JPH0245454B2 - - Google Patents

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JPH0245454B2
JPH0245454B2 JP57035945A JP3594582A JPH0245454B2 JP H0245454 B2 JPH0245454 B2 JP H0245454B2 JP 57035945 A JP57035945 A JP 57035945A JP 3594582 A JP3594582 A JP 3594582A JP H0245454 B2 JPH0245454 B2 JP H0245454B2
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JP
Japan
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surgical tool
template
slit
surgical
surgical instrument
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JP57035945A
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JPS57203437A (en
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Jii Kureimaa Suchiibun
Kyuu Yabitsutsu Edowaado
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YUNIBAASHITEI OBU KARIFUORUNIA
Original Assignee
YUNIBAASHITEI OBU KARIFUORUNIA
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Publication date
Application filed by YUNIBAASHITEI OBU KARIFUORUNIA filed Critical YUNIBAASHITEI OBU KARIFUORUNIA
Publication of JPS57203437A publication Critical patent/JPS57203437A/ja
Publication of JPH0245454B2 publication Critical patent/JPH0245454B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は手術用具、特に半径方向(放射状)角
膜切開術等のための手術用具に関するものであ
る。
軽度から中度の近視を矯正する半径方向角膜切
開術の出現はその手術を良好な制御の下で再現性
良く実行し得る手術用具を必要としている。この
手術は角膜を所望の深さ及び長さに切開して角膜
内部基質の関係を変えて角膜を永久に平且化して
近視及び乱視を軽減するものである。一般に、こ
の手術は個人別に一貫して手作業により行なわれ
る。
例えば、いわゆるフイオドロフ(Fyodorov)
法はホイール・スポーク型の固いテンプレートで
角膜の中心と所望の切開線をマークする。即ち、
このテンプレートを角膜上に押しつけてその上に
ホイールスポークの形の跡をつける。斯る後に外
科医は切開用ブレードで各線に沿つて切開する。
外科医はしばしば切開ストロークを繰り返えす必
要があり、時々又は不注意に角膜に孔をあけてし
まうことがある。
この貫例のフリーハンド法は常に同一の正確な
半径方向の切開を得ることができない傾向があ
る。加えて、切開毎に角膜の剛性が低下するた
め、次の切開が前の切開より深く行なわれると共
にまつすぐに行なわれなくなる傾向がある。ま
た、上述のフリーハンド法においては切開を始め
る時及び終つた時に外科医が認識する他の問題が
ある。例えば切開を縁(角膜と結膜の連接部)を
切断して行なわなければならない場合には、過度
の出血や瘉合不良が起り得る。また、不等長の切
開により矯正よりむしろ乱視を生起する惧れがあ
る。更に、斯るフリーハンド法は先に行なつた切
開と交差する又はこれに続く切開を行なうのに適
さない。その理由は後者の切開が口を開く傾向が
あるためである。
本発明の目的は上述の緒問題の一つ以上を解消
することにある。
本発明による手術用具は切開用ブレードを受け
入れてブレードの切開運動を切開面内に案内する
スリツト手段と当該手術用具を切開すべき体の部
位に吸引により着脱自在に固定する手段を具える
ことを特徴とする。
本発明手術用具の一例では切開用ブレードを固
定の軸線を中心に切開面内をピボツト運動するよ
う支持するピボツト手段を設ける。このピボツト
手段と関連してブレードのピボツト運動の程度、
従つて切開の程度を制限する止手段を設けるのが
好適である。
本発明手術用具の他の例では、当該手術用具を
眼科手術用具として構成し、下端が開口した略々
環状の吸引室を有するカツプ状テンプレートの形
態に構成する。このテンプレートの外壁を貫通す
る吸引口を設けて吸引室内を真空に引いてテンプ
レートを患者の眼球上に所定の位置に着脱自在に
固定して放射状角膜切開手術又は関連する手術を
行なえるようにする。
本発明の更に他の例においては、上述の手術用
具とともに使用するようにした手術用メスはブレ
ードと、ブレードに角度をつけて固定されたにぎ
り部と、にぎり部の下端部に形成されたピボツト
手段とを具え、当該メスを上述の手術用具の固定
枢支点を中心にピボツト運動するように構成す
る。ブレードはにぎり部に調整自在に取り付け得
るようにして切開の深さを選択的に変えることが
できるようにする。
図面につき本発明を説明する。
第1図は半径方向角膜切開手術中に患者の眼球
上に置かれた手術用具10を示す。この手術用具
は眼科手術用具としての特定の用途を有するが、
外科技術分野の者であれば精密に再現性良く行な
う必要のある他手術にも用途を見い出すことがで
きるであろう。この手術用具はメス11を回動自
在に支持するように構成したテンプレートの形態
をしているため切開の深さ及び長さを精密に制御
でき、高精度の手術を再現性よく行なうことがで
きる。また、後に詳述するように、手術用具10
内を少くとも部分的な真空に引くための手段12
を設けて、第2〜第6図に示すように吸引により
手術用具10を患者の眼球上の所定位置に着脱自
在に固定し得るようになつている。
第3〜第5図に示すように、この手術用具即ち
テンプレート10はカツプ状をしていて上壁13
と互に半径方向に離間した内壁14及び外壁15
を有し、それらの壁間に下端のみが開口した略々
環状の吸引室16を有する。内壁14には器具の
中心軸線Aから半径方向に外方に室16内に突出
する内壁14と一体に形成された複数個のスポー
ク状リブ17を設ける。各リブ17には中心軸線
Aから半径方向に延在すると共に軸線方向に貫通
するスリツト18を形成し、その中にメス11
(第7図)のブレードを挿入し得るようにする。
手術用具10は透明プラスチツク材料で造つて
外科医が手術の様子を直接見ることができるよう
にするのが好適である。手術用具10は射出成形
のような慣例のモールド成形法で形成することが
できる。円形の中心開口20を手術用具10の上
壁13及びリブ17を貫通して形成して第2図に
示すように器具の中心軸線Aと角膜Cの中心軸線
との位置決めを視覚的に適正に行ない得るように
する。内壁14及びリブ17の基部の下面は半球
状又はアーチ状に形成して、角膜の曲面形状(患
者毎に変化し得る)にぴつたり合うようにする。
更に、外壁15の基部の下面22も同様に形成し
て角膜から外側の眼の曲面にぴつたり合うように
する。
従つて、手術用具10を第1、第2及び第6図
に示すように眼球上に置くと、面21及び22が
静的な封止を行ない、封止された室16内を少く
とも部分的な真空に引くことができる。封止され
た室16内を真空に引く装置12は外壁15にあ
けた開口24に可撓性管25及び取付具26を介
して接続した標準の真空ポンプとすることができ
る。或は又、スプリング動作注射器等(図示せ
ず)を用いて室16内を真空にして手術用具10
を角膜上にしつかり保持することもできる。従つ
て、外科医は同軸照明を用いて真の光学的中心を
確かめ、手術用具10を眼球上に固定して角膜に
行なうべき切開を安定に、中心に合わせて再現可
能に行なうことができる。
第3、第5及び第6図に示すように、手術用具
10の上壁37上に複数個のピボツト部27を設
けてメス11を固定のピボツト軸を中心に各切開
面内を円弧運動し得るように支持し得るようにす
る。図示の例では、各ピボツト部27は上壁13
上に各スリツトの両側に形成した1対の環状リブ
28で構成する。リブ28の上縁は第6及び第7
図に示すようにアーチ形にしてメス11のにぎり
30の両側の下端に形成したV字形凹部29の底
部の同様にアーチ形のピボツトと掛合するように
する。従つて第6図に示すように、メス11を実
線で示す位置と破線で示す位置との間を遥動させ
てメスのブレード19を切開円弧線に沿つて動か
すことができる。図に示すように、ブレード19
にはその両側に切刃を設けてブレード19により
角膜の中心へ向う方向及び中心から外へ向う方向
の両方向において切開を行ない得るようにするの
が好適である。更に第7図に示すように、メスの
にぎり部30の長手方向軸線はブレード19の長
手方向軸線に対しずらせて、ブレード19の遥動
中ににぎり部30が外科医の視界を妨げないよう
にする。
第7図に示すように、にぎり部30の下端の両
外側面を手術用具のへこみ13a及び13bと掛
合するよう適当な形状としてこれらへこみ部が刃
の円弧運動及び従つて切開の長さを制限する止部
材として機能するようにすることができる。更
に、或は又、各V字形凹部29の底部のアーチ形
ピボツト部からの開先面をリブ28の先細面28
a及び28bと掛合するよう適当な形状にしてこ
れら面が切開の長さを制限する止部材として機能
するようにすることもできる。
半径方向角膜切開手術を患者に行なう際、外科
医は行なうべき特定の手術用に予め設計され製造
されている手術用具10を選択する。1対の位置
決め把持部31を手術用具の外壁15と一体にそ
れから外側に突出するよう形成することができ
る。外科医はこの把持部で手術用具10をおさえ
て患者の眼が動かないように固定することができ
る。開口20の光学区域、各スリツト18の長さ
及びスリツトの向きは外科医の諸要求に合わせて
製作者によつて予め決められる。更に、リブ28
の高さ、リブ28のピボツト端部と角膜と接触す
る球面21との間の軸方向間隔及びメス11のブ
レード19の有効長も切開の深さ、即ちブレード
19の先が球面21から突出する長さを精密に制
御するために予め決められる。
メス11a及び11b(第11〜14図)につ
いて後に述べるように、ブレードをメスのにぎり
部に対し調整する手段を設けてこれらの設計パラ
メータを満足するようにするのが好適である。ブ
レードは角膜の内面まで侵入させてはならない。
ブレードは角膜内に深く(例えば角膜の厚さの90
%)侵入させる必要があるが、角膜を貫通して眼
球の前房内に侵入させてはならない。リブ28の
中心軸線Aからの半径方向距離及び開口20の直
径も患者の近視の程度及び初期Kの読取値に合わ
せて設計する。
リング状に円形止部材32を開口20の下端の
内側に設けて各スリツト18の内端を制限する追
加の止部材を形成するのが好適である。この追加
の止部材は、メスをピボツト運動させる際にメス
がすべつてもそのブレードが角膜の中心に向かつ
て更に切開するのを阻止する安全装置として機能
する。このリング状止部材は所要の所定の半径方
向厚さに形成することができると共に、これにス
リツト18と整列する予定の深さの1以上のスリ
ツト33を設けることもできる(第6図)。これ
により切開することなく残す“光学区域”を可変
制御することができる。
手術用具10を角膜に固定したら、外科医は手
術用具10をそのにぎり部31で押えてメス11
のブレード19を順次スリツト18内に挿入する
と共に凹部29をリブ28とピボツト掛合して角
膜の所望の切開を進める。スリツト18は眼の光
学的中心と共線をなす手術用具10の中心軸線A
に対し対称に放射状に形成されており、スリツト
の深さ及び長さは略々同一で均等間隔であるた
め、慣例のフリーハンド法の場合のように各切開
が僅かに相違して行なわれた場合に起り得る乱視
生起の問題を避けることができる。リブ28とメ
スの凹部29とがピボツト掛合している間中、ブ
レード19が各スリツト18の中心に安定に保た
れるので切開が精密に行なえる。斯るピボツト掛
合と、ブレード19の厚さより僅かに大きいだけ
で精密に合致するスリツト幅を用いることにより
極めて薄いブレード19のねじれが防止できる。
手術用具10には種々の変形や変更を加えるこ
とができる。例えば、第8及び第9図に示す手術
用具の変形例10′のように、リブ28と凹部2
9から成るピボツト手段の構成素子を逆にして、
凹部29の代りに1対のピボツトピン29′をメ
ス11に形成し、リブ28の代りに1対の円弧状
凹部28′を上壁13′上に形成することができ
る。前例と同様に、凹部28′で形成される対向
面の形状をメスの刃の遥動運動を制限する止部材
として機能するよう形成する。即ち、メスのにぎ
り部の下端部の両側縁が遥動により凹部28′の
対向面と掛合して止まり、これにより切開の長さ
が決定されるようにする。更に、図には特定の放
射状角膜切開手術用に8個のスリツト18′を設
けてあるが、スリツト数は特定の手術のために任
意の所望数にすることができる。また、ピボツト
部27は各スリツト18と関連して半径方向に間
を置いて複数個設けることもできる。
更にまた、スリツトを異なる方向にすることが
できる。これは患者によつては放射状切開と交差
する“クロスハツチ”切開を行なうのが望ましい
場合があるからである。例えば、第10図に示す
変形例10″のように、乱視を治療するために放
射状スリツト18″と交差する円周方向スリツト
34を設けることができる。また、1つの角膜経
線に沿つて近接配設した半径方向スリツトと他の
角膜経線に沿つて大きく離して配設した半径方向
スリツトを有する手術用具を形成することができ
る。
更に第10図に示すように、ピボツト手段27
を除去し、手術用具10″の上壁13″の外面を任
意の所望の形状(平面、凹面、凸面等)に形成す
ることができる。この場合、手術用具10″を上
述の吸引手段12を用いて患者の眼のような体の
一部に固定し、メスのブレードを特定のスリツト
の全長に亘つて引いて切開を行なうことができ
る。第10及び10a図に示すように、上壁1
3″の特定のスリツト18″の両側縁に形成した1
対のスロツト35から成る案内手段を設け、これ
らスロツト35にメス11′のピン29′を掛合し
てメスのブレードをスリツトに沿つて案内してス
ライド切開運動を案内するようにする。ピン2
9′の端面間の間隔はスロツト35の側面の円周
方向間隔より僅かに小さくしてピン29′がスロ
ツト35間に密嵌するようにして切開中メス及び
刃がねじれるのを阻止するようにする。
先に示唆したように、放射状角膜切開術におい
ては切開は角膜の厚さの約90%の深さに均等にに
行なうのが一般に望ましい。角膜の厚さは一般に
その周辺部(例えば1.0mm)より中心部の方が薄
い(例えば0.5mm)ので、切開の深さは刃の移動
中変えるのが望ましい。上述の例ではピン29′
のすべり支持面として作用するスロツトの底面の
形状により切開の深さ及び程度が決まるので、例
えば第10A図に示すように、斯る底面の形状を
特定の患者の角膜の形状(略々球形、卯形又は
種々の曲面の合成体)に合わせて適当に彎曲させ
ることができる。例えば、第10A図に示すよう
に、スロツト35の底面と手術用具の下面との間
の軸方向間隔により決まるスロツト18″の深さ
を手術用具の中心に向かうにつれて大きくするこ
とができる。
第11〜第14図はメスの他の例11a及び1
1bを示す。各例ともブレードの長さの調整機能
を有し、上述の手術用具10,10′及び10″と
共に使用することができるものであり、必要に応
じてピボツト部29又29″を設けることができ
る。第11及び第12図のメス11aはピン38
で枢支された1対のにぎり部36及び37を具え
る。これらにぎり部には解除可能なもどり止めの
ような鎖錠機構を設けてこれらにぎり部を互に鎖
錠し得るようにしてある。
にぎり部36の下端部には複数個のピン40を
設け、にぎり部37の下端部にはこれらピンと対
応する形状の複数個の凹部41を設けてにぎり部
36,37を鎖錠したときにこれらのピンと凹部
が掛合するようにする。可調整ブレード42には
ピン40が貫通する複数個の孔43を設けて、こ
れらの孔をピン40に適当に嵌めることによりブ
レード42の切刃がにぎり部から突出する長さ、
従つて切開深さを調整することができる。ピン4
0、凹部41及び孔43の断面形状は任意の所望
の形状にできるが、非円形状(例えば三角形又は
矩形)にするとブレード42がにぎり部に対し不
所望に動かないようにすることができる利点があ
る。
第13及び第14図のメス11bは止ねじ46
で示すような取外し自在の固着手段により互い固
定した分離可能にぎり部44及び45を具える。
にぎり部44はにぎり部45の複数個の凹部50
と掛合する複数個のピン49を有し、可調整ブレ
ード47はにぎり部44のピン49に嵌合する複
数個の孔48を有する。互い嵌合するこれらのピ
ン49、凹部50及び孔48は第11図のメスの
例と同様に構成配置する。ブレード47を調整し
た後に、必要ならばメス組立体を標準のエポキシ
接着剤、慣例の加熱シール技術等により一体化す
ることができる。
手術用具10は眼科手術用に特に好適である
が、患者の体の他の部位に1以上の切開を精密に
再現可能に施こす必要がある他の手術にも使用す
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による手術用具を用いて患者の
半径方向角膜切開手術を実施している様子を示す
図、第2図は半径方向角膜切開手術中に患者の眼
球上に置かれた本発明手術用具の一例の拡大断面
図、第3図はこの手術用具の上面図、第4図はこ
の手術用具の底面図、第5図は第3図の−線
上の断面図、第6図は半径方向角膜切開手術中に
患者の眼球上に置かれたこの手術用具と、この手
術用具と関連する手術用メスの切開運動を示す断
面図、第7図はこの手術用メスの斜視図、第8図
は本発明手術用具の変形例の拡大断面図、第9図
は第8図の手術用具と関連する手術用メスの1部
を示す斜視図、第10図は本発明手術用具の他の
例の部分上面図、第10A図は第10図のXA−
XA線上の断面図、第11〜第14図は手術用メ
スの他の2例を示す図である。 10,10′,10″……手術用具(テンプレー
ト)、11,11′,11″……手術用メス、12
……吸引装置、13,13′,13″……上壁、1
4……内壁、15……外壁、16……吸引室、1
7……リブ、18,18′,18″……スリツト、
19……ブレード、20……中心開口、21,2
2……球面状下面、23……真空ポンプ、24…
…吸引口、25……可撓管、26……取付具、2
7……ピボツト手段、28……環状リブ、28′
……弧状凹部、29……弧状凹部、29′……ピ
ボツトピン、30……にぎり部、31……把持
部、32……止部材、34……円周方向スリツ
ト、35……案内スロツト、11a……手術用メ
ス、36,37……第1及び第2にぎり部、38
……枢支ピン、39……鎖錠機構、40……ピ
ン、41……凹部、42……ブレード、43……
孔、11b……手術用メス、44,45……第1
及び第2にぎり部、46……ねじ、47……ブレ
ード、48……孔、49……ピン、50……凹
部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 人間の眼球上に設置するように下面側がほぼ
    円形の凹状に形成されたテンプレートを具え、 前記テンプレートには切開手段を受け入れ該切
    開手段の切開運動を眼球上の切開面内に案内する
    半径方向スリツト手段がテンプレートを貫通して
    形成してあり、前記スリツト手段はその幅より著
    しく大きい長さを有していることを特徴とする半
    径方向角膜切開用手術用具。 2 特許請求の範囲1記載の手術用具において、
    当該手術用具は前記テンプレートを眼球上に吸引
    により着脱自在に固定する吸引固定手段を具えて
    いることを特徴とする手術用具。 3 特許請求の範囲2記載の手術用具において、
    前記吸引固定手段は前記テンプレートの下面側に
    形成され前記スリツト手段を取り囲む吸引室と、
    該吸引室内を少なくとも部分的な真空に引く手段
    とを具えていることを特徴とする手術用具。 4 特許請求の範囲1記載の手術用具において、
    前記テンプレートはカツプ状をなし、前記スリツ
    ト手段は複数個の各別のスリツトを具えているこ
    とを特徴とする手術用具。 5 特許請求の範囲4記載の手術用具において、
    前記テンプレートは透明材料から成ることを特徴
    とする手術用具。 6 特許請求の範囲4記載の手術用具において、
    当該手術用具は前記テンプレートの中心部を貫通
    する開口を具えると共に、前記スリツト手段は該
    開口から半径方向に外方に延在する複数個のスリ
    ツトを具えていることを特徴とする手術用具。 7 特許請求の範囲6記載の手術用具において、
    当該手術用具は、前記開口に隣接して前記テンプ
    レートに固定され、前記各スリツトの内端を限界
    しスリツトの長さを制御する止部材を具えるいる
    ことを特徴とする手術用具。 8 特許請求の範囲7記載の手術用具において、
    前記スリツトは前記テンプレートを軸方向に貫通
    すると共に前記開口の周囲に放射状に配置し、前
    記止手段は前記開口から半径方向に延在するリン
    グ状止部材で構成したことを特徴とする手術用
    具。 9 特許請求の範囲1記載の手術用具において、
    当該手術用具は前記テンプレートの外側に固着さ
    れた少くとも1個の把持部を具えていることを特
    徴とする手術用具。 10 特許請求の範囲1記載の手術用具におい
    て、当該手術用具は前記切開手段を固定のピボツ
    ト軸を中心に前記切開面内をピボツト運動するよ
    う支持するピボツト手段を具えることを特徴とす
    る手術用具。 11 特許請求の範囲1記載の手術用具におい
    て、当該手術用具は前記スリツト手段と隣接して
    形成され前記スリツト手段に沿つて前記切開手段
    のスライド切開運動を案内する案内手段を具える
    ことを特徴とする手術用具。 12 特許請求の範囲1記載の手術用具におい
    て、前記テンプレートは、前記スリツト手段が形
    成された上壁と、半径方向に互に離間した内壁及
    び外壁を有しこれらの壁間に下端のみが開口した
    略々環状の吸引室を有するカツプ状に構成し、前
    記外壁に前記吸引室内を真空に引くための貫通口
    を形成したことを特徴とする手術用具。 13 特許請求の範囲12記載の手術用具におい
    て、前記内壁の周囲に、前記吸引室内に半径方向
    に延在する複数個のリブを固着し、該リブの各々
    にこれを軸線方向に貫通するスリツトを形成しこ
    とを特徴とする手術用具。 14 特許請求の範囲13記載の手術用具におい
    て、前記内壁及び前記リブの下面を球面状に形成
    したことを特徴とする手術用具。 15 特許請求の範囲14記載の手術用具におい
    て、前記外壁は円筒形とし、その下面を前記内壁
    及び前記リブより軸線方向に突出させたことを特
    徴とする手術用具。 16 特許請求の範囲1記載の手術用具におい
    て、前記スリツト手段は少くとも1個の円周方向
    に延在するスリツトを具えることを特徴とする手
    術用具。 17 特許請求の範囲1記載の手術用具におい
    て、前記スリツト手段は半径方向に延在すると共
    に前記テンプレートの中心に向うにつれて徐々に
    増大する深さを有していることを特徴とする手術
    用具。 18 特許請求の範囲17記載の手術用具におい
    て、当該手術用具は前記スリツト手段内における
    前記切開手段の半径方向外向き及び内向きの運動
    を制限し切開の長さを制限する止部材を具えてい
    ることを特徴とする手術用具。 19 特許請求の範囲18記載の手術用具におい
    て、前記止部材は前記テンプレートの上壁の前記
    スリツト手段に隣接する表面部で構成したことを
    特徴とする手術用具。 20 特許請求の範囲17記載の手術用具におい
    て、前記テンプレートは透明材料から成ることを
    特徴とする手術用具。 21 特許請求の範囲17記載の手術用具におい
    て、当該手術用具は前記テンプレートの中心部を
    貫通する開口を有し、前記スリツト手段は前記テ
    ンプレートの上壁を軸方向に貫通すると共に前記
    テンプレートの中心部から半径方向に外方に延在
    するよう形成してあることを特徴とする手術用
    具。 22 特許請求の範囲21記載の手術用具におい
    て、当該手術用具は前記テンプレートに固着され
    前記スリツトの半径方向内端を限界する止部材を
    具えることを特徴とする手術用具。 23 特許請求の範囲22記載の手術用具におい
    て、前記止部材はリング状止部材で構成したこと
    を特徴とする手術用具。 24 特許請求の範囲17記載の手術用具におい
    て、当該手術用具は前記テンプレート外側に固着
    した少くとも1個の把持部を具えることを特徴と
    する手術用具。 25 特許請求の範囲17記載の手術用具におい
    て、当該手術用具は前記切開手段をピボツト支持
    するピボツト手段を具え、該ピボツト手段は前記
    テンプレートの前記スリツト手段の両側に設けた
    1対の直立リブで構成したことを特徴とする手術
    用具。 26 特許請求の範囲17記載の手術用具におい
    て、当該手術用具は前記切開手段をピボツト支持
    するピボツト手段を具え、該ピボツト手段は前記
    テンプレートの前記スリツト手段の両側に形成し
    た1対の凹部で構成したことを特徴とする手術用
    具。 27 特許請求の範囲17記載の手術用具におい
    て、前記テンプレートは上壁と、互に半径方向に
    離間した内壁及び外壁を有しこれらの壁間に下端
    のみが開口した略々環状の吸引室を有するカツプ
    状に構成し、前記外壁に前記吸引室内を真空に引
    くための貫通開口を形成したことを特徴とする手
    術用具。 28 特許請求の範囲27記載の手術用具におい
    て、前記内壁の周囲に、前記吸引室内を半径方向
    に外方に延在する複数個の放射状リブを固着し、
    該リブの各々にこれを軸線方向に貫通するスリツ
    トを形成したことを特徴とする手術用具。 29 特許請求の範囲28記載の手術用具におい
    て、前記内壁及びリブの下面を角膜の曲率に合わ
    せて球面状に形成したことを特徴とする手術用
    具。 30 特許請求の範囲29記載の手術用具におい
    て、前記外壁は円筒形とし、その下面を前記内壁
    及び前記リブより軸線方向に突出させたことを特
    徴とする手術用具。 31 特許請求の範囲1記載の手術用具におい
    て、前記スリツト手段はカツプ状テンプレートを
    軸方向に貫通すると共に放射状に配置された複数
    個のスリツトを具え、前記スリツトはにぎり部に
    スリツトの幅より僅かに薄い厚さを有するブレー
    ドが固着されたメスを受け入れ、前記スリツトが
    前記ブレードの切開面内の切開運動を案内すると
    共に前記ブレードのねじれを阻止するようにした
    ことを特徴とする手術用具。 32 特許請求の範囲31記載の手術用具におい
    て、各スリツトは半径方向に延在すると共にその
    深さを前記テンプレートの中心に向かうにつれて
    大きくしてあることを特徴とする手術用具。
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