JPH08114462A - 航行情報表示装置 - Google Patents

航行情報表示装置

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JPH08114462A
JPH08114462A JP6279834A JP27983494A JPH08114462A JP H08114462 A JPH08114462 A JP H08114462A JP 6279834 A JP6279834 A JP 6279834A JP 27983494 A JP27983494 A JP 27983494A JP H08114462 A JPH08114462 A JP H08114462A
Authority
JP
Japan
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navigation
ship
azimuth
speed
detecting
Prior art date
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Pending
Application number
JP6279834A
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English (en)
Inventor
Fuji Koike
不二 小池
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Fuji Royal Co Ltd
Original Assignee
Fuji Royal Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Royal Co Ltd filed Critical Fuji Royal Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 潮の流れを簡易に把握して、操舵を容易とし
得る航行情報表示装置を提供すること。 【構成】 ディスプレイ装置6の航行画面21に、航法
装置15による位置情報に基づき船の実際の走行方向を
示す走行方位指標31と、方位検知装置1からの方位情
報により船首方向を示す航行方位指標30a,30bと
を前記航行画面21の絶対方角座標22上に表示するよ
うにしたから、走行方位指標31と、航行方位指標30
a,30bとの方向の乖離から、潮の影響を視覚的に確
認できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、船の航行に有益な情報
を提供する航行情報表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】魚群探知機等においては、所要のポイン
トに向けて船を進行させるには、潮の流れと対向する方
向から船を進める必要がある等、船の航行に際しては潮
の流れを知ることは極めて有益なこととなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来は潮の
流れを客観的に把握する手段がなく、経験に頼って操舵
しているのが実情であり、所要ポイントを外したり、再
度やり直しを要して航行に手間取ることがあった。
【0004】本発明は、潮の流れを簡易に把握して、操
舵を容易とし得る航行情報表示装置に関する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、船の現方位を
検出する方位検知装置と、船の絶対位置を検出して出力
する航法装置と、絶対方角座標が表示される航行画面を
出力するディスプレイ装置と、前記航法装置による位置
情報に基づき船の実際の走行方向を示す走行方位指標
と、前記方位検知装置からの方位情報により船首方向を
示す航行方位指標とを前記航行画面の絶対方角座標上に
表示指令する制御内容を備えた中央制御装置CPUとを
備えたことを特徴とする航行情報表示装置である。
【0006】さらには船の水に対する速度を検知する対
水速度検知装置をも設け、中央制御装置CPUの制御内
容として、前記航法装置による位置情報に基づき、船の
実際の走行方向と速度を示す走行方位指標と、前記方位
検知装置からの方位情報により船首方向と対水速度を示
す航行方位指標と、船の実際の走行方向と速度及び船首
方向と対水速度から演算された潮の流れと速度を示す潮
流方位指標とをディスプレイ装置上に表示指令するよう
にしても良い。
【0007】
【作用】上記航行情報表示装置にあって、ディスプレイ
装置上に表示された船の実際の走行方向を示す走行方位
指標と、船首方向を示す航行方位指標との方向の乖離か
ら、潮の影響を視覚的に確認できる。すなわち、その乖
離が大きければ、潮の流れが強いことが解る。
【0008】また、潮の流れと速度を示す潮流方位指標
を表示することにより、明瞭に潮の状態を検知すること
が可能となる。
【0009】
【実施例】図1〜3について本発明の第一実施例を説明
する。まず、図1のブロック図において、その全体構成
を説明する。
【0010】中央制御装置CPUには、入力装置とし
て、方位検知装置1が、アナログ信号をデジタル信号に
変換するA/D変換器2を介して接続され、同じくキー
入力装置4等が接続されている。
【0011】さらに入力装置として、ロラン受信機、オ
メガ受信機又はNNSS受信機等の航法装置15が接続
される。
【0012】外部出力装置として、ディスプレイ装置
(表示部)6が表示用RAM7及び表示制御部8を介し
て接続される。また、制御用プログラムROM10及
び、演算制御用RAM11が接続される。魚群探知器と
しても利用する場合には送受波回路13、送受波器12
等が接続されたり、方位検知装置1からの情報等に基づ
いて自動操舵を可能とするように、自動操舵装置が接続
される場合もある。
【0013】前記方位検知装置1の構成にあっては、例
えば地磁気によりマグネットが回転する様に構成し、該
マグネットの回転角度を磁束変化としてホール素子によ
り検知するタイプの方位検知装置や、フラックスゲート
センサーや、ジャイロセンサー等の方位検知装置1が適
用され得る。この方位検知装置1は、N極検出方向と、
船首方向とが平行となる様に船の適宜箇所に取り付けら
れる。
【0014】かかる方位検知装置1は、船の現方位に対
応して変化するsin 出力又はcos 出力を発生し、この出
力は、A/D変換器2を介して中央制御装置CPUに入
力され、該中央制御装置CPUのプログラムにより解読
され、船の現方位が判定される。
【0015】またキー入力装置4は、図5に示す様に、
テンキー4a、スイッチ4b〜4d等からなるものであ
る。
【0016】次に、ディスプレイ装置6の出力態様につ
いて説明する。
【0017】図5に示す様に、ディスプレイ装置6の画
面には、前記送受波回路13からの入力情報により表示
される魚探用表示画面20が表示される。この魚探用表
示画面20は、海底及び魚影等の深度及びそれらの時間
的変化、すなわち船の進行距離に従って生じた変化を画
像として表わすものである。
【0018】また、この魚探用表示画面20は、キー入
力装置4の切換スイッチ4dの操作により、図2に示す
ように、本発明に係る航行画面21に転換表示される。
魚探用表示画面20と航行画面21とは、裏画面となっ
ている時にも実行され、後記する様に魚探用表示画面2
0で魚影を確認し、キー入力装置4のポイント設定スイ
ッチ4bを押すことにより、その入力情報が航行画面2
1で表示され得る様にしている。
【0019】前記航行画面21には、上下方向(又は上
下左右方向)の座標軸23を備えた絶対方角座標22
と、絶対方角座標22に対して現在の進行方向及び位置
を示す船型状の船位画像30aが表示される。この船位
画像30aは船首方向を示す航行方位指標を構成する。
この船位画像30aは、経線に対する傾斜角度によって
特定される方位θ2 を示すこととなる。
【0020】また、航行画面21には、航法装置15に
よる位置情報に基づき、船の実際の走行方向を示す走行
方位指標31が表示される。この走行方位指標31は、
航法装置15により単位時間にP1 からP2 (現位置)
に移動した場合にその位置情報に基づき、実際の速度V
1 と、経線に対する傾斜角度によって特定される方位θ
1 を表示するベクトル線分によって表示される。すなわ
ち、航法装置15により航跡線28を描くようにした場
合には、該航跡線28の延長方向に沿って表示されるこ
ととなる。そして、船を操舵すると、該船位画像30a
は刻々変化し、その後に航跡線28が描かれる。
【0021】而して、航行方位指標(船位画像30a)
と、走行方位指標31により、その角度の乖離を視覚的
に認識することにより、潮による影響を確認できる。
尚、船位画像30の方向を延長してベクトル線分30b
を表示する用にしても良く、この場合は船位画像30a
及び/又はベクトル線分30bによって航行方位指標が
構成されることとなる。尚、ベクトル線分30bの長さ
は、対水速度が検知されない構成にあっては、速度V1
と等しい長さとする等の表示措置が講ぜられ、速度成分
としての意味はない。
【0022】かかる構成にあって、絶対方角座標22に
対する航行方位指標(船位画像30a,ベクトル線分3
0b),走行方位指標31の変動は、中央制御装置CP
Uによって演算されて、座標軸23上に、刻々変化しな
がら逐次表示される。そして船位画像30aの後に航跡
線28が描かれる。
【0023】即ち、中央制御装置CPUは、航法装置1
5からの出力情報により船の現位置P1 ,P2 …を刻々
決定し、船の現位置P2 と直前位置P1 とから、実際の
船の進行方向(方位θ1 )と、速度V1 を演算し、絶対
方角座標22上にベクトル線分からなる走行方位指標3
1を表示する。一方、方位検知装置1からの情報によ
り、基準方位(径線方向)と現在の船の方角から方位θ
2 を算出し、船位画像30a及びベクトル線分30bを
表示する。これにより、第一実施例にあっては、その角
度の乖離により、潮の影響を感知することとなる。
【0024】次に本発明の第二実施例を図3,4に従っ
て説明する。
【0025】上述の構成にあっては、潮の方向及び強さ
を航行方位指標(船位画像30a,ベクトル線分30
b)と走行方位指標31の乖離により、感覚的に認識す
るものであるが、これをさらに明確に知得し得るように
することもできる。このために、図3で示すように中央
制御装置CPUには、対水速度検知装置3が接続され
る。この対水速度検知装置3は、船のスクリューの回転
速度を検知して水に対する船の速度を検出する等の手段
により構成され得るものである。
【0026】そしてこのように対水速度が検知されると
その長さにより、図4で示すように、実際の対水速度V
2 を示すベクトル線分30bを21上に表示することが
可能となる。従って、この場合には、ベクトル線分30
bが航行方位指標として把握され、走行方位指標31と
ベクトル線分30bのベクトル線分の合成により、潮の
流れ(方位θ3 )と速度V3 を示すベクトル線分からな
る潮流方位指標34を描くことが可能となる。この潮流
方位指標34の速度V3 及び方位θ3 は、次の式によっ
て演算される。
【0027】 V3 ={V1 2+V2 2−2V1・V2 COS(θ1 −θ2)}1/2
【0028】θ3 =π+θ2 −COS-1{( V2 −V1 COS
1 −θ2)) /V3 }
【0029】従って、操舵者は船位画像30a,ベクト
ル線分30b,走行方位指標31,潮流方位指標34の
関係を見ながら、目標方位に修正する舵取操作が可能と
なる。
【0030】上記座標軸23に換えて、緯度及び経度線
によって構成される座標升を絶対方角座標22として表
示することもできる。更には、座標軸23等の指標線が
なくても、画面に絶対位置が特定されていれば、航行画
面21に絶対方角座標22が設定されていると言い得
る。この場合には図2の様に、船の緯度及び経度を示す
現位置表示窓27を船位画像30aの付近で示して、位
置確認可能とすることができる。
【0031】また航行画面21には、上記の各航行方位
指標(船位画像30a,ベクトル線分30b),走行方
位指標31,潮流方位指標34の図形データのほかに、
各方位θ1 ,θ2 ,θ3 及び対水速度,船の速度,潮の
方向及び潮の速さ等、上記各演算によって算出し得る数
値データも表示するようにしても良い。
【0032】
【発明の効果】本発明は、上述したように、ディスプレ
イ装置6の航行画面21に、航法装置15による位置情
報に基づき船の実際の走行方向を示す走行方位指標31
と、方位検知装置1からの方位情報により船首方向を示
す航行方位指標30a,30bとを前記航行画面21の
絶対方角座標22上に表示するようにしたから、走行方
位指標31と、航行方位指標30a,30bとの方向の
乖離から、潮の影響を視覚的に確認できる。また、船の
水に対する速度を検知する対水速度検知装置3をも設け
て、航行方位指標30bを船首方向と対水速度を示すも
のとすることにより、潮の流れと速度を示す潮流方位指
標をも表示するようにした構成にあっては、潮の影響を
正確に知得することができる。
【0033】このため、感に頼らないで、可及的正確に
潮の状態を認識でき、潮の影響を考慮した航行を容易に
行なうことができ、所要ポイントへの船の航行を円滑に
行ない得ることとなる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例の制御機構を示すブロック図であ
る。
【図2】第一実施例の航行画面21を示した状態図であ
る。
【図3】第二実施例の制御機構を示すブロック図であ
る。
【図4】第二実施例の航行画面21を示した状態図であ
る。
【図5】魚探用表示画面20を表示した状態のディスプ
レイ装置6の正面図である。
【符号の説明】
1 方位検知装置 3 対水速度検知装置 6 ディスプレイ装置 15 航法装置 22 絶対方角座標 30a 船位画像(航行方位指標) 30b ベクトル線分(航行方位指標) 31 走行方位指標 34 潮流方位指標

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】船の現方位を検出する方位検知装置と、 船の絶対位置を検出して出力する航法装置と、 絶対方角座標が表示される航行画面を出力するディスプ
    レイ装置と、 前記航法装置による位置情報に基づき船の実際の走行方
    向を示す走行方位指標と、前記方位検知装置からの方位
    情報により船首方向を示す航行方位指標とを前記航行画
    面の絶対方角座標上に表示指令する制御内容を備えた中
    央制御装置CPUとを備えたことを特徴とする航行情報
    表示装置。
  2. 【請求項2】船の現方位を検出する方位検知装置と、 船の水に対する速度を検知する対水速度検知装置と、 船の絶対位置を検出して出力する航法装置と、 絶対方角座標が表示される航行画面を出力するディスプ
    レイ装置と、 航法装置による位置情報に基づき、船の実際の走行方向
    と速度を示す走行方位指標と、前記方位検知装置からの
    方位情報により船首方向と対水速度を示す航行方位指標
    と、船の実際の走行方向と速度及び船首方向と対水速度
    から演算された潮の流れと速度を示す潮流方位指標とを
    前記航行画面の絶対方角座標上に表示指令する制御内容
    を備えた中央制御装置CPUとを備えたことを特徴とす
    る航行情報表示装置。
JP6279834A 1994-10-18 1994-10-18 航行情報表示装置 Pending JPH08114462A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015052499A (ja) * 2013-09-06 2015-03-19 独立行政法人海上技術安全研究所 海流推定方法及び海流推定システム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015052499A (ja) * 2013-09-06 2015-03-19 独立行政法人海上技術安全研究所 海流推定方法及び海流推定システム

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