JPH08104644A - 経口摂取用育毛剤 - Google Patents

経口摂取用育毛剤

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Publication number
JPH08104644A
JPH08104644A JP6266171A JP26617194A JPH08104644A JP H08104644 A JPH08104644 A JP H08104644A JP 6266171 A JP6266171 A JP 6266171A JP 26617194 A JP26617194 A JP 26617194A JP H08104644 A JPH08104644 A JP H08104644A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
royal jelly
type
growing agent
taken
Prior art date
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Pending
Application number
JP6266171A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Kobayashi
洋一 小林
Shuichiro Ueda
修一郎 上田
Katsuko Sudou
カツ子 須藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Viox Inc
Original Assignee
Viox Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Viox Inc filed Critical Viox Inc
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Publication of JPH08104644A publication Critical patent/JPH08104644A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 経口摂取用の育毛剤であって、ローヤルゼリ
ーの滋養強壮等の効果も期待できる育毛剤を提供する。 【構成】 ローヤルゼリーを有効成分として含有するも
ので、生タイプ、粉末状、ペースト状、打錠したもの、
カプセルタイプ、飲料タイプ等いずれのものであっても
よい。ローヤルゼリーは、そのまま摂取してもよく、例
えば、ハチミツ等に混合して摂取してもよく、栄養ドリ
ンクや清涼飲料水等に混合して摂取してもよい。なお、
摂取量は、ローヤルゼリーとして、一日当たり、2〜5
g程度とするのが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ローヤルゼリーを有効
成分として含有する経口摂取用の育毛剤に関する。
【0002】
【従来の技術】ローヤルゼリーは、若い働き蜂の分泌線
(下咽頭線、大腮腺)から分泌される乳白色を帯びた強
い酸味のある物質で、女王蜂を育てるための特別な餌と
なるものである。ローヤルゼリーの成分については、ま
だ不明の点もあるが、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、
アセチルコリン、10−ヒドロキシデセン酸、ステロー
ル、ホルモンなどの栄養成分をバランスよく含み、人体
に対して好ましい生理活性を持つことが知られている。
そのため古くから、生タイプ、カプセルタイプ、飲料タ
イプなどの健康食品、医薬品、化粧品等として利用され
ている。
【0003】ローヤルゼリーを化粧品としての利用した
ものには、例えば、特開平3-167113号、 特開平3-200709
号、 特開平5-58851 号、 特開平5-70334 号等がある。す
なわち、特開平3-167113号においては、 養毛剤中の皮脂
分泌過剰を正常化する成分として用いられ、特開平3-20
0709号においては、皮膚の血行及び新陳代謝を促進する
化粧料の保湿剤として利用され、特開平5-58851 号にお
いては、発毛、育毛剤の一つの成分であって、皮膚組織
の新陳代謝を促進し、皮膚の保湿性を高める成分として
用いられ、特開平5-70334 号においては、皮膚外用剤に
おける細胞賦活剤として利用されている。
【0004】このように、ローヤルゼリーには、皮脂分
泌過剰を正常化する効果や、血行及び新陳代謝を促進す
る効果があると考えられており、それを利用して発毛、
育毛剤や、化粧料に配合することが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ローヤルゼリーの育毛剤への利用は、全て外用剤として
塗布するタイプのものであった。育毛剤を塗布する場
合、特有の臭いがあり、また、均一に塗布しにくいとい
う問題があった。さらに、塗布した場合、ローヤルゼリ
ーの血行及び新陳代謝を促進する効果は利用できるもの
の、滋養強壮効果等の他の効果は期待できないという問
題もあった。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、優れた育毛効果を有し、塗布する必
要がなく、滋養強壮効果等も期待できる経口摂取用育毛
剤を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、繁殖を終
了した雌のマウスにローヤルゼリーを摂取させ、その生
理活性効果について調査している過程で、ほとんど毛が
抜け落ちている繁殖を終了した雌のマウスに、黒々と毛
が生えてくること、及び頭髪の薄くなった人間に、ロー
ヤルゼリーを摂取させると、頭髪が濃くなることを見出
し、この事実に基づいて本発明を完成させるに至った。
【0008】すなわち、本発明の経口摂取用育毛剤は、
ローヤルゼリーを有効成分として含有することを特徴と
する。
【0009】以下、本発明について好ましい態様を挙げ
て、詳細に説明する。本発明において、ローヤルゼリー
は、生タイプ、粉末状、ペースト状、打錠したもの、カ
プセルタイプ、飲料タイプ等いずれのものであってもよ
い。これらは、健康食品として各社から市販されてお
り、容易に入手することができる。
【0010】本発明の経口摂取用育毛剤は、ローヤルゼ
リーを有効成分として含有するが、その他、高麗人参、
イチョウバ、クコシ、ビタミンE、コンブエキス、ニン
ニクエキス等を併用するとより好ましい。
【0011】本発明の経口摂取用育毛剤は、そのまま経
口摂取してもよく、例えば、ハチミツ等に混合して摂取
してもよく、栄養ドリンクや清涼飲料水等に混合して摂
取してもよい。なお、摂取量は、ローヤルゼリーとし
て、一日当たり、2〜5g程度とするのが好ましい。
【0012】
【作用】本発明の経口摂取用育毛剤は、ローヤルゼリー
を有効成分として含有するものであり、ローヤルゼリー
をマウスに経口摂取させると、前述したような優れた育
毛効果が発現すること、及び人間に摂取させた場合に
も、同様な育毛効果が得られることがわかった。
【0013】また、ローヤルゼリーを経口摂取するの
で、従来より知られているローヤルゼリーの滋養強壮効
果、その他各種の生理活性効果等も期待することができ
る。
【0014】
【実施例】
実施例1 水に、ローヤルゼリーを1重量%濃度となるように添加
した。
【0015】比較例1 水をそのままコントロールとした。
【0016】実験例1 実施例1及び比較例1の水を、1群につき7匹の、体重
28〜32gの脱毛した繁殖を終了した雌のマウス(C3H
/He、12カ月齢)に、飲料水として飲ませた。なお、
マウスの一日当たりの飲料水の摂取量は3〜5ml程度で
あることから、ローヤルゼリーとしての摂取量は一日当
たり1〜1.5mg /g程度となる。
【0017】30日間経過後、実施例1の水を飲ませたマ
ウス7匹に発毛が見られ、90日間経過後、図1に示すよ
うに育毛した。
【0018】比較例2の水を飲ませたマウスは90日間経
過後も、図2に示すように発毛、育毛は見られなかっ
た。
【0019】図1と図2との比較から、ローヤルゼリー
を経口摂取すると育毛効果が現れることがわかる。
【0020】実施例2 ローヤルゼリー5gと、ハチミツ5gとを混合して混合
物を得た。
【0021】実験例2 頭髪が産毛状で細くて張りがなく、色も褐色気味であっ
た50才の女性に、実施例2の混合物を、1日1回摂取さ
せた。
【0022】2カ月程度経過後、頭髪1本1本が太くな
り、色も黒味を増して、明らかな効果が認められるよう
になり、4カ月経過後には、頭髪全体のボリュームが増
して、黒々とした頭髪になった。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の経口摂取
用育毛剤は、ローヤルゼリーを有効成分とするもので、
これを経口摂取することにより育毛効果が期待される。
また、ローヤルゼリーを経口摂取するので、育毛効果だ
けでなく、ローヤルゼリーの滋養強壮等の他の効果も期
待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であるローヤルゼリーを含有す
る水を経口摂取させたマウスの育毛状態を示す写真であ
る。
【図2】本発明の比較例である普通の水を経口摂取させ
たマウスの育毛状態を示す写真である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローヤルゼリーを有効成分として含有す
    ることを特徴とする経口摂取用育毛剤。
JP6266171A 1994-10-05 1994-10-05 経口摂取用育毛剤 Pending JPH08104644A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6266171A JPH08104644A (ja) 1994-10-05 1994-10-05 経口摂取用育毛剤

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JP6266171A JPH08104644A (ja) 1994-10-05 1994-10-05 経口摂取用育毛剤

Publications (1)

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JPH08104644A true JPH08104644A (ja) 1996-04-23

Family

ID=17427255

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6266171A Pending JPH08104644A (ja) 1994-10-05 1994-10-05 経口摂取用育毛剤

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007291014A (ja) * 2006-04-25 2007-11-08 Kenji Okajima カルシトニン遺伝子関連ペプチド産生及び放出促進作用を有する可食性組成物
JP2016041677A (ja) * 2014-08-15 2016-03-31 喜勝 田屋 飲用液及び頭髪液を併用することにより産毛から黒髪を育てる育毛方法。
JP2016079123A (ja) * 2014-10-15 2016-05-16 ホーユー株式会社 経口用育毛剤
WO2018034268A1 (ja) * 2016-08-18 2018-02-22 株式会社山田養蜂場本社 女性型脱毛症改善用組成物

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