JPH08109400A - 嵩高な再生皮革 - Google Patents

嵩高な再生皮革

Info

Publication number
JPH08109400A
JPH08109400A JP24556794A JP24556794A JPH08109400A JP H08109400 A JPH08109400 A JP H08109400A JP 24556794 A JP24556794 A JP 24556794A JP 24556794 A JP24556794 A JP 24556794A JP H08109400 A JPH08109400 A JP H08109400A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leather
sheet
fibers
fiber
component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24556794A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Hibino
雄志 日比野
Osamu Iwaki
修 岩城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
New Oji Paper Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by New Oji Paper Co Ltd filed Critical New Oji Paper Co Ltd
Priority to JP24556794A priority Critical patent/JPH08109400A/ja
Publication of JPH08109400A publication Critical patent/JPH08109400A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Treatment And Processing Of Natural Fur Or Leather (AREA)
  • Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高いクッション性、機械的強度を有しかつ革
様の風合が優れた再生皮革を提供する。 【構成】 皮革加工の際に発生する皮屑(シェービング
屑等)を繊維状に解繊した後に水媒体中に分散したスラ
リー状物60〜90重量%と捲縮性を有する融点の異な
る少なくとも二種類のポリマーからなる複合紡糸繊維を
40〜10重量%とを用いそのシートの密度が0.1〜
0.3g/cm3とする様に一成分の融点以上で少なく
とも他の一成分の融点以下の温度で加熱処理をしてシー
ト化することを特徴とする嵩高な再生皮革。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クロムなめし処理等を
行なった、皮革のけずり屑(シェービング屑等)を繊維
化した皮屑を原料とした再生皮革に関するものである。
更に詳しく述べるならば、本発明は非常に優れたクッシ
ョン性を有し、かつ従来の皮革製品よりも軽量で保温特
性が良好で強度の高い再生皮革に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、衣類やハンドバッグ、靴等の製造
には天然皮革や合成皮革が広く用いられている。ところ
が天然皮革の場合、製革工程中に発生する固形廃棄物は
原料皮の約80%をも占め、結果としてこの使い道のな
い副産物は埋立投棄されているのが現状である。しかし
近年、これら副産物の付加価値を高め、より有効に活用
するための資源利用の研究が活発化してきている。
【0003】皮革産業で発生する固形廃棄物(以後、皮
屑と略)の有効利用の一つとして再生皮革の製造があ
る。一般に再生皮革の製造方法には、皮屑を乾式、ある
いは湿式で繊維化させた皮屑繊維(コラーゲン繊維)を
単独、または他の天然繊維、再生繊維、合成繊維等と混
合して抄紙機等でシート化(特公昭38−20389、
特公昭41−13872等)するか、または他の繊維と
混合したものにエマルジョンやラテックスを添加してシ
ート化(特公昭42−5258、特公昭47−4864
4等)する方法がある。このようにして得られた再生皮
革シートは風合が天然皮革に近似しており、かつ比較的
安価で得られるというメリットがある。
【0004】このような再生皮革を、例えば靴用のイン
ソール材などに用いようとした場合、足にかかる衝撃を
緩衝させるためにもクッション性は不可決であり、この
クッション性を十分に付与することが出来れば、再生皮
革の用途もかなり拡大できるものと思われる。
【0005】しかしながら従来の製造方法ではいずれも
得られた再生皮革シートの密度は高く、風合やしなやか
さこそ本皮革に近似しているものの、十分なクッション
性が得られないという問題点があった。そこでこのよう
な再生皮革にクッション性を付与する方法としては、繊
維化された皮屑に合成繊維等を配合することにより繊維
間の結着力を弱め、かつ合成繊維自体の嵩高さを生かし
てシートの密度を下げる方法が考えられるが、これでは
まだ得られるシートの密度の低さおよび強度が不十分で
ある。また発泡性高分子と混合して、加熱発泡させると
いう方法も考えられるが、この場合どうしても発泡性高
分子の割合が多くならないと期待するほどの低密度シー
トが得られ難く、また強度の低下も招き必ずしも最適な
方法とはいえない。この他にも、抄紙機等によって作成
した皮革シート上に発泡性粒子を含む塗料を塗被、乾燥
した後、皮革シートを加熱処理して該塗被層を発泡させ
る方法(特公昭58−93800)も考えられるが、こ
の方法を用いて皮革シートにクッション性を持たせるた
めには、塗被層をかなり厚くしてやる必要があり、実際
の工程を考えた場合、またコストの面でも生産性の良い
方法とはいえない。
【0006】このようなことから、軽量でクッション
性、保温性、強度に優れた嵩高な再生皮革の開発が要望
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
の如き再生皮革のクッション性、強度を改善することに
ある。すなわち軽量でクッション性、保温性、強度に優
れた嵩高な再生皮革を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等はかかる現状
に鑑み、再生皮革のクッション性、強度に関して鋭意研
究を重ねた。その結果、クッション性がありかつ高い強
度を与えるため、コラーゲン繊維を水媒体中に分散した
スラリー状物と捲縮性を有する、少なくとも二種以上
の、融点の異なるポリマーから成る繊維(以後捲縮性を
有する多成分繊維と略)を用いそのシートの密度が0.
1〜0.3g/cm3とする様に一成分の融点以上で少
なくとも他の一成分の融点以下の温度で加熱処理をして
シート化することによりクッション性および強度が改善
されることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0009】本発明者等は、捲縮性を有する多成分繊維
が捲縮形状を保ちながら他繊維と強く結合することに着
目し、コラーゲン繊維を水媒体中に分散したスラリー状
物に捲縮性を有する多成分繊維を混合して抄紙すること
により嵩高でありながら繊維同士が強く結合することを
見出した。そのため、本発明品は高いクッション性を保
ちながら強度を高く出来るのである。
【0010】本発明に使用される皮屑は、乾式によって
解繊する。この場合原料である皮屑は、シェービング屑
等の本皮革の製革工程の際に発生したものを、5〜10
mm幅程度の大きさに細片化し、水分は30%以下で解
繊することが望ましい。これは解繊した繊維がダマ状に
なることを防止し、解繊動力を少なくするためである。
又この時に使用する本皮革の種類としては、別に制限は
なく、どのような動物の皮革でもよく、又どのような部
位の皮革でも使用可能である。解繊は粉末化を伴わずに
出来る方法、例えばクラッシャー、ミル等を改良した例
えばハンマーミル型解繊機を用いて解繊する。また皮屑
をシート化した際に発生する粉落ちを防止するために、
乾式によって解繊したコラーゲン繊維からふるい分けな
どにより微粉末を除去しても良い。解繊したコラーゲン
繊維は条件によっても異なるが、通常の条件での繊維長
はおよそ1〜50mm程度である。また解繊の前あるい
は後に、適当な顔染料でコラーゲン繊維を着色しておく
ことも出来る。
【0011】本発明に使用される捲縮性を有する多成分
繊維は低融点ポリマーを一成分とする多成分繊維で、サ
イドバイサイド型繊維でも芯鞘繊維でも差し支えない
が、サイドバイサイド型合成繊維の方が捲縮が大きいの
で好ましい。捲縮が少なすぎる場合には嵩高特性が不足
してしまい、高いクッション性を得られない。
【0012】捲縮性を有する多成分繊維に用いられるポ
リマーとしては種々のテレフタレート系ポリエステル及
びそれらの共重合物、種々の脂肪族あるいは芳香族ポリ
アミド、ポリオレフィン系化合物、ポリアクリロニトリ
ル系化合物、塩化ビニール系化合物等から又はこれらの
ブレンド、複合等から得られるポリマーである。とりわ
けこの中でテレフタレート系ポリエステルおよびそれら
の共重合体から得られる繊維が最も優れた物性を有す
る。最も代表的なエステル繊維はポリエチレンテレフタ
レート及びその変性ポリエステルである。
【0013】本発明においては、コラーゲン繊維と捲縮
性を有する多成分繊維からなるウエブを多成分繊維の一
成分の融点以上で少なくとも他の一成分の融点以下の温
度で加熱処理をし多成分繊維が融着し強固なネットワー
クが形成される。
【0014】本発明においてはコラーゲン繊維及び捲縮
性を有する多成分繊維を水媒体中に分散してスラリーを
調成する際、皮革シートの諸物性を向上させる目的で他
の繊維やパルプなど、通常の製紙で使用されるものを混
入してもなんら差し支えない。例えば、針葉樹や広葉樹
の化学パルプや機械パルプなどの木材パルプ、古紙パル
プ、麻や綿等の非木材天然パルプ、ポリエチレン、ポリ
プロピレン等を原料とした合成パルプ、またアクリル繊
維、レーヨン繊維、フェノール繊維、ポリアミド繊維、
ポリエステル繊維等の有機繊維、ガラス繊維、炭素繊
維、アルミナ繊維等の無機繊維、ポリエチレン、PET
等の非捲縮性熱融着性の繊維等を挙げることが出来、必
要であればこれらを組み合わせて使用することが可能で
ある。
【0015】また、コラーゲン繊維及び捲縮性を有する
複合紡糸繊維を水媒体中に分散したスラリー中には、各
種のアニオン性、ノニオン性、カチオン性、あるいは両
性の歩留まり向上剤、紙力増強剤などが用途に応じて使
用できる。
【0016】具体的には、紙力増強剤、歩留まり増強剤
として、ポリアクリルアミド系のアニオン性、ノニオン
性、カチオン性、および両性の樹脂、ポリエチレンイミ
ン及びその誘導体、ポリエチレンオキサイド、ポリアミ
ン、ポリアミド、ポリアミドポリアミンおよびその誘導
体、カチオン性および両性澱粉、酸化澱粉、カルボキシ
ルメチル化澱粉、植物ガム、ポリビニルアルコール、尿
素ホルマリン樹脂、メラミンホルマリン樹脂、親水性の
ポリマー粒子などの有機系化合物、および硫酸バンド、
アルミナゾル、塩基性硫酸アルミニウム、塩基性塩化ア
ルミニウム、塩基性水酸化アルミニウムなどのアルミ化
合物、さらに硫化第一鉄、塩化第一鉄、あるいはコロイ
ダルシリカ、ベントナイト等の無機系化合物を組み合わ
せて使用することが出来る。
【0017】これら以外にも、染料、PH調製剤、消泡
剤、粘剤等の抄紙用助剤も用途に応じて使用出来る。
【0018】さらに本発明においては、これらの他に合
成樹脂エマルジョン、合成ゴムラテックス、又は天然ゴ
ムラテックス等をスラリー中に混入するか、または皮革
シートを作製した後にサイズプレスやゲートロール等の
塗工方法にてシート表面に塗布、又は含浸機を用いてシ
ート中に含浸させることも可能である。
【0019】この時に使用される合成エマルジョンとし
ては、例えばアルキッド樹脂、アクリル樹脂、ビニル系
樹脂、セルロース系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリエステ
ル系樹脂等が挙げられ、又合成、天然ゴムラテックスと
しては、クロロプレンゴム、イソプレンゴム、ニトリル
ゴム、NBRやSBR等のジエン系共重合体ラテックス
等が挙げられる。この場合の塗布量、又は含浸量として
は、エマルジョン又はラテックスの固形分比が皮革シー
トの絶乾重量に対して5〜40%程度が適している。
【0020】以上の構成原料を主原料として用いて、天
然パルプの抄紙と同様の抄紙機、例えば長網式、円網式
製紙機等を用いてコラーゲン繊維と捲縮性を有する多成
分繊維の混合水分散スラリーから抄紙する。その際、コ
ラーゲン繊維と捲縮性を有する多成分繊維の配合は90
〜60重量%/10〜40重量%である。コラーゲン繊
維の量が90重量%を超えると機械的強度が低くなり、
また密度が高くなってクッション性が低下するので好ま
しくない。また、コラーゲン繊維の量が60重量%未満
では本来の皮革の風合を生かせなくなり好ましくない。
【0021】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に
説明するが、本発明は勿論これらに限定されるものでは
ない。実施例及び比較例において部は、重量部を意味す
る。
【0022】実施例1 本皮革のシェービング屑を原料とし、これを機械的破砕
処理によって解繊して得たコラーゲン繊維を、カナダ標
準濾水度(CSF)600mlに叩解して水中に分散し
た。このコラーゲン繊維の濃度1%スラリー80部にデ
ィスインテグレーターを使用して離解を行った捲縮性を
有する二成分ポリエステル繊維(クラレエステルN78
0(登録商標:(株)クラレ製:融点150℃の変性ポ
リエステルと融点250℃のポリエステルのサイドバイ
サイド型複合紡糸繊維))の濃度1%スラリー20部を
混合攪拌して原料スラリーを調成し、常法に従って角型
シートマシンにより坪量400g/m2の皮革シートを
抄紙し、圧力1Kg/cm2で1分間プレスした後、表
面温度160℃のラボプレス機(ラボプレス30T(登
録商標:(株)東洋精機製作所製))で乾燥処理(プレ
ス時間:120秒、加圧:2.8Kg/cm2)を行な
い、皮革シートを作成した。
【0023】実施例2 実施例1において使用したコラーゲン繊維の濃度1%ス
ラリーの量を90部、捲縮性を有する二成分ポリエステ
ル繊維の濃度1%スラリーの量を10部にすること以外
は実施例1と同様にして皮革シートを作成した。
【0024】実施例3 実施例1において使用したコラーゲン繊維の濃度1%ス
ラリーの量を60部、捲縮性を有する二成分ポリエステ
ル繊維の濃度1%スラリーの量を40部にすること以外
は実施例1と同様にして皮革シートを作成した。
【0025】比較例1 実施例1において使用したコラーゲン繊維の濃度1%ス
ラリーの量を100部にし、巻縮性を有する二成分ポリ
エステル繊維を用いなかったこと以外は実施例1と同様
にして皮革シートを作成した。
【0026】比較例2 実施例1において使用した捲縮性を有する二成分ポリエ
ステル繊維(クラレエステルN780(登録商標:
(株)クラレ製))を用いずに捲縮性が無い二成分ポリ
エステル繊維(クラレエステルN720(登録商標:
(株)クラレ製:融点110℃の変性ポリエステルと融
点250℃のポリエステルの芯鞘型複合紡糸繊維))の
濃度1%スラリー20部を用いたこと以外は実施例1と
同様にして皮革シートを作成した。
【0027】比較例3 実施例1において使用した捲縮性を有する二成分ポリエ
ステル繊維(クラレエステルN780(登録商標:
(株)クラレ製))を用いずに捲縮性を有する一成分ポ
リエステル繊維(クラレエステルEPC203クリンプ
(登録商標:(株)クラレ製:融点250℃のポリエス
テルより成る繊維))の濃度1%スラリー20部を用い
たこと以外は実施例1と同様にして皮革シートを作成し
た。
【0028】比較例4 実施例1において使用したコラーゲン繊維の濃度1%ス
ラリーの量を95部、捲縮性を有する二成分ポリエステ
ル繊維の濃度1%スラリーの量を5部にすること以外は
実施例1と同様にして皮革シートを作成した。
【0029】比較例5 実施例1において使用したコラーゲン繊維の濃度1%ス
ラリーの量を50部、捲縮性を有する二成分ポリエステ
ル繊維の濃度1%スラリーの量を50部にすること以外
は実施例1と同様にして皮革シートを作成した。
【0030】比較例6 実施例1において使用したラボプレス機の乾燥処理条件
を(プレス時間:120秒、加圧:10Kg/cm2
にしたこと以外は実施例1と同様にして皮革シートを作
成した。
【0031】なお、実施例1〜3、比較例1〜6で得ら
れたシート状物のクッション性、機械的強度、革様の風
合の評価は以下の要領で行なった。
【0032】試料のクッション性はJIS Z 023
4「包装用緩衝材料の静的圧縮試験方法」に準じた方法
で行ない、各シート状物に対し、圧縮試験機(STOR
OGRAPH M−2(登録商標:(株)東洋精機製作
所製))を用いて初期圧縮弾性率と50%変形時圧縮応
力の関係を求めて評価した。この時、圧縮試験に用いる
試料の形状は各シート共50×50mmの大きさ(高さ
は各サンプルの厚さ)で評価し、圧縮速度を1mm/分
とした。ここで初期圧縮弾性率とは、シート状物が縮み
始めてから、圧縮変形率−圧縮応力の関係が比例限界に
達するまでの圧縮応力/圧縮変形率を意味する。初期圧
縮弾性率と50%変形時圧縮応力の値が小さいほどクッ
ション性は良好である。
【0033】試料の機械的強度はJIS−P−8113
に従って測定した裂断長で評価し、値が大きいほど良好
である。
【0034】革様の風合は目視で判定し3段階評価と
し、優秀なものを1、普通なものを2、不良なものを3
と分類評価した。
【0035】これらの結果を表1に示す。
【表1】
【0036】表1から明らかなように、実施例で得られ
た再生皮革は比較例の再生皮革に比べて高いクッション
性、機械的強度を有しかつ革様の風合が優れた再生皮革
を提供することを可能とした。
【0037】
【発明の効果】以上説明した本発明の方法によれば、皮
革加工の際に発生する皮屑(シェービング屑等)を繊維
状に解繊した後に水媒体中に分散したスラリー状物60
〜90重量%と捲縮性を有する複合紡糸繊維を40〜1
0重量%とを用いそのシートの密度が0.1〜0.3g
/cm3とする様に一成分の融点以上で少なくとも他の
一成分の融点以下の温度で加熱処理をしてシート化する
ことにより、高いクッション性、機械的強度を有しかつ
革様の風合が優れた再生皮革を得ることが出来る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 皮革加工の際に発生する皮屑を繊維状に
    解繊し、該繊維状の皮屑60〜90重量%と、捲縮性を
    有する少なくとも二種以上の、融点の異なるポリマーか
    ら成る繊維を40〜10重量%とを配合して水媒体中に
    分散してスラリー状とした後にシート化し、該シートの
    密度を0.1〜0.3g/cm3とすることを特徴とす
    る嵩高な再生皮革。
JP24556794A 1994-10-11 1994-10-11 嵩高な再生皮革 Pending JPH08109400A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24556794A JPH08109400A (ja) 1994-10-11 1994-10-11 嵩高な再生皮革

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24556794A JPH08109400A (ja) 1994-10-11 1994-10-11 嵩高な再生皮革

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08109400A true JPH08109400A (ja) 1996-04-30

Family

ID=17135640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24556794A Pending JPH08109400A (ja) 1994-10-11 1994-10-11 嵩高な再生皮革

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08109400A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007262638A (ja) * 2006-03-30 2007-10-11 Eagle Gijutsu Kenkyusho:Kk 皮革繊維が融合した手漉き和紙及びその製法
CN103147344A (zh) * 2013-03-04 2013-06-12 浙江碧岩环保材料有限公司 再生皮及其制备方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007262638A (ja) * 2006-03-30 2007-10-11 Eagle Gijutsu Kenkyusho:Kk 皮革繊維が融合した手漉き和紙及びその製法
CN103147344A (zh) * 2013-03-04 2013-06-12 浙江碧岩环保材料有限公司 再生皮及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5573640A (en) Paper made with cellulose fibers having an inner core of cellulose acetate
EP1339912B1 (en) Method of recycling bonded fibrous materials and synthetic fibers and fiber-like materials produced thereof
CN103180511A (zh) 纤维素增强的高矿物质含量产品及其制备方法
US10131096B1 (en) High strength leather material
JP2019526720A5 (ja)
AU2002228255A1 (en) Method of recycling bonded fibrous materials and synthetic fibers and fiber-like materials produced thereof
US3884750A (en) Method of recovering separate fiber fractions from corrugated board
CN112695569A (zh) 一种超低定量的生活用纸及其制备方法
US3210239A (en) Process of forming paper containing foamed aminoplast resins
US3038867A (en) Aqueous paper furnish comprising a deaerated disintegrated urea-formaldehyde resin foam and process of making same
JPH08109400A (ja) 嵩高な再生皮革
US10618199B1 (en) High strength leather material
JPH1121600A (ja) 嵩高な再生皮革紙の製造方法
JPH08173206A (ja) 靴芯材用再生皮革
CN114450450B (zh) 包含粘胶纤维的湿法网
JPH08109399A (ja) 高密度再生皮革
JPH0889675A (ja) 嵩高な再生皮革
JPH10273817A (ja) タンニンなめし皮屑繊維とその製造方法、該繊維を使用した再生皮革紙基紙及び再生皮革紙
JPH10108709A (ja) 靴用芯材
JPS5830919B2 (ja) 再生皮革の製造方法
EP0330635B1 (en) Substantially inorganic fibrous material and method for the production thereof
JPH04316688A (ja) 製紙繊維材料成分、この成分でつくられる紙及びこの紙の使用ならびに繊維材料及び紙の製造方法
JPH091974A (ja) 選挙用投票用紙
JP2000192393A (ja) 嵩高抄紙シ―ト
KR20170025813A (ko) 건조지력증강제를 이용한 미세섬유를 다량 함유한 펄프의 종이 제조 방법