JPH08108544A - インクジェット記録装置のインク残量検知装置 - Google Patents
インクジェット記録装置のインク残量検知装置Info
- Publication number
- JPH08108544A JPH08108544A JP24794094A JP24794094A JPH08108544A JP H08108544 A JPH08108544 A JP H08108544A JP 24794094 A JP24794094 A JP 24794094A JP 24794094 A JP24794094 A JP 24794094A JP H08108544 A JPH08108544 A JP H08108544A
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- JP
- Japan
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- ink
- jet recording
- print cartridge
- recording apparatus
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 印字カートリッジ交換式の従来のインクジェ
ット記録装置においては、使用中の印字カートリッジ３
のインク残量が外観からは確認できないため、突然印字
不能に遭遇する可能性があるため、この残量を予知し得
る手段を提供する。 【構成】 このため、インクジェット記録装置の外装部
に備えたシーソー板１の一端部に秤量測定の基準として
の新規な印字カートリッジ４を、また他端部に現在使用
中の印字カートリッジ３を配設し、前記シーソー板１の
平衡支点位置もしくはその傾斜度により、カートリッジ
３のインク残量を判定するよう構成した。
ット記録装置においては、使用中の印字カートリッジ３
のインク残量が外観からは確認できないため、突然印字
不能に遭遇する可能性があるため、この残量を予知し得
る手段を提供する。 【構成】 このため、インクジェット記録装置の外装部
に備えたシーソー板１の一端部に秤量測定の基準として
の新規な印字カートリッジ４を、また他端部に現在使用
中の印字カートリッジ３を配設し、前記シーソー板１の
平衡支点位置もしくはその傾斜度により、カートリッジ
３のインク残量を判定するよう構成した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット記録装
置における交換方式の印字カートリッジのインク残量検
知装置に関するものである。
置における交換方式の印字カートリッジのインク残量検
知装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、インクジェット記録ヘッドの製造
コストの低減及び大量生産が可能となり、保守フリーの
交換方式をとる印字カートリッジの使用が多くなってき
ている。この種の方式の印字カートリッジでは、インク
残量の確認が困難であり、印字中に突然カートリッジの
インク残量がなくなり印字できなくなる可能性がある。
コストの低減及び大量生産が可能となり、保守フリーの
交換方式をとる印字カートリッジの使用が多くなってき
ている。この種の方式の印字カートリッジでは、インク
残量の確認が困難であり、印字中に突然カートリッジの
インク残量がなくなり印字できなくなる可能性がある。
【０００３】これに対し、インク残量を物理的，電気的
に検知する手段を印字装置側や印字カートリッジ側に設
けることが提案されているが、コスト高となり、交換方
式である前記利点が相殺されてしまうという難点があっ
た。
に検知する手段を印字装置側や印字カートリッジ側に設
けることが提案されているが、コスト高となり、交換方
式である前記利点が相殺されてしまうという難点があっ
た。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】印字カートリッジを交
換する方式の従来のインクジェット記録装置では、イン
ク残量検知装置は装備されておらず、また、印字カート
リッジの筐体は、不透明材で形成されているため、イン
ク残量を外部より目視で確認することができないため、
突然、文字のかすれ，文字が印字できない、などの現象
が出現することになる。
換する方式の従来のインクジェット記録装置では、イン
ク残量検知装置は装備されておらず、また、印字カート
リッジの筐体は、不透明材で形成されているため、イン
ク残量を外部より目視で確認することができないため、
突然、文字のかすれ，文字が印字できない、などの現象
が出現することになる。
【０００５】本発明は、以上のような問題点を解決する
ためになされたもので、現在使用中の印字カートリッジ
のインク残量を平易に予知し得る手段の提供を目的とし
ている。
ためになされたもので、現在使用中の印字カートリッジ
のインク残量を平易に予知し得る手段の提供を目的とし
ている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、印字カートリッジ交換式のインクジェット記録装
置の外装部に設けたシーソー板の一端部に新規の印字カ
ートリッジを、また、その他端部にインク残量を確認し
ようとする印字カートリッジを配設すると共に、前記シ
ーソー板の平衡支点位置もしくは傾斜度により、前記イ
ンク残量を検知するようインク残量検知装置を構成する
ことにより、前記目的を達成しようとするものである。
ては、印字カートリッジ交換式のインクジェット記録装
置の外装部に設けたシーソー板の一端部に新規の印字カ
ートリッジを、また、その他端部にインク残量を確認し
ようとする印字カートリッジを配設すると共に、前記シ
ーソー板の平衡支点位置もしくは傾斜度により、前記イ
ンク残量を検知するようインク残量検知装置を構成する
ことにより、前記目的を達成しようとするものである。
【０００７】
【作用】以上のような本発明に係るインク残量検知装置
により、時と所とを問わずに現在使用中の印字カートリ
ッジのインク残量を予知することができるため、印字不
能等に突然遭遇することが防止される。
により、時と所とを問わずに現在使用中の印字カートリ
ッジのインク残量を予知することができるため、印字不
能等に突然遭遇することが防止される。
【０００８】
【実施例】以下に、本発明を複数の実施例に基づいて説
明する： （実施例１）図１に、本発明の特徴を示す第１の実施例
の外観斜視図を示し、そのＸ方向矢視図を（ａ）図に示
す。
明する： （実施例１）図１に、本発明の特徴を示す第１の実施例
の外観斜視図を示し、そのＸ方向矢視図を（ａ）図に示
す。
【０００９】図１において、１は、インクジェット記録
装置の機器外装部に収納されたシーソー板、２は、この
収納されたシーソー板１の支点となる三角柱、３は、シ
ーソー板１の一端部に配設されたインク残量を確認しよ
うとする被測定印字カートリッジ、４は、シーソー板の
他端部に配設された秤量計測の基準となる新規の印字カ
ートリッジ、５は、シーソー板１の下面に設けた支点用
の各Ｖ溝であり、６はインク残量表示文字を示す。
装置の機器外装部に収納されたシーソー板、２は、この
収納されたシーソー板１の支点となる三角柱、３は、シ
ーソー板１の一端部に配設されたインク残量を確認しよ
うとする被測定印字カートリッジ、４は、シーソー板の
他端部に配設された秤量計測の基準となる新規の印字カ
ートリッジ、５は、シーソー板１の下面に設けた支点用
の各Ｖ溝であり、６はインク残量表示文字を示す。
【００１０】上記構成において、三角柱２を支点として
あるＶ溝５で接触しているシーソー板１の一端部に、イ
ンク残量を確認しようとする被測定印字カートリッジ３
を、他端部に新規の印字カートリッジ４をそれぞれ配設
し、シーソー板１がバランスが取れるＶ溝５を探して、
三角柱２を置き、シーソー系を形成する。
あるＶ溝５で接触しているシーソー板１の一端部に、イ
ンク残量を確認しようとする被測定印字カートリッジ３
を、他端部に新規の印字カートリッジ４をそれぞれ配設
し、シーソー板１がバランスが取れるＶ溝５を探して、
三角柱２を置き、シーソー系を形成する。
【００１１】この時、シーソー板１に、表示の数字６が
インク残量を確認しようとする被測定印字カートリッジ
３のインク残量である。
インク残量を確認しようとする被測定印字カートリッジ
３のインク残量である。
【００１２】以上のように、極めて簡単な手順，操作
で、時と所とを問わずに容易に測定が可能であり、測定
終了時には機器本体に収納すればよい。また、測定時に
は新規の印字カートリッジを計測基準ウエイトとするた
め、印字カートリッジの販売を促進する利点をも有す
る。
で、時と所とを問わずに容易に測定が可能であり、測定
終了時には機器本体に収納すればよい。また、測定時に
は新規の印字カートリッジを計測基準ウエイトとするた
め、印字カートリッジの販売を促進する利点をも有す
る。
【００１３】（実施例２）図２に、第２の実施例とし
て、シーソー板１の傾きを敏感に反映させる公知の水準
器の形態を取る水準器７をシーソー板１の上面に固定
し、水準器上に付した表示数値６でインク残量を確認す
るように構成したものである。
て、シーソー板１の傾きを敏感に反映させる公知の水準
器の形態を取る水準器７をシーソー板１の上面に固定
し、水準器上に付した表示数値６でインク残量を確認す
るように構成したものである。
【００１４】（実施例３）また、図３は、第３の実施例
として、その細かい程度でなく、大まかなインク残量の
有無ないしは無に近い状態のみを目視により見出すため
の使用目的に対して実施したものである。
として、その細かい程度でなく、大まかなインク残量の
有無ないしは無に近い状態のみを目視により見出すため
の使用目的に対して実施したものである。
【００１５】なお、図４に、以上のいずれかのインク残
量検知装置の実施例を装着したインクジェット記録装置
の一例の外観図を示す。
量検知装置の実施例を装着したインクジェット記録装置
の一例の外観図を示す。
【００１６】（実施例４）また、上述した各実施例にお
いては、インク残量を確認しようとする印字カートリッ
ジを、新規の印字カートリッジと比較して残量の検知を
行った。本発明はこれに限らず、新規のカートリッジと
同等の重量をなす測定用部材を用いて使用中の印字カー
トリッジの残量を検出する構成であってもよい。この場
合、別に新規のカートリッジを準備する必要がなく、手
持に新規のカートリッジがなくとも印字カートリッジの
インクの残量を検出することができる。
いては、インク残量を確認しようとする印字カートリッ
ジを、新規の印字カートリッジと比較して残量の検知を
行った。本発明はこれに限らず、新規のカートリッジと
同等の重量をなす測定用部材を用いて使用中の印字カー
トリッジの残量を検出する構成であってもよい。この場
合、別に新規のカートリッジを準備する必要がなく、手
持に新規のカートリッジがなくとも印字カートリッジの
インクの残量を検出することができる。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
印字カートリッジを交換する方式のインクジェット記録
装置において、利用者が、極めて平易に簡単な操作でい
つでも、どこでも印字カートリッジのインク残量を確認
することができる。
印字カートリッジを交換する方式のインクジェット記録
装置において、利用者が、極めて平易に簡単な操作でい
つでも、どこでも印字カートリッジのインク残量を確認
することができる。
【００１８】また、本発明においては、新規の印字カー
トリッジを測定時の基準ウエイトとして使用するので、
印字カートリッジの販売促進効果をも有する。
トリッジを測定時の基準ウエイトとして使用するので、
印字カートリッジの販売促進効果をも有する。
【図１】 実施例１の全体外観斜視図
【図２】 実施例２の全体外観斜視図
【図３】 実施例３の全体外観斜視図
【図４】 インク残量検知装置を装備したインクジェッ
ト記録装置の一例の概観図
ト記録装置の一例の概観図
１ シーソー板 ２ 三角柱 ３ 被測定印字カートリッジ ４ 新規印字カートリッジ ６ インク残量表示文字 ７ 水準器
Claims (2)
- 【請求項１】 印字カートリッジ交換式のインクジェッ
ト記録装置の外装部に設けたシーソー板の一端部に新規
の印字カートリッジを、また、その他端部にインク残量
を確認しようとする印字カートリッジを配設すると共
に、前記シーソー板の平衡支点位置により、前記インク
残量を検知するよう構成したことを特徴とするインクジ
ェット記録装置のインク残量検知装置。 - 【請求項２】 印字カートリッジ交換式のインクジェッ
ト記録装置の外装部に設けたシーソー板の一端部に新規
の印字カートリッジを、また、その他端部にインク残量
を確認しようとする印字カートリッジを配設すると共
に、前記シーソー板の傾斜度により、前記インク残量を
検知するよう構成したことを特徴とするインクジェット
記録装置の印残量検知装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24794094A JPH08108544A (ja) | 1994-10-13 | 1994-10-13 | インクジェット記録装置のインク残量検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24794094A JPH08108544A (ja) | 1994-10-13 | 1994-10-13 | インクジェット記録装置のインク残量検知装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08108544A true JPH08108544A (ja) | 1996-04-30 |
Family
ID=17170821
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24794094A Withdrawn JPH08108544A (ja) | 1994-10-13 | 1994-10-13 | インクジェット記録装置のインク残量検知装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08108544A (ja) |
-
1994
- 1994-10-13 JP JP24794094A patent/JPH08108544A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020115 |