JPH08104034A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH08104034A
JPH08104034A JP24004394A JP24004394A JPH08104034A JP H08104034 A JPH08104034 A JP H08104034A JP 24004394 A JP24004394 A JP 24004394A JP 24004394 A JP24004394 A JP 24004394A JP H08104034 A JPH08104034 A JP H08104034A
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JP
Japan
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recording
unit
electrophotographic
sheet
color
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JP24004394A
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English (en)
Inventor
Kiyohisa Sugishima
喜代久 杉島
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユーザの希望に応じて電子写真方式による記
録、インクジェット方式による記録を自在に選択あるい
は組合せて実施することのできる簡単な構造の記録装置
を提供する。 【構成】 原稿からの読み取り画像を被記録材上に記録
する記録装置であって、電子写真記録部5とインクジェ
ット記録部12と、これらの記録部による記録を指定す
る手段(操作部422)と、指定された記録部による記
録の実施を制御する制御手段(CPU420)とを具備
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録装置に関し、詳し
くは原稿上の画像を読み取って再生画像の記録が可能な
記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、各種各形態の記録手段による複写
機が提案ないし市販されている。かかる複写機のうち、
原稿上の光学的情報に基づいて着色微粒子(トナ)によ
り対応した画像形成が行われる電子写真方式によるもの
と、微小のインク滴を吐出させて飛翔させ、その着弾に
よる微小ドットにより画像が形成されるインクジェット
方式によるものが広く用いられてきた。
【0003】しかし、電子写真方式による記録装置とイ
ンクジェット方式による記録装置とではそれぞれに長短
があり、電子写真記方式によるものは、記録速度が比較
的に速い反面、フルカラーの複写機に使用しようとする
と機構が複雑になり高価につく。また、インクジェット
方式によるものは、多色のインクを色別に吐出する記録
ヘッドを配列させて、その吐出タイミングを制御するだ
けでカラー記録が得られるので、特にカラー記録の点か
らすれば、電子写真方式のものより廉価となるが、その
反面記録速度が遅いという問題点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複写機
としてはその時の用途によってモノカラー記録のみでよ
いこともあり、また、カラー画像とモノカラー例えば黒
色による印字記録とが同一記録シート上に要求される場
合や更にはカラー画像のみの複写が望まれることもあ
る。そこで、好ましくは、記録対象に応じ、モノカラー
記録に対しては電子写真方式により、またカラー記録に
対してはインクジェット方式による記録が得られ、しか
もできるだけ構造が簡素化された記録装置の具現化が望
まれている。
【0005】本発明の目的は、上述したような従来から
の要望に鑑み、ユーザの目指す希望に応じて白黒複写に
は電子写真方式で記録を行い、カラー複写にはインクジ
ェット方式で記録を行うことのできる簡単な構成の記録
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、原稿から読み取られた画像を被記録材
上に記録する記録装置であって、電子写真方式によって
記録を行う電子写真記録部と、インクジェット方式によ
って記録を行うインクジェット記録部と、前記電子写真
記録部および/または前記インクジェット記録部による
記録を指定する記録方式指定手段と、該記録方式指定手
段によって指定された方式の記録部により前記被記録材
上に記録を実施するように制御する制御手段とを具備す
ることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、ユーザの目的に応じて記録方
式指定手段により電子写真記録のみを行うかインクジェ
ット記録のみを行うかあるいはその双方の記録を同一被
記録材上に行うかを自在に指定することができ、その指
定によって制御手段により指定通りの記録を電子写真記
録部および/またはインクジェット記録部に実施させる
ことができる。
【0008】
【実施例】以下に、図面に基づいて本発明の実施例を詳
細かつ具体的に説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例を示す。ここで、
1は本発明を適用した複写機本体であり、2は複数枚の
記録シートを累積した状態に収容する送給用カセット、
3はカセット2から記録シートを一枚ずつ送出する送給
ローラである。
【0010】また、4はレジストローラ、5はレジスト
ローラ4の下流側に設けられ、送給ローラ3によりカセ
ット2から送出されてくる記録シートに対し、モノクロ
記録画像の形成が可能な電子写真記録部である。さらに
また、電子写真記録部5の下流側にはシート搬送部6、
低温定着ローラ(対)7、プラテン8、(温調)定着ロ
ーラ(対)9が配置されている。10は排出トレイであ
る。また、11はシート搬送部6および定着ローラ対
7,9によりプラテン8上に送給されてくる記録シート
に対し、カラー記録が可能なインクジェット記録ヘッド
である。なお、このようにインクジェット記録ヘッド1
1を含むカラー用のインクジェット記録部12の構成並
びに動作については後で詳述するが、記録ヘッド11は
カラー別の複数のヘッドユニットで構成されていて、キ
ャリッジ(不図示)に搭載され、紙面に鉛直な方向に走
査しつつ記録シート上に色別のインクを吐出して記録を
行う。
【0011】ついで、電子写真記録部5の構成について
説明しておく。
【0012】13は時計周りの方向に回転しつつ、記録
シート上に静電的吸引現象を利用してトナーを転写する
感光ドラム、14は静電気を感光ドラム13上に帯電さ
せるための一次帯電器、15は記録画像に対応するレー
ザ光を出力するレーザ発光ユニット、16はレーザ発光
ユニット15から投光されたレーザ光(破線で示す)を
感光ドラム13上に反射させるミラー、17はトナーを
内蔵し、トナーを感光ドラム13上に付着させて画像を
顕像化させるトナー現像器であり、本例ではトナー現像
器17に黒色印字記録のために黒色トナーが内蔵されて
いる。18は感光ドラム13上の顕像化されたトナーを
記録シート上に転写させるための転写帯電器、19は転
写を終えた感光ドラム13上から余分なトナーを拭き取
るクリーナである。
【0013】ついで、図2に従いインクジェット記録部
12の構成について説明する。
【0014】なお図2は、既に記録シートS上に電子写
真記録部5によってモノクロ(黒)による印字記録P
1,P2がなされた状態を示すもので記録シートS上に
更に記録ヘッド11によりカラー記録CP1が行われつ
つある状態が示されている。この図に示すように記録ヘ
ッド11はその搭載キャリッジ20がタイミングベルト
21に連結されていて、ガイド軸22に沿って紙面の右
から左方向に移動する走査中に記録ヘッド11のカラー
記録用ヘッドユニット(シアン,マゼンタ,イエローお
よびブラックインクをそれぞれ吐出する)から記録シー
トSに向けて所定のタイミングに合わせて個別の色のイ
ンクを吐出し記録を行う。23はタイミングベルト21
を介してキャリッジ20を駆動するステッピングモータ
(以下で主走査モータという)、24は低温定着ローラ
対7および定着ローラ対9を駆動して、記録シートSを
1行分づつのシート送りすると共に記録終了後記録シー
トSを排出トレイ10に排出するためのステッピングモ
ータ(以下で副走査モータという)である。
【0015】再び図1に戻り、図1と図3とを参照しつ
つ、イメージスキャナー(画像読取部)30の構成につ
いて説明する。
【0016】図1に示す画像読取部30の上面30Aは
複写記録の対象となる原稿が載置される載置台として構
成されており、載置台30Aに載置される原稿の下面側
から画像を読み取るために、載置台30Aにはガラスな
どの透明なプラテン板31(図3参照)が設置されてい
る。32は原稿(不図示)の下面側を照射する照明ラン
プ、33は原稿からの反射光を受光するミラー、34お
よび35はミラー33からの反射光を更に集光レンズ3
6を介してイメージセンサ(モノカラー用のラインセン
サ)37に導くためのミラーである。38は照明ランプ
32の下方に位置するフルカラー用読取センサであり、
センサ38は読み取り時以外は照明ランプ32による原
稿上からの反射光の光路の妨げとならないよう、図3に
示す位置と退避している。
【0017】なお、照明ランプ32、ミラー33とミラ
ー34,35とは図1および図3において不図示のステ
ッピングモータにより左から右に移動しつつ、載置台3
0A(図1参照)上に載置された原稿の全面から順次画
像を読み取って行くように動作するもので、その間、常
に照明ランプ32からミラー33,34,35で反射さ
れて集光レンズ36に到達するまでの光路長が変化しな
いようにミラー34および35が相対変位する。かくし
て、モノカラー記録の場合は読み取られた画像が次々と
イメージセンサ37上に結像され、ここで光電変換され
て画像信号が出力される。ここで、イメージセンサ37
は図3に示すプラテン板31上に載置された原稿上の画
像を照明ランプ32の移動位置ことに1ライン分ずつ一
度に読み取ることができる。
【0018】また、フルカラー用読取センサ38は図3
に示す退避位置から図2に示した主走査モータ23によ
り照明ランプ32間をこれらのランプ32に沿って移動
可能に構成されており、インクジェット記録部12によ
って記録を行うモードの時は矢印T方向に移動しつつ照
明ランプ32で照射された原稿上から1ライン分ずつカ
ラー画像を読み取っていく。本例のフルカラー用読取セ
ンサ38は1度に128の画素を読み込むことができる
もので400dpiの解像度で約8mm幅の読取バンド
を有している。なお、フルカラー用読取センサ38はカ
ラーフィルタを用いて順次レッド(R),グリーン
(G)およびブルー(B)の各色に対応したカラー信号
の出力が可能なように構成されている。すなわち、フル
カラー用読取センサ38もモノカラー用のイメージセン
サ37も共にCCD(電荷結合素子)で構成されるもの
で、画像信号としてモノカラーの場合は1出力で1画素
の表示、また、フルカラーの場合は上述の3出力で1画
素の表示が得られるようにいずれのセンサ37,38の
場合も出力される。
【0019】続いて、図4および図5により本実施例に
よる複写機1の制御用回路の構成およびその基本的処理
動作の手順について説明しておく。
【0020】図4において、420は複写機1全体の中
央処理装置CPU、421は外部のホスト装置(不図
示)との間で信号その他の授受を行う入出力回路、42
2は各種のモード設定あるいは動作の開始指令等の入力
が可能な操作部、423は主走査モータ23、副走査モ
ータ24等のモータ数424に駆動信号を供給したり、
その他読み取りや記録にかかわるユニット等425に信
号を供給する他各センサ類426からの信号をCPU4
20等に伝達するための内部用入出力回路、427は各
種の制御用プログラムが格納されているROM、428
は各種動作においてワーキングエリアとして使用可能な
RAM、430はメインバスである。
【0021】図5はモノカラー用ラインセンサ37、ま
たはフルカラー用読取センサ38からの画像信号がモノ
カラー記録手段としてのレーザ発光ユニット15または
フルカラー記録手段としての記録ヘッド11に送給され
るまでの画像処理手順を示すものである。すなわち、セ
ンサ37または38から光電変換されて出力された画像
信号はまず、共通のA/D変換回路402およびそのシ
ェーディング補正用回路403で処理された後、輝度か
ら濃度に変換する輝度濃度変換回路404に送給され
る。しかしてここでは、モノカラーとフルカラーとで異
なる変換係数が適用される。かくして回路404におい
て変換処理された後、フルカラーの場合は黒抽出回路4
05でカラー信号から黒信号が作成されるが、このよう
にして抽出された黒信号を電子写真記録部5に送給して
印字記録を行わせるようにすることも可能である。
【0022】406は領域制御部であり、本例の場合は
モノカラー領域とフルカラー領域とをそれぞれ例えば操
作部422に設けた座標指定手段を介して指定すること
が可能である。従って、領域制御部406ではモノカラ
ーの指定領域であるかフルカラーの指定領域であるかを
判断して対応する画像信号をその領域に対して出力する
ように制御する。なお、かかる領域の切り換えは、座標
指定によらず、原稿を予備走査してその画像信号に基づ
いて行うようにすることも可能である。
【0023】かくして領域制御された画像を変倍部40
7で操作部422を介して指定された倍率に変倍し、更
に濃度補正回路408において濃度補正を行った後、フ
ルカラー記録の場合であれば2値化回路409でインク
を吐出するかしないかの2値化が行われた上、記録ヘッ
ド11に各色の記録信号が出力される。また、モノカラ
ーの場合は、濃度補正後、レーザ発光ユニット15に信
号をそのまま供給し、レーザ発光により感光ドラム13
上に静電潜像を形成させることができる。なお、電子写
真記録部5による黒のモノクロ記録部に対し、インクジ
ェット記録部12による黒インク記録を行わせないよう
に制御することが可能なことはいうまでもない。
【0024】ついで、以上の構成になる記録装置および
複写機での記録時の制御手順を図6のフローに従って説
明する。
【0025】操作部422から複写指令が入力される
と、ステップS1で複写機1では各部が記録のための始
動状態となり、続いてステップS2で低温定着ローラ
(対)7および定着ローラ(対)9が加熱され温調が開
始される。ただし、複写指令前、例えば電源投入による
スタンバイ時からこれらの走着器が余熱されるように制
御されるものであってもよい。ついでステップS3に進
み送給ローラ3を駆動してカセット2から記録シートの
送給を開始し、ステップS4で複写指令がインクジェッ
ト記録部12による記録か否かを判断する。インクジェ
ット記録つまりカラー記録の判断であればステップS4
からステップS5に進み、ここで、イメージスキャナ3
0のフルカラー用読取センサ33からの入力信号に対
し、むらを取るシェーデイング動作を行った上、ステッ
プS6でシート搬送部6を介して記録シートを低温定着
ローラ7に導く。
【0026】そしてここで、低温定着ローラ7によりイ
ンクを乾き易くするためのシート予熱を行った上ステッ
プS7で1行分のシート送り、ステップS8でフルカラ
ー用記録ヘッド11の走査による1行分のカラー記録を
行い、ステップS9によるシート1枚分の記録完了まで
ステップS7〜S9を繰返す。しかしてステップS9で
記録完了の判断後、ステップS10に進んでイメージス
キャナ30において光学系を初期位置に戻す。このあと
ステップS18に進み、(温調)定着ローラ9による定
着と共にステップS19で排出を行い、ステップS20
で複写機1の各部を停止する。
【0027】また、ステップS4で否定の判断の場合は
指令が電子写真記録部5によるモノカラー記録であると
してステップS11に分岐し、ここで、イメージスキャ
ナ30におけるモノカラー用イメージセンサ37に対
し、シェーディング動作を行った上ステップS12に進
み読み取りのために先に述べたようにしてモノカラー用
光学系(32〜35)の移動を開始する。そして、ステ
ップS13で読み取られた画像信号に基づきレーザ発光
ユニット15による感光ドラム13上への静電潜像形成
を行う。ついでステップS14で感光ドラム13の回転
にタイミングを合わせて記録シートをレジストローラ4
から送給し、ステップS15において転写帯電機18の
位置で転写を行ったあとステップS16に進みイメージ
スキャナ30における光学系を初期位置に戻す。
【0028】そして、ステップS17において、このあ
と記録シート上に引続きフルカラーコピーの要求がある
か否かを判断し、フルカラーコピーの要求がある場合は
ステップS5に戻ってステップS5〜S10によるフル
カラー記録を行ってステップS18に進み、フルカラー
コピーの要求がない場合はステップS17からステップ
S18に進んで以下のステップS18〜S20で(温
調)定着ローラ9による定着,シート排出,各部の停止
を行う。なお上述のように電子写真記録部5による記録
後インクジェット記録部12による記録が行われる場合
には、記録ヘッド11のインク吐出口に記録部5によっ
て記録シート上に転写されたトナーが付着し、カラー記
録に不具合の生じる虞がある。
【0029】このために、電子写真記録部5でモノクロ
記録が行われた記録シートをインクジェット記録部12
に送るに際し上述のトナーを予め定着させる必要があ
る。しかして、低温定着ローラ7はかかる目的のために
も都合よく機能するものである。また、ここで余り高温
で定着させたりすると記録シートが水分の蒸発で縮み、
電子写真記録部5での記録部分とインクジェット記録部
12での記録部分との間に位置ずれの生じる虞がある。
また、シート幅の再検査機構や反りを戻すための機構が
必要となるが、上述のように低温定着ローラ7を使用す
ることで、かかる問題を抑制することができる。
【0030】なお、温調定着ローラ9の方は常時その温
度が調整可能なようにしたが、インクジェット記録のみ
が行われるような場合には必らずしも定着ローラ9の方
の温度を調整する必要はない。
【0031】以上述べてきたように、本実施例によれ
ば、インクジェット記録によるか電子写真記録によるか
あるいは双方の記録による合作の記録を行うかをユーザ
の自在なモード選択に従って行うことができるもので、
しかも双方の記録領域を個別に指定して記録させること
も可能である。また、上述の記録の順序としてはインク
ジェット記録に先行して電子写真記録が行われるもの
で、いずれか一方の記録のみの場合は他方の記録を省略
して同じ搬送路により記録シートの送給から記録・排出
までを行わせることができる。
【0032】図7は本発明の第2実施例による記録部1
00の構成を示す。
【0033】まず、本実施例によりインクジェット記録
と電子写真記録との双方を1枚の記録シート上に行う場
合の動作について説明する。なおここで、9は定着ロー
ラ(対)であるが、本例の場合、定着ローラ9は正逆回
転が可能であり、その逆回転、すなわちその下方のロー
ラ9Aの破線で示す時計回り方向の回転時に記録シート
をカセット2から記録部100内に送り出すと共に、上
記と反対方向の正回転時に記録シートをインクジェット
記録部12からトレイ10に排出することができる。
【0034】また、41は搬送路切換用のフラッパであ
り、電子写真記録のみで記録が行われる場合にはフラッ
パ41が記録シートをカセット2から搬送路42に直接
導く方向に切換えられる。かくして、この場合記録シー
トの先端が搬送ローラ43および44により搬送路42
からレジストローラ4の右側に導かれる。そして、ここ
から電子写真記録部5による記録がなされた上シート搬
送部6の実線で示す反時計回り方向の正回転駆動により
定着ローラ9に到達し、ここで定着ローラ9の正回転に
より定着された記録シートを排出トレイ10上に排出す
ることができる。
【0035】再び、双方記録時の説明に戻ると、この場
合、定着ローラ9の上述した逆回転(破線で示す)によ
り予熱されつつ搬送路6に沿ってシート送りされて、イ
ンクジェット記録部12における記録が先に実施され
る。しかる後記録シートは破線方向と逆回転する搬送路
6によりレジストローラ4の左方に導かれ、レジストロ
ーラ4の破線で示す逆回転によりいったん中間トレイ4
5に逆送可能な状態で保持される。そしてレジストロー
ラ4の実線で示す正回転により上記記録シートは電子写
真記録部5に送り出され、ここでトナーによるモノ記録
後、搬送路6の実線で示す正回転方向の搬送動作および
定着ローラ9の実線で示す正回転駆動により定着を終え
て排出トレイ10上に排出される。
【0036】なお、インクジェット記録のみを行う場合
は、先にも述べたようにしてインクジェット記録部12
で記録された記録シートを搬送路6および定着ローラ9
の正回転方向の駆動により排出トレイ10に排出する。
【0037】図8は本発明の第3実施例による記録部2
00の構成を示す。本例は、記録前の記録シートを熱風
によって予熱するようにしたものである。ここで、51
は定着ローラ9の廃熱を利用してその暖められた空気を
記録シートの下面側から吹き付けるようにしたファン
(予熱ファンという)、52は記録シートをインクジェ
ット記録部12の記録位置でシート送りおよび搬送が可
能なローラ、53および54は第1搬送路55に沿って
記録シートを搬送するための搬送ローラである。また、
56はフラッパ、57は記録シートを裏返えすためのシ
ート保持部、58はシート保持部57の入口に設けた導
入出用ローラ、59はフラッパ56より下流側から記録
シートをレジストローラ4に導くための第2搬送路であ
る。
【0038】このように構成した記録部200におい
て、インクジェット記録と電子写真記録との双方の記録
を1枚の記録シートに行う場合は、まず、インクジェッ
ト記録部12において、記録ヘッド11の主走査方向の
記録とローラ52による副走査方向のシート送りとの交
互によるカラー記録後第1搬送路55に沿って搬送さ
れ、フラッパ56およびスイッチバックローラ58を介
してシート保持部57にいったん収納される。そして、
ここで、フラッパ56による変針とスイッチバックロー
ラ58の逆回転とにより記録シートの向きと面とが反転
された上第2搬送路59によりレジストローラ4に導か
れる。そして、ここから電子写真記録部5によって記録
シートと同一面上にトナーによるモノクロ記録が行われ
る。
【0039】また、インクジェット記録のみの場合は、
インクジェット記録部12において上述したような記録
が行われた後、フラッパ56の向きにより記録シートは
第1搬送路55からそのまま第2搬送路59に導かれ、
ここからシート搬送部6および定着ローラ9を経て排出
トレイ10に排出される。更にまた、電子写真記録のみ
の場合は、インクジェット記録部12での記録を行わな
いまま上述の経路で記録シートをレジストローラ4に導
き、ここから電子写真記録部5により記録がなされたあ
と、シート搬送路6および定着ローラ9を経て排出トレ
イ10に排出される。なお、少なくともインクジェット
記録が行われる場合には、ファン51が駆動され、記録
シートが記録前に予熱される。
【0040】なお、以上に述べてきた各実施例では、電
子写真記録部に原稿からの反射光から得られた情報をい
ったんディジタルの電気信号に変換する方式のものを用
いたが、これにかえて、原稿からの反射光を例えば直接
感光体に照射するアナログ方式のものであってもよいこ
とはいうまでもない。
【0041】また、インクジェット記録部としては、イ
ンクを吐出するために利用されるエネルギとして熱エネ
ルギを発生する例えば電気熱変換体等を有するバブルジ
ェット記録ヘッドを具えたものを好適例としてあげるこ
とができるが、かかるバブルジェット方式によらない他
の形態のインクジェット記録ヘッドを具えたものであっ
てもよい。
【0042】更にまた、かかるインクジェット記録ヘッ
ドについて、上述の実施例で述べたように主走査インク
を吐出して記録を行うシリアル型のものに代えて、フル
マルチ型の記録ヘッドを用いてインクジェット記録部を
構成することも可能である。
【0043】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、原稿から読み取られた画像を被記録材上に記録する
記録装置であって、電子写真方式によって記録を行う電
子写真記録部と、インクジェット方式によって記録を行
うインクジェット記録部と、前記電子写真記録部および
/または前記インクジェット記録部による記録を指定す
る記録方式指定手段と、該記録方式指定手段によって指
定された方式の記録部により前記被記録材上に記録を実
施するように制御する制御手段とを具備するので、廉価
な構成で、目的に合わせてカラー記録、白黒記録あるい
は双方の記録を被記録材上に実施することができ、白黒
記録時には電子写真記録方式を用いることにより記録の
スループットを高めることができるなど、ユーザにとっ
て使い勝手の良い複写機などに好適な記録装置を提供す
ることができる。
【0044】また、インクジェット記録部のシート送り
部に低温定着手段を組込むことにより、インクジェット
記録に先行してトナーによる電子写真記録を行う場合の
トナーがインクジェット記録ヘッドのインク吐出部に付
着し、記録の不具合が発生するのを防止する効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による各部材の配置を模式
的に示す構成図である。
【図2】本発明にかかるインクジェット記録部の構成例
を示す平面図である。
【図3】本発明にかかるイメージスキャナの構成例を示
す上面図である。
【図4】本発明にかかる制御用回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】本発明にかかる画像処理回路の構成を、その処
理手順に従って示すブロック図である。
【図6】本発明による記録時の制御動作の手順を示すフ
ローチャートである。
【図7】本発明の第2実施例による各部材配置を模式的
に示す構成図である。
【図8】本発明の第3実施例による各部材配置を模式的
に示す構成図である。
【符号の説明】
1 複写機(本体) 2 カセット 3 送給ローラ 4 レジストローラ 5 電子写真記録部 6 シート搬送部 7 低温定着ローラ(対) 8 プラテン 9 (調温)定着ローラ(対) 10 排出トレイ 11 記録ヘッド 12 インクジェット記録部 13 感光ドラム 14 一次帯電器 15 レーザ発光ユニット 16 ミラー 17 トナー現像器 18 転写帯電器 19 クリーナ 20 キャリッジ 23 ステッピングモータ(主走査モータ) 24 ステッピングモータ(副走査モータ) 30 イメージスキャナ(画像読取部) 30A 載置台 31 プラテン板 32 照明ランプ 33,34,35 ミラー 37 イメージセンサ 38 (フルカラー用)読取センサ 41,56 フラッパ 42 搬送路 45 中間トレイ 51 (予熱)ファン 57 シート保持部 58 スイッチバックローラ 100,200 記録部 406 領域制御部 409 2値化回路 420 CPU 422 操作部 427 ROM 428 RAM

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿から読み取られた画像を被記録材上
    に記録する記録装置であって、 電子写真方式によって記録を行う電子写真記録部と、 インクジェット方式によって記録を行うインクジェット
    記録部と、 前記電子写真記録部および/または前記インクジェット
    記録部による記録を指定する記録方式指定手段と、 該記録方式指定手段によって指定された方式の記録部に
    より前記被記録材上に記録を実施するように制御する制
    御手段とを具備することを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記被記録材は前記制御手段により搬送
    手段を介して前記電子写真記録部および/または前記イ
    ンクジェット記録部に連続して搬送されるように制御さ
    れることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記搬送手段は、前記電子写真部および
    前記インクジェット記録部に共通して使用される定着手
    段を有することを特徴とする請求項2に記載の記録装
    置。
  4. 【請求項4】 前記定着手段は、記録前の前記被記録材
    を予熱する手段として使用されることを特徴とする請求
    項3に記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 前記定着手段は、前記電子写真記録部に
    よって記録された被記録材を定着する手段であることを
    特徴とする請求項3に記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 前記定着手段は前記インクジェット記録
    部におけるシート送り手段として機能することを特徴と
    する請求項3ないし5のいずれかの項に記載の記録装
    置。
  7. 【請求項7】 前記画像を前記原稿から読み取るために
    設けられる原稿照明光源は前記電子写真記録部および/
    または前記インクジェット記録部で記録される画像のた
    めに共通に使用されることを特徴とする請求項1に記載
    の記録装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記原稿から読み取ら
    れた画像を前記電子写真記録部および/または前記イン
    クジェット記録部で記録するために共通する画像処理を
    行うことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかの項
    に記載の記録装置。
JP24004394A 1994-10-04 1994-10-04 記録装置 Pending JPH08104034A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0854399A2 (en) * 1997-01-21 1998-07-22 Xerox Corporation Plural mode modular reproduction apparatus

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0854399A2 (en) * 1997-01-21 1998-07-22 Xerox Corporation Plural mode modular reproduction apparatus
EP0854399A3 (en) * 1997-01-21 2000-02-02 Xerox Corporation Plural mode modular reproduction apparatus

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