JPH08111103A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH08111103A
JPH08111103A JP6246285A JP24628594A JPH08111103A JP H08111103 A JPH08111103 A JP H08111103A JP 6246285 A JP6246285 A JP 6246285A JP 24628594 A JP24628594 A JP 24628594A JP H08111103 A JPH08111103 A JP H08111103A
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JP
Japan
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light
display
lens
emitting diode
light emitting
Prior art date
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Pending
Application number
JP6246285A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Konagaya
哲夫 小長谷
Shinji Narama
伸二 奈良間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP6246285A priority Critical patent/JPH08111103A/ja
Publication of JPH08111103A publication Critical patent/JPH08111103A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 よりコンパクトな表示装置を提供することを
目的としている。 【構成】 平面的に配置された複数の画像要素15a
と、各画像要素15aのそれぞれに光を放射するように
配置した照明灯と、各照明灯の光が前記画像要素15a
を通って投影される位置に配置したスクリーン板13
と、前記照明灯と画像要素15aとの間に位置する透光
性を有するディスプレイ板25とを備えてなり、前記照
明灯は集光性を有する発光ダイオード91によって構成
し、ディスプレイ板25には少なくとも各画像要素15
aに対応する部分に光の均一化を図る拡散面25aを設
けたことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、表示装置に関し、複
数の画像要素のうち一つもしくは複数のものを、スクリ
ーン板に表示するようにした表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の表示装置としては、本出願人が
特願平5−17331号において先に提供した図6〜図
8に示すような警告表示器がある。
【0003】この警告表示器は、自動車用計器(コンビ
ネーションメータ)に組み込むようになっており、周囲
を覆うハウジング本体1と、このハウジング本体1の前
方に配置された前部カバー3とを備えている。ハウジン
グ本体1は、上カバー5及び下カバー7を有するもので
あり、前方の開口部に前部カバー3が取り付けられてい
る。ハウジング本体1内には、照明灯としての複数の発
光ダイオード9と、レンズアセンブリ11が組み込まれ
ている。レンズアセンブリ11については、図7にその
外観を斜視図で示した。一方、前部カバー3には開口部
3aが形成され、この開口部3aにスクリーン板13が
装着されている。スクリーン板13は、平板状に形成さ
れたものであり、透明、半透明、又は不透明であるが光
を透過するもので構成されている。
【0004】レンズアセンブリ11には、図8に示すよ
うに、複数の警告表示用の画像要素15aを有するフィ
ルム15が組み込まれている。各画像要素15aは、エ
ンジンの冷却水温度や燃料残量などを示す記号や図形で
あり、この図では縦3列、横3列の合わせて9つの異な
るものが配置されている。これら9つの画像要素15a
に対応するようにして、9つの発光ダイオード9が並列
に配置されている。各発光ダイオード9は、これらに対
応する画像要素15aに光を放射するようになってお
り、各発光ダイオード9のうちの一つから発する光がこ
れに対応する画像要素15aを通ってスクリーン板13
に達するようになっている。そして、スクリーン板13
には、その中央部Pを中心にして一つの画像のみが表示
されるようになっている。
【0005】ハウジング本体1の後部には平板状の電子
回路基板17が装着され、この電子回路基板17に、上
記発光ダイオード9がLEDスペーサ19を介して実装
されている。各発光ダイオード9は、LEDガイド21
により相互に仕切られている。このLEDガイド21
は、下カバー7の立上がり部7aとレンズアセンブリ1
1との間に介装されている。
【0006】また、レンズアセンブリ11は、LEDガ
イド21に接するように設けられており、発光ダイオー
ド9側から順に、複合コンデンサレンズ形成体23、デ
ィスプレイレンズ(ディスプレイ板)25、複合第2拡
大レンズ形成体27、複合第1拡大レンズ形成体29が
配置されている。
【0007】複合コンデンサレンズ形成体23には、各
発光ダイオード9に対応する位置に、発光ダイオード9
と同数の非球面コンデンサレンズ(非球面集光レンズ)
23aが形成されている。各非球面コンデンサレンズ2
3aは、ディスプレイレンズ25側に凸状に形成されて
いる。また、複合コンデンサレンズ形成体23は、その
全体がスクリーン板13の中央部Pを中心に球面状に湾
曲しており、これによって各非球面コンデンサレンズ2
3aの光軸Dがスクリーン板13の中央部Pに向かうよ
うになっている。すなわち、各非球面コンデンサレンズ
23aは、各発光ダイオード9から発した光を、図1の
一点鎖線で示す光軸Dに沿ってほぼ均一に集光するよう
になっている。
【0008】ディスプレイレンズ25は、透明な板によ
って、スクリーン板13の中央部Pを中心とする球面状
に形成されている。このディスプレイレンズ25と複合
第2拡大レンズ形成体27との間には、各非球面コンデ
ンサレンズ23aから放出される光が隣の非球面コンデ
ンサレンズ23aの光路へ漏れるのを防止するための第
2レンズ遮光枠31が介装されている。フィルム15
は、この第2レンズ遮光枠31と、ディスプレイレンズ
25とで挟まれるようにして保持されている。
【0009】複合第2拡大レンズ形成体27は、光軸D
に対応する位置に非球面第2拡大レンズ27aを有する
ものである。各非球面第2拡大レンズ27aは、ディス
プレイレンズ25側及び複合第1拡大レンズ形成体29
側に凸状に形成されたものであり、フィルム15上の画
像要素15aの投射映像を拡大するようになっている。
また、複合第2拡大レンズ形成体27は、全体がスクリ
ーン板13の中央部Pを中心に球面状に湾曲しており、
これにより各非球面第2拡大レンズ27aの光軸が光軸
Dに一致するようになっている。
【0010】複合第2拡大レンズ形成体27と複合第1
拡大レンズ形成体29との間には、各非球面第2拡大レ
ンズ27aから放出される光が隣の非球面第2拡大レン
ズ27aの光路へ漏れるのを防止するための第1レンズ
遮光枠33が介装されている。
【0011】複合第1レンズ成形体29は、光軸Dに対
応する位置に非球面第1拡大レンズ29aを有するもの
である。各非球面第1拡大レンズ29aは、スクリーン
板13側に凸状に形成されたものであり、各非球面第2
拡大レンズ27aで拡大した投射映像をさらに拡大する
ようになっている。また、複合第1拡大レンズ形成体2
9は、全体がスクリーン板13の中央部Pを中心に球面
状に湾曲しており、これにより各非球面第1拡大レンズ
29aの光軸が光軸Dに一致するようになっている。
【0012】また、上記各非球面コンデンサレンズ23
a、非球面第2拡大レンズ27a及び非球面第1拡大レ
ンズ29aは、その表面が非球面に形成されたものであ
り、このため焦点距離が短くかつ収差が少ないものにな
っている。
【0013】上記のように構成された警告表示器におい
ては、一つの発光ダイオード9から放射される光は、こ
のランプ9に対応する非球面コンデンサレンズ23aに
よって均一に集光され、かつスクリーン板13の中央部
Pに向かうよう導かれる。非球面コンデンサレンズ23
aを出た光は、ディスプレイレンズ25を経て画像要素
15aを有するフィルム15を通過し、非球面第2拡大
レンズ27aに達する。光が画像要素15aを通過する
ことによりフィルム15の後方に投射される映像は、非
球面第2拡大レンズ27a及び非球面第1拡大レンズ2
9aによってそれぞれ拡大され、スクリーン板13の中
央部Pを中心に写し出される。
【0014】そして、各非球面コンデンサレンズ23
a、非球面第2拡大レンズ27a及び非球面第1拡大レ
ンズ29aを用いることによって、焦点距離を短くしか
つ収差を少なくすることができるから、解像力を落とす
ことなく、発光ダイオード9側からスクリーン板13に
至る寸法L(図6参照)を短くすることができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】このように、警告表示
器はコンパクト化されてきているが、さらにコンパクト
化の要求があり、よりコンパクトなものを提供する必要
がある。
【0016】この発明はこのような事情に基づきなされ
たもので、その目的は、よりコンパクトな表示装置を提
供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、平面的に配置された複数の画像要素
と、各画像要素のそれぞれに光を放射するように配置し
た照明灯と、各照明灯の光が前記画像要素を通って投影
される位置に配置したスクリーン板と、前記照明灯と画
像要素との間に位置する透光性を有するディスプレイ板
とを備えてなり、前記照明灯は集光性を有する発光ダイ
オードによって構成し、ディスプレイ板には少なくとも
各画像要素に対応する部分に光の均一化を図る拡散面を
設けたことを特徴としている。
【0018】また、上記発光ダイオードは、ディスプレ
イ板に当接するように配置することが好ましい。
【0019】さらに、各画像要素は、スクリーン板の異
なる位置にそれぞれの画像として表示するように構成す
ることが好ましい。
【0020】また、この発明は、平面的に配置された複
数の画像要素と、各画像要素のそれぞれに光を放射する
ように配置した照明灯と、各照明灯の光が前記各画像要
素を通って投影される位置に配置したスクリーン板と、
前記照明灯と画像要素との間に位置する透光性を有する
ディスプレイ板とを備えてなり、前記照明灯は平面型の
発光ダイオードによって構成し、この発光ダイオードと
ディスプレイ板との間には発光ダイオードの光を集光し
てディスプレイ板側に放射する集光レンズを設けたこと
を特徴としている。
【0021】そして、上記ディスプレイ板のスクリーン
板側に透光性を有するフィルムを設け、このフィルムに
各画像要素を設けるように構成してもよい。
【0022】また、各画像要素はディスプレイ板に直接
設けるように構成してもよい。
【0023】
【作用】この発明においては、集光性を有する発光ダイ
オード及び光を均一化する拡散面によって、発光ダイオ
ードから発する光をほぼ均一に集光することができるか
ら、集光のために従来必要としてた集光レンズが不要と
なり、この集光レンズが不要な分だけ、発光ダイオード
からスクリーン板に至る方向の寸法を短くすることがで
きる。すなわち、よりコンパクトなものを提供すること
ができる。
【0024】また、集光レンズによって光を集光するも
のではないから、発光ダイオードをディスプレイ板に当
接又は当接寸前の位置まで、この発光ダイオードをディ
スプレイ板に接近させることができる。そして、上記発
光ダイオードを、ディスプレイ板に当接するように構成
した場合には、よりコンパクトなものを提供することが
できる。
【0025】さらに、各画像要素を、スクリーン板の異
なる位置にそれぞれの画像として表示するように構成し
た場合には、異なる情報を一つのスクリーン板で同時に
確認することができる。したがって、異なる情報につい
て、それぞれ異なる表示装置を設ける必要がないから、
その分コンパクトなものを提供することができる。
【0026】また、照明灯を平面型の発光ダイオードで
構成した場合には、集光レンズを設けていても、発光ダ
イオード自体の寸法が小さくなるから、発光ダイオード
からスクリーン板に至る方向の寸法を短くすることがで
きる。すなわち、よりコンパクトなものを提供すること
ができる。
【0027】そして、上記ディスプレイ板のスクリーン
板側に透光性を有するフィルムを設け、このフィルムに
各画像要素を設けたものにあっては、フィルムを交換す
るだけで、異なる表示を有するものに変換することがで
きるから、種々の表示を有するものを容易かつ低コスト
で得ることができる。また、各画像要素をディスプレイ
板に直接設けるように構成したものにあっては、フィル
ムが不要になる分、コストの低減を図ることができる。
【0028】
【実施例】以下、この発明の実施例を図1〜図5を参照
して説明する。まず、図1〜図4を参照して、この発明
の第1実施例を説明する。ただし、図6〜図8に示す従
来例の構成要素と共通する要素には同一の符号を付しそ
の説明を簡略化する。
【0029】図1に示すように、ハウジング本体1には
その前後に開口部1a、1bが形成されている。前方の
開口部1aには凹部1cが形成されており、この凹部1
cにはスクリーン板13が嵌め込まれている。また、後
方の開口部1bには発光ダイオード91が電子回路基板
17に実装された状態で配置されている。電子回路基板
17とハウジング本体1との間には、複数の発光ダイオ
ード91を相互に仕切るためのLEDガイド21が介装
されている。そして、ハウジング本体1内における発光
ダイオード91に近接する位置には、レンズアセンブリ
11が収納されている。
【0030】レンズアセンブリ11は、ディスプレイレ
ンズ(ディスプレイ板)25、複合第2拡大レンズ形成
体27、複合第1拡大レンズ形成体29を備えている。
これらのディスプレイレンズ25、複合第2拡大レンズ
形成体27、複合第1拡大レンズ形成体29は、スクリ
ーン板13に平行な平板状のもので形成されている。し
たがって、これらの成形体27、29に形成された各非
球面第2拡大レンズ27a及び非球面第1拡大レンズ2
9aの光軸Dは、発光ダイオード91の光の中心線と一
致し、かつスクリーン板13に直交する方向に向いてい
る。
【0031】このため、発光ダイオード91から放射し
た光は、光軸Dに沿って直進し、スクリーン板13の所
定位置(図2において示したP、Q、R、S、T、U、
V、W、Xの各位置)を中心にして写し出されることに
なっている。スクリーン板13に写し出される画像の表
示領域は、図2に示すよういに、横x、縦yの寸法とし
て、隣接する他の画像の表示領域と一部が重なるように
なっており、これにより、十分大きな表示スペースを確
保するようになっている。
【0032】また、複合第1拡大レンズ形成体29のス
クリーン板13側の面には、案内用遮光枠35が設けら
れている。この案内用遮光枠35は、各非球面第1拡大
レンズ29aに対応するように開口孔35aを有するも
のであり、各開口孔35aによって、各非球面第1レン
ズ29aから放出された光をスクリーン板13のP〜X
で示す各領域に案内するようになっている。そして、上
記に示すようなレンズや遮光枠を有するレンズアセンブ
リ11は、ハウジング本体1に設けられた突起1d及び
LEDガイド21によって、同ハウジング本体1に保持
されるようになっている。
【0033】また、上記発光ダイオード91は、図3
(a)に示すように、放射光91aが一定の方向を向く
ような集光性を有するもので構成されている。ちなみ
に、通常一般に使用されている発光ダイオードは、指向
性はある程度あるものの、図3(b)に示すように、放
射光が放射状に広がるようになっている。
【0034】また、第2レンズ遮光枠31と共同でフィ
ルム15を保持しているディスプレイレンズ25は、図
4に略図的に示すように、発光ダイオード91の中心か
ら発する放射光91aに直交するように配置されてい
る。そして、ディスプレイレンズ25の入射面には、拡
散面25aが形成されている。拡散面25aは、ディス
プレイレンズ25の入射面にマット(拡散)処理を施し
たものであって、入射光をほぼ均一にするようになって
いる。すなわち、集光性を有する発光ダイオード91で
あっても、完全に平行に集光した放射光91aを放つも
のではないから、拡散面25aによって、さらに均一な
放射光を得るようになっている。ただし、図4において
は、図3(a)に比べて、光が拡散する様子を誇張して
描いている。これは、集光性を有する発光ダイオード9
1であっても、その中心部に対して外側の部分に輝度の
低下が見られるから、この点を誇張して示したものであ
り、この程度の輝度の低下については拡散面25aによ
って、解消することが可能である。
【0035】上記のように構成された警告表示器におい
ては、ほぼ均一に集光した光が発光ダイオード91から
放射され、この光がディスプレイレンズ25の拡散面2
5aでさらに均一化される。そして、この均一化された
光は、ディスプレイレンズ25を経て各画像要素15a
を有するフィルム15を通過し、各非球面第2拡大レン
ズ27a及び各非球面第1拡大レンズ29aを通ってス
クリーン板13に達する。光が画像要素15aを通過す
ることによりフィルム15の後方に映像が投射されるこ
とになる。この映像は、非球面第2拡大レンズ27a及
び非球面第1拡大レンズ29aによってそれぞれ拡大さ
れ、スクリーン板13の所定位置、すなわち図2におけ
る点P〜Xのいずれかを中心とした表示領域に写し出さ
れる。
【0036】したがって、上記警告表示器によれば、集
光性を有する発光ダイオード91と拡散面25aとによ
って、ほぼ均一に集光した光を得ることができるので、
従来例で用いたような非球面コンデンサレンズ23a
(図6参照)を設ける必要がない。したがって、この非
球面コンデンサレンズ23aを排除できる分だけ、従来
例に比べて、発光ダイオード91からスクリーン板13
に至る方向の寸法を短くすることができる。すなわち、
警告表示器の全長の寸法Lを短くすることができる。
【0037】しかも、非球面コンデンサレンズ23aに
よる集光方式をとっていないから、発光ダイオード91
をディスプレイレンズ25に当接又は当接寸前位置ま
で、この発光ダイオード91をディスプレイレンズ25
に接近させても、光の集光性を悪化させることがない。
そして、上記発光ダイオード91を、ディスプレイレン
ズ25に当接するように構成した場合には、最もコンパ
クトなものを提供することができる。
【0038】また、各レンズ27a、29aを非球面の
レンズで構成したから、これらのレンズ27a、29a
の焦点距離を短くしかつ収差を少なくすることができ
る。したがって、鮮明な画像をスクリーン板13に表示
することができるとともに、発光ダイオード91からス
クリーン板13に至る方向の寸法を短くすることができ
る。すなわち、非球面レンズを用いることによっても、
警告表示器の全長の寸法Lを短くすることができる。
【0039】さらに、スクリーン板13の複数の位置に
画像を表示することができるから、個々の画像に対応し
た表示装置をそれぞれ個々に設ける必要がなく、この点
からも装置のコンパクト化を図ることができる。
【0040】また、各画像要素15aをフィルム15に
設けているから、フィルム15を交換するだけで、異な
る表示を有するものを容易かつ低コストで得ることがで
きる。
【0041】なお、上記第1実施例においては、各レン
ズ27a、29aとして非球面レンズを用いたが、通常
のレンズを用いてもよいことはいうまでもない。ただ
し、通常の球面レンズを用いた場合には、各レンズの焦
点距離が長くなり、寸法Lが上記実施例より長くなる。
【0042】次ぎに、この発明の第2実施例を図5を参
照して説明する。ただし、図6〜図8に示す従来例の構
成要素、及び図1〜図4に示す第1実施例の構成要素と
共通する要素には同一の符号を付しその説明を簡略化す
る。この第2実施例が第1実施例と異なる点は、非球面
コンデンサレンズ(集光レンズ)23を設けている点
と、集光性を有する発光ダイオード91に代えてチップ
式の平面型発光ダイオード92を設けている点と、拡散
面25aを削除している点である。
【0043】すなわち、平面型発光ダイオード92は、
フィルム15に形成された各画像要素15aにそれぞれ
対応するようにして、電子回路基盤17に実装されてい
る。また、ディスプレイレンズ25とLEDガイド21
との間には、複数の非球面コンデンサレンズ23aを有
する複合コンデンサレンズ形成体23が設けられてい
る。複合コンデンサレンズ形成体23は、スクリーン板
13に平行な平板状のもので形成されており、各非球面
コンデンサレンズ23aの光軸が光軸Dに一致するとと
もに、平面型発光ダイオード92の光の中心線と一致し
ている。また、ディスプレイレンズ25には、図4に示
したような拡散面25aは形成されていない。
【0044】このように構成された警告表示器において
は、従来例で用いたものと同様の非球面コンデンサレン
ズ23を有しているが、平面型発光ダイオード92にお
ける光の放射方向の寸法が小さくなるから、その分、従
来例に比べて、発光ダイオード92からスクリーン板1
3に至る方向の寸法を短くすることができる。すなわ
ち、警告表示器の全長の寸法Lを短くすることができ
る。
【0045】なお、上記第2実施例において、集光レン
ズとして非球面コンデンサレンズを用いた例を示した
が、この集光レンズは非球面のレンズでなく、一般のレ
ンズを用いてもよいことはいうまでもない。
【0046】また、上記各実施例においては、自動車用
計器に適用した警告表示器について示したが、このよう
な警告表示器に限らず、その他一般の分野における表示
装置に適用してもよいことはいうまでもない。
【0047】さらに、各画像要素15aをフィルム15
に設け、このフィルム15をディスプレイレンズ25で
保持するように構成したが、各画像要素15aを直接デ
ィスプレイレンズ25に設けるように構成してもよい。
この場合には、フィルム15が不要になり、その分、コ
ストの低減を図ることができる。
【0048】
【発明の効果】この発明によれば、集光性を有する発光
ダイオード及び光を均一化する拡散面によって、発光ダ
イオードから発する光をほぼ均一に集光することができ
るから、集光のために従来必要としてた集光レンズが不
要となり、この集光レンズが不要な分だけ、発光ダイオ
ードからスクリーン板に至る方向の寸法を短くすること
ができる。すなわち、よりコンパクトなものを提供する
ことができる。
【0049】また、集光レンズによって光を集光するも
のではないから、発光ダイオードをディスプレイ板に当
接又は当接寸前の位置まで、この発光ダイオードをディ
スプレイ板に接近させることができる。そして、上記発
光ダイオードを、ディスプレイ板に当接するように構成
した場合には、さらにコンパクトなものを提供すること
ができる。
【0050】さらに、各画像要素を、スクリーン板の異
なる位置にそれぞれの画像として表示するように構成し
た場合には、異なる情報を一つのスクリーン板で同時に
確認することができる。したがって、異なる情報につい
て、それぞれ異なる表示装置を設ける必要がないから、
その分コンパクトなものを提供することができる。
【0051】また、照明灯を平面型の発光ダイオードで
構成した場合には、集光レンズを設けていても、発光ダ
イオード自体の寸法が小さくなるから、発光ダイオード
からスクリーン板に至る方向の寸法を短くすることがで
きる。すなわち、よりコンパクトなものを提供すること
ができる。
【0052】そして、上記ディスプレイ板のスクリーン
板側に透光性を有するフィルムを設け、このフィルムに
各画像要素を設けたものにあっては、フィルムを交換す
るだけで、異なる表示を有するものに変換することがで
きるから、種々の表示を有するものを容易かつ低コスト
で得ることができる。また、各画像要素をディスプレイ
板に直接設けるように構成したものにあっては、フィル
ムが不要になるから、その分、コストの低減を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例として示した警告表示器
の断面図。
【図2】同警告表示器の正面図。
【図3】(a)は同警告表示器に設けた集光性を有する
発光ダイオードを示す説明図、(b)は一般に使用され
ている発光ダイオードを示す説明図。
【図4】同警告表示器に設けた拡散面を示す説明図。
【図5】この発明の第2実施例として示した警告表示器
の断面図。
【図6】従来例として示した警告表示器の断面図。
【図7】同警告表示器のレンズアセンブリを示す斜視
図。
【図8】同警告表示器の画像要素を有するフィルムを示
す正面図。
【符号の説明】
13 スクリーン板 15 フィルム 15a 画像要素 23a 集光レンズ(非球面コンデンサレンズ) 25 ディスプレイ板(ディスプレイレンズ) 25a 拡散面 91 集光性を有する発光ダイオード 92 平面型発光ダイオード

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面的に配置された複数の画像要素と、
    各画像要素のそれぞれに光を放射するように配置した照
    明灯と、各照明灯の光が前記各画像要素を通って投影さ
    れる位置に配置したスクリーン板と、前記照明灯と画像
    要素との間に位置する透光性を有するディスプレイ板と
    を備えてなり、 前記照明灯は集光性を有する発光ダイオードによって構
    成し、ディスプレイ板には少なくとも各画像要素に対応
    する部分に光の均一化を図る拡散面を設けたことを特徴
    とする表示装置。
  2. 【請求項2】 発光ダイオードをディスプレイ板に当接
    するように配置したことを特徴とする請求項1記載の表
    示装置。
  3. 【請求項3】 各画像要素は、スクリーン板の異なる位
    置にそれぞれの画像として表示されるようになっている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の表示装
    置。
  4. 【請求項4】 平面的に配置された複数の画像要素と、
    各画像要素のそれぞれに光を放射するように配置した照
    明灯と、各照明灯の光が前記各画像要素を通って投影さ
    れる位置に配置したスクリーン板と、前記照明灯と画像
    要素との間に位置する透光性を有するディスプレイ板と
    を備えてなり、 前記照明灯は平面型の発光ダイオードによって構成し、
    この発光ダイオードとディスプレイ板との間には発光ダ
    イオードの光を集光してディスプレイ板側に放射する集
    光レンズを設けたことを特徴とする表示装置。
  5. 【請求項5】 ディスプレイ板のスクリーン板側に透光
    性を有するフィルムを設け、このフィルムに各画像要素
    を設けていることを特徴とする請求項1、請求項2、請
    求項3又は請求項4記載の表示装置。
  6. 【請求項6】 各画像要素をディスプレイ板に直接設け
    ていることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3
    又は請求項4記載の表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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