JPH09144352A - 水中用クッションマット - Google Patents
水中用クッションマットInfo
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- JPH09144352A JPH09144352A JP22335496A JP22335496A JPH09144352A JP H09144352 A JPH09144352 A JP H09144352A JP 22335496 A JP22335496 A JP 22335496A JP 22335496 A JP22335496 A JP 22335496A JP H09144352 A JPH09144352 A JP H09144352A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 プールの底面等に敷設して、水泳者を保護す
ることのできる水中用クッションマットを提供するこ
と。 【構成】 下面開口の扁平箱型に形成したクッション体
と、同クッション体内に収容した重錘板と、同重錘板を
下方より被覆してクッション体の下面開口部に張設した
耐摩耗性軟質保護シートとを具備するようにした。
ることのできる水中用クッションマットを提供するこ
と。 【構成】 下面開口の扁平箱型に形成したクッション体
と、同クッション体内に収容した重錘板と、同重錘板を
下方より被覆してクッション体の下面開口部に張設した
耐摩耗性軟質保護シートとを具備するようにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、プールの底面上等に敷
設して、水泳者等を保護することのできる水中用クッシ
ョンマットに関するものである。
設して、水泳者等を保護することのできる水中用クッシ
ョンマットに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えば、プールは、コンクリート
やＦＲＰ等により成形されて、水密性と強度とを確保す
ることができるようにしている。
やＦＲＰ等により成形されて、水密性と強度とを確保す
ることができるようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したプ
ール、特に小学校や中学校に設置されているプールで
は、全体的に水深が浅く設計されているために、小学生
や中学生がプールサイドよりプール中に頭部から飛込ん
だ際に、誤ってプールの底部に頭部を打ちつけて、頭部
を損傷したり、失明したりする事故や、プール中に足か
ら飛込んだ際にも、プールの底部に足を打ちつけて、足
をくじく等の事故が生じている。
ール、特に小学校や中学校に設置されているプールで
は、全体的に水深が浅く設計されているために、小学生
や中学生がプールサイドよりプール中に頭部から飛込ん
だ際に、誤ってプールの底部に頭部を打ちつけて、頭部
を損傷したり、失明したりする事故や、プール中に足か
ら飛込んだ際にも、プールの底部に足を打ちつけて、足
をくじく等の事故が生じている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、下
面開口の扁平箱型に形成したクッション体と、同クッシ
ョン体内に収容した重錘板と、同重錘板を下方より被覆
してクッション体の下面開口部に張設した耐摩耗性軟質
保護シートとを具備する水中用クッションマットを提供
せんとするものである。
面開口の扁平箱型に形成したクッション体と、同クッシ
ョン体内に収容した重錘板と、同重錘板を下方より被覆
してクッション体の下面開口部に張設した耐摩耗性軟質
保護シートとを具備する水中用クッションマットを提供
せんとするものである。
【０００５】また、本発明は、次の構成にも特徴を有す
る。
る。
【０００６】 扁平板状に形成したクッション体に重
錘板を内蔵させたこと。
錘板を内蔵させたこと。
【０００７】 クッション体は、ポリエチレン発泡
体、ポリプロピレン発泡体、ポリ塩化ビニル発泡体、又
は、ポリエチレン−スチレングラフト共重合発泡体によ
り成形したこと。
体、ポリプロピレン発泡体、ポリ塩化ビニル発泡体、又
は、ポリエチレン−スチレングラフト共重合発泡体によ
り成形したこと。
【０００８】 重錘板として鉄板等の金属板を使用し
たこと。
たこと。
【０００９】 耐摩耗性軟質保護材として軟質ウレタ
ンゴム等の合成ゴムや天然ゴムを使用したこと。
ンゴム等の合成ゴムや天然ゴムを使用したこと。
【００１０】 少なくとも一側縁部に接続用凹凸部を
形成したこと。
形成したこと。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
説明する。
【００１２】図１〜図３に示すＡは、本発明に係る水中
用クッションマットであり、プールＰの底面１上に敷設
している。Ｗはプール水、２は、水中用クッションマッ
トＡに形成した水抜き孔、Ｓは水抜き部、Ｍはオーバー
フロー部である。
用クッションマットであり、プールＰの底面１上に敷設
している。Ｗはプール水、２は、水中用クッションマッ
トＡに形成した水抜き孔、Ｓは水抜き部、Ｍはオーバー
フロー部である。
【００１３】水中用クッションマットＡは、図２及び図
３に示すように、下面開口の扁平箱型に形成したクッシ
ョン体３と、同クッション体３内に収容した重錘板４
と、同重錘板４を下方より被覆してクッション体３の下
面開口部3aに張設した耐摩耗性軟質保護シート５とを具
備している。
３に示すように、下面開口の扁平箱型に形成したクッシ
ョン体３と、同クッション体３内に収容した重錘板４
と、同重錘板４を下方より被覆してクッション体３の下
面開口部3aに張設した耐摩耗性軟質保護シート５とを具
備している。
【００１４】クッション体３は、図２〜図４に示すよう
に、平面視で、例えば、縦幅と横幅が500 〜800mm の範
囲内で同一幅に形成した正方形で、例えば、30〜40mmの
高さを有し、少なくとも一側縁部に接続用凹凸部７を形
成し、内部に重錘板収容凹部８と、保護シート張設用凹
部９とを形成している。
に、平面視で、例えば、縦幅と横幅が500 〜800mm の範
囲内で同一幅に形成した正方形で、例えば、30〜40mmの
高さを有し、少なくとも一側縁部に接続用凹凸部７を形
成し、内部に重錘板収容凹部８と、保護シート張設用凹
部９とを形成している。
【００１５】かかるクッション体３は、ポリエチレン発
泡体、ポリプロピレン発泡体、ポリ塩化ビニル発泡体、
又は、ポリエチレン−スチレングラフト共重合発泡体に
より一体成形することができる。
泡体、ポリプロピレン発泡体、ポリ塩化ビニル発泡体、
又は、ポリエチレン−スチレングラフト共重合発泡体に
より一体成形することができる。
【００１６】ここで、ポリエチレン−スチレングラフト
共重合発泡体は、しなやかさと強靭性と耐油性等に優れ
た特性を有するポリエチレン粒子を核とし、これに、軽
やかさ・剛性（圧縮強度）・自由自在な成形性等に優れ
た特性を有するスチレンモノマーを吸収させて重合させ
たものであり、例えば、積水化成品工業株式会社製の
「ピオセラン」（商品名）を使用することができる。
共重合発泡体は、しなやかさと強靭性と耐油性等に優れ
た特性を有するポリエチレン粒子を核とし、これに、軽
やかさ・剛性（圧縮強度）・自由自在な成形性等に優れ
た特性を有するスチレンモノマーを吸収させて重合させ
たものであり、例えば、積水化成品工業株式会社製の
「ピオセラン」（商品名）を使用することができる。
【００１７】そして、かかる共重合発泡体によれば、ク
ッション体３を自由な形に成形可能となり、同クッショ
ン体３は、広範囲に高い衝撃吸収性をもち、圧縮クリー
プ変形が小さく、耐衝撃性が高く、耐油・耐薬品性に優
れた独立気泡構造となる。
ッション体３を自由な形に成形可能となり、同クッショ
ン体３は、広範囲に高い衝撃吸収性をもち、圧縮クリー
プ変形が小さく、耐衝撃性が高く、耐油・耐薬品性に優
れた独立気泡構造となる。
【００１８】従って、クッション体３は、成形時に高熱
蒸気により成形することができ、雑菌の付着を防止する
ことができて、衛生的なものとすることができると共
に、上面に滑り止め用の溝や模様を容易に形成すること
ができ、しかも、量産しやすいために単価を安価なもの
とすることができ、さらには、運搬時に、クッション体
３自体が緩衝機能を有するために、水中用クッションマ
ットＡ自体を保護するための緩衝材を別途必要とせず、
運搬効率を高めることができる。
蒸気により成形することができ、雑菌の付着を防止する
ことができて、衛生的なものとすることができると共
に、上面に滑り止め用の溝や模様を容易に形成すること
ができ、しかも、量産しやすいために単価を安価なもの
とすることができ、さらには、運搬時に、クッション体
３自体が緩衝機能を有するために、水中用クッションマ
ットＡ自体を保護するための緩衝材を別途必要とせず、
運搬効率を高めることができる。
【００１９】重錘板４は、図２及び図３に示すように、
正方形（例えば、縦幅が500 〜 800mm、横幅が500m〜80
0m）で、薄肉（例えば、肉厚が３〜９mm）に形成した鉄
板等の金属板を使用することができる。
正方形（例えば、縦幅が500 〜 800mm、横幅が500m〜80
0m）で、薄肉（例えば、肉厚が３〜９mm）に形成した鉄
板等の金属板を使用することができる。
【００２０】耐摩耗性軟質保護シート５は、好ましくは
耐水性に優れたものを使用するのが良く、軟質ウレタン
ゴム等の合成ゴムや天然ゴムを使用して、重錘板４の表
面を、図２及び図３に示すように、一定の肉厚（例え
ば、３〜５mm）により被覆している。5aは接着面積拡張
用突片であり、同突片5aにより耐摩耗性軟質保護シート
５の接着性を良好に確保している。
耐水性に優れたものを使用するのが良く、軟質ウレタン
ゴム等の合成ゴムや天然ゴムを使用して、重錘板４の表
面を、図２及び図３に示すように、一定の肉厚（例え
ば、３〜５mm）により被覆している。5aは接着面積拡張
用突片であり、同突片5aにより耐摩耗性軟質保護シート
５の接着性を良好に確保している。
【００２１】このようにして、水中用クッションマット
Ａは、肉厚が30〜40mm前後の矩形板状に形成すると共
に、少なくとも一側縁部に接続用凹凸部７を形成し、左
右側及び前後側に隣接する各水中用クッションマットＡ
を各接続用凹凸部７により同一平面上にて接続可能と
し、しかも、少なくとも、プールＰの底面１上に沈下さ
せて静置することのできる重量として、持運び、特に、
プールＰの清掃時等にプールＰ内に出入れする作業が楽
に行なえるようにしている。
Ａは、肉厚が30〜40mm前後の矩形板状に形成すると共
に、少なくとも一側縁部に接続用凹凸部７を形成し、左
右側及び前後側に隣接する各水中用クッションマットＡ
を各接続用凹凸部７により同一平面上にて接続可能と
し、しかも、少なくとも、プールＰの底面１上に沈下さ
せて静置することのできる重量として、持運び、特に、
プールＰの清掃時等にプールＰ内に出入れする作業が楽
に行なえるようにしている。
【００２２】なお、本実施例では、水中用クッションマ
ットＡを矩形板状に形成しているが、外形状は何らこれ
に限られるものではなく、所望の外形状に形成すること
ができる。そして、接続用凹凸部７も、接続方向に位置
する部分に適宜形成することができる。
ットＡを矩形板状に形成しているが、外形状は何らこれ
に限られるものではなく、所望の外形状に形成すること
ができる。そして、接続用凹凸部７も、接続方向に位置
する部分に適宜形成することができる。
【００２３】次に、上記した水中用クッションマットＡ
の製造方法について説明する。
の製造方法について説明する。
【００２４】 図４（イ）に示すように、あらかじめ
成形したクッション体３の下面開口部3aを上方へ向けて
載置する。
成形したクッション体３の下面開口部3aを上方へ向けて
載置する。
【００２５】 図４（ロ）に示すように、クッション
体３の重錘板収容凹部８の表面に、接着剤10をローラ
（図示せず）により塗布する。
体３の重錘板収容凹部８の表面に、接着剤10をローラ
（図示せず）により塗布する。
【００２６】この際、クッション体３は、耐油・耐薬品
性に優れているために、接着剤10の種類は制限されず、
どのような種類の接着剤でも使用できる。
性に優れているために、接着剤10の種類は制限されず、
どのような種類の接着剤でも使用できる。
【００２７】 図４（ハ）に示すように、クッション
体３の重錘板収容凹部８内に、重錘板４を収容して接着
剤10により接着する。
体３の重錘板収容凹部８内に、重錘板４を収容して接着
剤10により接着する。
【００２８】 図４（ニ）に示すように、重錘板４の
表面及び保護シート張設用凹部９の表面に、接着剤10を
ローラ（図示せず）により塗布する。
表面及び保護シート張設用凹部９の表面に、接着剤10を
ローラ（図示せず）により塗布する。
【００２９】 図４（ホ）に示すように、重錘板４の
表面及び保護シート張設用凹部９の表面に耐摩耗性軟質
保護シート５を接着剤10により接着する。
表面及び保護シート張設用凹部９の表面に耐摩耗性軟質
保護シート５を接着剤10により接着する。
【００３０】次に、上記のようにして一体成形した水中
用クッションマットＡの使用方法について説明する。
用クッションマットＡの使用方法について説明する。
【００３１】すなわち、図１に示すように、プールＰの
底面１の広さに応じて、一枚の水中用クッションマット
Ａの大きさを設計し、同水中用クッションマットＡを所
要枚数だけプールＰの底面１上に敷きつめる。
底面１の広さに応じて、一枚の水中用クッションマット
Ａの大きさを設計し、同水中用クッションマットＡを所
要枚数だけプールＰの底面１上に敷きつめる。
【００３２】この際、プールＰの水抜き部Ｓと符合する
水中用クッションマットＡの部分には、あらかじめ水抜
き孔２を形成しておく。
水中用クッションマットＡの部分には、あらかじめ水抜
き孔２を形成しておく。
【００３３】そして、水中用クッションマットＡのクッ
ション体３の表面には、コース毎に異なる色を施した
り、全体的に統一した図柄や模様を施して、プールＰの
美観を高めることができるように設計する。
ション体３の表面には、コース毎に異なる色を施した
り、全体的に統一した図柄や模様を施して、プールＰの
美観を高めることができるように設計する。
【００３４】この場合、水中用クッションマットＡは、
水中に沈下する程度に軽量に形成しているために、同水
中用クッションマットＡのプールＰへの出入れや載置作
業は楽に行なえるものであり、各水中用クッションマッ
トＡの接続作業も接続用凹凸部７により楽に行なうこと
ができて、プールＰ内に一体的に載置することができ
る。
水中に沈下する程度に軽量に形成しているために、同水
中用クッションマットＡのプールＰへの出入れや載置作
業は楽に行なえるものであり、各水中用クッションマッ
トＡの接続作業も接続用凹凸部７により楽に行なうこと
ができて、プールＰ内に一体的に載置することができ
る。
【００３５】しかも、模様等の変更も、水中用クッショ
ンマットＡの入れ替えにより簡単に行なうことができ
る。
ンマットＡの入れ替えにより簡単に行なうことができ
る。
【００３６】図５は、第二実施例としての水中用クッシ
ョンマットＡを示しており、扁平板状に形成したクッシ
ョン体３に重錘板４を内蔵させている。
ョンマットＡを示しており、扁平板状に形成したクッシ
ョン体３に重錘板４を内蔵させている。
【００３７】次に、上記した水中用クッションマットＡ
の製造方法について説明する。
の製造方法について説明する。
【００３８】 図６（イ）に示すように、発泡成形用
金型11内に、例えば、成形温度に耐え得るハイインパク
トポリスチレン製等の熱可塑性樹脂製逆四角錐のスペー
サ12を介して、重錘板４を載置する。
金型11内に、例えば、成形温度に耐え得るハイインパク
トポリスチレン製等の熱可塑性樹脂製逆四角錐のスペー
サ12を介して、重錘板４を載置する。
【００３９】 図６（ロ）に示すように、発泡成形用
金型11に設けられた充填孔11a よりクッション体３を成
形するための原料、例えば、予備発泡されたポリエチレ
ン−スチレン共重合体粒子を上記発泡成形用金型11内に
充填し、同粒子の軟化点以上に加熱して、粒子間を融着
すると共に重錘板４と一体化する。
金型11に設けられた充填孔11a よりクッション体３を成
形するための原料、例えば、予備発泡されたポリエチレ
ン−スチレン共重合体粒子を上記発泡成形用金型11内に
充填し、同粒子の軟化点以上に加熱して、粒子間を融着
すると共に重錘板４と一体化する。
【００４０】 図６（ハ）に示すように、冷却後、脱
型して水中用クッションマットＡを取出す。この場合、
ポリエチレン−スチレン共重合体粒子は金属板との接着
性がよいため、重錘板４は金属製のものを使用すると、
ポリエチレン−スチレン共重合体粒子とより強固に融着
するので、接着剤の使用を要しない。
型して水中用クッションマットＡを取出す。この場合、
ポリエチレン−スチレン共重合体粒子は金属板との接着
性がよいため、重錘板４は金属製のものを使用すると、
ポリエチレン−スチレン共重合体粒子とより強固に融着
するので、接着剤の使用を要しない。
【００４１】なお、スペーサ12はクッション体３に埋設
したままとし、いわゆる埋殺しにしている。
したままとし、いわゆる埋殺しにしている。
【００４２】そして、重錘板４の埋設位置は、スペーサ
12の高さを変更することにより、適宜設定することがで
きる。
12の高さを変更することにより、適宜設定することがで
きる。
【００４３】このようにして製造された水中用クッショ
ンマットＡでは、製造が容易に行なえると共に、重錘板
４の防水性を、第一実施例の水中用クッションマットＡ
よりも確保することができる。
ンマットＡでは、製造が容易に行なえると共に、重錘板
４の防水性を、第一実施例の水中用クッションマットＡ
よりも確保することができる。
【００４４】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。
れる。
【００４５】 請求項１記載の本発明では、クッショ
ン体内に重錘板を収容し、同重錘板を耐摩耗性軟質保護
シートにより被覆することにより水中用クッションマッ
トを形成し、同水中用クッションマットを、プールの底
面上に敷設しておくことにより、水泳者がプールに飛込
んだ際に、誤ってプールの底部に頭部を打ちつけた際に
も、クッション体がクッョン機能を果して、頭部が損傷
されたり、失明したりする等の大事に至るのを確実に防
止することができる。
ン体内に重錘板を収容し、同重錘板を耐摩耗性軟質保護
シートにより被覆することにより水中用クッションマッ
トを形成し、同水中用クッションマットを、プールの底
面上に敷設しておくことにより、水泳者がプールに飛込
んだ際に、誤ってプールの底部に頭部を打ちつけた際に
も、クッション体がクッョン機能を果して、頭部が損傷
されたり、失明したりする等の大事に至るのを確実に防
止することができる。
【００４６】 請求項２記載の本発明では、扁平板状
に形成したクッション体に重錘板を内蔵させているため
に、重錘板の防水性を良好に確保することができると共
に、上記と同様に使用することにより、同様の効果が
得られる。
に形成したクッション体に重錘板を内蔵させているため
に、重錘板の防水性を良好に確保することができると共
に、上記と同様に使用することにより、同様の効果が
得られる。
【００４７】 請求項３記載の本発明では、クッショ
ン体を、ポリエチレン発泡体、ポリプロピレン発泡体、
ポリ塩化ビニル発泡体、又は、ポリエチレン−スチレン
グラフト共重合発泡体により成形しているために、同ク
ッション体を自由な形に成形することができると共に、
高い衝撃吸収性と、小さい圧縮クリープ変形性と、優れ
た耐油・耐薬品性とを確保することができる。
ン体を、ポリエチレン発泡体、ポリプロピレン発泡体、
ポリ塩化ビニル発泡体、又は、ポリエチレン−スチレン
グラフト共重合発泡体により成形しているために、同ク
ッション体を自由な形に成形することができると共に、
高い衝撃吸収性と、小さい圧縮クリープ変形性と、優れ
た耐油・耐薬品性とを確保することができる。
【００４８】従って、クッション体は、クッション機能
を良好に確保することができると共に、成形時に高熱蒸
気により成形することができ、雑菌の付着を防止するこ
とができて、衛生的なものとすることができる共に、上
面に滑り止め用の溝や模様を容易に形成することがで
き、しかも、量産しやすいために単価を安価なものとす
ることができ、さらに、運搬時に、クッション体自体が
緩衝機能を有するために、水中用クッションマット自体
を保護するための緩衝材を別途必要とせず、運搬効率を
高めることができる。
を良好に確保することができると共に、成形時に高熱蒸
気により成形することができ、雑菌の付着を防止するこ
とができて、衛生的なものとすることができる共に、上
面に滑り止め用の溝や模様を容易に形成することがで
き、しかも、量産しやすいために単価を安価なものとす
ることができ、さらに、運搬時に、クッション体自体が
緩衝機能を有するために、水中用クッションマット自体
を保護するための緩衝材を別途必要とせず、運搬効率を
高めることができる。
【００４９】 請求項４記載の本発明では、重錘板と
して、鉄板等の金属板を使用することにより、水中用ク
ッションマット全体を可及的に薄肉に形成して、同水中
用クッションマットをプール中の底面上に沈下させて静
置させておくことができる程度の重量に形成することが
できるために、別途水中用クッションマットを固定させ
るための手段を設ける必要がないと共に、比較的軽量で
あるためにプール内の清掃時等に水中用クッションマッ
トを除去する作業も簡単に行なえる。
して、鉄板等の金属板を使用することにより、水中用ク
ッションマット全体を可及的に薄肉に形成して、同水中
用クッションマットをプール中の底面上に沈下させて静
置させておくことができる程度の重量に形成することが
できるために、別途水中用クッションマットを固定させ
るための手段を設ける必要がないと共に、比較的軽量で
あるためにプール内の清掃時等に水中用クッションマッ
トを除去する作業も簡単に行なえる。
【００５０】 請求項５記載の本発明では、耐摩耗性
軟質保護シートとして、軟質ウレタンゴム等の合成ゴム
や天然ゴムを使用することにより、重錘板を水密状態に
囲繞して保護することができる。
軟質保護シートとして、軟質ウレタンゴム等の合成ゴム
や天然ゴムを使用することにより、重錘板を水密状態に
囲繞して保護することができる。
【００５１】 請求項６記載の本発明では、水中用ク
ッションマットの少なくとも一側縁部に接続用凹凸部を
形成しているために、同接続用凹凸部を介して左右幅方
向及び前後方向に複数の水中用クッションマットを簡単
かつ確実に同一平面上にて接続することができて、広範
囲の分野に利用することができる。
ッションマットの少なくとも一側縁部に接続用凹凸部を
形成しているために、同接続用凹凸部を介して左右幅方
向及び前後方向に複数の水中用クッションマットを簡単
かつ確実に同一平面上にて接続することができて、広範
囲の分野に利用することができる。
【図１】本発明に係る水中用クッションマットの使用状
態説明図。
態説明図。
【図２】同水中用クッションマットの一部切欠斜視図。
【図３】同水中用クッションマットの一部切欠底面図。
【図４】同水中用クッションマットの製造工程説明図。
【図５】第二実施例としての水中用クッションマットの
一部切欠斜視図。
一部切欠斜視図。
【図６】同水中用クッションマットの製造工程説明図。
Ａ 水中用クッションマット Ｐ プール Ｓ 水抜き部 Ｗ プール水 １ 底面 ２ 水抜き孔 ３ クッション体 ４ 重錘板 ５ 耐摩耗性軟質保護シート ７ 接続用凹凸部
Claims (6)
- 【請求項１】 下面開口の扁平箱型に形成したクッショ
ン体と、同クッション体内に収容した重錘板と、同重錘
板を下方より被覆してクッション体の下面開口部に張設
した耐摩耗性軟質保護シートとを具備する水中用クッシ
ョンマット。 - 【請求項２】 扁平板状に形成したクッション体に重錘
板を内蔵させたことを特徴とする水中用クッションマッ
ト。 - 【請求項３】 クッション体は、ポリエチレン発泡体、
ポリプロピレン発泡体、ポリ塩化ビニル発泡体、又は、
ポリエチレン−スチレングラフト共重合発泡体により成
形したことを特徴とする請求項１又は２記載の水中用ク
ッションマット。 - 【請求項４】 重錘板として鉄板等の金属板を使用した
ことを特徴とする請求項１記載又は２の水中用クッショ
ンマット。 - 【請求項５】 耐摩耗性軟質保護材として軟質ウレタン
ゴム等の合成ゴムや天然ゴムを使用したことを特徴とす
る請求項１記載の水中用クッションマット。 - 【請求項６】 少なくとも一側縁部に接続用凹凸部を形
成したことを特徴とする請求項１又は２記載の水中用ク
ッションマット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22335496A JPH09144352A (ja) | 1995-09-22 | 1996-08-26 | 水中用クッションマット |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24492195 | 1995-09-22 | ||
| JP7-244921 | 1995-09-22 | ||
| JP22335496A JPH09144352A (ja) | 1995-09-22 | 1996-08-26 | 水中用クッションマット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09144352A true JPH09144352A (ja) | 1997-06-03 |
Family
ID=26525414
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22335496A Pending JPH09144352A (ja) | 1995-09-22 | 1996-08-26 | 水中用クッションマット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09144352A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006152783A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-06-15 | Takiron Co Ltd | プール底敷用マット |
| JP2014511923A (ja) * | 2011-04-04 | 2014-05-19 | イェトゥー カンパニー リミテッド | 発泡成形体、これを含む浮力材及び建築用資材 |
| JP2020012738A (ja) * | 2018-07-18 | 2020-01-23 | 株式会社高見沢サイバネティックス | 検知器及びゲート装置 |
-
1996
- 1996-08-26 JP JP22335496A patent/JPH09144352A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006152783A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-06-15 | Takiron Co Ltd | プール底敷用マット |
| JP4554411B2 (ja) * | 2004-10-29 | 2010-09-29 | タキロン株式会社 | プール底敷用マット |
| JP2014511923A (ja) * | 2011-04-04 | 2014-05-19 | イェトゥー カンパニー リミテッド | 発泡成形体、これを含む浮力材及び建築用資材 |
| JP2020012738A (ja) * | 2018-07-18 | 2020-01-23 | 株式会社高見沢サイバネティックス | 検知器及びゲート装置 |
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