JPH08107839A - 背もたれを有する座具 - Google Patents
背もたれを有する座具Info
- Publication number
- JPH08107839A JPH08107839A JP27015394A JP27015394A JPH08107839A JP H08107839 A JPH08107839 A JP H08107839A JP 27015394 A JP27015394 A JP 27015394A JP 27015394 A JP27015394 A JP 27015394A JP H08107839 A JPH08107839 A JP H08107839A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- backrest
- toilet
- chair
- seat
- indoor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47K—SANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
- A47K17/00—Other equipment, e.g. separate apparatus for deodorising, disinfecting or cleaning devices without flushing for toilet bowls, seats or covers; Holders for toilet brushes
- A47K17/02—Body supports, other than seats, for closets, e.g. handles, back-rests, foot-rests; Accessories for closets, e.g. reading tables
- A47K17/026—Armrests mounted on or around the toilet
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Non-Flushing Toilets (AREA)
- Toilet Supplies (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 主として年寄りや肢体不自由者、病人、乳幼
児などが安定して使用する椅子、座椅子、室内用の簡易
便器、車椅子、背もたれを有する浴用椅子などに有効に
使用できる背もたれを有する座具を提供する。 【構成】 馬蹄形の便器3と、この便座3の中央を閉止
する開閉自在な蓋4とを有する便器本体2と、パイプで
形成された使用者の体を支えるフレ−ム5とからなる背
もたれ9を有する室内用の便器1の背もたれ9の内面の
両側に気嚢によって形成された膨出部10,10を面ファス
ナ−で着脱自在に取付たものである。
児などが安定して使用する椅子、座椅子、室内用の簡易
便器、車椅子、背もたれを有する浴用椅子などに有効に
使用できる背もたれを有する座具を提供する。 【構成】 馬蹄形の便器3と、この便座3の中央を閉止
する開閉自在な蓋4とを有する便器本体2と、パイプで
形成された使用者の体を支えるフレ−ム5とからなる背
もたれ9を有する室内用の便器1の背もたれ9の内面の
両側に気嚢によって形成された膨出部10,10を面ファス
ナ−で着脱自在に取付たものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として老人や病人、
肢体不自由者などが安全に使用することができる背もた
れを有する座具に関するものである。
肢体不自由者などが安全に使用することができる背もた
れを有する座具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】背もたれを有する座具として通常の脚を
有する椅子、安楽椅子或いは座椅子、老人や病人、肢体
不自由者が使用する車椅子および乳幼児用の椅子などが
知られており、そのほかにも腰掛式の室内用便器や浴用
の腰掛けなどにも背もたれを取付けたものが見受けられ
る。
有する椅子、安楽椅子或いは座椅子、老人や病人、肢体
不自由者が使用する車椅子および乳幼児用の椅子などが
知られており、そのほかにも腰掛式の室内用便器や浴用
の腰掛けなどにも背もたれを取付けたものが見受けられ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの背もたれを有
する座具に老人や病人、肢体不自由者などが腰掛けたと
きに体の上部が背もたれによって後方に倒れないように
することはできるが、この背もたれで体の上部が左右に
傾かないように支持するには充分ではない。
する座具に老人や病人、肢体不自由者などが腰掛けたと
きに体の上部が背もたれによって後方に倒れないように
することはできるが、この背もたれで体の上部が左右に
傾かないように支持するには充分ではない。
【0004】特に老人や病人、肢体不自由者などの中に
は自身で上半身を支持することが困難な人があり、これ
らの人にとっては、たとえ背もたれを有し、左右に肘掛
けが付いたものであってもこの左右への傾きに対して上
半身を支えきれずに、ぐらついて安定して座ることがで
きず、介護者の手を煩わすことが多い。
は自身で上半身を支持することが困難な人があり、これ
らの人にとっては、たとえ背もたれを有し、左右に肘掛
けが付いたものであってもこの左右への傾きに対して上
半身を支えきれずに、ぐらついて安定して座ることがで
きず、介護者の手を煩わすことが多い。
【0005】本発明はかゝる背もたれを有する座具の持
つ問題点を解決すべく幾多検討の結果、完成するに至っ
たものである。
つ問題点を解決すべく幾多検討の結果、完成するに至っ
たものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の背も
たれを有する座具は、背もたれの前面の両側部に、人体
上部が左右に傾かないように支持するための膨出部を形
成したことを特徴とするものである。
たれを有する座具は、背もたれの前面の両側部に、人体
上部が左右に傾かないように支持するための膨出部を形
成したことを特徴とするものである。
【0007】本発明の背もたれを有する座具における前
記膨出部は、内部に空気を吹膨することによって形態を
保持する気嚢によるもの、あるいはクッション材によっ
て形成されたものである。
記膨出部は、内部に空気を吹膨することによって形態を
保持する気嚢によるもの、あるいはクッション材によっ
て形成されたものである。
【0008】また、前記膨出部は、背もたれの内面の両
側部に固定されていてもよいが、好ましくは着脱可能に
形成されたものである。さらに、前記背もたれを有する
座具には、シ−トベルトを設けて使用者を保持すること
によってより一層安定して保持することができる。
側部に固定されていてもよいが、好ましくは着脱可能に
形成されたものである。さらに、前記背もたれを有する
座具には、シ−トベルトを設けて使用者を保持すること
によってより一層安定して保持することができる。
【0009】
【作用】本発明の背もたれを有する座具は、その内面、
すなわち使用者が背もたれにもたれる面の両側部に気嚢
もしくはクッション材によって形成した膨出部を設けた
もので、この膨出部によって背もたれにもたれた使用者
が左右に傾いて不安定な状態となることを防止し、安定
して使用することができる。
すなわち使用者が背もたれにもたれる面の両側部に気嚢
もしくはクッション材によって形成した膨出部を設けた
もので、この膨出部によって背もたれにもたれた使用者
が左右に傾いて不安定な状態となることを防止し、安定
して使用することができる。
【0010】かゝる背もたれを有する座具としては、支
持脚によって支持された通常の椅子のほか、脚のなく座
部と背もたれのみによって構成された座椅子、室内用の
簡易便器、車椅子、背もたれを有する浴用椅子などに使
用することができ、これによって年寄りや肢体不自由
者、病人、乳幼児などに有効に使用することができるも
のである。
持脚によって支持された通常の椅子のほか、脚のなく座
部と背もたれのみによって構成された座椅子、室内用の
簡易便器、車椅子、背もたれを有する浴用椅子などに使
用することができ、これによって年寄りや肢体不自由
者、病人、乳幼児などに有効に使用することができるも
のである。
【0011】
【実施例】以下に添付の図面によって本発明をより具体
的に説明する。図1は本発明の背もたれを有する座具の
一例を示す室内用の便器であり、便器1は、基本的には
馬蹄形の便座3と、この便座3の中央を閉止する開閉自
在な蓋4とを有する便器本体2と、パイプによって形成
された使用者の体を支えるフレ−ム5とからなるもので
ある。蓋4は中央を横方向に分割してヒンジによって折
り畳むことができるようになっているものである。
的に説明する。図1は本発明の背もたれを有する座具の
一例を示す室内用の便器であり、便器1は、基本的には
馬蹄形の便座3と、この便座3の中央を閉止する開閉自
在な蓋4とを有する便器本体2と、パイプによって形成
された使用者の体を支えるフレ−ム5とからなるもので
ある。蓋4は中央を横方向に分割してヒンジによって折
り畳むことができるようになっているものである。
【0012】フレ−ム5は、便器本体2の後端に左右に
跨がって取り付けた下端を支持脚とした逆U字状のパイ
プ主体6と、該パイプ主体6の途中からL字状に屈曲し
た肘掛け兼支持脚7,7を固定して下部において横パイ
プ8によってパイプ主体6に結合したものである。
跨がって取り付けた下端を支持脚とした逆U字状のパイ
プ主体6と、該パイプ主体6の途中からL字状に屈曲し
た肘掛け兼支持脚7,7を固定して下部において横パイ
プ8によってパイプ主体6に結合したものである。
【0013】パイプ主体6の上部の内側には板体からな
る背もたれ9が適宜の高さで固定されており、この背も
たれ9の内面には2個の膨出部10,10が適宜の間隔で着
脱可能に取付けられている。
る背もたれ9が適宜の高さで固定されており、この背も
たれ9の内面には2個の膨出部10,10が適宜の間隔で着
脱可能に取付けられている。
【0014】膨出部10,10は合成樹脂シ−トによって袋
状に形成されて、内部に空気を吹膨して形成するもの
で、該膨出部10,10は、上下の面ファスナ−11,11によ
って当該背もたれ9に着脱自在に取付けられており、取
り付けた面ファスナ−11,11の大きさによって膨出部1
0,10の上下左右の位置および相互の膨出部10,10の間
隔などを適宜の範囲で自在に調節することができるもの
である。なお、図1において、12,12は使用者を支持す
るシ−トベルトである。
状に形成されて、内部に空気を吹膨して形成するもの
で、該膨出部10,10は、上下の面ファスナ−11,11によ
って当該背もたれ9に着脱自在に取付けられており、取
り付けた面ファスナ−11,11の大きさによって膨出部1
0,10の上下左右の位置および相互の膨出部10,10の間
隔などを適宜の範囲で自在に調節することができるもの
である。なお、図1において、12,12は使用者を支持す
るシ−トベルトである。
【0015】この便器1の便座3に使用者が座って用を
足す時は、使用者の背中を背もたれ9に当てゝ膨出部1
0,10で使用者の体を両側から支持し、また、必要に応
じてシ−トベルト12,12で体を支持することにより安定
した姿勢で使用することができるものである。
足す時は、使用者の背中を背もたれ9に当てゝ膨出部1
0,10で使用者の体を両側から支持し、また、必要に応
じてシ−トベルト12,12で体を支持することにより安定
した姿勢で使用することができるものである。
【0016】前記膨出部10,10は、その上下左右の位置
や膨出部10,10の相互の間隔等を適宜の範囲で自在に調
節することができるので、使用者の体形や体の大きさに
合わせて使用することができるものである。
や膨出部10,10の相互の間隔等を適宜の範囲で自在に調
節することができるので、使用者の体形や体の大きさに
合わせて使用することができるものである。
【0017】そして、使用する必要がなくなったとき
は、膨出部10,10の空気を抜いて収縮させるか、若しく
は膨出部10,10を背もたれから取外すことによって通常
の背もたれを有する便器としてなんら支障なく使用する
ことができるものである。
は、膨出部10,10の空気を抜いて収縮させるか、若しく
は膨出部10,10を背もたれから取外すことによって通常
の背もたれを有する便器としてなんら支障なく使用する
ことができるものである。
【0018】膨出部10,10は前記の通り、気嚢によって
形成されるものに限定されずに、クッション材によって
形成されたものでもよく、またその取付け手段も前記面
ファスナ−のみならず、固定したもののほか、背もたれ
に形成した凹部に膨出部の基部を嵌め込むものなど各種
の取付方法が採用される。
形成されるものに限定されずに、クッション材によって
形成されたものでもよく、またその取付け手段も前記面
ファスナ−のみならず、固定したもののほか、背もたれ
に形成した凹部に膨出部の基部を嵌め込むものなど各種
の取付方法が採用される。
【0019】
【発明の効果】本発明の背もたれを有する座具は、主と
して年寄りや肢体不自由者、病人、乳幼児などが安定し
て使用することができるように、背もたれの内面の両側
部に気嚢もしくはクッション材によって形成した膨出部
を設けたもので、この膨出部によって背もたれにもたれ
た使用者が左右に傾いて不安定な状態となることを防止
し、安定して使用することができる。かゝる構造の背も
たれを有する座具は、通常の椅子や座椅子、室内用の簡
易便器、車椅子、背もたれを有する浴用椅子などとして
多くの有用性を有するものである。
して年寄りや肢体不自由者、病人、乳幼児などが安定し
て使用することができるように、背もたれの内面の両側
部に気嚢もしくはクッション材によって形成した膨出部
を設けたもので、この膨出部によって背もたれにもたれ
た使用者が左右に傾いて不安定な状態となることを防止
し、安定して使用することができる。かゝる構造の背も
たれを有する座具は、通常の椅子や座椅子、室内用の簡
易便器、車椅子、背もたれを有する浴用椅子などとして
多くの有用性を有するものである。
【図1】本発明の背もたれを有する座具の一例を示す室
内用の便器の斜視図である。
内用の便器の斜視図である。
【図2】図1の室内用の便器の膨出部の取付状態を説明
する部分縦断面図である。
する部分縦断面図である。
1 室内用の便器 2 便器本体 3 便座 4 蓋 5 フレ−ム 6 パイプ主体 7 肘掛け 8 横パイプ 9 背もたれ 10 膨出部 11 面ファスナ− 12 シ−トベルト
Claims (5)
- 【請求項1】 背もたれの前面の両側部に、人体上部が
左右に傾かないように支持するための膨出部を形成した
ことを特徴とする背もたれを有する座具。 - 【請求項2】 前記膨出部は、気嚢によって形成された
ものであることを特徴とする請求項1記載の背もたれを
有する座具。 - 【請求項3】 前記膨出部は、クッション材によって形
成されたものであることを特徴とする請求項1記載の背
もたれを有する座具。 - 【請求項4】 前記膨出部は、背もたれの内面の両側部
に着脱可能に形成されたものであることを特徴とする請
求項1記載の背もたれを有する座具。 - 【請求項5】 前記背もたれを有する座具は、シ−トベ
ルトを有するものであることを特徴とする請求項1記載
の背もたれを有する座具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27015394A JPH08107839A (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | 背もたれを有する座具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27015394A JPH08107839A (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | 背もたれを有する座具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08107839A true JPH08107839A (ja) | 1996-04-30 |
Family
ID=17482287
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27015394A Pending JPH08107839A (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | 背もたれを有する座具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08107839A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001259075A (ja) * | 2000-03-22 | 2001-09-25 | Shinwa Kogyo Kk | 健康増進器具 |
-
1994
- 1994-10-11 JP JP27015394A patent/JPH08107839A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001259075A (ja) * | 2000-03-22 | 2001-09-25 | Shinwa Kogyo Kk | 健康増進器具 |
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