JPH08108767A - 車両用クラッチ装置 - Google Patents

車両用クラッチ装置

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JPH08108767A
JPH08108767A JP24562894A JP24562894A JPH08108767A JP H08108767 A JPH08108767 A JP H08108767A JP 24562894 A JP24562894 A JP 24562894A JP 24562894 A JP24562894 A JP 24562894A JP H08108767 A JPH08108767 A JP H08108767A
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JP
Japan
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input shaft
vehicle
torque
rotation
variable displacement
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JP24562894A
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English (en)
Inventor
Kohei Kataoka
康平 片岡
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】駆動源を動作させた状態で車両を停止させて
も、駆動源と駆動軸とを切り離す操作が必要とならず、
しかも、ショックが発生せず、駆動源の出力を駆動軸に
スムーズに伝達し、車両をスムーズに発進させることを
目的とする。 【構成】一対の入力軸3a,3b に設けられた駆動歯車4a,4
b と、駆動歯車4a,4b に噛合された一対のピニオン5a,5
b と、ピニオン5a,5b を回転可能に支持するリングギア
7 とから構成される差動歯車機構2 と、一方の入力軸3a
を回転させるエンジン1 と、他方の入力軸3bにトルクを
発生させる可変容量ポンプ15及び絞り弁20と、リングギ
ア7 に接続される車両の車軸9 とから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用クラッチ装置に係
り、詳しくは車両がアイドリング状態で停止していると
き、エンジンと車軸とを機械的に切り離すことなく停止
させる車両用クラッチ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7に示すように、一般にエンジン61
と車軸62との間に第1クラッチ装置63が設けられて
いる。又、車軸62には変速機64を介して図示しない
車輪を回転させるディファレンシャル65が設けられて
いる。そして、車軸62には連結歯車66が一体回転可
能に設けられている。この連結歯車66には駆動歯車6
7が噛合されている。駆動歯車67は第2クラッチ装置
68を介して可変容量ポンプ・モータ69に接続されて
いる。
【0003】可変容量ポンプ・モータ69に設けられた
斜板70の切り換えにより、可変容量ポンプ・モータ6
9をポンプ又はモータとして使用することができる。
又、可変容量ポンプ・モータ69にはアキュームレータ
71がバルブ72を介して接続されている。このアキュ
ームレータ71には斜板70の切り換えにより可変容量
ポンプ・モータ69がポンプとして使用されたときに汲
み上げられる作動油が貯留されるようになっている。
【0004】そして、車両が走行している状態から減速
して停止するとき、図示しないコントロール装置は第1
クラッチ装置63を動作させてエンジン61と車軸62
とを機械的に切り離す。このとき、コントロール装置は
可変容量ポンプ・モータ69の斜板70を操作してポン
プとする。すると、駆動軸63の惰性回転により連結歯
車66、駆動歯車67及び第2クラッチ装置68を介し
て可変容量ポンプ・モータ69が動作する。従って、可
変容量ポンプ・モータ69は作動油を汲み上げる。この
作動油はアキュームレータ71に貯留される。又、可変
容量ポンプ・モータ69が負荷となり、駆動軸62の回
転が停止して車両は停止する。その結果、車両が減速し
て停止するときのエネルギーを利用して作動油をアキュ
ームレータ71に貯留している。
【0005】次に、車両を停止している状態から発進さ
せるとき、コントロール装置は第1クラッチ装置63を
動作させてエンジン61と車軸62とを接続する。その
ため、エンジン61によって車軸62が回転する。又、
コントロール装置は斜板70を操作して可変容量ポンプ
・モータ69をモータとする。すると、アキュームレー
タ71に貯留された作動油により可変容量ポンプ・モー
タ69はモータとして動作して駆動歯車67が回転し、
その回転が連結歯車66を介して車軸62に伝達され
る。従って、駆動軸63は可変容量ポンプ・モータ69
の補助を受けて回転するため、エンジン61は駆動軸6
3を少ない力で回転させることが可能となる。その結
果、車両が減速して停止するときのエネルギーを効率よ
く利用して作動油をアキュームレータ71に貯留し、そ
の貯留した作動油によって可変容量ポンプ・モータ69
を動作させ車軸62を回転させることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、エンジン6
1を動作させた状態で車両を停止させるとき、第1クラ
ッチ装置63を動作させ、エンジン61と車軸62とを
機械的に切り離さなくてはならない。そして、車両を発
進させるときは再び第1クラッチ装置63を動作させて
エンジン61と車軸62とを接続する。しかしながら、
第1クラッチ装置63をうまく動作させないと、エンジ
ン61により車軸62をスムーズに回転させることがで
きず、車両にショックが発生し、乗り心地等が悪くなる
という問題がある。
【0007】又、第1クラッチ装置63を自動制御する
場合、その制御を行う装置が必要になるばかりか、制御
が複雑になるという問題がある。本発明は上記問題点を
解決するためになされたものであって、第1の目的は、
駆動源を動作させた状態で車両を停止させても、駆動源
と駆動軸とを切り離す操作の必要のない車両用クラッチ
装置を提供することにある。
【0008】第2の目的は、第1の目的に加え、簡単な
構成により、しかも、ショックが発生せず、駆動源の出
力を駆動軸にスムーズに伝達し、車両をスムーズに発進
させることができる車両用クラッチ装置を提供すること
にある。
【0009】第3の目的は、エンジンの出力を効率よく
駆動軸に伝達させることができる車両用クラッチ装置を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1記載の発明によれば、一対の入力軸に設け
られた駆動歯車と、前記駆動歯車に噛合されたピニオン
と、前記ピニオンを回転可能に支持する伝達歯車とから
構成される差動歯車機構と、前記一方の入力軸を回転さ
せる駆動源と、前記他方の入力軸にトルクを発生させる
トルク発生機構と、前記伝達歯車に接続される車両の駆
動軸とから構成されることをその要旨とする。
【0011】請求項2記載の発明によれば、トルク発生
機構は他方の入力軸に設けられたプレートと、前記プレ
ートを掴んで回転を規制する規制装置とから構成される
ことをその要旨とする。
【0012】請求項3記載の発明によれば、トルク発生
機構は他方の入力軸に設けられたポンプと、前記ポンプ
から吐出される作動流体に圧力を発生させる圧力発生手
段とから構成されることをその要旨とする。
【0013】請求項4記載の発明によれば、他方の入力
軸には回転を規制するブレーキ機構を備えたことをその
要旨とする。
【0014】
【作用】請求項1記載の発明によれば、他方の入力軸を
トルク発生機構によってトルクを発生させないように回
転自由な状態にする。この状態で、駆動源を動作させる
と一方の入力軸が回転する。このとき、差動歯車機構の
他方の入力軸は回転が自由な状態になっている。従っ
て、差動歯車機構の特性上、一方の入力軸の回転方向と
は逆方向に他方の入力軸が回転する。そのため、伝達歯
車が回転しないので駆動軸が回転せず、車両は停止した
状態を維持する。従って、駆動源を動作させた状態で車
両を停止させることが可能となる。
【0015】そして、トルク発生機構により他方の入力
軸の回転を規制する。すると、他方の入力軸にトルクが
発生する。すると、他方の入力軸に発生したトルクと等
しいトルクとなるように一方の入力軸の回転が変化す
る。そのため、伝達歯車が回転し車両の駆動軸が回転す
る。又、車両の駆動軸のトルクは一方及び他方の入力軸
のトルクを加算したものであり、駆動軸の回転数は一方
及び他方の入力軸の回転数の平均となる。従って、トル
ク発生機構により他方の入力軸の回転を規制し、該他方
の入力軸に発生するトルクを調整することにより駆動軸
の回転数及びトルクを調整することが可能となる。又、
エンジンと駆動軸とを接続し、該エンジンを駆動させた
状態で車両を停止させることが可能となる。
【0016】請求項2記載の発明によれば、駆動源によ
り一方の入力軸が回転し、差動歯車機構により一方の入
力軸とは逆方向に他方の入力軸が回転する。この他方の
入力軸とともに回転しているプレートを規制装置が掴ん
でその回転を規制することにより他方の入力軸にトルク
を発生させることが可能となる。そのため、伝達歯車が
回転して駆動軸が回転する。又、規制装置がプレートを
掴んでその回転を規制し、他方の入力軸に発生するトル
クを調整することにより駆動軸の回転及びトルクが調整
される。従って、簡単な構成によってトルク発生機構を
構成することができ、クラッチ装置のコンパクト化及び
簡素化を図ることが可能となる。
【0017】請求項3記載の発明によれば、駆動源によ
り一方の回転軸が回転すると、差動歯車機構により他方
の入力軸が一方の回転軸の回転方向とは逆方向に回転す
る。そのため、ポンプが動作して作動流体を汲み上げ
る。このとき、作動流体には圧力が発生していないた
め、伝達歯車は回転しない。この状態で、圧力発生手段
によりポンプが汲み上げた作動流体に圧力を発生させ
る。すると、ポンプにトルクが発生し、他方の入力軸の
回転が規制される。そのため、他方の入力軸にトルクが
発生し、そのトルクと等しいトルクとなるように一方の
入力軸の回転が変化する。従って、伝達歯車が回転して
車両の駆動軸が回転する。又、車両の駆動軸のトルクは
一方及び他方の入力軸のトルクを加算したものであり、
駆動軸の回転数は一方及び他方の入力軸の回転数の平均
となる。従って、作動流体に圧力を発生させて他方の入
力軸の回転を規制し、該他方の入力軸にトルクを発生さ
せることが可能となる。又、駆動源と駆動軸とを接続
し、該駆動源を駆動させた状態で車両を停止させること
が可能となる。
【0018】請求項4記載の発明によれば、ブレーキ機
構により他方の入力軸の回転が規制される。この規制に
より他方の入力軸にはトルクを発生させることができ
る。又、そのトルクは駆動源により回転する一方の入力
軸と等しいトルクとすることができるので、駆動源の出
力を直接駆動軸に伝達することが可能となる。
【0019】
【実施例】
[第1実施例]以下、本発明を具体化した第1実施例を
図1に基づいて説明する。
【0020】図示しない車両に搭載された駆動源として
のエンジン1は差動歯車機構2に接続されている。この
差動歯車機構2を構成する一対の入力軸3a,3bは互
いに対向し、該入力軸3a,3bには互いに対向する駆
動歯車4a,4bが設けられている。前記駆動歯車4
a,4bにはそれぞれ噛合し、かつ、互いに対向するピ
ニオン5a,5bが設けられている。ピニオン5a,5
bはキャリア6a,6bによって回転可能に支持されて
いる。
【0021】キャリア6a,6bには伝達歯車としての
リングギア7が設けられている。このリングギア7は入
力軸3a,3bと直交する方向に回転する。そして、差
動歯車機構2における一方の入力軸3aにエンジン1が
接続され、該一方の入力軸3aがエンジン1によって回
転されるようになっている。
【0022】前記リングギア7には伝達ギア8が噛合さ
れている。この伝達ギア8には駆動軸としての車軸9が
一体回転可能に設けられている。車軸9には変速機10
が設けられ、この変速機10の後段に図示しないデフを
介して車輪が設けられている。従って、車軸9が回転す
ることにより、変速機10及びデフを介して車輪が回転
するようになっている。
【0023】又、他方の入力軸3bにはプレート12が
一体回転可能に設けられている。そして、プレート12
を掴んだり離したりしてその回転を規制する規制装置1
3が設けられている。このプレート12及び規制装置1
3によってトルク発生機構が構成されている。又、規制
装置13はコントロール装置14によって制御され、プ
レート12の回転が規制されるようになっている。
【0024】さて、コントロール装置14によって規制
装置13が制御されない状態においては、プレート12
の回転は規制されない。この状態で、エンジン1を駆動
させると、一方の入力軸3a及び駆動歯車5aが回転す
る。すると、他方の入力軸4aには負荷がかけられてい
ないので、差動歯車機構2のピニオン5a,5bがそれ
ぞれ回転し、駆動歯車4bを介して他方の入力軸3b及
びプレート12が一方の入力軸3aの回転方向とは逆方
向に回転する。このとき、他方の入力軸3bは回転自由
な状態になっているため、トルクは0となる、従って、
リングギア7は回転しないので、車軸9は回転せず、車
両は停止した状態となる。
【0025】ここで、車両を発進させるべく、エンジン
1を加速して一方の入力軸3aの回転数を上昇させると
ともに、コントロール装置14によって規制装置13を
制御してプレート12の回転を規制する。すると、他方
の入力軸3bの回転が規制され、その規制に伴ってトル
クが発生する。そのため、差動歯車機構2の特性上、他
方の入力軸3bのトルクが一方の入力軸3aのトルクと
等しくなるように、該一方の入力軸3aの回転数が変化
する。このため、リングギア7が回転し、その回転が伝
達ギア8に伝達され、車軸9が回転する。
【0026】そして、コントロール装置14の制御によ
って規制装置13がプレート12の回転を規制し、他方
の入力軸3bの回転を停止させれば、エンジン1により
回転する一方の入力軸3aのトルクと等しいトルクが他
方の入力軸3bに発生する。従って、エンジン1の出力
を全て差動歯車機構2を介して車軸9に伝達させること
ができる。このとき、車軸9のトルクはそれぞれの入力
軸3a,3bのトルクを加算したものであり、車軸9の
回転数は入力軸3a,3bの平均となる。
【0027】従って、他方の入力軸3bの回転を自由な
状態にしておけば、エンジン1を駆動させた状態で車両
を停止させることができる。この結果、従来のような機
械的にエンジンと車軸とを切り離したり、接続したりす
るクラッチ装置を不要にすることができる。更に、クラ
ッチ装置を簡単に構成することができるので、装置全体
のコンパクト化及び簡素化を図ることができる。
【0028】又、規制装置13によってプレート12の
回転を規制し、他方の入力軸3bに発生させるトルクを
調整することにより、車軸9の回転を調整することがで
きる。この結果、従来のようにクラッチ装置の接続、切
離しによるショックを発生させないようにすることがで
き、車両をスムーズに発進又は走行させることができ
る。 [第2実施例]次に、本発明を具体化した第2実施例を
図2に基づいて説明する。尚、前記第1実施例と同一部
材及び同一構成については同一番号を付してその詳細な
説明を省略する。
【0029】他方の入力軸3bにはポンプとしての可変
容量ポンプ15が接続されている。可変容量ポンプ15
にはドレインタンク16に接続されるドレインパイプ1
7が接続されている。又、可変容量ポンプ15には吐出
パイプ18が設けられ、この吐出パイプ18はドレイン
タンク16に導入されている。従って、可変容量ポンプ
15がドレインタンク16の作動油を汲み上げ、この作
動油を吐出パイプ18を介して再びドレインタンク16
に戻すようになっている。更に、吐出パイプ18には圧
力発生手段としての絞り弁20が設けられ、吐出パイプ
18内の作動油に圧力を発生させるようになっている。
又、可変容量ポンプ15の斜板15aはコントロール装
置14によって操作され、その斜板角が制御されるよう
になっている。
【0030】さて、コントロール装置14によって斜板
15aの斜板角を制御する。つまり、斜板15aの斜板
角を0とし、可変容量ポンプ15を動作させてもドレイ
ンパイプ17を介してドレインタンク16の作動油を汲
み上げないようにする。この状態で、エンジン1を動作
させて一方の入力軸3a及び駆動歯車4aを回転させ
る。すると、差動歯車機構2のピニオン5a,5bが回
転し、駆動歯車4b及び他方の入力軸3bは一方の入力
軸3aの回転方向とは逆方向に回転する。又、他方の入
力軸3bの回転により可変容量ポンプ15は動作する
が、斜板15aの斜板角が0となっているので、可変容
量ポンプ15はドレインタンク16の作動油を汲み上げ
ない。そのため、他方の入力軸3bの負荷は0となって
いる。従って、リングギア7が回転しないので伝達ギア
8及び車軸9は回転しない。この結果、エンジン1が駆
動して一方の入力軸3aが回転した状態で車両を停止さ
せた状態にすることができる。
【0031】この状態で、コントロール装置14により
可変容量ポンプ15の斜板15aを操作して斜板角を制
御する。すると、その斜板角に応じて可変容量ポンプ1
5がドレインパイプ17を介してドレインタンク16の
作動油を汲み上げる。この作動油は吐出パイプ18を介
して再びドレインタンク16に戻される。そして、絞り
弁20によって可変容量ポンプ15と絞り弁20との間
における吐出パイプ18内の作動油に圧力が発生する。
【0032】この作動油に圧力が発生することにより、
可変容量ポンプ15にトルクが発生する。このトルクの
発生により他方の入力軸3bの回転が規制され、該他方
の入力軸3bにトルクが発生する。差動歯車機構2によ
って他方の入力軸3bに発生したトルクと等しいトルク
が一方の入力軸3aに発生する。そのため、リングギア
7が回転し、その回転は連結ギア8を介して車軸9に伝
達されて車両が発進する。又、可変容量ポンプ15の斜
板15aをコントロール装置14が制御し、斜板角を大
きくすれば吐出パイプ18に吐出される作動油の吐出容
量が大きくなるため、トルクも上昇する。そのため、他
方の入力軸3bの回転が一層規制され、該他方の入力軸
3bに発生するトルクが大きくなる。従って、車両を加
速することができる。
【0033】この第2実施例においても、上記第1実施
例と同様、エンジン1を駆動させた状態でエンジン1と
車軸9とを接続しても車両を停止させることができる。
又、可変容量ポンプ15の斜板15aの斜板角を調整す
ることにより、車軸9を回転を連続的に変化させて車両
をスムーズに発進させることができ、車両にショック等
を発生させず乗り心地を向上させることができる。
【0034】この第2実施例においては、可変容量ポン
プ15の汲み上げた作動油に圧力を発生させることによ
り、該可変容量ポンプ15にトルクを発生させ、他方の
入力軸3bの回転を規制するようにした。この結果、第
1実施例のように入力軸3bの回転を機械的に規制しな
いので、摩擦等による摩耗が発生しない。この結果、保
守点検及び交換等のメンテナンス作業を簡易化すること
ができる。
【0035】この第2実施例においては、絞り弁20を
用い、可変容量ポンプ15の斜板15aの斜板角を変化
させることにより、可変容量ポンプ15に発生するトル
クを調整した。この他に、可変容量ポンプ15を定量ポ
ンプとし、絞り弁20を可変絞り弁とする。そして、定
量ポンプから吐出される作動油を可変絞り弁によって絞
り、作動油に圧力を発生させるようにしてもよい。
【0036】又、可変容量ポンプ15から吐出される作
動油を絞り弁20によって絞り、作動油に圧力を発生さ
せたが、図3に示すように、吐出パイプ18に圧力発生
手段としてのアキュームレータ25を接続する。この場
合、可変容量ポンプ15によって作動油が汲み上げら
れ、吐出パイプ18に作動油が吐出される。すると、ア
キュームレータ25により可変容量ポンプ15とアキュ
ームレータ25との間の作動油に圧力を発生させること
ができる。この結果、上記第2実施例と同様の作用効果
を得ることができる。 [第3実施例]次に、本発明を具体化した第3実施例を
図4に基づいて説明する。尚、前記第1,2実施例と同
一部材及び同一構成については同一番号を付してその詳
細な説明を省略する。
【0037】この第3実施例は図3における可変容量ポ
ンプ15をポンプとしての可変容量ポンプ・モータ26
にしたことが前記実施例と異なる。可変容量ポンプ・モ
ータ26の斜板26aはコントロール装置14によって
操作され、その斜板角が制御されるようになっている。
斜板26aの斜板角を0にすれば、他方の入力軸3bが
回転して可変容量ポンプ・モータ26が動作してもオイ
ルタンク16の作動油が汲み上げられたりしない。従っ
て、他方の入力軸3bには負荷がかからない状態とな
る。
【0038】又、コントロール装置14によって斜板2
6aの斜板角が操作され、可変容量ポンプ・モータ26
をポンプとする。この状態で他方の入力軸3bが回転す
ると、オイルタンク16の作動油が汲み上げられ、アキ
ュームレータ25に作動油が貯留されるようになってい
る。このとき、吐出パイプ18内の作動油には圧力が発
生し、可変容量ポンプ・モータ26にはトルクが発生す
るため、他方の入力軸3bの回転を規制するようになっ
ている。
【0039】又、コントロール装置14によって斜板2
6aの斜板角が操作され、可変容量ポンプ・モータ26
をモータとする。この状態となると、アキュームレータ
25に貯留された作動油によって可変容量ポンプ・モー
タ26の他方の回転軸3bが回転するようになってい
る。
【0040】さて、コントロール装置14によって斜板
26aの斜板角を0とする。この状態で、エンジン1を
駆動すると一方の入力軸3aが回転する。又、差動歯車
機構2によって他方の入力軸3bは一方の入力軸3aの
回転方向とは逆方向に回転する。このとき、他方の入力
軸3bの回転によって可変容量ポンプ・モータ26は動
作するが、オイルタンク16の作動油を汲み上げたりし
ないので、他方の入力軸3bには負荷がかからない状態
となる。
【0041】従って、エンジン1を駆動して一方の入力
軸3aが回転してもリングギア7が回転しないので、車
軸9は回転しない。この結果、エンジン1と車軸9とを
機械的に接続した状態で、エンジン1を駆動しても車両
は発進したりせず、停止した状態を維持することができ
る。
【0042】この状態で、可変容量ポンプ・モータ26
の斜板26aをコントロール装置14にて操作し、可変
容量ポンプ・モータ26をポンプとする。すると、可変
容量ポンプ・モータ26はドレインタンク16の作動油
を汲み上げる。この作動油は吐出パイプ18に吐出され
るが、アキュームレータ25によって吐出パイプ18内
の作動油に圧力が発生する。すると、可変容量ポンプ・
モータ26にトルクが発生し、他方の入力軸3bの回転
が規制され、該他方の入力軸3bにトルクが発生する。
このトルクの発生により、リングギア7が回転し、その
回転は連結ギア8を介して車軸9に伝達され、車両が発
進する。
【0043】又、車両が走行している状態から減速又は
減速により停止する場合、車軸9の回転によって差動歯
車機構2の他方の入力軸3bを回転させる。すると、ポ
ンプとなる可変容量ポンプ・モータ26はドレインタン
ク16の作動油を汲み上げ、吐出パイプ18を介してア
キュームレータ25に貯留する。又、可変容量ポンプ・
モータ26が負荷となり車両が停止する。
【0044】次に、アキュームレータ25に作動油が貯
留され、この状態で車両を発進又は走行させる場合、コ
ントロール装置14によって斜板26aを操作し、可変
容量ポンプ・モータ26をモータとする。そして、エン
ジン1によって一方の入力軸3aを回転させる。一方、
アキュームレータ25に貯留された作動油によって可変
容量ポンプ・モータ26が動作し、他方の入力軸3bを
回転させる。
【0045】従って、入力軸3a,3bにはそれぞれト
ルクが発生する。そのため、リングギア7が回転し、そ
の回転が車軸9に伝達され、車両が発進する。このと
き、差動歯車機構2によってそれぞれの入力軸3a,3
bの回転数が調整され、それぞれの入力軸3a,3bの
トルクが等しくなる。この結果、車軸9はエンジン1と
可変容量ポンプ・モータ26によって回転するので、エ
ンジン1は少ない出力で車軸9を回転させることができ
る。
【0046】尚、アキュームレータ25の作動油の圧力
が低くなった場合、コントロール装置14によって斜板
26aを制御して可変容量ポンプ・モータ26をポンプ
とし、他方の入力軸3bにトルクを発生させるようにす
る必要がある。
【0047】又、図5に示すように、他方の入力軸3b
にブレーキ機構を構成する回転規制板27を設け、この
回転規制板27を掴んで回転規制板27の回転を停止さ
せるブレーキ機構を構成するブレーキ装置28を設けて
もよい。従って、可変容量ポンプ・モータ26により車
軸9の回転を補助している状態において、アキュームレ
ータ25の作動油の圧力が低くなったとき、ブレーキ装
置28をコントロール装置14が操作して回転規制板2
7を掴み、他方の入力軸3bが回転しないようにする。
すると、他方の入力軸3bは一方の入力軸3aとは逆方
向に回転しないので、リングギア7は回転し続けて車軸
9を回転させることができる。又、エンジン1の出力全
てを差動歯車機構2を介して車軸9に伝達させることが
できる。この別例においては、回転規制板27をブレー
キ装置29によって掴めば、可変容量ポンプ・モータ2
6の斜板26aを切り換えることなくエンジン1によっ
て車軸9を回転させることができる。 [第4実施例]次に、本発明を具体化した第4実施例を
図6に基づいて説明する。尚、前記第1〜3実施例と同
一部材及び同一構成については同一番号を付してその詳
細な説明を省略する。
【0048】他方の入力軸3bにはポンプとしての定量
ポンプ30が接続されている。吐出パイプ18には循環
パイプ31が設けられ、この循環パイプ31には圧力発
生手段としての絞りバルブ32が設けられている。又、
コントロール装置14によって絞りバルブ32の絞り量
が調整されるようになっている。
【0049】さて、車両が停止している状態において、
エンジン1を動作させて一方の入力軸3aを回転させる
と、差動歯車機構2によって他方の入力軸3bは一方の
入力軸3aの回転とは逆方向に回転する。この回転によ
り定量ポンプ30が動作してドレインタンク16の作動
油を汲み上げる。汲み上げられた作動油は吐出パイプ1
8及び循環パイプ31を介して再びドレインタンク16
に戻される。
【0050】従って、吐出パイプ18に吐出される作動
油には圧力が発生しないため、他方の入力軸3bには負
荷がかからない状態となる。このため、リングギア7が
回転しないので車軸9は回転せず、車両は走行しない。
この結果、エンジン1を動作させた状態で車両を停止さ
せることができる。
【0051】この状態で、車両を発進させる場合、コン
トロール装置14によって絞りバルブ32を操作し、吐
出パイプ18に吐出される作動油に圧力を発生させる。
すると、定量ポンプ30にトルクが発生し、他方の入力
軸3bの回転を規制する。そのため、他方の入力軸3b
にはトルクが発生するので、リングギア7が回転し、そ
の回転が車軸9に伝達される。従って、車両が発進す
る。又、コントロール装置14によって絞りバルブ32
の絞り量を調整することにより、他方の入力軸3bのト
ルクを調整することができる。
【0052】又、絞りバルブ32によって吐出パイプ1
8の作動油が流れないようにロックしてしまっても、作
動油はアキュームレータ25に流れ込み、ロックによる
悪影響を回避することができる。
【0053】更に、定量ポンプ30の最大トルクがエン
ジン1の最大トルクよりも小さい場合、エンジンプ30
の最大トルクを車軸9に伝達することができない。この
場合、ブレーキ装置29が回転規制板27を掴んで他方
の入力軸3bが回転しないようにコントロール装置14
によって制御する。すると、他方の入力軸3bには一方
の入力軸3aと同じトルクが発生するので、エンジン1
の最大トルクを車軸9に伝達させることができる。
【0054】本実施例においては、差動歯車機構3を使
用したが、この他に遊星差動歯車機構を使用することも
可能である。本実施例においては、駆動源としてエンジ
ン1を使用したが、この他にモータ等を使用することも
可能である。又、作動流体として作動油を使用したが、
この他に空気や水等の流体を使用することも可能であ
る。
【0055】又、トルク発生機構としてエンジン1の代
わりに電気モータを使用することも可能である。次に、
上記実施例から把握される請求項以外の技術思想を、そ
の効果とともに以下に記載する。
【0056】(1)一対の入力軸に設けられた駆動歯車
と、前記駆動歯車に噛合された一対のピニオンと、前記
ピニオンを回転可能に支持する伝達歯車とから構成され
る差動歯車機構と、前記一方の入力軸に回転させる駆動
源と、前記他方の入力軸に接続される可変容量ポンプ・
モータと、前記可変容量ポンプ・モータを可変容量ポン
プとし、この可変容量ポンプ・モータにより汲み上げら
れた作動流体を貯留するアキュームレータと、前記伝達
歯車に接続される車両の駆動軸とからクラッチ装置を構
成する。
【0057】可変容量ポンプ・モータの斜板を中立にし
た状態にて、駆動源により一方の入力軸を回転させる
と、他方の入力軸は一方の入力軸の回転方向とは逆方向
に回転する。このとき、可変容量ポンプ・モータは動作
するが、斜板が中立となっているため、他方の入力軸に
は可変容量ポンプ・モータの負荷がかからない。従っ
て、伝達歯車が回転せず、駆動軸が回転しない。そし
て、可変容量ポンプ・モータをポンプとなるように斜板
を傾けると、作動流体が汲み上げられる。汲み上げられ
た作動流体はアキュームレータによって圧力が発生する
ので、可変容量ポンプ・モータにはトルクが発生し、他
方の入力軸の回転が規制される。従って、伝達歯車が回
転して駆動軸が回転する。
【0058】又、可変容量ポンプ・モータをポンプとし
た状態で車両が減速又は減速により停止するとき、駆動
軸の惰性回転によって他方の入力軸を回転させ、作動流
体をアキュームレータに貯留する。そして、アキューム
レータに作動流体が貯留されている状態においては、可
変容量ポンプ・モータをモータとし、作動流体によって
他方の入力軸を回転させる。すると、駆動軸をエンジン
及び可変容量ポンプ・モータによって回転させることが
できる。この結果、車両が減速又は減速により停止する
ときのエネルギーを車両の発進時等に利用することがで
きる。
【0059】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜3記載
の発明によれば、トルク発生機構によって他方の入力軸
にトルクを発生させないように回転自由な状態にしてお
けば、駆動源により一方の入力軸が回転しても、その回
転方向とは逆方向に他方の入力軸が回転する。この結
果、機械的に切離しするクラッチ機構を設けなくても駆
動源により一方の入力軸が回転している状態でも車両を
停止させることができる。又、トルク発生機構により他
方の入力軸に発生するトルクを調整することにより伝達
歯車が回転して駆動軸を回転させることができる。この
結果、車両の発進をスムーズに行うことができ、ショッ
クの発生を防止することができる。
【0060】請求項2記載の発明によれば、規制装置が
プレートを掴んでその回転を規制することにより他方の
入力軸にトルクが発生する。この他方の入力軸のトルク
を調整することにより伝達歯車の回転を調整して駆動軸
の回転を調整することができる。この結果、クラッチ装
置を簡単な構成することができるので、装置のコンパク
ト化及び簡素化を図ることができる。
【0061】請求項3記載の発明によれば、駆動源によ
り回転している一方の入力軸の回転方向とは逆方向に他
方の入力軸が回転する。他方の入力軸の回転によりポン
プは作動油を汲み上げる。圧力発生手段によりポンプが
汲み上げた作動流体に圧力を発生させると、ポンプにト
ルクが発生して他方の入力軸の回転が規制される。その
ため、伝達歯車が回転して車両の駆動軸が回転する。こ
の結果、圧力発生手段によりポンプが汲み上げた作動流
体に圧力を発生させれば車両を走行させることができ
る。又、ポンプが汲み上げた作動流体に圧力が発生しな
いようにすれば、駆動源が動作していても駆動軸の回転
を停止させることができる。
【0062】請求項4記載の発明によれば、ブレーキ機
構により他方の入力軸の回転を規制すれば、ポンプの最
大トルクより大きい駆動源の最大トルクを直接駆動軸に
伝達させることができ、駆動軸を効率よく回転させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るクラッチ装置の構成図。
【図2】クラッチ装置の別例を示す構成図。
【図3】クラッチ装置の別例を示す構成図。
【図4】クラッチ装置の別例を示す構成図。
【図5】クラッチ装置の別例を示す構成図。
【図6】クラッチ装置の別例を示す構成図。
【図7】従来のクラッチ装置を示す構成図。
【符号の説明】
1…駆動源としてのエンジン、2…差動歯車機構、3
a,3b…入力軸、4a,4b…駆動歯車、5a,5b
…ピニオン、7…伝達歯車としてのリングギア、9…駆
動軸としての車軸、12…トルク発生機構としてのプレ
ート、13…トルク発生機構としての規制装置、15…
ポンプとしての可変容量ポンプ、20…圧力発生手段と
しての絞り弁、25…圧力発生手段としてのアキューム
レータ、26…ポンプとしての可変容量ポンプ・モー
タ、30…ポンプとしての定量ポンプ、32…圧力発生
手段としての絞りバルブ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の入力軸に設けられた駆動歯車と、
    前記駆動歯車に噛合されたピニオンと、前記ピニオンを
    回転可能に支持する伝達歯車とから構成される差動歯車
    機構と、 前記一方の入力軸を回転させる駆動源と、 前記他方の入力軸にトルクを発生させるトルク発生機構
    と、 前記伝達歯車に接続される車両の駆動軸とから構成され
    る車両用クラッチ装置。
  2. 【請求項2】 トルク発生機構は他方の入力軸に設けら
    れたプレートと、前記プレートを掴んで回転を規制する
    規制装置とから構成される請求項1記載の車両用クラッ
    チ装置。
  3. 【請求項3】 トルク発生機構は他方の入力軸に設けら
    れたポンプと、前記ポンプから吐出される作動流体に圧
    力を発生させる圧力発生手段とから構成される請求項1
    記載の車両用クラッチ装置。
  4. 【請求項4】 他方の入力軸には回転を規制するブレー
    キ機構を備えた請求項3記載の車両用クラッチ装置。
JP24562894A 1994-10-11 1994-10-11 車両用クラッチ装置 Pending JPH08108767A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009538769A (ja) * 2006-06-02 2009-11-12 ブリューニングハウス ハイドロマティック ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング エネルギ貯蔵装置を有する駆動装置及び運動エネルギを貯蔵する方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009538769A (ja) * 2006-06-02 2009-11-12 ブリューニングハウス ハイドロマティック ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング エネルギ貯蔵装置を有する駆動装置及び運動エネルギを貯蔵する方法

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