JPH08112331A - 鍼灸針 - Google Patents

鍼灸針

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JPH08112331A
JPH08112331A JP27984494A JP27984494A JPH08112331A JP H08112331 A JPH08112331 A JP H08112331A JP 27984494 A JP27984494 A JP 27984494A JP 27984494 A JP27984494 A JP 27984494A JP H08112331 A JPH08112331 A JP H08112331A
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needle
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needle tube
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Kenji Suyama
健司 須山
Yoshihito Suyama
義仁 須山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 治療時に針管が皮膚に当たるときの刺激を解
消または軽減する。 【構成】 針(10)をプラスチック製のチューブに収
容してその両端を密封した包装用チューブ(1)の両密
封部(2),(2)に近い位置に、この両密封部
(2),(2)を折り捨てて針管とするための切目
(3)を、外周から密封端方向に傾斜して、包装チュー
ブの肉厚の1/2から1/3の範囲を内周側に残して形
成した鍼灸針である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鍼灸針に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】鍼治療は、鍼の先端がツボを刺激して身
体のバランスを整える治療法であり、この鍼治療に鍼を
針管に挿入して針管をガイドとして施療する針管付の鍼
灸針が従来から多く使われており、この針管の端面をツ
ボ位置の皮膚に押し付けて皮膚が凹んだ状態で鍼を刺入
するものである。
【0003】この鍼治療は刺激治療であり、練達した鍼
灸師は治療に当たって気を集中させたり散らすことによ
り患部を治療し、さらに鍼により体調を整えるのである
が、この場合針管の端面を皮膚に当てて端面が皮膚を異
常に刺激すると手技としての治療の勘を狂わせるおそれ
があるから、針管の端面はできるだけ刺激を与えないよ
うに形成する必要があり、従来は旋盤により加工したり
バレル研磨されていたものである。
【0004】最近の針管付鍼灸針は、衛生上の問題とコ
ストの面から針を透明なプラスチック製のチューブに収
容してその両端を密封した包装チューブの両端密封部の
近くに切目を入れておいて、使用時にこの切目から折っ
て両端密封部を捨て、残りの直管部分を針管として使用
するものが普及しており、この切れ目はチューブの外周
から内周に近い位置まで軸心に対して直角に切り込まれ
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の包装チ
ューブを針管として使用する場合、切目から折った端面
は軸心と直角となり、この端面を患者の皮膚に当てて施
療する場合に、端面が皮膚と平行に接することは無く多
少は傾斜して接することになるが、この時ガイドチュー
ブ端面外周の直角な角が皮膚を刺激して治療を惑わせる
といった問題があった。
【0006】本発明は、このガイドチューブの端面が治
療時に皮膚と接するときの異常な刺激を与えないように
して、正しい治療が行える鍼灸針を提供することを目的
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達するため
の本発明鍼灸針は、針をプラスチック製チューブに収容
し、その両端を密封して包装するとともに、使用時に上
記密封部を折り捨てて針管とするための切目を設けた鍼
灸針において、上記切目を密封部近くのチューブの外周
から密封端方向に傾斜して、チューブ肉厚の1/2から
1/3の範囲を内周側に残して形成したものである。
【0008】
【作用】本発明の針管の切目に続く折れ面は、平滑では
ないがほぼガイドチューブの軸心と直交する平面とな
る。従って形成される端面は外周側が傾斜面で内周側が
平面となり、両面のなす角度は鈍角であり、また傾斜面
と針管の外周面とのなす角度も鈍角となる。
【0009】従って、この端面が皮膚に接するとき、針
管がどのように傾いても皮膚に鈍角が接することとな
り、90°以下の鋭角が接することはないから、異常な
刺激を与えることは無くなるものである。
【0010】
【実施例】以下この発明を例示図面を参照して詳細説明
すると、図1は本発明鍼灸針の拡大平面図であり、図2
は図1の両端密封部を折り捨て、包装用チューブのスト
レートな部分を使用時の針管として使用可能状態とした
図であり、図3は図2の針管の端部拡大縦断面図であ
る。
【0011】図において、(1)は包装用チューブであ
り、内部に針(10)を収容し、両端を押し潰して密封
部(2),(2)としてあり、この密封部(2),
(2)に近い包装用チューブ(1)の外周から切目
(3),(3)が入れてある。
【0012】この切目(3),(3)は、外周から密封
端方向に傾斜して肉厚の1/2強切り込まれていて、鍼
灸針として使用するときにこの切目(3),(3)から
折って密封部(2),(2)を捨て、図2に示す使用可
能状態とするものであって、この状態では包装用チュー
ブ(1)は針(10)より少し短い直管となり、治療時
に針(10)の案内の役目を果たす針管(1a)とな
る。
【0013】この針管(1a)の端面は、図3に示す如
く外周側が切目(3)による円錐面(4)となり、内周
側は折れ口で平滑ではないが針管(1a)の軸心に対し
て直角な平面(5)となり、円錐面(4)と平面(5)
とのなす角(α)は鈍角となり、また円錐面(4)と針
管(1a)の外周とのなす角(β)も鈍角となる。
【0014】治療時にこの針管(1a)の端面が皮膚に
当接するものであるが、このとき針管(1a)が皮膚に
対して直角に当たることは無く、いくらかは傾いて当た
るものであるから、角(α)や角(β)の角が皮膚に当
たることとなるが、この角(α)と角(β)は鈍角であ
るため皮膚を強く刺激することはなく痛みとして感じる
程のことはない。
【0015】図4は切目(3)を肉厚を僅かに残す内径
近くまで深く切り込んだ場合の悪い例の針管(1a)の
端部拡大断面を示し、この場合は平面(5)は極く僅か
しか残らないため、皮膚に当接する端部は尖った状態に
近くなって、皮膚を強く刺激することになるため避けな
ければならない。従って本発明では、切目(3)の切り
込み深さを肉厚の1/2〜1/3に限定して、容易に折
ることができ、しかも平面(5)が形成できるようにし
たものである。
【0016】図5は従来の切目を針管の軸心に対して直
角に深く切り込んだ場合の端部拡大断面を示し、この場
合端面は平面であるがこの端面を皮膚に当てる時いくら
かは傾くから、端面と針管の外周とのなす直角な角が当
たることとなり、異常な刺激を感じることになる。
【0017】
【発明の効果】本発明の鍼灸針によると、皮膚に当接す
る針管の端部に直角や鋭角な角が無くすべて鈍角に形成
それているため、治療時に針管の端部が皮膚にどのよう
な角度で押し付けられても接する角は鈍角であるため異
常な刺激を感じることがなく、刺激に惑わされることな
く正しい施療を行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明鍼灸針の拡大平面図である。
【図2】図1の鍼灸針の両端の密封部を折り捨てて使用
状態とした拡大平面図である。
【図3】図2の針管の拡大端部縦断面図である。
【図4】悪い例を示した図3と同様の針管の拡大端部縦
断面図である。
【図5】従来品の図3と同様の針管の拡大端部縦断面図
である。
【符号の説明】
1 包装用チューブ 1a 針管 2 密封部 3 切目 4 円錐面 5 平面 α 平面と円錐面とのなす角 β 円錐面と針管外周とのなす角

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 針をプラスチック製チューブに収容し、
    その両端を密封して包装するとともに、使用時に上記密
    封部を折り捨てて針管とするための切目を設けた鍼灸針
    において、上記切目を密封部近くのチューブの外周から
    密封端方向に傾斜して、チューブ肉厚の1/2から1/
    3の範囲を内周側に残して形成したことを特徴とする鍼
    灸針。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100511346B1 (ko) * 2002-11-07 2005-08-30 김원희 침술치료를 위한 새로운 침 세트
KR101452584B1 (ko) * 2012-10-19 2014-10-21 전형태 무침관 일회용 침

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100511346B1 (ko) * 2002-11-07 2005-08-30 김원희 침술치료를 위한 새로운 침 세트
KR101452584B1 (ko) * 2012-10-19 2014-10-21 전형태 무침관 일회용 침

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