JPH08107580A - 携帯型受信機及びその受信アドレス照合方法 - Google Patents

携帯型受信機及びその受信アドレス照合方法

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JPH08107580A
JPH08107580A JP6240996A JP24099694A JPH08107580A JP H08107580 A JPH08107580 A JP H08107580A JP 6240996 A JP6240996 A JP 6240996A JP 24099694 A JP24099694 A JP 24099694A JP H08107580 A JPH08107580 A JP H08107580A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
address
message
codeword
portable receiver
data
Prior art date
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Pending
Application number
JP6240996A
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English (en)
Inventor
Satoru Goto
悟 後藤
Kiyouji Yonetani
恭児 米谷
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Oi Electric Co Ltd
Original Assignee
Oi Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 POCSAG方式をそのまま利用しながら、
所定のグループ単位の呼び出しを行うことができる携帯
型受信機の受信アドレス照合方法を提供する。 【構成】 データを受信すると、アドレスコードワード
のアドレス領域に含まれる会社全体あるいはグループ全
体のIDアドレスを用いてID照合を行う。このIDア
ドレスには、次に続くメッセージコードワードを副次的
なアドレスコードワードとして使用することを示す情報
が含まれている。当該メッセージコードワードのメッセ
ージ領域には、会社あるいはグループ内の個人IDアド
レスがセットされている。この個人IDアドレスを認識
し照合することにより本機に対するメッセージであるか
否かを判定する。送信者は、アドレスコードワードと副
次的なアドレスコードワードとして使用する次に続くメ
ッセージコードワードとを組み合わせて一斉呼び出し又
は個人の呼び出しを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はページャあるいはメッセ
ージデコーダ等の携帯型受信機における受信アドレス照
合方法、特に多種多様にわたるIDアドレスを用いた呼
び出しを可能にする携帯型受信機の受信アドレス照合方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からページャ等の携帯型受信機を呼
び出す一方式としてPOCSAG方式が採用されてい
る。
【0003】図4は、POCSAG方式により伝送され
るデータの基本フォーマットを示した図である。この方
式によれば、図4(a)に示したようにプリアンブルの
後に複数のバッチを連ねてデータを送信する。各バッチ
は、同期を取るための1ワード(32ビット)のSYN
Cコードワードとフレーム0からフレーム7まで各2ワ
ード(64ビット)のフレームとで構成される。各フレ
ームは、アドレスコードワード又はメッセージコードワ
ード等が当てはめられる。
【0004】アドレスコードワードは、図4(b)に示
したように、その先頭ビット(フラグビット)を“0”
にすることで他のコードワードと識別させる。先頭ビッ
トに続く18ビットはアドレス領域であり、この18ビ
ットに含まれるIDアドレス(フレームの3ビットアド
レスを除く)により使用者のID照合が行われる。アド
レス領域に続くビットは、それぞれファンクション領
域、チェック領域及びパリティビットの所定の領域とし
て使用される。この1ワードのアドレスコードワード
は、それぞれ2ワードで形成されるフレームの前半又は
後半のいずれにセットしてもよい。なお、先頭のフラグ
ビットを“0”にするコードワードとしてSYNCコー
ドワード、アイドルコードワードがあるが、これらのコ
ードワードはアドレスコードワードのあらゆる32ビッ
トパターンと重複しない固有のビットパターンを有して
いるので識別することができる。
【0005】メッセージコードワードは、図4(c)に
示したように、その先頭ビット(フラグビット)を
“1”にすることで他のコードワードと識別させる。先
頭ビットに続く20ビットはメッセージ領域であり、送
信すべきメッセージがセットされる。メッセージ領域に
続くビットは、それぞれチェック領域及びパリティビッ
トとして使用されている。この1乃至複数のメッセージ
コードワードは、必ずアドレスコードワードに続けてフ
レームにセットされる。伝送データをトーンオンリー呼
び出しとして使用するときは、メッセージコードワード
をセットしない。
【0006】上記の基本フォーマットを採用するPOC
SAG方式によれば、送信データのフレームの先頭にア
ドレスコードワードが設定されており、携帯型受信機
は、18ビットで表されるIDアドレス(フレームの3
ビットアドレスを除く)により使用者のID照合を行
う。そして、このアドレスコードワードに続くメッセー
ジコードワードから20ビットのメッセージを受け取
る。
【0007】従来において、通常の場合、顧客のIDア
ドレスは、ユニークな単一IDとして与えられており、
前記アドレスコードワードの18ビットで十分に用が足
りる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいては顧客毎に異なるIDアドレスが必要であり、ま
た、複数の顧客の呼び出し時においては前記アドレスコ
ードワードのアドレス領域に呼び出したい顧客のIDア
ドレスを個々にセットして、顧客毎に呼び出しを行わな
くてはならならず面倒である。
【0009】また、最近、ページャの使用範囲が広が
り、例えば特定の会社に属するグループ全員を一斉呼び
出しするような必要性が生じる。このように、グループ
全員を一斉同報を行いたい場合であっても、従来におい
ては個人毎に呼び出しを行わなくてはならず不便であ
る。
【0010】本発明は以上のような問題を解決するため
になされたものであり、その目的は、POCSAG方式
をそのまま利用しながら、所定のグループ単位の呼び出
しを行うことができる携帯型受信機の受信アドレス照合
方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために、請求項1記載の発明は、アドレスコードワ
ードと少なくとも1つのメッセージコードワードとを含
むデータを受信し前記アドレスコードワードを用いて受
信アドレスを照合する携帯型受信機の受信アドレス照合
方法において、特定の前記メッセージワードを副次的な
アドレスコードワードとして使用することを特徴とす
る。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の携
帯型受信機の受信アドレス照合方法において、前記デー
タは、POCSAG方式による規格に準ずることを特徴
とする。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1記載の受
信アドレス照合方法を用いる携帯型受信機において、受
信したデータの内容を表示可能なディスプレイを有する
ことを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明に係る携帯型受信機の受信アドレス照合
方法によれば、アドレスコードワードには、従来と同様
に会社あるいはグループ毎に固有なIDアドレスをセッ
トし、会社内あるいはグループ内の個人に対するIDア
ドレスを指定したいときにはメッセージコードワードを
利用する。すなわち、従来からのPOCSAG方式によ
る規格でのメッセージコードワードを副次的なアドレス
コードワードとして使用することにより顧客内の個人の
呼び出しを行うことができる。
【0015】また、アドレスコードワードに会社あるい
はグループ毎に固有なIDアドレスをセットすれば、顧
客内の個人に対して一回の呼び出し操作によって一斉同
報を行うことができる。
【0016】また、前記受信アドレス照合方法を用いる
携帯型受信機によれば、ディスプレイを設けたので受信
したデータの内容を確認することができる。
【0017】
【実施例】以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施
例を説明する。
【0018】図1は、本発明に係る携帯型受信機の受信
アドレス照合方法を用いるメッセージデコーダの一実施
例を示した図である。図1における正面図から明らかな
ように、メッセージデコーダは、ディスプレイを有して
おり、受信したデータの内容を表示することができる。
図2は、図1に示したメッセージデコーダのブロック構
成図である。
【0019】図2において、メッセージデコーダは、電
源としてリチウム電池等の電池2と、電源の入り切りを
行うスイッチ4と、アンテナ6を介してメッセージを受
信する受信部8と、本機に対するメッセージのみを取り
込むデコード部10と、デコードされた受信メッセージ
を記憶するメッセージRAM12と、メッセージを表示
する表示部(上記ディスプレイ)14と、PCMCIA
バスを有するコンピュータ等外部装置とデータの授受を
行うためのシリアルI/O部16と、これらの構成要素
等本機全体を制御するコントロール部18と、を有す
る。図示したメッセージデコーダ等本実施例において用
いる携帯型受信機は、従来例において説明したように、
POCSAG方式による規格に準ずるようなアドレスコ
ードワードと少なくとも1つのメッセージコードワード
とを含むデータを受信する。
【0020】図3は、本実施例における受信アドレス照
合方法の処理の流れを示したフローチャートであり、以
下、この図を用いて携帯型受信機であるページャがPO
CSAG方式によりデータを受信する場合を例にして本
実施例における処理を説明する。
【0021】ページャは、データを受信すると(ステッ
プ101)、まずアドレスコードワードのアドレス領域
に含まれるIDアドレスを用いてID照合を行う(ステ
ップ102)。アドレスコードワードには、会社全体あ
るいはグループ全体のIDアドレスが含まれており、こ
こで本機に対するメッセージであるか否かを判定するこ
とができる(ステップ103)。ここまでは、従来と同
様である。
【0022】本実施例においては、このIDアドレスに
は、次に続くメッセージコードワードを副次的なアドレ
スコードワードとして使用することを示す情報が含まれ
ている。これは、アドレス領域内のいずれかのビットを
使用すればよい。もし、含まれていなければ従来と同様
となる。前記メッセージコードワードが副次的なアドレ
スコードワードとして使用する場合、当該メッセージコ
ードワードのメッセージ領域には、会社あるいはグルー
プ内の個人IDアドレスがセットされている。従って、
本実施例におけるページャでは、アドレスコードワード
のIDアドレスを用いてID照合を行い本機向けのデー
タであること確認した後、次に続くメッセージコードワ
ードのメッセージ領域に含まれるデータを個人IDアド
レスとして認識する。この個人IDアドレスを照合する
ことにより本機に対するメッセージであるか否かを判定
することができる(ステップ104、105)。照合し
た結果、一致すれば本機に対するデータであると判定す
る(ステップ106)。なお、アドレスコードワードの
アドレス領域に含まれるIDアドレス及び個人IDアド
レスは、予め本機に登録されていることは言うまでもな
い。
【0023】この20ビットのメッセージ領域に含まれ
る個人IDアドレスは、任意の使用形態で用いることが
できる。例えば、20ビットを分割し会社内の部単位そ
して課単位に割り振ったり、必要な組合せを形成し多重
構成にしたりすることができる。
【0024】従って、本実施例によれば、アドレスコー
ドワードと副次的に使用するメッセージコードワードと
を組み合わせることによって、会社、部、課、更には個
人というように階層的な呼び出しが可能となる。すなわ
ち、送信時にアドレスコードワードを用いて特定の契約
会社あるいは契約グループを顧客として呼び出し、次に
続くメッセージコードワードを用いて特定の個人を呼び
出すことができるし、特定のグループのみを一斉に呼び
出すこともできる。
【0025】また、以上のように一回の呼び出し操作に
よって一斉同報を行うことができるので、電波の使用効
率あるいは周波数帯域の有効な利用をも図ることができ
る。
【0026】また、本実施例における携帯型受信機は、
表示部14を有しているので、受信したメッセージを即
座に確認することができる。
【0027】なお、上記実施例では、アドレスコードワ
ードに続くメッセージコードワードを副次的なアドレス
コードワードとして使用することで、POCSAG方式
のように決められた規格を用いながらIDアドレスを簡
単に拡張することができるわけであるが、この副次的な
アドレスコードワードは、アドレスコードワードに続く
メッセージコードワードに限られるわけではなく、デー
タ送信側との間で取り決めればよい。この取り決めは、
多種多様にわたって考えることができる。
【0028】例えば、アドレスコードワードのIDアド
レスにメッセージコードワードを副次的なアドレスコー
ドワードとして使用する旨が示されていた場合、メッセ
ージコードワードのメッセージ領域内にビットフラグを
設け、いずれかのメッセージコードワードに副次的な使
用を宣言させるようにしておけば、アドレスコードワー
ドの次に続くメッセージコードワードを副次的に使用す
ると特定しなくてすむ。また、アドレスコードワードに
メッセージコードワードの副次的使用の情報を含めなく
ても、上記のようにメッセージ領域内に前記ビットフラ
グを設け、常にデコード部10等でそのビットフラグを
チェックするようにすれば、いずれかが副次的なアドレ
スコードワードであることを特定することができる。更
に、個人IDアドレスを表すのに20ビットで足りない
場合、メッセージ領域内の複数のビットを用いれば複数
のメッセージコードワードを副次的なアドレスコードワ
ードとして使用することもできる。
【0029】このように、各種IDアドレスとビットフ
ラグとを組み合わせることにより多種多様にわたるID
アドレスを用いた呼び出しを行うことができる。
【0030】本実施例においては、いずれかのメッセー
ジコードワードを副次的なアドレスコードワードとして
使用することを特徴とするものであり、メッセージコー
ドワードのメッセージ領域の使用形態あるいはIDアド
レスの組合せ等多種多様にわたって応用することができ
る。
【0031】また、受信したメッセージを図1に示した
ディスプレイに表示させることにより、その内容を確認
することができる。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、特定の
メッセージワードを副次的なアドレスコードワードとし
て使用するようにしたので、POCSAG方式のように
決められた規格を用いながらIDアドレスを簡単に拡張
することが可能となる。
【0033】また、顧客内の特定の個人を呼び出すこと
ができるだけでなく特定の顧客のみを一斉に呼び出すこ
とも可能となる。
【0034】この結果、一回の呼び出し操作によって一
斉同報を極めて容易に行うことができ、電波の使用効率
あるいは周波数帯域の有効な利用をも図ることが可能と
なる。
【0035】また、本発明に係る携帯型受信機によれ
ば、受信したデータの内容を表示可能なディスプレイを
有しているので、即座に確認することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯型受信機の受信アドレス照合
方法を用いるメッセージデコーダの一実施例を示した図
である。
【図2】図1に示したメッセージデコーダのブロック構
成図である。
【図3】本実施例における受信アドレス照合方法の処理
の流れを示したフローチャートである。
【図4】POCSAG方式により伝送されるデータの基
本フォーマットを示した図である。
【符号の説明】
8 受信部 10 デコード部 12 メッセージRAM 14 表示部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アドレスコードワードと少なくとも1つ
    のメッセージコードワードとを含むデータを受信し前記
    アドレスコードワードを用いて受信アドレスを照合する
    携帯型受信機の受信アドレス照合方法において、 特定の前記メッセージワードを副次的なアドレスコード
    ワードとして使用することを特徴とする携帯型受信機の
    受信アドレス照合方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の携帯型受信機の受信アド
    レス照合方法において、 前記データは、POCSAG方式による規格に準ずるこ
    とを特徴とする携帯型受信機の受信アドレス照合方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の受信アドレス照合方法を
    用いる携帯型受信機において、 受信したデータの内容を表示可能なディスプレイを有す
    ることを特徴とする携帯型受信機。
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