JPH08108044A - 脱硝装置のシール構造 - Google Patents

脱硝装置のシール構造

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JPH08108044A
JPH08108044A JP6247644A JP24764494A JPH08108044A JP H08108044 A JPH08108044 A JP H08108044A JP 6247644 A JP6247644 A JP 6247644A JP 24764494 A JP24764494 A JP 24764494A JP H08108044 A JPH08108044 A JP H08108044A
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JP
Japan
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sealing material
outer casing
seal
supporting frame
sealing
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JP6247644A
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English (en)
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Hitoshi Koike
仁 小池
Tadashi Naito
正 内藤
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IHI Corp
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IHI Corp
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  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 触媒支持フレームが熱により伸縮変形しても
安定した排ガスシール効果を発揮できるようにすると共
に、組立てを容易にする。 【構成】 排ガスダクトに接続された外部ケーシング3
内に、触媒を収容して配置される触媒支持フレーム5の
外周と、外部ケーシング3の内周との間に配設する脱硝
装置のシール構造であって、触媒支持フレーム5の外周
と外部ケーシング3の内周との一方に形成したシール材
収容空間19と、シール材収容空間19に挿入した伸縮
性シール材26と、触媒支持フレーム5の外周と外部ケ
ーシング3の内周との他方に取付けて伸縮性シール材2
6を圧縮状態に保持する加圧保持部材22とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は脱硝装置のシール構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4はボイラの排ガスダクト1などに備
えられる脱硝装置2の一例を示した切断側面図であり、
排ガスダクト1の途中に断面積を拡大して外部ケーシン
グ3を形成し、該外部ケーシング3内に、アングルによ
って枠組みされた脱硝装置外胴4を設けている。
【0003】脱硝装置外胴4の内部には、図5に示すよ
うな枠形状の触媒支持フレーム5が、排ガスダクト1内
を流れる排ガス6を横切るように挿入配置されている。
触媒支持フレーム5は、内部が左右、上下に複数区画さ
れて排ガス6の流れ方向に貫通開口された多数の開口部
を有しており、且つ触媒支持フレーム5の上面、下面、
及び左右側面は夫々側板5a,5b,5c,5dによっ
て覆われている。
【0004】前記触媒支持フレーム5に多数形成されて
いる開口部の夫々には、触媒バスケット7を介して多数
の触媒8が隙間なく挿入配置されている。
【0005】また、図4においては、前記排ガスダクト
1、外部ケーシング3、及び脱硝装置外胴4の外周部内
面には、保温材9が内張りされており、更に該保温材9
の内面はシール板10によってカバーされている。
【0006】一方、外部ケーシング3及び脱硝装置外胴
4は、保温材9によって排ガス6の温度変化による影響
を低減するようにしているが、触媒支持フレーム5は排
ガス6の流れを横切るように配置されていて排ガス6の
温度の影響を直接受けるようになっており、従って排ガ
ス6の温度が変化すると触媒支持フレーム5は伸縮変形
し、よって触媒支持フレーム5の外周と、外部ケーシン
グ3の内周との間の隙間が変化することになる。従っ
て、このように変化する隙間に対してもシールを保持す
る必要があるため、従来は図6に示すようなシール構造
14を設けるようにしている。
【0007】図6は、従来のシール構造14の一例を示
した図4をVI−VI方向から見た切断平面図であり、
触媒支持フレーム5の外周(図5の側板5a,5b,5
c,5d)に沿って、該触媒支持フレーム5を覆うよう
にシールフランジ11を配設し、該シールフランジ11
をボルト12により前記触媒支持フレーム5に位置調整
可能に取付ける。
【0008】更に、外部ケーシング3の内周面に沿って
配置されている保温材9の内面のシール板10を折曲げ
て立上がり部13を形成し、該立上がり部13の先端を
前記シールフランジ11の内側に重ね合わせ、前記立上
がり部13をばね効果によりシールフランジ11に押付
け、メタルタッチによってシールを行わせるようにして
いる。
【0009】更に、前記触媒支持フレーム5の外周と、
外部ケーシング3の内周との間に隙間があると、排ガス
6が矢印6’で示すように、触媒8を通ることなく外周
を流れてリークすることになるため、触媒支持フレーム
5の外周と外部ケーシング3の内周との間に、綿状或い
は紐状のセラミック材からなるシールパッキンPを挿入
するようにしている。
【0010】また、図6においては、触媒支持フレーム
5の左右側部と、外部ケーシング3内面との間のシール
について説明したが、触媒支持フレーム5の上下部と外
部ケーシング3内面との間に配設されるシール構造も略
同様の構成となっているので、説明は省略する。
【0011】上記従来のシール構造14では、外部ケー
シング3に対して触媒支持フレーム5が排ガス6の温度
変化によって上下方向及び左右幅方向に伸縮変形して
も、前記シールフランジ11とシール板10の立上がり
部13とのメタルタッチと、触媒支持フレーム5の外周
と外部ケーシング3の内周との間に設けたシールパッキ
ンPにより、脱硝装置2に流入される排ガス6が外部ケ
ーシング3の内周と触媒支持フレーム5の外周との間を
通って下流側にリークするのを防止するようにしてい
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の脱
硝装置のシール構造14においては、立上がり部13の
ばね効果による伸縮変形量は小さく、よって触媒支持フ
レーム5が熱によって大きく伸縮変形した場合には塑性
変形を起こして元に戻れなくなり、シールフランジ11
と立上がり部13との間に隙間ができてしまい、これに
より充分なシールができなくなってしまうことがあり、
また、シールフランジ11と立上がり部13との間に異
物が噛み込まれたり或いは燃焼灰が付着堆積することに
よって隙間が生じ易くなって排ガス6がリークすること
があり、脱硝装置2の脱硝率を低下させてしまう問題を
生じていた。
【0013】また、触媒支持フレーム5の外周と外部ケ
ーシング3の内周との間に従来備えているシールパッキ
ンPは、前記触媒支持フレーム5が熱によって大きく伸
縮変形すると、圧縮変形されたまま元に戻らなくなり、
そのために隙間が生じて排ガス6がリークして脱硝装置
2の脱硝率を低下させる問題を生じ、さらに、圧縮され
たシール材Pが隙間を矢印6’方向に流れるガスによっ
て下流に持ち去られてシール効果を著しく低下させてし
まう等といった問題を生じていた。
【0014】また、従来のシール構造14は、大型の触
媒支持フレーム5(例えば3m×5m)の外周に沿って
均一なメタルタッチが得られるようにシールフランジ1
1及び立上がり部13を精度良く製作して取付ける必要
があり、更に触媒支持フレーム5の外周と外部ケーシン
グ3の内周との間にシールパッキンPを適度の圧縮状態
に挿入する必要があるため、上記構造の製造、取付けが
非常に大変で高価なものとなっていた。
【0015】本発明は、斯かる実情に鑑みてなしたもの
で、触媒支持フレームが熱により伸縮変形しても、安定
した排ガスシール効果を発揮でき、而も取付けが容易で
安価に実施することができる脱硝装置のシール構造を提
供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、排ガスダクト
に接続された外部ケーシング内に、触媒を収容して配置
される触媒支持フレームの外周と、前記外部ケーシング
の内周との間に配設する脱硝装置のシール構造であっ
て、前記触媒支持フレームの外周と外部ケーシングの内
周との一方に形成したシール材収容空間と、該シール材
収容空間に挿入した伸縮性シール材と、前記触媒支持フ
レームの外周と外部ケーシングの内周との他方に取付け
て前記伸縮性シール材を圧縮状態に保持する加圧保持部
材とを備えたことを特徴とするものである。
【0017】また本発明は、伸縮性シール材が繊維状充
填材を網状材で包んだ構成を有することを特徴とするも
のである。
【0018】また本発明は、繊維状充填材がセラミック
スファイバーであり、網状材がステンレス網であること
を特徴とするものである。
【0019】
【作用】本発明によれば、触媒支持フレームの外周と外
部ケーシングの内周との一方に形成したシール材収容空
間に伸縮性シール材を挿入し、前記触媒支持フレームの
外周と外部ケーシングの内周との他方に取付けた加圧保
持部材により、前記伸縮性シール材を所要の圧縮状態に
加圧した状態にしておくと、触媒支持フレームが熱によ
って伸縮変形しても伸縮性シール材の伸縮によってその
伸縮変形に追従することができ、よって常に安定した排
ガスシール効果を確保することができる。
【0020】また、本発明では、伸縮性シール材を、繊
維状充填材を網状材で包んだ構成としているので、繊維
状シール材が飛散するなどの問題を生じることがなく、
また伸縮性シール材の取扱い性が良く、従って設置が容
易で、しかも寸法精度を厳しく管理する必要がなく、安
価に実施することができる。
【0021】また、本発明では、伸縮性シール材を、セ
ラミックスファイバーをステンレス網で包んだ構成とし
ているので、排ガスの温度が高い場合にも、伸縮性シー
ル材が伸縮性を失うようなことがなく、確実なシールを
行うことができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
【0023】図1及び図2は、前記図4〜図6の従来の
脱硝装置に適用した本発明のシール構造の一実施例を示
すもので、図中同一の符号を付したものは同一物を表わ
している。
【0024】図1は、図6に示した従来の触媒支持フレ
ーム5の外周における側部側板5cと、外部ケーシング
3の内周との間のI部分に適用した場合の側部のシール
構造16の一例を示す切断平面図であり、外部ケーシン
グ3の内面における保温材9を、排ガス6の流れ方向前
後に所要の間隔で切り欠き、該切欠部内の前後に沿って
配置したシール材収容板17,18を溶接により外部ケ
ーシング3内面に固定することにより、上下方向に延び
るシール材収容空間19を形成する。この時、前記保温
材9の内面に設けられているシール板10の端部は曲げ
て前記前後のシール材収容板17,18の外側に沿わせ
ることにより、保温材9を気密に包囲するようにしてい
る。
【0025】前記触媒支持フレーム5の外部ケーシング
3に沿って上下方向に延びているフレーム材20に、支
持材21を介して前記外部ケーシング3と所要の間隔を
有してシール材収容空間19の内側開口側(図1の下
側)を塞ぐように上下方向に延びる加圧保持部材22を
設ける。
【0026】また、内側端が前記フレーム材20に溶接
固定され、外側端が前記加圧保持部材22の後面に沿う
と共に、前記後側のシール材収容板18の前面に沿い外
部ケーシング3の内面と所要の間隔S1を有した位置ま
で延びた後部シールプレート23を設けてシール材収容
空間19の後側のシールを行うようにすると共に、前記
加圧保持部材22の前面から、前側のシール材収容板1
7の後面に沿って外部ケーシングの内面と所要の間隔S
1を有した位置まで延びた前部シールプレート24を設
けてシール材収容空間19の前側のシールを行うように
し、前記前部シールプレート24は前記加圧保持部材2
2にボルト25により固定するようにしている。
【0027】26は前記シール材収容空間19に挿入し
た伸縮性シール材であり、該伸縮性シール材26は図3
に示すように、繊維状充填材27を網状材28で包んで
蒲団状に構成し、取扱い易いようにしている。
【0028】また、上記伸縮性シール材26は、セラミ
ックスファイバー29からなる繊維状充填材27を、ス
テンレス網30からなる網状材28で包んだ構成とする
ことにより、耐熱性の高い伸縮性シール材26とするこ
とができる。
【0029】前記側部のシール構造16を組立るには、
外部ケーシング3に前後部のシール材収容板17,18
を固定してシール材収容空間19を形成し、且つ加圧保
持部材22の後面と後側のシール材収容板18の前面に
沿う後部シールプレート23をフレーム材20に固定
し、前記シール材収容空間19に、前記図3に示した伸
縮性シール材26を10〜30%程度の圧縮状態になる
ように挿入し、その状態で前部シールプレート24をボ
ルト25により加圧保持部材22に取付けることにより
行う。
【0030】図2は、図4に示した従来の触媒支持フレ
ーム5の外周における上部側板5aと、外部ケーシング
3との間のII部分に適用した場合の上部のシール構造
31の一例を示した切断側面図であり、脱硝装置外胴4
が上方に突出してトッププレート32を形成している立
上がり部33と、前記外部ケーシング3の上面との角部
34に、垂直部35aと、後方に近接配置される触媒支
持フレーム5の前面上部に設けた前面シール板36方向
に向かって延びる水平部35bとを有したL型固定板3
5を設けることにより、外部ケーシング3と触媒支持フ
レーム5との間に左右方向(図2と鉛直の方向)に延び
るシール材収容空間37を形成し、また前記触媒支持フ
レーム5の前面シール板36の前面に沿う垂直部38a
及び前記L型固定板35の水平部35bの下面に沿う水
平部38bからなるL型シール板38を設けて、前記立
上がり部33と前面シール板36との間の隙間をシール
するようにしている。
【0031】前記触媒支持フレーム5の前面シール板3
6に、前記L型固定板35の水平部35bと所要の間隔
を有してシール材収容空間37に沿って左右方向(図2
と鉛直の方向)に延びる加圧保持部材39を設け、該加
圧保持部材39の前面に沿うと共に、前側L型固定板3
5の垂直部35aの後面に沿って水平部35bの内面と
所要の間隔S2を有した位置まで延びる前部シールプレ
ート40を、前記加圧保持部材39にボルト41により
固定するようにしている。前記シール材収容空間37に
は、図3と同様の伸縮性シール材26を挿入するように
している。
【0032】前記上部のシール構造31を組立る際に
は、外部ケーシングの角部34にL型固定板35を固定
してシール材収容空間37を形成し、且つL型シール板
38を配置して外部ケーシング3と触媒支持フレーム5
との間の隙間を塞いだ後、L型固定板35と、L型シー
ル板38と、前面シール板36と、加圧保持部材39に
よって形成された空間に、前記図3に示した伸縮性シー
ル材26を10〜30%程度の圧縮状態になるように挿
入し、その状態で前部シールプレート40をボルト41
により加圧保持部材39に取付けることにより行う。
【0033】次に上記実施例の作用を説明する。
【0034】図1に示す触媒支持フレーム5の外周側部
と外部ケーシング3との間に設けたシール材収容空間1
9、及び図2に示す触媒支持フレーム5の外周上部と外
部ケーシング3との間に設けたシール材収容空間37
に、図3に示す伸縮性シール材26を、外部ケーシング
3の内外方向に積層するようにして10〜30%の圧縮
状態になるように挿入し、続いて前部シールプレート2
4,40を加圧保持部材22,39に取付けてシール構
造16,31を構成すると、前記伸縮性シール材26は
常に所要の圧縮状態に保持されおり、触媒支持フレーム
5が排ガス6の熱によって伸縮変形しても、前記伸縮性
シール材26の伸縮性によってその伸縮変形に追従する
ことができ、よって、触媒支持フレーム5の外周におけ
る排ガス6のシール効果を常に安定して保持することが
できる。この時、図1及び図2では触媒支持フレーム5
が更に間隔S1,S2以内で伸長することができるように
している。
【0035】また、触媒支持フレーム5は、下面を脱硝
装置外胴4に支持されているので、左右両側における伸
長量より上方への伸長量の方が大きくなるので、図1の
場合よりも図2の場合の方が伸縮性シール材26の挿入
厚さを大きくするように構成している。
【0036】上記したように、触媒支持フレーム5の外
周におけるシール効果を高めて排ガス6が下流側にリー
クするのを防止することにより、脱硝装置2の脱硝率を
高めることができる。
【0037】また、前記伸縮性シール材26の取付け
が、外部ケーシング3と触媒支持フレーム5との間に形
成されるシール材収容空間19,37に所要の圧縮状態
になるように押込んで挿入するのみで良いため、装置構
成に高い精度が要求されることがなく、簡単に設置する
ことができる。
【0038】また、図3に示すように、伸縮性シール材
26は、繊維状充填材27を網状材28で包んだ構成と
しているので、取扱い性が容易で設置作業を軽減するこ
とができ、寸法精度を厳しく管理する必要がなく、よっ
て安価に実施することができる。
【0039】また、前記伸縮性シール材26を、セラミ
ックスファイバー29をステンレス網30で包んだ構成
とすると、排ガス6の温度が高い場合にも、伸縮性シー
ル材26が伸縮性を失うようなことがなく、確実なシー
ルを行うことができる。
【0040】尚、上記実施例においては、外部ケーシン
グ3側にシール材収容空間19,37を形成し、触媒支
持フレーム5側に加圧保持部材22,39を取付けた場
合について例示したが、これを逆にして、触媒支持フレ
ーム5側にシール材収容空間19,37を形成し、外部
ケーシング3側に加圧保持部材22,39を取付けるよ
うにしてもよいこと、シール材収容空間19,37及び
加圧保持部材22,39の形状は種々変更し得ること、
その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変
更を加え得ること等は勿論である。
【0041】
【発明の効果】上記したように、請求項1の発明では、
触媒支持フレームの外周と外部ケーシングの内周との一
方に設けたシール材収容空間に、伸縮性シール材を挿入
し、触媒支持フレームの外周と外部ケーシングの内周と
の他方に取付けた加圧保持部材により前記伸縮性シール
材を所要の圧縮状態になるように加圧しておくと、触媒
支持フレームの熱による伸縮変形に対して前記圧縮され
た伸縮性シール材がその伸縮性によって追従することが
でき、よって常に安定したシール効果を確保して排ガス
が触媒支持フレームの外周を通って下流にリークするの
を防止し、脱硝装置の脱硝率を高めることができる優れ
た効果を奏し得る。
【0042】また、請求項2の発明では、伸縮性シール
材が繊維状充填材を網状材で包んだ構成を有しているの
で、設置が容易で寸法精度を厳しく管理する必要がな
く、安価に実施することができる。
【0043】また、請求項3の発明では、伸縮性シール
材がセラミックスファイバーをステンレス網で包んだ構
成としているので、排ガスの温度が高い場合にも、伸縮
性シール材が伸縮性を失うようなことがなく、確実なシ
ールを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の脱硝装置の側部のシール構造の一例を
示すもので、図6のI部分に適用した状態を示す切断平
面図である。
【図2】本発明の脱硝装置の上部のシール構造の一例を
示すもので、図4のII部分に適用した状態を示す切断
側面図である。
【図3】本発明の伸縮性シール材の一例を示す斜視図で
ある。
【図4】脱硝装置の一例を示す切断側面図である。
【図5】図4の脱硝装置に挿入される触媒支持フレーム
の一例を示す斜視図である。
【図6】図4をVI−VI方向から見た従来のシール構
造の一例を示す切断平面図である。
【符号の説明】
1 排ガスダクト 2 脱硝装置 3 外部ケーシング 5 触媒支持フレーム 16 シール構造 19 シール材収容空間 22 加圧保持部材 26 伸縮性シール材 27 繊維状充填材 28 網状材 29 セラミックスファイバー 30 ステンレス網 31 シール構造 37 シール材収容空間 39 加圧保持部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排ガスダクトに接続された外部ケーシン
    グ内に、触媒を収容して配置される触媒支持フレームの
    外周と、前記外部ケーシングの内周との間に配設する脱
    硝装置のシール構造であって、前記触媒支持フレームの
    外周と外部ケーシングの内周との一方に形成したシール
    材収容空間と、該シール材収容空間に挿入した伸縮性シ
    ール材と、前記触媒支持フレームの外周と外部ケーシン
    グの内周との他方に取付けて前記伸縮性シール材を圧縮
    状態に保持する加圧保持部材とを備えたことを特徴とす
    る脱硝装置のシール構造。
  2. 【請求項2】 伸縮性シール材が繊維状充填材を網状材
    で包んだ構成を有することを特徴とする請求項1に記載
    の脱硝装置のシール構造。
  3. 【請求項3】 繊維状充填材がセラミックスファイバー
    であり、網状材がステンレス網であることを特徴とする
    請求項2に記載の脱硝装置のシール構造。
JP6247644A 1994-10-13 1994-10-13 脱硝装置のシール構造 Pending JPH08108044A (ja)

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