JPH11503288A - 無線通信システムにおいてグローバル・イベント情報を配信するための方法および装置 - Google Patents

無線通信システムにおいてグローバル・イベント情報を配信するための方法および装置

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Abstract

(57)【要約】 複数の送信サイクル320の各々の第1所定期間の間は、無線機106が受信状態にある無線通信システム100においてグローバル情報を通信する方法は、第1送信サイクル320の第1所定期間のシステム情報部分331においてグローバル・イベント・インジケータを解読する段階と、第2送信サイクル320の第2所定期間の間は無線機106を受信状態に設定する段階と、第2所定期間を受信する段階と、第2所定期間においてグローバル・イベント情報を解読する段階と、グローバル・イベント情報を処理する段階とを備える。第2送信サイクル320は、第1送信サイクル320に続く。

Description

【発明の詳細な説明】 無線通信システムにおいてグローバル・イベント情報を 配信するための方法および装置 技術分野 本発明は、一般に無線通信システムにおける情報配信に関し、特に、能動無線 機が異なる時刻に間欠的能動受信状態を有する無線通信システムにおける、能動 無線機に対するグローバル・イベント情報の効率的な配信に関する。 発明の背景 ページング・システムのように、固定された送信網から複数の無線機に対して 、メッセージが個別に送信されるシステムにおいては、システム内で現在能動状 態にあるすべての無線機に対して共通のメッセージまたは共通の命令を送付する ことが望ましい場合がある。このような状況を、本明細書においては、グローバ ル・イベントと呼ぶ。このようなグローバル・イベントの例としては、全呼出メ ッセージ(たとえば時刻の更新または新規ソフトウェアのダウンロードなど)と 、すべての無線機に対して肯定応答モードを同期から非同期に変更することを指 示する命令などが ある。ページング・システムなどの無線通信システムにおいては、複数の無線機 がそれぞれ、定義された無線送信サイクル中の独自に予め定められた時刻に受信 モードにある場合がある。独自に予め定められた時刻の1つの用途は、選択呼無 線通信システムにおいて、1つ以上のメッセージが無線機に対する配信待行列に ある場合を除き、各無線機が大半の時間の間低電力モードになるようにして、バ ッテリの寿命を延ばすことにある。独自に予め定められた時刻の別の用途は、選 択呼アドレスをもたない個別無線機の各々または無線機群に対して、連続した異 なる時刻に異なる情報を送付することである。このようなシステムにおいては、 グローバル・イベントを配信する周知の方法は、独自に予め定められた時刻また は連続した期間にグローバル・イベントを送付することである。しかし、この方 法は、グローバル・イベント情報を反復して送付することになり、システムの処 理能力が下がる。このような処理能力の低下は、独自に予め定められた時刻また は連続期間の数が多いシステムにおいては、非常に重大なものとなりうる。 1993年4月16日付けで公開された日本国特許公開番号3−170755 号に、POCSAG(Post Office Code Standardization Advisory Comm ittee)無線システムのための技術が開示される。この方法は、制御情報の送信 を行うために、通知シーケンスで始まる特殊バッチ・シーケンスを用いる。通知 シーケンスは、8フレーム からなる1バッチ内の各フレームの最初のアドレス・コード・ワードとしてのシ ステムIDの送信で始まる。システムIDは、予約アドレス・コード・ワードで あるので、国内のページャのみシステムIDに応答する。システムIDに続き、 通知シーケンスの各フレーム内の第2コード・ワードとして通知アドレス・コー ドが送られる。通知アドレス・コード・ワードも、システムIDのような予約コ ード・ワードである。制御情報が次のバッチ内に送信されるということが、国内 の全ページャに通知されると、国内の全ページャは、ページャが割り当てられる フレームに関わらず、次のメッセージ・バッチの第1フレームで始まるオーバー ヘッド・データの受信を開始する。オーバーヘッド・データは、国内のページャ の走査効率を改善するために用いられる特殊なシステム関連情報を提供する。こ の方法は、ページング通信システム内の国内にある全能動ページャに制御情報を 送るためには便利であるが、バッチ内の全ワードが通知を送るために用いられる ので、他のシステムに関して望まれるよりも、効率が悪い。またこの方法は、国 内のページャにしか通知がなされないという制約がある。 かくして、送信サイクルの所定部分の間に無線機が受信状態にある無線通信シ ステム内のすべての能動受信機に対して効率的にグローバル・イベントを通信す る改善された方法が必要である。 発明の概要 従って、本発明の第1局面においては、複数の送信サイクルのうち1つ以上の 所定の期間の同期部分の間に、複数の無線機の各々が受信状態にあり、複数の無 線機の各々が、複数の送信サイクルの各々の第1所定期間の間は、必ずしも受信 状態にはない、無線通信システム内の複数の無線機に対して効率的にグローバル 情報を通信する方法がシステム・コントローラにおいて用いられる。この方法に は、5つの段階が含まれる。第1段階は、グローバル・イベント発生と、グロー バル・イベント発生に関連するグローバル・イベント情報との判定を行う段階で ある。グローバル・イベント情報は、複数の無線機に通信を行うためのものであ る。別の段階は、第1送信サイクルで送信される1つ以上の所定期間を含む複数 の期間の各々の同期部分にグローバル・イベント・インジケータを含める段階で ある。グローバル・イベント・インジケータは、複数の無線機が第2送信サイク ルの第1所定期間中に受信状態に設定されることを示す。別の段階は、第1送信 サイクル中に複数の期間を送信する段階である。別の段階は、第1送信サイクル に続く第2送信サイクル中に送信されるグローバル・イベント情報を第1所定期 間内に含める段階である。別の段階は、第2送信サイクル内に第1所定期間を送 信する段階である。 本発明の第2局面においては、複数の送信サイクルの 第1所定期間の同期部分の間に無線機が受信状態にあり、複数の送信サイクルの 各々の第2所定期間の間には必ずしも受信状態にない、無線通信システムにおい てグローバル情報を受信する方法が無線機で用いられる。本方法には6つの段階 が含まれる。1つの段階は、第1送信サイクルの第1所定期間を受信する段階で ある。別の段階は、第1所定期間の同期部分内でグローバル・イベント・インジ ケータを解読する段階である。別の段階は、グローバル・インジケータに応答し て、第1送信サイクルの第2所定期間中に無線機を受信状態に設定する段階であ る。第2送信サイクルは、第1送信に続く。別の段階は、第2所定期間を受信す る段階である。別の段階は、第2所定期間内にグローバル・イベント情報を解読 する段階である。別の段階は、グローバル・イベント情報を処理する段階である 。 本発明の第3局面において、複数の無線機の各々が複数の送信サイクルの1つ 以上の所定期間の同期部分の間に受信状態にあり、複数の送信サイクルの各々の 第1所定期間の間には複数の無線機の各々が必ずしも受信状態にない、無線通信 システムにおける複数の無線機に対して効率的にグローバル情報を通信するため にシステム・コントローラが用いられる。このシステム・コントローラは、グロ ーバル・イベント要素,グローバル・イベント・インジケータ要素,グローバル ・イベント情報要素およびセル・サイト・コントローラを具備する。グローバル ・イベント要素は、 グローバル・イベント発生とグローバル・イベント発生に関わるグローバル・イ ベント情報とを判定する。グローバル・イベント情報は、複数の無線機に対して 通信するためのものである。グローバル・イベント・インジケータ要素は、グロ ーバル・イベント要素に結合されて、第1送信サイクル内で送信される1つ以上 の所定期間を含む複数の期間の各々の同期部分内にグローバル・イベント・イン ジケータを含める。グローバル・インジケータは、第2送信サイクルの第1所定 期間中に複数の無線機が受信状態に設定されることを示す。グローバル・イベン ト情報要素は、グローバル・イベント要素に結合されて、第1送信サイクルに続 く第2送信サイクル内で送信される第1所定期間にグローバル・イベント情報を 含めるための要素である。セル・サイト・コントローラは、グローバル・イベン ト・インジケータ要素およびグローバル・イベント情報要素に結合されて、第1 送信サイクルおよび第2送信サイクルを無線送信のために送信機/受信機に送付 する。 本発明の第4局面においては、複数の送信サイクルの各々の第1所定期間の同 期部分の間に無線機が受信状態にあり、複数の送信サイクルの各々の第2所定期 間の間には必ずしも受信状態にない、無線通信システムにおいてグローバル情報 を受信するために無線機が用いられる。この無線機は、受信機,グローバル・イ ベント・インジケータ要素,受信状態コントローラ,情報デコーダおよび情報プ ロセッ サを具備する。受信機は、第1送信サイクルの第1所定期間を受信するためのも のである。グローバル・イベント・インジケータ要素は、受信機に結合されて、 第1所定期間の同期部分内でグローバル・イベント・インジケータを解読する。 受信状態コントローラは、受信機とグローバル・イベント・インジケータ要素と に結合されて、第2送信サイクルの第2所定期間中に無線機を受信状態に設定す る。第2送信サイクルは、第1送信サイクルに続く。受信機は、さらに第2所定 期間を受信する。情報デコーダは、受信機に結合されて、第2所定期間中にグロ ーバル・イベント情報を解読する。情報プロセッサは、情報デコーダに結合され て、グローバル・イベント情報を処理する。 図面の簡単な説明 第1図は、本発明の好適な実施例による無線通信システムの電気ブロック図で ある。 第2図は、本発明の好適な実施例による無線通信システム内で用いられるシス テム・コントローラの電気ブロック図である。 第3図,第4図および第5図は、本発明の好適な実施例による無線通信システ ム内の送信機により送信される無線信号に含まれるフレームのタイミング図であ る。 第6図は、本発明の好適な実施例による無線通信システ ムで用いられる選択呼出無線機の電気ブロック図である。 第7図は、本発明の好適な実施例により、システム・コントローラで用いられ る方法の流れ図である。 第8図は、本発明の好適な実施例により、選択呼出無線機で用いられる方法の 流れ図である。 発明の詳細説明 第1図を参照して、本発明の好適な実施例による無線通信システム100の電 気ブロック図を示す。無線通信システム100は、従来の交換電話網(PSTN )108を通じて、従来の電話リンク110により、システム・コントローラ1 02に接続される従来の電話機101などのメッセージ入力装置によって構成さ れる。システム・コントローラ102は、少なくとも1つの無線周波数送信機/ 受信機103と少なくとも1つの固定システム受信機107との動作を、通常は 撚線対電話回線である1つ以上の通信リンク116を通じて監督し、さらに、R F,マイクロ波またはその他の高品質のオーディオ通信リンクを備えることもで きる。システム・コントローラ102は、着信および発信電話アドレスを、地上 回線メッセージ交換コンピュータと互換性をもつ形式に符号化および解読する。 システム・コントローラ102は、また、発信メッセージをデジタル符号化し、 スケジュール決定を行う機能もある。このメッセージには、 デジタル化オーディオ・メッセージ,英数字メッセージおよび応答コマンドなど の情報が含まれ、無線周波数送信機/受信機103によって、複数の選択呼出無 線機106に送信される。システム・コントローラ102は、自発的メッセージ および応答メッセージを含め、複数の選択呼出無線機106から無線周波数送信 機/受信機103および固定システム受信機107によって受信される着信メッ セージを解読する機能もさらに有する。 応答メッセージの例に、肯定応答および被指定応答メッセージがある。被指定 応答メッセージは、着信チャネル内のデータ・ユニットと呼ばれる部分内に通信 される。肯定応答は、システム・コントローラ102で開始される発信メッセー ジに対する応答である。選択呼出無線機106に宛てられる発信英数字メッセー ジの例として、電話機101から入力されるページ・メッセージがある。肯定応 答は、発信メッセージが無事に受信されたことを知らせる。被指定応答メッセー ジは、システム・コントローラ102からの発信メッセージに含まれるコマンド に応答して、選択呼出無線機から送付されるメッセージである。被指定応答メッ セージの例として、選択呼出無線機106により開始されるが、システム・コン トローラ102から応答コマンドが受信されるまでは送信されないメッセージが ある。この応答コマンドは、被指定応答メッセージの送信許可を求める着信メッ セージが選択呼出無線機106からシステム・ コントローラ102に通信された後で、システム・コントローラ102により送 付される。応答メッセージは、好ましくは、発信メッセージまたは応答コマンド 内で指定された時刻に送信されるが、代わりに、当業者には周知のALOHAプ ロトコルまたはスロットALOHAプロトコルなど、スケジュール決定のなされ ないプロトコルを用いて送信することもできる。 自発的メッセージは、応答を要求する発信メッセージを受信せずに、選択呼出 無線機106により送信される着信メッセージである。自発的メッセージの例に は、無線通信システム100に対して、選択呼出無線機106が無線通信システ ム100の無線範囲内にあることを通知する選択呼出無線機106からの着信メ ッセージがある。自発的メッセージは、被指定応答の送信要求を含むことも、英 数字データ,FAXまたはデジタル化音声データなどのデータを含む場合もある 。自発的メッセージは、ALOHAまたはスロットALOHAプロトコルを用い て送信される。発信メッセージは、無線周波数送信機/受信機103に結合され る従来のアンテナ104から送信される発信無線信号に含まれる。着信メッセー ジは、無線周波数送信機/受信機103に結合される従来のアンテナ104と、 固定システム受信機107に結合される従来のアンテナ109により受信される 着信無線信号に含まれる。 システム・コントローラ102は、複数の無線周波数送 信機/受信機103,従来のアンテナ104,109および固定システム受信機 107を含む従来のセルラ,同報,衛星,マスタ/スレーブまたはその他のカバ レージ法の混在を可能にして、全国網程の大きな地域内で確実に無線信号を提供 する分布された送信制御環境内で動作することができることに注目されたい。さ らに、当業者には理解頂けようが、電話および選択呼出無線機通信システムの機 能は、独立して、あるいはネットワーク内で動作する個別のシステム・コントロ ーラ102内にある。 無線周波数送信機/受信機103は、従来の無線周波数送信機と同位置にある 固定システム受信機107によって構成されることにも留意されたい。 単方向および双方向ページャ,従来の移動セルラ電話,移動無線データ・ター ミナル,付属データ・ターミナルを有する移動セルラ電話またはデータ・ターミ ナルが付属され、単チャネルまたは多重チャネル受信機能を有する移動無線機( 中継型および非中継型)などの他の選択呼出無線機装置(第1図には図示せず) も、無線通信システム1内で用いることができることが理解頂けよう。以下の説 明において、「選択呼出無線機」という用語は、パーソナル無線電話,携帯送受 信装置106,移動セルラ電話,移動無線データ・ターミナル,付属データ・タ ーミナルを有する移動セルラ電話またはデータ・ターミナルが付属され多重チャ ネル機能を有する移動無線機(従来のものあるいは中 継型)を指すために用いられる。無線通信システム100内で用いるために割り 当てられた各選択呼出無線機は、それに割り当てられたアドレスを有し、このア ドレスは一意的な選択呼アドレスである。このアドレスにより、システム・コン トローラ102から宛先指定された選択呼出無線機だけに対するメッセージの送 信が可能になり、選択呼出無線機からシステム・コントローラ102に受信され たメッセージおよび応答が識別される。さらに、1つ以上の選択呼出無線機の各 々には、それに割り当てられた一意的な電話番号もあり、この電話番号はPST N108内で一意的である。割り当てられた選択呼アドレスと選択呼出無線機に 関連する電話番号のリストは、加入者データベースの形でシステム・コントロー ラ102内に格納される。 第2図を参照して、本発明の好適な実施例および代替の実施例によるシステム ・コントローラ102の電気ブロック図が示される。システム・コントローラ1 02は、セル・サイト・コントローラ202,メッセージ・ハンドラ204,発 信メッセージ・メモリ208,加入者データベース220,電話インタフェース 206,ホーム・チャネル識別子要素230,チャネル・オーガナイザ要素23 6,制御チャネル・インジケータ要素238,グローバル・イベント情報要素2 40およびグローバル・イベント・インジケータ要素242によって構成される 。セル・サイト・コントローラ202は、無線周波数送信機/受信機103 (第1図)および固定システム受信機107(第1図)にリンク116により結 合される。セル・サイト・コントローラ202は、選択呼アドレスを含む発信メ ッセージを、送信機/受信機103に結合し、発信メッセージを含む送信サイク ルを送信するよう、送信機/受信機103を制御する。セル・サイト・コントロ ーラ202は、さらに、選択呼出無線機106からの着信メッセージの処理も行 う。着信メッセージは、送信機/受信機103と固定システム受信機107とに よって受信され、セル・サイト・コントローラ202に結合される。メッセージ の経路を決定し、処理するメッセージ・ハンドラ204は、電話インタフェース 206,加入者データベース220および発信メッセージ・メモリ208に結合 される。電話インタフェース206は、交換電話網108(PSTN)(第1図 )の物理的接続を扱い、電話リンク110において電話呼の接続と切り離しとを 行い、電話リンク110とメッセージ・ハンドラ204との間でオーディオ信号 の経路を決定する。 加入者データベース220は、各選択呼出無線機106に割り当てられた選択 呼アドレスと、PSTN108内で用いられる電話番号との間の相関関係を含む 各加入者に関する情報を格納し、メッセージおよび電話呼の各選択呼出無線機1 06に対する経路を決定すると共に、メッセージが配信から選択呼出無線機10 6に戻される時間帯など、加入者により決定されたその他の優先順位を格納する 。発信メ ッセージ・メモリ208は、複数の選択呼出無線機106のうち少なくとも1つ の選択呼出無線機に配信されるために待行列に入れられるメッセージの待行列を 格納するためのもので、メッセージの待行列内の各メッセージは、これも、各メ ッセージが宛てられる複数の選択呼出無線機106の1つの発信メッセージ・メ モリ208に記憶される選択呼アドレスに関連する。メッセージ・ハンドラ20 4は、発信メッセージと、それに関連する選択呼アドレスとのスケジュール決定 を送信サイクル内で行う。メッセージ・ハンドラ204は、応答メッセージに関 する応答スケジュールの決定も行い、これによって、送信機/受信機103と固 定システム受信機107におけるメッセージの衝突を最小限に抑え、発信メッセ ージ内の応答タイミング情報を備えて、選択呼出無線機106が応答スケジュー ルに従って応答できるようにする。メッセージ・ハンドラ204は、着信メッセ ージを、加入者データベース220内の選択呼出無線機の1つに関連する応答メ ッセージとして識別し、応答メッセージを、発信メッセージ・メモリ208内の 発信メッセージの1つに関連する応答メッセージとして識別する。さらに、メッ セージ・ハンドラ204は、内容に応じて発信メッセージおよび応答メッセージ を処理する。セル・サイト・コントローラ202,メッセージ・ハンドラ204 ,発信メッセージ・メモリ208,加入者データベース220および電話インタ フェース206は、システム・ コントローラ102の従来要素である。 システム・コントローラ102の動作の一例として、発信メッセージ・メモリ 208に格納される発信メッセージの配信は、発信メッセージが目的の選択呼出 無線機106に通信され、メッセージがユーザの動作により選択呼出無線機10 6のディスプレイ上に表示され、メッセージ応答が選択呼出無線機106からシ ステム・コントローラ102に通信され、メッセージ応答が、メッセージ・ハン ドラ204によって、発信メッセージが特に向けられた選択呼出無線機106に より生成されたユーザ肯定応答であると識別されると完了する。この例では、メ ッセージ・ハンドラ204は別のメッセージを生成し、このメッセージが発信メ ッセージの発信者に送られて、発信者に対してメッセージが選択呼出無線機10 6により肯定応答されたことを通知する。 本発明の好適な実施例によるシステム・コントローラ102の独自の機能は、 ホーム・チャネル識別子要素230,チャネル・オーガナイザ要素236,制御 チャネル・インジケータ要素238,グローバル・イベント情報要素240およ びグローバル・イベント・インジケータ要素242に含まれる。 本発明の好適な実施例および代替実施例により、無線通信システム100は、 複数の発信無線チャネルを用いて発信メッセージの通信を行う。複数の無線チャ ネル内の送信 サイクルは、複数の発信無線チャネルの各々における送信サイクルのプロトコル 分割が、データ符号である最短分割まで同時に起こるように同期されることが好 ましい。選択呼出無線機106は、それぞれが任意の1つの発信無線チャネル上 に受信することのできる多重チャネル無線機である。システム・コントローラ1 02は、モトローラ社による周知のFLEXプロトコルに基づく発信信号化プロ トコルを用いて、複数の発信無線チャネル内に送信するためにシステムおよびメ ッセージ情報を編成する。以下に詳細に説明するが、発信信号化プロトコルは制 御フレームとデータ・フレームとを備える。選択呼アドレス情報は、データ・フ レームではなく制御フレーム内に通信することができる。制御フレームまたは制 御フレームおよびデータ・フレームに専用に用いられる無線チャネルを制御チャ ネルと呼ぶ。各選択呼出無線機106は、システム・コントローラ102により 、制御チャネルの1つに割り当てられるのが普通で、これをホーム制御チャネル と呼ぶ。制御チャネルとして用いられる無線チャネルは、少なくとも1つの発信 無線チャネルを含み、発信無線チャネルの全部を含む可能性のある1組の制御チ ャネルを形成する。データ・フレームのみを含む残りのチャネルがデータ・チャ ネルである。制御チャネルとして用いられる無線チャネルの数は、システム内の メッセージ・トラフィック量により変わる。たとえば、大部分のメッセージがシ ョート・メッセージであり、メッ セージ情報の総量が全発信無線チャネルで利用可能な容量の大半を必要とする場 合は、発信無線チャネルの大半またはすべてが制御チャネルとして用いられる。 制御チャネルが少ないことの利点の1つは、セル・サイト・コントローラ202 がロング・メッセージ情報をより効率的にデータ・チャネル内に入れることがで きることであることが理解頂けよう。 無線通信システム100内の各選択呼出無線機106は、通常、選択呼出無線 機106が送信サイクルの所定期間の間を除いて、無線信号を受信しないように するバッテリ・セーバ要素を装備する。たとえば、下記に説明するプロトコルに おいては、各送信サイクル内に128個のフレームがある。システム内の各選択 呼出無線機106は、システム内のすべての能動選択呼出無線機106に関して 生成されるメッセージ・トラフィックが実質的に均等に分配されるように、1つ のフレームまたは期間中だけに受信するよう割り当てられるのが普通である。こ のような分配に用いられる方法の1つは、選択呼アドレスの8個の最下位ビット を用いて、所定の期間であるフレームのフレーム番号を定義する方法であるが、 他の方法を用いてもよい。たとえば、所定のフレーム番号を明確に決定する数を 選択呼出無線機106内にプログラミングすることもできる。 チャネル・オーガナイザ要素236は、発信メッセージ・メモリ208に結合 されて、1組の制御チャネルを形成す る制御チャネルの量を決定する。例としては、無線システムがいくつかの制御チ ャネル(たとえば2つのチャネル)と動作するときに、メッセージ・トラフィッ ク量が変化し、最適な処理を行うには追加の制御チャネルが必要な場合である。 下記のより詳細な説明からわかるように、制御チャネルは、非制御チャネルより も、的確にショート・メッセージを処理するので、メッセージ長量の移動は、制 御チャネルの増加または減少の理由となりうる。チャネル・オーガナイザ要素2 36は、オペレータ・コンソールからの入力235にも結合され、たとえば、無 線通信システム100全体で2つのチャネル装置が追加されたことに応答して、 制御チャネルの数を変える手動入力を可能にする。チャネル・オーガナイザ要素 236は、ホーム・チャネル識別子要素230,制御チャネル・インジケータ要 素238およびグローバル・イベント・インジケータ要素242に結合される。 制御チャネルの数が変わると、イベントはグローバル・イベント・インジケータ 要素242に結合され、制御チャネルの新しい数はホーム・チャネル識別子要素 230と制御チャネル・インジケータ要素238とに結合される。制御チャネル の数の変更は、仝能動選択呼出無線機106に通信しなければならない情報とな るので、グローバル・イベントとして定義される。制御チャネル・インジケータ 要素238は、チャネル数をコード・ワードの一部に暗号化し、このコード・ワ ードがグローバル・イベント情 報要素240に結合されて格納される。暗号化されたチャネルの新しい数が、グ ローバル・イベントに伴うグローバル・イベント情報を構築する。グローバル・ イベント・インジケータ要素242は、グローバル・イベント・インジケータを 、各発信無線チャネル内の次の完全な送信サイクルの各フレーム内に含む信号を 、セル・サイト・コントローラ202に結合する。この信号は、各選択呼出無線 機106が上記のバッテリ・セーブ機能により割り当てられる所定のフレームを 解読すると、各能動選択呼出無線機106により解読される。グローバル・イベ ント・インジケータの解読については、下記にさらに詳細に説明する。それによ り、各選択呼出無線機106は、グローバル・イベント・インジケータが繰り返 し送付されるサイクルに続く送信サイクルの0番フレームを解読するよう警告さ れて、グローバル・イベント情報、この場合は制御チャネルの新しい数を解読す る。グローバル・イベント情報要素240は、グローバル・イベント情報をセル ・サイト・コントローラ202に結合して、1組の制御チャネルの各チャネル内 にあり、グローバル・イベント・インジケータが送付される送信サイクルに続く 送信サイクルの0番フレームに入れる。各選択呼出無線機106が0番フレーム 内の制御チャネルの新しい数を解読すると、各選択呼出無線機106は、新しい ホーム制御チャネルを決定し、その受信機を新しいホーム・チャネルに設定して 、選択呼出無線機106に宛て られた新しい情報をすべて受信できるようにする。ホーム制御チャネル情報は、 その非常に重要な性質と簡潔であることのために、全制御チャネル内の全送信サ イクルの0番フレームにも入れられて、任意の選択呼出無線機106、たとえば 初めて無線通信システム100に遭遇した無線機または誤って制御チャネル情報 を受信して、ホーム制御チャネルを再捕捉しなければならない無線機などに用い られる。長い全呼出テキスト・メッセージなどのその他のグローバル・イベント 情報は、追加サイクル内では反復されないのが普通である。 ホーム・チャネル識別子要素230は、チャネル・オーガナイザ要素236に より決定される新規の数の制御チャネルと、選択呼出無線機106のアドレスと 関連して加入者データベース220に記憶され、選択呼出無線機106にも格納 される所定の制御チャネル論理数とを用いて、選択呼出無線機106に関して新 しいホーム制御チャネルを決定する。この新ホーム制御チャネルは加入者データ ベース220に結合され、新ホーム制御チャネルが有効な送信サイクルと共にデ ータベース220に格納される。新チャネル数が送信サイクルの識別された0番 フレーム内のグローバル・イベント情報として送付された後で(すなわち選択呼 出無線機106が新しいホーム制御チャネルに切り替わると)、後続のメッセー ジが選択呼出無線機106に送られると、新ホーム制御チャネルは、選択呼出無 線機10 6に関連して加入者データベース220に記憶される現在のホーム制御チャネル を入れ換える。 本発明の好適な実施例により、ホーム・チャネル識別子要素230は、新しい 数の制御チャネルNの数学的関数としての新ホーム制御チャネルHと所定の制御 チャネル論理数Lとを決定する演算要素232によって構成される。新ホーム制 御チャネルNは、加入者データベース220に結合される。数学的関数は、Lを Nで除算した余りの整数値として表される。たとえば、Nが3でLが5のとき、 Hは2である。この方法により、制御チャネル論理数が選択呼出無線機106間 に実質的に均等に分配されると、複数の選択呼出無線機106に対してホーム制 御チャネル割当をほぼ均等に分配することができる。1組の制御チャネルの可能 な寸法の最小公倍数(LCM)である範囲に、制御チャネル論理数が実質的に均 等に割り当てられると、この均等性が改善されるのが普通である。たとえば、制 御チャネルの最大数が4,5または6のとき、この範囲はそれぞれ12(1,2 ,3,4のLCM),60(1,2,3,4,5のLCM)および60(1,2 ,3,4,5,6のLCM)に設定されると最善である。 本発明の第1代替実施例により、ホーム・チャネル識別子要素230は、新し い数の制御チャネルNと所定の制御チャネル論理数Lとを入力として、また新ホ ーム制御チャネルHを出力として有するルックアップ・テーブル要素234に よって構成される。新ホーム制御チャネルHは、加入者データベース220に結 合される。一例を表1に示すが、L値は行入力であり、N値は列入力であり、H 値は行と列との交点のセル内容から決定される。 かくして、送信サイクル内で送信されることが決まっている発信メッセージが メッセージ・ハンドラ204によりセル・サイト・コントローラ202に結合さ れると、メッセージ・ハンドラは、加入者データベース220内のホーム制御チ ャネル割当を、発信メッセージ・メモリ208内にメッセージと関連して格納さ れる選択呼アドレスを用いて検索することにより、メッセージを受信することを 意図 される選択呼出無線機106に関するホーム制御チャネル割当も結合する。 システム・コントローラ102は、好ましくは、イリノイ州シャンバーグのモ トローラ社により製造され、本明細書に開示される本発明の好適な実施例に応じ て独自のファームウェア要素により改良されたモデルMPS2000ページング ・ターミナルである。セル・サイト・コントローラ202,メッセージ・ハンド ラ204,発信メッセージ・メモリ208,加入者データベース220,電話イ ンタフェース206,ホーム・チャネル識別子要素230,チャネル・オーガナ イザ要素236,制御チャネル・インジケータ要素238,グローバル・イベン ト情報要素240およびグローバル・イベント・インジケータ要素242は、好 ましくは、モデルMPS2000ページング・ターミナルの部分内に実現される 。これには、プログラム・メモリ,中央処理装置,入力/出力周辺機器およびラ ンダム・アクセス・メモリとなる部分などが含まれる。システム・コントローラ は、あるいは、イリノイ州シャンバーグのモトローラ社により製造されるモデル E09PED0552 PageBridgeページング・ターミナルを用いて 実現することもできる。また、加入者データベース220と発信メッセージ・メ モリ208は、磁気または光ディスク・メモリとして実現してもよく、これらを システム・コントローラ102の外付けにすることもできる。 他の種類のグローバル・イベントも存在することを理解頂きたい。メッセージ ・ハンドラ204と、グローバル・イベント・インジケータ要素242およびグ ローバル・イベント情報要素240への結合により第2図に示される例は、全呼 出メッセージであることが理解頂けよう。(テキスト・メッセージまたは音声メ ッセージなどの)メッセージが、無線通信システム100内で活動中のすべての 選択呼出無線機106に通信すべきものとメッセージ・ハンドラ204によって 判定されると、これを全呼出メッセージとする。全呼出メッセージは、グローバ ル・イベントであり、グローバル・イベント・インジケータ要素242に結合さ れる。(英数字テキスト,アナログ信号,圧縮アナログ音声またはデジタル化音 声などの)メッセージ情報がグローバル・イベント情報要素240に結合され、 上記のホーム制御チャネル情報と同様に全能動選択呼出無線機106に通信され る。ただし、全呼出メッセージは、各フレームではなく、1つの0番フレーム内 で通信されるだけの場合が多い。 あるいは、グローバル・イベント情報は、0番フレーム以外に、代替の所定フ レーム360内に含まれる場合もある。 ホーム・チャネルの量の変更が多重チャネル無線機に通信される上記のグロー バル・イベントの第1例においては、チャネル・オーガナイザ要素236と制御 チャネル・イン ジケータ要素は、グローバル・イベントの発生を判定するグローバル・イベント 要素として組み合わせで動作し、グローバル・イベント情報を与える。全呼出メ ッセージが多重チャネル無線機に通信される上記のグローバル・イベントの第2 例においては、メッセージ・ハンドラ204がグローバル・イベントの発生を判 定するグローバル・イベント要素として動作し、グローバル・イベント情報を与 える。 本発明の第2代替実施例により、グローバル・イベント・インジケータ要素2 42およびグローバル・イベント情報要素240は、システム・コントローラ1 02には含まれず、グローバル・イベント情報はセル・サイト・コントローラ2 02に直接結合されて、番号を振られたすべてのフレームが一度送信されるまで 各フレームに入れられる。本発明の好適な実施例と同様に、グローバル・イベン ト情報は、システム動作に関して有効であれば、すべての後続の0番フレームに 入れねばならない。本発明の第2代替実施例によりグローバル情報は何回も繰り 返され、それにより本発明の好適な実施例に比較して無線通信システム100内 の全体的な発信情報処理能力が下がることが理解頂けよう。 第3図を参照して、本発明の好適な実施例および代替の実施例による、システ ム・コントローラ102から選択呼出無線機106にメッセージを送信するため に、第1図の無線通信システムにより利用される発信信号化プロトコル の送信フォーマットの特色を示すタイミング図が示される。この信号化プロトコ ルは、同期発信信号化プロトコルであるFLEXプロトコルと同様のものであり 、その共通点は両プロトコルが期間が等価であるサイクル,フレーム,ブロック ,ワード,符号およびビットを有することである。信号化プロトコルは、時間3 10,サイクル320,フレーム330,ブロック340およびワード350の プロトコル部分に細分される。毎時310内に最高15個の4分毎に一意的に識 別されるサイクルが送信される。通常は、15個すべてのサイクル320が毎時 に送信される。各サイクル320の間に、最高128個の1.875秒毎に一意 的に識別されるフレームが送信される。通常は、128個すべてのフレームが送 信される。115ミリ秒継続する1つの同期信号331と、11個の160秒毎 に一意的に識別されるブロック340が、各フレーム330の間に送信される。 同期信号は、第1同期部分337,フレーム情報ワード338および第2同期部 分339を含む。フレーム情報ワード338は、21個の情報ビットと11個の パリティ・ビットとを含む。情報ビットは、サイクル番号とフレーム番号を識別 し、グローバル・イベントを示すために1に設定されるビットを含む。毎秒16 00ビット(bps),3200bpsまたは6400bpsのビット速度が、 各フレーム330のブロックの間に使用可能である。各フレーム330のブロッ クのビット速度は、同期信号331の間に選 択呼出無線機106に通信される。ビット速度が1600bpsのとき、8個の 32ビットに一意的に識別されるワード350が、各ブロック340の間に送信 される。ビット速度が3200bpsまたは6400bpsのときは、それぞれ が32個の一意的に識別されるビットを有する16個の一意的に識別されるワー ドまたは32個の一意的に識別されるワードがそれぞれ、各ブロック340に含 まれる。各ワード内には、当業者には周知の方法で、少なくとも11個のビット がエラー検出と修正のために、当業者には周知の方法で、21ビット以下が情報 のために用いられる。ワードによっては、15ビットがエラー検出と修正に用い られ、17ビットが情報に用いられる。各ブロック340内のビットおよびワー ド350は、当業者には周知の技術を用いる挟み込み方式で送信され、プロトコ ルのバースト・エラー修正機能を高める。第2図に関連してシステム・コントロ ーラ102の解説内で上述された送信サイクルはサイクル320によって構成さ れる。 フレーム330は、さらに、フレーム330内にある情報により、2つの特殊 な種類の1つとして定義される。第1種類のフレーム330は、制御フレーム3 60である。第2種類のフレーム330は、データ・フレーム370である。 情報は、フィールド内の各制御フレーム360に含まれ、フレーム情報ワード 338およびブロック情報フィールド (BI)332内のシステム情報,アドレス・フィールド(AF)333内のサ ブベクトルを有する1つ以上の選択呼アドレス,1組のベクトル・パケットのう ちの1つ以上,情報フィールド(IF)335内のショート・メッセージ・パケ ットとロング・メッセージおよびその中に有用な情報をもたない未使用フィール ド336によって構成される。サブベクトルをもつ各選択呼アドレスは、好まし くは2ワードの長さである。選択呼アドレスのサブベクトル部分は、好ましくは 8ビットの長さである。制御フレーム360の情報フィールド335内の各ベク トル・パケットおよびショート・メッセージ・パケットは、同じ制御フレーム3 60のアドレス・フィールド333内の少なくとも1つのアドレスに対応する。 情報フィールド335内の各ロング・メッセージは、少なくとも1つ以上の制御 フレーム360の情報フィールド335内の少なくとも1つのベクトル・パケッ トに対応する。フィールド332,333,335,336の境界は、ブロック 340ではなくワード350によって定義され、フィールド332,333,3 35,336の長さは、ブロック情報フィールド332に含まれるシステム情報 の種類と量,使用されるアドレスの種類および各メッセージ内の情報量などの要 因に依存して可変する。特に、アドレス・フィールド333と情報フィールド3 35との間の境界は、アドレス・フィールド境界334と呼ばれる。このため、 各フィールド332,333,335, 336の長さは、ブロック340より短いことも長いこともある。未使用フィー ルド336は、他のフィールド332,333,335の長さの合計が11ブロ ック340に等しい場合は、ゼロ長となりうる。特定の選択呼出無線機106に 宛てられたベクトル・パケットとショート・メッセージはすべて、好ましくは、 各サイクル320の1つ以上の所定のフレーム330内で送信されるようスケジ ュール決定され、ショート・メッセージおよびベクトルが特定の選択呼出無線機 106に関して含まれない場合は他のフレームの間は、その特定の選択呼出無線 機106が、低電力(非受信)モードに入ることができるようにする。この例で は、ブロック情報フィールド332は、能動順方向チャネルの数を示す2ビット と、制御チャネルである順方向チャネルの数を示す2ビットとを含む。能動チャ ネルおよび制御チャネルの周波数は、可能な組み合わせの各々についてあらかじ め定められる。可能な能動チャネルおよび制御チャネルがこれよりも多いシステ ムにも少ないシステムにも同様に、これより多いビットまたは少ないビットを使 用することができることを理解頂きたい。 情報はフィールドの各データ・フレーム370内に含まれ、フレーム情報ワー ド338内のシステム情報,情報フィールド(IF)335内のロング・メッセ ージおよびその中には有用な情報をもたない未使用フィールド336によって構 成される。ブロック情報フィールド(BI)332は、 本発明の好適な実施例ではデータ・フレーム370には含まれないが、他の実施 例では任意で含まれる。情報フィールド335内の各ロング・メッセージは、少 なくとも1つ以上の制御フレーム360の情報フィールド335内の少なくとも 1つのベクトル・パケットに対応する。フィールド332,335,336の境 界は、ブロック340ではなくワード350によって定義され、フィールド33 2,335,336の長さは、ブロック情報フィールド332に含まれる(含ま れる場合)システム情報の種類と量およびロング・メッセージ内の情報量などの 要因に依存して可変する。 ベクトルは、上述のプロトコル分割に関してロング・メッセージの開始ワード を特定する情報を含み、さらに、無線チャネル周波数,無線チャネル周波数から のサブチャネル・オフセット,側帯波,同相または直角位相チャネルなどの無線 チャネル情報を含む。ロング・メッセージ,ショート・メッセージまたはベクト ル・パケットの開始位置および長さが、ロング・メッセージ,ショート・メッセ ージまたはベクトル・パケットのプロトコル位置を定義する。プロトコル位置は 、異なる無線チャネル上にあっても、プロトコルの異なる分割区分(すなわちサ イクル,フレーム,ブロック)内にあってもよい。 選択呼出無線機106が制御フレーム360内に、サブベクトルを伴うアドレ スを検出すると、選択呼出無線機1 06は、通常はサブベクトルにより、制御フレーム360内のベクトル・パケッ トまたはショート・メッセージ・パケットの1つを受信するよう命令される。こ のとき、サブベクトルを伴うアドレスが検出される。(場合によっては、アドレ スには、制御フレーム360内で位置指示のために用いられないサブベクトル・ ビットの所定パターンの形で選択呼出無線機106に伝えられる必要のあるすべ ての情報が含まれることもあるが、むしろ、情報内容の少ない限られた数のメッ セージに関する場合である。この例としては、選択呼出無線機106からの着信 メッセージに対する肯定応答がある。) 選択呼出無線機106が、制御フレーム360内でその選択呼アドレスに関連 するベクトル・パケットを解読すると、選択呼出無線機106は、同一の制御フ レーム360または別の制御フレーム360またはデータ・フレーム370内の ロング・メッセージを受信解読することを命令される。選択呼出無線機がロング ・メッセージを受信しようとするフレーム330は、選択呼出無線機106がサ ブベクトルを伴うそのアドレスを検出する第1無線チャネル、または選択呼出無 線機がサブベクトルを伴うアドレスを検出するチャネルとは異なる第2チャネル のいずれかで送信される無線信号内にある。 第4図を参照して、本発明の好適な実施例および代替の実施例によるフレーム 360,370(第3図)で用いら れるフレーム情報ワード338のビット構造を示すタイミング図が図示される。 フレーム情報ワード内のビット342は、1番ビットないし32番ビットとして 識別される。グローバル・イベント・インジケータは、本発明の好適な実施例に おいてはフレーム情報ワードの16番グローバル・ビット344であるが、他の ビット342も同様に用いることができることを理解頂きたい。 第5図を参照して、本発明の好適な実施例および代替の実施例による1番ブロ ック情報ワード358のビット構造を示すタイミング図が図示される。1番ブロ ック情報ワード358は、能動順方向チャネルの数と制御チャネルである順方向 チャネルの数とを示すために用いられる。ブロック情報ワード内のビット342 は、1番ビットないし32番ビットとして識別される。本発明の好適な実施例に おいては、能動順方向チャネルの数は、好ましくは13番ビットおよび15番ビ ット352により示され、制御チャネルである順方向チャネルの数は好ましくは 15番ビットおよび16番ビット354によって示されるが、他のビット342 も同様に用いることができることを理解頂きたい。 グローバル・イベント・インジケータ・ビット344を代わりにブロック情報 ワードに入れることもできるが、フレーム情報ワード338に入れると次のよう な利点があることを理解頂きたい。すなわち、グローバル・イベント・インジケ ータが送付されている4分毎のサイクル320の 間で、所定のフレームが割り当てられる前のコールド・スタート・モード中にオ ンになる、あるいは(所定のフレームが前時点からコールド・スタート中にわた り記憶されている場合は)選択呼出無線機106に割り当てられた所定のフレー ムが過ぎないうちにオンになる選択呼出無線機106は、グローバル・イベント 情報の受信がさらに4分遅延されて、グローバル・イベント情報を(これが1回 しか送られない場合は)全体として受け取れないことになる。また、選択呼出無 線機106がサイクル320の間の複数のフレーム360,370の各同期部分 の間に起動して、たとえば受信機搬送周波数の高精度自動周波数制御を維持しよ うとする場合は、選択呼出無線機106は、グローバル・イベント・インジケー タがメッセージの受信に割り当てられた所定のフレーム360の間に誤って受信 される状況を克服することができる。 第6図を参照して、本発明の好適な実施例および代替の実施例による着信メッ セージ化機能を有する多重チャネル選択呼出無線機106の電気ブロック図が図 示される。選択呼出無線機106は、無線信号を傍受し送信するアンテナ680 を具備する。第1被傍受信号625は、この例では、制御フレーム360を含む 。これはプロトコル位置(たとえば2番フレーム)においてホーム制御位置内で 送信され、選択呼出無線機106が通常のバッテリ節約モードにおいて動作して いるときに選択呼出無線機106によ り用いられる。さらにこの例では、ロング・メッセージが、第2発信チャネル内 に送信されるデータ・フレーム370に含まれるが、これは必ずしも制御チャネ ルではない。ロング・メッセージは、選択呼出無線機106による受信を目的と する。ロング・メッセージを含むデータ・フレーム370は、所定の制御フレー ム360(2番フレーム)の後に発生するデータ・フレームである。ロング・メ ッセージは、ディスプレイ650に表示されることを目的とするテキスト・メッ セージである。従って、制御フレーム360(2番フレーム)は、選択呼出無線 機106の選択呼アドレスを含み、これには第2発信チャネルと、ロング・メッ セージが位置するデータ・フレーム370内のフレームとを識別するベクトルの 制御フレーム360(2番フレーム)内の位置を示すサブベクトルが含まれる。 アンテナ680は、従来の受信機610および従来の送信機683に結合される 。受信機610および送信機683は、コントローラ635に結合される。コン トローラ635は、符号メモリ640,ディスプレイ650,警告装置660お よび1組のスイッチ670に結合される。コントローラ635は、ビット回復要 素646,フレーム情報ワード・デコーダ644,グローバル・イベント・イン ジケータ要素645,電力モード・コントローラ651,ブロック・ワード・デ コーダ632,アドレス・デコーダ631,メッセージ・プロセッサ642,チ ャネル・セレクタ639,制 御チャネル数量要素633,ホーム・チャネル識別子要素634および損失制御 チャネル要素638によって構成される。サイクル320内の所定プロトコル位 置(2番フレーム)にある制御フレーム360の同期信号331を受信する直前 に、電力モード・コントローラ651が、選択呼出無線機106の電力モードを 通常の電力状態に切り換え、これで受信機610は無線信号の受信を開始する。 被傍受信号625は、受信機610に結合され、ここで被傍受信号625が受信 され、オフ・チャネル周波数における望ましくないエネルギを除去するための濾 波と、被濾波信号の増幅と、信号625の周波数変換と、信号625の復調とが 従来の方法で行われる。それにより、受信機610は、被復調信号614を生成 し、これがコントローラ635のビット回復要素646に結合される。 ビット回復要素646は、被復調信号614内に所定の発信データ速度で受信 されるデータ符号からビットを回復し、バイナリ信号を生成する。このバイナリ 信号は、この例では、信号の無線通信の間に誘導される可能性のあるエラーを有 するデータ符号の形でフレーム360内に送信される情報を含む。バイナリ信号 は、フレーム情報ワード・デコーダ644およびブロック・ワード・デコーダ6 32に結合される。フレーム情報ワード・デコーダ644は、当業者には周知の 方法でエラー検出とフレーム情報ワード338の修正解読とを行う。ブロック・ ワード・デコーダ 632は、当業者には周知の方法でエラー検出とブロック340からのワード3 50の修正解読とを行う。フレーム情報ワードにほとんどエラーがない状態のと きは、グローバル・イベント・インジケータ要素645に結合され、要素645 がグローバル・イベント・インジケータが設定されているか否かを判定する。本 発明の好適な実施例によりグローバル・イベント・インジケータはフレーム情報 ワード338の16番ビットである。グローバル・イベント・インジケータが設 定されると、グローバル・イベント・インジケータ要素645はグローバル・イ ベント信号を生成し、これが電力モード・コントローラ651および制御チャネ ル数量要素633とに結合される。 ブロック・ワード・デコーダ632は、制御チャネル数量要素633,アドレ ス・デコーダ631およびメッセージ・プロセッサ642に結合される。制御チ ャネル数量要素633は、ブロック情報フィールド332内の所定のビットから 制御チャネルである能動発信無線チャネルの数量を判定し、この数量をホーム・ チャネル識別子要素634および損失制御チャネル要素638に結合する。ブロ ック情報フィールド332がフレーム360,370に含まれ、ブロック・ワー ド・デコーダ632により解読される場合は、制御チャネル数量要素633によ り決定された制御チャネル数量がホーム・チャネル識別子要素634により用い られホーム・チャネルが決定される。ホーム・チャネル は、通常、前フレームから決定されるホーム・チャネルと同一である。ただし、 検出されないエラーが発生したり、ブロック情報フィールドがなかったり、制御 チャネル数が変更されたために新しいホーム・チャネルが決定された場合はこの 限りではない。従って、グローバル・イベント信号が最終サイクル320内にグ ローバル・イベント・インジケータ634から結合されない場合、ホーム・チャ ネル識別子要素634が好ましくは2個である被解読ブロック情報フィールドの 所定の連続した数の間一貫して新しいホーム・チャネルを決定する場合に限り、 ホーム・チャネル識別子要素634は新しいホーム・チャネルをチャネル・セレ クタに結合する。選択呼出無線機106が所定の期間の間ブロック情報フィール ドを受信しないと、損失制御チャネル要素638が所定のデフォルト制御チャネ ルをチャネル・セレクタに結合する。本発明の好適な実施例により所定のデフォ ルト制御チャネルは、制御チャネルが1つしかない場合に無線通信システム内で 用いられると定義される所定の制御チャネルである。かくして、選択呼出無線機 106がある期間の間オフになった後でオンになり、制御チャネルではなくブロ ック情報フィールド332をもたないチャネルに遭遇すると、選択呼出無線機1 06が制御チャネルに切り替わり、適切なホーム制御チャネルを決定して、それ に切り替わる。 ホーム・チャネル識別子要素634は、好ましくは、演 算要素636を用いて、制御チャネル数量と、選択呼出無線機106に格納され る所定の数からホーム・チャネルを決定する。演算要素636に関する所定数の 決定と定義を行う方法は、システム・コントローラ102の演算要素232に関 して説明された方法と同じである。本発明の第3代替実施例により、ルックアッ プ・テーブル637を用いることができる。この場合、所定数の決定と定義を行 う方法は、システム・コントローラ102のルックアップ・テーブル要素234 に関して説明された方法と同じである。 コントローラ635は、ローカル・アドレス(無線通信システム100の「ホ ーム」部分で用いられる),「移動中」アドレス(無線通信システム100の別 の部分で用いられる)およびグループ・アドレス(他の「ホーム」選択呼出無線 機106と共有される)などの、選択呼出無線機106に割り当てられた1つ以 上のアドレスが格納される符号メモリ640に結合される。割り当てられたアド レス(またはアドレス群)は、ここでは埋込アドレスとも呼ばれる。コントロー ラ635により、選択呼アドレスを含む制御フレーム360(2番フレーム)の アドレス・フィールド333内に、ほとんどエラーがない状態であることが判定 されると、コントローラ635は、アドレス・フィールド333をアドレス・デ コーダ631に結合し、アドレス・デコーダ631は制御フレーム360(2番 フレーム)内の各発信選択呼アドレスを埋込アドレスと比較する。回 復された制御フレーム360(2番フレーム)内の発信選択呼アドレスのうちア ドレス境界334(第3図)前の任意の埋込選択呼アドレスと一致するものがな い場合は、コントローラ635が選択呼出無線機106を低電力モードに入れる 。その場合、選択呼出無線機106は無線信号を受信することができず、コント ローラ635は、次のサイクル320の開始まで(この例ではグローバル・イベ ント・ビットが設定される場合)、あるいは選択呼出無線機106の選択呼アド レスを含む可能性のある所定位置において次の制御フレーム360が送信される それより遅い時刻まで(グローバル・イベント・ビットが設定されない場合)、 被復調信号614の更なる処理を停止する。 回復された制御フレーム360(2番フレーム)内の発信選択呼アドレスのい ずれかと埋込選択呼アドレスとが一致する場合は、有効なアドレス信号がメッセ ージ・プロセッサ642に結合される。メッセージ・プロセッサ6422は、ア ドレスのサブベクトル部分を回復し、ベクトルの開始位置をアドレス境界334 からのワード数として決定することにより応答する。開始位置はメッセージ・プ ロセッサ642から電力モード・コントローラ651に結合され、コントローラ 651はそれに応答して、選択呼出無線機106をベクトルの開始位置まで低電 力モードに切り換える。ベクトル開始位置において、電力モード・コントローラ 651は選択呼出無線機106を通常の電力モードに 切り換える。ベクトル情報を含む制御フレーム360(2番フレーム)内のワー ドが受信機610により受信され、ブロック・ワード・デコーダ632により解 読され、メッセージ・プロセッサ642に結合される。ベクトルの期間は、デー タ・パケット内の情報からメッセージ・プロセッサ642により決定されて、電 力モード・コントローラ651に結合される。電力モード・コントローラ651 は、データ・パケットの終点で電力モードを低電力モードに切り換える。低電力 モードの間は、メッセージ情報の処理は継続されるが、信号受信は行われない。 メッセージ・プロセッサ642は、この例では、ロング・メッセージが、第2発 信無線チャネル内で送信されるデータ・フレームである同じサイクル320の後 のフレーム位置にあることを知らせる指標を含むベクトルからロング・メッセー ジの開始位置を解読する。 メッセージ・プロセッサ642は、チャネル・セレクタ639に結合されるロ ング・メッセージのチャネル・インジケータを生成し、ロング・メッセージの解 読された開始位置を電力モード・コントローラ651に結合する。電力モード・ コントローラ651は、選択呼出無線機106の電力モードを通常の電力モード に切り換え、チャネル・セレクタ639は受信機610の受信周波数を、ロング ・メッセージの始点において第2発信無線チャネルの周波数に切り換える。第2 被傍受信号625は、受信機610によ り受信され、ブロック・ワード・デコーダ632により解読され、メッセージ・ プロセッサ642がロング・メッセージのベクトルと長さから決定された開始位 置から判定されるプロトコル位置の間にロング・メッセージを回復する。ロング ・メッセージの長さは、被復調信号614内のロング・メッセージの情報からメ ッセージ・プロセッサ642により判定され、電力モード・コントローラ651 およびチャネル・セレクタ639に結合される。ロング・メッセージの最後に、 電力モード・コントローラ651は、選択呼出無線機106の電力モードを低電 力モードに切り換え、チャネル・セレクタ639は受信機610の受信周波数を ホーム制御チャネルの周波数に切り換える。 コントローラ635は、1組のスイッチ670に結合され、コントローラ63 5はこのスイッチに応答して、選択呼出無線機106の複数の動作モードを設定 および制御する。選択呼出無線機106の動作モードにより、またロング・メッ セージの内容により、コントローラ635は、ロング・メッセージに含まれる情 報をディスプレイ650に結合して表示し、ロング・メッセージに含まれる情報 を格納して後で表示する。これも選択呼出無線機106の動作モードにより、検 知警告装置660、たとえばトーン警告装置またはバイブレーション警告装置が 警告信号に応答して起動される。 この例では、ロング・メッセージにテキスト・メッセー ジが含まれることが判定されると、コントローラ635はそのテキスト・メッセ ージをディスプレイ650に結合して、被符号化肯定応答メッセージを生成する 。肯定応答メッセージは、送信機683に結合され、送信機683はRF送信信 号695を生成する。RF送信信号695は、アンテナ680に結合されて送信 される。 グローバル・イベント・インジケータ要素645からのグローバル・イベント 信号に応答して、電力モード・コントローラ651は、選択呼出無線機106を 次のサイクル320の0番フレーム330の最初に通常の電力状態に設定する。 第3被傍受信号625が、ホーム制御チャネルの周波数において受信機610に 受信され、ブロック・ワード・デコーダ632により解読される。グローバル・ イベント・インジケータ要素645から結合されるグローバル・イベント信号に 応答して、制御チャネル数量要素633は、制御チャネルの数量と所定の数とか らホーム・チャネル(最後のホーム・チャネルと同一の場合がある)を決定し、 新しいホーム・チャネルをブロック情報フィールド332の最後にチャネル・セ レクタに結合する。これにより、グローバル・イベントの結果として新しいホー ム・チャネルへ比較的迅速に切り換えることができる。ブロック情報フィールド 332の最後に、電力モード・コントローラ651は、選択呼出無線機106の 電力モードを低電力モードに切り換える。 グローバル・イベント・インジケータが設定される場合、ホーム制御チャネル 数量の変更以外のグローバル・イベントを代替であるいは追加的に通知すること ができる。たとえば、テキスト・メッセージは、多くの情報プロトコルに関して 定義されるような独自の選択呼アドレス・ビット・パターンを用いることで、す べての選択呼出無線機106によって処理に関して識別される。本発明の好適な 実施例により全呼出またはグローバル・アドレスは、0番フレームのアドレス・ フィールド333内の2ワード・アドレスの17個の所定のビット位置における 全1パターンにより示される。選択呼出無線機106は、全呼出アドレスを埋込 アドレスの1つとして備え、それがいずれかのフレームに含まれる場合、(選択 呼出無線機106が受信状態にあると)アドレス・デコーダがこのパターンを解 読する。全呼出アドレスに伴うサブベクトルは、テキスト・メッセージのベクト ルが始まる0番フレームの位置を示す。ただし、テキスト・メッセージが短い( たとえば6ワード長未満)場合はこの限りではない。テキスト・メッセージが短 いときは、ゼロ番フレームに含まれ、テキスト・メッセージの位置はサブベクト ルにより示される。 上記のグローバル・イベントの2つの例においては、制御チャネル数量要素6 33とアドレス・デコーダ631は、それぞれがグローバル・イベント情報解読 機能を実行し、ホーム・チャネル識別子要素634およびメッセージ・プ ロセッサ642が、制御チャネル数量要素633およびアドレス・デコーダ63 1により解読された情報に関して、それぞれ情報処理機能を実行することを理解 頂きたい。 第6図に示される好適な実施例および代替の実施例の受信機610は、好まし くは、当業者に周知の種類の従来の二重変換型受信機であるが、単変換またはゼ ロ中間周波数(ZIF:zero intermediate frequency)受信機など他の従来型 のものでもよい。符号メモリ640は、従来のEPROMまたは従来のSRAM または当業者には周知のその他の従来型メモリである。ディスプレイ650は、 当業者には周知の種類のLCDディスプレイで、アンテナ680,スイッチ67 0および警告装置660も当業者には周知の装置である。コントローラ635は 、好ましくは、マイクロプロセッサ,タイミング回路,ランダム・アクセス・メ モリ,EPROMなどの不揮発性メモリおよび入力/出力回路構成を含む従来の ハードウェア回路などを含むコントローラ部分内に実現される。本明細書におい て説明されるビット回復要素646,ブロック・ワード・デコーダ632,フレ ーム情報ワード・デコーダ644およびアドレス・デコーダ631の従来の機能 は、当業者には周知の技術により開発される独自のファームウェア・ルーチンに より制御される。本明細書において説明されるグローバル・イベント・インジケ ータ要素645,電力モード・コントローラ651,ブロック・ワード・デコー ダ632,メッセージ・プ ロセッサ642,チャネル・セレクタ639,制御チャネル数量要素633,ホ ーム・チャネル識別子要素634および損失制御チャネル要素638の独自の機 能は、当業者には周知の技術により開発される独自のファームウェア・ルーチン により制御される。マイクロプロセッサは、好ましくは、イリノイ州シャンバー グのモトローラ社により製造される68HC05系マイクロプロセッサの1つで ある。送信機683は、当業者には周知の種類の従来型低電力送信機である。 本明細書において説明される、ホーム制御チャネルを決定してグローバル・イ ベントを通信する方法は、多重チャネル無線機が選択呼出無線機でないシステム 、たとえば、各多重無線機にホーム制御チャネルの所定のフレームが割り当てら れ、フレーム内の全情報が同一チャネル上の同一フレームに割り当てられるすべ ての多重チャネル無線機のに関するものであるシステムなどにおいても等しく有 用であることが理解頂けよう。制御チャネルの数を増減する場合は、各フレーム 時間毎に受信するより小さい、あるいはより大きなグループに、無線機をそれぞ れ分配する。グローバル・イベント指標が送付されると、全無線機は上記のよう に0番フレームを聞き取ろうとする。 また、グローバル・イベントを通信するために本明細書に説明される方法は、 上述の多重チャネル・システムだけでなく、単独の発信無線チャネルを有する無 線通信システ ム100においても有効であることが理解頂けよう。 第7図を参照して、無線通信システム100のシステム・コントローラ102 において、本発明の好適な実施例によりグローバル・イベント情報を能動である すべての無線機に通信するために用いられる方法を示す流れ図が示される。段階 710において、グローバル・イベント発生の判定とグローバル・イベント発生 に伴うグローバル・イベント情報の判定とが行われる。グローバル・イベントと は、上記のように制御チャネルまたはメッセージの変更、または応答および肯定 応答に用いられる能動着信チャネルの数の変更または着信チャネルのデフォルト のビット速度として用いられるビット速度の変更などの他の情報である。段階7 20において、システム・コントローラ102は、送信される発信信号化プロト コルのサイクル中に含まれるすべての制御フレーム360のシステム情報部分内 に1ビットのグローバル・イベント・インジケータを含める。発信信号化プロト コルは、サイクル,フレーム,フレーム同期,ブロック,ワードおよびビットの プロトコル分割部を有する。無線通信システムが多数の発信制御チャネルを有す る場合は、グローバル・イベント・インジケータは、好ましくは全発信制御チャ ネル上の全制御フレーム360内に送付されるが、グローバル・イベント情報が 全チャネルより少ないチャネル上の選択呼出無線機106に関わる場合は、全制 御チャネルより少ない制御チャネル上に送付されること もある。グローバル・イベント・インジケータは、好ましくは、制御フレーム3 60のシステム情報部分の同期信号331内に含まれる。 段階730において、グローバル・イベント・インジケータを備える制御フレ ーム360を含むサイクル320を含む無線信号が無線送信機/受信機103か ら送信される。段階740において、システム・コントローラ102は、所定の フレーム、好ましくはグローバル・イベント・インジケータが含まれるサイクル の次のサイクルの0番フレームにグローバル・イベント情報を含む。段階750 において、グローバル・イベント情報を含む次のサイクルが、好ましくは全制御 チャネル上に、送信機/受信機10から送信される。 第8図を参照して、本発明の好適な実施例により無線通信システム100の選 択呼出無線機106においてグローバル・イベント情報を受信する方法を示す流 れ図を示す。段階810において、本発明の好適な実施例により上記の発信信号 化プロトコルと同期する選択呼出無線機106が、第1フレーム番号、たとえば 94番フレームの開始を待機する。この番号は、第1番号により選択呼出無線機 106に割り当てられ、そこに格納される。段階830において、選択呼出無線 機106は、選択呼出無線機106内の第1フレーム330(第1フレーム番号 を有する94番フレーム)の期間の間、情報の受信を可能にする。これは、たと えば受信機610が無線信号を受信しない低電力モードから受信機610が無線 信号を受信する高電力モードへの切り換えるか、あるいはたとえば第1フレーム 330の始点において動作不能になっている解読機能を単に動作可能にすること により行われる。選択呼出無線機106は、段階840においてグローバル・イ ベント・インジケータを含む第1フレーム330に伴う同期信号331を解読す る。グローバル・インジケータがグローバル・イベントを示すように設定される と、選択呼出無線機106は、第1フレームの最後での情報受信を不可能にする 。これは、第2フレーム360である(所定の第2フレーム番号を有する)制御 フレーム360が発信信号化プロトコルの次のサイクル内でシステム・コントロ ーラ102により送信される時刻まで続く。ただし、第1フレームが、第1フレ ーム330と第2フレーム360との間の1つ以上のフレーム330の間能動で あり続けることにより選択呼出無線機106が応答する情報を含む制御フレーム 360である場合はこの限りではない。第2所定数は、好ましくはゼロである。 段階870において、選択呼出無線機106は、第2フレーム360の間の情報 受信を可能にする。第2フレーム360のアドレス・フィールド333内の独自 のアドレスは、グローバル情報が第2フレーム360に含まれており、全選択呼 出無線機106に宛てられることを示し、さらに情報の始点の位置を示す。情報 始点の位置が特定されると、 選択呼出無線機106は、第3図および第6図に関して説明されたように、段階 880において残りの情報の位置を特定して解読する。この情報は、第6図に関 して説明されたように、内容に応じて処理される。次に選択呼出無線機106は 、段階892において情報受信を再び不可能にして、過程は段階810に続く。 以上、送信サイクル中の異なる所定の時刻を除き、通常は非受信状態で動作す る複数の無線機にグローバル・イベント情報を通信するための方法が提供された ことは明らかである。この方法は、異なる所定の時間内に通信されるグループ呼 出または個別呼出で情報を送付することに比較して、あるいは、グローバル・イ ベントを示すためにサイクル内の全ワードを用いる従来技術によるシステムに比 較して、特にグローバル・イベントを通信するためにより多くの情報の使用を必 要とするグローバル・イベントに関して、グローバル情報の通信効率を改善する 。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.無線通信システムにおいて複数の無線機にグローバル情報を効率的に通信 するシステム・コントローラであって、前記複数の無線機の各々が複数の送信サ イクルの1つ以上の所定期間の同期部分の間は受信状態にあり、前記複数の無線 機の各々が前記複数の送信サイクルの各々の第1所定期間の間は必ずしも受信状 態にないシステム・コントローラであって: グローバル・イベント発生と、前記グローバル・イベント発生に関わるグロー バル・イベント情報とを判定するグローバル・イベント要素であって、前記グロ ーバル・イベント情報が前記複数の無線機に通信されるべきものであるグローバ ル・イベント要素; 前記グローバル・イベント要素に結合されて、第1送信サイクル内に送信する 前記1つ以上の所定期間を含む複数の期間の各々の前記同期部分内にグローバル ・イベント・インジケータを含めるグローバル・イベント・インジケータ要素で あって、前記グローバル・イベント・インジケータ要素は、前記複数の無線機が 前記第2送信サイクルの前記第1所定期間の間は前記受信状態に設定されるべき ことを示すグローバル・イベント・インジケータ要素; 前記グローバル・イベント・インジケータ要素に結合されて、前記第1送信サ イクルに続く第2送信サイクル内に 送信される前記グローバル・イベント情報を前記第1所定期間内に含むグローバ ル・イベント情報要素;および 前記グローバル・イベント・インジケータ要素および前記グローバル・イベン ト情報要素に結合されて、前記第1送信サイクルおよび前記第2送信サイクルを 送信機/受信機に送付して無線送信を行うセル・サイト・コントローラ; によって構成されることを特徴とするシステム・コントローラ。 2.前記第1送信サイクルおよび前記第2送信サイクルが発信信号化プロトコ ルのサイクルであり、前記複数の期間および前記第1所定期間が前記発信信号化 プロトコルのフレームであり、前記同期部分が前記発信信号化プロトコルの同期 信号であり、前記発信信号化プロトコルが前記サイクル,前記フレーム,前記同 期信号,ブロック,ワードおよびビットを含むプロトコル分割部を有し、前記プ ロトコル分割部が数量,期間および番号付けに関してFLEXプロトコルの個別 に定義された分割部に同等であることを特徴とする請求項1記載のシステム・コ ントローラ。 3.前記第1所定期間のフレーム番号が0であることを特徴とする請求項2記 載のシステム・コントローラ。 4.前記グローバル・イベント・インジケータ要素により含まれる前記グロー バル・イベント・インジケータが前記同期部分の1ビットであることを特徴とす る請求項1記載のシステム・コントローラ。 5.グローバル・イベント・インジケータを含める前記段階における前記複数 の期間が前記第1送信サイクルの全期間を含むことを特徴とする請求項2記載の システム・コントローラ。 6.無線通信システムにおいてグローバル情報を受信する、複数の送信サイク ルの各々の第1所定期間の同期部分の間は受信状態にあり、前記複数の送信サイ クルの各々の第2所定期間の間は必ずしも受信状態にない無線機であって: 第1送信サイクルの前記第1所定期間を受信する受信機; 前記受信機に結合されて、前記第1所定期間の前記同期部分内でグローバル・ イベント・インジケータを解読するグローバル・イベント・インジケータ要素; 前記受信機および前記グローバル・イベント・インジケータ要素に結合されて 、前記無線機を、第2送信サイクルの前記第2所定期間の間は前記受信状態に設 定し、前記第2送信サイクルが前記第1送信サイクルに続く受信状態コントロー ラ; 前記第2所定期間をさらに受信する前記受信機; 前記受信機に結合されて、前記第2所定期間内にグローバル・イベント情報を 解読する情報デコーダ;および 前記情報デコーダに結合されて、前記グローバル・イベント情報を処理する情 報プロセッサ; によって構成されることを特徴とする無線機。 7.前記第1送信サイクルおよび前記第2送信サイクルが発信信号化プロトコ ルのサイクルであり、前記第1所定期間および前記第2所定期間が前記発信信号 化プロトコルのフレームであり、前記同期部分が前記発信信号化プロトコルの同 期信号であり、前記発信信号化プロトコルが前記サイクル,前記フレーム,前記 同期信号,ブロック,ワード,およびビットを含むプロトコル分割部を有し、前 記プロトコル分割部が、FLEXプロトコルの個別に定義された分割部に、数量 ,期間および番号付けに関して同等であることを特徴とする請求項6記載の無線 機。 8.前記第2所定期間がフレーム番号0であることを特徴とする請求項7記載 の無線機。 9.前記グローバル・イベント・インジケータ要素により解読される前記グロ ーバル・イベント・インジケータが前記同期部分の1ビットであることを特徴と する請求項6記載の無線機。
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