JPH08104544A - 熱線反射紫外線吸収ガラス及びその製法 - Google Patents

熱線反射紫外線吸収ガラス及びその製法

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JPH08104544A
JPH08104544A JP6236376A JP23637694A JPH08104544A JP H08104544 A JPH08104544 A JP H08104544A JP 6236376 A JP6236376 A JP 6236376A JP 23637694 A JP23637694 A JP 23637694A JP H08104544 A JPH08104544 A JP H08104544A
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layer
film
glass
ultraviolet
ray
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JP6236376A
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English (en)
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Takeshi Kondo
剛 近藤
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Central Glass Co Ltd
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Central Glass Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08104544A publication Critical patent/JPH08104544A/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C17/00Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating
    • C03C17/34Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with at least two coatings having different compositions
    • C03C17/3411Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with at least two coatings having different compositions with at least two coatings of inorganic materials
    • C03C17/3417Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with at least two coatings having different compositions with at least two coatings of inorganic materials all coatings being oxide coatings

Abstract

(57)【要約】 【目的】 透視性に優れ、より高紫外線カット率で熱線
反射性能をも有し、ギラギラ感を低減した、単板で使用
可能な熱線反射紫外線吸収ガラスを得る。 【構成】 透明基板表面上に、酸化セリウム又は酸化セ
リウムと酸化チタンを主成分としてなる紫外線吸収膜を
第1層並びに第3層とし、第1層と第3層の間に第2層
としてシリカを成分として含む膜層を介在させた熱線反
射紫外線吸収ガラス。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建築用窓ガラスはもちろ
ん自動車用窓ガラスとしても有用な熱線反射紫外線吸収
ガラスに関するものである。
【0002】
【従来技術とその問題点】ことに近年、室内および車内
等へ侵入する紫外線による、室内および車内の特に着色
された布や装飾品等の脱色化や褐色化などの変色または
劣化、はたまた人体への皮膚への影響等が注目され、こ
れを防ぐようにすることが高まりつつあり、しかも従来
より省エネルギーの観点から窓ガラスを通じて車室内に
照射される太陽光の特定の波長部分を遮断し、車室内の
温度上昇を低減し、エアコン機器の負荷を低減させるた
め熱線反射性の高い窓ガラス等が要求されている。
【0003】例えば、特公平6ー650 号公報には、酸化
チタン・酸化セリウム複合系ゾルおよびこのゾルから形
成された透明薄膜が記載されており、水和酸化チタンお
よび水和酸化セリウムの分散液に過酸化水素を加えて、
該水和酸化チタンおよび水和酸化セリウムを溶解し、次
いで得られた溶液を加熱することで酸化チタン・酸化セ
リウム複合系ゾルを得ることが、また酸化チタン・酸化
セリウム複合系微粒子を含む透明薄膜が開示されてい
る。
【0004】該透明薄膜では、充分な紫外線遮蔽効果を
もったとしても、充分な耐摩耗性とはならず、例えば自
動車用窓ガラスなどに単板では使用し難いものであり、
熱線反射機能を発揮せしめることもできないものであっ
た。
【0005】また例えば、特開平5ー345638号公報に
は、紫外線吸収ガラスおよびその製造方法が記載されて
おり、キレート配位子と錯体を形成したセリウム塩と、
珪素化合物と、チタン化合物とを主成分として含む塗布
液をガラス基体上に塗布した後、300 ℃以上に加熱する
ことによって表面に紫外線吸収膜を形成すること、なら
びにそれを用いた紫外線吸収ガラスが開示されている。
【0006】該紫外線吸収ガラスは、充分な紫外線遮蔽
性能をもち、耐久性も有するものの、熱線反射機能を発
揮せしめることはできないものであった。さらに例え
ば、特開平6ー135746号公報ならびに特開平6ー135747
号公報には、紫外線吸収ガラスが記載されており、いず
れもガラス表面に酸化セリウムと酸化チタンを主成分と
して成る紫外線吸収膜が形成された紫外線吸収ガラスで
あって、紫外線吸収膜と基板ガラスの間に、中間層とし
て前者はコロイド状シリカを成分として含む被膜が形成
されているもの、中間層として後者は透明導電膜が形成
され熱線反射性を具備させたものが開示されている。
【0007】該紫外線吸収ガラスは、いずれも2層でな
り、前者は反射光は青緑色を呈するものであって、必ず
しも熱線反射機能を発揮するものとは言い難いものであ
った。また後者はITO 、FTO 、ATO の膜、あるいはアン
チモンを含む酸化錫を分散した膜または錫を含む酸化イ
ンジウムを分散した膜等の透明導電性膜を用いたもの
の、日射透過率は72〜70%程度と必ずしも良好な熱線反
射性能のものとは言い難いものであった。
【0008】
【問題点を解決するための手段】本発明は上述した問題
点に鑑みてなしたものであり、透明基板表面上に少なく
とも特定した3層の膜を被覆してなる積層膜であって、
紫外線吸収膜の間に透明誘電体膜、特に該紫外線吸収膜
となじみがよい例えばSiO2膜を介在させ干渉現象を巧み
に利用することでなしたものであり、良好な熱線遮断性
能を有し、可視光線透過率が高く、かつ紫外線吸収性能
が良好である、無色彩に近い、耐摩耗性ならびに耐久性
に優れ、建築用窓用にはもちろん自動車用窓ガラスに対
し、単板においても使用できる熱線反射紫外線吸収ガラ
スを、比較的製造コストを変えずむしろ低減できるよう
に提供することにある。
【0009】すなわち、本発明は、透明基板表面上に、
酸化セリウムまたは酸化セリウムと酸化チタンを主成分
としてなる紫外線吸収膜を第1層ならびに第3層とし、
該第1層と第3層の間に第2層としてシリカを成分とし
て含む膜層を介在せしめたことを特徴とする熱線反射紫
外線吸収ガラス。
【0010】ならびに、前記第2層としてのシリカを成
分として含む膜層が、透明基板の屈折率より低く、かつ
400乃至700nm の可視光線の1/4の光学膜厚を有する
ことを特徴とする上述した熱線反射紫外線吸収ガラス。
【0011】また、前記第1層ならびに第3層としての
酸化セリウムまたは酸化セリウムと酸化チタンを主成分
としてなる紫外線吸収膜が、透明基板の屈折率より高
く、かつ 400乃至700nm の可視光線の1/4の光学膜厚
を有することを特徴とする上述した熱線反射紫外線吸収
ガラス。
【0012】またさらに、前記透明基板が着色ガラスで
あって、板厚3.5mm で日射透過率が60%以下で紫外線
(300 乃至380nm )カット率が95%以上であることを特
徴とする上述した熱線反射紫外線吸収ガラス。
【0013】さらに、透明ガラス基板表面上に、酸化セ
リウムまたは酸化セリウムと酸化チタンを主成分として
なる紫外線吸収膜を第1層ならびに第3層として、また
該第1層と第3層の間に第2層としてシリカを成分とし
て含む膜層を介在せしめて積層し、350 〜650 ℃で4〜
30分間焼成することで成膜し、板厚3.5mm において日射
透過率が70%以下でかつ可視光線透過率が80%以上しか
も略無色となるよう各層の膜厚を調整し組み合わせたこ
とを特徴とする熱線反射紫外線吸収ガラスの製法。
【0014】また、前記透明基板が着色ガラスであっ
て、板厚3.5mm で日射透過率が60%以下で紫外線(300
乃至380nm )カット率が95%以上であることを特徴とす
る上述した熱線反射紫外線吸収ガラスの製法に関するも
のである。
【0015】ここで、酸化セリウムまたは酸化セリウム
と酸化チタンを主成分としてなる紫外線吸収膜を第1層
ならびに第3層とし、該第1層と第3層の間に第2層と
してシリカを成分として含む膜層を介在せしめるように
したのは、例えばCeO2またはCeO2・TiO2の単一膜ではCe
O2ならびにTiO2とも屈折率が高く、膜厚が1μm以下で
は光の干渉による光彩色が避けられず、外観上の問題が
残り、しかも紫外線吸収性能は得られるものの熱線反射
性能が充分でないと言えるものであり、また例えば比較
例でも示すように、該紫外線吸収膜と透明基板と中間膜
に、該紫外線吸収膜と透明基板の中間の屈折率を有する
ものを用い、しかもその光学膜厚が400〜700nm の可視
光線の1/4となるような2層膜では、光彩色を減少で
きるものの、近赤外域での反射率も低下してしまうた
め、熱線の遮蔽効果が発現し難くなる。このことは第1
層膜に紫外線吸収膜を用い、第2層膜に低屈折率膜を用
いた場合も同様である。
【0016】そこで、第1層膜として紫外線吸収膜を、
第2層膜としてシリカ等の低屈折率膜を、第3層膜とし
て紫外線吸収膜を積層した3層膜構成とすることで、干
渉による光彩色を押さえながら干渉を利用して近赤外域
での反射率を高めるようにし、しかも一層の紫外線吸収
膜でなるものよりも紫外線吸収膜を第1層ならびに第3
層に用いたため、その吸収率をさらに高めることがで
き、それによるカット率をより高めることができたもの
である。
【0017】よって、比較的高い屈折率を有する紫外線
吸収膜の間に比較的低屈折率のシリカを成分として含む
膜例えばシリカ膜を介在せしめることで、紫外線吸収膜
本来の光彩色をほぼ無色としつつ、紫外線吸収性能なら
びに熱線反射性能をバランスよくその率を高めることが
できるからである。
【0018】なお、比較例でも示すように、第1ならび
に3層を低屈折率膜とし、第2層を紫外線吸収膜とした
場合は、むしろ低反射膜の構成となり、近赤外域での反
射率が低減してしまい、到底本発明の目的を達成できな
いものとなる。
【0019】さらに、紫外線吸収膜としては、紫外線吸
収性能が高いCeO2を主成分とする膜、または紫外線吸収
性能を維持しながら膜強度も比較的高いCeO2・TiO2を主
成分とする膜、さらに紫外線吸収性能を維持しながら膜
強度も比較的より高く光彩色ならびに可視光透過率の調
整したものとしてはCeO2・TiO2を主成分としSiO2を含有
する膜である。なお、例えばCeO2:TiO2=2:1 から1:4
程度であって、2:1 よりCeO2が多くなると紫外線吸収性
能は高まるものの、膜強度が減少してしまい、1:4 より
TiO2がおおくなれば、膜強度は強固となるものの、紫外
線吸収性能が所期の値となり難くなるためである。好ま
しくはCeO2:TiO2=1:1 から1:3 程度である。
【0020】さらにまた、紫外線吸収膜として透明基板
の屈折率より高く、かつ 400乃至700nm の可視光線の1
/4の光学膜厚を有するものとしたのは、例えばガラス
基板(フロートガラス等板ガラス)の屈折率は約1.5 程
度であって、これより高い例えば1.9 乃至2.3 程度の屈
折率で、しかも 400乃至700nm の可視光線の1/4の光
学膜厚であれば、前記3層に積層した際に光彩を低減で
き、ほぼ無色化となるからである。
【0021】さらに、中間膜としてシリカ成分を含む膜
としたのは、上述したとおり、3層中の屈折率の差を高
めかつ3層の膜厚を調整することにより、近赤外域の反
射率を単層膜よりも高めることが可能となり、しかも干
渉による光採の低減が2層膜よりも容易になるためであ
る。
【0022】さらにまた、シリカを成分として含む膜を
透明基板の屈折率より低く、かつ 400乃至700nm の可視
光線の1/4の光学膜厚を有するものとしたのは、例え
ばガラス基板(フロートガラス等板ガラス)の屈折率約
1.5 程度より低い1.40〜1.47程度であって、しかも 400
乃至700nm の可視光線の1/4の光学膜厚であれば、前
記3層に積層した際に光彩を低減でき、ほぼ無色化とな
り、しかも熱線反射性能を発現することとなるからであ
る。
【0023】さらに、透明基板が着色ガラスであって、
板厚3.5mm で日射透過率が60%以下で紫外線(300 乃至
380nm )カット率が95%以上であることとしたのは、着
色ガラスが所謂ブロンズガラス、グリーンガラス、グレ
ーガラス、ブルー等の各種色ガラスであって、前記3層
積層膜と相まって紫外線吸収性能ならびに熱線反射性能
が高まり、日射透過率が60%以下、紫外線(300 乃至38
0nm )カット率が95%以上となる。
【0024】また、透明基板がクリアガラスの際には、
板厚3.5mmで可視光線透過率が80%以上、日射透過率が7
0%以下となる。さらに、前記3層の積層膜の焼成温度
を350 ℃以上650 ℃以下としたのは、例えば強化処理あ
るいは曲げ加工などの工程でも同時に焼成し得るもので
あるからである。
【0025】さらにまた、これらの成膜はゾルゲル法、
スパッタ法、蒸着法、化学気相法(CVD 法)などによっ
てできる。また、該3層の積層膜について、光学特性の
改良、あるいは耐摩耗性や耐薬品性を改良する目的で、
該3層の積層膜の上に保護膜を形成することができる。
保護膜としては、耐摩耗性や耐薬品性のよい膜から任意
に選択できるが、例えばシリコン、チタン、ジルコニウ
ム、スズ等の酸化物膜あるいはこれらの複合酸化物膜で
ある。
【0026】また、透明基板としては、ソーダライムガ
ラス、アルミノシリケートガラスなどの各種ガラス板
(例えばフロートガラス)、ブロンズ、グレー、ブル
ー、グリーン等の着色ガラス(例えばフロート着色ガラ
ス)より選ばれる。
【0027】また、本発明の熱線反射紫外線吸収ガラス
は単板で使用できるものであるが、合せガラスあるいは
複層ガラスとしても使用できることは言うまでもない。
【0028】
【作用】前述したように、本発明は、特定した紫外線吸
収膜の間にシリカを成分として含む膜をサンドイッチす
るよう積層し、3層の各膜の特性を活かし、かつそれを
特定した組み合わせとすることにより、透明で充分な透
視性を有し、紫外線吸収能を高めるなかで熱線反射機能
を発現し兼ね備え、光彩を押さえほぼ無色となり、しか
も耐摩耗性をも充分備えているものとなり、建築用はも
ちろん、自動車用ガラスにも充分採用しうるものとなる
熱線反射紫外線吸収ガラスが得られる。
【0029】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。ただし本発明は係る実施例に限定されるものではな
い。
【0030】実施例1 大きさ約100mm ×100mm で厚さ約3.5mm のソーダライム
質でなる透明ガラス基板(紫外線カット率約55%、可視
光線透過率約90%、日射透過率約84%、フロートガラ
ス)の上をイソプロピルアルコールにて脱脂洗浄、純水
リンス後、乾燥した。
【0031】次に、硝酸セリウム6水和物100gに2ーメ
トキシメタノール783gを加え、60℃で1時間攪拌して0.
5mol/kgの黄色粘稠液(A液)を得た。またテトラプロ
ピルチタネート100gにアセチルアセトン35.2g を加えて
室温で攪拌してアセチルアセトナートチタンイソプロポ
キシドの0.2mol/kgのイソプロパノール溶液(B液)を
得た。
【0032】次いで、上記A液30.0g に上記B液75.0g
を添加混合し、酸化物換算の総固形分濃度が3.6 重量%
となる紫外線吸収膜用塗布液(C液)に調製した。該C
液を、ディッピング装置を用い、片面にマスキングを施
した前記基板に、該装置に浸漬後約20cm/分の引き上げ
速度で塗布し、約150 ℃で約15分間電気炉にて乾燥し、
さらに約500 ℃で30分間焼成を行い、酸化セリウムと酸
化チタンを主成分とする紫外線吸収膜を得、第1層膜と
した。該第1層膜の屈折率は約2.3、膜厚は約115nm で
あった。
【0033】続いて、該第1層膜の上に、市販のゾルゲ
ルシリカ溶液〔例えば、コルコート6P(太陽物産品)
を固形分濃度が10重量%に希釈したものを、ディッピン
グ装置を用い、浸漬後約12cm/分の引き上げ速度で塗布
し、上述したと同様の乾燥ならびに焼成をし、酸化シリ
カ成分を含む膜を得、第2層膜とした。該第2層膜の屈
折率は約1.45、膜厚は約140nm であった。
【0034】続いて、該第2層膜の上に、前記C液を塗
布し、上述したと同様の乾燥ならびに焼成をし、酸化セ
リウムと酸化チタンを主成分とする紫外線吸収膜を得、
第3層膜とした。該第3層膜の屈折率は約2.3 、膜厚は
約100nm であった。
【0035】次に、約620 ℃で約5分間焼き付けた後、
約50℃乃至室温程度のエアで風冷強化処理を行い、3層
膜を積層コーティングしてなる熱線反射紫外線吸収ガラ
スを得た。
【0036】このようにして得られた熱線反射紫外線吸
収ガラスを、約250 〜1800nmにおける分光透過率(%)
を、自記分光光度計(日立製作所製)により測定し、グ
ラフ化する。
【0037】紫外線カット率については、380nm で区切
って、300nm と分光曲線の上側の面積をAとし、380nm
と分光曲線の下側の面積をBとして、(A+B)の面積
を(380 −300 )nm×100 %=8000であり、紫外線カッ
ト率CP(%)=〔A/(A+B)〕×100 =(8000−
B)/80の式により算出した。
【0038】可視光線透過率(380 〜780nm 、%)、日
射透過率(340 〜1800nm、%)、透過刺激純度(%)、
ガラス面側からの可視光線反射率(%)、日射反射率
(%)および反射刺激純度(%)の光学的特性について
は、JIS R 3106ならびにJIS Z8722によって求めた。
【0039】耐摩耗性試験については、テーバー試験;
JIS R3221 によって行い、各々評価した。その結果、得
られた熱線反射紫外線吸収ガラスは、透明で紫外線カッ
ト率が約95.3%、可視光線透過率が約88.8%、日射透過
率が約61.2%、透過刺激純度が約0.4 %、ガラス面側か
らの可視光線反射率が約10.2%、日射反射率が約29.8
%、反射刺激純度が約3.2 %であった。色調は透過色な
らびに反射色ともほぼ無色であった。
【0040】またテーバー摩耗試験機での1000回回転テ
ストでは、テスト後のヘイズ値が約3.5 %であった。し
たがって、該得られた熱線反射紫外線吸収ガラスは、所
期のめざす性能を充分有するものであった。
【0041】なお、実施例の焼成については、3層を積
層後実施することも可能である。
【0042】実施例2 実施例1と同様の透明ガラス基板を用い、実施例1のC
液100gにモノメチルトリエトキシシラン0.27g を添加攪
拌しD液を得た。
【0043】該D液を、ディッピング装置を用い、片面
にマスキングを施した前記基板に塗布し、実施例1と同
様に乾燥と焼成をし、酸化セリウムと酸化チタンを主成
分としシリカを含有する紫外線吸収膜を得、第1層膜と
した。該第1層膜の屈折率は約2.1 、膜厚は約110nm で
あった。
【0044】続いて、該第1層膜の上に、市販のゾルゲ
ルシリカ溶液を固形分濃度が10重量%に希釈したもの
を、ディッピング装置を用いて塗布し、実施例1と同様
に乾燥と焼成をし、酸化シリカ成分を含む膜を得、第2
層膜とした。該第2層膜の屈折率は約1.45、膜厚は約15
0nm であった。
【0045】続いて、該第2層膜の上に、前記D液を塗
布し、実施例1と同様に乾燥と焼成をし、酸化セリウム
と酸化チタンを主成分とする紫外線吸収膜を得、第3層
膜とした。該第3層膜の屈折率は約2.1 、膜厚は約100n
m であった。
【0046】次に、約620 ℃で約5分間焼き付けを行い
3層膜を積層コーティングしてなる熱線反射紫外線吸収
ガラスを得た。このようにして得られた熱線反射紫外線
吸収ガラスは、透明で紫外線カット率が約93.0%、可視
光線透過率が約88.2%、日射透過率が約63.1%、透過刺
激純度が約0.8 %、ガラス面側からの可視光線反射率が
約11.2%、日射反射率が約24.8%、反射刺激純度が約4.
9 %であった。色調は透過色ならびに反射色ともほぼ無
色であった。
【0047】またテーバー摩耗試験は実施例1と同様に
行い、テスト後のヘイズ値が約2.8%であった。したが
って、該得られた熱線反射紫外線吸収ガラスは、特に第
2層との接着強度が向上できたものとなるとともに、し
かも所期のめざす性能を充分有するものであった。
【0048】実施例3 実施例1と同様の透明ガラス基板を用い、実施例1のC
液100gに市販の固形分濃度20重量%のゾルゲルシリカ溶
液1.0gを添加攪拌しE液を得た。
【0049】該E液を、ディッピング装置を用い、片面
にマスキングを施した前記基板に塗布し、実施例1と同
様に乾燥と焼成をし、酸化セリウムと酸化チタンを主成
分としシリカを含有する紫外線吸収膜を得、第1層膜と
した。該第1層膜の屈折率は約1.9 、膜厚は約132nm で
あった。
【0050】続いて、該第1層膜の上に、市販のゾルゲ
ルシリカ溶液を固形分濃度が10重量%に希釈したもの
を、ディッピング装置を用いて塗布し、実施例1と同様
に乾燥と焼成をし、酸化シリカ成分を含む膜を得、第2
層膜とした。該第2層膜の屈折率は約1.45、膜厚は約16
0nm であった。
【0051】続いて、該第2層膜の上に、前記E液を塗
布し、実施例1と同様に乾燥と焼成をし、酸化セリウム
と酸化チタンを主成分とする紫外線吸収膜を得、第3層
膜とした。該第3層膜の屈折率は約1.9 、膜厚は約120n
m であった。
【0052】次に、約620 ℃で約5分間焼き付けを行い
3層膜を積層コーティングしてなる熱線反射紫外線吸収
ガラスを得た。このようにして得られた熱線反射紫外線
吸収ガラスは、透明で紫外線カット率が約90.5%、可視
光線透過率が約88.0%、日射透過率が約65.6%、透過刺
激純度が約0.9 %、ガラス面側からの可視光線反射率が
約11.1%、日射反射率が約24.7%、反射刺激純度が約4.
8 %であった。色調は透過色ならびに反射色ともほぼ無
色であった。
【0053】またテーバー摩耗試験は実施例1と同様に
行い、テスト後のヘイズ値が約2.1%であった。したが
って、該得られた熱線反射紫外線吸収ガラスは、特に第
2層との接着強度が向上できたものとなるとともに、し
かも所期のめざす性能を充分有するものであった。
【0054】実施例4 実施例1と同様の透明ガラス基板を用い、実施例1のA
液100gを、スピンコーターにより該基板の片面に塗布
し、実施例1と同様に乾燥し、約400 ℃で約30分間焼成
し、酸化セリウムを主成分とする紫外線吸収膜を得、第
1層膜とした。該第1層膜の屈折率は約2.1 、膜厚は約
113nm であった。
【0055】続いて、該第1層膜の上に、実施例1と同
様にし、酸化シリカ成分を含む膜を得、第2層膜とし
た。該膜の屈折率および膜厚は実施例1と同様であっ
た。続いて、該第2層膜の上に、前記A液を塗布し、上
述の第1層膜と同様に乾燥と焼成をし、酸化セリウムを
主成分とする紫外線吸収膜を得、第3層膜とした。該第
3層膜の屈折率は約2.3 、膜厚は約100nm であった。
【0056】次に、約620 ℃で約5分間焼き付けを行い
3層膜を積層コーティングしてなる熱線反射紫外線吸収
ガラスを得た。このようにして得られた熱線反射紫外線
吸収ガラスは、透明で紫外線カット率が約94.5%、可視
光線透過率が約85.3%、日射透過率が約62.4%、透過刺
激純度が約1.2 %、ガラス面側からの可視光線反射率が
約12.2%、日射反射率が約27.7%、反射刺激純度が約3.
0 %であった。色調は透過色ならびに反射色ともほぼ無
色であった。
【0057】またテーバー摩耗試験は実施例1と同様に
行い、テスト後のヘイズ値が約3.9%であった。したが
って、該得られた熱線反射紫外線吸収ガラスは、所期の
めざす性能を充分有するものであった。
【0058】実施例5 実施例1の透明ガラス基板に替えて板厚3.5mm のブロン
ズガラス(フロートガラス)を用い、実施例1と同様の
成膜を施した。
【0059】得られた熱線反射紫外線吸収ガラスは、透
明で紫外線カット率が約98.2%、可視光線透過率が約7
3.2%、日射透過率が約51.7%、透過刺激純度が約6.7
%、ガラス面側からの可視光線反射率が約9.5 %、日射
反射率が約27.5%、反射刺激純度が約4.2 %であった。
色調は成膜後の変化はなかった。
【0060】またテーバー摩耗試験は実施例1と同様に
行い、テスト後のヘイズ値が約3.5%であった。したが
って、該得られた熱線反射紫外線吸収ガラスは、所期の
めざす性能を充分有するものであった。
【0061】実施例6 実施例1の透明ガラス基板に替えて板厚3.5mm のグリー
ンガラス(フロートガラス)を用い、実施例1と同様の
成膜を施した。
【0062】得られた熱線反射紫外線吸収ガラスは、透
明で紫外線カット率が約99.7%、可視光線透過率が約7
1.2%、日射透過率が約38.2%、透過刺激純度が約2.8
%、ガラス面側からの可視光線反射率が約15.2%、日射
反射率が約25.3%、反射刺激純度が約2.1 %であった。
色調は成膜後の変化はなかった。
【0063】またテーバー摩耗試験は実施例1と同様に
行い、テスト後のヘイズ値が約3.5%であった。したが
って、該得られた熱線反射紫外線吸収ガラスは、所期の
めざす性能を充分有するものであった。
【0064】比較例1 実施例1と同様に透明ガラス基板として板厚3.5mm のフ
ロートガラスを用い、該フロートガラスの表面に、第1
層として屈折率約1.47で膜厚約100nm のSiO2膜を、また
第2層として屈折率約2.30で膜厚約170nm のTiO2・CeO2
膜を、実施例1と同様にして成膜した。
【0065】得られたガラスは、透明で紫外線カット率
が約87.2%、可視光線透過率が約67.7%、日射透過率が
約74.7%、透過刺激純度が約7.2 %、ガラス面側からの
可視光線反射率が約31.3%、日射反射率が約20.9%、反
射刺激純度が約12.2%であった。透過色が赤紫色をお
び、反射色はうすい緑色を呈するものであった。
【0066】またテーバー摩耗試験は実施例1と同様に
行い、テスト後のヘイズ値が約3.8%であった。したが
って、該得られたガラスは、前記各実施例とは特に可視
光線透過率および反射刺激純度が異なり、例えば反射刺
激純度が10%以下を望む自動車用には供し難いものであ
って、所期のめざすものではなかった。
【0067】比較例2 比較例1と同様に、該フロートガラスの表面に、第1層
として屈折率約1.47で膜厚約115nm のSiO2膜を、また第
2層として屈折率約2.00で膜厚約170nm のTiO2・CeO2
を、実施例1と同様にして成膜した。
【0068】得られたガラスは、透明で紫外線カット率
が約85.7%、可視光線透過率が約83.2%、日射透過率が
約79.9%、透過刺激純度が約6.4 %、ガラス面側からの
可視光線反射率が約16.0%、日射反射率が約15.7%、反
射刺激純度が約27.8%であった。透過色がうすいピング
色をおび、反射色は紫色を呈するものであった。
【0069】またテーバー摩耗試験は実施例1と同様に
行い、テスト後のヘイズ値が約4.2%であった。したが
って、該得られたガラスは、前記各実施例とは特に日射
透過率および反射刺激純度が高く、熱線反射性能も劣
り、自動車用には供し難いものであって、所期のめざす
ものではなかった。
【0070】比較例3 比較例1と同様にして、該フロートガラスの表面に、第
1層と第3層として屈折率約1.45で膜厚約50nmのSiO2
を、また第2層として屈折率約2.30で膜厚約100nm のTi
O2・CeO2膜を、実施例1と同様にして成膜した。
【0071】得られたガラスは、透明で紫外線カット率
が約83.6%、可視光線透過率が約92.0%、日射透過率が
約77.2%、透過刺激純度が約1.8 %、ガラス面側からの
可視光線反射率が約7.3 %、日射反射率が約18.1%、反
射刺激純度が約23.1%であった。透過色が無色であるも
のの、反射色は紫色を呈するものであった。
【0072】またテーバー摩耗試験は実施例1と同様に
行い、テスト後のヘイズ値が約5.8%であった。したが
って、該得られたガラスは、前記各実施例とは特に日射
透過率および反射刺激純度が高く、自動車用には供し難
いものであって、所期のめざすものではなかった。
【0073】比較例4 比較例1とは逆に、該フロートガラスの表面に、第1層
として屈折率約2.30で膜厚約100nm のTiO2・CeO2膜を、
また第2層として屈折率約1.45で膜厚約100nmのSiO2
を、実施例1と同様にして成膜した。
【0074】得られたガラスは、透明で紫外線カット率
が約83.1%、可視光線透過率が約91.2%、日射透過率が
約82.9%、透過刺激純度が約0.7 %、ガラス面側からの
可視光線反射率が約8.1 %、日射反射率が約12.7%、反
射刺激純度が約9.9 %であった。透過色ならびに反射色
ともほぼ無色であった。
【0075】またテーバー摩耗試験は実施例1と同様に
行い、テスト後のヘイズ値が約4.7%であった。したが
って、該得られたガラスは、前記各実施例とは特に日射
透過率高く、熱線反射性能が劣り、所期のめざすもので
はなかった。
【0076】
【発明の効果】本発明によれば、透明基板上に酸化セリ
ウムまたは酸化セリウムと酸化チタンを主成分とする紫
外線吸収膜でシリカを成分として含む膜を挟むように積
層被膜し、3層膜からなる熱線反射紫外線吸収ガラスと
したことにより、良好な熱線反射性能と紫外線吸収性能
を有し、可視光線透過率が高く、無色彩に近い、耐摩耗
性ならびに耐久性に優れ、人物や環境に優しく安全性の
高い、建築用窓用にはもちろん自動車用窓ガラスに単板
においても使用できる熱線反射紫外線吸収ガラス、なら
びに制御性よく比較的低コストで製造できる該ガラスの
製法を提供することができる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板表面上に、酸化セリウムまたは
    酸化セリウムと酸化チタンを主成分としてなる紫外線吸
    収膜を第1層ならびに第3層とし、該第1層と第3層の
    間に第2層としてシリカを成分として含む膜層を介在せ
    しめたことを特徴とする熱線反射紫外線吸収ガラス。
  2. 【請求項2】 前記第2層としてのシリカを成分として
    含む膜層が、透明基板の屈折率より低く、かつ 400乃至
    700nm の可視光線の1/4の光学膜厚を有することを特
    徴とする請求項1記載の熱線反射紫外線吸収ガラス。
  3. 【請求項3】 前記第1層ならびに第3層としての酸化
    セリウムまたは酸化セリウムと酸化チタンを主成分とし
    てなる紫外線吸収膜が、透明基板の屈折率より高く、か
    つ 400乃至700nm の可視光線の1/4の光学膜厚を有す
    ることを特徴とする請求項1乃至2記載の熱線反射紫外
    線吸収ガラス。
  4. 【請求項4】 前記透明基板が着色ガラスであって、板
    厚3.5mm で日射透過率が60%以下で紫外線カット率が95
    %以上であることを特徴とする請求項1乃至3記載の熱
    線反射紫外線吸収ガラス。
  5. 【請求項5】 透明ガラス基板表面上に、酸化セリウム
    または酸化セリウムと酸化チタンを主成分としてなる紫
    外線吸収膜を第1層ならびに第3層として、また該第1
    層と第3層の間に第2層としてシリカを成分として含む
    膜層を介在せしめて積層し、350 〜650 ℃で4〜30分間
    焼成することで成膜し、板厚3.5mm において日射透過率
    が70%以下でかつ可視光線透過率が80%以上しかも略無
    色となるよう各層の膜厚を調整し組み合わせたことを特
    徴とする熱線反射紫外線吸収ガラスの製法。
  6. 【請求項6】 前記透明基板が着色ガラスであって、板
    厚3.5mm で日射透過率が60%以下で紫外線カット率が95
    %以上であることを特徴とする請求項5記載の熱線反射
    紫外線吸収ガラスの製法。
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