JPH08115035A - 画像形成装置および方法 - Google Patents
画像形成装置および方法Info
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- JPH08115035A JPH08115035A JP6248032A JP24803294A JPH08115035A JP H08115035 A JPH08115035 A JP H08115035A JP 6248032 A JP6248032 A JP 6248032A JP 24803294 A JP24803294 A JP 24803294A JP H08115035 A JPH08115035 A JP H08115035A
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- Japan
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- signal
- time
- electromagnetic clutch
- timing
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 ＣＰＵ２からＶＳＲＥＱ信号をコントローラ
へ送ることによって、ＶＳＹＮＣ信号および画像データ
であるＶＩＤＥＯデータを要求し、同時に電磁クラッチ
９２をＲＥＧＯＮ信号により駆動する。しかしながら、
電磁クラッチ９２は即座には連結できないため、時間Ｔ
ａ後にレジストローラ７７が実際に回転を開始する。こ
の回転開始タイミングは、ＣＰＵ２がレジストローラ７
７の回転検知ユニット９４からのＲＥＧＰＬＳ信号によ
って検知する。レジストローラ７７の回転開始遅延時間
ＴａがＣＰＵ２によって検知されていると、その後のス
キャナユニット７１への画像データ（ＶＤＯ信号）の出
力タイミングは、所定のタイミングより時間Ｔａだけ遅
らせるようにする。 【効果】 レジストローラ駆動時に生じる時間遅れを補
償する構成としてあるので、正確な用紙位置上に画像形
成を行うことができる。
へ送ることによって、ＶＳＹＮＣ信号および画像データ
であるＶＩＤＥＯデータを要求し、同時に電磁クラッチ
９２をＲＥＧＯＮ信号により駆動する。しかしながら、
電磁クラッチ９２は即座には連結できないため、時間Ｔ
ａ後にレジストローラ７７が実際に回転を開始する。こ
の回転開始タイミングは、ＣＰＵ２がレジストローラ７
７の回転検知ユニット９４からのＲＥＧＰＬＳ信号によ
って検知する。レジストローラ７７の回転開始遅延時間
ＴａがＣＰＵ２によって検知されていると、その後のス
キャナユニット７１への画像データ（ＶＤＯ信号）の出
力タイミングは、所定のタイミングより時間Ｔａだけ遅
らせるようにする。 【効果】 レジストローラ駆動時に生じる時間遅れを補
償する構成としてあるので、正確な用紙位置上に画像形
成を行うことができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置および方
法に関するものであり、特に用紙送りと画像データの出
力タイミングを調整する装置および方法に関するもので
ある。
法に関するものであり、特に用紙送りと画像データの出
力タイミングを調整する装置および方法に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来から使用されている画像形成装置、
特にレーザビームプリンタの概略構成図を図８に示す。
本図の（Ａ）において、レーザビームプリンタ７０は、
主にレーザビームを走査するスキャナユニット７１と、
プロセス関連のカートリッジ７２と、用紙を補給する給
紙カセット７９と、用紙搬送系とからなる。ただし、本
図にはデータ処理をする電気系は図示していない。カー
トリッジ７２は、感光ドラム７５に静電潜像を形成する
ための帯電ローラ７３と、現像ローラ７４と、感光ドラ
ム７５上の静電潜像を用紙へ転写するための転写ローラ
７６とからなる。
特にレーザビームプリンタの概略構成図を図８に示す。
本図の（Ａ）において、レーザビームプリンタ７０は、
主にレーザビームを走査するスキャナユニット７１と、
プロセス関連のカートリッジ７２と、用紙を補給する給
紙カセット７９と、用紙搬送系とからなる。ただし、本
図にはデータ処理をする電気系は図示していない。カー
トリッジ７２は、感光ドラム７５に静電潜像を形成する
ための帯電ローラ７３と、現像ローラ７４と、感光ドラ
ム７５上の静電潜像を用紙へ転写するための転写ローラ
７６とからなる。
【０００３】一方、用紙搬送についてみると、給紙カセ
ット７９から給紙ローラ７８の回転によって用紙が給紙
され、レジストローラ７７の手前でカールを形成した状
態で一旦停止する。その後、レジストローラ７７は画像
データの感光ドラム７５面上への静電潜像形成と同期し
て回転を開始し、用紙を搬送する。搬送された用紙上に
は転写ローラ７６によって感光ドラム７５の静電潜像が
転写され、定着器８０によって定着処理後、排紙ローラ
８１を介して排紙トレイ上に出力される。
ット７９から給紙ローラ７８の回転によって用紙が給紙
され、レジストローラ７７の手前でカールを形成した状
態で一旦停止する。その後、レジストローラ７７は画像
データの感光ドラム７５面上への静電潜像形成と同期し
て回転を開始し、用紙を搬送する。搬送された用紙上に
は転写ローラ７６によって感光ドラム７５の静電潜像が
転写され、定着器８０によって定着処理後、排紙ローラ
８１を介して排紙トレイ上に出力される。
【０００４】図８の（Ｂ）は、上述したレジストローラ
７７の構成概略図を示す。レジストローラ７７は、ギヤ
列の組み合わせ（図中の９０，９１）を介して駆動モー
タにより回転する。さらにレジストローラ７７は、感光
ドラム７５面上の静電潜像形成タイミングと用紙送りの
タイミングとを合わせ、用紙の所定の位置に画像がプリ
ントされるようにするため、適切なタイミングで回転を
開始しなければならない。
７７の構成概略図を示す。レジストローラ７７は、ギヤ
列の組み合わせ（図中の９０，９１）を介して駆動モー
タにより回転する。さらにレジストローラ７７は、感光
ドラム７５面上の静電潜像形成タイミングと用紙送りの
タイミングとを合わせ、用紙の所定の位置に画像がプリ
ントされるようにするため、適切なタイミングで回転を
開始しなければならない。
【０００５】そこで一般的には、レジストローラ７７の
片側に電磁クラッチ９２を取付け、シーケンスコントロ
ーラ（不図示）からの信号によって電磁クラッチ９２を
駆動し、これによりレジストローラ７７の回転を開始さ
せる構成をとっている。
片側に電磁クラッチ９２を取付け、シーケンスコントロ
ーラ（不図示）からの信号によって電磁クラッチ９２を
駆動し、これによりレジストローラ７７の回転を開始さ
せる構成をとっている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では単純に電磁クラッチを駆動するだけでレジスト
ローラの回転を制御しているため、電磁クラッチの連結
時間のバラツキによって、用紙上にプリントされる画像
位置が用紙搬送方向でずれてしまうという欠点があっ
た。
来例では単純に電磁クラッチを駆動するだけでレジスト
ローラの回転を制御しているため、電磁クラッチの連結
時間のバラツキによって、用紙上にプリントされる画像
位置が用紙搬送方向でずれてしまうという欠点があっ
た。
【０００７】すなわち電磁クラッチは、電磁力によって
アーマチュアを引きつけるという原理により動作するた
め、駆動電圧の変動，コイルの内部抵抗のバラツキ，環
境温度，コイル部の内部発熱，機械構成のバラツキ，負
荷トルクの変動等によって連結時間が大きくバラつくこ
とになる。このバラツキによる影響は、用紙搬送速度が
速くなればなるほど大きくなるので、用紙上に正確に印
字位置を得るためには何らかの対策が必要となる。
アーマチュアを引きつけるという原理により動作するた
め、駆動電圧の変動，コイルの内部抵抗のバラツキ，環
境温度，コイル部の内部発熱，機械構成のバラツキ，負
荷トルクの変動等によって連結時間が大きくバラつくこ
とになる。このバラツキによる影響は、用紙搬送速度が
速くなればなるほど大きくなるので、用紙上に正確に印
字位置を得るためには何らかの対策が必要となる。
【０００８】よって本発明の第１の目的では、記録用紙
への画像形成位置を正確に決めることができる画像形成
装置および方法を提供することにある。
への画像形成位置を正確に決めることができる画像形成
装置および方法を提供することにある。
【０００９】また本発明の第２の目的は、電磁クラッチ
を用いてレジストローラを駆動する際に、画像形成のタ
イミングを適切に調整することができる画像形成装置お
よび方法を提供することにある。
を用いてレジストローラを駆動する際に、画像形成のタ
イミングを適切に調整することができる画像形成装置お
よび方法を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】第１の目的を達成するた
めに、本発明に係る装置および方法は、レジストローラ
を使用した用紙送り機構を用いて画像形成を該用紙上に
行う際に、前記レジストローラの駆動時の遅れ時間を計
測し、前記遅れ時間の計測値に応じて画像データの転送
タイミングを可変にするものである。
めに、本発明に係る装置および方法は、レジストローラ
を使用した用紙送り機構を用いて画像形成を該用紙上に
行う際に、前記レジストローラの駆動時の遅れ時間を計
測し、前記遅れ時間の計測値に応じて画像データの転送
タイミングを可変にするものである。
【００１１】また第２の目的を達成するために、本発明
に係る装置および方法は、電磁クラッチに駆動信号を与
えてから、実際に該電磁クラッチが連結して前記レジス
トローラが回転を開始するまでの連結時間を検出し、該
連結時間だけ前記画像データの出力タイミングを遅らせ
るものである。
に係る装置および方法は、電磁クラッチに駆動信号を与
えてから、実際に該電磁クラッチが連結して前記レジス
トローラが回転を開始するまでの連結時間を検出し、該
連結時間だけ前記画像データの出力タイミングを遅らせ
るものである。
【００１２】また、電磁クラッチの連結時間を計測する
に際しては、レジストローラの回転開始検知手段を設け
る。この回転開始検知手段として、ロータリーエンコー
ダまたはフォトインタラプタを用いるのが好適である。
に際しては、レジストローラの回転開始検知手段を設け
る。この回転開始検知手段として、ロータリーエンコー
ダまたはフォトインタラプタを用いるのが好適である。
【００１３】
【作用】本発明では、レジストローラ駆動時に生じる時
間遅れを補償する構成としてあるので、正確な用紙位置
上に画像形成を行うことができる。
間遅れを補償する構成としてあるので、正確な用紙位置
上に画像形成を行うことができる。
【００１４】また、その他の本発明によれば、電磁クラ
ッチに駆動信号を与えてから、実際に電磁クラッチが連
結してレジストローラが回転を開始するまでの時間を検
出し、そこで得られた連結時間だけ画像データの出力タ
イミングを遅らせることによって、画像形成位置を精度
よく制御することができる。
ッチに駆動信号を与えてから、実際に電磁クラッチが連
結してレジストローラが回転を開始するまでの時間を検
出し、そこで得られた連結時間だけ画像データの出力タ
イミングを遅らせることによって、画像形成位置を精度
よく制御することができる。
【００１５】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
する。
【００１６】図１は、本発明を適用した画像形成装置
（プリンタ）のブロック図を示す。図２は、図１に示し
た本実施例の機械的構成を示す。なお、図２において、
従来例として先に説明した図８と同様の要素には、同一
の番号を付して説明を省略する。
（プリンタ）のブロック図を示す。図２は、図１に示し
た本実施例の機械的構成を示す。なお、図２において、
従来例として先に説明した図８と同様の要素には、同一
の番号を付して説明を省略する。
【００１７】図３は、図１の動作を示すタイミング図で
ある。
ある。
【００１８】次に、図１〜図３を参照して、本実施例の
全体的な動作を説明する。
全体的な動作を説明する。
【００１９】先ず、印字動作を開始するために外部のコ
ントローラ１からＰＲＮＴ信号を受ける。ここで本プリ
ンタは、給紙ローラ７８によって給紙を開始し、レジス
トローラ７７のところで用紙がループを作った状態で停
止する。その後、ＣＰＵ２からＶＳＲＥＱ信号をコント
ローラへ送ることによって、ＶＳＹＮＣ信号および画像
データであるＶＩＤＥＯデータを要求し、同時に電磁ク
ラッチ９２をＲＥＧＯＮ信号により駆動する。
ントローラ１からＰＲＮＴ信号を受ける。ここで本プリ
ンタは、給紙ローラ７８によって給紙を開始し、レジス
トローラ７７のところで用紙がループを作った状態で停
止する。その後、ＣＰＵ２からＶＳＲＥＱ信号をコント
ローラへ送ることによって、ＶＳＹＮＣ信号および画像
データであるＶＩＤＥＯデータを要求し、同時に電磁ク
ラッチ９２をＲＥＧＯＮ信号により駆動する。
【００２０】しかしながら、電磁クラッチ９２は即座に
は連結できないため、時間Ｔａ後にレジストローラ７７
が実際に回転を開始する。この回転開始タイミングは、
ＣＰＵ２がレジストローラ７７の回転検知ユニット９４
からのＲＥＧＰＬＳ信号によって検知する（後に、図４
および図５を参照して詳細に説明する）。
は連結できないため、時間Ｔａ後にレジストローラ７７
が実際に回転を開始する。この回転開始タイミングは、
ＣＰＵ２がレジストローラ７７の回転検知ユニット９４
からのＲＥＧＰＬＳ信号によって検知する（後に、図４
および図５を参照して詳細に説明する）。
【００２１】レジストローラ７７の回転開始遅延時間Ｔ
ａがＣＰＵ２によって検知されていると、その後のスキ
ャナユニット７１への画像データ（ＶＤＯ信号）の出力
タイミングは、所定のタイミングより時間Ｔａだけ遅ら
せるようにする。ＶＤＯ信号の出力タイミングの設定手
段は、ＦＩＦＯメモリ４によって行われる。すなわち、
ＦＩＦＯメモリ４の入出力用のクロックＩＣＬＫ，ＯＣ
ＬＫをＣＰＵ２が管理することによって、適切なタイミ
ングでデータの入出力を行う。
ａがＣＰＵ２によって検知されていると、その後のスキ
ャナユニット７１への画像データ（ＶＤＯ信号）の出力
タイミングは、所定のタイミングより時間Ｔａだけ遅ら
せるようにする。ＶＤＯ信号の出力タイミングの設定手
段は、ＦＩＦＯメモリ４によって行われる。すなわち、
ＦＩＦＯメモリ４の入出力用のクロックＩＣＬＫ，ＯＣ
ＬＫをＣＰＵ２が管理することによって、適切なタイミ
ングでデータの入出力を行う。
【００２２】図４は、図１に示した回転開始検知ユニッ
ト９４の機械的構成および動作タイミングを示す図であ
る。
ト９４の機械的構成および動作タイミングを示す図であ
る。
【００２３】本実施例では図４に示すように、レジスト
ローラ７７の回転開始検知ユニット９４をロータリエン
コーダで構成している。つまり、レジストローラ７７に
固定された円盤１０の周囲に等間隔にスリットが切られ
ており（図示せず）、このスリットが透過型フォトイン
タラプタ１１を横切ることによりレジストローラ７７の
回転を検知する。同図の（Ｂ）には、その様子を表した
のがタイミングチャートが示されている。
ローラ７７の回転開始検知ユニット９４をロータリエン
コーダで構成している。つまり、レジストローラ７７に
固定された円盤１０の周囲に等間隔にスリットが切られ
ており（図示せず）、このスリットが透過型フォトイン
タラプタ１１を横切ることによりレジストローラ７７の
回転を検知する。同図の（Ｂ）には、その様子を表した
のがタイミングチャートが示されている。
【００２４】すなわち、ＲＥＧＯＮ信号によって電磁ク
ラッチ９２が連結し、レジストローラ７７が回転を開始
すると、ＲＥＧＰＬＳ信号で表されるようなパルスが出
力され、このパルス周期Ｔを検知することによってレジ
ストローラ７７が回転を開始したものと判断する。従っ
て、電磁クラッチ９２の連結時間はＴａとなる。
ラッチ９２が連結し、レジストローラ７７が回転を開始
すると、ＲＥＧＰＬＳ信号で表されるようなパルスが出
力され、このパルス周期Ｔを検知することによってレジ
ストローラ７７が回転を開始したものと判断する。従っ
て、電磁クラッチ９２の連結時間はＴａとなる。
【００２５】図５は、図４に示した回転開始検知ユニッ
ト９４での動作を示したフローチャートである。図５に
示す手順はＣＰＵ２内のＲＯＭ（図示せず）に記憶され
ている。
ト９４での動作を示したフローチャートである。図５に
示す手順はＣＰＵ２内のＲＯＭ（図示せず）に記憶され
ている。
【００２６】先ず、外部のコントローラ１からＰＲＮＴ
信号が本プリンタに入力されると、プリンタは給紙動作
を行い、レジストローラ７７まで用紙を搬送し（Ｓ２
０，Ｓ２１）、ＶＳＲＥＱ信号を出力する（Ｓ２２）。
信号が本プリンタに入力されると、プリンタは給紙動作
を行い、レジストローラ７７まで用紙を搬送し（Ｓ２
０，Ｓ２１）、ＶＳＲＥＱ信号を出力する（Ｓ２２）。
【００２７】コントローラ１はＶＳＲＥＱ信号を受け取
ると、ＶＳＹＮＣ信号をプリンタ側へ送る（Ｓ２２）。
本プリンタはＶＳＹＮＣ信号を受け取ると、ＲＥＧＯＮ
信号を出力して電磁クラッチ９２を駆動し（Ｓ２３）、
同時に電磁クラッチ９２の連結時間を計測するためにタ
イマ（ＲＥＧ ＴＩＭＥＲ）をスタートさせる（Ｓ２
４）。
ると、ＶＳＹＮＣ信号をプリンタ側へ送る（Ｓ２２）。
本プリンタはＶＳＹＮＣ信号を受け取ると、ＲＥＧＯＮ
信号を出力して電磁クラッチ９２を駆動し（Ｓ２３）、
同時に電磁クラッチ９２の連結時間を計測するためにタ
イマ（ＲＥＧ ＴＩＭＥＲ）をスタートさせる（Ｓ２
４）。
【００２８】さらに、ＶＳＹＮＣ信号から所定の時間Ｔ
ｂ後にＶＩＤＥＯ信号を受信するためにＶＴＩＭＥＲを
スタートさせる（Ｓ２５）。そして、回転開始検知ユニ
ット９４から出力されるＲＥＧＰＬＳを監視してその周
期がＴになったか否か、つまり電磁クラッチ９２が連結
してレジストローラ７７が回転を開始したか否かを判断
し（Ｓ２６）、回転開始の判断がなされるとＲＥＧ Ｔ
ＩＭＥＲをストップし（Ｓ２７）、その時の計測値を保
持する。
ｂ後にＶＩＤＥＯ信号を受信するためにＶＴＩＭＥＲを
スタートさせる（Ｓ２５）。そして、回転開始検知ユニ
ット９４から出力されるＲＥＧＰＬＳを監視してその周
期がＴになったか否か、つまり電磁クラッチ９２が連結
してレジストローラ７７が回転を開始したか否かを判断
し（Ｓ２６）、回転開始の判断がなされるとＲＥＧ Ｔ
ＩＭＥＲをストップし（Ｓ２７）、その時の計測値を保
持する。
【００２９】また、ＶＴＩＭＥＲのカウント値が所定時
間Ｔｂ経過したか否かを判断し（Ｓ２８）、所定時間経
過していればＦＩＦＯメモリ４の入力クロック（ＩＣＬ
Ｋ）を出力して（Ｓ２９）ＶＩＤＥＯ信号の入力を開始
する。これと同時に前記ＲＥＧ ＴＩＭＥＲのカウント
値のダウンカウントを開始し（Ｓ３０）、ＲＥＧ ＴＩ
ＭＥＲのカウント値が“０”になったところで（Ｓ３
１）、ＦＩＦＯメモリ４の出力クロックＯＣＬＫを出力
してＶＤＯ信号を出力させる（Ｓ３２）。
間Ｔｂ経過したか否かを判断し（Ｓ２８）、所定時間経
過していればＦＩＦＯメモリ４の入力クロック（ＩＣＬ
Ｋ）を出力して（Ｓ２９）ＶＩＤＥＯ信号の入力を開始
する。これと同時に前記ＲＥＧ ＴＩＭＥＲのカウント
値のダウンカウントを開始し（Ｓ３０）、ＲＥＧ ＴＩ
ＭＥＲのカウント値が“０”になったところで（Ｓ３
１）、ＦＩＦＯメモリ４の出力クロックＯＣＬＫを出力
してＶＤＯ信号を出力させる（Ｓ３２）。
【００３０】その後、ＶＤＯ信号の出力終了時点で（Ｓ
３３）、電磁クラッチ９２をＯＦＦする（Ｓ３４）。
３３）、電磁クラッチ９２をＯＦＦする（Ｓ３４）。
【００３１】図６は、回転開始検知ユニット９４のその
他の実施例を示す。本図は、レジストローラ７７の回転
開始検知ユニット９４としてフォトインタラプタ４２を
使用したものである。すなわち、レジストローラ７７の
シャフトに遮光用の羽根４１を固定し、この羽根４１が
フォトインタラプタ４２の検知光を遮光／透過させるこ
とによって、レジストローラ７７の回転開始を検知す
る。
他の実施例を示す。本図は、レジストローラ７７の回転
開始検知ユニット９４としてフォトインタラプタ４２を
使用したものである。すなわち、レジストローラ７７の
シャフトに遮光用の羽根４１を固定し、この羽根４１が
フォトインタラプタ４２の検知光を遮光／透過させるこ
とによって、レジストローラ７７の回転開始を検知す
る。
【００３２】羽根４１は、停止状態では遮光位置にあ
り、電磁クラッチ９２が駆動されてレジストローラ７７
が回転を開始すると、羽根４１が回転してフォトインタ
ラプタ４２が遮光から透過の状態になり、図中ＲＥＧＰ
ＬＳのような出力信号が得られ、これをレジストローラ
７７の回転開始検知信号とするものである。
り、電磁クラッチ９２が駆動されてレジストローラ７７
が回転を開始すると、羽根４１が回転してフォトインタ
ラプタ４２が遮光から透過の状態になり、図中ＲＥＧＰ
ＬＳのような出力信号が得られ、これをレジストローラ
７７の回転開始検知信号とするものである。
【００３３】図７は、図６における動作手順を示したフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【００３４】先ず、コントローラ１からＰＲＮＴ信号が
本プリンタに入力されると、プリンタは給紙動作を行
い、レジストローラ７７まで用紙を搬送し（Ｓ５０，Ｓ
５１）、ＶＳＲＥＱ信号を出力する（Ｓ５２）。コント
ローラ１はＶＳＲＥＱ信号を受けると、ＶＳＹＮＣ信号
をプリンタ側へ送る（Ｓ５２）。本プリンタはＶＳＹＮ
Ｃ信号を受けると、電磁クラッチ９２を駆動し（Ｓ５
３）、同時に電磁クラッチ９２の連結時間を計測するた
めにタイマ（ＲＥＧ ＴＩＭＥＲ）をスタートさせる
（Ｓ５４）。さらに、ＶＳＹＮＣ信号から所定の時間Ｔ
ｂ後にＶＩＤＥＯ信号を受信するために、ＶＴＩＭＥＲ
をスタートさせる（Ｓ５５）。
本プリンタに入力されると、プリンタは給紙動作を行
い、レジストローラ７７まで用紙を搬送し（Ｓ５０，Ｓ
５１）、ＶＳＲＥＱ信号を出力する（Ｓ５２）。コント
ローラ１はＶＳＲＥＱ信号を受けると、ＶＳＹＮＣ信号
をプリンタ側へ送る（Ｓ５２）。本プリンタはＶＳＹＮ
Ｃ信号を受けると、電磁クラッチ９２を駆動し（Ｓ５
３）、同時に電磁クラッチ９２の連結時間を計測するた
めにタイマ（ＲＥＧ ＴＩＭＥＲ）をスタートさせる
（Ｓ５４）。さらに、ＶＳＹＮＣ信号から所定の時間Ｔ
ｂ後にＶＩＤＥＯ信号を受信するために、ＶＴＩＭＥＲ
をスタートさせる（Ｓ５５）。
【００３５】そして、ＲＥＧＰＬＳを監視してＲＥＧＰ
ＬＳが“Ｈ”から“Ｌ”になったか、つまり電磁クラッ
チ９２が連結してレジストローラ７７が回転を開始した
か否かを判断し（Ｓ５６）、回転開始の判断がなされる
とＲＥＧ ＴＩＭＥＲをストップし（Ｓ５７）、その時
の計測値を保持する。
ＬＳが“Ｈ”から“Ｌ”になったか、つまり電磁クラッ
チ９２が連結してレジストローラ７７が回転を開始した
か否かを判断し（Ｓ５６）、回転開始の判断がなされる
とＲＥＧ ＴＩＭＥＲをストップし（Ｓ５７）、その時
の計測値を保持する。
【００３６】また、ＶＴＩＭＥＲのカウント値が所定時
間Ｔｂ経過したか否かを判断し（Ｓ５８）、所定時間が
経過していればＦＩＦＯメモリ４の入力クロックＩＣＬ
Ｋを出力して（Ｓ５９）、ＶＩＤＥＯ信号の入力を開始
する。これと同時に前記ＲＥＧ ＴＩＭＥＲのカウント
値のダウンカウントを開始し（Ｓ６０）、ＲＥＧ ＴＩ
ＭＥＲのカウント値が“０”になったところで（Ｓ６
１）、ＦＩＦＯメモリ４の出力クロックＯＣＬＫを出力
してＶＤＯ信号を出力させる（Ｓ６２）。
間Ｔｂ経過したか否かを判断し（Ｓ５８）、所定時間が
経過していればＦＩＦＯメモリ４の入力クロックＩＣＬ
Ｋを出力して（Ｓ５９）、ＶＩＤＥＯ信号の入力を開始
する。これと同時に前記ＲＥＧ ＴＩＭＥＲのカウント
値のダウンカウントを開始し（Ｓ６０）、ＲＥＧ ＴＩ
ＭＥＲのカウント値が“０”になったところで（Ｓ６
１）、ＦＩＦＯメモリ４の出力クロックＯＣＬＫを出力
してＶＤＯ信号を出力させる（Ｓ６２）。
【００３７】その後、ＶＤＯ信号の出力終了時点後（Ｓ
６３）、ＲＥＧＰＬＳ信号が“Ｌ”から“Ｈ”になった
タイミング（Ｓ６４）、つまり羽根４１がフォトインタ
ラプタ４２を遮光したタイミングで、電磁クラッチ９２
をＯＦＦする（Ｓ６５）。
６３）、ＲＥＧＰＬＳ信号が“Ｌ”から“Ｈ”になった
タイミング（Ｓ６４）、つまり羽根４１がフォトインタ
ラプタ４２を遮光したタイミングで、電磁クラッチ９２
をＯＦＦする（Ｓ６５）。
【００３８】
【発明の効果】以上説明したとおり本発明によれば、レ
ジストローラ駆動時に生じる時間遅れを補償する構成と
してあるので、正確な用紙位置上に画像形成を行うこと
ができる。
ジストローラ駆動時に生じる時間遅れを補償する構成と
してあるので、正確な用紙位置上に画像形成を行うこと
ができる。
【００３９】また、その他の本発明によれば、電磁クラ
ッチに駆動信号を与えてから、実際に電磁クラッチが連
結してレジストローラが回転を開始するまでの時間を検
出し、そこで得られた連結時間だけ画像データの出力タ
イミングを遅らせることによって、画像形成位置を精度
よく制御することができる。
ッチに駆動信号を与えてから、実際に電磁クラッチが連
結してレジストローラが回転を開始するまでの時間を検
出し、そこで得られた連結時間だけ画像データの出力タ
イミングを遅らせることによって、画像形成位置を精度
よく制御することができる。
【図１】本発明を適用した画像形成装置を示すブロック
図である。
図である。
【図２】図１に示した本実施例の機械的構成を示す図で
ある。
ある。
【図３】図１の動作を示すタイミング図である。
【図４】図１に示した回転開始検知ユニット９４の機械
的構成および動作タイミングを示す図である。
的構成および動作タイミングを示す図である。
【図５】図４の動作を示すフローチャートである。
【図６】図１に示した回転開始検知ユニット９４のその
他の実施例を示す図である。
他の実施例を示す図である。
【図７】図６の動作を示すフローチャートである。
【図８】従来技術の説明図である。
１ コントローラ ２ ＣＰＵ ５ ＦＩＦＯメモリ １０，１１ ロータリエンコーダ ４２ フォトインタラプタ ７７ レジストローラ ９２ 電磁クラッチ ９４ 回転開始検知ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中谷 亮 東京都大田区下丸子３丁目30番２号 キヤ ノン株式会社内
Claims (4)
- 【請求項１】 レジストローラを使用した用紙送り機構
を有する画像形成装置において、 前記レジストローラの駆動時の遅れ時間を計測する計測
手段と、 前記遅れ時間の計測値に応じて画像データの転送タイミ
ングを可変にするタイミング制御手段とを有することを
特徴とする画像形成装置。 - 【請求項２】 請求項１において、前記計測手段は、電
磁クラッチに駆動信号を与えてから、実際に該電磁クラ
ッチが連結して前記レジストローラが回転を開始するま
での連結時間を検出し、前記タイミング制御手段は、該
連結時間だけ前記画像データの出力タイミングを遅らせ
ることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項３】 レジストローラを使用した用紙送り機構
を用いて画像形成を該用紙上に行う際に、 前記レジストローラの駆動時の遅れ時間を計測し、前記
遅れ時間の計測値に応じて画像データの転送タイミング
を可変にすることを特徴とする画像形成方法。 - 【請求項４】 請求項３において、電磁クラッチに駆動
信号を与えてから、実際に該電磁クラッチが連結して前
記レジストローラが回転を開始するまでの連結時間を検
出し、該連結時間だけ前記画像データの出力タイミング
を遅らせることを特徴とする画像形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6248032A JPH08115035A (ja) | 1994-10-13 | 1994-10-13 | 画像形成装置および方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6248032A JPH08115035A (ja) | 1994-10-13 | 1994-10-13 | 画像形成装置および方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08115035A true JPH08115035A (ja) | 1996-05-07 |
Family
ID=17172191
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6248032A Pending JPH08115035A (ja) | 1994-10-13 | 1994-10-13 | 画像形成装置および方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08115035A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6144393A (en) * | 1997-07-18 | 2000-11-07 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Image forming apparatus having scan position correction |
| JP2017132585A (ja) * | 2016-01-27 | 2017-08-03 | 株式会社リコー | シート搬送装置及び画像形成装置 |
-
1994
- 1994-10-13 JP JP6248032A patent/JPH08115035A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6144393A (en) * | 1997-07-18 | 2000-11-07 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Image forming apparatus having scan position correction |
| JP2017132585A (ja) * | 2016-01-27 | 2017-08-03 | 株式会社リコー | シート搬送装置及び画像形成装置 |
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