
【0358】実行処理フラグF1に16がセットされる
結果、次いで実行される図65に示すメイン処理におい
て、台CPU25は、ステップs1の判別後、ステップ
s2の判別処理において実行処理フラグの値16を検出
し、この判別処理を真と判別してステップsa19に移
行する。
【0359】ステップsa19に移行した台CPU25
は、液晶情報表示装置DISPに釘調整コマンドを送信
し(ステップsa19)、所定の記憶エリアに記憶され
ている釘調整に必要なデータを液晶情報表示装置DIS
Pに送信し(ステップsa20)、今回周期の処理終え
リターンする。なお、これにより、液晶情報表示装置D
ISPの液晶表示部66には、例えば、図24に示すよ
うな釘調整画面が表示されると共に、釘調整に必要な4
日分のデータが釘調整画面上に表示されることとなる。
【0360】ホストCPU12は、送信相手の島コンピ
ュータSCPU(S1)が送信したデータ収集の終了回
答を受けると(ステップA83)、島インデックスレジ
スタS1にセットされている島番号を1つインクリメン
トし(ステップA84)、次に、島インデックスレジス
タS1にセットされている島番号がエンド島番号記憶レ
ジスタS2にセットされる最終の島番号を超えているか
否かを判別する(ステップA85)。
【0361】島インデックスレジスタS1にセットされ
ている島番号がエンド島番号記憶レジスタS2にセット
される最終の島番号を超えていなければ、ホストCPU
12は、ステップA82乃至ステップA85によって形
成される処理ループを繰り返し実行し、島インデックス
レジスタS1にセットされている逐次更新される島番号
によって指定される島コンピュータSCPU(S1)に
対して、順次釘調整コマンドを送信していく。
【0362】そして、島インデックスレジスタS1にセ
ットされている島番号がエンド島番号記憶レジスタS2
にセットされる最終の島番号を超え、全ての島コンピュ
ータSCPUに対して釘調整コマンドを送信すると(ス
テップA85)、ホストCPU12は、実行処理フラグ
F2に0セットし(ステップA86)、釘調整処理を終
了してリターンする。
【0363】次に、液晶情報表示装置DISPの表示C
PU70が実行する処理について説明する。
【0364】図87は、表示CPU70が行う処理の概
略を示すフローチャートであり、表示CPU70は、電
源投入後、初期化処理を行って処理に必要な実行処理フ
ラグF3を0クリアすると共に表示エリアの初期化を行
い、以下、SUB(J)、SUB(K)及び表示処理を
順次繰り返し実行する。
【0365】SUB(J)の処理は、台コンピュータD
CPUから送信された制御コマンドを判別し、判別結果
に応じて台コンピュータDCPUから送信されたデータ
の記憶を行い、実行処理フラグF3に値をセットする処
理である。SUB(K)の処理は、実行処理フラグF3
にセットされている値に基づいて行われる処理であり、
主として、表示エリアに表示データをライトする処理で
あるが、タッチパネル67への操作入力を判別して、操
作項目データを台コンピュータDCPUに送信する処理
を含む。また、表示処理は、表示エリアにライトされた
表示データを液晶表示部67に出力する処理である。
【0366】次に、SUB(J)の処理およびSUB
(K)の処理について説明する。
【0367】図88乃至図98は、SUB(J)の処理
を示すフローチャートであり、SUB(J)の処理を開
始した表示CPU70は、まず、台コンピュータDCP
Uからの表示コマンドがあるか否かを判別する(ステッ
プg1)。台コンピュータDCPUからの表示コマンド
がなければ、表示CPU70は、この処理を終えリター
ンする。
【0368】そして、台コンピュータDCPUから表示
コマンドが送信されると、SUB(J)におけるステッ
プg1の判別結果が真となり、以下、表示CPU70
は、ステップg2乃至ステップg10のコマンド判別処
理のいずれかによって受信した表示コマンドの種別を判
別することとなる。
【0369】また、図99乃至図118は、SUB
(K)の処理を示すフローチャートであり、SUB
(K)の処理を開始した表示CPU70は、ステップh
1乃至ステップh14の実行処理フラグ判別処理のいず
れかによって実行処理フラグの種別を判別する。なお、
電源投入直後では、実行処理フラグF3の値は0クリア
されているため、表示CPU70は、ステップh1の判
別処理のみ実行し、リターンする。
【0370】次に、台コンピュータDCPUから表示コ
マンドが表示CPU70に受信された場合の処理につい
て説明する。
【0371】受信した表示コマンドが情報表示コマンド
であれば、SUB(J)の処理におけるステップg1の
判別後のステップg2の判別結果が真となり、表示CP
U70は、台コンピュータDCPUから送信された情報
内容、例えば、パチンコ遊技機の入れ替え情報、ホール
側のチェーン店の案内、景品の案内等を受信してメモリ
に記憶し(ステップg11)、実行処理フラグF3に1
をセットし(ステップg12)、リターンする。
【0372】実行処理フラグF3に1がセットされる結
果、次いで実行されるSUB(K)の処理におけるステ
ップh2の判別結果が真となり、表示CPU70は、メ
モリに記憶されている情報内容を表示エリアにライトし
(ステップh70)、この処理を終えてリターンする。
なお、表示エリアにライトされた情報内容は、引き続い
て実行される表示処理によって液晶表示部66に出力さ
れる。これにより、液晶表示部66にパチンコ遊技機の
入れ替え情報、ホール側のチェーン店の案内、景品の案
内が表示されることとなる(図示を省略)。
【0373】受信した表示コマンドがコメント表示コマ
ンドであれば、SUB(J)の処理におけるステップg
3の判別結果が真となり、表示CPU70は、台コンピ
ュータDCPUから送信された内容、例えば、「しばら
くお待ちください。」を受信してメモリ71に記憶し
(ステップg13)、実行処理フラグF3に2をセット
し(ステップg14)、リターンする。
【0374】実行処理フラグF3に2がセットされる結
果、次いで実行されるSUB(K)の処理におけるステ
ップh3の判別結果が真となり、表示CPU70は、メ
モリ71に記憶されているコメント内容を表示エリアに
ライトし(ステップh16)、この処理を終えてリター
ンする。これにより、液晶表示部66に「しばらくお待
ちください。」が画面表示されることとなる(図示を省
略)。
【0375】受信した表示コマンドが遊技機情報表示コ
マンドであれば、SUB(J)の処理におけるステップ
g4の判別結果が真となり、表示CPU70は、台コン
ピュータDCPUから送信されたパチンコ遊技機情報の
内容、例えば、3日分の遊技機データを受信してメモリ
71に記憶し(ステップg15)、実行処理フラグF3
に3をセットし(ステップg16)、リターンする。
【0376】実行処理フラグF3に3がセットされる結
果、次いで実行されるSUB(K)の処理におけるステ
ップh4の判別結果が真となり、表示CPU70は、メ
モリ71に記憶されているパチンコ遊技機情報の内容を
表示エリアにライトし(ステップh17)、この処理を
終えてリターンする。なお、表示エリアにライトされた
パチンコ遊技機情報内容は、引き続いて実行される表示
処理によって液晶表示部66に出力される。これによ
り、液晶表示部66には、図12に示すように、当日分
を含めて3日分のパチンコ遊技機5の情報が表示され
る。
【0377】受信した表示コマンドが暗証番号入力コマ
ンドであれば、SUB(J)の処理におけるステップg
5の判別結果が真となり、表示CPU70は、実行処理
フラグF3に4をセットし(ステップg17)、リター
ンする。
【0378】実行処理フラグF3に4がセットされる結
果、次いで実行されるSUB(K)の処理におけるステ
ップh5の判別結果が真となり、表示CPU70は、ス
テップh18に移行し、タッチパネル67からの入力が
あるか否かを判別するが、未だ画面表示がなされている
前であるので偽と判別し、ステップh23に移行し、メ
モリ71に予め設定記憶されている暗証番号入力画面デ
ータを表示エリアにライトし(ステップh23)、この
処理を終えてリターンする。なお、表示エリアにライト
された暗証番号入力画面データは、引き続いて実行され
る表示処理によって液晶表示部66に出力される。これ
により、液晶表示部66には、図13に示すように、暗
証番号入力画面が表示される。
【0379】次周期のSUB(K)の処理では、実行処
理フラグF3に4がセットされているので、表示CPU
70は、ステップh1乃至ステップh5の判別処理を実
行後、ステップh18の判別処理とステップh23の処
理を繰り返し実行し、遊技者のタッチパネル67への暗
証番号入力待ちとなる。
【0380】図13に示す、0乃至9の数字表示領域に
遊技者が操作入力を行うと、ステップh18の判別結果
が真となり、表示CPU70は、操作位置から押された
数字を判別し(ステップh19)、押された数字を表示
エリアにライトし(ステップh20)、操作回数が4回
に達したか否かを判別することにより数字が4桁押され
たかを判別する(ステップh21)。
【0381】数字が4桁押されていなければ、表示CP
U70は、ステップh23の処理を実行し、この周期の
処理終えてリターンする。これにより、操作された数字
が、暗証番号入力画面上部の矩形状の表示窓に表示さ
れ、遊技者に視認されることとなる。以下、数字が4桁
押されなければ、遊技者により数字入力が検出される毎
に、表示CPU70は、ステップh18、ステップh1
9、ステップh20及びステップh21の処理を実行す
るため、操作入力された数字が1つずつ表示窓に表示さ
れることとなる。
【0382】そして、遊技者により数字が4桁入力され
ると、表示CPU70は、ステップh21の判別処理を
真と判別し、入力された4桁の数字を暗証番号として台
コンピュータDCPUに送信し(ステップh22)、ス
テップh23に移行して入力された4桁目の数字を表示
エリアにライトした後、この周期の処理を終了する。
【0383】受信した表示コマンドが遊技終了コマンド
であれば、SUB(J)の処理におけるステップg6の
判別結果が真となり、表示CPU70は、台コンピュー
タDCPUから送信された獲得金額$、1日分の獲得金
額D$及び累積獲得金額Σ$の各値を受信すると共にこ
れらをメモリ71に記憶し(ステップg18)、実行処
理フラグF3に5をセットし(ステップg19)、リタ
ーンする。
【0384】実行処理フラグF3に5がセットされる結
果、次いで実行されるSUB(K)の処理におけるステ
ップh6の判別結果が真となり、表示CPU70は、メ
モリに記憶されている獲得金額$、1日分の獲得金額D
$及び累積獲得金額Σ$の各値を表示エリアにライトし
(ステップh24)、この処理を終えてリターンする。
なお、表示エリアにライトされた獲得金額$、1日分の
獲得金額D$及び累積獲得金額Σ$の各値は、引き続い
て実行される表示処理によって液晶表示部66に出力さ
れる。これにより、液晶表示部66には、図16に示す
ように、暗証番号入力画面が表示されると共に、獲得金
額、1日分獲得金額及び累計獲得金額の各値が表示され
る。
【0385】次に、台コンピュータDCPUからの遊技
中コマンドが表示CPU70に受信された場合について
の処理を説明する。
【0386】表示CPU70に遊技中コマンドが受信さ
れた場合には、SUB(J)の処理におけるステップg
7の判別結果が真となり、表示CPU70は、実行処理
フラグF3に6をセットし(ステップg20)、リター
ンする。
【0387】実行処理フラグF3に6がセットされる結
果、次いで実行されるSUB(K)の処理におけるステ
ップh7の判別結果が真となり、表示CPU70は、ス
テップh25に移行し、図14に示す表示画面における
タッチパネル67としてのサービスキーからの入力があ
るか否かを判別するが、未だ図14に示す表示画面の画
面表示がなされている前であるので偽と判別してステッ
プh29に移行する。
【0388】ステップh29に移行した表示CPU70
は、台コンピュータDCPUから送信されてくる各種デ
ータ、即ち、メイン処理におけるステップs45の処理
によって送信されてくる打玉数、払出玉数、差引、特賞
回数および始動回数と、メイン処理におけるステップs
46の処理によって送信されてくる投入金額、カード使
用金額、引落玉数および計数玉数と、メイン処理におけ
るステップs48の処理によって送信されてくる使用金
額の合計、獲得金額$及び貯玉残高BBを受信すると共
に、受信した各種データをメモリ71に記憶し(ステッ
プh29)、次に、メモリ71に記憶してある各種デー
タを表示エリアにライトし(ステップh30)、この処
理を終えてリターンする。なお、表示エリアにライトさ
れた各種データは、引き続いて実行される表示処理によ
って液晶表示部66に出力される。これにより、液晶表
示部66には、図14に示すように、遊技中の表示画面
が表示されると共に、表示画面上に打玉数、払出玉数、
差引、特賞回数、始動回数、投入金額、カード使用金
額、使用金額の合計、引落玉数、計数玉数及び獲得金
額、並びに貯玉残高の各値が表示される。
【0389】なお、暗証番号ANO′を入力した直後に
おいては、パチンコ玉の貸し出しが未だ行われていない
ため、貯玉残高BBを除くこれらの値は0が表示されて
いる。
【0390】次周期のSUB(K)の処理では、実行処
理フラグF3に6がセットされているので、表示CPU
70は、ステップh1乃至ステップh7の判別処理を実
行後、ステップh25の遊技者のサービスキーへの操作
入力判別処理とステップh29及びステップh30の処
理を繰り返し実行する。
【0391】これにより、遊技者がパチンコ遊技機2に
おいて遊技を開始後、遊技者のサービスキーへの操作入
力がなければ、液晶表示部66には、ステップh29及
びステップh30の処理によって送信されてくる各種デ
ータが例えば、図15に示すように更新表示されること
となる。なお、各種データのうち使用金額の合計及び獲
得金額$は、メイン処理におけるステップs47の処理
により更新記憶され、計数玉数は、SUB(F)の処理
によって更新記憶され、投入金額、カード使用金額及び
引落玉数は、SUB(G)の処理によって更新記憶さ
れ、打玉数、払出玉数、差引、特賞回数及び始動回数
は、SUB(H)の処理によって更新記憶され、貯玉残
高BBは、SUB(G)におけるステップd13の処理
と、メイン処理におけるステップs77の処理により更
新記憶される。
【0392】ところで、図14または図15に示す遊技
中の表示画面において、サービスキーに遊技者が操作入
力を行うと、ステップh25の判別結果が真となり、表
示CPU70は、台コンピュータDCPUにサービスコ
マンドを送信し(ステップh26)、実行処理フラグF
3に10をセットし(ステップh27)、予めメモリ7
1に記憶されているサービスメニューデータを表示エリ
アにライトし(ステップh28)、今回周期の処理を終
えてリターンする。これにより、液晶表示部66には、
図17に示すサービス項目選択画面が表示される。
【0393】実行処理フラグF3に10かセットされる
結果、次周期のSUB(K)における処理では、表示C
PU70は、ステップh1乃至ステップh11の判別処
理を実行後、ステップh37に移行し、図17に示すサ
ービス項目選択画面におけるタッチパネル67としての
飲物キー、おしぼりキー、休憩キー、予約キー及び取消
キーのいずれかからの入力があるか否かを判別する(ス
テップh37)。
【0394】遊技者がこれらの操作入力キーへの操作入
力を行わなければ、ステップs37の判別結果は偽とな
り、表示CPU70は、この周期のSUB(K)の処理
を終えてリターンする。以下、表示CPU70は、実行
処理フラグF3の値10に基づき、ステップh1乃至ス
テップh11の判別処理及びステップh37の判別処理
を繰り返し実行する。
【0395】そして、遊技者が飲物キー、おしぼりキ
ー、休憩キー、予約キー及び取消キーのいずれかを操作
入力すると、ステップh37の判別結果が真となり、表
示CPU70は、ステップh38乃至ステップh42の
判別処理により、操作位置から押された処理項目を判別
することとなる。
【0396】まず、図17に示すサービスメニュー選択
画面において、取消キーが操作入力された場合には、ス
テップh42の判別処理によって取消キーの操作入力が
判別され、表示CPU70は、台コンピュータDCPU
に取消コマンドを送信し(ステップh53)、今回のS
UB(K)の処理を終えてリターンする。
【0397】なお、液晶情報表示装置DISPから送信
された取消コマンドは、この後、台コンピュータDCP
Uに入力されると共に、メイン処理におけるステップs
64の判別処理で検出され、ステップs72の処理で遊
技中コマンドが液晶情報表示装置DISPに送信される
ので、図88に示すSUB(J)におけるステップg7
の判別処理によって遊技中コマンドが検出されることに
より実行処理フラグF3に6がセットされ、SUB
(K)の処理では、ステップh1乃至ステップh7の判
別処理とステップh25の判別処理とステップh29及
びステップh30の処理が実行されるので、液晶表示部
66には、ステップh29及びステップh30の処理に
よって送信されてくる各種データが、図15に示すよう
に更新表示されることとなる。
【0398】図17に示すサービスメニュー選択画面に
おいて、飲物キーが操作入力された場合には、ステップ
h38の判別処理によって飲物キーへの操作入力が判別
され、表示CPU70は、実行処理フラグF3に11を
セットし(ステップh43)、台コンピュータDCPU
に飲物コマンドを送信する(ステップh44)。前述し
たように、台コンピュータDCPUは、液晶情報表示装
置DISPから飲物コマンドを受けるとステップs60
の判別処理後のステップs66の処理により飲物データ
を送信するので、表示CPU70は、台コンピュータD
CPUから送信された飲物データを受信すると共にメモ
リ71に記憶し(ステップh45)、メモリ71に記憶
した飲物データを表示エリアにライトし(ステップh4
6)、今回のSUB(K)の処理を終えてリターンす
る。これにより、液晶表示部66には、図18に示す飲
物選択メニュー画面が表示されることとなる。
【0399】実行処理フラグF3に11がセットされる
結果、次周期のSUB(K)における処理では、表示C
PU70は、ステップh1乃至ステップh12の判別処
理を実行後、ステップh54に移行し、図18に示す飲
物選択メニュー画面におけるタッチパネル67としての
コーヒー、コーラ、ジュース及びウーロン茶の各飲物キ
ーと取消キーとのいずれかからの入力があるか否かを判
別する(ステップh54)。
【0400】遊技者がこれらの操作入力キーへの操作入
力を行わなければ、ステップs54の判別結果は偽とな
り、表示CPU70は、ステップh46の処理を実行し
た後、この周期のSUB(K)の処理を終えてリターン
する。以下、表示CPU70は、実行処理フラグF3の
値11に基づき、ステップh1乃至ステップh12の判
別処理、ステップh54の判別処理及びステップh46
の処理を繰り返し実行する。
【0401】そして、遊技者が各飲物キー及び取消キー
のいずれかを操作入力すると、ステップh54の判別結
果が真となり、表示CPU70は、操作位置から押され
た項目を判別し(ステップh55)、台コンピュータD
CPUに項目データとして送信し(ステップh56)、
ステップh46の処理を実行後、この周期のSUB
(K)の処理を終えてリターンする。これにより、台コ
ンピュータDCPUには、コーヒー、コーラ、ジュー
ス、ウーロン茶及び取消キーのうちのいずれか1つの項
目入力データが入力される。
【0402】まず、図18に示す飲物選択メニュー画面
において取消キーが操作入力された場合には、この後、
前述したように台コンピュータDCPUからは遊技中コ
マンドが送信されてくるので、液晶表示部66には、ス
テップh29及びステップh30の処理によって送信さ
れてくる各種データが、図15に示すように更新表示さ
れることとなる。
【0403】また、図18に示す飲物選択メニュー画面
において、コーヒー、コーラ、ジュース、ウーロン茶の
うちのいずれか1つが操作された場合には、操作された
飲物項目入力データが台コンピュータDCPUに入力さ
れた後、島コンピュータSCPUを経由してホストコン
ピュータHCPUに送信されると共に、メイン処理にお
けるステップs77の処理によって、貯玉残高から操作
入力した飲物項目データに対応する対価玉数の差引が行
われ、この後、液晶情報表示装置DISPに遊技中コマ
ンドが送信され、再び、液晶表示部66に図15に示す
遊技中の表示画面が表示される。また、係員によって遊
技者に操作入力した飲物が届けられる。
【0404】図17に示すサービスメニュー選択画面に
おいて、おしぼりキーが操作入力された場合には、ステ
ップh39の判別処理によっておしぼりキーへの操作入
力が判別され、表示CPU70は、台コンピュータDC
PUにおしぼりコマンドを送信し(ステップh47)、
この周期のSUB(K)の処理を終えてリターンする。
この後、台コンピュータDCPUから液晶情報表示装置
DISPに遊技中コマンドが送信され、再び、液晶表示
部66に図15に示す遊技中の表示画面が表示される。
また、係員によって遊技者におしぼりが届けられる。
【0405】図17に示すサービスメニュー選択画面に
おいて、休憩キーが操作入力された場合には、ステップ
h40の判別処理によって休憩キーへの操作入力が判別
され、表示CPU70は、実行処理フラグF3に12を
セットし(ステップh48)、台コンピュータDCPU
に休憩コマンドを送信する(ステップh49)。前述し
たように、台コンピュータDCPUは、液晶情報表示装
置DISPから休憩コマンドを受けるとステップs62
の判別処理後のステップs69の処理により休憩時間デ
ータを送信するので、表示CPU70は、台コンピュー
タDCPUから送信された休憩時間データを受信すると
共にメモリ71に記憶し(ステップh50)、メモリ7
1に記憶した休憩時間データを表示エリアにライトし
(ステップh51)、今回のSUB(K)の処理を終え
てリターンする。これにより、液晶表示部66には、図
19に示す休憩時間選択画面が表示されることとなる。
【0406】実行処理フラグF3に12がセットされる
結果、次周期のSUB(K)における処理では、表示C
PU70は、ステップh1乃至ステップh13の判別処
理を実行後、ステップh57に移行し、図19に示す休
憩時間選択画面におけるタッチパネル67としての30
分間キー及び60分間キーの各休憩時間キーと取消キー
とのいずれかからの入力があるか否かを判別する(ステ
ップh57)。
【0407】遊技者がこれらの操作入力キーへの操作入
力を行わなければ、ステップs57の判別結果は偽とな
り、表示CPU70は、ステップh51の処理を実行し
た後、この周期のSUB(K)の処理を終えてリターン
する。以下、表示CPU70は、実行処理フラグF3の
値12に基づき、ステップh1乃至ステップh13の判
別処理、ステップh57の判別処理及びステップh51
の処理を繰り返し実行する。
【0408】そして、遊技者が各休憩時間キー及び取消
キーのいずれかを操作入力すると、ステップh57の判
別結果が真となり、表示CPU70は、操作位置から押
された項目を判別し(ステップh58)、台コンピュー
タDCPUに項目データとして送信し(ステップh5
9)、台コンピュータDCPUに送信した項目データが
取消であるか否かを判別する(ステップh60)。
【0409】ステップh60の判別結果が取消である場
合には、表示CPU70は、ステップh51の処理を実
行後、この周期のSUB(K)の処理を終えてリターン
する。この後、台コンピュータDCPUから液晶情報表
示装置DISPに遊技中コマンドが送信され、再び、液
晶表示部66に図15に示す遊技中の表示画面が表示さ
れる。
【0410】また、ステップh60の判別結果が取消で
ない場合には、即ち、30分間キー及び60分間キーの
うちのいずれかが操作された場合には、表示CPU70
は、実行処理フラグF3に13をセットし(ステップh
61)、メモリ71に予め記憶されている「カード抜き
取り」指示のコメント表示のための表示データを読み出
して表示エリアにライトし(ステップh62)、この周
期のSUB(K)の処理を終えてリターンする。これに
より、液晶表示部66には、図20に示す「カード抜き
取り」指示のコメントが画面表示されることとなる。
【0411】実行処理フラグF3に13がセットされる
結果、次周期のSUB(K)における処理では、表示C
PU70は、ステップh1乃至ステップh14の判別処
理を実行後、ステップh63に移行し、遊技者のIDカ
ード抜き取りの後に、台コンピュータDCPUから送信
されてくるタイマT1の値が受信されたか否かを判別す
る(ステップh63)。
【0412】表示CPU70は、台コンピュータDCP
Uから送信されてくるタイマT1の値が受信されない場
合には、ステップh62の処理を行った後、この周期の
SUB(K)の処理を終えてリターンする。以下、表示
CPU70は、SUB(K)における処理では、実行処
理フラグF3にセットされている値13に基づき、ステ
ップh1乃至ステップh14の判別処理、ステップh6
3の判別処理及びステップh62の処理を繰り返し実行
する。
【0413】そして、遊技者がカード端末5からIDカ
ードを抜き取ると、メイン処理におけるステップs88
の処理によりタイマT1の値が液晶情報表示装置DIS
Pに送信される。表示CPU70は、台コンピュータD
CPUから送信されてくるタイマT1の現在の値、即
ち、休憩の残り時間を受信すると(ステップh63)、
実行処理フラグF3に14をセットし(ステップh6
4)、受信したタイマT1の値をメモリに記憶し(ステ
ップh65)、メモリに記憶してある休憩の残り時間を
表示エリアにライトし(ステップh66)、この周期の
SUB(K)の処理を終えてリターンする。これによ
り、液晶表示部66には、図21に示す休憩中画面が表
示されると共に休憩の残り時間が表示されることとな
る。
【0414】以下、表示CPU70は、実行処理フラグ
F3にセットされている値14に基づいて、ステップh
1乃至ステップh15の判別処理を実行後、ステップh
67の判別処理、台コンピュータDCPUから送信され
てくるタイマT1の値が受信されたか否かの判別処理を
行い、ステップh67の判別処理において、タイマT1
の値が受信されなければ、ステップh66の処理を実行
後、SUB(K)の処理を終えてリターンする一方、台
コンピュータDCPUから送信されてくるタイマT1の
現在の値を受信すると、ステップh65及びステップh
66の処理を実行し、SUB(K)の処理を終えてリタ
ーンする。これにより、休憩の残り時間が液晶表示部6
6に更新表示されることとなる。
【0415】そして、休憩の残り時間内に、遊技者によ
って正規のIDカード、即ち、休憩のためにカード端末
5から抜き取ったIDカードと同一のIDカードがカー
ド端末5に挿入されると、台コンピュータDCPUから
遊技中コマンドが送信されることにより、液晶表示部6
6には、図15に示す遊技中の表示画面が表示されるこ
ととなる。
【0416】また、休憩の残り時間内に、遊技者によっ
て正規のIDカードが挿入されなければ、タイムアップ
となり、ステップs16の処理によって台コンピュータ
DCPUから遊技機情報表示コマンドが送信されるの
で、SUB(J)の処理により実行処理フラグF3に3
がセットされ、SUB(K)の処理では、当日分を含め
て3日分のパチンコ遊技機5の情報が表示されることと
なる。
【0417】図17に示すサービスメニュー選択画面に
おいて、台予約キーが操作入力された場合には、ステッ
プh41の判別処理によって台予約キーへの操作入力が
判別され、表示CPU70は、台コンピュータDCPU
に予約コマンドを送信し(ステップh52)、この周期
のSUB(K)の処理を終えてリターンする。
【0418】前述したように、台コンピュータDCPU
は、液晶情報表示装置DISPから予約コマンドを受け
るとステップs63の判別処理で予約コマンドを検出
し、この後、予約フラグのセットの有無を判別すること
により、予約が可能であれば、液晶情報表示装置DIS
Pに予約メッセージの表示コマンドを送信する一方(ス
テップsa3参照)、予約が不可であれば液晶情報表示
装置DISPに予約済メッセージの表示コマンドを送信
する(ステップsa6参照)。
【0419】台コンピュータDCPUから予約メッセー
ジの表示コマンドが送信されると、液晶情報表示装置D
ISPの表示CPU70は、SUB(J)におけるステ
ップg1の判別処理後、ステップg8の判別結果が真と
なり、実行処理フラグF3に7をセットし(ステップg
21)、リターンする。
【0420】実行処理フラグF3に7がセットされる結
果、次いで実行されるSUB(K)の処理におけるステ
ップh8の判別結果が真となり、表示CPU70は、ス
テップh31に移行し、タッチパネル67からの入力が
あるか否かを判別するが、未だ画面表示がなされている
前であるので偽と判別し、ステップh34に移行してメ
モリに予め設定記憶されている予約メッセージ画面デー
タを表示エリアにライトし(ステップh34)、この処
理を終えてリターンする。これにより、図22に示す台
予約画面が液晶表示部66に画面表示される。
【0421】実行処理フラグF3の値が7であることに
より、次周期の次周期のSUB(K)における処理で
は、表示CPU70は、ステップh1乃至ステップh8
の判別処理、ステップh31の判別処理及びステップh
34の処理を繰り返し実行する。
【0422】そして、遊技者により、図22に示す台予
約画面において予約キーまたは取消キーが操作入力され
ると、表示CPU70は、操作位置から押された項目を
判別し(ステップh32)、台コンピュータDCPUに
項目データとして送信し(ステップh33)、ステップ
h34の処理を実行後、この周期のSUB(K)の処理
を終えてリターンする。これにより、台コンピュータD
CPUには、予約または取消のうちの一方の項目入力デ
ータが入力される。
【0423】まず、図22に示す台予約画面において取
消キーが操作入力された場合には、この後、前述したよ
うに台コンピュータDCPUからは遊技中コマンドが送
信されてくるので、液晶表示部66には、ステップh2
9及びステップh30の処理によって送信されてくる各
種データが、図15に示すように更新表示されることと
なる。
【0424】図22に示す台予約画面において予約キー
が操作入力された場合には、メイン処理におけるステッ
プsa9の判別処理によって、予約の項目データが検出
され、この後、台コンピュータDCPUのメモリ26に
予約フラグがセットされて予約が記憶され、液晶情報表
示装置DISPに遊技中コマンドが送信され、再び、液
晶表示部66に図15に示す遊技中の表示画面が表示さ
れる。
【0425】また、台コンピュータDCPUから予約済
メッセージの表示コマンドが送信されると、液晶情報表
示装置DISPの表示CPU70は、SUB(J)にお
けるステップg1の判別処理後、ステップg9の判別結
果が真となり、実行処理フラグF3に8をセットし(ス
テップg22)、リターンする。
【0426】実行処理フラグF3に8がセットされる結
果、次いで実行されるSUB(K)の処理におけるステ
ップh9の判別結果が真となり、表示CPU70は、ス
テップh35に移行してメモリ71に予め設定記憶され
ている予約済メッセージ画面データを表示エリアにライ
トし(ステップh35)、この処理を終えてリターンす
る。これにより、図23に示す予約不可のメッセージ画
面が液晶表示部66に所定時間の間画面表示される。こ
の後、台コンピュータDCPUから液晶情報表示装置D
ISPに遊技中コマンドが送信され、再び、液晶表示部
66に図15に示す遊技中の表示画面が表示される。
【0427】台コンピュータDCPUから釘調整コマン
ドが液晶情報表示装置DISPに送信されると、SUB
(J)の処理におけるステップg1の判別後のステップ
g10の判別結果が真となり、液晶情報表示装置DIS
Pの表示CPU70は、台コンピュータDCPUから送
信された釘調整データ、例えば、4日分の打玉数、差
引、特賞回数及び始動回数のパチンコ遊技機に関するデ
ータを受信してメモリ71に記憶し(ステップg2
3)、実行処理フラグF3に9をセットし(ステップg
24)、リターンする。
【0428】実行処理フラグF3に9がセットされる結
果、次いで実行されるSUB(K)の処理におけるステ
ップh10の判別結果が真となり、表示CPU70は、
メモリに記憶されている釘調整データを表示エリアにラ
イトし(ステップh36)、この処理を終えてリターン
する。これにより、図24に示すような、釘調整画面が
液晶表示部66に表示される。なお、次周期のSUB
(K)の処理においても、実行処理フラグF3の値が9
であるので、表示CPU70は、ステップh1乃至ステ
ップh10の判別処理及びステップh36の処理を繰り
返し、図24に示す釘調整画面を液晶表示部66に表示
する。釘調整を行う者は、この遊技データを視認しつつ
参考にし、釘調整を行うことができる。
【0429】
【発明の効果】本発明の遊技場管理装置によれば、遊技
者が、パチンコ遊技機から排出されたパチンコ玉を計数
のために台計数機に投入すると、台コンピュータに配備
された貯玉残高更新記憶手段が、台計数機から出力され
た玉検出信号に基づいて計数玉数を算出すると共に、貯
玉残高に計数玉数を加算記憶し、遊技終了時に、貯玉残
高出力手段が、加算記憶した貯玉残高をホストコンピュ
ータに送信し、ホストコンピュータに配備された情報管
理手段が貯玉残高を受信すると、ファイル手段に遊技者
の識別コード毎に受信した貯玉残高を記憶して保存し、
この遊技者が、引落玉数入力手段を用いてパチンコ玉の
貸出しを行う際は、情報管理手段が遊技者の識別コード
に対応してファイル手段を検索して記憶保存されている
貯玉残高を読み出すと共に台コンピュータに送信し、貯
玉残高更新記憶手段が、貯玉残高を受信すると記憶し、
引落玉数入力手段からの引落信号に対応する引落玉数が
記憶された貯玉残高の範囲内であれば、パチンコ遊技機
からの引落玉数のパチンコ玉の排出を許容すると共に、
記憶された貯玉残高から引落玉数を減算して貯玉残高を
更新記憶するので、遊技者は、遊技によって獲得したパ
チンコ玉を計数のために持ち運んで移動する必要がな
く、遊技場側が計数玉数を貯玉残高として管理している
ので、景品交換を行う際にも全く支承がなくこれを行え
る。
【0430】また、遊技者は、遊技によって獲得したパ
チンコ玉の貯玉分によってパチンコ玉を借り受けること
ができるため、貯玉分のパチンコ玉で再遊技することが
でき、引落玉数入力手段を操作するだけでよいので、引
落操作も簡単に行える。
【0431】また、台計数機が、パチンコ遊技機から流
下されたパチンコ玉を受ける受け部と、受け部内のパチ
ンコ玉を島内に誘導する玉誘導部と、玉誘導部を誘導さ
れるパチンコ玉を1球ずつ検出する玉検出手段を備える
ことにより、投入されたパチンコ玉を1球ずつ計数で
き、計数のために投入されたパチンコ玉が島内に還元さ
れるので、遊技者が獲得したパチンコ玉の島外への移動
を防ぐこととなり、完全な独立島が可能となり、これに
より、島に関する補給球管理に要する労力が大幅に軽減
される。
【0432】さらに、情報表示・操作入力装置を台コン
ピュータに通信接続することで、台コンピュータとの間
でデータ通信を行わせ、情報表示・操作入力装置の液晶
表示部に、台コンピュータに記憶された貯玉残高を表示
させることができので、遊技者は、遊技中の自らの貯玉
残高を逐次確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る遊技場管理装置の要部を
示す機能ブロック図
【図2】複数の台コンピュータを通信接続手段としての
島コンピュータを介してホストコンピュータに接続して
遊技場内に配設した状態を示すブロック図
【図3】ホストコンピュータの要部を示す機能ブロック
【図4】島コンピュータの要部を示す機能ブロック図
【図5】台コンピュータの要部を示す機能ブロック図
【図6】実施例のパチンコ遊技台の正面図
【図7】サンド貸機の要部を示す機能ブロック図
【図8】情報表示・操作入力装置の要部を示す機能ブロ
ック図
【図9】台計数機の断面図
【図10】識別コード読み込み装置を一体に備えた情報
表示・操作入力装置の正面図
【図11】識別コード読み込み装置を一体に備えた情報
表示・操作入力装置の裏面図
【図12】実施例において情報表示・操作入力装置の液
晶表示部に表示される表示画面の一例を示す図
【図13】実施例において情報表示・操作入力装置の液
晶表示部に表示される暗証番号入力画面を示す図
【図14】実施例において遊技中に情報表示・操作入力
装置の液晶表示部に表示される遊技データ表示画面の一
例を示す図
【図15】実施例において遊技中に情報表示・操作入力
装置の液晶表示部に表示される遊技データ表示画面の一
例を示す図
【図16】実施例において情報表示・操作入力装置の液
晶表示部に表示される遊技終了画面を示す図
【図17】実施例において情報表示・操作入力装置の液
晶表示部に表示されるサービス項目選択画面を示す図
【図18】実施例において情報表示・操作入力装置の液
晶表示部に表示される飲物選択メニュー画面を示す図
【図19】実施例において情報表示・操作入力装置の液
晶表示部に表示される休憩時間選択画面を示す図
【図20】実施例において情報表示・操作入力装置の液
晶表示部に表示されるIDカード抜き取りメッセージ表
示画面を示す図
【図21】実施例において情報表示・操作入力装置の液
晶表示部に表示される休憩中画面を示す図
【図22】実施例において情報表示・操作入力装置の液
晶表示部に表示される台予約画面を示す図
【図23】実施例において情報表示・操作入力装置の液
晶表示部に表示される予約不可のメッセージ画面を示す
【図24】実施例において情報表示・操作入力装置の液
晶表示部に表示される釘調整画面を示す図
【図25】実施例のホストコンピュータに配備されたホ
ストCPUの処理の概略を示すフローチャート
【図26】図25のフローチャートの続き
【図27】実施例のホストコンピュータに配備されたホ
ストCPUの各設定処理の一部を示すフローチャート
【図28】図27のフローチャートの続き
【図29】実施例のホストコンピュータに配備されたホ
ストCPUのデータ送信処理のサブルーチンルーチンを
示すフローチャート
【図30】実施例のホストコンピュータに配備されたホ
ストCPUの営業中処理の概略を示すフローチャート
【図31】実施例のホストコンピュータに配備されたホ
ストCPUのSUB(A)のサブルーチンルーチンの一
部を示すフローチャート
【図32】実施例のホストコンピュータに配備されたホ
ストCPUのSUB(A)のサブルーチンルーチンの一
部を示すフローチャート
【図33】実施例のホストコンピュータに配備されたホ
ストCPUのSUB(A)のサブルーチンルーチンの一
部を示すフローチャート
【図34】実施例のホストコンピュータに配備されたホ
ストCPUのSUB(A)のサブルーチンルーチンの一
部を示すフローチャート
【図35】実施例のホストコンピュータに配備されたホ
ストCPUのSUB(A)のサブルーチンルーチンの一
部を示すフローチャート
【図36】実施例のホストコンピュータに配備されたホ
ストCPUのSUB(A)のサブルーチンルーチンの一
部を示すフローチャート
【図37】実施例のホストコンピュータに配備されたホ
ストCPUのSUB(A)のサブルーチンルーチンの一
部を示すフローチャート
【図38】実施例のホストコンピュータに配備されたホ
ストCPUのSUB(A)のサブルーチンルーチンの一
部を示すフローチャート
【図39】実施例のホストコンピュータに配備されたホ
ストCPUのSUB(A)のサブルーチンルーチンの一
部を示すフローチャート
【図40】実施例のホストコンピュータに配備されたホ
ストCPUの閉店処理の一部を示すフローチャート
【図41】図40のフローチャートの続き
【図42】実施例のホストコンピュータに配備されたホ
ストCPUの釘調整処理を示すフローチャート
【図43】実施例の島コンピュータに配備された島CP
Uの処理の概略を示すフローチャート
【図44】実施例の島コンピュータに配備された島CP
UのSUB(B)のサブルーチンルーチンの一部を示す
フローチャート
【図45】実施例の島コンピュータに配備された島CP
UのSUB(B)のサブルーチンルーチンの一部を示す
フローチャート
【図46】実施例の島コンピュータに配備された島CP
UのSUB(B)のサブルーチンルーチンの一部を示す
フローチャート
【図47】実施例の島コンピュータに配備された島CP
UのSUB(B)のサブルーチンルーチンの一部を示す
フローチャート
【図48】実施例の島コンピュータに配備された島CP
UのSUB(B)のサブルーチンルーチンの一部を示す
フローチャート
【図49】実施例の島コンピュータに配備された島CP
UのSUB(B)のサブルーチンルーチンの一部を示す
フローチャート
【図50】実施例の島コンピュータに配備された島CP
UのSUB(B)のサブルーチンルーチンの一部を示す
フローチャート
【図51】実施例の島コンピュータに配備された島CP
UのSUB(B)のサブルーチンルーチンの一部を示す
フローチャート
【図52】実施例の島コンピュータに配備された島CP
UのSUB(B)のサブルーチンルーチンの一部を示す
フローチャート
【図53】実施例の島コンピュータに配備された島CP
UのSUB(C)のサブルーチンルーチンを示すフロー
チャート
【図54】実施例の島コンピュータに配備された島CP
UのSUB(D)のサブルーチンルーチンの一部を示す
フローチャート
【図55】実施例の島コンピュータに配備された島CP
UのSUB(D)のサブルーチンルーチンの一部を示す
フローチャート
【図56】実施例の島コンピュータに配備された島CP
UのSUB(D)のサブルーチンルーチンの一部を示す
フローチャート
【図57】実施例の島コンピュータに配備された島CP
UのSUB(D)のサブルーチンルーチンの一部を示す
フローチャート
【図58】実施例の島コンピュータに配備された島CP
UのSUB(D)のサブルーチンルーチンの一部を示す
フローチャート
【図59】実施例の島コンピュータに配備された島CP
UのSUB(D)のサブルーチンルーチンの一部を示す
フローチャート
【図60】実施例の島コンピュータに配備された島CP
UのSUB(D)のサブルーチンルーチンの一部を示す
フローチャート
【図61】実施例の台コンピュータに配備された台CP
Uの処理の概略を示すフローチャート
【図62】実施例の台コンピュータに配備された台CP
UのSUB(E)のサブルーチンルーチンの一部を示す
フローチャート
【図63】図62のフローチャートの続き
【図64】図63のフローチャートの続き
【図65】実施例の台コンピュータに配備された台CP
Uのメイン処理の一部を示すフローチャート
【図66】実施例の台コンピュータに配備された台CP
Uのメイン処理の一部を示すフローチャート
【図67】実施例の台コンピュータに配備された台CP
Uのメイン処理の一部を示すフローチャート
【図68】実施例の台コンピュータに配備された台CP
Uのメイン処理の一部を示すフローチャート
【図69】実施例の台コンピュータに配備された台CP
Uのメイン処理の一部を示すフローチャート
【図70】実施例の台コンピュータに配備された台CP
Uのメイン処理の一部を示すフローチャート
【図71】実施例の台コンピュータに配備された台CP
Uのメイン処理の一部を示すフローチャート
【図72】実施例の台コンピュータに配備された台CP
Uのメイン処理の一部を示すフローチャート
【図73】実施例の台コンピュータに配備された台CP
Uのメイン処理の一部を示すフローチャート
【図74】実施例の台コンピュータに配備された台CP
Uのメイン処理の一部を示すフローチャート
【図75】実施例の台コンピュータに配備された台CP
Uのメイン処理の一部を示すフローチャート
【図76】実施例の台コンピュータに配備された台CP
Uのメイン処理の一部を示すフローチャート
【図77】実施例の台コンピュータに配備された台CP
Uのメイン処理の一部を示すフローチャート
【図78】実施例の台コンピュータに配備された台CP
Uのメイン処理の一部を示すフローチャート
【図79】実施例の台コンピュータに配備された台CP
Uのメイン処理の一部を示すフローチャート
【図80】実施例の台コンピュータに配備された台CP
Uのメイン処理の一部を示すフローチャート
【図81】実施例の台コンピュータに配備された台CP
Uのメイン処理の一部を示すフローチャート
【図82】実施例の台コンピュータに配備された台CP
UのSUB(F)サブルーチンルーチンを示すフローチ
ャート
【図83】実施例の台コンピュータに配備された台CP
UのSUB(G)サブルーチンルーチンの一部を示すフ
ローチャート
【図84】図83のフローチャートの続き
【図85】実施例の台コンピュータに配備された台CP
UのSUB(H)サブルーチンルーチンの一部を示すフ
ローチャート
【図86】図85のフローチャートの続き
【図87】実施例の液晶情報表示装置に配備された表示
CPUの処理の概略を示すフローチャート
【図88】実施例の液晶情報表示装置に配備された表示
CPUのSUB(J)サブルーチンルーチンの一部を示
すフローチャート
【図89】実施例の液晶情報表示装置に配備された表示
CPUのSUB(J)サブルーチンルーチンの一部を示
すフローチャート
【図90】実施例の液晶情報表示装置に配備された表示
CPUのSUB(J)サブルーチンルーチンの一部を示
すフローチャート
【図91】実施例の液晶情報表示装置に配備された表示
CPUのSUB(J)サブルーチンルーチンの一部を示
すフローチャート
【図92】実施例の液晶情報表示装置に配備された表示
CPUのSUB(J)サブルーチンルーチンの一部を示
すフローチャート
【図93】実施例の液晶情報表示装置に配備された表示
CPUのSUB(J)サブルーチンルーチンの一部を示
すフローチャート
【図94】実施例の液晶情報表示装置に配備された表示
CPUのSUB(J)サブルーチンルーチンの一部を示
すフローチャート
【図95】実施例の液晶情報表示装置に配備された表示
CPUのSUB(J)サブルーチンルーチンの一部を示
すフローチャート
【図96】実施例の液晶情報表示装置に配備された表示
CPUのSUB(J)サブルーチンルーチンの一部を示
すフローチャート
【図97】実施例の液晶情報表示装置に配備された表示
CPUのSUB(J)サブルーチンルーチンの一部を示
すフローチャート
【図98】実施例の液晶情報表示装置に配備された表示
CPUのSUB(J)サブルーチンルーチンの一部を示
すフローチャート
【図99】実施例の液晶情報表示装置に配備された表示
CPUのSUB(K)サブルーチンルーチンの一部を示
すフローチャート
【図100】実施例の液晶情報表示装置に配備された表
示CPUのSUB(K)サブルーチンルーチンの一部を
示すフローチャート
【図101】実施例の液晶情報表示装置に配備された表
示CPUのSUB(K)サブルーチンルーチンの一部を
示すフローチャート
【図102】実施例の液晶情報表示装置に配備された表
示CPUのSUB(K)サブルーチンルーチンの一部を
示すフローチャート
【図103】実施例の液晶情報表示装置に配備された表
示CPUのSUB(K)サブルーチンルーチンの一部を
示すフローチャート
【図104】実施例の液晶情報表示装置に配備された表
示CPUのSUB(K)サブルーチンルーチンの一部を
示すフローチャート
【図105】実施例の液晶情報表示装置に配備された表
示CPUのSUB(K)サブルーチンルーチンの一部を
示すフローチャート
【図106】実施例の液晶情報表示装置に配備された表
示CPUのSUB(K)サブルーチンルーチンの一部を
示すフローチャート
【図107】実施例の液晶情報表示装置に配備された表
示CPUのSUB(K)サブルーチンルーチンの一部を
示すフローチャート
【図108】実施例の液晶情報表示装置に配備された表
示CPUのSUB(K)サブルーチンルーチンの一部を
示すフローチャート
【図109】実施例の液晶情報表示装置に配備された表
示CPUのSUB(K)サブルーチンルーチンの一部を
示すフローチャート
【図110】実施例の液晶情報表示装置に配備された表
示CPUのSUB(K)サブルーチンルーチンの一部を
示すフローチャート
【図111】実施例の液晶情報表示装置に配備された表
示CPUのSUB(K)サブルーチンルーチンの一部を
示すフローチャート
【図112】実施例の液晶情報表示装置に配備された表
示CPUのSUB(K)サブルーチンルーチンの一部を
示すフローチャート
【図113】実施例の液晶情報表示装置に配備された表
示CPUのSUB(K)サブルーチンルーチンの一部を
示すフローチャート
【図114】実施例の液晶情報表示装置に配備された表
示CPUのSUB(K)サブルーチンルーチンの一部を
示すフローチャート
【図115】実施例の液晶情報表示装置に配備された表
示CPUのSUB(K)サブルーチンルーチンの一部を
示すフローチャート
【図116】実施例の液晶情報表示装置に配備された表
示CPUのSUB(K)サブルーチンルーチンの一部を
示すフローチャート
【図117】実施例の液晶情報表示装置に配備された表
示CPUのSUB(K)サブルーチンルーチンの一部を
示すフローチャート
【図118】実施例の液晶情報表示装置に配備された表
示CPUのSUB(K)サブルーチンルーチンの一部を
示すフローチャート
【図119】実施例のサンド貸機に配備されたサンドC
PUの処理の一部を示すフローチャート
【図120】図119のフローチャートの続き
【図121】ホストコンピュータの収集データメモリに
設定された日付別台番号ファイルの構成を示す図
【図122】ホストコンピュータの収集データメモリに
設定された台番号ファイルの構成を示す図
【図123】台コンピュータのメモリに設定された日付
別累計データ記憶エリアの構成を示す図
【図124】台コンピュータのメモリに設定された個人
用データ記憶エリアの構成を示す図
【図125】台コンピュータのメモリに設定された累計
データ記憶エリアの構成を示す図
【図126】台コンピュータのメモリに設定された各記
憶エリアの一部を示す図
【符号の説明】
1 遊技場管理装置 2 パチンコ遊技機 3 サンド貸機 4 台計数機 5 カード端末 7 ツイストペア線 8 バス型LAN 9 トランシーバ 10 トランシーバケーブル 11 終端装置 12 ホストCPU 13 メモリ 14 メモリ 15 通信インタフェース 16 表示部 17 印字部 18 キー入力操作部 19 収集データメモリ 20 島CPU 21 メモリ 22 収集データメモリ 23 通信インタフェース 24 通信インタフェース 25 台CPU 26 メモリ 27 パチンコ遊技台 28 通信インタフェース 29 通信インタフェース 30 通信インタフェース 31 通信インタフェース 32 入力検出回路 33 ヘッド検出回路 34 センサ検出回路 35 上皿 36 購入金額キー 37 プリペイドカード返却キー 38 下皿 39 下皿レバー 40 打球ハンドル 41 遊技盤 42 カードリーダ&ライタ 43 硬貨検出ユニット 44 引落玉数設定キー 45 サンド制御ユニット 46 プリペイドカード挿入口 47 硬貨投入口 48 入力検出部 49 入力検出部 50 通信インタフェース 51 通信インタフェース 52 受け部 53 玉誘導部 54 玉検出スイッチ 55 玉誘導フランジ 56 開口 57 前板部 58 取付板部 59 調整用取り付けネジ 60 張出しテーブル 61 玉誘導管路 62 側板 63 報知ランプ 64 ケース 65 IDカード挿入口 66 液晶表示部 67 タッチパネル 68 表示駆動回路 69 入力検出回路 70 表示CPU 71 メモリ 72 通信インタフェース 73 取付用フランジ 74 取付用孔 75 雄型コネクタ HCPU ホストコンピュータ SCPU 島コンピュータ DCPU 台コンピュータ DISP 液晶情報表示装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ球の排出を行うパチンコ遊技機
    と、 前記パチンコ遊技機毎に設置され、予め識別コードが記
    憶されている識別カードから識別コードを読み込む識別
    コード読み込み装置と、 前記パチンコ遊技機毎に設置され、前記パチンコ遊技機
    から排出されたパチンコ球数を計数するための台計数機
    と、 前記パチンコ遊技機毎に設置され、金額情報が予め記憶
    されているプリペイドカードの挿入と金額指示及び現金
    投入により金額情報を読み込んで貸出し玉数に変換し、
    該貸出し玉数に対応した払出し信号を前記パチンコ遊技
    機に対して出力する機能を備えたサンド貸機と、 前記パチンコ遊技機毎に設置され、前記パチンコ遊技
    機、識別コード読み込み装置、台計数機及びサンド貸機
    に接続された台コンピュータと、 遊技場内の台コンピュータと通信接続されたホストコン
    ピュータとを有し、 前記ホストコンピュータに、識別コード記憶領域とパチ
    ンコ玉の貯玉残高記憶領域とを有して前記識別コード毎
    に予め設定された複数の記憶領域からなるファイル手段
    と、前記台コンピュータから送信された前記識別コード
    読み込み装置からの識別コードに対応して前記ファイル
    手段の特定された記憶領域を検索すると共に、特定され
    た記憶領域の貯玉残高記憶領域に記憶された貯玉残高を
    前記台コンピュータに送信する一方、前記台コンピュー
    タから識別コードと共に送信された貯玉残高を受信する
    と、該識別コードに対応する前記ファイル手段の特定の
    記憶領域を検索し、受信した貯玉残高を前記特定された
    記憶領域の貯玉残高記憶領域に更新記憶する情報管理手
    段とを設け、 前記ファイル手段の貯玉残高記憶領域に記憶された貯玉
    残高から引き落とす貸出し球数を操作入力するための引
    落玉数入力手段を前記サンド貸機に設け、 前記台コンピュータに設けた、識別コード記憶領域、貯
    玉残高記憶領域、前記サンド貸機から出力された引落信
    号に対応する引落玉数を記憶する引落玉数記憶領域及び
    前記台計数機から出力された玉検出信号に基づいて計数
    された計数玉数を記憶する計数玉数記憶領域を有する記
    憶領域手段と、 前記識別コード読み込み装置から識別コードを入力する
    と、識別コードを前記記憶領域手段の識別コード記憶領
    域に記憶すると共に、識別コードをホストコンピュータ
    に送信し、次にホストコンピュータから送信された貯玉
    残高を受信すると、記憶した識別コードに対応して貯玉
    残高記憶領域に記憶し、次いで、前記サンド貸機から出
    力された引落信号を入力すると、引落信号に対応する引
    落玉数と貯玉残高記憶領域に記憶した貯玉残高とを比較
    し、前記引落玉数が前記貯玉残高の範囲内である場合に
    限って、前記サンド貸機を介して前記パチンコ遊技機に
    前記引落玉数のパチンコ玉の貸出しを許容すると共に、
    前記貯玉残高記憶領域に記憶されている貯玉残高から前
    記引落玉数を減算して貯玉残高を更新記憶し、前記台計
    数機からの玉検出信号に基づいて、前記貯玉残高記憶領
    域に記憶されている貯玉残高を1つ加算して貯玉残高を
    更新記憶する貯玉残高記憶更新手段と、 遊技終了時、前記貯玉残高記憶領域に記憶されている貯
    玉残高を識別コードと共にホストコンピュータに送信す
    る貯玉残高出力手段とを設けたことを特徴とする遊技場
    管理装置。
  2. 【請求項2】 前記台計数機は、前記パチンコ遊技機か
    ら流下されたパチンコ玉を受ける受け部と、前記受け部
    内のパチンコ玉を島内に誘導する玉誘導部と、前記玉誘
    導部を誘導されるパチンコ玉を1球ずつ検出する玉検出
    手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の遊技場
    管理装置。
  3. 【請求項3】 前記台コンピュータと前記ホストコンピ
    ュータとの間に、島毎に島コンピュータが設置され、前
    記島コンピュータが島内の台コンピュータとバス方式の
    通信を行うツイストペア線により接続されると共に、前
    記ホストコンピュータと遊技場内の島コンピュータとが
    バス型LANにより接続されていることを特徴とする請
    求項1または2に記載の遊技場管理装置。
  4. 【請求項4】 表示を行うための液晶表示部と、前記液
    晶表示部と一体の接触式操作入力部と、前記台コンピュ
    ータとの間でデータ通信を行うための通信部と、表示デ
    ータを記憶するための記憶部と、これらの各部を制御す
    るための制御部とを備えた情報表示・操作入力装置が前
    記パチンコ遊技機毎に設置されていることを特徴とする
    請求項1または2または3に記載の遊技場管理装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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