JPH08111509A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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Publication number
JPH08111509A
JPH08111509A JP6243952A JP24395294A JPH08111509A JP H08111509 A JPH08111509 A JP H08111509A JP 6243952 A JP6243952 A JP 6243952A JP 24395294 A JP24395294 A JP 24395294A JP H08111509 A JPH08111509 A JP H08111509A
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JP
Japan
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capacitor
forming
insulating film
resist pattern
interlayer insulating
Prior art date
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Application number
JP6243952A
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English (en)
Inventor
Jiro Matsufusa
次郎 松房
Hiroki Shinkawada
裕樹 新川田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スタックドキャパシタ型DRAM型で、一層
の微細化が可能となる製造方法を得る。 【構成】 キャパシタ絶縁層15として高誘電率材料で
あるBST=(Ba,Sr)TiO3を採用して膜厚を
大きくする。これにより、エッチングにより開口18を
形成するときにキャパシタ絶縁層15を残留させる(図
1(2))。その後、全面にシリコン酸化膜を形成しこ
れをエッチバックして枠付酸化膜19aを形成する。次
にこの枠付酸化膜19aをマスクにしてキャパシタ絶縁
層15、層間絶縁膜6をエッチングしてコンタクトホー
ルを形成する。 【効果】 レジストパターンで決まる寸法より小さい径
のコンタクトホールを形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、いわゆるスタックド
型キャパシタのメモリ等の半導体装置の製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】スタックドキャパシタ型のメモリセルは
メモリを構成するトランジスタセルとキャパシタセルと
を立体的に配置することにより、同一スペース内で、キ
ャパシタ面積の拡大を図らんとするものである。しかる
に、半導体装置の高集積化、経済性、高信頼性の要請の
中、これらスタックドキャパシタを構成するキャパシタ
電極と他の部分との接続構造においても、一層の微細
化、経済性、高信頼性が要求される。
【0003】ここでは、DRAMを例にとって説明す
る。図11、12は従来のスタックドキャパシタ型DR
AMのワード線方向の断面図で、半導体基板上に既に形
成されているトランジスタセルの上部に層間絶縁膜を介
してキャパシタセルを形成する一連の製造工程を示すも
のである。先ず、図11(1)により、既に形成されて
いるトランジスタセルについて説明する。図において、
1は半導体基板としてのシリコン基板、2はこのシリコ
ン基板1上に形成された素子分離領域、3はこの素子分
離領域2間に形成されたトランジスタ素子領域、4はワ
ード線、5はビット線である。そして、50は、トラン
ジスタセルとキャパシタセルとが形成されるメモリセル
領域、60はメモリセル領域50に隣接する周辺回路領
域である。
【0004】次に、キャパシタセルの製造方法について
説明する。先ず、メモリセル領域50および周辺回路領
域60にわたって形成されたシリコン酸化膜からなる層
間絶縁膜6上の全面にポリシリコンからなる厚さ500
〜5000オンク゛ストロームのキャパシタ下部電極層7を形成
する(同図(1))。次に、キャパシタ下部電極層7上
にレジストパターン(図示せず)を形成し、このレジス
トパターンをマスクにしてキャパシタ下部電極層7をエ
ッチングしメモリセル領域50にキャパシタ下部電極7
aを形成する(同図(2))。
【0005】次に、全面に、順次キャパシタ絶縁層8お
よびキャパシタ上部電極層9を形成する(同図
(3))。ここで、キャパシタ絶縁層8の材料にはキャ
パシタ用絶縁材であるSixNyOzを使用しておりそ
の比誘電率(約7.5)と必要キャパシタンスとの関係
から厚さは40〜200オンク゛ストロームに設定される。キャ
パシタ上部電極層9はキャパシタ下部電極層7と同様、
厚さ500〜5000オンク゛ストロームのポリシリコン膜から
なる。
【0006】次に図12(1)に移り、キャパシタ上部
電極層9上にレジストパターン(図示せず)を形成し、
このレジストパターンをマスクにしてキャパシタ上部電
極層9をエッチングし、周辺回路領域60内のキャパシ
タ上部電極層9に開口10を形成する。この場合、DR
AMの微細化、大容量化に伴い、上述した通りキャパシ
タ絶縁層8の厚さが薄いため、キャパシタ上部電極層9
のエッチング時にキャパシタ絶縁層8もエッチングさ
れ、結局開口10はキャパシタ上部電極層9とキャパシ
タ絶縁層8とを貫通して形成されることになる。
【0007】次に、開口10を含む全面にシリコン酸化
膜からなる層間絶縁膜11を形成し、その上に形成した
レジストパターン(図示せず)をマスクにして層間絶縁
膜11、層間絶縁膜6および更に下層の絶縁膜をエッチ
ングすることにより、周辺回路領域60のキャパシタ上
部電極層9に形成された開口10を貫通するコンタクト
ホール12を形成する(同図(2))。次にコンタクト
ホール12を含む層間絶縁膜11上に配線層13を形成
する(同図(3))。配線層13は周辺回路領域60内
のキャパシタ上部電極層9を絶縁された状態で貫通し、
より下層の例えば、ワード線4やビット線5、更にはシ
リコン基板1のソース・ドレイン電極のいずれかに達
し、それらとの電気的な接続を行う。なお、このよう
に、キャパシタ上部電極層9をメモリセル領域50のみ
ならず周辺回路領域60にまで形成するのは、キャパシ
タ上部電極をこの周辺回路領域60において他の部分と
接続する必要があるためである。この結果、同図(3)
に示すように、配線層13とキャパシタ上部電極層9と
が交差する構造も存在することになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のスタックドキャ
パシタ型DRAMの製造は以上のようになされており、
キャパシタ絶縁層8の厚さを薄くする結果、キャパシタ
上部電極層9のエッチング時にキャパシタ絶縁層8も同
時にエッチングされて開口10の部分には残らない。こ
のため、後工程におけるコンタクトホール12の形成
は、図12で示したように、開口10形成時のパターン
とは関係なく新たなパターンを使用して行うことにな
り、主としてその光学的側面から決定されるパターン精
度限界を越えてまでの微細化の追求をすることができな
かった。
【0009】この発明は以上のような点を打開し、さら
なる微細化の追求を可能とするものである。また形成し
たキャパシタ電極層の有効活用を図り経済性を向上させ
るものである。更に、そのキャパシタ電極層の仕上がり
品質を良くして信頼性を向上させるものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る半導体装
置の製造方法は、キャパシタ絶縁層を高誘電率材料で構
成したものである。
【0011】また、請求項2に係る半導体装置の製造方
法は、半導体基板のメモリセル領域およびこのメモリセ
ル領域に隣接する周辺回路領域にわたって第1の層間絶
縁膜を形成する工程、上記メモリセル領域内の上記第1
の層間絶縁膜上にキャパシタ下部電極を形成する工程、
上記メモリセル領域および周辺回路領域にわたって順次
高誘電率材料からなるキャパシタ絶縁層およびキャパシ
タ上部電極層を形成する工程、上記キャパシタ上部電極
層上に第1のレジストパターンを形成しこの第1のレジ
ストパターンをマスクにして上記周辺回路領域内の上記
キャパシタ上部電極層に第1の開口を形成する工程、上
記第1のレジストパターンを除去した後全面に酸化膜を
形成しこれをエッチバックすることにより上記第1の開
口内周に枠付酸化膜を形成する工程、上記枠付酸化膜お
よびキャパシタ上部電極層をマスクにして上記キャパシ
タ絶縁層に第2の開口を形成する工程、上記第1および
第2の開口を含む上記キャパシタ上部電極層上に第2の
層間絶縁膜を形成する工程、上記第2の層間絶縁膜上に
第2のレジストパターンを形成しこの第2のレジストパ
ターンをマスクに上記第2の層間絶縁膜を更に上記キャ
パシタ絶縁層の第2の開口をマスクに上記第1の層間絶
縁膜をそれぞれエッチングして上記半導体基板上の導電
層に至るコンタクトホールを形成する工程、および上記
第2のレジストパターンを除去した後上記コンタクトホ
ールを含む上記第2の層間絶縁膜上に配線層を形成する
工程を備えたものである。
【0012】また、請求項3に係る半導体装置の製造方
法は、半導体基板のメモリセル領域およびこのメモリセ
ル領域に隣接する周辺回路領域にわたって第1の層間絶
縁膜を形成する工程、上記メモリセル領域内の上記第1
の層間絶縁膜上にキャパシタ下部電極を形成する工程、
上記メモリセル領域および周辺回路領域にわたって順次
高誘電率材料からなるキャパシタ絶縁層およびキャパシ
タ上部電極層を形成する工程、上記キャパシタ上部電極
層上に第1のレジストパターンを形成しこの第1のレジ
ストパターンをマスクにして上記周辺回路領域内の上記
キャパシタ上部電極層に第1の開口を形成する工程、上
記第1のレジストパターンを除去した後全面に上記高誘
電率材料からなる絶縁膜を形成しこれをエッチバックす
ることにより上記第1の開口内周に枠付絶縁膜を形成す
るとともに上記キャパシタ絶縁層に第2の開口を形成す
る工程、上記枠付絶縁膜内および上記第2の開口を含む
上記キャパシタ上部電極層上に第2の層間絶縁膜を形成
する工程、上記第2の層間絶縁膜上に第2のレジストパ
ターンを形成しこの第2のレジストパターンをマスクに
上記第2の層間絶縁膜を更に上記キャパシタ絶縁層の第
2の開口をマスクに上記第1の層間絶縁膜をそれぞれエ
ッチングして上記半導体基板上の導電層に至るコンタク
トホールを形成する工程、および上記第2のレジストパ
ターンを除去した後上記コンタクトホールを含む上記第
2の層間絶縁膜上に配線層を形成する工程を備えたもの
である。
【0013】また、請求項4に係る半導体装置の製造方
法は、半導体基板のメモリセル領域およびこのメモリセ
ル領域に隣接する周辺回路領域にわたって第1の層間絶
縁膜を形成する工程、上記第1の層間絶縁膜上に第1の
レジストパターンを形成しこの第1のレジストパターン
をマスクにして上記周辺回路領域内の上記第1の層間絶
縁膜を経て上記半導体基板上の導電層に至る第1のコン
タクトホールを形成する工程、上記第1のレジストパタ
ーンを除去した後上記第1のコンタクトホールを含む上
記第1の層間絶縁膜上にキャパシタ下部電極層を形成す
る工程、上記キャパシタ下部電極層上に第2のレジスト
パターンを形成しこの第2のレジストパターンをマスク
にして上記キャパシタ下部電極層をエッチングすること
により上記メモリセル領域にキャパシタ下部電極をそし
て上記周辺回路領域に配線をそれぞれ形成する工程、全
面に順次高誘電率材料からなるキャパシタ絶縁層および
キャパシタ上部電極層を形成する工程、上記キャパシタ
上部電極層上に第3のレジストパターンを形成しこの第
3のレジストパターンをマスクにして上記周辺回路領域
の上記キャパシタ上部電極層をエッチングすることによ
り上記メモリセル領域にキャパシタ上部電極を形成する
工程、および上記第3のレジストパターンまたは上記キ
ャパシタ上部電極をマスクにして上記周辺回路領域の上
記キャパシタ絶縁層をエッチング除去する工程を備えた
ものである。
【0014】また、請求項5に係る半導体装置の製造方
法は、半導体基板のメモリセル領域およびこのメモリセ
ル領域に隣接する周辺回路領域にわたって第1の層間絶
縁膜を形成する工程、上記第1の層間絶縁膜上に第1の
レジストパターンを形成しこの第1のレジストパターン
をマスクにして上記周辺回路領域内の上記第1の層間絶
縁膜を経て上記半導体基板上の導電層に至る第1のコン
タクトホールを形成する工程、上記第1のレジストパタ
ーンを除去した後上記第1のコンタクトホールを含む上
記第1の層間絶縁膜上にキャパシタ下部電極層を形成す
る工程、上記キャパシタ下部電極層上に第2のレジスト
パターンを形成しこの第2のレジストパターンをマスク
にして上記キャパシタ下部電極層をエッチングすること
により上記メモリセル領域にキャパシタ下部電極をそし
て上記周辺回路領域にパッドをそれぞれ形成する工程、
全面に順次高誘電率材料からなるキャパシタ絶縁層およ
びキャパシタ上部電極層を形成する工程、上記キャパシ
タ上部電極層上に第3のレジストパターンを形成しこの
第3のレジストパターンをマスクにして上記周辺回路領
域の上記キャパシタ上部電極層をエッチングすることに
より上記メモリセル領域にキャパシタ上部電極を形成す
る工程、上記第3のレジストパターンまたは上記キャパ
シタ上部電極をマスクにして上記周辺回路領域の上記キ
ャパシタ絶縁層をエッチング除去する工程、全面に第2
の層間絶縁膜を形成する工程、上記第2の層間絶縁膜上
に第4のレジストパターンを形成しこの第4のレジスト
パターンをマスクにして上記第2の層間絶縁膜をエッチ
ングすることにより上記周辺回路領域の上記第2の層間
絶縁膜に上記パッドに至る第2のコンタクトホールを形
成する工程、および上記第4のレジストパターンを除去
した後上記第2のコンタクトホールを含む上記第2の層
間絶縁膜上に配線層を形成する工程を備えたものであ
る。
【0015】また、請求項6に係る半導体装置の製造方
法は、請求項1ないし5のいずれかにおいて、キャパシ
タ絶縁層の材料は、(Ba,Sr)TiO3、Pb(Z
r,Ti)O3、SrTiO3等のヘルブスカイト構造を
もつ高誘電体で、キャパシタ上下部電極層の材料は、P
t、Ruあるいはそれらを含む合金としたものである。
【0016】
【作用】請求項1では、キャパシタ絶縁層を高誘電率材
料としたので、その厚さを大きくできる。その結果、キ
ャパシタ絶縁層とキャパシタ上部電極層とを互いに独立
したエッチング対象として処理することができるので、
特に周辺回路領域内のキャパシタ絶縁層およびキャパシ
タ上部電極層に開口を形成する工程において、微細化等
を目的とした種々の方策の採用が可能となる。
【0017】また、請求項2では、枠付酸化膜を形成す
るので、コンタクトホールの導電層に連なる部分の径の
低減を図ることができる。
【0018】また、請求項3では、キャパシタ絶縁層と
同材料を使って枠付絶縁膜を形成するようにしたので、
この枠付絶縁膜の形成時と同じエッチング工程でキャパ
シタ絶縁層に第2の開口が形成され、その分工程数が低
減する。コンタクトホール径の低減も可能となる。
【0019】また、請求項4では、キャパシタ下部電極
のために形成されたキャパシタ下部電極層の一部がキャ
パシタ下部電極とは分離された配線として利用される。
また、その上方に一旦形成されるキャパシタ上部電極層
をエッチングで除去する際、キャパシタ絶縁層が残存し
てキャパシタ下部電極層の上面を覆って保護するので、
良質な配線が得られる。
【0020】また、請求項5では、同様にキャパシタ下
部電極層の一部がパッドとして利用され、また、その品
質も保証される。
【0021】また、請求項6では、キャパシタ絶縁層と
キャパシタ上下部電極層との材料を特定することで、十
分なエッチング選択比が得られ、またキャパシタ絶縁層
自体も確実に膜として形成することができる。
【0022】
【実施例】
実施例1.図1、2はこの発明の実施例1によるスタッ
クドキャパシタ型DRAMの製造方法を一連の断面図で
示すものである。先ず、図1(1)において、層間絶縁
膜6の形成工程までは従来と同様である。従って、1〜
5、50、60の符号も従来と同様であるので個々の説
明は省略する。層間絶縁膜6上の全面に例えばPtから
なる厚さ500〜5000オンク゛ストロームのキャパシタ下部
電極層14を形成し、更にこれをパターン化してメモリ
セル領域50にキャパシタ下部電極14aを形成する。
【0023】次に、全面に、順次キャパシタ絶縁層15
およびキャパシタ上部電極層16を形成する。ここで、
キャパシタ下部電極層14を含むキャパシタ構成材料の
諸元を従来の場合とともに表の形で、図3にまとめてい
る。即ち、キャパシタ絶縁層15には高誘電率材料とし
て、ヘルブスカイト構造をもつ、例えば、(Ba,S
r)TiO3、Pb(Zr,Ti)O3、SrTiO3
採用する。これらは図3に示すように、従来の材料Si
xNyOzに比較してその比誘電率が非常に大きく、そ
の分膜厚を増大させても所望のキャパシタンス値を得る
ことができる。また、キャパシタ電極材料には、従来の
ポリシリコンに替わってPt、Ruあるいはそれらを含
む合金を採用する。これによって、十分なエッチング選
択比を得ることができ、また、キャパシタ下部電極層1
4上にキャパシタ絶縁層15を形成する場合にも十分な
膜成長が得られる。
【0024】図1に戻り、同図(2)において、キャパ
シタ上部電極層16上にレジストを塗布、フォトリソグ
ラフィおよびエッチングによりパターン化して形成され
たレジストパターン17をマスクにしてキャパシタ上部
電極層16をエッチングすることにより、周辺回路領域
60内のキャパシタ上部電極層16に開口(第1の開
口)18を形成する。この場合、キャパシタ絶縁層15
はキャパシタ上部電極層16に対して十分なエッチング
選択比を有しているので、上記エッチング工程によって
もキャパシタ絶縁層15はエッチングされず層間絶縁膜
6上に残存する(同図(2))。
【0025】次にレジストパターン17を除去した後、
全面にCVD法によりシリコン酸化膜19を形成し、更
にこれをエッチバックすることにより、開口18内周に
枠付酸化膜19aを形成する。次に、この枠付酸化膜1
9aおよびキャパシタ上部電極層16をマスクとしてキ
ャパシタ絶縁層15をエッチングすることにより、キャ
パシタ絶縁層15に開口(第2の開口)20を形成する
(同図(3))。
【0026】次に、枠付酸化膜19aを除去した後、開
口18および開口20を含むキャパシタ上部電極層16
の全面にシリコン酸化膜からなる層間絶縁膜21を形成
する(図2(1))。次に、層間絶縁膜21上にレジス
トパターン22を形成し、このレジストパターン22を
マスクにして、層間絶縁膜21をエッチングすることに
より、キャパシタ絶縁層15の開口18を貫通するよう
に、その開口18より小さい径の開口23を形成し、更
にキャパシタ絶縁層15の開口20をマスクにして層間
絶縁膜6および更に下層の絶縁膜をエッチングしてワー
ド線4に至る開口24を形成する(同図(2))。開口
23と開口24とによりコンタクトホール25を構成す
る。次に、コンタクトホール25を含む層間絶縁膜21
上に配線層26を形成する(同図(3))。
【0027】以上のように、この実施例1ではコンタク
トホール25の特にその下部の開口24は、先のキャパ
シタ上部電極層16に形成された開口18が基になり、
そして更にその内周に形成された枠付酸化膜19aが実
質上のマスクとなって形成されたものである。即ち、開
口24は開口18を基に自己整合的に形成され、通常の
パターン精度限界を越えた小さい径に仕上げることがで
き、装置の微細化に寄与し得ることになる。
【0028】実施例2.図4、5はこの発明の実施例2
によるスタックドキャパシタ型DRAMの製造方法を一
連の断面図で示すものである。以下、実施例1と相違す
る点を中心に説明する。メモリセル領域50にキャパシ
タ下部電極14aを形成した後、全面にキャパシタ絶縁
層15およびキャパシタ上部電極層16を形成、更に周
辺回路領域60内のキャパシタ上部電極層16に開口1
8を形成するところまでは実施例1と同様である(図4
(1)(2))。
【0029】次に、レジストパターン17を除去した
後、全面にキャパシタ絶縁層15で採用したと同じ高誘
電率材料からなる絶縁膜27を形成し、更にこれをエッ
チバックすることにより、開口18内周に枠付絶縁膜2
7aを形成するが、この実施例ではその下地のキャパシ
タ絶縁層15が同一材料であることから、同じエッチバ
ック工程でキャパシタ絶縁層15に開口28が形成され
る(同図(3))。そして、この開口28は枠付絶縁膜
27aをマスクにした形で形成される。即ち、実施例1
では、枠付酸化膜19aの形成とキャパシタ絶縁層15
の開口20の形成とが2つのエッチング工程で処理され
るが、この実施例2では、枠付絶縁膜27aとキャパシ
タ絶縁層15の開口28とが1つのエッチング工程で形
成され、その分製造工程が簡便となり短縮される。
【0030】その後の配線層26の形成に至る工程を図
5(1)〜(3)に示すが、基本的には実施例1の図2
(1)〜(3)で説明した内容と同様であるので説明を
省略する。従って、この実施例2においては、微細化の
促進に加えて、処理工程が簡便で短縮される効果が得ら
れる訳である。
【0031】実施例3.図6、7はこの発明の実施例3
による製造方法を示す一連の断面図である。この実施例
3はキャパシタ下部電極層の有効利用を追求したもので
ある。先ず、全面に形成された層間絶縁膜6上にレジス
トパターン(図示せず)を形成し、このレジストパター
ンをマスクにして層間絶縁膜6およびその下層の層間絶
縁膜6′をエッチングしワード線4に至る開口29を形
成する(図6(1)(2))。
【0032】次に、開口29を含む層間絶縁膜6上の全
面にPtまたはRuO2からなるキャパシタ下部電極層
30を形成する(同図(3))。次に、このキャパシタ
下部電極層30上にレジストパターン(図示せず)を形
成し、このレジストパターンをマスクにしてキャパシタ
下部電極層30をエッチングし、メモリセル領域50に
キャパシタ下部電極30aを、周辺回路領域60に配線
30bを形成し、更にその全面に順次、高誘電率材料か
らなるキャパシタ絶縁層31およびPt、Ruあるいは
それらを含む合金からなるキャパシタ上部電極層32を
形成する(図7(1))。
【0033】次に、キャパシタ上部電極層32上にレジ
ストパターン33を形成し、このレジストパターン33
をマスクにしてキャパシタ上部電極層32をエッチング
することにより、メモリセル領域50にキャパシタ上部
電極32aを形成する。この場合、周辺回路領域60で
はキャパシタ上部電極層32はエッチングで除去される
が、実施例1で説明した通り、その下のキャパシタ絶縁
層31は十分なエッチング選択性を有しているので、そ
のまま配線30bを覆う形で残留する(同図(2))。
【0034】最後にレジストパターン33をマスクにし
て周辺回路領域60のキャパシタ絶縁層31をエッチン
グで除去し、更にレジストパターン33を除去する(同
図(3))。なお、同図(2)の後、先にレジストパタ
ーン33を除去し、しかる後、キャパシタ上部電極32
aをマスクにして周辺回路領域60のキャパシタ絶縁層
31を除去するようにしてもよい。
【0035】メモリセル領域50に残ったキャパシタ絶
縁層はキャパシタ絶縁膜31aとなる。また、周辺回路
領域60に形成された配線30bはここではワード線4
相互間を電気的に接続する。即ち、図6(3)で形成し
たキャパシタ下部電極層30を、その本来のキャパシタ
下部電極30aとして利用するばかりでなく、周辺回路
領域60におけるワード線4間接続用配線30bとして
も利用することで経済性が向上する。なお、実施例3で
は、配線30bはワード線を接続するものとしたが、他
のビット線等を接続するものとしてもよい。
【0036】更に、この配線30bを形成する過程で必
要となるキャパシタ上部電極層32のエッチング工程に
おいて(図7(2))、配線30bの上面がキャパシタ
絶縁層31で覆われ保護されており、同工程で損傷を受
ける恐れがなく、その高品質が保証される。
【0037】実施例4.図8〜10はこの発明の実施例
4による製造方法を示す一連の断面図である。この実施
例4も実施例3と同様、キャパシタ下部電極層の有効利
用を追求したものである。以下、実施例3との相違点を
中心に説明する。
【0038】図8に示す工程は実施例3と同様である。
但し、同図(3)において形成するキャパシタ下部電極
層34は、その周辺回路領域60の部分をパッドとして
利用しようとするものである。即ち、それに続く図9
(1)において、レジストパターン(図示せず)をマス
クにしてキャパシタ下部電極層34をエッチングするこ
とにより、メモリセル領域50にはキャパシタ下部電極
34aを、そして、周辺回路領域60にはワード線4と
接続されるパッド34bを形成する。そして、その上の
全面にキャパシタ絶縁層35およびキャパシタ上部電極
層36を形成する。なお、34,35,36の各材料は
前掲実施例の場合と同様である。
【0039】ところで、例えば異なる高さに位置する複
数の導電部をより上方に形成される配線層に共通接続す
るような場合、上方の配線層位置から各導電部に至る互
いに深さの異なる複数のコンタクトホールを形成する必
要がある。ここで、この深さの差が大きいと、コンタク
トホール形成のためのエッチング工程で浅い位置の導電
部がオーバーエッチングにさらされることになり、条件
によっては損傷を受ける。この実施例4のパッド34b
は、各導電部の実質的な高さ変動を低減することによっ
て、上記したオーバーエッチングによる弊害を防止する
ものである。
【0040】図9(2)に戻り、キャパシタ上部電極層
36上にレジストパターン37を形成し、このレジスト
パターン37をマスクにしてキャパシタ上部電極層36
をエッチングすることにより、メモリセル領域50にキ
ャパシタ上部電極36aを形成する。このエッチング工
程で周辺回路領域60のキャパシタ絶縁層35が残留
し、パッド34bの上面を保護する点は実施例3と同様
である。最後に、レジストパターン37(またはキャパ
シタ上部電極36a)をマスクにして周辺回路領域60
のキャパシタ絶縁層35を除去し、メモリセル領域50
にキャパシタ絶縁膜35aを形成する(同図(3))。
【0041】次に、全面にシリコン酸化膜からなる層間
絶縁膜38を形成する(図10(1))。更に、この層
間絶縁膜38上にレジストパターン(図示せず)を形成
し、このレジストパターンをマスクにして層間絶縁膜3
8をエッチングすることにより、パッド34bに至るコ
ンタクトホール39を形成する(同図(2))。最後
に、コンタクトホール39を含む層間絶縁膜38上に配
線層40を形成して完成する。
【0042】この実施例4では、図8(3)で形成した
キャパシタ下部電極層34を、その本来のキャパシタ下
部電極34aとして利用するばかりでなく、周辺回路領
域60におけるワード線4のパッド34bとしても利用
することで経済性が向上する。また、その形成途中のキ
ャパシタ上部電極層36のエッチング工程で、そのパッ
ド34bの表面がキャパシタ絶縁層35で保護され損傷
を受けないことは勿論である。
【0043】なお、ここではパッド34bはワード線4
と接続するものとしたが、下方に位置する他の導電層と
接続するものにも適用することができる。
【0044】
【発明の効果】請求項1に係る半導体装置の製造方法に
おいては、キャパシタ絶縁層を高誘電率材料としたの
で、その厚さを大きくできる。その結果、キャパシタ絶
縁層とキャパシタ上部電極層とを互いに独立したエッチ
ング対象として処理することができるので、特に周辺回
路領域内のキャパシタ絶縁層およびキャパシタ上部電極
層に開口を形成する工程において、微細化等を目的とし
た種々の方策の採用が可能となる。
【0045】また、請求項2に係る半導体装置の製造方
法においては、枠付酸化膜を形成するので、コンタクト
ホールの導電層に連なる部分の径の低減を図ることがで
き微細化が実現する。
【0046】また、請求項3に係る半導体装置の製造方
法においては、キャパシタ絶縁層と同材料を使って枠付
絶縁膜を形成するようにしたので、この枠付絶縁膜の形
成時と同じエッチング工程でキャパシタ絶縁層に第2の
開口が形成され、その分工程数が低減する。コンタクト
ホール径の低減も可能となる。
【0047】また、請求項4に係る半導体装置の製造方
法においては、キャパシタ下部電極のために形成された
キャパシタ下部電極層の一部がキャパシタ下部電極とは
分離された配線として利用される。また、その上方に一
旦形成されるキャパシタ上部電極層をエッチングで除去
する際、キャパシタ絶縁層が残存してキャパシタ下部電
極層の上面を覆って保護するので、良質な配線が得られ
る。
【0048】また、請求項5に係る半導体装置の製造方
法においては、同様にキャパシタ下部電極層の一部がパ
ッドとして利用され、また、その品質も保証される。
【0049】また、請求項6に係る半導体装置の製造方
法においては、キャパシタ絶縁層とキャパシタ上下部電
極層との材料を特定することで、十分なエッチング選択
比が得られ、またキャパシタ絶縁層自体も確実に膜とし
て形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1による半導体装置の製造
方法を示す一連の断面図である。
【図2】 図1に続くこの発明の実施例1による半導体
装置の製造方法を示す一連の断面図である。
【図3】 この発明におけるキャパシタ構成材料の諸元
を、従来の場合とともに表の形で示す図である。
【図4】 この発明の実施例2による半導体装置の製造
方法を示す一連の断面図である。
【図5】 図4に続くこの発明の実施例2による半導体
装置の製造方法を示す一連の断面図である。
【図6】 この発明の実施例3による半導体装置の製造
方法を示す一連の断面図である。
【図7】 図6に続くこの発明の実施例3による半導体
装置の製造方法を示す一連の断面図である。
【図8】 この発明の実施例4による半導体装置の製造
方法を示す一連の断面図である。
【図9】 図8に続くこの発明の実施例4による半導体
装置の製造方法を示す一連の断面図である。
【図10】 図9に続くこの発明の実施例4による半導
体装置の製造方法を示す一連の断面図である。
【図11】 従来の半導体装置の製造方法を示す一連の
断面図である。
【図12】 図11に続く従来の半導体装置の製造方法
を示す一連の断面図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板、4 ワード線、6,21,38 層
間絶縁膜、14,30,34 キャパシタ下部電極層、
14a,30a,34a キャパシタ下部電極、15,
31,35 キャパシタ絶縁層、16,32,36 キ
ャパシタ上部電極層、17,22,33,37 レジス
トパターン、18,20,23,24,28,29 開
口、19 シリコン酸化膜、19a 枠付酸化膜、2
5,39 コンタクトホール、26,40 配線層、2
7 絶縁膜、27a 枠付絶縁膜、31a,35a キ
ャパシタ絶縁膜、32a,36a キャパシタ上部電
極、50 メモリセル領域、60 周辺回路領域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/283 D 27/04 21/822 7735−4M H01L 27/10 651

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板のメモリセル領域およびこの
    メモリセル領域に隣接する周辺回路領域にわたって第1
    の層間絶縁膜を形成する工程、上記メモリセル領域内の
    上記第1の層間絶縁膜上にキャパシタ下部電極を形成す
    る工程、上記メモリセル領域および周辺回路領域にわた
    って順次キャパシタ絶縁層およびキャパシタ上部電極層
    を形成する工程、上記周辺回路領域内の上記キャパシタ
    絶縁層およびキャパシタ上部電極層に開口を形成する工
    程、上記メモリセル領域および周辺回路領域にわたって
    第2の層間絶縁膜を形成する工程、上記第2の層間絶縁
    膜から上記開口および上記第1の層間絶縁膜を経て上記
    半導体基板上の導電層に至り、上記キャパシタ上部電極
    層に形成された上記開口径より小さい径のコンタクトホ
    ールを形成する工程、および上記コンタクトホールを含
    む上記第2の層間絶縁膜上に配線層を形成する工程を備
    えた半導体装置の製造方法において、 上記キャパシタ絶縁層を高誘電率材料で構成したことを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 半導体基板のメモリセル領域およびこの
    メモリセル領域に隣接する周辺回路領域にわたって第1
    の層間絶縁膜を形成する工程、上記メモリセル領域内の
    上記第1の層間絶縁膜上にキャパシタ下部電極を形成す
    る工程、上記メモリセル領域および周辺回路領域にわた
    って順次高誘電率材料からなるキャパシタ絶縁層および
    キャパシタ上部電極層を形成する工程、上記キャパシタ
    上部電極層上に第1のレジストパターンを形成しこの第
    1のレジストパターンをマスクにして上記周辺回路領域
    内の上記キャパシタ上部電極層に第1の開口を形成する
    工程、上記第1のレジストパターンを除去した後全面に
    酸化膜を形成しこれをエッチバックすることにより上記
    第1の開口内周に枠付酸化膜を形成する工程、上記枠付
    酸化膜およびキャパシタ上部電極層をマスクにして上記
    キャパシタ絶縁層に第2の開口を形成する工程、上記第
    1および第2の開口を含む上記キャパシタ上部電極層上
    に第2の層間絶縁膜を形成する工程、上記第2の層間絶
    縁膜上に第2のレジストパターンを形成しこの第2のレ
    ジストパターンをマスクに上記第2の層間絶縁膜を更に
    上記キャパシタ絶縁層の第2の開口をマスクに上記第1
    の層間絶縁膜をそれぞれエッチングして上記半導体基板
    上の導電層に至るコンタクトホールを形成する工程、お
    よび上記第2のレジストパターンを除去した後上記コン
    タクトホールを含む上記第2の層間絶縁膜上に配線層を
    形成する工程を備えた半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 半導体基板のメモリセル領域およびこの
    メモリセル領域に隣接する周辺回路領域にわたって第1
    の層間絶縁膜を形成する工程、上記メモリセル領域内の
    上記第1の層間絶縁膜上にキャパシタ下部電極を形成す
    る工程、上記メモリセル領域および周辺回路領域にわた
    って順次高誘電率材料からなるキャパシタ絶縁層および
    キャパシタ上部電極層を形成する工程、上記キャパシタ
    上部電極層上に第1のレジストパターンを形成しこの第
    1のレジストパターンをマスクにして上記周辺回路領域
    内の上記キャパシタ上部電極層に第1の開口を形成する
    工程、上記第1のレジストパターンを除去した後全面に
    上記高誘電率材料からなる絶縁膜を形成しこれをエッチ
    バックすることにより上記第1の開口内周に枠付絶縁膜
    を形成するとともに上記キャパシタ絶縁層に第2の開口
    を形成する工程、上記枠付絶縁膜内および上記第2の開
    口を含む上記キャパシタ上部電極層上に第2の層間絶縁
    膜を形成する工程、上記第2の層間絶縁膜上に第2のレ
    ジストパターンを形成しこの第2のレジストパターンを
    マスクに上記第2の層間絶縁膜を更に上記キャパシタ絶
    縁層の第2の開口をマスクに上記第1の層間絶縁膜をそ
    れぞれエッチングして上記半導体基板上の導電層に至る
    コンタクトホールを形成する工程、および上記第2のレ
    ジストパターンを除去した後上記コンタクトホールを含
    む上記第2の層間絶縁膜上に配線層を形成する工程を備
    えた半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 半導体基板のメモリセル領域およびこの
    メモリセル領域に隣接する周辺回路領域にわたって第1
    の層間絶縁膜を形成する工程、上記第1の層間絶縁膜上
    に第1のレジストパターンを形成しこの第1のレジスト
    パターンをマスクにして上記周辺回路領域内の上記第1
    の層間絶縁膜を経て上記半導体基板上の導電層に至る第
    1のコンタクトホールを形成する工程、上記第1のレジ
    ストパターンを除去した後上記第1のコンタクトホール
    を含む上記第1の層間絶縁膜上にキャパシタ下部電極層
    を形成する工程、上記キャパシタ下部電極層上に第2の
    レジストパターンを形成しこの第2のレジストパターン
    をマスクにして上記キャパシタ下部電極層をエッチング
    することにより上記メモリセル領域にキャパシタ下部電
    極をそして上記周辺回路領域に配線をそれぞれ形成する
    工程、全面に順次高誘電率材料からなるキャパシタ絶縁
    層およびキャパシタ上部電極層を形成する工程、上記キ
    ャパシタ上部電極層上に第3のレジストパターンを形成
    しこの第3のレジストパターンをマスクにして上記周辺
    回路領域の上記キャパシタ上部電極層をエッチングする
    ことにより上記メモリセル領域にキャパシタ上部電極を
    形成する工程、および上記第3のレジストパターンまた
    は上記キャパシタ上部電極をマスクにして上記周辺回路
    領域の上記キャパシタ絶縁層をエッチング除去する工程
    を備えた半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 半導体基板のメモリセル領域およびこの
    メモリセル領域に隣接する周辺回路領域にわたって第1
    の層間絶縁膜を形成する工程、上記第1の層間絶縁膜上
    に第1のレジストパターンを形成しこの第1のレジスト
    パターンをマスクにして上記周辺回路領域内の上記第1
    の層間絶縁膜を経て上記半導体基板上の導電層に至る第
    1のコンタクトホールを形成する工程、上記第1のレジ
    ストパターンを除去した後上記第1のコンタクトホール
    を含む上記第1の層間絶縁膜上にキャパシタ下部電極層
    を形成する工程、上記キャパシタ下部電極層上に第2の
    レジストパターンを形成しこの第2のレジストパターン
    をマスクにして上記キャパシタ下部電極層をエッチング
    することにより上記メモリセル領域にキャパシタ下部電
    極をそして上記周辺回路領域にパッドをそれぞれ形成す
    る工程、全面に順次高誘電率材料からなるキャパシタ絶
    縁層およびキャパシタ上部電極層を形成する工程、上記
    キャパシタ上部電極層上に第3のレジストパターンを形
    成しこの第3のレジストパターンをマスクにして上記周
    辺回路領域の上記キャパシタ上部電極層をエッチングす
    ることにより上記メモリセル領域にキャパシタ上部電極
    を形成する工程、上記第3のレジストパターンまたは上
    記キャパシタ上部電極をマスクにして上記周辺回路領域
    の上記キャパシタ絶縁層をエッチング除去する工程、全
    面に第2の層間絶縁膜を形成する工程、上記第2の層間
    絶縁膜上に第4のレジストパターンを形成しこの第4の
    レジストパターンをマスクにして上記第2の層間絶縁膜
    をエッチングすることにより上記周辺回路領域の上記第
    2の層間絶縁膜に上記パッドに至る第2のコンタクトホ
    ールを形成する工程、および上記第4のレジストパター
    ンを除去した後上記第2のコンタクトホールを含む上記
    第2の層間絶縁膜上に配線層を形成する工程を備えた半
    導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 キャパシタ絶縁層の材料は、(Ba,S
    r)TiO3、Pb(Zr,Ti)O3、SrTiO3
    のヘルブスカイト構造をもつ高誘電体で、キャパシタ上
    下部電極層の材料は、Pt、Ruあるいはそれらを含む
    合金としたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれ
    かに記載の半導体装置の製造方法。
JP6243952A 1994-10-07 1994-10-07 半導体装置の製造方法 Pending JPH08111509A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6319765B1 (en) 1998-12-30 2001-11-20 Hyundai Electronics Industries Co., Ltd. Method for fabricating a memory device with a high dielectric capacitor

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6319765B1 (en) 1998-12-30 2001-11-20 Hyundai Electronics Industries Co., Ltd. Method for fabricating a memory device with a high dielectric capacitor

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