JPH08107351A - Pll回路およびその周波数引込方法 - Google Patents

Pll回路およびその周波数引込方法

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JPH08107351A
JPH08107351A JP6242895A JP24289594A JPH08107351A JP H08107351 A JPH08107351 A JP H08107351A JP 6242895 A JP6242895 A JP 6242895A JP 24289594 A JP24289594 A JP 24289594A JP H08107351 A JPH08107351 A JP H08107351A
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ring oscillator
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frequency
pll circuit
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昌利 國司
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Asahi Kasei Microsystems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リングオシレータの段数が変化することによ
って生ずるゲインの急激な変化をおさえることで、ジッ
ターによる特性劣化を解決し、広いロックレンジを達成
し、かつ周波数引き込みを高速化すること。 【構成】 このPLL回路は、リングオシレータ15の
入力を所定値に設定する入力設定手段13と、リングオ
シレータ15を最大段数に設定すると共にその入力に入
力設定手段13からの設定信号に切り換える初期リセッ
ト手段と、所定期間毎の位相比較器11のダウンパルス
をカウントし、そのカウント値が予め設定された値に達
しないときにはその都度リングオシレータ15の段数を
1段減少させ、そのカウント値が予め設定された値に達
したときにはリングオシレータ15を段数ロックすると
共にその入力をループフィルタからの信号に切り換える
周波数調整回路18とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、PLL(Phase
Locked Loop:位相同期)回路およびPLL
回路の周波数引込方法に関し、さらに詳しくは入力信号
に同期化した安定な周波数信号の描出および入力信号の
位相検出に利用できる、網同期発振器、デジタル伝送に
おけるクロック抽出器、FM(PM)検波器等に応用可
能なPLL回路およびその周波数引込方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からPLL回路の応用のひとつにク
ロックの逓倍がある。PLL回路の電流制御発振器(I
CO)または電圧制御発振器(VCO)にマルチバイブ
レータを使用している場合、その発振周波数は内蔵容量
Cとそれを充電する電流Iとによって決まる。高い周波
数で発振させるためには、Cを小さくするか、またはI
を大きくするかの手段をとらなくてはならないが、Cを
小さくすると発振のばらつき等の点で問題が生じる。一
方、Iを大きくすると消費電流の点で問題が生ずる。そ
のため、高い周波数で発振させることが必要な場合、マ
ルチバイブレータのかわりにリングオシレータ(リング
発振器)を使用することが考えられる。リングオシレー
タの発振周波数はそれを構成するインバータの総遅延時
間で発振周波数が決まることから、リングオシレータを
用いたシステムを一般にDelayed Lock L
oop(DLL)回路(遅延同期回路)と呼ばれてい
る。
【0003】図13に示すように、従来のDLL回路は
PLL回路と同様に位相比較器1とループフィルタ2を
有し、段数固定のリングオシレータ3および分周器4か
ら構成されている。リングオシレータ3は、その段数が
少なくなるほど自走周波数が速くなるという特徴をもっ
ており、設計の際その段数の決定が重要なポイントとな
る。従来技術では段数固定のリングオシレータであるた
め、発振周波数はリングオシレータの制御電圧(または
電流)でのみ制御していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来技術ではリングオシレータの段数が固定なの
で入力信号の周波数範囲が狭い範囲に限られるという欠
点を有していた。それゆえ、プロセスや温度の変動でリ
ングオシレータを構成するインバータの遅延が変化する
ので、ロックすべき周波数の制御範囲を越えるケースが
あり、設計しずらい面があった。
【0005】さらに、幅広いロックレンジをもたせよう
とすると、リングオシレータのゲインが大きくなるた
め、システムの入力感度が高くなり、ジッターが問題に
なる場合があった。
【0006】一方、特開平3−259619号公報に
は、位相比較器、ループフィルタおよび段数可変のリン
グオシレータを有するPLL回路が記載されている。そ
の特徴とするところは、リングオシレータの段数をその
入力電圧により選択する段数選択器を設け、高い周波数
を出力するときは段数を少なくすることにある。それに
よりリングオシレータの発振を安定させると共に、位相
ジッタ、低周波数時の発振波形のなまり等を抑制しよう
とするものである。しかし、この提案のPLL回路の周
波数引込方法は通常のやり方であるため、引き込みの速
度もそれほど高いものではない。また、周波数引込後に
おいてノイズ等により段数が変化するおそれがあるとい
う解決すべき課題があった。
【0007】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、従来技術では狭い範囲に
限られていたロックレンジをプロセスや温度によらず広
げることができ、さらにリングオシレータの段数が変化
することによって生ずるゲインの急激な変化をおさえる
ことにより、入力感度が高くなることを抑えてジッター
による特性劣化を解決したPLL回路を提供することに
ある。
【0008】また、本発明の目的は、システム内に周波
数調整回路を組み入れることにより、PLLシステムの
最適段数を決定し、周波数はループフィルタの容量によ
らず周波数調整回路のアーキテクチャーに従う期間でラ
フに引き込むことから周波数引き込みを高速化すること
のできるPLL回路の周波数引込方法を提供することに
ある。
【0009】また、本発明の目的は、リングオシレータ
を低ノイズ化することにより、デジタル・アナログ混在
のLSI(大規模集積回路)に使用できるPLL回路を
提供することにある。
【0010】また、本発明の目的はロックする周波数が
大きくなっても消費電流が大きくならないという特徴を
もつPLL回路を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のPLL回路は、位相比較器、ループフィル
タおよび段数可変のリングオシレータを有するPLL回
路において、前記リングオシレータの入力を所定値に設
定する入力設定手段と、前記リングオシレータを最大段
数に設定すると共にその入力に前記入力設定手段からの
設定信号に切り換える初期リセット手段と、所定期間毎
の前記位相比較器のダウンパルスをカウントし、そのカ
ウント値が予め設定された値に達しないときにはその都
度前記リングオシレータの段数を1段減少させ、そのカ
ウント値が予め設定された値に達したときには前記リン
グオシレータを段数ロックすると共にその入力をループ
フィルタからの信号に切り換える周波数引込手段とを備
えていることを特徴とする。
【0012】また、本発明は好ましくはその一態様とし
て、前記リングオシレータの使用段数に比例して該リン
グオシレータに供給される入力を制限する入力制限手段
が設けられていることを特徴とすることができる。
【0013】また、本発明は好ましくは他の態様とし
て、前記リングオシレータの各段が電流一定の差動形イ
ンバータにより構成されていることを特徴とすることが
できる。
【0014】また、本発明は好ましくは他の態様とし
て、前記リングオシレータにおける減少されて使用しな
い段の消費電流を減少する消費電流減少手段が設けられ
ていることを特徴とすることができる。
【0015】また、本発明は好ましくは他の態様とし
て、前記ループフィルタと前記リングオシレータの間に
電圧−電流変換器が設けられていることを特徴とするこ
とができる。
【0016】また、本発明のPLL回路の周波数引込方
法は、位相比較器、ループフィルタおよび段数可変のリ
ングオシレータを有するPLL回路の周波数引込方法に
おいて、前記リングオシレータを最大段数に設定すると
共に該リングオシレータの入力を所定値に固定してPL
L回路をスタートさせた後、該リングオシレータの段数
を所定間隔毎に次々と減少させてその出力周波数を上昇
させて、その出力周波数の値が基準周波数を超える値ま
で上昇したときに前記段数の減少を停止すると共に、該
リングオシレータの入力を前記ループフィルタの出力に
切り換えることを特徴とする。
【0017】
【作用】本発明では、入力クロックの周波数とリングオ
シレータから出力されるクロックの周波数を比較して、
最適のリングオシレータの段数を決定する機能を持つ周
波数引込手段である周波数調整回路と、各出力段にスイ
ッチを設けて任意の段数で発振できる様にしたリングオ
シレータとを組み合わせることにより、広いロックレン
ジと高速周波数引き込みを可能にしている。さらに、リ
ングオシレータをカレントコンスタントな全差動のイン
バータを用いることによりPLL回路の低ノイズ化を実
現している。
【0018】周波数調整回路からの制御信号を、不用に
なったリングオシレータ中のインバータをパワーダウン
する信号として活用することにより、消費電流の増加を
おさえることが可能となるので、低消費電流で高い発振
周波数が得られる。
【0019】周波数調整回路からの制御信号を受けてリ
ングオシレータの段数を監視する機能をもつリングオシ
レータ段数モニター回路から段数の情報を得て、リング
オシレータへ供給する電流量を制御することにより、シ
ステムの入力感度が高くなることをおさえている。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0021】図1は本発明の一実施例のPLL回路の構
成を示す。図1において、11は位相比較器、12はル
ープフィルタ、13は入力設定手段、14は電圧−電流
変換器、15はリングオシレータおよび16は1/N分
周器である。また、17は周波数引込手段であり、周波
数調整回路18とリングオシレータ段数モニタ19から
構成される。また、図1中の信号の内容は下記の表の通
りである。
【0022】
【表1】 REF CLK 参照クロック(基本周波数,引込周波数) UP 周波数アップ信号(アップパルス) DW 周波数ダウン信号(ダウンパルス) LOOK OUT ループフィルタからの出力信号 RLOCK リングオシレータの段数固定信号(段数ロック信号) FCLK フレームクロック(段数減少信号) RCLK リングオシレータから出力されるクロック (出力周波数) GM OUT ループフィルタの出力をV−Iに変換した信号 MCLK マスタークロック GM CONT 電圧−電流変換器のGMコントロール信号 本発明のPLL回路の主たる特徴は高速で周波数引き込
みができる点である。この点を含めて実施例の全体動作
を図1のブロック図と図2の周波数引き込み動作チャー
トにより説明する。
【0023】(1)基本作用 スタート時に自動リセット操作により、リングオシレ
ータ15は最大段数に設定されると共に、リングオシレ
ータ15は入力設定手段13にその入力が切り換えられ
る。
【0024】入力設定手段13に設定される電圧値は例
えば3/5VDDであり、その値はリングオシレータ15
が中間の適当な段数のとき、引込周波数(基準周波数R
EFCLK)よりわずかに高い出力周波数(RCLK)
を出すレベルである。しかし、最大段数においてはその
値による出力周波数は基準周波数よりも大幅に低くな
る。
【0025】周波数引込手段17の周波数調整回路1
8は所定期間毎のダウンパルスDWをカウントし、それ
が予め設定した値に達しないときは、その都度リングオ
シレータ15の段数を1段下げるパルス(FCLK)を
出した後リセットし、再びダウンパルスのカウントを開
始する。また所定期間毎のダウンパルスが予め設定した
値に達したときは、リングオシレータ15を段数ロック
する信号(RLOCK)を出すと共に、その入力をルー
プフィルタ12からの信号に切り換える。
【0026】スタート時はリングオシレータ15の出力
周波数が対応する基準周波数よりも低いので、位相比較
器11からアップパルスUPのみ出力される。従って、
周波数引込手段17から所定期間毎に段数減少信号FC
LKが出されて、図2に示すようにリングオシレータ1
5の段数が減少していき、それに伴って出力周波数は上
昇する。
【0027】出力周波数RCLKが基準周波数REF
CLKを超える付近から、位相比較器11からダウンパ
ルスDWが出始める。そして、そのダウンパルスDWが
所定期間内(例えば、基準周波数32クロック)に予め
設定した値(例えば、8ダウンクロック)に達成したと
き、周波数引込手段17からRLOCK信号が出されて
リングオシレータ15の段数がロックされ、その入力が
ループフィルタ12側に切り換わり、周波数引き込みが
行われる。しかし、このときリングオシレータ15の出
力周波数は引込周波数よりわずかに高い値であるため、
ラフな引き込みとなる。そして、それ以降は位相比較器
11の通常の作用により基準周波数に対応する出力周波
数にロックされる。
【0028】(2)その他 周波数引込手段17において、所定期間毎のダウンパ
ルスDWを予め設定した値に達するか否か検出するの
は、リングオシレータ15の出力周波数が基準周波数に
近いとき、出力周波数が基準周波数よりも低いときでも
ダウンパルスが出たり、アップ−ダウンの交互パルスが
出るときがあるため、1個のダウンパルスでは誤動作す
るおそれがあるためであり、バッファ作用として複数、
例えば8個のダウンパルスをカウントして初めてロック
信号を出している。
【0029】リングオシレータ15は電圧−電流変換
器(V−I)14を介してループフィルタ12に接続さ
れている。しかし、リングオシレータ15が電圧入力動
作するタイプのもの、またはその入力部に電圧−電流変
換手段を有している場合には、この電圧−電流変換器1
4を省略することができることは勿論である。
【0030】本発明の実施例では電圧−電流変換器1
4を設けており、その入力側において入力設定手段13
が切り換えられている。この例において引き込み前で入
力設定手段13が接続されているときは、リングオシレ
ータ15の入力値はループフィルタ12の出力に関係な
くその設定値に固定される。そして、引き込み動作(R
LOCK信号)が行われた直後は、その設定値レベルが
ループフィルタ12のコンデンサに蓄積されているの
で、そのレベルから通常のPLL動作に乗り移るので、
切り換えに伴う不連続性がないという利点がある。
【0031】しかしこの例においても、リングオシレー
タ15の入力部に直接電流源からの電流設定値を入力す
ることもでき、その場合においてもリングオシレータ1
5の入力部の容量如何によりスムーズに乗り移ることが
可能である。
【0032】次に、図1の各回路の内部を詳細に説明す
る。
【0033】位相比較器11と周波数調整回路18 REFCLKとRCLKの周波数を位相比較器11によ
り決められた期間内で比較して、REFCLKの周波数
の方が高かったならば、リングオシレータ15の段数を
ひとつ減らし、一方REFCLKの周波数の方が低かっ
たならば、リングオシレータ15の段数をそこで固定す
るというアーキテクチャーで動作する周波数調整回路1
8をシステム内に組み込むことにより、最適のリングオ
シレータの段数を選択することを可能としている。周波
数調整回路18が動作している間、リングオシレータ1
5の動作スピードを変える制御電圧(または制御電流)
GM OUTはある値に固定される。
【0034】図3は図1の位相比較器11の構成例を示
し、図4は図1の周波数調整回路18の構成例を示し、
また、図5はこれら回路の入出力信号のタイミングを示
す。
【0035】図3に示す位相比較器11は基本周波数R
EFCLKに比べてDCLKの周波数が速いか、または
位相が進んでいるときに、DW信号がアクティブにな
り、一方DCLKの周波数が遅いかまたは位相が遅れて
いるときにUP信号がアクティブになる回路である。
【0036】図4に示すDW8カウントブロック182
は位相比較器11からのDW信号をカウントするブロッ
クで、8個DW信号を数えた時点でリングオシレータ1
5の段数を変えるクロック(FCLK)がディセーブル
(disable)され、RLOCKはイネーブル(e
nable)される。DW8カウントブロック182は
複数のフリップフロップから成り、MCLKはREFC
LKより高い周波数のマスタクロックである。REFC
LK32カウントブロック181はREFCLKを32
個数えるブロックで、この32クロックでREFCLK
とDCLKの周波数を測定する期間を作っている。
【0037】すなわち、32クロック間にDW信号が8
未満なら、フレームクロックを加えて、1段減らして、
次のリングオシレータ15の段数にし、一方フレーム期
間内でDW≧8になる場合は、DW信号を8個数えた時
点で、RLOCKを出力し、リングオシレータの段数を
固定する様に周波数調整回路18は機能する。
【0038】ループフィルタ12 図6に示すように、ループフィルタ12は、位相比較器
11からのUP/DW信号をリングオシレータ15の制
御電圧に変換するブロックである。ループフィルタ12
は、UP信号がアクティブであるとき、SW1がONし
て、電流IUPがコンデンサCloopを充電する。D
W信号がアクティブであるときには、SW2がONして
電流IDWがコンデンサCloopを放電する。以上の
様にして電流をUP/DW信号によりリングオシレータ
15の制御電圧LOOP OUTに変換できる。
【0039】電圧−電流変換器14 電圧−電流変換器14は、制御電圧LOOP OUTを
制御電流GM OUTに変換する機能をもつ回路であ
る。その回路図はで後述の図10に示す。また、その
電圧−電流変換器14の出力特性を図11に示す。
【0040】リングオシレータ15 次に、リングオシレータ15の機能について説明する。
本実施例では図7に示すような11段リングオシレータ
15を採用した。リングオシレータ15は、電流一定の
インバータ151で構成されているので、低ノイズが期
待できる。図8はそのインバータ151の構成例であ
る。
【0041】リングオシレータ15は、リセット時はS
W11のみがONで、その他のSW(スイッチ)はOF
Fとなり、11段リングオシレータを構成している。
【0042】リセットが解除されると11段リングオシ
レータの状態から発振を開始する。フレームクロックF
CLKによりシフトレジスタ150のデータが変化し
て、ONするSWの位置が変わる。その結果、リングオ
シレータの段数が変わることになる。なお、段数が変わ
りリングオシレータとしては不用になったインバータ
(8段リングオシレータの場合、9〜11段目のインバ
ータ)はパワーダウン監視用シフトレジスタを用意すれ
ば、そこからの信号でパワーダウンさせることができ
る。このため、周波数が高くなっても消費電流は大にな
らないという利点が生まれる。
【0043】1/N分周器16 1/N分周器16のブロックの機能について説明する。
本実施例ではN=32を採用した。図9に示すように分
周器16は1/8分周器161と1/4分周器162を
有し、この分周器16でリングオシレータ15から出力
されるクロックRCLKを1/8分周してマスタークロ
ック(MCLK)を作り、さらにそれを1/4分周して
DCLKを作っている。
【0044】リングオシレータ段数モニタ19 図10に示すようにリングオシレータ段数モニタ19
は、リングオシレータ15の段数を監視するとともに、
その段数で必要なdI/dVを電圧−電流変換器14に
与える機能をもつ。即ち、4ビットカウンタ191を用
いてカウント出力の2ビットのみを使用し、この2ビッ
ト信号で電圧−電流変換器14のゲインを変えている。
【0045】リングオシレータ段数モニタ19の上記機
能によりリングオシレータ15の段数が変化することに
よって生ずる急激なゲイン(dFreq./dI)の上
昇をおさえることができる。これは、リングオシレータ
15の入力感度を下げることと等価である。すなわち、
ノイズがリングオシレータ15に混入してもそのゲイン
はリングオシレータ段数モニタ19からの信号GM O
UTにより抑圧されるので、ジッタを生じさせにくくす
ることができる。
【0046】(システム動作)次に、図12のフローチ
ャートを参照して本実施例のPLL回路のシステム動作
を説明する。あるクロックにロックさせる前に必ずリセ
ット状態にする(S0)。この時、リングオシレータ1
5は最大段数(例えば11段リングオシレータである場
合は11段)であり、Loop outの電位は基準電
圧源VREF からの出力である(S1)。
【0047】RLOCK=Hになるまで、例えばその基
準電位が3/5VDDである場合、Loop out=3
/5VDDのまま固定となり、VREF =1/2VDD,Lo
opout=3/5VDDの条件で、位相比較器11でR
EFCLKとDCLKの周波数が比較されることにな
る。RLOCK=Lの期間はループフィルタ12に付い
ている容量がどんなに大きくとも、その容量によらず周
波数をラフに引き込むことができる。本実施例では32
REFCLKを1フレームとしてDWの個数をカウント
する(S2)。
【0048】現フレームでDW<8ならば(S3)、次
のフレームではリングオシレータ15の段数を1つ減ら
し(S4)、DWをカウントするカウンタ182をリセ
ットして(S2)、再度DWの個数を数える。
【0049】DW=8になった時点で(S3)、即座に
RLOCK=Hとなり、リングオシレータ15の段数は
固定となる。そしてLoop outはループフィルタ
12からの出力に切り替わり、通常の引き込み動作にな
る。ループフィルタ12に付いている容量はRLOCK
=Hの期間に3/5VDDに充電されており、通常引き込
み動作はLoop out=3/5VDD(基準電位が3
/5VDDである場合)から開始することになる(S
6)。
【0050】なお、リングオシレータ15の段数が2段
になってもDW<8である場合は、現条件(2段でV
REF =1/2VDDかつLoop out=3/5VDD
はロックできない(S5)。
【0051】以上の説明でラフな周波数引き込みに必要
な最大時間は
【0052】
【数1】32REFCLK×9=288REFCLK となる。これはループフィルタ12の容量の大きさによ
らない。DW=8となったとき、RLOCK=Hと設定
した理由は、REFCLKとDCLKの位相の関係でD
CLKの周波数が低くてもDWが出る場合があるので、
これを排除するためである。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
周波数引込手段である周波数調整回路と段数可変なリン
グオシレータを組み合わせているので、広いロックレン
ジでかつ高速動作での周波数引き込みを得ることができ
る。さらに、ループフィルタの容量によらずある決まっ
たクロック数で周波数を速く引き込むことができる。
【0054】また、本発明では、リングオシレータを構
成するインバータをカレントコンスタントな全差動イン
バータを用いることにより低ノイズ化を実現できる。さ
らに、不用なインバータをパワーダウンすることにより
高速動作時でも低消費電流での発振を可能となる。さら
に、リングオシレータ段数モニタからの信号でdI/d
V(GM)を制御することにより、PLL回路の入力感
度をおさえ、ノイズによって生ずるジッターを防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のPLL回路の全体の構成を
示すブロック図である。
【図2】図1の本発明の一実施例の動作を示すタイミン
グチャートである。
【図3】図1の位相比較器の構成例を示す回路図であ
る。
【図4】図1の周波数調整回路の構成例を示す回路図で
ある。
【図5】図4の周波数調整回路の動作を示すタイミング
チャートである。
【図6】図1のループフィルタの構成例を示す回路図で
ある。
【図7】図1のリングオシレータの構成例を示す回路図
である。
【図8】図7のリングオシレータのインバータの構成例
を示す回路図である。
【図9】図1の1/N分周器の構成例を示すブロック図
である。
【図10】図1の電圧−電流変換器およびリングオシレ
ータ段数モニタの構成例を示す回路図である。
【図11】図10の電圧−電流変換器の出力特性を示す
グラフである。
【図12】本発明の一実施例のPLL回路の動作手順を
示すフローチャートである。
【図13】従来のPLL回路の構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
11 位相比較器 12 ループフィルタ 13 入力設定手段 14 電圧−電流変換器 15 リングオシレータ(リング発振器) 16 1/N分周器 17 周波数引込手段 18 周波数調整回路 19 リングオシレータ段数モニタ 20 基準電圧発生回路 150 シフトレジスタ 151 電流一定のインバータ 161 1/8分周器 162 1/4分周器 181 REFCLK32カウントブロック 182 DW8カウントブロック 191 4ビットカウンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03L 7/099

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位相比較器、ループフィルタおよび段数
    可変のリングオシレータを有するPLL回路において、 前記リングオシレータの入力を所定値に設定する入力設
    定手段と、 前記リングオシレータを最大段数に設定すると共にその
    入力に前記入力設定手段からの設定信号に切り換える初
    期リセット手段と、 所定期間毎の前記位相比較器のダウンパルスをカウント
    し、そのカウント値が予め設定された値に達しないとき
    にはその都度前記リングオシレータの段数を1段減少さ
    せ、そのカウント値が予め設定された値に達したときに
    は前記リングオシレータを段数ロックすると共にその入
    力をループフィルタからの信号に切り換える周波数引込
    手段とを備えていることを特徴とするPLL回路。
  2. 【請求項2】 前記リングオシレータの使用段数に比例
    して該リングオシレータに供給される入力を制限する入
    力制限手段が設けられていることを特徴とする請求項1
    に記載のPLL回路。
  3. 【請求項3】 前記リングオシレータの各段が電流一定
    の差動形インバータにより構成されていることを特徴と
    する請求項1または2に記載のPLL回路。
  4. 【請求項4】 前記リングオシレータにおける減少され
    て使用しない段の消費電流を減少する消費電流減少手段
    が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいず
    れかに記載のPLL回路。
  5. 【請求項5】 前記ループフィルタと前記リングオシレ
    ータの間に電圧−電流変換器が設けられていることを特
    徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のPLL回路。
  6. 【請求項6】 位相比較器、ループフィルタおよび段数
    可変のリングオシレータを有するPLL回路の周波数引
    込方法において、 前記リングオシレータを最大段数に設定すると共に該リ
    ングオシレータの入力を所定値に固定してPLL回路を
    スタートさせた後、 該リングオシレータの段数を所定間隔毎に次々と減少さ
    せてその出力周波数を上昇させて、その出力周波数の値
    が基準周波数を超える値まで上昇したときに前記段数の
    減少を停止すると共に、 該リングオシレータの入力を前記ループフィルタの出力
    に切り換えることを特徴とするPLL回路の周波数引込
    方法。
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