JPH08109811A - 内燃機関における、弁の機構をシャフトの回転によっ て行う装置 - Google Patents
内燃機関における、弁の機構をシャフトの回転によっ て行う装置Info
- Publication number
- JPH08109811A JPH08109811A JP28108994A JP28108994A JPH08109811A JP H08109811 A JPH08109811 A JP H08109811A JP 28108994 A JP28108994 A JP 28108994A JP 28108994 A JP28108994 A JP 28108994A JP H08109811 A JPH08109811 A JP H08109811A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- shaft
- dead center
- air hole
- cycle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Valve Device For Special Equipments (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 燃焼効率が良く、静かで高速運転に長時間耐
え得る軽量コンパクトで安価な４サイクル内燃機関を提
供し、エネルギー資源の延命と経済的波及効果を促す為
のものである。 【構成】 機関の吸入サイクルの時、ピストン（８）が
下降し吸入マニホールド側（２）のシャフト（５）が通
気孔（４Ａ）を開き下死点から、ピストン（８）が上昇
して圧縮サイクルの時、シャフト（５）は通気孔（４
Ａ）及び（４Ｂ）を閉じピストン（８）が上死点で爆発
し下降する、下死点から再びピストン（８）が上昇し通
気孔（４Ｂ）をシャフト（５）が開き爆発燃焼ガスを排
出しピストン（８）の上死点で通気孔（４Ｂ）を閉じ通
気孔（４Ａ）が開く、以上の一連の動きがクランクシャ
フト（６）の回転と同時にコネクティイングロット
（７）を介するピストン（８）の動きに合わせてなされ
るものである。
え得る軽量コンパクトで安価な４サイクル内燃機関を提
供し、エネルギー資源の延命と経済的波及効果を促す為
のものである。 【構成】 機関の吸入サイクルの時、ピストン（８）が
下降し吸入マニホールド側（２）のシャフト（５）が通
気孔（４Ａ）を開き下死点から、ピストン（８）が上昇
して圧縮サイクルの時、シャフト（５）は通気孔（４
Ａ）及び（４Ｂ）を閉じピストン（８）が上死点で爆発
し下降する、下死点から再びピストン（８）が上昇し通
気孔（４Ｂ）をシャフト（５）が開き爆発燃焼ガスを排
出しピストン（８）の上死点で通気孔（４Ｂ）を閉じ通
気孔（４Ａ）が開く、以上の一連の動きがクランクシャ
フト（６）の回転と同時にコネクティイングロット
（７）を介するピストン（８）の動きに合わせてなされ
るものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は従来の４サイクル内燃機
関で、各サイクルのコントロールをしているカムシャフ
ト及び弁座機構を排除する事に関する。
関で、各サイクルのコントロールをしているカムシャフ
ト及び弁座機構を排除する事に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の４サイクル内燃機関は、各サイク
ルのコントロールをバネで支えた弁をカムで動かすこと
で行われており、それに伴い複雑な機構と数多くの部品
の構成が必要である、したがって高速回転では不具合発
生の懸念も高く、出力向上・高効率化、コンパクト化の
防げになっている。
ルのコントロールをバネで支えた弁をカムで動かすこと
で行われており、それに伴い複雑な機構と数多くの部品
の構成が必要である、したがって高速回転では不具合発
生の懸念も高く、出力向上・高効率化、コンパクト化の
防げになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】現在内燃機関は、高速
回転・高効率化が求められているが、複雑で内部機械損
失が最も大きい弁機構が改善されない為、生産コストの
軽減、機関の軽量コンパクト化、燃焼効率の向上が出来
ず、又高速回転時には弁の異常振動などが発生し密閉不
良を生じ、未燃焼有害ガスも排出させている。
回転・高効率化が求められているが、複雑で内部機械損
失が最も大きい弁機構が改善されない為、生産コストの
軽減、機関の軽量コンパクト化、燃焼効率の向上が出来
ず、又高速回転時には弁の異常振動などが発生し密閉不
良を生じ、未燃焼有害ガスも排出させている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は以上申し述べた
従来の４サイクル内燃機関（図面・図３）の欠点を、取
り除くべく観点からなされたものであり、図面（図・
１）に基づいて説明すれば、シリンダーヘット（１）の
吸入マニホールド（２）及び排気マニホールド（３）に
つながる通気孔（４Ａ）（４Ｂ）部分に、加工を施した
シャフト（５）を設け、クランクシャフト（６）の回転
と同時にコネクティングロット（７）で連結されて往復
動する、ピストン（８）の動きに合わせて回転すること
によって、吸入マニホールド（２）及び排気マニホール
ド（３）へつながる通気孔（４Ａ）（４Ｂ）を開閉して
各行程をコントロールする。
従来の４サイクル内燃機関（図面・図３）の欠点を、取
り除くべく観点からなされたものであり、図面（図・
１）に基づいて説明すれば、シリンダーヘット（１）の
吸入マニホールド（２）及び排気マニホールド（３）に
つながる通気孔（４Ａ）（４Ｂ）部分に、加工を施した
シャフト（５）を設け、クランクシャフト（６）の回転
と同時にコネクティングロット（７）で連結されて往復
動する、ピストン（８）の動きに合わせて回転すること
によって、吸入マニホールド（２）及び排気マニホール
ド（３）へつながる通気孔（４Ａ）（４Ｂ）を開閉して
各行程をコントロールする。
【０００５】
【実施例】尚実施に当っては、次のような事が出来る。 （１） 回転シャフトの加工には、えぐり、切りかき、
穴、溝などが考えられるが機関の用途によっては形状な
ど使い分ける事が出来る。 （２） 機関の排気量の、大小及び用途によっては、１
コないし複数のシャフトを用いることができる。 （３） シャフトをピストンの動きに合わせて回転させ
るためには、複雑な機構は必要ない。
穴、溝などが考えられるが機関の用途によっては形状な
ど使い分ける事が出来る。 （２） 機関の排気量の、大小及び用途によっては、１
コないし複数のシャフトを用いることができる。 （３） シャフトをピストンの動きに合わせて回転させ
るためには、複雑な機構は必要ない。
【０００６】
（１） 本発明による効果は、各サイクルのコントロー
ルの方法が、カムシャフトと弁から成る方式と違い、叩
く動作がなく回転で行うため作動振動が発生しない。 （２） 弁を一方向に支えておくためのスプリングがな
いので、逆らって弁を動かすためのカムも必要なく、ス
プリングの力に逆らって回転するための内部機械損失も
ない。 （３） 弁の動きがないので燃焼室容積を小さくでき、
それに伴ってピストンの往復動距離を短く出来る、従っ
てクランクシャフトの回転径を小さく出来るので、機関
自体をコンパクト化出来る。 （４） 弁の作用をシャフトの回転によって行うので、
シリンダーヘット上の複雑な機構が必要なくなり、当然
部品数も大巾に減らす事ができ、シリンダーヘット自体
も軽量コンパクト化出来る。 （５） 弁の作用をシャフトの回転によって行うので各
サイクルのコントロールが確実、且つ的確にピストンの
動きに合わせて出来るので、高速回転での弁とバネの振
動に伴う出力低下もなく、密閉不良による未燃焼有害ガ
スの放出もない。本発明は従来の４サイクル内燃機関で
懸念されている総ての不具合性を排除解決でき、従来の
考え方を根本から見直すほどの創造的、且つ独創的な装
置を有した内燃機関である。
ルの方法が、カムシャフトと弁から成る方式と違い、叩
く動作がなく回転で行うため作動振動が発生しない。 （２） 弁を一方向に支えておくためのスプリングがな
いので、逆らって弁を動かすためのカムも必要なく、ス
プリングの力に逆らって回転するための内部機械損失も
ない。 （３） 弁の動きがないので燃焼室容積を小さくでき、
それに伴ってピストンの往復動距離を短く出来る、従っ
てクランクシャフトの回転径を小さく出来るので、機関
自体をコンパクト化出来る。 （４） 弁の作用をシャフトの回転によって行うので、
シリンダーヘット上の複雑な機構が必要なくなり、当然
部品数も大巾に減らす事ができ、シリンダーヘット自体
も軽量コンパクト化出来る。 （５） 弁の作用をシャフトの回転によって行うので各
サイクルのコントロールが確実、且つ的確にピストンの
動きに合わせて出来るので、高速回転での弁とバネの振
動に伴う出力低下もなく、密閉不良による未燃焼有害ガ
スの放出もない。本発明は従来の４サイクル内燃機関で
懸念されている総ての不具合性を排除解決でき、従来の
考え方を根本から見直すほどの創造的、且つ独創的な装
置を有した内燃機関である。
【図１】本発明を実施した機関の要約一部断面図
【図２】コントロールするためのシャフトの加工例
【図３】従来の４サイクル内燃機関の要約一部断面図
１はシリンダーヘット、２は吸入マニホールド、３は排
気マニホールド、４は通気孔、５は加工を施したシャフ
ト、６はクランクシャフト、７はコネクティングロッ
ト、８はピストン、９はコントロールするためのシャフ
トの加工例、１０は従来の４サイクル内燃機関
気マニホールド、４は通気孔、５は加工を施したシャフ
ト、６はクランクシャフト、７はコネクティングロッ
ト、８はピストン、９はコントロールするためのシャフ
トの加工例、１０は従来の４サイクル内燃機関
Claims (1)
- 【請求項１】 内燃機関における、ピストン
の往復動に伴う吸入圧縮及び爆発排気の各サイクルを、
えぐり・切りかき・穴・溝を施した、シャフトを回転さ
せる事でコントロールし動力を発生する機関
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28108994A JPH08109811A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 内燃機関における、弁の機構をシャフトの回転によっ て行う装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28108994A JPH08109811A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 内燃機関における、弁の機構をシャフトの回転によっ て行う装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08109811A true JPH08109811A (ja) | 1996-04-30 |
Family
ID=17634187
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28108994A Pending JPH08109811A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 内燃機関における、弁の機構をシャフトの回転によっ て行う装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08109811A (ja) |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6090908A (ja) * | 1983-10-25 | 1985-05-22 | Hiroyuki Yamada | ４サイクルエンジンの吸排気システム |
| JPS60142006A (ja) * | 1983-12-28 | 1985-07-27 | Shinzo Kano | 内燃機関における吸排気装置 |
| JPS6210408A (ja) * | 1985-07-08 | 1987-01-19 | Yuichi Aida | ロ−ラ−バルブ式４サイクルエンジン |
| JPS6310209B2 (ja) * | 1985-07-17 | 1988-03-04 | Kobe Seikosho Kk | |
| JPH04171207A (ja) * | 1990-11-05 | 1992-06-18 | Yoichi Muraishi | エンジンのバルブ装置 |
| JPH04187805A (ja) * | 1990-11-21 | 1992-07-06 | Mitsubishi Materials Shilicon Corp | 内燃機関 |
-
1994
- 1994-10-07 JP JP28108994A patent/JPH08109811A/ja active Pending
Patent Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6090908A (ja) * | 1983-10-25 | 1985-05-22 | Hiroyuki Yamada | ４サイクルエンジンの吸排気システム |
| JPS60142006A (ja) * | 1983-12-28 | 1985-07-27 | Shinzo Kano | 内燃機関における吸排気装置 |
| JPS6210408A (ja) * | 1985-07-08 | 1987-01-19 | Yuichi Aida | ロ−ラ−バルブ式４サイクルエンジン |
| JPS6310209B2 (ja) * | 1985-07-17 | 1988-03-04 | Kobe Seikosho Kk | |
| JPH04171207A (ja) * | 1990-11-05 | 1992-06-18 | Yoichi Muraishi | エンジンのバルブ装置 |
| JPH04187805A (ja) * | 1990-11-21 | 1992-07-06 | Mitsubishi Materials Shilicon Corp | 内燃機関 |
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