JPH08113855A - 組成ガイド - Google Patents
組成ガイドInfo
- Publication number
- JPH08113855A JPH08113855A JP28006494A JP28006494A JPH08113855A JP H08113855 A JPH08113855 A JP H08113855A JP 28006494 A JP28006494 A JP 28006494A JP 28006494 A JP28006494 A JP 28006494A JP H08113855 A JPH08113855 A JP H08113855A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide
- composition
- mandrel
- hole
- diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】使用するマンドレルの外径いかんにかかわら
ず、常に組成点が安定するよう組成角度を調整し得る組
成ガイドを提供する。 【構成】孔1aを有する設置フレーム１に孔1aの中心を回
転中心として回転可能に支持された回転フレーム２と、
孔1aを囲んで設置フレーム１に回動可能に支持された複
数のガイドブレイド７と、回転フレーム２とガイドブレ
イド７とを連結するリンク４とにより構成し、内周縁の
径をマンドレルの外径に応じて変更可能とする。
ず、常に組成点が安定するよう組成角度を調整し得る組
成ガイドを提供する。 【構成】孔1aを有する設置フレーム１に孔1aの中心を回
転中心として回転可能に支持された回転フレーム２と、
孔1aを囲んで設置フレーム１に回動可能に支持された複
数のガイドブレイド７と、回転フレーム２とガイドブレ
イド７とを連結するリンク４とにより構成し、内周縁の
径をマンドレルの外径に応じて変更可能とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、マンドレル表面に糸
条を組成する際に、組成角度を調整して組成点を安定さ
せる組成ガイドに関するものである。
条を組成する際に、組成角度を調整して組成点を安定さ
せる組成ガイドに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】棒状又は筒状のマンドレルへ糸条を組成
するブレイダーとして、従来、図４に示すものが知られ
ている。そのブレイダーは、垂直方向に設置され、円筒
又は球体を輪切りにした形状の軌道面１３を有し、その
軌道面１３に２群の多数のボビン・キャリア１４が逆方
向に走行するための環状軌道１５が形成され、環状軌道
１５に囲まれた中心に中央糸条（組成方向に真っ直ぐ走
る糸）を供給するための孔１６が形成されたものであ
る。
するブレイダーとして、従来、図４に示すものが知られ
ている。そのブレイダーは、垂直方向に設置され、円筒
又は球体を輪切りにした形状の軌道面１３を有し、その
軌道面１３に２群の多数のボビン・キャリア１４が逆方
向に走行するための環状軌道１５が形成され、環状軌道
１５に囲まれた中心に中央糸条（組成方向に真っ直ぐ走
る糸）を供給するための孔１６が形成されたものであ
る。
【０００３】このブレイダーの軌道面１３の中心には、
組成中にマンドレル１７が移動するための空洞があり、
その中心には、糸条Ｙがマンドレル１７上にスムーズに
組成し得るように案内するための、図５に示す環状の組
成ガイド１８が設けられている。
組成中にマンドレル１７が移動するための空洞があり、
その中心には、糸条Ｙがマンドレル１７上にスムーズに
組成し得るように案内するための、図５に示す環状の組
成ガイド１８が設けられている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記の組成ガイドは、
内周縁の径を変えることのできない一定のものであり、
使用するマンドレルの外径が変更されたり、外径が長さ
方向に変化するマンドレルを使用する場合には、組成角
度が変化して組成点が安定せず、円滑な組成を行うこと
ができないことがある。
内周縁の径を変えることのできない一定のものであり、
使用するマンドレルの外径が変更されたり、外径が長さ
方向に変化するマンドレルを使用する場合には、組成角
度が変化して組成点が安定せず、円滑な組成を行うこと
ができないことがある。
【０００５】この発明は、使用するマンドレルの外径い
かんにかかわらず、常に組成点が安定するよう組成角度
を調整し得る組成ガイドを提供することを目的としてい
る。
かんにかかわらず、常に組成点が安定するよう組成角度
を調整し得る組成ガイドを提供することを目的としてい
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の組成ガイドは、内周縁の径をマンドレル
の外径に応じて変更可能とした環状のものであり、具体
的には、孔を有する設置フレームにその孔の中心を回転
中心として回転可能に支持された回転フレームと、前記
孔を囲んで設置フレームに回動可能に支持された複数の
ガイドブレイドと、回転フレームとガイドブレイドとを
連結するリンクとより構成し、組成点の前、後に配設す
ることができる。
に、この発明の組成ガイドは、内周縁の径をマンドレル
の外径に応じて変更可能とした環状のものであり、具体
的には、孔を有する設置フレームにその孔の中心を回転
中心として回転可能に支持された回転フレームと、前記
孔を囲んで設置フレームに回動可能に支持された複数の
ガイドブレイドと、回転フレームとガイドブレイドとを
連結するリンクとより構成し、組成点の前、後に配設す
ることができる。
【０００７】
【作用】上記のように構成された組成ガイドにおいて
は、回転フレームがマンドレルの外径に応じた角度に回
転すると、ガイドブレイドがリンクを介して回動し、各
ガイドブレイドのガイド縁で構成する組成ガイドの内周
縁の径が、マンドレルの径に応じて縮小又は拡大する。
は、回転フレームがマンドレルの外径に応じた角度に回
転すると、ガイドブレイドがリンクを介して回動し、各
ガイドブレイドのガイド縁で構成する組成ガイドの内周
縁の径が、マンドレルの径に応じて縮小又は拡大する。
【０００８】
【実施例】図１ないし図３を参照し、この発明の組成ガ
イドの実施例について説明する。
イドの実施例について説明する。
【０００９】この組成ガイドは、ブレイダーに不動に設
置される設置フレーム１と、設置フレーム１に回転可能
に支持された回転フレーム２と、軸３によって一端が回
転フレーム２に回動可能に取付けられたリンク４と、中
間部が支点軸５によって設置フレーム１に回動可能に取
付けられ、一端が軸６によってレバー４の他端に回動可
能に取付けられたガイドブレイド７と、回転フレーム２
を回転させるモーター８と、モーター８の回転角度を制
御するエンコーダー９とより構成されている。
置される設置フレーム１と、設置フレーム１に回転可能
に支持された回転フレーム２と、軸３によって一端が回
転フレーム２に回動可能に取付けられたリンク４と、中
間部が支点軸５によって設置フレーム１に回動可能に取
付けられ、一端が軸６によってレバー４の他端に回動可
能に取付けられたガイドブレイド７と、回転フレーム２
を回転させるモーター８と、モーター８の回転角度を制
御するエンコーダー９とより構成されている。
【００１０】設置フレーム１は、縦型軌道を有するブレ
イダーの中心空洞部の中心に配設されるものであり、使
用予定マンドレルの最大外径以上の内径の孔１ａ（図１
に点線で示した大きな径の円）を有している。
イダーの中心空洞部の中心に配設されるものであり、使
用予定マンドレルの最大外径以上の内径の孔１ａ（図１
に点線で示した大きな径の円）を有している。
【００１１】回転フレーム２は、設置フレーム１の孔１
ａと同心でより大きい内径の孔を有し、且つ、後述する
モーター８の偏心コロ１１に係合する二股部２ａが形成
されている。また、回転フレーム２の回転中心は、孔１
ａの中心と一致するようにされている。
ａと同心でより大きい内径の孔を有し、且つ、後述する
モーター８の偏心コロ１１に係合する二股部２ａが形成
されている。また、回転フレーム２の回転中心は、孔１
ａの中心と一致するようにされている。
【００１２】ガイドブレイド７は、設置フレーム１の孔
１ａの回りに等間隔に、例えば、８個設けられる。その
形状は、図３に示すとおりである。即ち、最大に拡張さ
れたとき（図２参照）の内周縁を形成するように、その
内周縁の一部となるガイド縁７ａを有しており、同じく
最大に拡張されたときに支点軸５との干渉を避けるため
の凹部７ｂ及び隣のガイドブレイド７の先端部との干渉
を避けるための直線状切欠部７ｃが形成されている。な
お、７ｄ、７ｅはそれぞれ支点軸５、軸６が挿通される
孔である。
１ａの回りに等間隔に、例えば、８個設けられる。その
形状は、図３に示すとおりである。即ち、最大に拡張さ
れたとき（図２参照）の内周縁を形成するように、その
内周縁の一部となるガイド縁７ａを有しており、同じく
最大に拡張されたときに支点軸５との干渉を避けるため
の凹部７ｂ及び隣のガイドブレイド７の先端部との干渉
を避けるための直線状切欠部７ｃが形成されている。な
お、７ｄ、７ｅはそれぞれ支点軸５、軸６が挿通される
孔である。
【００１３】モーター８は、設置フレーム１上部に固定
されており、そのモーター軸８ａにはプーリー１０が固
定されている。プーリー１０の側面上のモーター軸８ａ
から離れた位置には、偏心コロ１１が回転可能に取付け
られている。また、モーター８とエンコーダー９とは、
エンドレスのタイミングベルト１２によって連結されて
いる。
されており、そのモーター軸８ａにはプーリー１０が固
定されている。プーリー１０の側面上のモーター軸８ａ
から離れた位置には、偏心コロ１１が回転可能に取付け
られている。また、モーター８とエンコーダー９とは、
エンドレスのタイミングベルト１２によって連結されて
いる。
【００１４】以上のように構成された組成ガイドは、マ
ンドレルを往復させ、あるいはその往復を繰り返して複
数層組成するために、組成点の前、後２か所に配設され
る。
ンドレルを往復させ、あるいはその往復を繰り返して複
数層組成するために、組成点の前、後２か所に配設され
る。
【００１５】このような組成ガイドにおいて、エンコー
ダー９より指令を受けてマンドレルの外径に応じた角度
にモーター８が回転し、そのプーリー１０が回転する
と、偏心コロ１１がモーター軸８ａの回りに回転し、二
股部２ａが偏心コロ１１に係合している回転フレーム２
が、設置フレーム１の孔１ａの中心を回転中心として回
転する。即ち、回転フレーム２は設置フレーム１に対し
て相対的に角移動し、設置フレーム１に支持されている
ガイドブレイド７の一端は回転フレーム２に取付けられ
ているリンク４に引かれ、又は押されて支点軸５を中心
にして回動する。その結果、各ガイドブレイド７のガイ
ド縁７ａで構成する組成ガイドの内縁の径は、マンドレ
ルの径に応じて縮小又は拡大する。
ダー９より指令を受けてマンドレルの外径に応じた角度
にモーター８が回転し、そのプーリー１０が回転する
と、偏心コロ１１がモーター軸８ａの回りに回転し、二
股部２ａが偏心コロ１１に係合している回転フレーム２
が、設置フレーム１の孔１ａの中心を回転中心として回
転する。即ち、回転フレーム２は設置フレーム１に対し
て相対的に角移動し、設置フレーム１に支持されている
ガイドブレイド７の一端は回転フレーム２に取付けられ
ているリンク４に引かれ、又は押されて支点軸５を中心
にして回動する。その結果、各ガイドブレイド７のガイ
ド縁７ａで構成する組成ガイドの内縁の径は、マンドレ
ルの径に応じて縮小又は拡大する。
【００１６】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載するような効果を奏する。
れているので、以下に記載するような効果を奏する。
【００１７】即ち、使用するマンドレルの外径いかんに
かかわらず、組成ガイドの内周縁とマンドレル表面の組
成点との間の距離が常に一定となるように調整すること
ができ、組成位置が安定する。従って、径の一定でない
マンドレルに対しても安定した組成を行うことができ
る。しかも、組成ガイド内周縁の径の調整が極めて容易
である。
かかわらず、組成ガイドの内周縁とマンドレル表面の組
成点との間の距離が常に一定となるように調整すること
ができ、組成位置が安定する。従って、径の一定でない
マンドレルに対しても安定した組成を行うことができ
る。しかも、組成ガイド内周縁の径の調整が極めて容易
である。
【図１】内周縁を最小に絞ったときの本発明の組成ガイ
ドの正面図である。
ドの正面図である。
【図２】内周縁を最大に拡張したときの本発明の組成ガ
イドの正面図である。
イドの正面図である。
【図３】本発明の組成ガイドを構成するガイドブレイド
の平面図である。
の平面図である。
【図４】縦型ブレイダーの斜視図である。
【図５】従来の組成ガイドの斜視図である。
１ 設置フレーム ２ 回転フレーム ３ 回転フレーム上の軸 ４ リンク ５ 設置フレーム上の支点軸 ７ ガイドブレイド ８ モーター ９ エンコーダー
Claims (3)
- 【請求項１】内周縁の径をマンドレルの外径に応じて変
更可能とした環状の組成ガイド。 - 【請求項２】孔を有する設置フレームにその孔の中心を
回転中心として回転可能に支持された回転フレームと、
前記孔を囲んで設置フレームに回動可能に支持された複
数のガイドブレイドと、回転フレームとガイドブレイド
とを連結するリンクとよりなる請求項１に記載の組成ガ
イド。 - 【請求項３】配設位置を組成点の前、後とした請求項１
又は請求項２に記載の組成ガイド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28006494A JPH08113855A (ja) | 1994-10-19 | 1994-10-19 | 組成ガイド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28006494A JPH08113855A (ja) | 1994-10-19 | 1994-10-19 | 組成ガイド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08113855A true JPH08113855A (ja) | 1996-05-07 |
Family
ID=17619808
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28006494A Pending JPH08113855A (ja) | 1994-10-19 | 1994-10-19 | 組成ガイド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08113855A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6024005A (en) * | 1997-09-09 | 2000-02-15 | Murata Kikai Kabushiki Kaisha | Formation stabilizing guide for braider |
| DE102010047193A1 (de) * | 2010-09-30 | 2012-04-05 | SGL Kümpers GmbH & Co.KG | Rundflechtmaschine für das Umflechten eines forlaufend zugeführten Flechtkerns |
| DE102011006647A1 (de) * | 2011-04-01 | 2012-10-04 | Leichtbau-Zentrum Sachsen Gmbh | Mechanische Vorrichtung zur Realisierung einer Öffnung mit veränderlichen Öffnunggsweiten |
| JP2018519429A (ja) * | 2015-06-10 | 2018-07-19 | バイエリシエ・モトーレンウエルケ・アクチエンゲゼルシヤフト | 編機 |
-
1994
- 1994-10-19 JP JP28006494A patent/JPH08113855A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6024005A (en) * | 1997-09-09 | 2000-02-15 | Murata Kikai Kabushiki Kaisha | Formation stabilizing guide for braider |
| DE102010047193A1 (de) * | 2010-09-30 | 2012-04-05 | SGL Kümpers GmbH & Co.KG | Rundflechtmaschine für das Umflechten eines forlaufend zugeführten Flechtkerns |
| DE102010047193A8 (de) * | 2010-09-30 | 2012-07-05 | SGL Kümpers GmbH & Co.KG | Rundflechtmaschine für das Umflechten eines forlaufend zugeführten Flechtkerns |
| DE102011006647A1 (de) * | 2011-04-01 | 2012-10-04 | Leichtbau-Zentrum Sachsen Gmbh | Mechanische Vorrichtung zur Realisierung einer Öffnung mit veränderlichen Öffnunggsweiten |
| DE102011006647A8 (de) * | 2011-04-01 | 2013-03-07 | Leichtbau-Zentrum Sachsen Gmbh | Mechanische Vorrichtung zur Realisierung einer Öffnung mit veränderlichen Öffnungsweiten |
| DE102011006647B4 (de) * | 2011-04-01 | 2014-05-22 | Leichtbau-Zentrum Sachsen Gmbh | Mechanische Vorrichtung zur Realisierung einer Öffnung mit veränderlichen Öffnungsweiten |
| JP2018519429A (ja) * | 2015-06-10 | 2018-07-19 | バイエリシエ・モトーレンウエルケ・アクチエンゲゼルシヤフト | 編機 |
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