JPH08106271A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH08106271A
JPH08106271A JP24283794A JP24283794A JPH08106271A JP H08106271 A JPH08106271 A JP H08106271A JP 24283794 A JP24283794 A JP 24283794A JP 24283794 A JP24283794 A JP 24283794A JP H08106271 A JPH08106271 A JP H08106271A
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JP24283794A
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English (en)
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Mikio Oshiro
幹夫 大城
Katsunori Tanaka
克憲 田中
Daiki Miyahara
大樹 宮原
Toshiya Onodera
俊也 小野寺
Katsuhiko Kishida
克彦 岸田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、アクティブマトリクス型LCDに
関し、ECB方式のように比較的応答速度の遅い特性を
持った液晶表示パネルを高速に駆動可能とし、ひいては
液晶表示の高速処理に寄与することを目的とする。 【構成】 少なくとも表示データDT及び垂直同期信号
VSに基づいて液晶表示パネル内の各データラインにつ
ながる各画素への表示データの書き込みを制御する表示
データ制御回路を備え、該表示データ制御回路により、
垂直同期信号VSの所定数の垂直周期期間において少な
くとも1垂直周期期間は、表示データDTにかかわらず
特定の電圧データFDを前記各データラインに印加する
ように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示装置(LC
D)に係り、特に、比較的応答速度の遅い液晶表示パネ
ルを高速に駆動するのに適応されたTFT(Thin Film
Transistor)方式のアクティブマトリクス型LCDに関
する。
【0002】
【従来の技術】図5には典型的なTFT方式のアクティ
ブマトリクス型LCDにおける1画素の構成と液晶駆動
電圧の波形が示される。図5(a)において、Qはスイ
ッチング素子としてのTFT、SLはTFTのゲート
(G)に接続されるスキャンライン、DLはTFTのド
レイン(D)に接続されるデータラインを示し、PはT
FTのソース(S)に接続される液晶を挟む画素電極を
等価的に表している。また、CLCは液晶容量、CELは
対向電極、CGSは寄生容量を示す。
【0003】かかる構成を有する画素を備えた液晶表示
パネルにおいて、表示データに応じた駆動電圧は、デー
タバス・ドライバにより各データラインDLに印加さ
れ、更に画素毎に設けられたTFTを介して画素電極P
(つまり液晶)へ印加される。各画素のTFTは、液晶
表示パネルの各スキャンラインSLに接続されたスキャ
ンバス・ドライバによってそのオン/オフが制御され
る。
【0004】図5(b)及び(c)には、データライン
DLに印加される駆動電圧(ドレイン電圧)とスキャン
ラインSLに印加される駆動電圧(ゲート電圧)の波形
が示される。同図に示すように、垂直同期信号の1周期
(1垂直周期)TVSの間のある水平周期間のみゲート電
圧の立ち上がりにより当該TFTはオンし、次の垂直周
期において新たな電圧を書き込むまでは当該TFTはオ
フしている。
【0005】一般に知られている捩じれネマティック
(TN:twisted nematic)方式の液晶セルを用いた液晶
表示パネルは、液晶駆動電圧(データライン印加電圧)
の増減に対して図6(a)に示すような光透過特性を有
している。従って、かかる液晶セルに赤(R),緑
(G)及び青(B)の3色のカラーフィルタを加えるこ
とでカラー表示が行える。
【0006】これに対し、複屈折制御(ECB:electri
cally controlled birefringence)方式の液晶セルを用
いた液晶表示パネルは、R,G及びBのそれぞれの波長
毎に屈折率が大きく異なるため、図6(b)に示すよう
な光透過特性を有している。また、液晶駆動電圧(デー
タライン印加電圧)の大きさに依存してR,G及びBの
それぞれの光透過特性が異なるため、カラーフィルタ無
しでカラー表示が行えるという利点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ECB
型液晶表示パネルにおいては、液晶駆動電圧の変化に対
する応答が、TN型液晶表示パネルでは高々十数msな
のに対して、駆動電圧が減少する場合(つまり駆動電圧
の絶対値レベルが大きい値から小さい値に変化する場
合)には数十msから百数十msと遅く、また駆動電圧
が増大する場合(つまり駆動電圧の絶対値レベルが小さ
い値から大きい値に変化する場合)には数十msから数
百msと遅くなるといった問題があった。
【0008】また、液晶駆動電圧の変化量による液晶セ
ルの応答特性のばらつきが比較的大きいといった不都合
もあった。本発明は、かかる従来技術における課題に鑑
み創作されたもので、ECB方式のように比較的応答速
度の遅い特性を持った液晶表示パネルを高速に駆動可能
とし、ひいては液晶表示の高速処理に寄与することがで
きる液晶表示装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】ECB方式のように比較
的応答速度の遅い液晶セルでは、駆動電圧の変化に対す
る平均応答速度は、一般に、駆動電圧の絶対値が減少す
る場合に比べて駆動電圧の絶対値が増大する場合の方が
遅い。そこで、表示データが変化する場合に常に駆動電
圧の変化量が小さくなるように当該駆動電圧の大きさを
制御するようにすれば、液晶表示パネルの平均応答速度
を速くすることができる。
【0010】従って、本発明の第1の形態によれば、ア
クティブマトリクス型の液晶表示パネルを備えた液晶表
示装置において、少なくとも表示データ及び垂直同期信
号に基づいて前記液晶表示パネル内の各データラインに
つながる各画素への表示データの書き込みを制御する表
示データ制御回路を具備し、該表示データ制御回路によ
り、前記垂直同期信号の所定数の垂直周期期間において
少なくとも1垂直周期期間は、前記表示データにかかわ
らず特定の電圧データを前記各データラインに印加する
ことを特徴とする液晶表示装置が提供される。
【0011】また、本発明の第2の形態によれば、アク
ティブマトリクス型の液晶表示パネルを備えた液晶表示
装置において、少なくとも表示データ及び垂直同期信号
に基づいて前記液晶表示パネル内の各データラインにつ
ながる各画素への表示データの書き込みを制御する表示
データ制御回路を具備し、該表示データ制御回路によ
り、前記表示データが変化した時に少なくとも1垂直周
期期間は特定の電圧データを前記各データラインに印加
し、その後前記変化した表示データに応じた駆動電圧を
前記各データラインに印加することを特徴とする液晶表
示装置が提供される。
【0012】後述するように本発明の好適な実施態様で
は、上記特定の電圧データは、各データラインに印加し
得る駆動電圧のうち絶対値レベルが最大の電圧に設定さ
れている。
【0013】
【作用】上述した本発明の第1の形態に係る構成によれ
ば、垂直同期信号の所定数の垂直周期期間のうち少なく
とも1垂直周期期間は、表示データに関係なく特定の電
圧データ(好適には液晶駆動電圧のうち絶対値レベルが
最大の電圧)を各データラインに印加するようにしてい
る。
【0014】従って、ECB方式のように比較的応答の
遅い液晶表示パネルに対しても液晶駆動を高速に行うこ
とができ、ひいてはLCD全体としての高速動作を実現
することが可能となる。また、本発明の第2の形態に係
る構成によれば、表示データが変化した場合のみ、少な
くとも1垂直周期期間は特定の電圧データを各データラ
インに印加し、その後上記変化した表示データに応じた
駆動電圧を各データラインに印加するようにしているの
で、第1の形態と同様、比較的応答速度の遅い特性を持
った液晶表示パネルでも高速に駆動することが可能とな
る。
【0015】なお、本発明の他の構成上の特徴及び作用
の詳細については、添付図面を参照しつつ以下に記述さ
れる実施例を用いて説明する。
【0016】
【実施例】図1には本発明の一実施例に係るアクティブ
マトリクス型LCDの全体構成が概略的に示される。同
図において、10は液晶表示パネルを示し、その中のP
ij(i=1〜m;j=1〜n)が「画素」と称する最小
の表示単位を表している。各画素Pijは、マトリクス状
に配列された複数のスキャンラインSLi 及び複数のデ
ータラインDLj の交差部に配設されており、図5
(a)に示したような構成を有している。すなわち各画
素Pijは、対応するスキャンラインSLi が選択された
時に対応するデータラインDLj 上の表示データ電圧を
伝達するTFT(図5(a)におけるトランジスタQ)
と、対応するTFTを介して伝達された電圧情報を記憶
する液晶容量(図5(a)における容量CLC)とから成
っている。なお、液晶表示パネル10において、横方向
(スキャンラインの方向)の画素の並びを表示ラインと
称し、LCDへの表示用のデータはこの表示ライン毎に
書き込まれる。
【0017】また、20はLCD全体を制御する制御回
路を示し、外部から入力される表示データDT、該表示
データと同期して与えられるタイミング用クロックC
K、水平同期信号HS及び垂直同期信号VSに応答し
て、表示データDTの各画素への書き込み及び表示のた
めの各種制御を行う機能を有している。この制御回路2
0は、後述する各ドライバを介して液晶表示パネル10
を駆動するのに必要な各制御信号C0,1 及びC2 を生
成する機能、表示データDTをそれぞれ所定の極性を持
つ上表示データUDT及び下表示データDDTに振り分
けて出力する機能、及び、各データラインDLj に印加
する液晶駆動電圧(すなわち、階調レベルに応じた複数
の基準電圧)を発生し、各ドライバへそれぞれDV1,D
2 として供給する機能を有している。
【0018】21はスキャンバス・ドライバを示し、制
御回路20から供給される制御信号C0 に応答して液晶
表示パネル10内のスキャンラインSL1 〜SLm を順
次駆動する。また、22は上データバス・ドライバを示
し、制御回路20から供給される上表示データUDT、
制御信号C1 及び階調レベルに応じた基準電圧DV1
応答して液晶表示パネル10内の各データラインDL1,
DL3,DL5,………,を駆動する。同様に、23は下デ
ータバス・ドライバを示し、制御回路20から供給され
る下表示データDDT、制御信号C2 及び階調レベルに
応じた基準電圧DV2 に応答して液晶表示パネル10内
の各データラインDL2,DL4,DL6,………, を駆動す
る。本実施例では、複数のデータラインDL1 〜DLn
を駆動するために、上データバス・ドライバ22と下デ
ータバス・ドライバ23を、それぞれの出力ラインが櫛
形状に接続されるように上下に配置しているが、駆動方
式の種類によっては片側からの駆動でも実現することは
可能である。
【0019】なお、図1には図示していないが、上下の
各データバス・ドライバ22,23は、例えば、シフト
レジスタと、それぞれNビット(Nは表示データDTの
ビット数)の容量を持つ第1及び第2のメモリと、デコ
ーダと、セレクタとを備えて構成され得る。かかる構成
において、シフトレジスタは、表示ライン毎に制御回路
20から供給されるスタート信号(制御信号C1,C2
により動作を開始し、同じく制御回路20から供給され
るクロック(制御信号C1,C2 )により歩進してタイミ
ング信号を生成する。第1のメモリは、制御回路20か
ら供給される上表示データUDTを上記タイミング信号
に応答して取り込む。第2のメモリは、第1のメモリに
データが取り込まれた後、次の表示ラインのデータが到
来する前に第1のメモリ内のデータを、制御回路20か
ら供給されるタイミング信号(制御信号C1,C2 )に応
答して取り込む。デコーダは、第2のメモリに蓄積され
たディジタルデータをデコードする。セレクタは、この
デコード結果に基づき、制御回路20から供給される階
調レベルに応じた複数の基準電圧DV1 のうちいずれか
1つを選択する。つまり、セレクタは、第2のメモリに
蓄積されたディジタルデータに対応したアナログ信号を
発生させるための一種のD/A変換器として機能する。
このようにして複数の基準電圧のうちいずれか1つが選
択され、各データラインDL1,DL3,DL5,………, 又
はDL2,DL4,DL6,………, に出力される。
【0020】同様に図1には図示していないが、スキャ
ンバス・ドライバ21は、例えば、シフトレジスタと、
各スキャンラインSL1 〜SLm に対応して設けられる
ドライバとを備えて構成され得る。かかる構成におい
て、シフトレジスタは、制御回路20から供給されるス
タート信号(制御信号C0 )により動作を開始し、同じ
く制御回路20から供給されるクロック(制御信号
0 )により歩進して液晶表示パネル10の表示ライン
毎の各画素のTFTを駆動するための信号を順次発生す
る。なお、上記スタート信号は前述した垂直同期信号V
Sと同じ周期を有し、上記クロックは水平同期信号HS
と同じ周期を有する。各ドライバは、シフトレジスタの
出力からTFTのオン/オフを制御できる電圧にレベル
変換を行い、それぞれ対応するスキャンラインに出力す
る2値出力回路として機能する。これによって、アナロ
グスイッチであるTFTのゲート電圧を制御してスイッ
チ機能をオン/オフすることができ、各データバス・ド
ライバ22,23から出力される各データラインDL1
〜DLn 上の表示データの信号電圧を表示ライン毎にT
FTを通して液晶容量に書き込むことができる。
【0021】図2には制御回路20の本発明に係る部
分、すなわち表示データ制御部の一構成例が示される。
図示の回路は、垂直同期信号VSに応答して第1,第2
の選択信号SEL1,SEL2を生成する選択信号生成
回路30と、第1の選択信号SEL1又は第2の選択信
号SEL2に基づいて表示データDTと固定電圧データ
FDの一方を選択的に出力するセレクタ35とを有して
いる。セレクタ35は、例えば、各選択信号SEL1,
SEL2が“L”レベルの時は表示データDTを、
“H”レベルの時は固定電圧データFDをそれぞれ選択
出力する。この選択出力されたデータは、上表示データ
UDT又は下表示データDDTとしてそれぞれデータバ
ス・ドライバ22又は23に供給される。
【0022】なお、固定電圧データFDは、液晶表示パ
ネル10内の各データラインDL1〜DLn に印加し得
る駆動電圧のうち絶対値レベルが最大の電圧に設定され
ている。また、選択信号生成回路30は、垂直同期信号
VSを1周期ずつカウントするカウンタ31(74HC
163)と、該カウンタのカウント値〔2〕,〔4〕及
び〔8〕をデコードするデコーダ32(74HC10)
とを有している。ここに各カウント値〔2〕,〔4〕及
び〔8〕は、カウンタ31が垂直同期信号VSをそれぞ
れ2周期分、4周期分及び8周期分カウントした時に、
“H”レベルで出力される。この“H”レベルのカウン
ト値〔2〕は第1の選択信号SEL1としてセレクタ3
5に供給され、同様にデコーダ32の“H”レベルの出
力は第2の選択信号SEL2としてセレクタ35に供給
される。
【0023】図2の回路構成によれば、カウンタ31が
垂直同期信号VSを2周期分カウントする毎に、カウン
ト値〔2〕すなわち第1の選択信号SEL1が“H”レ
ベルとなるので、これを受けてセレクタ35は、2垂直
周期毎に表示データDTと固定電圧データFDを交互に
選択出力する。また、カウンタ31が垂直同期信号VS
を14周期分カウントした時に、デコーダ32の出力す
なわち第2の選択信号SEL2が“H”レベルとなるの
で、これを受けてセレクタ35は、14垂直周期と2垂
直周期とで表示データDTと固定電圧データFDを切り
換えて選択出力する。
【0024】このように図2に示す回路構成によれば、
垂直同期信号VSの16垂直周期期間のうち2垂直周期
期間は、表示データDTに関係なく固定電圧データFD
を駆動電圧として各データラインに印加するようにして
いるので、例えばECB方式のように比較的応答速度の
遅い液晶表示パネルでも高速に駆動することが可能とな
る。これは、LCD全体としての高速動作に寄与するも
のである。
【0025】なお、図2の構成例では、セレクタ35に
供給する選択信号SEL1,SEL2はカウンタ31の
カウント値に基づいて生成するようにしたが、かかる選
択信号の生成手段はこれに限定されない。例えば、図示
はしないが垂直同期信号VSを分周した信号を用いて各
選択信号SEL1,SEL2を生成することも可能であ
る。また、表示データDTと固定電圧データFDの切り
換えを垂直同期信号VSの何周期毎に行うかは、カウン
タ31とデコーダ32の構成を適宜変更すれば任意に変
えられる。
【0026】図3には図2の回路で生成された選択信号
に基づく液晶駆動電圧の一波形例が示される。図示の例
では、第1の選択信号SEL1に基づいてセレクタ35
が表示データDTと固定電圧データFDを2垂直周期
(2TVS)毎に交互に選択出力した場合の液晶駆動電圧
(すなわち、データラインに接続される各画素のTFT
のドレイン電圧)の波形が示されている。図中、T1
表示データDTに応じた駆動電圧が印加されている期間
(=2TVS)、T2 は固定電圧データFDに応じた駆動
電圧が印加されている期間(=2TVS)を表す。
【0027】図4には制御回路20の本発明に係る部
分、すなわち表示データ制御部の他の構成例が示され
る。図示の回路は、垂直同期信号VSに応答して読み出
し/書き込み(R/W)の切り換えを制御する信号(R
/W制御信号)を出力するR/W切り換え回路41と、
R/W制御信号に応答するインバータ42と、クロック
CK、水平同期信号HS及び垂直同期信号VSに基づい
てメモリアクセス用のアドレスを生成する回路43と、
インバータ42を介して供給されるR/W制御信号とア
ドレス生成回路43で生成されたアドレス信号に基づい
てデータ読み出し又は表示データDTの書き込みが行わ
れるメモリブロック44と、R/W切り換え回路41か
ら供給されるR/W制御信号とアドレス生成回路43で
生成されたアドレス信号に基づいてデータ読み出し又は
表示データDTの書き込みが行われるメモリブロック4
5と、R/W切り換え回路41から供給されるR/W制
御信号に基づいてメモリブロック44,45のいずれか
一方の出力を選択出力するセレクタ46と、該セレクタ
の出力を表示データDTと比較する回路47と、この比
較結果に基づいて表示データDTと固定電圧データFD
の一方を選択出力するセレクタ48とを有している。
【0028】各メモリブロック44,45は、それぞれ
1垂直周期間の表示データを格納し得る記憶容量を有し
ており、垂直同期信号VSに基づいてR/W切り換え回
路41で生成されるR/W制御信号により、互いに且つ
交互に読み出し動作と書き込み動作が切り換えられるよ
うに制御される。例えば、メモリブロック44にデータ
の書き込みが行われている垂直周期間は、メモリブロッ
ク45ではデータの読み出しが行われている。従って、
R/W切り換え回路41は、例えばフリップフロップ等
を用いて、垂直同期信号VSを1/2分周するような回
路構成にすればよい。
【0029】セレクタ46は、R/W制御信号により、
読み出し動作を行っているメモリブロック44又は45
のデータを選択出力する。例えば、R/W制御信号が
“H”レベルの時にメモリブロック45がデータ読み出
しを行い、メモリブロック44がデータ書き込みを行う
ものとすれば、この“H”レベルのR/W制御信号に基
づいてセレクタ46はメモリブロック45のデータを選
択出力する。
【0030】セレクタ48は、比較回路47の比較結果
が「一致」を指示する時は表示データDTを、「不一
致」を指示する時は固定電圧データFDをそれぞれ選択
出力する。この選択出力されたデータは、上表示データ
UDT又は下表示データDDTとしてそれぞれデータバ
ス・ドライバ22又は23に供給される。図4に示す回
路構成によれば、比較回路47により、表示データDT
がメモリブロック44又は45に記憶された1垂直周期
前の表示データと比較され、両者が一致した場合には、
セレクタ48により表示データDTが選択出力され、各
データバス・ドライバ22,23に供給される。また、
両者のデータが不一致の場合には、セレクタ48により
固定電圧データFDが選択出力され、各データバス・ド
ライバ22,23に供給される。
【0031】つまり、表示データDTが変化した場合の
み、固定電圧データFDが液晶表示パネル10内の各デ
ータラインに駆動電圧として印加され、その後、変化し
た表示データに応じた駆動電圧が各データラインに印加
される。これによって、図2に示す回路と同様、比較的
応答速度の遅い特性を持った液晶表示パネルでも高速に
駆動することが可能となる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、E
CB方式のように比較的応答速度の遅い特性を持った液
晶表示パネルでも高速に駆動することが可能となるの
で、その平均応答速度を速くすることができる。これ
は、LCD全体としての高速動作に大いに寄与するもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るアクティブマトリクス
型LCDの全体構成を概略的に示したブロック図であ
る。
【図2】図1における制御回路の本発明に係る部分の一
構成例を示す図である。
【図3】図2の回路で生成された選択信号に基づく液晶
駆動電圧の一例を示す波形図である。
【図4】図1における制御回路の本発明に係る部分の他
の構成例を示す図である。
【図5】典型的なTFT−LCDにおける1画素の構成
と液晶駆動電圧の波形を示す図である。
【図6】液晶駆動電圧に対する光の透過特性を示す図で
ある。
【符号の説明】
10…液晶表示パネル 20…制御回路 21…スキャンバス・ドライバ 22,23…データバス・ドライバ 30…選択信号生成回路 31…カウンタ 32…デコーダ 35…セレクタ 44,45…メモリブロック 47…比較回路 48…セレクタ CK…タイミング用クロック DL1 〜DLn …データライン DT…表示データ FD…特定の電圧データ(固定電圧データ) HS…水平同期信号 Pij…画素 SEL1,SEL2…選択信号 SL1 〜SLm …スキャンライン VS…垂直同期信号 TVS…垂直同期信号VSの1垂直周期期間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野寺 俊也 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 岸田 克彦 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクティブマトリクス型の液晶表示パネ
    ルを備えた液晶表示装置において、 少なくとも表示データ(DT)及び垂直同期信号(V
    S)に基づいて前記液晶表示パネル内の各データライン
    につながる各画素への表示データの書き込みを制御する
    表示データ制御回路を具備し、 該表示データ制御回路により、前記垂直同期信号の所定
    数の垂直周期期間において少なくとも1垂直周期期間
    は、前記表示データにかかわらず特定の電圧データ(F
    D)を前記各データラインに印加することを特徴とする
    液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記表示データ制御回路は、前記表示デ
    ータと前記特定の電圧データのいずれか一方を選択信号
    (SEL1,SEL2)に基づいて選択出力するセレク
    タ(35)と、前記垂直同期信号に基づいて前記選択信
    号を生成する回路(30)とを有することを特徴とする
    請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記選択信号を生成する回路は、前記垂
    直同期信号を1周期ずつカウントするカウンタ(31)
    と、該カウンタによる少なくとも1つの所定数周期分の
    カウント値をデコードするデコーダ(32)とを有し、
    前記カウンタ及びデコーダの少なくとも一方の出力から
    前記選択信号を生成することを特徴とする請求項2に記
    載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記選択信号を生成する回路は、前記垂
    直同期信号を分周する手段を有し、該分周された信号か
    ら前記選択信号を生成することを特徴とする請求項2に
    記載の液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 アクティブマトリクス型の液晶表示パネ
    ルを備えた液晶表示装置において、 少なくとも表示データ(DT)及び垂直同期信号(V
    S)に基づいて前記液晶表示パネル内の各データライン
    につながる各画素への表示データの書き込みを制御する
    表示データ制御回路を具備し、 該表示データ制御回路により、前記表示データが変化し
    た時に少なくとも1垂直周期期間は特定の電圧データ
    (FD)を前記各データラインに印加し、その後前記変
    化した表示データに応じた駆動電圧を前記各データライ
    ンに印加することを特徴とする液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 前記表示データ制御回路は、前記垂直同
    期信号の1垂直周期期間における表示データを記憶する
    メモリ手段(44,45)と、現垂直周期期間における
    表示データを前記メモリ手段に記憶された1垂直周期期
    間前の表示データと比較する手段(47)と、該比較の
    結果に基づいて現表示データ又は前記特定の電圧データ
    を選択的に出力するセレクタ(48)とを有することを
    特徴とする請求項5に記載の液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 前記特定の電圧データは、前記各データ
    ラインに印加し得る駆動電圧のうち絶対値レベルが最大
    の電圧に設定されていることを特徴とする請求項1から
    6のいずれか一項に記載の液晶表示装置。
JP24283794A 1994-10-06 1994-10-06 液晶表示装置 Withdrawn JPH08106271A (ja)

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JP24283794A JPH08106271A (ja) 1994-10-06 1994-10-06 液晶表示装置

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