JPH09117722A - 小型分離分級装置内蔵式粉粒体高濃度輸送装置 - Google Patents

小型分離分級装置内蔵式粉粒体高濃度輸送装置

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JPH09117722A
JPH09117722A JP27173395A JP27173395A JPH09117722A JP H09117722 A JPH09117722 A JP H09117722A JP 27173395 A JP27173395 A JP 27173395A JP 27173395 A JP27173395 A JP 27173395A JP H09117722 A JPH09117722 A JP H09117722A
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JP
Japan
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powder
housing
various
separation
screen
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JP27173395A
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English (en)
Inventor
Fumio Kato
文雄 加藤
Shinsaku Kamimura
信作 上村
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Tsukasa Industry Co Ltd
Original Assignee
Tsukasa Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tsukasa Industry Co Ltd filed Critical Tsukasa Industry Co Ltd
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  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的設置スペースの狭い小規模工場でも搬
入・設置・運用が容易な小型分離分級装置内蔵式粉粒体
高濃度輸送装置を提供すること。 【構成】 ハウジング1の内部に、各種粉粒体投入口
2、スクリューコンベア3、シャフト4、ベアリングユ
ニット5、プーリー6、ベルト7、プーリー8、モータ
ー9、攪拌アーム10、網目状分離分級スクリーン1
1、各種紛粒体排出口12、残留紛粒体移送管13、残
留粉粒体排出ダクト14と、残留粉粒体収容箱15、連
通ダクト16、シャトルフィーダー17とから構成され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】食料品粉粒・化学品粉粒・薬
品粉粒等の各種粉粒体が持つさまざまな物性を利用して
同じ性状の紛粒体を選別したり異物を取り除く小型分離
分級装置を内蔵した粉粒体高濃度輸送装置の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】食料品から工業用原料に至るまで粉粒体
状の原料として市場に供給されている物に、グラニュー
糖,ブドウ糖,脱脂粉乳,澱粉,米ヌカ,香辛料,セメ
ント,フライアッシュ,カーボンブラック,塩,洗剤,
小麦,米,メイズ,大豆,モルト,珪砂,酸化アルミ
ナ,酸化チタン,炭酸カルシュウム,微粉炭,石灰,ソ
ーダ灰,食品ミックス粉,小麦ミックス粉,スープ粉
末,石油化学粉末,薬品,顔料,配合肥料,フェノール
樹脂,ポリエチレン樹脂,ABC樹脂,PVCパウダ
ー,ポリプロピレン粉末,粉粒体塗料等の多種・多様な
粉粒体が有るが、これらの各種粉粒体は、製造会社で製
造された後、袋やプラスチックコンテナに充填されて市
場に供給されるのが一般的である。そこで、中小の工場
では、貨車やトラックで搬入された原材料の袋やプラス
チックコンテナをそのまま開いて使用している。一方、
大規模な工場になると使用量も膨大で運搬投入作業も重
労働となるため、ローリー車から各種粉粒体をエアー搬
送で一旦サイロに貯蔵し、このサイロに貯蔵されている
各種粉粒体を各種の紛粒体処理ユニットを組み合わせて
プラントを構成し、この各種の紛粒体処理ユニットでこ
れらの各種の紛粒体を空気輸送や混合、分離及び搬送等
の処理を行っているが、これらの概要について簡単に説
明する。
【0003】各種の紛粒体を高濃度でバッチ或いは連続
空気輸送する高濃度空気輸送機(当社ではパルスフィー
ダー及びシャトルフィーダーがそれに当たる)。各種の
紛粒体の搬送経路の粉塵を局所的に捕集したり、空気輸
送の混合エアーのレシーバーになると共に、混合エアー
から紛粒体とクリーン・エアーに分離処理する集塵機
(パウフィルター)。各種の紛粒体を容器内で対流さ
せ、拡散作用を繰り返すことで攪拌して均一な混合物を
作り混合機(ミキサー)。粒径や比重などの各種の紛粒
体が持つさまざまな物性を利用して同じ性状の紛粒体を
選別したり異物を取り除く分離分級装置(シフター及び
セパレーター)。その他にも搬送・供給機,排出機,エ
アー洗浄機,計量機,分配機,二方向切替弁,ダクト部
品及び配管部品等が実用化されている。
【0004】この内、分離分級装置は、円筒径ハウジン
グの内径部に、一定のドーナツ状の空間を介して網状の
スクリーン筒が取り付けられていて、このスクリーン筒
の内部にスクリューフィーダー等で各種の紛粒体の混合
物を供給し、スクリーン筒の内部に供給された各種の紛
粒体の混合物を攪拌棒等で攪拌する。この攪拌作用によ
り、スクリーン筒の内部に供給された各種の紛粒体の混
合物は攪拌棒等が発生する渦巻状の遠心空気流体によっ
てスクリーン筒の内壁面に押しつけられることになり、
スクリーン筒の編目より小さい粒状の各種の紛粒体はス
クリーン筒の外側に放出されて下面の開口部より装置の
外部に落下するようになっているが、これに対して編目
より大きい粒状の各種の紛粒体はスクリーン筒の内部に
残留してスクリーン筒の一端から隔壁を介して設けられ
ている残留粉粒体投入室に一旦送り込まれて、この残留
粉粒体投入室の下面に設けた排出ダクトから取り出すよ
うになっている。従って、装置全体の大きさが必然的に
横方向に大きくなってしまう。これは、分離・分級処理
でスクリーン筒の内部に多量の粉粒体が残留する場合な
どに、粉粒体の供給系統がスムーズに流れないとプラン
ト全体の稼働率が低下するからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、膨大な各種
粉粒体を処理する大規プラント工場などと異なり、小規
模な町工場や小規模精米所或いは小規模製粉所等で分離
・分級機を稼働させる場合を考えると、残留粉粒体投入
室を側面に備えた大型の装置では、工場への移送から設
置或いは運用まで考えると余分なスペースを必要とする
ため不便であるといった問題があった。そこで本発明
は、これらの問題点を解決するために成されたものであ
り、比較的設置スペースの狭い小規模工場でも搬入・設
置・運用が容易な小型分離分級装置内蔵式粉粒体高濃度
輸送装置の提供を目的としている。
【0006】
【作用】本発明の小型分離分級装置内蔵粉粒体高濃度輸
送装置によれば、まず、略円筒型のハウジングの上面に
形成した各種粉粒体投入口から各種粉粒体を投入し、ス
クリューコンベアを駆動すると、スクリューコンベアは
各種粉粒体投入口から投入された各種粉粒体を移送して
ハウジングの内部の分離・分級スクリーン内に供給す
る。すると分離・分級スクリーンの内部では一対の攪拌
枠が回動して、分離・分級スクリーン内の各種粉粒体を
遠心攪拌する。これにより、攪拌された各種粉粒体は分
離・分級スクリーンに当たることになるが、この最に分
離・分級スクリーンの網目より小さい粉粒体は分離・分
級スクリーンを通過して、各種粉粒体投下口から落下す
る。落下した粉粒体は、各種粉粒体投下口の直下に連通
されているダクト部材を介して各種粉粒体を高濃度で連
続空気輸送をするシャトルフィーダーに送られる。一
方、分離・分級スクリーンの内部に残留した粉粒体は、
ハウジングの隔壁に貫通形成した開口部から短尺パイプ
部材を通り、該短尺パイプ部材の下面に開口形成した開
口部及び連通管を介して収納箱の内部に投入されること
になる。
【0007】
【実施例】本発明の小型分離分級装置内蔵粉粒体高濃度
輸送装置の実施例について図面に基づき説明する。図1
は本発明の小型分離分級装置内蔵式粉粒体高濃度輸送装
置を適用したシフテング・シャトルフィーダーの内部構
造を表した説明図である。本実施例のシフテング・シャ
トルフィーダーは、図1に示した如く、点検窓Aを備え
た略円筒型のハウジング1の内部に、各種粉粒体を投下
する各種粉粒体投入口2、各種粉粒体投入口2からハウ
ジング1の内部に投下された各種の紛粒体を横方向に移
送するスクリューコンベア3、スクリューコンベア3か
ら同軸状に一体に接続されているシャフト4、シャフト
4の両端をハウジング内に回転自在に軸支しているベア
リングユニット5、スクリューコンベア3側のシャフト
4の先端に取り付けられたプーリー6、プーリー6を回
転駆動するベルト7、ベルト7を回転駆動するプーリー
8、プーリー8を回転駆動するモーター9、シャフト4
の外径面から外側円周方向に垂直に突設されている攪拌
アーム10、攪拌アーム10の回動面を全周にわたって
囲って被着されている円筒状の網目状分離分級スクリー
ン11、網目状分離分級スクリーン11を通過した各種
の紛粒体を外部に投下する各種紛粒体排出口12、網目
状分離分級スクリーン11を通過できなかった残留紛粒
体を、開口部を介して送り込まれる残留紛粒体移送管1
3、残留紛粒体移送管13に送り込まれた各種の紛粒体
を、開口部を介して下方落下させる残留粉粒体排出ダク
ト14と、残留粉粒体排出ダクト14の下端に着脱自在
に装着されている残留粉粒体収容箱15、各種紛粒体排
出口12に連通して設けられている連通ダクト16、連
通ダクト16の内部に備えられ、連通ダクト16から落
下してくる各種粉粒体を高濃度状態で連続的に輸送する
シャトルフィーダー17とから構成されている。
【0008】次に、以上の構成からなる本実施例のシフ
テング・シャトルフィーダーの作用・効果について図2
に基づき説明する。まず、ハウジング1の上面の各種粉
粒体投入口2から食料品粉粒・化学品粉粒・薬品粉粒等
の各種粉粒体を投下する。次に、モーター9を始動させ
てプーリー8、ベルト7及びプーリー6を回転させる。
すると、スクリューコンベア3とシャフト4が回転を開
始する。これにより、各種粉粒体投入口2から投下され
た食料品粉粒・化学品粉粒・薬品粉粒等の各種粉粒体は
スクリューコンベア3で横方向に移送され、網目状分離
分級スクリーン11の内部に供給される。この網目状分
離分級スクリーン11の内部では、シャフト4に駆動さ
れて攪拌アーム10が回動しているので、網目状分離分
級スクリーン11の内部に供給された食料品粉粒・化学
品粉粒・薬品粉粒等の各種粉粒体は、攪拌アーム10に
よって遠心攪拌され、網目状分離分級スクリーン11の
内部の食料品粉粒・化学品粉粒・薬品粉粒等の各種粉粒
体は粒状の大きさにより、網目状分離分級スクリーン1
1の網目を通過するものと通過できないものとに分離分
級される。そして、網目状分離分級スクリーン11の網
目を通過した食料品粉粒・化学品粉粒・薬品粉粒等の各
種粉粒体は各種紛粒体排出口12から連通ダクト16の
内部にに落下し、更にシャトルフィーダー17に供給さ
れる。一方、網目状分離分級スクリーン11の網目を通
過できずに残留した残留粉粒体は、ハウジング1の開口
部から残留紛粒体移送管13に送り込まれ、残留紛粒体
移送管13から、開口部を介して残留粉粒体排出ダクト
14に落下する。そして、残留粉粒体排出ダクト14の
下端に装着されている残留粉粒体収容箱15に投入され
ることになる。この作用により、装置全体の長さを大巾
に短縮して、小規模工場等のスペースの狭いところでも
工場への搬入・設置・運用が容易にできるようになる。
また、従来の装置では別の装置として組み合わせて使用
していた粉粒体空気輸送装置のシャトルフィーダー17
を内蔵したことで、配管の接続や電気配線の接続作業を
することなく工場に簡単に設置してすぐに運転できるた
め極めて効率的な運用が可能になった。
【0009】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明の粉粒体
高濃度輸送装置内蔵式小型分離分級装置は、食料品粉粒
・化学品粉粒・薬品粉粒等の各種粉粒体が持つさまざま
な物性を利用して同じ性状の紛粒体を選別したり異物を
取り除く分離分級装置であって、略円筒型のハウジング
と、ハウジングの上面所定の位置に形成した各種粉粒体
投入口と、ハウジング内部の各種粉粒体投入口直下近傍
に回転自在に軸着したスクリューコンベアと、スクリュ
ーコンベアの回転軸からハウジングの内部に延設して軸
着した回転軸と、回転軸の外径部から円周方向に突出
し、回転軸の回転によってハウジングの内部を回動する
一対の攪拌枠と、攪拌枠が回動する先端軌跡部分の全周
面近傍に被着してハウジングの内部を二層の円筒状に隔
離する網状円筒型の分離・分級スクリーンと、分離・分
級スクリーンによって二層に隔離されたハウジング内部
内の外側部分の空間の最下面に広口状に形成された各種
粉粒体投下口と、ハウジングの一部を形成し、分離・分
級スクリーンの内径部を左右から保持している外壁部の
内、スクリューコンベアの位置と反対側の隔壁に貫通形
成した開口部と、開口部に一端を連通させると共に多端
を外側に突設させた封鎖した短尺パイプ部材と、短尺パ
イプ部材の下面に開口形成した開口部と、開口部の下面
近傍に、連通管を介して着脱可能に取り付けた収納箱
と、各種粉粒体投下口の直下近傍に、ダクト部材を介し
て各種粉粒体を高濃度で連続空気輸送をするシャトルフ
ィーダーとを備えたことで、装置全体を大巾にコンパク
トにして小規模な町工場や小規模精米所或いは小規模製
粉所等の狭いスペースしか確保できない工場でも搬入・
設置・運用が容易にできるようになったばかりか、従来
の装置では別の装置として組み合わせて使用していた粉
粒体空気輸送装置を内蔵させたことで、配管の接続や電
気配線の接続作業をするとなく工場に簡単に設置してす
ぐに運転できるため極めて効率的で経済的はシステム構
築と運用が可能になった画期的な発明であり、特に最小
のスペースを有効に使用するというダウンサイジングの
思想を一早く取り入れ点で産業界に与える影響は絶大で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の小型分離分級装置内蔵式粉粒体高濃度
輸送装置を適用したシフテング・シャトルフィーダーの
内部構造を表した説明図である。
【図2】本実施例のシフテング・シャトルフィーダーの
作用説明図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 各種粉粒体投入口 3 スクリューコンベア 4 シャフト 5 ベアリングユニット 6 プーリー 7 ベルト 8 プーリー 9 モーター 10 攪拌アーム 11 網目状分離分級スクリーン 12 各種紛粒体排出口 13 残留紛粒体移送管 14 残留粉粒体排出ダクト 15 残留粉粒体収容箱 16 連通ダクト 17 シャトルフィーダー A 点検窓
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年4月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【実施例】本発明の小型分離分級装置内蔵粉粒体高濃度
輸送装置の実施例について図面に基づき説明する。図1
は本発明の小型分離分級装置内蔵式粉粒体高濃度輸送装
置を適用したシフティング・フィーダーの内部構造を表
した説明図である。本実施例のシフティング・フィーダ
ーは、図1に示した如く、点検窓Aを備えた略円筒型の
ハウジング1の内部に、各種粉粒体を投下する各種粉粒
体投入口2、各種粉粒体投入口2からハウジング1の内
部に投下された各種の紛粒体を横方向に移送するスクリ
ューコンベア3、スクリューコンベア3から同軸状に一
体に接続されているシャフト4、シャフト4の両端をハ
ウジング内に回転自在に軸支しているベアリングユニッ
ト5、スクリューコンベア3側のシャフト4の先端に取
り付けられたプーリー6、プーリー6を回転駆動するベ
ルト7、ベルト7を回転駆動するプーリー8、プーリー
8を回転駆動するモーター9、シャフト4の外径面から
外側円周方向に垂直に突設されている攪拌アーム10、
攪拌アーム10の回動面を全周にわたって囲って被着さ
れている円筒状の網目状分離分級スクリーン11、網目
状分離分級スクリーン11を通過した各種の紛粒体を外
部に投下する各種紛粒体排出口12、網目状分離分級ス
クリーン11を通過できなかった残留紛粒体を、開口部
を介して送り込まれる残留紛粒体移送管13、残留紛粒
体移送管13に送り込まれた各種の紛粒体を、開口部を
介して下方落下させる残留粉粒体排出ダクト14と、残
留粉粒体排出ダクト14の下端に着脱自在に装着されて
いる残留粉粒体収容箱15、各種紛粒体排出口12に連
通して設けられている連通ダクト16、連通ダクト16
の内部に備えられ、連通ダクト16から落下してくる各
種粉粒体を高濃度状態で連続的に輸送するシャトルフィ
ーダー17とから構成されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】次に、以上の構成からなる本実施例のシフ
ティング・フィーダーの作用・効果について図2に基づ
き説明する。まず、ハウジング1の上面の各種粉粒体投
入口2から食料品粉粒・化学品粉粒・薬品粉粒等の各種
粉粒体を投下する。次に、モーター9を始動させてプー
リー8、ベルト7及びプーリー6を回転させる。する
と、スクリューコンベア3とシャフト4が回転を開始す
る。これにより、各種粉粒体投入口2から投下された食
料品粉粒・化学品粉粒・薬品粉粒等の各種粉粒体はスク
リューコンベア3で横方向に移送され、網目状分離分級
スクリーン11の内部に供給される。この網目状分離分
級スクリーン11の内部では、シャフト4に駆動されて
攪拌アーム10が回動しているので、網目状分離分級ス
クリーン11の内部に供給された食料品粉粒・化学品粉
粒・薬品粉粒等の各種粉粒体は、攪拌アーム10によっ
て遠心攪拌され、網目状分離分級スクリーン11の内部
の食料品粉粒・化学品粉粒・薬品粉粒等の各種粉粒体は
粒状の大きさにより、網目状分離分級スクリーン11の
網目を通過するものと通過できないものとに分離分級さ
れる。そして、網目状分離分級スクリーン11の網目を
通過した食料品粉粒・化学品粉粒・薬品粉粒等の各種粉
粒体は各種紛粒体排出口12から連通ダクト16の内部
にに落下し、更にシャトルフィーダー17に供給され
る。一方、網目状分離分級スクリーン11の網目を通過
できずに残留した残留粉粒体は、ハウジング1の開口部
から残留紛粒体移送管13に送り込まれ、残留紛粒体移
送管13から、開口部を介して残留粉粒体排出ダクト1
4に落下する。そして、残留粉粒体排出ダクト14の下
端に装着されている残留粉粒体収容箱15に投入される
ことになる。この作用により、装置全体の長さを大巾に
短縮して、小規模工場等のスペースの狭いところでも工
場への搬入・設置・運用が容易にできるようになる。ま
た、従来の装置では別の装置として組み合わせて使用し
ていた粉粒体空気輸送装置のシャトルフィーダー17を
内蔵したことで、配管の接続や電気配線の接続作業をす
ることなく工場に簡単に設置してすぐに運転できるため
極めて効率的な運用が可能になった。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明の小型分
離分級装置内蔵粉粒体高濃度輸送装置は、食料品粉粒・
化学品粉粒・薬品粉粒等の各種粉粒体が持つさまざまな
物性を利用して同じ性状の紛粒体を選別したり異物を取
り除く分離分級装置であって、略円筒型のハウジング
と、ハウジングの上面所定の位置に形成した各種粉粒体
投入口と、ハウジング内部の各種粉粒体投入口直下近傍
に回転自在に軸着したスクリューコンベアと、スクリュ
ーコンベアの回転軸からハウジングの内部に延設して軸
着した回転軸と、回転軸の外径部から円周方向に突出
し、回転軸の回転によってハウジングの内部を回動する
一対の攪拌枠と、攪拌枠が回動する先端軌跡部分の全周
面近傍に被着してハウジングの内部を二層の円筒状に隔
離する網状円筒型の分離・分級スクリーンと、分離・分
級スクリーンによって二層に隔離されたハウジング内部
内の外側部分の空間の最下面に広口状に形成された各種
粉粒体投下口と、ハウジングの一部を形成し、分離・分
級スクリーンの内径部を左右から保持している外壁部の
内、スクリューコンベアの位置と反対側の隔壁に貫通形
成した開口部と、開口部に一端を連通させると共に多端
を外側に突設させた封鎖した短尺パイプ部材と、短尺パ
イプ部材の下面に開口形成した開口部と、開口部の下面
近傍に、連通管を介して着脱可能に取り付けた収納箱
と、各種粉粒体投下口の直下近傍に、ダクト部材を介し
て各種粉粒体を高濃度で連続空気輸送をするシャトルフ
ィーダーとを備えたことで、装置全体を大巾にコンパク
トにして小規模な町工場や小規模精米所或いは小規模製
粉所等の狭いスペースしか確保できない工場でも搬入・
設置・運用が容易にできるようになったばかりか、従来
の装置では別の装置として組み合わせて使用していた粉
粒体空気輸送装置を内蔵させたことで、配管の接続や電
気配線の接続作業をするとなく工場に簡単に設置してす
ぐに運転できるため極めて効率的で経済的はシステム構
築と運用が可能になった画期的な発明であり、特に最小
のスペースを有効に使用するというダウンサイジングの
思想を一早く取り入れ点で産業界に与える影響は絶大で
ある。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の小型分離分級装置内蔵式粉粒体高濃度
輸送装置を適用したシフティング・フィーダーの内部構
造を表した説明図である。
【図2】本実施例のシフティング・フィーダーの作用説
明図である。
【符号の説明】 1 ハウジング 2 各種粉粒体投入口 3 スクリューコンベア 4 シャフト 5 ベアリングユニット 6 プーリー 7 ベルト 8 プーリー 9 モーター 10 攪拌アーム 11 網目状分離分級スクリーン 12 各種紛粒体排出口 13 残留紛粒体移送管 14 残留粉粒体排出ダクト 15 残留粉粒体収容箱 16 連通ダクト 17 シャトルフィーダー A 点検窓

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食料品粉粒・化学品粉粒・薬品粉粒等の
    各種粉粒体が持つさまざまな物性を利用して同じ性状の
    紛粒体を選別したり異物を取り除く分離分級装置であっ
    て、 略円筒型のハウジングと、 当該ハウジングの上面所定の位置に形成した各種粉粒体
    投入口と、 上記ハウジング内部の各種粉粒体投入口直下近傍に回転
    自在に軸着したスクリューコンベアと、 当該スクリューコンベアの回転軸から上記ハウジングの
    内部に延設して軸着した回転軸と、 当該回転軸の外径部から円周方向に突出し、回転軸の回
    転によって上記ハウジングの内部を回動する一対の攪拌
    枠と、 当該攪拌枠が回動する先端軌跡部分の全周面近傍に被着
    してハウジングの内部を二層の円筒状に隔離する網状円
    筒型の分離・分級スクリーンと、 当該分離・分級スクリーンによって二層に隔離されたハ
    ウジング内部内の外側部分の空間の最下面に広口状に形
    成された各種粉粒体投下口と、 上記ハウジングの一部を形成し、上記分離・分級スクリ
    ーンの内径部を左右から保持している外壁部の内、スク
    リューコンベアの位置と反対側の隔壁に貫通形成した開
    口部と、 当該開口部に一端を連通させると共に多端を外側に突設
    させた封鎖した短尺パイプ部材と、 当該短尺パイプ部材の下面に開口形成した開口部と、 当該開口部の下面近傍に、連通管を介して着脱可能に取
    り付けた収納箱、と、 上記各種粉粒体投下口の直下近傍に、ダクト部材を介し
    て各種粉粒体を高濃度で連続空気輸送をするシャトルフ
    ィーダーと、を備えたことを特徴とする小型分離分級装
    置内蔵式粉粒体高濃度輸送装置。
JP27173395A 1995-09-25 1995-09-25 小型分離分級装置内蔵式粉粒体高濃度輸送装置 Pending JPH09117722A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105214835A (zh) * 2015-10-27 2016-01-06 灌阳县陈工选矿机械制造有限公司 一种出料匀速的选矿给料箱
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CN110813698A (zh) * 2019-11-21 2020-02-21 江苏新达石英有限公司 一种石英砂尾粉收集装置及其使用方法
CN112077000A (zh) * 2020-08-24 2020-12-15 邵阳县兴隆粮油食品有限公司 一种大米加工生产用无尘筛分设备
WO2021120902A1 (zh) * 2019-12-19 2021-06-24 王淑英 一种化工物料高效筛选出料装置

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