JPH08112276A - X線ct装置 - Google Patents

X線ct装置

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JPH08112276A
JPH08112276A JP6278364A JP27836494A JPH08112276A JP H08112276 A JPH08112276 A JP H08112276A JP 6278364 A JP6278364 A JP 6278364A JP 27836494 A JP27836494 A JP 27836494A JP H08112276 A JPH08112276 A JP H08112276A
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Yoshiyuki Yamagishi
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同一のバックプロジェクション用データを用
い、異なるパラメータにしたがってバックプロジェクシ
ョンを行ない、複数の画像を得る場合に、全体の画像再
構成時間を短縮する。 【構成】 プロジェクションデータ作成装置3からデー
タがバックプロジェクタ4に送られると、バックプロジ
ェクタ4は、パラメータ作成装置5からのパラメータの
各々に応じて上記のデータを、セレクタ6により選択さ
れたメモリ7、8に交互に書き込んでいって、これらメ
モリ7、8において同時並行的にバックプロジェクショ
ンを行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、X線CT装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】X線CT装置では、被検体を透過したX
線によるプロジェクションデータを逆投影することによ
り画像再構成する。X線データは、実際には、最初アナ
ログデータとして得られるので、デジタルデータに変換
した上で、オフセット処理、対数変換、キャリブレーシ
ョン、コンボリューションなどの前処理、および、扇形
の方向に得られたものである場合には平行なものを集め
て平行データとする前処理を行なった上でプロジェクシ
ョンに供することになる。
【0003】投影領域を一部に限定するようなプロジェ
クションパラメータを設定して逆投影すれば、その領域
のみの画像が再構成される。複数の領域を指定して同じ
プロジェクションデータを逆投影すれば、その各々の領
域の画像を再構成できる。この場合、従来では、上記の
ような前処理を行なってプロジェクションデータを作成
することを、その各領域の逆投影について、いちいち行
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに前処理の段階からやり直すのでは、各領域の再構成
画像を得るのに時間がかかることになる。そこで、いっ
たん作成したプロジェクションデータを保存するメモリ
を用意しておけば、同一のプロジェクションデータをた
だちに使うことができ再構成時間の節約が可能である。
しかし、この場合も、各領域のプロジェクションのため
にメモリからデータを読み出し、それをプロジェクショ
ンメモリに書き込んでいくという操作を、その各領域の
プロジェクションごとに繰り返す必要があって、そのメ
モリからの読み出しおよびプロジェクションメモリへの
書き込みに必要な時間だけは、各領域の画像再構成ごと
にかかってしまうことになる。
【0005】この発明は、上記に鑑み、いったん作成さ
れた同一のプロジェクションデータをパラメータを変え
て複数回プロジェクションするだけで、複数の画像が再
構成できる場合に、同時並行的にプロジェクションを行
なうことによって複数画像の再構成の全体にかかる時間
を大幅に短縮することができるように改善した、X線C
T装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明によるX線CT装置においては、被検体に
関する各方向からのX線透過データを収集する手段と、
収集されたX線透過データからバックプロジェクション
用のデータを作成する手段と、バックプロジェクション
のための少なくとも2種類のパラメータを作成する手段
と、バックプロジェクション用の少なくとも2つの記憶
手段と、上記のバックプロジェクション用データを上記
のパラメータのそれぞれに応じて各記憶手段に並列的に
それぞれ書き込んでバックプロジェクションを行なう手
段とが備えられることが特徴となっている。
【0007】
【作用】同一のバックプロジェクション用データを用
い、異なるパラメータにしたがって行なうバックプロジ
ェクションを、2つ以上の記憶手段において並列的に行
なうことができる。そのため、2つ以上の異なるパラメ
ータに応じて再構成されるべき2つ以上の画像を、同時
並行的に得ることができるので、その2つ以上の画像の
全体の再構成時間を大幅に短縮することが可能である。
【0008】
【実施例】以下、この発明の好ましい一実施例について
図面を参照しながら詳細に説明する。図1はこの発明を
ローテイション/ローテイション型X線CT装置に適用
した一実施例を示すものである。この図1において、X
線管1とX線検出器2とが対向配置されており、その間
に被検体21が配置できるようになっていて、X線管1
とX線検出器2とが一体となって図示しない回転機構に
より被検体21の周囲に回転させられるようになってい
る。
【0009】被検体21を透過したX線はX線検出器2
に入射し、透過X線強度を表わす信号が得られ、この信
号は図示しないA/D変換器によってデジタルデータに
変換される。これにより被検体21におけるX線吸収を
示すデータが得られる。X線検出器2は扇型に形成され
ていて、多数の検出エレメントが円弧方向に並べられて
いる。そこで、X線検出器2から得られるデータは、X
線管1から扇形に放出されたX線によるX線吸収を示す
プロファイルデータということになる。
【0010】このプロファイルデータは、プロジェクシ
ョンデータ作成装置3に送られてバックプロジェクショ
ンのためのプロジェクションデータに変換される。すな
わち、このプロジェクションデータ作成装置3に入力さ
れたプロファイルデータは、オフセット処理、対数変
換、キャリブレーション、コンボリューションなどの前
処理を受け、さらに扇形の方向に得られたデータから平
行なものを集めて平行データとする処理などが行なわれ
る。たとえば、X線管1とX線検出器2の1回転によ
り、一つのスライスについて400ビューのプロファイ
ルデータ(等角度データ)が収集されたとすると、これ
から400方向の平行データが作られ、これがバックプ
ロジェクションデータとされる。
【0011】こうして得られたバックプロジェクション
データは、バックプロジェクタ4に送られる。バックプ
ロジェクタ4は、制御装置13によって制御されて、メ
モリ7、8に上記のデータをバックプロジェクションす
る。つまり、メモリ7、8の、投影線が通過していく各
画素領域に上記のデータを順次書き込む操作を、各バッ
クプロジェクションデータごとにつまり投影方向(ビュ
ー)のそれぞれごとに、繰り返すことにより、このメモ
リ7、8上に画像を再構成する。
【0012】ここで、制御装置13には図示しない入力
装置等により、画像再構成すべき任意の領域が2つ入力
されているものとすると、それに応じてパラメータ作成
装置5が各領域を指定するためのパラメータを作成し、
これをバックプロジェクタ4に送る。1ビュー目のプロ
ファイルデータが収集されてパラメータ作成装置5がプ
ロファイルデータを作成してバックプロジェクタ4に送
ったとき、パラメータ作成装置5が一方の領域の1ビュ
ー目のバックプロジェクションパラメータを作成し、こ
れをバックプロジェクタ4に送ってそのパラメータにし
たがったバックプロジェクション動作を指示する。この
ときセレクタ6は制御装置13によって制御されること
により一方のメモリ7を選択しており、上記のバックプ
ロジェクションがこの選択されたメモリ7において行な
われる。次いで、パラメータ作成装置5が他方の領域の
1ビュー目のバックプロジェクションパラメータをバッ
クプロジェクタ4に送出し、このパラメータにしたがっ
て、このときセレクタ6により選択されたメモリ8への
バックプロジェクションを行なう。
【0013】このような、メモリ7、8への同時並行的
なバックプロジェクション操作を、400ビューのプロ
ファイルデータが収集されるごとに繰り返す。これによ
り、X線管1と検出器2とが1回転して1画面分のプロ
ファイルデータの収集が終了したときには、異なるパラ
メータによる2つの領域の画像が同時に再構成されるこ
とになる。
【0014】つぎに、これらのメモリ7、8に形成され
た再構成画像は、セレクタ9により一方ずつ読み出され
てCT値変換装置10により、基準のCT値(水=0、
空気=−1000)に変換される。変換された後の2つ
の再構成画像についての画像データは、順次画像メモリ
11に転送され、表示装置12において、たとえば一つ
の画面の複数区画のそれぞれに同時に表示される。これ
らセレクタ9およびCT値変換装置10は制御装置13
により制御される。つまり、制御装置13は、上記の通
り、ビュー単位でプロジェクションデータ作成装置3、
パラメータ作成装置5、バックプロジェクタ4を制御す
るとともに、全ビューのバックプロジェクションの終了
後のCT値変換動作を制御して2つの領域の画像を表示
させる。
【0015】なお、この実施例では、2つの画像の再構
成のために2つのメモリ7、8を使用することとしてい
るが、単一のメモリであっても容量が大きければアドレ
ス管理により2つの画像再構成区画に分けて使用するこ
とができる。また、2つのメモリ7、8(あるいは2つ
のメモリ区画)だけでなく、メモリ(の容量)を増やせ
ば、さらに多くの画像について同時並行的に再構成する
ことが可能である。さらに、上記の実施例はローテイシ
ョン/ローテイション型X線CT装置に本発明を適用し
たものであるが、他のローテイション/ステイショナリ
ー型あるいはステイショナリー/ステイショナリー型な
どのX線CT装置に本発明を適用できることはいうまで
もない。
【0016】
【発明の効果】以上実施例について説明したように、こ
の発明のX線CT装置によれば、同一の収集データから
複数の画像を同時並行的に再構成することができるの
で、複数の画像の全体の再構成時間を大幅に短縮するこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかるX線CT装置のブ
ロック図。
【符号の説明】
1 X線管 2 X線検出器 3 プロジェクションデータ作成装
置 4 バックプロジェクタ 5 パラメータ作成装置 6、9 セレクタ 7、8 バックプロジェクション用メモ
リ 10 CT値変換装置 11 画像メモリ 12 表示装置 13 制御装置 21 被検体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体に関する各方向からのX線透過デ
    ータを収集する手段と、収集されたX線透過データから
    バックプロジェクション用のデータを作成する手段と、
    バックプロジェクションのための少なくとも2種類のパ
    ラメータを作成する手段と、バックプロジェクション用
    の少なくとも2つの記憶手段と、上記のバックプロジェ
    クション用データを上記のパラメータのそれぞれに応じ
    て各記憶手段に並列的にそれぞれ書き込んでバックプロ
    ジェクションを行なう手段とを備えることを特徴とする
    X線CT装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002224100A (ja) * 2001-02-06 2002-08-13 Shimadzu Corp 医用診断装置
EP0890996B1 (en) * 1997-07-07 2006-10-25 Asahi Rubber Inc. Transparent coating member for light-emitting diodes and fluorescent color light source
JP2007014601A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Hitachi Medical Corp X線ct装置及び逆投影演算器
JP2010119876A (ja) * 2010-03-08 2010-06-03 Toshiba Corp X線コンピュータ断層撮影装置
JP2010155104A (ja) * 1999-01-13 2010-07-15 Toshiba Corp X線コンピュータ断層撮影装置

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