JPH0810778Y2 - 圧力計用可動置針 - Google Patents

圧力計用可動置針

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JPH0810778Y2
JPH0810778Y2 JP1989145440U JP14544089U JPH0810778Y2 JP H0810778 Y2 JPH0810778 Y2 JP H0810778Y2 JP 1989145440 U JP1989145440 U JP 1989145440U JP 14544089 U JP14544089 U JP 14544089U JP H0810778 Y2 JPH0810778 Y2 JP H0810778Y2
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JP
Japan
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needle
placement
support
cover plate
ring
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Application number
JP1989145440U
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JPH0383821U (ja
Inventor
宏文 石橋
英治 横川
Original Assignee
株式会社荏原電産
有限会社横川計器製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、圧力計の目標指示値を任意の値に設定変更
することを可能にした可動置針に関するものである。。
〔従来の技術〕 従来、圧力計には、目標指示値を固定標示するため
に、赤く着色した赤針と称する可動置針が設けられ、ゴ
ム等によるフリクションを利用して設定位置に固定され
ている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の可動置針は、その設定位置をゴ
ム等によるフリクションを利用して固定しているため、
振動の多い場所等では動いてしまい、目標指示値の位置
を確保することができなかった。
本考案は、振動等によっても動かずに目標指示値を確
実に固定標示し、さらに置針を圧力計の外部から任意の
位置に設定変更することができる圧力計用可動置針を提
供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、圧力計の覆板1に置針支持体2を回転自在
に貫通支持し、該置針支持体2の覆板1内側端部に鍔部
2−2を有する膨出部2−1を形成して該膨出部2−1
の端部に置針3を固定し、置針支持体2の覆板1外側部
にリング状摘み体5を固定ネジ6で定着し、置針支持体
2の外側端中心部に設定用ネジ4を螺合して前記リング
状摘み体5と前記膨出部2−1の鍔部2−2との間で前
記覆板1を挟着して置針3を固定可能にしたことを特徴
とする圧力計用可動置針である。
〔作用〕
本考案の可動置針は、置針3の位置を所定の目標指示
値に設定する時には、覆板1の外側の設定用ネジ4をゆ
るめると、置針支持体2は覆板1に対して回転自在とな
るから、リング状摘み体5を摘んで置針支持体2を回転
させて置針3を所定の目標指示値を標示する位置まで回
転させたのち、再び設定用ネジ4を締め付け、リング状
摘み体5と膨出部2−1の鍔部2−2との間で覆板1を
挟着することにより置針支持体2を覆板1に固定し、置
針3の位置を固定する。
このように、置針3の位置を設定用ネジ4で固定する
ことによって、たとえ振動等を受けても置針3の位置は
動かず、しかも置針3の位置を覆板1の外側から任意に
設定することができる。
また、置針3の位置を変更する場合に誤ってネジ4を
抜き取っても、置針支持体2はリング状摘み体5に固定
ネジ6により固定されているため、置針支持体2や置針
3が覆板1内側に脱落することもない。
さらに、組付けに際しては、覆板1に内側から置針支
持体2を貫通させ、置針支持体2の覆板1外側に突出し
た部分に固定ネジ6を係合させることで覆板1に置針支
持体2を保持でき、取付が容易に行える。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図を参照しながら説明すれ
ば、圧力計の透明アクリル板等の覆板1に、金属製の置
針支持体2を回転自在に貫通し、置針支持体2の覆板1
の内側端部に鍔部2−2を有する膨出部2−1を形成し
て置針支持体2を覆板1の外側に抜け出せないように
し、この膨出部2−1に置針(赤針)3をカシメ等で固
定し、置針3を置針支持体2と連動させるようにしてあ
る。
置針支持体2の覆板1の外側部端側には金属製のリン
グ(リング状摘み体)5が嵌挿され、リング5は径方向
に貫通螺合した固定ネジ6がその先端を置針支持体2の
凹部2aに係止することによって置針支持体2に固定さ
れ、たとえ後述する設定用ネジ4を抜き取っても、置針
支持体2が覆板1の内側に脱落するのを防止している。
さらに、置針支持体2の外側部端側には、頭部がリン
グ5の部分にまで広がっている設定用ネジ4が備えら
れ、この設定用ネジ4を締め付ければ、置針支持体2の
膨出部2−1の鍔部2−2とリング5との間で覆板1を
押圧(挟着)して置針支持体2と共に置針3が固定され
る。また、設定用ネジ4をゆるめれば、置針支持体2の
膨出部2−1とリング5間の押圧力は解除され、置針支
持体2、置針3及びリング5は一体となって回転自在と
なり、置針3を覆板1の外側から所定の設定位置に容易
に変更することができ、再び設定用ネジ4を締め付ける
ことにより、置針3の設定位置が固定され、誤って設定
用ネジ4を抜き取っても置針支持体2が覆板1内側に脱
落することがない。そして、組付けに際しても、覆板1
に内側から置針支持体2を貫通させて覆板1の外側で固
定ネジ6を螺着させればよく、取付が容易である。
なお、置針3の設定位置は、あらかじめ運転条件(吸
込圧力等)で特定しておくことが難しいことから、透明
な覆板1の裏側中央下部等に操作要領を示すワッペン等
を貼り付けておくと便利である。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案の圧力計用可動置針は、計
器覆板の外側にリング状摘み体およびネジ頭が突出して
いるだけで計器の見にくさとか邪魔になるようなことは
全くなく、また、置針の設定位置を確実に保持し得て振
動等によってもその位置が狂うことがなく、さらに、置
針の設定位置の変更は外部から容易に行うことができ、
またさらに、組付け(取付)も容易に行うことができる
という、実用上極めて有用なる効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部省略断面図である。 1……覆板、2……置針支持体、2−1……膨出部、3
……置針、4……設定用ネジ、5……リング(リング状
摘み体)、6……固定ネジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧力計の覆板1に置針支持体2を回転自在
    に貫通支持し、該置針支持体2の覆板1内側端部に鍔部
    2−2を有する膨出部2−1を形成して該膨出部2−1
    の端部に置針3を固定し、置針支持体2の覆板1外側部
    にリング状摘み体5を固定ネジ6で定着し、置針支持体
    2の外側端中心部に設定用ネジ4を螺合して前記リング
    状摘み体5と前記膨出部2−1の鍔部2−2との間で前
    記覆板1を挟着して置針3を固定可能にしたことを特徴
    とする圧力計用可動置針。
JP1989145440U 1989-12-19 1989-12-19 圧力計用可動置針 Expired - Lifetime JPH0810778Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989145440U JPH0810778Y2 (ja) 1989-12-19 1989-12-19 圧力計用可動置針

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JP1989145440U JPH0810778Y2 (ja) 1989-12-19 1989-12-19 圧力計用可動置針

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Publication Number Publication Date
JPH0383821U JPH0383821U (ja) 1991-08-26
JPH0810778Y2 true JPH0810778Y2 (ja) 1996-03-29

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ID=31692075

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JP1989145440U Expired - Lifetime JPH0810778Y2 (ja) 1989-12-19 1989-12-19 圧力計用可動置針

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5817516U (ja) * 1981-07-28 1983-02-03 菊水電子工業株式会社 指針式メ−タ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0383821U (ja) 1991-08-26

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