JPH08110803A - プログラマブルコントローラ - Google Patents

プログラマブルコントローラ

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JPH08110803A
JPH08110803A JP28113794A JP28113794A JPH08110803A JP H08110803 A JPH08110803 A JP H08110803A JP 28113794 A JP28113794 A JP 28113794A JP 28113794 A JP28113794 A JP 28113794A JP H08110803 A JPH08110803 A JP H08110803A
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JP
Japan
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circuit
output
programmable controller
switching element
power supply
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JP28113794A
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English (en)
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Takanori Imayado
孝則 今宿
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Keyence Corp
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Keyence Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プログラマブルコントローラの外部用電力出
力回路に短絡が生じても安定した電力をプログラマブル
コントローラに供給すること。 【構成】 プログラマブルコントローラに備える1つの
電源1から過電流検出器3を介して分岐した外部制御機
器用出力回路にスイッチング素子11を設け、自らの回
路には電圧検出器4を設け、電圧検出器4の出力および
過電流検出器3の出力を入力する第1論理回路5と、第
1論理回路5の出力を入力するオフデレィタイマー回路
8およびタイマー回路7と、第2論理回路9を介したタ
イマー回路7の出力とオフデレィタイマー回路8の出力
とを入力する第3論理回路10と、第3論理回路10の
出力を前記スイッチング素子11に入力し、プログラマ
ブルコントローラの電圧を確保しながら短絡時所定回数
スイッチング素子11をオン・オフさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部制御機器に電力を
供給する電源を備えるプログラマブルコントローラに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プログラマブルコントローラなど
では、このプログラマブルコントローラと接続される制
御機器に電力を供給する出力端子を備えている。このよ
うなプログラマブルコントローラにおける電源回路に
は、電源の規模を小さくする等から図4に示すような1
つの過電流保護回路2を有するDC電源1から分岐して
プログラマブルコントローラ用出力回路とこのプログラ
マブルコントローラと接続される制御機器(以下、「外
部制御機器」という)用出力回路とを備えるものがあ
る。このような電源回路の過電流保護回路2は、出力回
路に過電流検出器21を設け、何れかの出力回路に短絡
あるいは過負荷が生じたとき、その短絡あるいは過負荷
により発生する過電流を過電流検出器21が検出し、制
御回路23により出力回路のスイッチング素子22をオ
フ駆動させ、出力電流を遮断している。また、短絡ある
いは過負荷が解消したとき出力回路を復帰させるため
に、スイッチング素子22を間欠的にオン・オフ駆動さ
せている。
【0003】しかし、復帰のためにスイッチング素子2
2を間欠的にオン・オフ駆動させる場合、スイッチング
素子22をオン駆動するパルス間隔を長くするすなわち
スイッチング素子22のオフ時間を長くすると、復帰す
るまでに時間がかかり、スイッチング素子22をオン駆
動するパルス間隔を短くするとすなわちスイッチング素
子2−2のオフ時間を短くすると、出力電流の平均値が
上昇し、スイッチング素子2−2の発熱を招く、また周
期を一定にしてデューテイを調整してもスイッチング素
子22の発熱の問題は回避できず、また、何れの場合に
も負荷の突入電流が大きい場合には、復帰できないとい
う問題がある。
【0004】更に、過電流保護回路2のスイッチング素
子22のスイッチング動作は、電源1から分岐してプロ
グラマブルコントローラ用と外部制御機器用の出力回路
のすべてについて作用するものであり、例えば外部制御
機器の短絡あるいは過負荷により、過電流保護回路2の
出力回路のスイッチング素子22がオン・オフ駆動する
と、異常のないプログラマブルコントローラに対しても
電流がオン・オフし、プログラマブルコントローラに搭
載されているCPUが暴走したり、あるいはリセットが
かかり、制御システムの信頼性を失う恐れがあるという
問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記問題点
に鑑みなされたもので、電源の規模の小さい1つの過電
流保護回路を有する電源から分岐して複数の出力回路を
有する電源回路であっても、短絡あるいは過負荷からの
復帰を速やかに行うことができると共に、常にプログラ
マブルコントローラに対する電圧は確保され、複数の出
力部にそれぞれ接続されてなる制御機器によるシステム
の信頼性の向上が図れる電源回路を備えたプログラマブ
ルコントローラを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的は、第1には、
1つの過電流保護回路を有する電源から分岐して複数の
出力回路を有する電源回路を備えたプログラマブルコン
トローラにおいて、前記電源の出力回路に過電流検出器
を設けると共に、分岐された1つの前記プログラマブル
コントローラ用出力回路には電圧検出器を設け、他の分
岐された前記プログラマブルコントローラに接続される
外部制御機器用出力回路には、前記電圧検出器の出力お
よび前記過電流検出器の出力に基づいて作動するスイッ
チング素子を設けることにより達成される。
【0007】第2には、1つの過電流保護回路を有する
電源から分岐して複数の出力回路を有する電源回路を備
えたプログラマブルコントローラにおいて、前記電源の
出力回路に過電流検出器を設けると共に、分岐された1
つの前記プログラマブルコントローラ用出力回路には電
圧検出器を設け、他の分岐された前記プログラマブルコ
ントローラに接続される外部制御機器用出力回路には、
前記電圧検出器の出力および前記過電流検出器の出力を
入力する第1論理回路と、前記第1論理回路の出力を入
力するオフデレィタイマー回路と、前記電圧検出器の出
力を入力するオンディレイタイマー回路と、前記第1論
理回路の出力を入力するタイマー回路と、前記タイマー
回路の出力と前記オンデレィタイマー回路の出力とを入
力する第2論理回路と前記第2論理回路の出力と前記オ
フデレィタイマー回路の出力を入力する第3論理回路
と、前記第3論理回路の出力を入力するスイッチング素
子を設けることにより達成される。
【0008】
【作用】電源が投入されプログラマブルコントローラお
よび外部制御機器の何れも正常であるときは、オンディ
レイタイマー回路で設定されている時間後すなわちプロ
グラマブルコントローラ用出力回路の出力電圧が立ち上
がつた後に外部制御機器用出力回路のスイッチング素子
がオン駆動し、その状態が維持される。この状態で外部
機器用出力回路に短絡あるいは過負荷が発生すると、そ
の短絡あるいは過負荷による過電流を過電流検出器が検
出して出力し、また、その短絡あるいは過負荷による電
圧降下を電圧検出器が検出して出力する。その両出力を
入力した第1論理はタイマー回路とオフデレィタイマー
回路に出力する。その出力を入力したオフデレィタイマ
ー回路は直ちに第3論理回路を介して外部制御機器用出
力回路のスイッチング素子をオフ駆動する。このスイッ
チング素子のオフ駆動によって過電流検出器の出力がな
くなるが、オフデレィタイマー回路に設定されている所
定時間スイッチング素子のオフ駆動状態は継続される。
【0009】所定時間経過後スイッチング素子はオン駆
動に復帰されるが、この時外部制御機器用出力回路の短
絡あるいは過負荷状態が継続していると再び過電流検出
器の出力および電圧検出器の出力によって、オフデレィ
タイマー回路は直ちに第3論理回路を介して外部制御機
器用出力回路のスイッチング素子をオフ駆動する。外部
制御機器用出力回路の短絡あるいは過負荷状態が継続し
ているときはこのスイッチング素子のオン・オフは繰り
返し行われる。
【0010】タイマー回路は、外部制御機器用出力回路
のスイッチング素子のオン・オフの繰り返しによるオフ
時間を積算し、予め設定した設定値に達すると出力し、
第2論理回路と第3論理回路を介して外部制御機器用出
力回路のスイッチング素子をオフ駆動しこの状態を維持
させる。
【0011】スイッチング素子がオン・オフを繰り返し
ているとき、プログラマブルコントローラ用出力回路の
出力電圧もスイッチング素子がオン駆動されると低下
し、オフ駆動によって上昇し、この電圧の高低がスイッ
チング素子のオン・オフの繰り返しに対応して繰り返さ
れるが、スイッチング素子のオン時間およびオフ時間
は、プログラマブルコントローラ用出力回路の出力電圧
が所定の電圧以下にさせない範囲に設定されている。
【0012】このように電源の規模の小さい1つの過電
流保護回路を有する電源から分岐してプログラマブルコ
ントローラ用および外部制御機器用と複数の出力回路を
有する電源回路を構成すると、プログラマブルコントロ
ーラ用の出力電圧は、外部制御機器用出力回路の短絡あ
るいは過負荷に係らず常に所定電圧が確保され、また、
外部制御機器用出力回路の短絡あるいは過負荷状態が一
定の時間内に解消している場合には、速やかに元の状態
に復帰されるが、解消していない場合には、短絡あるい
は過負荷状態が継続している外部制御機器用出力回路を
切離し、その回路のスイッチング素子の発熱を抑制する
ことができると共に、プログラマブルコントローラ用の
出力電圧を確保する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。なお、各図を通じて共通する部分には同一の符号
が付してある。
【0014】図1および図2は、本発明の一実施例のプ
ログラマブルコントローラの電源回路の回路図で、図1
はそのブロック図であり、図2は図1のブロックの内容
の一例を示している。図において、1は直流等の電源、
2は過電流保護回路、3は過電流検出器、4は定電圧を
検出する電圧検出器、5、9、10はそれぞれ第1、第
2、第3論理回路でこの実施例では何れもアンド回路で
ある。6はオンディレイタイマー回路、7はタイマー回
路、8はオフデレィタイマー回路、11はスイッチング
素子を示している。なお、図中「内部」は、この電源回
路を備えるプログラマブルコントローラのCPU等に供
給する電源の出力回路、図中「外部」は、このプログラ
マブルコントローラに接続される制御機器(以下「外部
制御機器」という)に供給する電源の出力回路を示し、
直流等の電源1および過電流保護回路2を合わせて以下
「電源」という。
【0015】電源の出力回路は、過電流検出器3を介し
た後プログラマブルコントローラ用出力回路および外部
制御機器用出力回路に分岐されている。電圧検出器4
は、プログラマブルコントローラ用出力回路に設けら
れ、電源電圧(図3のV3)よりも低く、プログラマブ
ルコントローラのCPUがリセットされる電圧(図3の
V1)よりも高い値(図3のV2)に設定されていて、
プログラマブルコントローラ用出力回路の電圧がその設
定値(図3のV2)よりも高いときローレベル、低いと
きハイレベルの出力をオンディレイタイマー回路6とア
ンド回路5に供給する。過電流検出器3は、通常はロー
レベルの出力であるが過電流が発生したときハイレベル
の出力をアンド回路5に供給する。
【0016】アンド回路5は、電圧検出器4の出力がハ
イレベルであり、過電流検出器3の出力がハイレベルで
あるときはハイレベルの出力を、電圧検出器4および過
電流検出器3の何れか一方又は両方の出力がローレベル
であるときはローレベルの出力をタイマー回路7とオフ
デレィタイマー回路8に供給する。オンディレイタイマ
ー回路6は、電圧検出器4の出力がローレベルに変化し
た時点から所定時間経過後にハイレベルの出力をアンド
回路9に供給する。
【0017】タイマー回路7は、アンド回路5のハイレ
ベルの出力を積分し、その積分値が予め設定した値に達
した時ローレベルの出力をアンド回路9に供給する。な
お、図2にける7′はラッチ回路であり、通常はハイレ
ベルを出力し、一旦ローレベルが入力されると電源を切
るまでローレベルを出力する。アンド回路9は、タイマ
ー回路7の出力がハイレベルであり、オンディレイタイ
マー回路6の出力がハイレベルであるときはハイレベル
の出力を、タイマー回路7およびオンディレイタイマー
回路6の何れか一方又は両方の出力がローレベルである
ときはローレベルの出力をアンド回路10に供給する。
【0018】オフデレィタイマー回路8は、アンド回路
5の出力がハイレベルに変化した時直ちにローレベルの
出力をアンド回路10に供給し、予め設定した時間経過
後ハイレベルの出力をアンド回路10に供給する。アン
ド回路10は、アンド回路9の出力がハイレベルであ
り、オフデレィタイマー回路8の出力がハイレベルであ
るときはハイレベルの出力を、アンド回路9およびオフ
デレィタイマー回路8の何れか一方又は両方の出力がロ
ーレベルであるときはローレベルの出力をスイッチング
素子11に供給する。スイッチング素子11は、外部制
御機器用出力回路に接続されていて、アンド回路10の
ハイレベル出力によりオン駆動し、アンド回路10のロ
ーレベル出力によりオフ駆動する。
【0019】以上の構成で、まず、電源が投入される
と、プログラマブルコントローラ用出力回路の電圧は立
ち上がって行くが、電圧検出器4に設定されている設定
値(図3のV2)を越え、オンディレイタイマー回路6
に設定されている所定時間経過するまでオンディレイタ
イマー回路6の出力はローレベルであり、この出力はア
ンド回路9およびアンド回路10を介してスイッチング
素子11にローレベルが供給されスイッチング素子11
はオフ状態を維持している。
【0020】オンディレイタイマー回路6に設定されて
いる所定時間経過すると、オンディレイタイマー回路6
はハイレベルの出力に変化する。この時、電圧検出器4
の出力はローレベル、過電流検出器3の出力もローレベ
ルであり、アンド回路5の出力はローレベルであるので
タイマー回路7の出力はハイレベルである。したがって
アンド回路9はハイレベルの出力をする。一方アンド回
路5の出力がローレベルであることからオフデレィタイ
マー回路8の出力はハイレベルになっている。アンド回
路9のハイレベルの出力とオフデレィタイマー回路8の
出力のハイレベルにより、アンド回路10はハイレベル
を出力し、スイッチング素子11をオン駆動し、外部制
御機器に電力が供給される。
【0021】いま、図3に示すt1時点で外部制御機器
用出力回路に短絡が発生したとすると、電源の出力回路
に過電流が流れ、この電流を過電流検出器3が検出し、
過電流検出器3の出力はハイレベルとなる。また、この
短絡によりプログラマブルコントローラ用出力回路の電
圧が低下し、その電圧が図3に示すv2に達すると電圧
検出器の出力はハイレベルとなる。両者の出力のハイレ
ベルによりこれを入力するアンド回路5の出力はハイレ
ベルとなり、この出力を入力したオフデレィタイマー回
路8の出力は直ちにローレベルとなり、このローレベル
の出力を入力したアンド回路10の出力はローレベルと
なり、このローレベル出力によってスイッチング素子1
1をオフ駆動し、外部制御機器用出力回路を遮断する。
つまり外部制御機器用出力回路に短絡あるいは過負荷が
発生し、プログラマブルコントローラ用出力回路の電圧
が所定の電圧にまで低下すると直ち短絡あるいは過負荷
が発生した外部制御機器用出力回路を遮断する。
【0022】短絡が発生した外部制御機器用出力回路の
遮断により、過電流検出器3の出力はローレベルにな
り、この出力を入力したアンド回路5の出力もローレベ
ルになる。しかしオフデレィタイマー回路8はアンド回
路5の出力がローレベルに変化してもその変化時点から
予め設定されている時間が経過するまではローレベルの
出力を維持し、スイッチング素子11のオフ状態は維持
される。スイッチング素子11のオフ状態すなわち外部
制御機器用出力回路を遮断しているとき、プログラマブ
ルコントローラ用出力回路の電圧は上昇して元の状態に
復帰される。
【0023】オフデレィタイマー回路8に設定されてい
る時間が経過すると、オフデレィタイマー回路8の出力
はハイレベルとなる。この時、オンディレイ回路の6の
出力は電源投入時以外はハイレベルであり、また、タイ
マー回路7の出力はアンド回路5のハイレベルの出力を
積分した積分値が予め設定した値に達していない時には
ハイレベルが維持されているので、アンド回路9の出力
はハイレベルにあり、したがって、オフデレィタイマー
回路8の出力のハイレベルとアンド回路9の出力のハイ
レベルを入力したアンド回路10の出力はハイレベルと
なり、スイッチング素子11をオン駆動し外部制御機器
に電力が供給される。すなわちアンド回路5の出力がハ
イレベルに変化した時点からオフデレィタイマー回路8
に設定されている時間が経過するまでの間外部制御機器
用出力回路の遮断状態が維持される。
【0024】このとき、すなわちスイッチング素子11
をオン駆動したとき、外部制御機器用出力回路の短絡状
態が解消されていないと、前記と同様にしてスイッチン
グ素子11がオフ駆動され、前記と同様にしてスイッチ
ング素子11がオン駆動され、以下このオン・オフが繰
り返される。
【0025】このオン・オフの繰り返し、つまりアンド
回路5のハイレベルおよびローレベルの出力の繰り返し
は、タイマー回路7の積分値を大きくし、その値が予め
設定した値に達すると、タイマー回路7の出力はローレ
ベルとなり、スイッチング素子11がオフ駆動され、こ
のオフ状態がタイマー回路7がリセットされハイレベル
の出力となるまで維持されることにより停止する。すな
わち、所定の回数スイッチング素子11のオン・オフが
繰り返えされると、外部制御機器用出力回路が切り離さ
れる。これによりプログラマブルコントローラ用出力回
路の電圧は復帰しその電圧が維持される。図3のt4以
降はこの様子を示している。
【0026】スイッチング素子11のオン・オフが所定
の回数繰り返えされる以前つまりタイマー回路7の積分
値が予め設定した値に達する以前に外部制御機器用出力
回路の短絡状態が解消されていると、タイマー回路7の
出力はハイレベルが維持されており、また過電流検出器
3の出力はローレベル、アンド回路5の出力もローレベ
ルに維持され、オフデレィタイマー回路8の出力がハイ
レベルに維持され、アンド回路10の出力をハイレベル
に維持し、これによりスイッチング素子11のオン状態
が維持され、外部制御機器用出力回路およびプログラマ
ブルコントローラ用出力回路の何れも元の状態に復帰さ
れる。図3のt2〜t3はこの様子を示している。
【0027】なお、この実施例では論理回路としてアン
ド回路を用いているが、電圧検出器4や過電流検出器3
の出力論理に応じてアンド回路以外論理回路を用いても
良く、アンド回路と他の論理回路とを混在させても良
い。また、タイマー回路7をカウンタで構成しても良
く、タイマー回路7の入力をオフデレィタイマー回路8
の出力から得るようにしても良い。更に、タイマー回路
7の積分値の設定およびオフデレィタイマー回路8の時
間の設定は、復帰動作の迅速性やスイッチング素子11
の発熱等を考慮して適宜に定めることができる。
【0028】以上のように、本発明は、1つの電源から
分岐された外部制御機器用出力回路にスイッチング素子
を設け、このスイッチング素子にプログラマブルコント
ローラ用出力回路の電圧を所定値以上に確保しながら外
部制御機器用出力回路の短絡あるいは過負荷に対する復
帰動作をさせ、短絡あるいは過負荷が長く続く場合に
は、外部制御機器用出力回路を切り離し、プログラマブ
ルコントローラ用出力回路の電圧を常に所定値以上に確
保されるようにしている。また、復帰動作におけるスイ
ッチング素子のオン・オフ制御の周期およびオン・オフ
の繰り返し回数は、オフデレィタイマー回路8の時間の
設定およびタイマー回路7の積分値の設定により適切に
定められている。
【0029】
【発明の効果】上述のように本発明は、外部制御機器用
出力回路の短絡あるいは過負荷が生じても、常にプログ
ラマブルコントローラ用出力回路の電圧は所定値以上が
確保され、プログラマブルコントローラが搭載している
CPU等の誤動作や停止を避けることができ、プログラ
マブルコントローラとこのプログラマブルコントローラ
に接続された外部制御機器とで構成される制御システム
の信頼性の向上が図れると共に、外部制御機器用出力回
路のスイッチング素子の熱による破壊を避けながら、オ
ン・オフ周期を高めることができ、短絡あるいは過負荷
からの復帰を速やかに行うことができる。また、電源の
規模が小さいことからプログラマブルコントローラを小
型にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電源回路のブロック図。
【図2】図1のブロックの内容の一例を示す回路図。
【図3】図1および図2の動作波形図。
【図4】従来の電源回路のブロック図。
【符号の説明】
1 電源 2 過電流保護回路 3 過電流検出器 4 電圧検出器 5、9、10 アンド回路 6 オンディレイタイマー回路 7 タイマー回路 8 オフデレィタイマー回路 11 スイッチング素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01H 43/00 H02H 3/38 D 9470−5G

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの過電流保護回路を有する電源から
    分岐して複数の出力回路を有する電源回路を備えるプロ
    グラマブルコントローラにおいて、前記電源の出力回路
    に過電流検出器を設けると共に、分岐された1つの前記
    プログラマブルコントローラ用出力回路には電圧検出器
    を設け、他の分岐された前記プログラマブルコントロー
    ラに接続される外部制御機器用出力回路には、前記電圧
    検出器の出力および前記過電流検出器の出力に基づいて
    オン・オフ駆動するスイッチング素子を設けたことを特
    徴とするプログラマブルコントローラ。
  2. 【請求項2】 1つの過電流保護回路を有する電源から
    分岐して複数の出力回路を有する電源回路を備えるプロ
    グラマブルコントローラにおいて、前記電源の出力回路
    に過電流検出器を設けると共に、分岐された1つの前記
    プログラマブルコントローラ用出力回路には電圧検出器
    を設け、他の分岐された前記プログラマブルコントロー
    ラに接続される外部制御機器用出力回路には、前記電圧
    検出器の出力および前記過電流検出器の出力を入力する
    第1論理回路と、前記第1論理回路の出力を入力するオ
    フデレィタイマー回路と、前記電圧検出器の出力を入力
    するオンディレイタイマー回路と、前記第1論理回路の
    出力を入力するタイマー回路と、前記タイマー回路の出
    力と前記オンデレィタイマー回路の出力とを入力する第
    2論理回路と前記第2論理回路の出力と前記オフデレィ
    タイマー回路の出力を入力する第3論理回路と、前記第
    3論理回路の出力を入力するスイッチング素子を設けた
    ことを特徴とするプログラマブルコントローラ。
JP28113794A 1994-10-10 1994-10-10 プログラマブルコントローラ Pending JPH08110803A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106019999A (zh) * 2016-07-14 2016-10-12 合肥联宝信息技术有限公司 一种电源控制芯片及设置有该芯片的电子设备

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106019999A (zh) * 2016-07-14 2016-10-12 合肥联宝信息技术有限公司 一种电源控制芯片及设置有该芯片的电子设备

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