JPH08114040A - 水泳プール - Google Patents

水泳プール

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JPH08114040A
JPH08114040A JP27699494A JP27699494A JPH08114040A JP H08114040 A JPH08114040 A JP H08114040A JP 27699494 A JP27699494 A JP 27699494A JP 27699494 A JP27699494 A JP 27699494A JP H08114040 A JPH08114040 A JP H08114040A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
pool
cushioning
friction
substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP27699494A
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English (en)
Inventor
Mamoru Tanaka
守 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プール底部の表面上の水の流れを妨げず、衛
生面の向上を図り、利用者の安全性も向上させるととも
に、緩衝パネルのプール底部への着脱性も向上させる。 【構成】 基板5上に緩衝材6を設け、この緩衝材6を
軟質合成樹脂材料から成る保護皮膜7で覆った緩衝パネ
ル4の基板5の下面に摩擦式被固定テープ8を設け、こ
の摩擦式被固定テープ8が設けられる基板5の部位を下
方に突出する突出部10に形成し、底部2に基板5の突
出部10に設けられた摩擦式被固定テープ8が固着する
摩擦式固定テープ9を設け、緩衝パネル4と底部2との
固着個所以外には水が流通する間隙Sを形成し、固定テ
ープ9及び被固定テープ8には少なくともプール底部2
の水勾配と直角方向となるように複数の分断個所11を
設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、水泳プールに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の水泳プールの底部は、コンクリー
ト,金属あるいは硬質合成樹脂から形成され、何れの材
料で形成されたものでもプール内の水の重さを長期間支
えるためにきわめて堅固に作られている。そのため、利
用者がプール内への飛び込みに失敗して底部に衝突した
場合、身体に重大な損傷を与える危険性があった。この
ような危険を防止するため、プール内に緩衝マットを敷
く方法がある。緩衝マットは比重1以上として底部に沈
むようになっている。また、この緩衝マットは底部に接
触するように水中に沈められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の緩衝マットで
は、プールの底部に接触しているため、底部表面の水の
流れがマットにより妨げられ、水が滞留して衛生面で問
題が生じていた。
【0004】そこで、プール底部の表面上の水の流れを
妨げず、衛生面の向上を図り、利用者の安全性も向上さ
せるとともに、緩衝パネルのプール底部への着脱性も向
上させた水泳プールを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、この発明は、コンクリート,金属あるいは合成樹脂
等の硬質な底部を備えた水泳プールにおいて、基板上に
緩衝材を設け、この緩衝材を軟質合成樹脂材料から成る
保護皮膜で覆った緩衝パネルの基板下面に摩擦式被固定
テープを設け、この摩擦式被固定テープが設けられる基
板の部位を下方に突出する突出部に形成し、底部に基板
の突出部に設けられた摩擦式被固定テープが固着する摩
擦式固定テープを設け、緩衝パネルと底部との固着個所
以外には水が流通する間隙を形成し、前記固定テープ及
び被固定テープには少なくともプール底部の水勾配と直
角方向となるように複数の分断個所を設けてあるもので
ある。
【0006】
【作用】緩衝マットとプールの底部との間に水が流れる
間隙が存在し、かつ固定テープ及び被固定テープにはプ
ール底部の水勾配と直角方向になるように複数の分断個
所を設けてあるため、底部の表面上の水の流れが妨げら
れず、衛生面で問題が生じない。また、パネルを設置す
ることでより一層の安全性が図れる。さらに、パネルの
着脱も容易である。
【0007】
【実施例】以下に、この発明の好適な実施例を図面を参
照にして説明する。
【0008】図1に示す実施例において、硬質合成樹脂
材料、例えばFRPから形成された側壁1及び底部2か
らプール全体を構成し、側壁1と底部2とは接合部3で
接合されている。底部2も複数枚のパネルから構成さ
れ、これらパネル同士は同様の接合部3により接合され
ている。底部2の全体若しくは一部に緩衝パネル4を取
り付けてある。緩衝パネル4は、硬質な基板5上に緩衝
材6を設け、この緩衝材6を軟質合成樹脂材料から成る
保護皮膜7で覆ってある。緩衝パネル4を底部2に固着
するには、図2及び図3に示すように、基板5の下面に
摩擦式被固定テープ8を設け、底部2にはこの被固定テ
ープ8が固着する摩擦式固定テープ9を設けてある。摩
擦式被固定テープ8が設けられる基板5の部位を下方に
突出する突出部10に形成してある。この突出部10の
下面に摩擦式被固定テープ8が設けられ、被固定テープ
8は底部2に設けられた固定テープ9に固着する。緩衝
パネル4を底部2に固着した状態は、図3に示すように
なり、緩衝パネル4と底部2との固着個所以外には水が
流通する間隙Sが形成される。
【0009】摩擦式被固定テープ8や固定テープ9とし
ては、マジックファスナー(登録商標)等が好適に使用
できる。被固定テープ8及び固定テープ9には、少なく
ともプール底部2の水勾配と直角方向となるように複数
の分断個所11(後述する)を設けてある。図1ないし
図3に示す実施例では、基板5として硬質材料を用い、
これにより水中の浮力により緩衝材6が変形し、変形に
より緩衝材6が薄くなった個所に利用者が衝突して怪我
をするおそれもなくなる。
【0010】図4に示す実施例では、基板5も保護皮膜
7と同様に軟質合成樹脂材料から形成し、かつ複数の緩
衝パネル4を基板5の個所で連結させたものであり、浮
力による変形を抑えるために基板5及び保護皮膜7内に
補強繊維Fを混入してある。
【0011】図5に示す実施例は、基板5及び保護皮膜
7を軟質ポリエチレンで押出成形したものであり、内部
に緩衝材6を有するものである。
【0012】緩衝材6としてはポリエチレン発泡体が好
適に使用できる。なおまた、硬質の基板5としては繊維
補強合成樹脂板すなわちFRPが好適に使用できる。図
1ないし図3に示すような緩衝パネル4の製造は、保護
皮膜7の最終的立体形状の金型を準備し、その金型に軟
質ポリエチレン樹脂をセットして加熱・加圧することに
より所定形状の保護皮膜7を得る。この所定の形状に成
形された保護皮膜7の内面を接着処理し、ポリエチレン
発泡体を組み込み、このポリエチレン発泡体を緩衝材6
とする。基板5はFRPで別個に成形し、この基板5上
に緩衝材6及び保護皮膜7を貼付ける。なお、緩衝材6
としてはポリエチレン発泡体ではなく、空気層であって
もよく、すなわち保護皮膜7と基板5とで空気袋を形成
してもよい。
【0013】図6は、被固定テープ8及び固定テープ9
のプール底部2への貼付個所を示す概略図であり、プー
ル底部2の水勾配と直角方向となるように複数の分断個
所11を設けてある。緩衝パネル4はその取付方向をプ
ールの縦若しくは横に統一した方が経済的であり、特に
図5に示すような押出成形品の場合には効果的である。
被固定テープ8及び固定テープ9の貼付方向によって
は、水の流れを塞止める場合があり、プールの水勾配に
対し直角方向にテープ8,9の長手方向をそろえた場
合、分断個所11が必要となる。このような分断個所1
1が存在することにより排水時の水の残留が防止でき
る。
【0014】図7は、緩衝パネル4を取付ける前の硬質
合成樹脂材料から成形されたプール全体を示す図であ
り、底部2は栗石12上に設けたサンドクッション層1
3上に設置される。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、緩衝パネルの下面に摩擦式被固定テープが設けら
れ、緩衝パネルの基板には突出部が設けられ、この突出
部に摩擦式被固定テープが設けてあり、底部には基板の
突出部に設けられた摩擦式被固定テープが固着する摩擦
式固定テープを設け、緩衝パネルと底部との固着個所以
外には水が流通する間隙を形成し、固定テープ及び被固
定テープには少なくともプール底部の水勾配と直角方向
となるように複数の分断個所を設けてあるので、緩衝パ
ネルを設けることにより利用者がプール内への飛び込み
に失敗しても安全性が向上し、間隙内を水が流れるため
に衛生上の問題も生じない。また、固定テープ及び被固
定テープによる着脱であるため、緩衝パネルのプール底
部への着脱性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の好適な実施例を示す断面図。
【図2】図1のA部分の拡大断面図。
【図3】緩衝パネルを底部に固着した状態の断面図。
【図4】他の実施例を示す断面図。
【図5】さらに他の実施例を示す断面図。
【図6】テープの貼付個所を説明する概略平面図。
【図7】緩衝パネル取付前のプール全体を示す一部破断
の斜視図。
【符号の説明】
2 底部 4 緩衝パネル 5 基板 6 緩衝材 7 保護皮膜 8 摩擦式被固定テープ 9 摩擦式固定テープ 10 突出部 11 分断個所

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート,金属あるいは合成樹脂等
    の硬質な底部を備えた水泳プールにおいて、 基板上に緩衝材を設け、この緩衝材を軟質合成樹脂材料
    から成る保護皮膜で覆った緩衝パネルの基板下面に摩擦
    式被固定テープを設け、 この摩擦式被固定テープが設けられる基板の部位を下方
    に突出する突出部に形成し、 底部に基板の突出部に設けられた摩擦式被固定テープが
    固着する摩擦式固定テープを設け、 緩衝パネルと底部との固着個所以外には水が流通する間
    隙を形成し、 前記固定テープ及び被固定テープには少なくともプール
    底部の水勾配と直角方向となるように複数の分断個所を
    設けてあることを特徴とする水泳プール。
JP27699494A 1994-10-17 1994-10-17 水泳プール Pending JPH08114040A (ja)

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JP27699494A JPH08114040A (ja) 1994-10-17 1994-10-17 水泳プール

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JP27699494A JPH08114040A (ja) 1994-10-17 1994-10-17 水泳プール

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JP27699494A Pending JPH08114040A (ja) 1994-10-17 1994-10-17 水泳プール

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006152783A (ja) * 2004-10-29 2006-06-15 Takiron Co Ltd プール底敷用マット
CN100425787C (zh) * 2007-06-29 2008-10-15 四川大学 免水泥砂浆简易农用水池的建造方法

Cited By (3)

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JP2006152783A (ja) * 2004-10-29 2006-06-15 Takiron Co Ltd プール底敷用マット
JP4554411B2 (ja) * 2004-10-29 2010-09-29 タキロン株式会社 プール底敷用マット
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