JP3996676B2 - 床敷用マット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本願発明は、ベランダや幼児用遊戯室などの屋内外の床や通路に縦横に敷きつめて使用する床敷用マットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、屋内外の床や通路の美観の向上のため、あるいは幼児用遊戯室など衝撃吸収用として複数枚の床敷用マットが互いに隣接配置されて縦横に敷きつめられて使用される場合がある。衝撃吸収用として使用される床敷用マットは、主として発泡プラスチックによって作成されている。この発泡プラスチックは、プラスチック内に気泡を含有させて多孔質材料としたものであり、これを用いて床敷用マットを作成する場合には、表面に気泡が表れないように表面処理などが施される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記発泡プラスチックにより作成された床敷用マットは、たとえ表面処理が施されている場合であっても、耐久性の面、特に表面強度の面において問題がある。たとえば、上記床敷用マットが幼児用遊戯室に敷きつめられて使用される場合を考えてみると、幼児用遊戯室では様々な玩具が使用され、これらの玩具がときとして乱暴に取り扱われ、また、床を掻きむしる幼児さえいる。このような遊戯室では、多孔質とされた発泡プラスチックによって作成された床敷用マットでは、容易に損傷してしまい却って危険である。また、床敷用マットが掻きむしられた場合には、その表面に引っ掻き傷が付きやすく、引っ掻き傷などによって表面体裁が悪化してしまう。
【0004】
本願発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、衝撃吸収性に優れるとともに、表面強度の高い床敷用マットを提供することをその課題としている。
【0005】
【発明の開示】
上記の課題を解決するため、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
【0006】
すなわち、本願発明によれば、平面視矩形状をしているとともに、所定厚みを有し、縦横に隣接させた状態において床面に敷きつめて使用する床敷用マットであって、上記床敷用マットの上面に平面的に分散配置された複数の円形孔のそれぞれに、弾性的に上下動可能な浮動支承部を、自然状態において丸みを帯びた頂部が各円形孔の上部入口から突出するようにして配置しており、上記浮動支承部は、球面状の頂部をもつとともに、通常状態において下端部が床面から離間している円筒状をしており、かつ、この浮動支承部は、その外周部と上記円形孔の内壁との間を弾性変形可能な橋絡部で連結しながら配置することにより、弾性的に上下動可能とされていることを特徴とする、床敷用マットが提供される。
【0007】
上記構成の床敷用マットによれば、浮動支承部が、弾性的に上下動可能とされているので、この頂部に対して下方向に衝撃が加えられた場合には、上記浮動支承部が弾性的に下方に変移し、これにより衝撃を吸収することができる。また、上記浮動支承部は平面的に分散配置されているので、上記床敷用マットの表面の各所において衝撃を吸収することができ、上記のように構成された浮動支承部を設けることによって床敷用マット全体を衝撃吸収性の高いものとすることができる。また、上記浮動支承部が弾性的に上下動可能とされているので、上記床敷用マット上を歩行者が歩いたときに上記浮動支承部を踏んだ場合には、上記浮動支承部が下方に変移することによって適度なクッション感が得られ、踏み心地のよいものとなる。
【0009】
また、上記構成では、上記浮動支承部が通常状態において下端部が床面から離間しているために、上記浮動支承部の下方変移が積極的に許容されている。さらに、上記浮動支承部が上記円形孔の内壁に橋絡部を介して支持された恰好とされているとともに、上記橋絡部が弾性変形可能とされているので、上記浮動支承部の下方変移が容易とされている。すなわち、上記橋絡部の弾性変形による上記浮動支承部の下方変移によって上記浮動支承部が衝撃吸収性を有するものとされている。
【0010】
好ましい実施の形態においてはさらに、上記複数の円形孔に配置された浮動支承部は、上記床敷用マットの上面に格子状に分散配置されており、上記床敷用マットの上面における各浮動支承部によって規定される各単位格子内領域には、中央部が上方に膨出する中空のドーム状支承部が形成されている。
【0011】
上記構成によれば、ドーム状支承部が上方に膨出するとともに中空状とされているので、上記ドーム状支承部が下方に弾性変形可能とされている。このため、上記ドーム状支承部に下方向に衝撃が加えられた場合には、上記ドーム状支承部が下方に弾性変形することによって衝撃を吸収することができる。すなわち、上記床敷用マットでは、上記浮動支承部ばかりでなく、上記ドーム状支承部においても衝撃吸収性が高められており、これらの各部材が平面的に分散されているので床敷用マットのいたる部位においても衝撃を吸収することができる。また、上記浮動支承部が格子状に一定の規則性をもって分散配置されており、各浮動支承部によって規定される各単位格子内領域に上記ドーム状支承部が形成されているので、上記床敷用マットは見栄えのよいものとされている。
【0012】
上記橋絡部は、上記浮動支承部の外周部から半径方向に延出するようにして複数形成されており、隣合う橋絡部間は上下に貫通する貫通孔とされている。
【0013】
上記浮動支承部を複数の橋絡部によって支持される構成とすれば、上記浮動支承部の外周部全体を橋絡部によって支持する構成と比べれば、複数の橋絡部によって支持する場合のほうが、上記浮動支承部の支持剛性が低くなり、このため、上記浮動支承部の上下方向への弾性浮動性が高くなる。すなわち、上記床敷用マットでは、上記浮動支承部の下方向への変移がさらに容易とされており、衝撃吸収性がさらに高められている。
【0014】
また、上記床敷用マットは、屋内に限らず、ベランダなどの屋外においても使用され得るのは上述の通りである。上記床敷用マットが屋外において使用された場合には、当然、上記床敷用マットが雨中に曝される場合もあり、上記床敷用マットの表面に雨水が溜まってしまうような事態も考えられる。上記構成の床敷用マットでは、上記浮動支承部が上記円形孔内に形成されているとともに、上記浮動支承部の外周部が上記円形孔と上記橋絡部を介して連絡されているので、上記浮動支承部の周りが上記橋絡部を底壁とする凹溝とされている。そして、上記浮動支承部の頂部が球面状とされており、上記ドーム状支承部の中央部が膨出する構成とされているので、上記浮動支承部および上記ドーム状支承部の上面における周縁部が上記凹溝に向かって凹入する恰好とされている。このため、上記浮動支承部および上記ドーム状支承部の上面の雨水は、上記凹溝に導かれることとなる。しかも、上記橋絡部が上記凹溝の底壁とされているとともに、隣合う橋絡部間には上下に貫通する貫通孔が形成されているので、上記凹溝に導かれた雨水は上記貫通孔を介して床敷用マットから排除されることとなる。さらに、上記貫通孔を形成することによって通気性も良くなり、上記床敷用マットの乾燥を容易とすることができる。
【0015】
好ましい実施の形態においてはさらに、上記各浮動支承部の上端位置と、上記各ドーム状支承部の上端とが略同一高さに設定されている。
【0016】
上記構成によれば、上記各浮動支承部の上端位置と、上記各ドーム状支承部の上端位置とが略同一高さに設定されているので、上記各浮動支承部あるいは上記各ドーム状支承部がその表面から極端に突出してしまうこともなく、歩行者が上記各浮動支承部あるいは上記各ドーム状支承部につまずいてしまうこともない。
【0017】
好ましい実施の形態においてはさらに、上記床敷用マットは、上記各浮動支承部、上記各ドーム状支承部を含む全体が、軟質合成樹脂による一体成形によって形成されている。
【0018】
上記軟質合成樹脂は、既述の発泡プラスチックに比べれば、格段に表面強度が高く、たとえその表面が掻きむしられたとしても、上記床敷用マットの表面に引っ掻き傷などが付いて損傷してしまうといった事態は生じにくく、引っ掻き傷などによって表面体裁が悪化するようなことも起こりにくい。なお、上記軟質合成樹脂としては、たとえば軟質塩化ビニルやポリエチレンなどが採用され、所定の金型を用いて一体成形される。
【0019】
本願発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の好ましい実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
【0021】
図1は、本願発明に係る床敷用マットの一例を表す平面図であり、図2は、上記床敷用マットの底面図であり、図3(a)は、上記床敷用マットの右側面図であり、(b)は、上記床敷用マットの左側面図である。図4は、図1のIV−IV線に沿う断面図であり、図5は、図1のV −V 線に沿う断面図であり、図6は、図1のVI−VI線に沿う断面図であり、図7は、図1の一点鎖線Aで囲まれた領域の拡大図である。
【0022】
図1および図2に示すように、上床敷用マット1は、たとえば軟質ポリ塩化ビニル樹脂やポリエチレンなどの熱可塑性の軟質系樹脂を用いた金型成形によって所定厚みを有する平面視矩形状に形成されている。上記床敷用マット1は、縦横に隣接させた状態において床面に敷きつめて使用されるものであり、このため、上記床敷用マット1の各辺には、所定の連結手段が設けられている。なお、この連結手段については後述する。
【0023】
図1に良く表れているように、上記床敷用マット1には、平面状に分散して複数の円形孔4が形成されており、各円形孔4内には、図4に良く表れているように、全体として略円筒状に形成された浮動支承部2がその頂部20が各円形孔4の上部入口から突出するようにして配置されている。図1および図2に示すように、これらの浮動支承部2によって規定される各単位格子内(図1で一点鎖線Aで囲まれた領域)に、中央部30が上方に膨出するとともに、比較的肉薄状で弾性変形容易とされたドーム状支承部3がそれぞれ形成されている。なお、図3に良く表れているように、上記各浮動支承部2の上端位置と上記各ドーム状支承部3の上端位置とは、それぞれ略同一高さに設定されており、上記各浮動支承部2あるいは上記各ドーム状支承部3がその表面から極端に突出してしまうこともなく、歩行者が上記各浮動支承部2あるいは上記各ドーム状支承部3につまずいてしまうことがないように工夫されている。
【0024】
図4、図6および図7に示すように、上記各浮動支承部2は、頂部20が球面状とされており、その外周部が上記円形孔4の内壁4aと弾性変形可能な計4個の橋絡部40aを介して連絡されている。すなわち、図4、図6および図7に良く表れているように、上記各浮動支承部2の周りは、上記橋絡部40aを底壁とする環状の凹溝4bとされているとともに、上記各浮動支承部2が上記円形孔4内に上記各橋絡部40aを介してその下端部21において支持された恰好とされている。また、上記各橋絡部40aは、上記浮動支承部2の外周部から半径方向に延出するようにして設けられており、隣合う橋絡部40a間は、上下に貫通する貫通孔40bとされている。
【0025】
図2ないし図6に示すように、上記各ドーム状支承部3の周縁部は、下方に延出して隣合う各ドーム状支承部3どうしを仕切る仕切り壁31とされており、この仕切り壁31によって上記床敷用マット1の全体としての剛性が確保されている。また、上記各ドーム状支承部3のコーナ部に位置する仕切り壁31の下端部21には、下方に延びる支持部45が上記各浮動支承部2の下部を囲むようにして形成されている。なお、上記各浮動支承部2の下端位置は上記各支持部45の下端位置よりも上方に位置するようになされている。すなわち、上記床敷用マット1が床面などに配置された場合には、上記浮動支承部2が床面などから離間して浮いたような恰好とされる。
【0026】
上記構成の床敷用マット1では、上記浮動支承部2が通常状態において下端部21が床面から離間しているために、上記浮動支承部2の下方変移が積極的に許容されており、また、上記浮動支承部2が上記円形孔4の内壁4aに橋絡部40aを介して支持された恰好とされているとともに、上記橋絡部40aが弾性変形可能とされているので、上記浮動支承部2が弾性的に上下動可能とされている。すなわち、上記橋絡部40aの弾性変形による上記浮動支承部2の下方変移によって上記浮動支承部2が衝撃吸収性を有するものとされている。
【0027】
また、ドーム状支承部3が上方に膨出するとともに中空状とされているので、上記ドーム状支承部3もまた下方に弾性変形可能とされている。このため、上記ドーム状支承部3に下方向に衝撃が加えられた場合には、上記ドーム状支承部3が下方に弾性変形することによって衝撃を吸収することができる。
【0028】
すなわち、上記床敷用マット1では、上記浮動支承部2ばかりでなく、上記ドーム状支承部3においても衝撃吸収性が高められており、図1に良く表れているように、これらの各部材2,3が平面的に分散されているので床敷用マット1のいたる部位においても衝撃を吸収することができる。また、上記浮動支承部2が格子状に一定の規則性をもって分散配置されており、各浮動支承部2によって規定される各単位格子内領域に上記ドーム状支承部3が形成されているので、上記床敷用マット1は見栄えのよいものとされている。さらに、上記浮動支承部2の下方への変移が容易とされているとともに、ドーム状支承部3が弾性変形容易とされているので、上記床敷用マット1上を歩行者が歩いた場合には、適度なクッション感が得られて踏み心地が良い。
【0029】
また、上記床敷用マット1が軟質系合成樹脂によって作成されるのは上述の通りであるが、軟質系合成樹脂によって作成すれば、軟質系合成樹脂が有する弾性によっても良好なクッション感が得られ、上述した効果を増大させることができる。また、上記軟質系合成樹脂は、既述の発泡プラスチックに比べれば、格段に表面強度が高く、たとえその表面が掻きむしられたとしても、上記床敷用マット1が掻きむしられてその表面が損傷するなどといった事態は生じにくく、引っ掻き傷などによって表面体裁が悪化するようなことも起こりにくい。
【0030】
本願発明者は、上記床敷用マット1の衝撃吸収性を確認すべく、JIS A 6519−1989(体育館用鋼製床下地構成材 第8項・床の硬さ試験)に準じた手法によって、上記床敷用マット1の上記浮動支承部2および上記ドーム状支承部3のそれぞれについて衝撃吸収性を調べた。具体的には、3.85kgfの重りを20cmの高さから上記床敷用マット1上に落下させ、加速度計に発生する最大加速度を測定し、この測定値に基づいて換算加速度値(換算G値)を計算して衝撃吸収性を判断した。なお、換算G値の値が大きいほど衝撃が大きくなり、衝撃吸収性は低くなる。
【0031】
この結果、コンクリート材での換算G値を基準として100とすれば、上記浮動支承部2およびドーム状支承部3では、それぞれ33.5および29.5であった。ちなみに、厚さ55mmの畳では、その値が37であった。すなわち、本願発明に係る床敷用マット1は、適度に衝撃吸収性を有する畳と比べても見劣りせず、それどころかそれ以上の衝撃吸収性を有している。また、コンクリート材と比較すれば、3倍以上の衝撃吸収性を有していることが分かる。以上のように、本願発明に係る床敷用マット1は、衝撃吸収性に優れていることが分かる。
【0032】
ところで、上記床敷用マット1は、屋内に限らず、ベランダなどの屋外においても使用され得るのは既述の通りであり、上記床敷用マット1が屋外において使用された場合には、当然、上記床敷用マット1が雨中に曝されることもある。このような場合には、上記床敷用マット1の表面に雨水が溜まってしまうような事態も考えられる。
【0033】
上記構成の床敷用マット1では、上記浮動支承部2の周りが上記橋絡部40aを底壁とする凹溝4bとされている。そして、上記浮動支承部2の頂部20が球面状とされており、上記ドーム状支承部3の中央部が膨出する構成とされているので、上記浮動支承部2および上記ドーム状支承部3の上面における周縁部が上記凹溝4bに向かって凹入する恰好とされている。このため、上記浮動支承部2および上記ドーム状支承部3の上面の雨水は、上記凹溝4bに導かれることとなる。また、上記凹溝4bの底壁は計4個の橋絡部40aによって構成されており、隣合う橋絡部40a間が上下に貫通する貫通孔40bとされているので、上記凹溝4bに導かれた雨水は、上記貫通孔40bを介して床敷用マット1から排除されることとなる。また、上記貫通孔40bを形成することによって通気性も良くなり、上記床敷用マット1の乾燥を容易とすることができる。
【0034】
なお、上記貫通孔40bの形状、個数、およびその形成位置は、上記実施形態を説明するために参照した図面に描かれている形状、個数、およびその形成位置には限定されず様々に設計変更可能である。
【0035】
通常、上記のように構成された床敷用マット1は、複数枚の床敷用マット1を互いに隣接配置させて、床面などに敷きつめて使用されるのは既述の通りである。図1および図2に示すように、上記床敷用マット1の隣合う2辺には、連結手段としての係合雄部6が、隣合う残りの2辺には、同じく連結手段としての係合雌部5がそれぞれ形成されている。
【0036】
図8に示すように、上記係合雄部6は、互いのフック60a,60aの向きが反対とされた2つの第1フック部材60,60と、これらの間に形成されるとともに上記各第1フック部材60,60のフック60aの向きと交差する方向にフック61aが形成された第2フック部材61とからなる。
【0037】
図9に示すように、上記係合雌部5は、隣接配置される他の床敷用マット1に形成された係合雄部6の各フック部材60,60,61の平面的位置に対応させて上下に貫通したボックス状の孔50,50,51の組によって形成されている。
【0038】
上記のように形成された上記係合雌部5および係合雄部6を係合した場合には、上記係合雄部6の各フック部材60,60,61の軸部60b,60b,61bが上記各ボックス状の孔50,50,51内に収容され、各軸部60b,60b,61bが幅方向に拘束される。また、上記各フック60a,60a,61aは、上記各ボックス状の孔50,50,51に形成された切欠50a,50a,51aに係止される。このようにして、複数枚の床敷用マット1が、これらを隣接配置した場合の、互いの隣接辺に形成された係合雌部5と係合雄部6とを係合させることによって互いに連結される。
【0039】
なお、隣接配置された複数枚の床敷用マット1を互いに連結する手段は、上述した手段には限定されず様々に設計変更可能であり、また、連結手段は必ずしも必要なものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明に係る床敷用マットの一例を表す平面図である。
【図2】 上記床敷用マットの底面図である。
【図3】 (a)は、上記床敷用マットの右側面図であり、(b)上記床敷用マットの左側面図である。
【図4】 図1のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】 図1のV −V 線に沿う断面図である。
【図6】 図1のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】 図1の一点鎖線Aで囲まれた領域の拡大図である。
【図8】 係合雄部を表す要部斜視図である。
【図9】 係合雌部を表す要部斜視図である。
【符号の説明】
1 床敷用マット
2 浮動支承部
3 ドーム状支承部
4 円形孔
4a 内壁(円形孔の)
4b 凹溝
20 頂部(浮動支承部の)
21 下端部(浮動支承部の)
30 中央部(ドーム状支承部の)
40a 橋絡部
40b 貫通孔
Claims (5)
- 平面視矩形状をしているとともに、所定厚みを有し、縦横に隣接させた状態において床面に敷きつめて使用する床敷用マットであって、
上記床敷用マットの上面に平面的に分散配置された複数の円形孔のそれぞれに、弾性的に上下動可能な浮動支承部を、自然状態において丸みを帯びた頂部が各円形孔の上部入口から突出するようにして配置しており、
上記浮動支承部は、球面状の頂部をもつとともに、通常状態において下端部が床面から離間している円筒状をしており、かつ、この浮動支承部は、その外周部と上記円形孔の内壁との間を弾性変形可能な橋絡部で連結しながら配置することにより、弾性的に上下動可能とされていることを特徴とする、床敷用マット。 - 上記複数の円形孔に配置した上記浮動支承部は、上記床敷用マットの上面に格子状に分散配置されており、上記床敷用マットの上面における各浮動支承部によって規定される各単位格子内領域には、中央部が上方に膨出する中空のドーム状支承部が形成されている、請求項1に記載の床敷用マット。
- 上記橋絡部は、上記浮動支承部の外周部から半径方向に延出するようにして複数形成されており、隣合う橋絡部間は上下に貫通する貫通孔とされている、請求項2に記載の床敷用マット。
- 上記各浮動支承部の上端位置と、上記各ドーム状支承部の上端とが略同一高さに設定されている、請求項2または3に記載の床敷用マット。
- 上記各浮動支承部、上記各ドーム状支承部を含む全体が、軟質合成樹脂による一体成形によって形成されている、請求項2ないし4のいずれかに記載の床敷用マット。
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- 1997-08-20 JP JP22320697A patent/JP3996676B2/ja not_active Expired - Lifetime
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