JPH08108934A - カーボンの空気搬送装置 - Google Patents
カーボンの空気搬送装置Info
- Publication number
- JPH08108934A JPH08108934A JP24391094A JP24391094A JPH08108934A JP H08108934 A JPH08108934 A JP H08108934A JP 24391094 A JP24391094 A JP 24391094A JP 24391094 A JP24391094 A JP 24391094A JP H08108934 A JPH08108934 A JP H08108934A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carbon
- storage hopper
- air
- hopper
- cyclone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Landscapes
- Air Transport Of Granular Materials (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ゴム素材の混練機に増強剤として投入される
カーボンを、微粒子化して投入可能とした。 【構成】 カーボン貯蔵ホッパー10と該ホッパー10
から搬送空気で搬送されるカーボンを旋回させて貯蔵す
るサイクロン貯蔵ホッパー14と、該ホッパー14から
排出空気で戻されるカーボンを前記カーボン貯蔵ホッパ
ー10に戻すバックフィルターホッパー17とを空気搬
送管で連結すると共に、前記サイクロン貯蔵ホッパー1
4に、空気で搬送されたカーボンが衝突する衝突板15
と、カーボンを定量送給する定量フィーダ21とを設け
たことを特徴とする。
カーボンを、微粒子化して投入可能とした。 【構成】 カーボン貯蔵ホッパー10と該ホッパー10
から搬送空気で搬送されるカーボンを旋回させて貯蔵す
るサイクロン貯蔵ホッパー14と、該ホッパー14から
排出空気で戻されるカーボンを前記カーボン貯蔵ホッパ
ー10に戻すバックフィルターホッパー17とを空気搬
送管で連結すると共に、前記サイクロン貯蔵ホッパー1
4に、空気で搬送されたカーボンが衝突する衝突板15
と、カーボンを定量送給する定量フィーダ21とを設け
たことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイヤ、各種工業ゴム
等の素材混練時に、増強剤として投入するカーボンの空
気搬送装置に関する。
等の素材混練時に、増強剤として投入するカーボンの空
気搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来ゴム素材の混練機においては、例え
ば図3に示すように混練機本体1の投入口2より投入さ
れる原材料ゴムA並びに増強剤であるカーボンBやオイ
ル等の軟化剤Cなどの配合剤も一緒にチャンバ3内に混
入し、ピストンロット4に連なるフローテングウエイト
5により被混練物に圧力を加え、チャンバ3内に組み込
まれた一対のロータ6が互いに回転方向を異にして内方
向に回転することにより混練し、混練が終了するとドロ
ップドア7の開口により排出し、取り出された混練ゴム
は通常ローラにてシート状に生成されている。図中8は
冷却チャンバ、9は投入口の扉を示す。
ば図3に示すように混練機本体1の投入口2より投入さ
れる原材料ゴムA並びに増強剤であるカーボンBやオイ
ル等の軟化剤Cなどの配合剤も一緒にチャンバ3内に混
入し、ピストンロット4に連なるフローテングウエイト
5により被混練物に圧力を加え、チャンバ3内に組み込
まれた一対のロータ6が互いに回転方向を異にして内方
向に回転することにより混練し、混練が終了するとドロ
ップドア7の開口により排出し、取り出された混練ゴム
は通常ローラにてシート状に生成されている。図中8は
冷却チャンバ、9は投入口の扉を示す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した混練はゴム原
材料ゴムA中に増強剤であるカーボンBや軟化剤Cであ
るオイルなどの配合剤を分散させることを主目的として
おり、これら配合剤の分散が悪いと混練ゴムの品質不良
を招き、欠陥製品となる。従来技術では、原材料ゴムA
や配合剤を混練機にバッチ方式で投入する形態が常識化
しているが、配合剤の中の増強剤であるカーボンBは市
販品(荷姿が紙袋)で手に入れるのが通常であるためカ
ーボンB中に空気中の水分が入り込んでおり、部分的に
1〜3mm程度にカーボンが凝集(アグロメ化)してい
るケースが多い(水分無しでのカーボン粒径はサブミク
ロンオーダ)。従ってそのままでゴム原材料Aと混練す
ると分散が上手くいかず品質不良となる。
材料ゴムA中に増強剤であるカーボンBや軟化剤Cであ
るオイルなどの配合剤を分散させることを主目的として
おり、これら配合剤の分散が悪いと混練ゴムの品質不良
を招き、欠陥製品となる。従来技術では、原材料ゴムA
や配合剤を混練機にバッチ方式で投入する形態が常識化
しているが、配合剤の中の増強剤であるカーボンBは市
販品(荷姿が紙袋)で手に入れるのが通常であるためカ
ーボンB中に空気中の水分が入り込んでおり、部分的に
1〜3mm程度にカーボンが凝集(アグロメ化)してい
るケースが多い(水分無しでのカーボン粒径はサブミク
ロンオーダ)。従ってそのままでゴム原材料Aと混練す
ると分散が上手くいかず品質不良となる。
【0004】従来技術としてこれらの欠点を補うため長
時間混練で対応しているのが現状であるが、それでも分
散不良が時々発生する。本発明は、かかる問題点に対処
するため開発されたものであって、カーボンのアグロメ
化を解除しサブミクロン微粒子としてゴム原材料と混練
させることを目的とする。
時間混練で対応しているのが現状であるが、それでも分
散不良が時々発生する。本発明は、かかる問題点に対処
するため開発されたものであって、カーボンのアグロメ
化を解除しサブミクロン微粒子としてゴム原材料と混練
させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の構成を実施例に対応する図1及び図2を用
いて説明すると本発明は、カーボン貯蔵ホッパー10
と、該カーボン貯蔵ホッパー10から搬送空気で搬送さ
れるカーボンBを旋回させて貯蔵するサイクロン貯蔵ホ
ッパー14と、該サイクロン貯蔵ホッパー14から排出
空気で戻されるカーボンBを前記カーボン貯蔵ホッパー
10に戻すバックフィルターホッパー17とを空気搬送
管で連結すると共に前記サイクロン貯蔵ホッパー10に
空気で搬送されたカーボンBが衝突する衝突板15とカ
ーボンを定量送給する定量フィーダ21とを設けたこと
を特徴とする。
めの本発明の構成を実施例に対応する図1及び図2を用
いて説明すると本発明は、カーボン貯蔵ホッパー10
と、該カーボン貯蔵ホッパー10から搬送空気で搬送さ
れるカーボンBを旋回させて貯蔵するサイクロン貯蔵ホ
ッパー14と、該サイクロン貯蔵ホッパー14から排出
空気で戻されるカーボンBを前記カーボン貯蔵ホッパー
10に戻すバックフィルターホッパー17とを空気搬送
管で連結すると共に前記サイクロン貯蔵ホッパー10に
空気で搬送されたカーボンBが衝突する衝突板15とカ
ーボンを定量送給する定量フィーダ21とを設けたこと
を特徴とする。
【0006】
【作用】そして本発明は上記の手段によりカーボンは、
カーボン貯蔵ホッパーとサイクロン貯蔵ホッパーとバッ
クフィルタポンプとを搬送空気で空気搬送され、空気を
媒体として搬送されるカーボンはサイクロン貯蔵ホッパ
ーに設置した衝突板に衝突して微粒子となる。
カーボン貯蔵ホッパーとサイクロン貯蔵ホッパーとバッ
クフィルタポンプとを搬送空気で空気搬送され、空気を
媒体として搬送されるカーボンはサイクロン貯蔵ホッパ
ーに設置した衝突板に衝突して微粒子となる。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1及び図2に基づ
いて説明すると、10はカーボン貯蔵ホッパーを示し、
該カーボン貯蔵ホッパー10の投入口には蓋11を設け
ると共に、払い出し口にはバルブ12を設け、該バルブ
12を介してカーボン貯蔵ホッパー10は図示しないコ
ンプレッサーに連なる空気搬送管13に接続され、該空
気搬送管13は、更にサイクロン貯蔵ホッパー14の上
部室に接続されると共に、その接続部に空気搬送管13
で搬送されるカーボンが衝突する衝突板15を設け、更
にサイクロン貯蔵ホッパー14の上部室は排出空気搬送
管16を介してバックフィルターホッパー17に接続さ
れ、該バックフィルターホッパー17内の炉布18で排
出空気より除去されたカーボンBは回収管19を介して
カーボン貯蔵ホッパー10に回収すると共にカーボンを
除去した排出空気は排気管20で大気に放出するように
した。なお搬送空気は湿気があるとカーボンBのアグロ
メ化を促進するため除湿器を通すなど乾燥空気とする。
いて説明すると、10はカーボン貯蔵ホッパーを示し、
該カーボン貯蔵ホッパー10の投入口には蓋11を設け
ると共に、払い出し口にはバルブ12を設け、該バルブ
12を介してカーボン貯蔵ホッパー10は図示しないコ
ンプレッサーに連なる空気搬送管13に接続され、該空
気搬送管13は、更にサイクロン貯蔵ホッパー14の上
部室に接続されると共に、その接続部に空気搬送管13
で搬送されるカーボンが衝突する衝突板15を設け、更
にサイクロン貯蔵ホッパー14の上部室は排出空気搬送
管16を介してバックフィルターホッパー17に接続さ
れ、該バックフィルターホッパー17内の炉布18で排
出空気より除去されたカーボンBは回収管19を介して
カーボン貯蔵ホッパー10に回収すると共にカーボンを
除去した排出空気は排気管20で大気に放出するように
した。なお搬送空気は湿気があるとカーボンBのアグロ
メ化を促進するため除湿器を通すなど乾燥空気とする。
【0008】そしてサイクロン貯蔵ホッパー14の底部
に貯蔵されるカーボンBは微粒子となって定量フィーダ
21を介して混練機本体1の投入口2に定量送給され
る。
に貯蔵されるカーボンBは微粒子となって定量フィーダ
21を介して混練機本体1の投入口2に定量送給され
る。
【0009】
【発明の効果】このように本発明によるときはカーボン
貯蔵ホッパーと該カーボン貯蔵ホッパーから搬送空気で
搬送されるカーボンを旋回させて貯蔵するサイクロン貯
蔵ホッパーと、該サイクロン貯蔵ホッパーから排出空気
で戻されるカーボンを前記カーボン貯蔵ホッパーに戻す
バックフィルターホッパーとを空気搬送管で連結したも
のであるからカーボン貯蔵ホッパー内に供給されるカー
ボンは、空気搬送管内の搬送空気によって該カーボン中
に入り込んでいる水分を除去でき而もサイクロン貯蔵ホ
ッパーには搬送空気で搬送されたカーボンが衝突する衝
突板を設けたものであるから、衝突板はカーボン中のア
グロメ化カーボンを分離し、微粒子に戻すことができ、
微粒子化したカーボンを定量フィーダを介して定量ゴム
原材料と混練できるため、増強剤であるカーボンを容易
に分散して、生成ゴムの品質向上が達成でき、又従来技
術の長時間運転が必要なくロータ駆動動力も低減できる
等の効果を有する。
貯蔵ホッパーと該カーボン貯蔵ホッパーから搬送空気で
搬送されるカーボンを旋回させて貯蔵するサイクロン貯
蔵ホッパーと、該サイクロン貯蔵ホッパーから排出空気
で戻されるカーボンを前記カーボン貯蔵ホッパーに戻す
バックフィルターホッパーとを空気搬送管で連結したも
のであるからカーボン貯蔵ホッパー内に供給されるカー
ボンは、空気搬送管内の搬送空気によって該カーボン中
に入り込んでいる水分を除去でき而もサイクロン貯蔵ホ
ッパーには搬送空気で搬送されたカーボンが衝突する衝
突板を設けたものであるから、衝突板はカーボン中のア
グロメ化カーボンを分離し、微粒子に戻すことができ、
微粒子化したカーボンを定量フィーダを介して定量ゴム
原材料と混練できるため、増強剤であるカーボンを容易
に分散して、生成ゴムの品質向上が達成でき、又従来技
術の長時間運転が必要なくロータ駆動動力も低減できる
等の効果を有する。
【図1】本発明の一実施例を示す概略図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】混練機の断面図である。
10 カーボン貯蔵ホッパー 14 サイクロン貯蔵ホッパー 15 衝突板 17 バックフィルターホッパー 21 定量フィーダ B カーボン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本村 勇 長崎県長崎市深堀町5丁目717番1号 三 菱重工業株式会社長崎研究所内
Claims (1)
- 【請求項1】 カーボン貯蔵ホッパーと、該カーボン貯
蔵ホッパーから搬送空気で搬送されるカーボンを旋回さ
せて貯蔵するサイクロン貯蔵ホッパーと、該サイクロン
貯蔵ホッパーから排出空気で戻されるカーボンを前記カ
ーボン貯蔵ホッパーに戻すバックフィルターホッパーと
を空気搬送管で連結すると共に前記サイクロン貯蔵ホッ
パーに空気で搬送されたカーボンが衝突する衝突板とカ
ーボンを定量送給する定量フィーダとを設けたことを特
徴とするカーボンの空気搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24391094A JPH08108934A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | カーボンの空気搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24391094A JPH08108934A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | カーボンの空気搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08108934A true JPH08108934A (ja) | 1996-04-30 |
Family
ID=17110830
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24391094A Withdrawn JPH08108934A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | カーボンの空気搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08108934A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002308428A (ja) * | 2001-04-18 | 2002-10-23 | Matsui Mfg Co | 微粉を含んだ粉粒体の輸送方法、輸送装置 |
JP2020179336A (ja) * | 2019-04-24 | 2020-11-05 | 月島テクノメンテサービス株式会社 | 繊維状脱水助剤の投入装置および投入方法 |
-
1994
- 1994-10-07 JP JP24391094A patent/JPH08108934A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002308428A (ja) * | 2001-04-18 | 2002-10-23 | Matsui Mfg Co | 微粉を含んだ粉粒体の輸送方法、輸送装置 |
JP2020179336A (ja) * | 2019-04-24 | 2020-11-05 | 月島テクノメンテサービス株式会社 | 繊維状脱水助剤の投入装置および投入方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020115 |