JPH08116372A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH08116372A
JPH08116372A JP6249427A JP24942794A JPH08116372A JP H08116372 A JPH08116372 A JP H08116372A JP 6249427 A JP6249427 A JP 6249427A JP 24942794 A JP24942794 A JP 24942794A JP H08116372 A JPH08116372 A JP H08116372A
Authority
JP
Japan
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information processing
line
input
processing apparatus
call
Prior art date
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JP6249427A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Tanitsu
尋之 谷津
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPH08116372A publication Critical patent/JPH08116372A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 情報処理装置内の電話通話のための構成を簡
略化し、容易に外部と電話回線を介して通話可能とす
る。 【構成】 情報処理装置本体110に主制御部114を
備え、キーボード120には通話するためのハンドセッ
ト121を備え、回線制御装置本体130には公衆電話
回線網140に接続する回線制御部136を備え、ハン
ドセット121は通話線で回線制御装置本体130に接
続してあり、回線制御装置本体130はキーボード12
0からのダイヤル信号を制御バスから入力し公衆電話回
線網140に接続しハンドセット121により通話可能
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話回線により外部と
通信することができる構成を有するパーソナルコンピュ
ータやワークステーションといった情報処理装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータ(以下P
Cという)のような情報処理装置は、目的に合ったプロ
グラムを実行させることで、様々な演算処理を行わせる
ことが可能であるが、演算処理に必要なデータを遠隔地
のPCと通信して入手することも可能となっている。こ
のような所謂パソコン通信では、アナログ電話回線上で
通信する際にはモデム装置が必要であり、PCとモデム
装置をRS−232Cケーブルにて接続し、モデム装置
に電話回線を収容する形態が一般的となっている。
【0003】また、パソコン通信用のプログラムも既に
多数のものが市販され、一般加入の電話機を接続してお
かなくても、一般加入電話機でハンドセットを持ち上げ
ることでフックスイッチが切り換わり回線を捕捉したり
ダイヤルボタンにより回線にダイヤルを送出するかわり
に、通信用プログラムに用意されたコマンド等をキーボ
ードより入力することで、PCがモデム装置に対して制
御用コマンドを送信し、電話回線に発信したり着信に応
答することが可能となっている。
【0004】更に、PC本体には様々なハードウェアを
増設できるように、ハードウェア拡張用のカードスロッ
トを備えたものもあり、この拡張スロットに、例えば、
ファクシミリ通信用モデム回路を含むファクシミリボー
ド、データ通信用モデム回路を含むモデムボード、IS
DN回線を収容するためのISDNボード等の回線制御
ボードを収容することも公知となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、PCを利用してデータ通信を行うことを前提
としているために、電話機やハンドセットが接続できな
いものがあり、また電話機やハンドセットを接続できる
場合にも、電話機またはハンドセットは回線制御ボード
に接続する形態になっているために、PC本体からキー
ボード用のケーブルと電話機またはハンドセット用のケ
ーブルの2本のケーブルが出てくることになり、使用時
にケーブルが絡まるといった問題や、美観の上でも好ま
しくないといった問題があった。
【0006】また、上記従来例では、コンピュータによ
るデータ通信を前提としているために、回線の捕捉解放
制御からダイヤル制御まで画面を見ながら操作すること
になり、単に通話だけを行う場合には操作が煩わしいと
いった問題があった。
【0007】そして、電子式卓上計算機やコンピュータ
等の所謂テンキーの配列と、電話機上のダイヤル押しボ
タンのキー配列とではキーの配列が異なっているため
に、コンピュータのキーボードからダイヤルするときに
は通常のダイヤルボタンと異なる配列で入力することに
なり操作性が悪いといった問題もあった。
【0008】本発明は、外部との電話通話のための装置
内配線等を簡略化し、容易に外部と電話回線を介して通
話出来る情報処理装置の提供を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため、本発明に係る
情報処理装置は、情報の処理を行う情報処理手段と、キ
ーボードを有する入力手段とを備えた情報処理装置にお
いて、電話回線を介する外部装置との通話実施の制御を
行う回線制御手段と前記入力手段に送受話手段を備え、
前記回線制御手段の制御により前記送受話手段を電話回
線を介して外部装置に接続することを特徴とする構成に
よって、前記の目的を達成しようとするものである。
【0010】なお、前記入力手段に備えた送受話手段
は、ハンドセット構成の送受話器により形成、或はヘッ
ドセット構成の送受話器により形成、或はスピーカとマ
イクロホンによりハンズフリー構成に形成することによ
り前記の目的を達成しようとするものである。
【0011】更に、情報の処理を行う情報処理手段と、
キーボード部にテンキーと送受話手段を有する入力手段
と、電話回線を介する外部装置との通話実施の制御を行
う回線制御手段とを備えた情報処理装置において、外部
装置との通話を開始するダイヤル信号を前記テンキーに
より入力するダイヤル入力手段を備え、該ダイヤル入力
手段はダイヤル信号入力時には前記テンキーの配列をダ
イヤルキーの配列と同様の機能とすることを特徴とする
構成によっても、前記の目的を達成しようとするもので
ある。
【0012】なお、前記キーボード部は、テンキー部に
入力モードに対応したキー名称を表示することを特徴と
する構成、或は、電話回線を介して外部装置と通話実施
する時は、前記テンキーより入力したダイヤル信号はダ
イヤル入力手段より前記回線制御手段に直接入力される
ことを特徴とする構成によって、前記の目的を達成しよ
うとするものである。
【0013】
【作用】上記の構成により、情報処理装置に備えた回線
制御手段により電話回線を介しての外部装置との通話の
実施を制御するので、情報処理装置の入力手段に備えた
送受話手段によって外部装置と通話することができる。
【0014】また、情報の処理を行う情報処理手段と、
キーボード部にテンキーと送受話手段を有する入力手段
と、電話回線を介する外部装置との通話実施の制御を行
う回線制御手段とを備えた構成において、ダイヤル入力
手段によって外部装置との通話を開始するダイヤル信号
をテンキーにより入力することができ、しかもテンキー
の配列はダイヤルキーの配列と同様の機能となるので、
容易にダイヤル信号を入力し通話を開始することができ
る。
【0015】
【実施例】本発明に係る情報処理装置は、情報の処理を
行う情報処理手段と、キーボードを有する入力手段とを
備えて、電話回線を介して外部装置との通話が実施でき
る構成となっており、以下図面を参照して実施例の構成
と動作等を説明する。
【0016】(第1実施例)図1は本発明の第1実施例
である情報処理装置のブロック図である。
【0017】100はCRTディスプレイ等の表示装
置、110は情報処理装置の本体、111は表示用デー
タを格納する表示用RAM、112は種々のデータを格
納するためのメインRAM、113は制御プログラム等
を格納したROM、114は情報処理装置の種々の制御
を行う主制御部(CPU)、115はハードディスク装
置、116はフロッピィディスクの制御を行うフロッピ
ィディスク装置である。
【0018】120は情報処理装置110の入力装置で
あるキーボード、121はキーボード120上に置かれ
ている通話をするためのハンドセットである。
【0019】130は情報処理装置110の拡張スロッ
トに挿入する回線制御装置本体、131は回線制御装置
130内での種々のデータを格納するためのRAM、1
32は回線制御装置130の制御プログラム等を格納し
たROM、133は回線制御装置130の種々の制御を
行う主制御部(CPU)、134は情報処理装置110
とのインターフェースを行うPCインターフェース部、
135は音声通話をするための通話回路とデータ通信用
モデム回路及びそれらの回路を切り替えるためのスイッ
チ等を内蔵する通話/モデム回路、136は電話回線に
ダイヤルを送出したり電話回線からの着信を検出したり
するための回線制御部、140は公衆電話回線網であ
る。
【0020】尚、図1において、情報処理装置110と
キーボード120との間に、制御バスと通話線の2本の
線を記載してあるが、実際には複数の芯線を一本のケー
ブル内に収容するものである。
【0021】上記構成において、情報処理装置110で
は、ハードディスク装置115内のプログラムやフロッ
ピィディスク装置116で読み込んだプログラムに従っ
て、主制御部114が必要ならばキーボード120から
のキー入力を受け付け様々な演算を行い、演算結果を表
示装置100に表示させることができる。
【0022】データ通信をするために発信する場合に
は、発信者がキーボード120を操作し、情報処理装置
110のプログラムを起動し、起動されたプログラムに
従って主制御部114が回線制御装置130にダイヤル
発信情報を通知する。ダイヤル発信情報をPCインター
フェース134を介して通知された回線制御装置130
内の主制御部133は、回線制御部136より公衆電話
回線を捕捉し、ダイヤル信号を送出する。通信相手とな
る情報処理装置が応答すると、通話/モデム回路135
にモデム回路を接続させ、公衆電話回線140からのモ
デム信号をモデム回路135でデータに変換し情報処理
装置110に送信し、情報処理装置110からのデータ
をモデム回路135でモデム信号に変換し公衆電話回線
140に送信する。
【0023】一方、公衆電話回線からの着信に自動応答
しデータ通信するときには、回線制御装置130におい
て、公衆電話回線140からの着信を検出した回線制御
部136が着信情報を主制御部133に通知し、着信情
報を通知された主制御部133はPCインタフェース1
34を介して情報処理装置110内の主制御部114に
公衆回線140からの着信情報を通知する。
【0024】公衆回線140からの着信情報を通知され
た情報処理装置110内の主制御部114はそのとき起
動されているプログラムにより電話回線からの着信に自
動応答しモデムによるデータ通信を行うための情報を回
線制御装置130内の主制御部133に通知する。
【0025】そして自動応答しモデム通信を行うよう通
知された回線制御装置130内の主制御部133は回線
制御部136に公衆回線を捕捉させ、通話/モデム回路
135にモデム回路を接続させ、公衆電話回線140か
らのモデム信号をモデム回路135でデータに変換し情
報処理装置110に送信し、情報処理装置110からの
データをモデム回路135でモデム信号に変換し公衆電
話回線140に送信する。
【0026】以上のようにして、情報処理装置110か
ら発信後、または情報処理装置110で着信自動応答後
にモデムによるデータ通信が可能となる。
【0027】次に、キーボード装置120上に置かれた
ハンドセットにより通話する際の動作について説明す
る。ハンドセットで通話しようとする際には情報処理装
置110に対し、キーボード装置120からハンドセッ
ト121による通話を行うように指示すると、指示を受
けた主制御部114が回線制御装置130に対し通話要
求情報を通話する。PCインターフェー134を介して
通話要求情報を受信した回線制御装置130内の主制御
部133は通話/モデム回路135に通話回路を接続さ
せ、回線制御部136を介して電話回線と通話が可能と
なる。
【0028】以上のようにして、キーボード120上の
ハンドセット121により通話することが可能となる。
【0029】(他の実施例)上記第1実施例の構成説明
においては、情報処理装置110としてパーソナルコン
ピュータでの例を示したが、ワークステーションやワー
ドプロセッサやその他の情報処理装置でも良いことはい
うまでもなく、また情報処理装置本体と表示装置とキー
ボードの全てあるいは一部が一体となっていても良く、
接続形態は何ら限定されるものではない。
【0030】送受話手段としてハンドセット121によ
り通話する構成例が示してあり、ハンドセットをキーボ
ード上に配置した例を図2(A)に示す。上記実施例で
は、通話回路を接続する際には、情報処理装置110に
キーボード120からハンドセット121による通話を
行う旨の指示を入力することとしたが、一般の電話機の
ようにハンドセット121の下にフックスイッチを設
け、フックスイッチの状態を検出することでハンドセッ
ト121の情報が読み取れるようにし、ハンドセットが
オフフックされたときに自動的に通話回路を接続するこ
とも可能である。
【0031】送受話手段としては、上記に示したハンド
セットの代わりに図2(B)に示すヘッドセット122
や、図2(C)に示すスピーカ123とマイクロフォン
124としても良く、これ以外の手段を用いても良い。
また、ハンドセット121やヘッドセット122につい
ては、キーボードとハンドセットまたはヘッドセットと
の間を、既に公知となっている電波や赤外線等の無線に
て接続し、ケーブルにて接続されていなくても良い。
【0032】図1における情報処理装置110の構成は
あくまでも一例であり、これ以外の構成であっも良く、
図2に示したキーボード及び送受話装置の配置も一例で
ありこれらに限定するものではない。
【0033】情報処理装置本体110とキーボード12
0とはケーブルで接続する構成を示したが、小電力方式
や電波、赤外線その他の光による無線により接続するこ
とも可能であり、接続手段は限定されるものではない。
【0034】回線制御装置130に接続する電話回線1
40については、アナログ回線に限らずISDN回線や
その他のディジタル回線でも良く、公衆電話回線に限ら
ず私設網や専用線やPBXの内線でも良く、電話回線の
種類を特定するものではない。また、回線制御装置13
0の構成もあくまで一例であり、接続する回線の種類や
通信の目的等により構成が異なっていてもかまわない。
【0035】以上説明のように、本実施例によれば情報
処理装置にてデータ通信を行う際に、使用する通話のた
めのハンドセット等を情報処理装置の外部に設置する必
要がなく、情報処理装置に接続されるケーブルを増加す
ることもなく、使用時にケーブルが絡まるといった心配
もなくなるという効果に加え、美観的な効果をも得られ
る。
【0036】(第2実施例)図3は本発明の第2実施例
である情報処理装置のブロック図であり、第1実施例と
同一または相当部分は同一符号で示してある。
【0037】即ち、100はCRTディスプレイ等の表
示装置、110は情報処理装置の本体であり、第1実施
例と同様のブロック構成となっている。
【0038】120aは情報処理装置110の入力装置
としてのキーボード、121はキーボード120a上に
置かれている通話をするためのハンドセット、125は
情報処理装置本体110にキー入力情報を伝達するため
のキーインタフェース、126は回線制御装置130に
テンキーの入力情報を伝達するためのテンキーインタフ
ェース、127はキーボード120上のテンキーを除く
メインキー、128はテンキー、129はテンキーの入
力情報を情報処理装置110に伝達するか回線制御装置
130に伝達するかを切換えるための切換えスイッチで
ある。
【0039】130は情報処理装置110の拡張スロッ
トに挿入する回線制御装置本体であり、第1実施例と同
様のブロック構成となっている。140は公衆電話機回
線網である。
【0040】なお、図3において、情報処理装置110
とキーボード120aとの間に、2本の制御バスと通話
線の計3本の線を記載してあるが、実際には複数の芯線
を一本のケーブル内に収容するものである。
【0041】上記構成によって第1実施例と同様に、情
報処理装置110内では、ハードディスク装置115内
のプログラムやフロッピィディスク装置116で読み込
んだプログラムに従って、主制御部114が必要ならば
キーボード120からのキー入力を受け付け様々な演算
を行い、演算結果を表示装置100に表示させることが
できる。
【0042】データ通信をするために発信する場合に
は、発信者がキーボード120を操作し、情報処理装置
110のプログラムを起動し、起動されたプログラムに
従って主制御部114が回線制御装置130にダイヤル
発信情報を通知する。ダイヤル発信情報をPCインタフ
ェース134を介して通知された回線制御装置130内
の主制御部133は、回線制御部136より公衆電話回
線を捕捉し、ダイヤルを送出する。通信相手となる情報
処理装置が応答すると、通話/モデム回路135にモデ
ム回路を接続させ、公衆電話回線からのモデム信号をモ
デム回路135でデータに変換し情報処理装置110に
送信し、情報処理装置110からのデータをモデム回路
135でモデム信号に変換し公衆電話回線に送信する。
【0043】一方、公衆電話回線からの着信に自動応答
しデータ通信するときには、回線制御装置130におい
て、公衆電話回線140からの着信を検出した回線制御
部136が着信情報を主制御部133に通知し、着信情
報を通知された主制御部133はPCインターフェース
134を介して情報処理装置110内の主制御部114
に公衆回線140からの着信情報を通知する。
【0044】公衆回線140からの着信情報を通知され
た情報処理装置110内の主制御部114はそのとき起
動されているプログラムにより、電話回線からの着信に
自動応答しモデムによるデータ通信を行うための情報を
回線制御装置130内の主制御部133に通知する。
【0045】更に自動応答しモデム通信を行うよう通知
された回線制御装置内の主制御部133は回線制御部1
36に公衆回線を捕捉させ、通話/モデム回路135に
モデム回路を接続させ、公衆電話回線からのモデム信号
をモデム回路135でデータに変換し情報処理装置11
0に送信し、情報処理装置110からのデータをモデム
回路135でモデム信号に変換し公衆電話回線に送信す
る。
【0046】以上のようにして、情報処理装置から発信
後、または情報処理装置で着信自動応答後にモデムによ
るデータ通信が可能となる。
【0047】次に、キーボード装置120上に置かれた
ハンドセットにより通話する際の動作について説明す
る。ハンドセットで通話しようとする際には情報処理装
置110に対し、キーボード装置120からハンドセッ
ト121による通話を行うように指示すると、指示を受
けた主制御部114が回線制御装置130に対し通話要
求情報を通知する。PCインタフェース134を介して
通話要求情報を受信した回線制御装置130内の主制御
部133は通話/モデム回路135に通話回路を接続さ
せ、回線制御部136を介して電話回線と通話が可能と
なる。
【0048】以上のようにして、キーボード120上の
ハンドセト121により通話することが可能となる。
【0049】なお、上記の本実施例の説明において、電
話回線に送出するダイヤル入力方法については特に説明
してないが、通信用プログラム上で所謂電子電話帳管理
が行える場合には、通信相手の名称を選択すれば自動的
にダイヤルデータを回線制御部130に送信することが
可能である。
【0050】一方、キーボード120a上の数字キーに
より入力する場合には、メインキー127またはテンキ
ー128が押下されるとキーインタフェース125を介
して情報処理装置110内の主制御部114にキー入力
情報が通知される。
【0051】図4は第2実施例の情報処理装置のキーボ
ードの外観を示す図であり、120aはキーボード本
体、121はキーボード上に設置された通話のためのハ
ンドセット、127は英数字や記号等を入力するための
メインキー、128は主として数値計算を行うために数
字及び一部の記号を入力するためのテンキーである。
【0052】図5に電話機における一般的なダイヤルキ
ーの配列例を示すが、図4のテンキー128の数字部の
キー配列とは異なっている。そこで、図6に示すフロー
チャートを参照して、テンキー入力をダイヤルキー入力
として受け付ける動作について説明する。
【0053】キーボード120aよりキー入力情報を受
信した情報処理装置110内の主制御部114は(S
1)、入力されたキーがテンキーであるかを調べ(S
2)、テンキーでなければそのままキー入力処理を実行
する(S3)。S2で入力されたキーがテンキーであれ
ば、そのときの動作モードを調べ(S4)、電話機能以
外の動作モードであればそのままキー入力処理を実行す
る(S3)。S4で動作モードが電話機能であれば、ダ
イヤルキーの配列で入力されたものとしてキー入力情報
を変換し(S5)、キー入力処理を実行する(S3)。
変換方法は、図4及び図5からわかるように、テンキー
の内“7”のキーが押下されたときは“1”のキーが押
下されたものとし、他のキーも同様に例えば“0”を
“*”に、“,”を“0”に、“.”を“#”に変換す
る。即ち、図7にテンキーの入力をダイヤルキー入力に
変換する一覧表を示す。
【0054】以上のようにして、テンキーでの入力をダ
イヤルキーの配列で入力されたものとして扱うことが可
能となる。
【0055】次に、テンキー部に入力モードに応じたキ
ー名称を表示する実施例について説明するが、これは既
に公知の技術を利用することで実施することが可能であ
る。即ち、CRTディスプレイやLCDディスプレイ上
にキーを表示し、その表示されているキーの部分を指で
触れると、指で触れたことを検出する所謂タッチパネル
なるものが存在する。従って、キーボード120a上の
テンキー部128をこのタッチパネルにしておき、情報
処理装置110内の主制御部114より、キーボード1
20内の不図示のタッチパネル表示制御部に、動作モー
ド毎に異なる配列のキー表示データを送信することで実
施することができる。
【0056】キー入力情報を直接回線制御手段に通知す
る実施例としては、キーボード120a内に情報処理装
置110のインターフェースを行うキーインターフェー
ス125のほかにテンキーインタフェース126と、テ
ンキー128の入力情報を上記2つのインタフェースに
切換えるための切換えスイッチ129を設け、情報処理
装置110内の主制御部114が、電話機能動作中は切
換えスイッチ129をテンキーインタフェース126側
に切換え、電話機能以外の動作モードではキーインタフ
ェース125側に切換えることで実施することができ
る。
【0057】(他の実施例)上記第2実施例において
は、情報処理装置としてはパーソナルコンピュータでの
例を示したが、ワークステーションやワードプロセッサ
やその他の情報処理装置でも良いことはいうまでもな
い。また情報処理装置本体と表示装置とキーボードの全
てあるいは一部が一体となっていても良く、接続形態は
何ら限定されるものではない。
【0058】送受話手段としてハンドセット121によ
り通話する例を説明した、ハンドセットをキーボード上
に配置した例を図4に示したが、ハンドセットの代わり
にヘッドセットや、スピーカとマイクロフォンとしても
良く、これ以外の手段を用いても良い。また、ハンドセ
ットやヘッドセットについては、キーボードとハンドセ
ットまたはヘッドセットとの間を、既に公知となってい
る電波や赤外線等の無線にて接続し、ケーブルにて接続
されていなくても良い。
【0059】図3における情報処理装置の構成例はあく
までも第2実施例の一例であり、これ以外の構成であっ
ても良く、図4に示したキーボード及び送受話装置の配
置も一例でありこれらに限定するものではない。
【0060】情報処理装置本体とキーボードとはケーブ
ルで接続することとしたが、小電力方式や電波、赤外線
その他の光による無線により接続することも可能であ
り、接続手段は限定されるものではない。
【0061】回線制御装置130に接続する電話回線に
ついては、アナログ回線に限らずISDN回線やその他
のディジタル回線でも良く、公衆電話回線に限らず私設
網や専用線やPBXの内線でも良く、電話回線の種類を
特定するものではない。また、回線制御装置の構成もあ
くまで一例であり、接続する回線の種類や通信の目的等
により構成が異なっていてもかまわない。
【0062】キー配列を表示する例としてタッチパネル
の例を示したが、通常の押しボタン式スイッチの上にキ
ートップを付け、そのキートップ上に表示器を取りつけ
たものも可能である。また、2つのキー名称の形にキー
トップ上に穴を開けておきキートップの内側から動作モ
ードに合った方の名称の部分のライトを点灯するという
方法でも実施可能である。更に、キーそのものに表示部
を備えなくても、キーの周りに表示部を備えることでも
同様の効果があることはいうまでもない。また、これ以
外の方法で実施しても良く、実施方法はこれらのものに
限定するものではない。
【0063】テンキー128の入力情報を直接回線制御
手段130に通知する実施例として、切換えスイッチ1
29をキーボード120a内に設けた例を示したが、キ
ーボード内にもCPU(主制御部)を備え、情報処理装
置110内のCPU114からモードを通知すること
で、キーボード120a内のCPUが送出する先を切換
える構成としても良く、これらの切換え方法に限らない
ことはいうまでもない。
【0064】更に、テンキーの表示を変える例とテンキ
ーの入力情報の送信先を切換える例とはそれぞれ個別に
説明したが、連動させても良いことはいうまでもなく、
その際の実施方法は上記の実施例でも可能であるが、そ
の他の実施方法でも良いことはいうまでもない。
【0065】以上説明したように、本実施例によれば、
テンキーの配列を電話機のダイヤル押しボタンのキー配
列と同じにすることで、通常使用している電話機と同じ
操作でダイヤルすることができ、更に、ダイヤル入力中
はテンキーにダイヤルキーの配列でキー名称を表示する
ことで、情報処理装置に接続された表示装置の画面を見
ながら操作する必要がなく、テンキーのみを見ながら入
力でき操作性が向上するという効果が得られる。
【0066】また、電話機能使用中はテンキーの入力情
報を直接回線制御装置に通知できるようにすることで、
ダイヤル送出制御を情報処理装置内の主制御部を介在し
ないでも可能となり、情報処理装置内の主制御部の処理
を軽減できるという効果が得られる。
【0067】
【発明の効果】以上説明のように、本発明によれば、情
報処理装置に備えた回線制御手段の制御によって電話回
線を介して外部装置との通話を実施することができ、し
かも、情報処理装置の入力手段に備えた送受話手段によ
って外部装置と通話することができるので便利である。
【0068】また、情報の処理を行う情報処理手段と、
キーボード部にテンキーと送受話手段を有する入力手段
と、電話回線を介する外部装置との通話実施の制御を行
う回線制御手段とを備えた構成において、ダイヤル入力
手段によって外部装置との通話を開始するダイヤル信号
をテンキーにより入力することができ、しかもテンキー
の配列はダイヤルキーの配列と同様の機能となるので、
容易にダイヤル信号を入力し通話を開始することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例である情報処理装置のブロック図
である。
【図2】 第1実施例である情報処理装置のキーボード
の外観図である。
【図3】 第2実施例である情報処理装置のブロック図
である。
【図4】 第2実施例である情報処理装置のキーボード
の外観図である。
【図5】 一般的な電話機上のダイヤルボタンのキー配
列を示す図である。
【図6】 第2実施例におけるテンキー入力をダイヤル
キー入力として受け付ける動作を示すフローチャートで
ある。
【図7】 第2実施例におけるテンキー入力をダイヤル
キー入力に変換する際の変換の一覧表である。
【符号の説明】
100 表示装置 110 情報処理装置本体 111 表示用RAM 112 メインRAM 113 ROM 114 情報処理装置の主制御部 115 ハードディスク装置 116 フロッピィディスク装置 120 キーボード 121 ハンドセット 122 ヘッドセット 123 スピーカ 124 マイク 125 キーインタフェース 126 テンキーインタフェース 127 メインキー 128 テンキー 129 切換えスイッチ 130 回線制御装置本体 131 RAM 132 ROM 133 回線制御装置の主制御部 134 PCインタフェース部 135 通話/モデム回路 136 回線制御部 140 公衆電話回線網

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報の処理を行う情報処理手段と、キー
    ボードを有する入力手段とを備えた情報処理装置におい
    て、電話回線を介する外部装置との通話実施の制御を行
    う回線制御手段と前記入力手段に送受話手段を備え、前
    記回線制御手段の制御により前記送受話手段を電話回線
    を介して外部装置に接続することを特徴とする情報処理
    装置。
  2. 【請求項2】 前記入力手段に備えた送受話手段は、ハ
    ンドセット構成の送受話器により形成してあることを特
    徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記入力手段に備えた送受話手段は、ヘ
    ッドセット構成の送受話器により形成してあることを特
    徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記入力手段に備えた送受話手段は、ス
    ピーカとマイクロホンによりハンズフリー構成に形成し
    てあることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 情報の処理を行う情報処理手段と、キー
    ボード部にテンキーと送受話手段を有する入力手段と、
    電話回線を介する外部装置との通話実施の制御を行う回
    線制御手段とを備えた情報処理装置において、外部装置
    との通話を開始するダイヤル信号を前記テンキーにより
    入力するダイヤル入力手段を備え、該ダイヤル入力手段
    はダイヤル信号入力時には前記テンキーの配列をダイヤ
    ルキーの配列と同様の機能とすることを特徴とする情報
    処理装置。
  6. 【請求項6】 前記キーボード部は、テンキー部に入力
    モードに対応したキー名称を表示することを特徴とする
    請求項5記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 電話回線を介して外部装置と通話実施す
    る時は、前記テンキーより入力したダイヤル信号はダイ
    ヤル入力手段より前記回線制御手段に直接入力されるこ
    とを特徴とする請求項5記載の情報処理装置。
JP6249427A 1994-10-14 1994-10-14 情報処理装置 Withdrawn JPH08116372A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005234913A (ja) * 2004-02-20 2005-09-02 Mitsubishi Electric Corp 監視制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005234913A (ja) * 2004-02-20 2005-09-02 Mitsubishi Electric Corp 監視制御装置
JP4726418B2 (ja) * 2004-02-20 2011-07-20 三菱電機株式会社 監視制御装置

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