JPH08103624A - 排気ガスの処理方法及び処理装置 - Google Patents

排気ガスの処理方法及び処理装置

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JPH08103624A
JPH08103624A JP6243199A JP24319994A JPH08103624A JP H08103624 A JPH08103624 A JP H08103624A JP 6243199 A JP6243199 A JP 6243199A JP 24319994 A JP24319994 A JP 24319994A JP H08103624 A JPH08103624 A JP H08103624A
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JP
Japan
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exhaust gas
gas
aqueous solution
odor
catalyst
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Application number
JP6243199A
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English (en)
Inventor
Naohiro Morozumi
直洋 両角
Shinya Masuda
信也 増田
Hisashi Kazuta
久 数田
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Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ガスエンジンから排出されるガスを中和して
刺激臭を除去することを特徴とする排気ガスの処理方
法、及びガスエンジンの排気通路の途中に、排気ガスの
刺激臭を中和し得る刺激臭処理剤を設けてなる排気ガス
の処理装置。 【効果】 排気ガスの刺激臭を十分に除去することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスエンジンから排出
される排気ガスの刺激臭を除去するための、排気ガスの
処理方法及び処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ガスエンジンから排出される
ガスには刺激臭があり、不快感を与えていた。通常、自
動車の排気ガスに対しては、三元触媒が使用されるが、
ガスエンジンの場合は、燃料ガスに添加されている付臭
剤によるSOX が負触媒となり、かかる触媒は使用でき
なかった。そこで、活性炭を用いて、この刺激臭の除去
を試みたが、十分に除去することはできなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、排気
ガスの刺激臭を十分に除去することのできる、排気ガス
の処理方法及び処理装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題に鑑み鋭意研究
の結果、本発明者らは、排気ガス中の酸性成分が刺激臭
の原因であることに注目し、酸性排気ガスを中和するこ
とにより刺激臭が除去できることを見出し、本発明を完
成した。
【0005】すなわち、本発明は、ガスエンジンから排
出されるガスを中和して刺激臭を除去することを特徴と
する、排気ガスの処理方法である。また、本発明は、ガ
スエンジンの排気通路の途中に、排気ガスの刺激臭を中
和し得る刺激臭処理剤を設けてなる排気ガスの処理装置
である。
【0006】以下、本発明を詳細に説明する。本発明で
は、排気ガスを中和することにより、刺激臭を除去す
る。この刺激臭は、NOx 、有機酸等の酸性物質が原因
となっているため、これを中和するには、水に溶けると
アルカリ性を示す固体や、アルカリ水溶液、又はそれら
を組み合わせたものを処理剤として使用すればよい。
【0007】水に溶けるとアルカリ性を示す固体として
は、例えば、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸
化カルシウム、炭酸カルシウム、炭酸ナトリウム等が挙
げられ、前記炭酸カルシウムとしては、方解石、石灰
石、サンゴ等を用いることができる。また、アルカリ水
溶液としては、水酸化カリウム水溶液、水酸化ナトリウ
ム水溶液、水酸化カルシウム水溶液、炭酸カルシウム水
溶液、炭酸ナトリウム水溶液等を用いることができる。
【0008】前記固体を使用する場合は、粉状体、球状
体、ハニカム形状等、所望の形状で用いればよく、粉状
体のようにガスの通過により拡散するおそれのあるもの
の場合には、フィルター等を適宜使用すればよい。
【0009】ここで、直径2〜6mm程度の球状体の処理
剤を用いた処理装置の一実施例を図1に、ハニカム形状
の処理剤を用いた処理装置の一実施例を図2に示す。図
1において、1は排気管、2は球状体の処理剤、3はス
トッパー(金網)であり、図2において、4はハニカム
形状の処理剤である。排気ガスは、排気管1に設置され
た処理剤2,4を通過するが、このとき、排気ガス中に
含まれる酸性成分が処理剤2,4によって中和され、刺
激臭が除去される。
【0010】一方、アルカリ水溶液を使用する場合は、
当該水溶液中に排気ガスを直接通すように用いればよ
い。アルカリ水溶液のpHは、9以上であるのが好まし
い。このように処理剤としてアルカリ水溶液を使用した
実施例を図3に示す。図3において、5は処理容器、6
は処理液(アルカリ水溶液)である。処理液6は、処理
容器5を満たさない程度に注入されており、排気ガス
は、排気管1を通って直接処理液6の中に排出される。
このとき、排気ガス中に含まれる刺激臭は、処理液6に
よって中和される。その後排気ガスは、処理液6から処
理容器5の空間部に浮上し、さらに排気管1’を通って
排出される。このようにして得られる排気ガスは、刺激
臭が除去されている。
【0011】次に、本発明の排気ガスの処理方法を、シ
ステム図を参照して説明する。図6は、本発明の第1の
実施例による処理方法を示すシステム図である。図6に
おいて、Aはゼロガバナ、Bはミキサー、Cはエンジ
ン、Dは熱交換器、Eは刺激臭除去装置を表す。本実施
例では、燃料ガスは、ゼロガバナAによって圧力を調整
された後、ミキサーBにより所定の割合で空気と混合さ
れ、エンジンC内で燃焼して排気ガスとなる。排気ガス
は、熱交換器Dによって冷却された後、刺激臭除去装置
Eによって刺激臭が除去される。
【0012】排気ガスを熱交換器Dによって冷却するの
は、空調装置冷媒へのエネルギー補助的補給あるいは熱
応力緩和等のためであるが、この冷却方法としてはいか
なる手段を用いてもよく、例えばエンジン冷却水を用い
ることができる。なお、刺激臭除去装置Eとしては、前
述した排気ガス処理装置を使用すればよい。
【0013】図7は、本発明の第2の実施例による処理
方法を示すシステム図である。本実施例は、第1の実施
例とほぼ同様の構成をとるが、刺激臭除去装置Eを冷却
する点で異なる。冷却方法としてはいかなる手段を用い
てもよく、例えばエンジン冷却水を用いることができ
る。このように、刺激臭除去装置Eを冷却することによ
り、刺激臭の成分が凝縮したり、凝縮水により多く溶解
したりして、処理剤の表面に付着しやすくなり、効率良
く刺激臭を除去することができる。具体的には、処理剤
又は処理液が80〜20℃程度になるように冷却するのが好
ましい。
【0014】図8は、本発明の第3の実施例による処理
方法を示すシステム図である。本実施例も、第1の実施
例とほぼ同様の構成をとるが、刺激臭除去装置Eにおい
て排気ガスに対して水を添加する点で異なる。このよう
に、排気ガスに水を添加することにより、排気ガス温度
を下げるとともに酸性成分を水に吸収させ、効率良く刺
激臭を除去することができる。具体的な添加量として
は、2000ccエンジンを使用した場合、10〜200 ml/分が
好ましい。
【0015】図9は、本発明の第4の実施例による処理
方法を示すシステム図である。図9において、Fは付臭
剤除去装置を表す。本実施例では、燃料ガスは、ゼロガ
バナAによって圧力を調整された後、ミキサーCにより
空気と混合され、エンジンD内で燃焼して排気ガスとな
る。排気ガスは、熱交換器Dによって冷却された後、刺
激臭除去装置Eによって刺激臭が除去され、さらに付臭
剤除去装置Fによって、付臭剤が除去される。
【0016】ガスエンジンの燃料として使用される都市
ガスやプロパンガスのようなガス燃料は、その燃料成分
自体無臭に近く、万一燃料が漏れた場合を考慮して、イ
オウ系、アミン系等の臭気成分、即ち付臭剤が添加され
ている。ところが、エンジン内での燃焼が不完全な場
合、未燃ガス中に臭気成分が残り、その異臭が問題とな
る。そこで、本実施例では、付臭剤除去装置Fによって
付臭剤を除去する。
【0017】付臭剤を除去するには、触媒を用いた常法
によって行えばよい。しかしながら、ガス燃料として付
臭剤が複数種類混入されたものを使用すると、充分に付
臭剤を除去することができない場合がある。このような
場合、各々の付臭剤を個別に除去することのできる触媒
を組み合わせることによって、実質的に全ての種類の付
臭剤を除去することができる。例えば、下記の化学式
(1)
【0018】
【化1】
【0019】で示される構造を有するメルカプタン類
(例えばターシャリーブチルメルカプタン、i−プロピ
ルメルカプタン、n−プロピルメルカプタン、3−メチ
ル−3−ペンタンチオール等)からなるもの(以下、こ
れを単に第1の付臭剤という)と、下記の化学式(2)
【0020】
【化2】
【0021】で示される構造を有する鎖状スルフィド
類、環状スルフィド類、鎖状ジメチルスルフィド、鎖状
メチルエチルスルフィド、環状テトラヒドロチオフェン
等からなるもの(以下、これを単に第2の付臭剤とい
う)を含有するガス燃料を用いた場合、第1の付臭剤を
除去することのできる触媒(以下、これを単に第1の触
媒という)としては、Cu−Hイオン交換ゼオライト系
触媒、Mn酸化物−セラミック系触媒、Cu−Mn触
媒、ホプカライト触媒、Mn−Fe系触媒、Fe−Cu
系複合酸化物触媒等を単独で、又は適宜組み合わせて用
いることができる。Cu−Hイオン交換ゼオライト系触
媒としては、例えば新日本製鉄製のHCYZを用いるこ
とができ、Mn酸化物−セラミック系触媒としては、例
えば堺化学工業製のSAP−1を用いることができ、ホ
プカライト触媒としては、例えばジーエルサイエンス製
のホプカライトIIを用いることができる。
【0022】また、第2の付臭剤を除去することのでき
る触媒(以下、これを単に第2の触媒という)として
は、Mn酸化物−セラミック系触媒、Cu−Mn触媒、
ホプカライト触媒、Mn−Fe系触媒、Fe−Cu系複
合酸化物触媒等を単独で、又は適宜組み合わせて用いる
ことができる。Mn酸化物−セラミック系触媒として
は、例えば堺化学工業製のSAP−10を用いることが
でき、ホプカライト触媒としては、例えばジーエルサイ
エンス製のホプカライトIを用いることができる。
【0023】第1の触媒と第2の触媒は、直列に組み合
わせて用いるのが好ましく、特に第1の触媒をガス燃料
の流れ方向上流側に、第2の触媒をガス燃料の流れ方向
下流側に配置して用いるのが好ましい。また、上記に具
体的に記載の第1の触媒及び第2の触媒は、適宜組み合
わせて使用することができる。例えば、第1の触媒に比
表面積の小さいMn酸化物−セラミック系触媒を用い、
第2の触媒に比表面積の大きいMn酸化物−セラミック
系触媒を用いることができる。具体的には、Mn酸化物
−セラミック系触媒の比表面積が10〜150 M2 /gであ
るものを第1の触媒として、Mn酸化物−セラミック系
触媒の比表面積が50〜200 M2 /gであるものを第2の
触媒として用いることができる。
【0024】上記第1の触媒と第2の触媒との適宜の組
み合わせにより、上流側の触媒で化学構造的に除去し易
い付臭剤を除去した後、下流側の触媒で化学構造的に除
去し難い付臭剤を除去する。このようにするのが好まし
い理由は以下の通りである。 1.化学式(1)で示される付臭剤は化学構造的に分解
し易い。 2.化学式(2)で示される付臭剤は化学構造的に化学
式(1)で示される付臭剤より安定している。 3.化学式(2)で示される付臭剤は燃料ガス、例えば
下記の化学式(3)で示されるプロパン
【0025】
【化3】
【0026】に近い構造になっているので、多量に存在
するプロパンと化学式(2)で示される付臭剤とを触媒
が区別できるようにする必要がある。なお、第1の触媒
を下流側に、第2の触媒を上流側に配置する構成を採る
と、ガス燃料中の第1の付臭剤と第2の付臭剤との両方
が上流側の第2の触媒に流入してこれに吸着されるが、
第2の触媒では第1の付臭剤と第2の付臭剤との両方が
吸着されると、第2の付臭剤を完全には除去できなくな
るので、これが下流側に流出してしまう。すなわち、こ
のときには第2の付臭剤の除去は完全には行われず、こ
れが僅かに下流側の第1の触媒に流入することになる。
第1の触媒では第2の付臭剤は除去できないので、結
局、ガスエンジンに第2の付臭剤が供給されてしまう。
従って前記のように、第1の触媒をガス燃料の流れ方向
上流側に、第2の触媒をガス燃料の流れ方向下流側に配
置して用いるのが好ましい。
【0027】触媒は、80℃以下の温度下で使用するのが
好ましく、特に30℃以下で使用するのが好ましい。前記
温度範囲から外れた状況下で使用すると、触媒活性が低
下し、付臭剤を除去するのが困難となる。触媒をこのよ
うな温度下で使用するには、エンジンの冷却水によって
冷却することができる。また、別途冷却装置を用いる
と、さらに効果があるため好ましい。
【0028】触媒の使用形態としては、付臭剤を除去で
きればいかなる形態で用いてもよいが、付臭剤の除去効
率を考慮して、ハニカム構造とするのが好ましい。ま
た、触媒は、SV値を102 〜105 -1で使用するのが好
ましく、特に102 〜103 -1で使用するのが好ましい。
【0029】図10は、本発明の第5の実施例による処理
方法を示すシステム図である。図10において、Gはオイ
ルトラップを表す。本実施例では、燃料ガスは、ゼロガ
バナAによって圧力を調整された後、ミキサーCにより
空気と混合され、エンジンD内で燃焼して排気ガスとな
る。排気ガスは、熱交換器Dによって冷却された後、オ
イルトラップGによって油分が除去され、さらに刺激臭
除去装置Eによって刺激臭が除去される。
【0030】排気ガスが冷却されると、排気ガス中に含
まれる油分の蒸気が液化する。この液化した油分は、刺
激臭除去装置Eで使用している処理剤の表面に付着し、
それによって中和機能が低下する場合がある。本実施例
は、オイルトラップを設けて、当該油分を除去すること
により、刺激臭を効率的に除去するものである。油分を
除去できればいかなる方法(装置)を用いてもよいが、
図4及び図5に示すような、オイルトラップ付刺激臭除
去装置を例示することができる。
【0031】図4におけるオイルトラップ付刺激臭除去
装置は、油貯留槽7と、油分離槽8と、刺激臭除去槽9
と、油貯留槽7から油分離槽8に渡って配置される親油
性材10とで構成される。油貯留槽7と、油分離槽8と、
刺激臭除去槽9とは、開閉可能な蓋12を有するケーシン
グ13内に設置され、ケーシング13の中で、油貯留槽7及
び油分離槽8は刺激臭除去槽9の上流側に配置される。
親油性材10は、隔壁11の上方に開口している窓部11aを
通り、その一端は油分離槽8の底面に接触し、他端は油
貯留槽7の底面に接触している。この親油性材10の役割
は、油分を毛細管現象により油分離槽8から油貯留槽7
に移送することにある。油分離槽8には、排気管1が連
結されるとともに、多数の孔を有し、刺激臭処理剤を収
納しているプレート14と、蓋12とに沿って、別の親油性
材10’が設けられている。この親油性材10’の役割は、
排気ガス中の油分を吸収することにある。
【0032】刺激臭除去槽9において、プレート14とと
もに刺激臭処理剤を収納しているプレート14’の下流の
室9aは空間になっており、室9aには排気管1’が設
けられている。この室9aには、排気管1’以外にも排
水口15を設けることができる。このような排水口15を設
けることにより、中和により生成した塩分を凝縮水とと
もに排出することができる。
【0033】なお、排水口15に接続する排水管を、図中
二点鎖線で示すように上方に湾曲させると、刺激臭除去
槽9内の水面を上げることができ、水に溶ける排気ガス
中の刺激臭成分をより効率良く中和することができる。
【0034】排気ガスは、排気管1を通り、油分離槽8
に導かれ、親油性材10’により油分が除去された後、刺
激臭処理剤によって中和され、排気管1’から排出され
る。このとき、油分離槽8の下方に溜まった油分は、親
油性材10の毛細管現象により油貯留槽7に移送されるた
め、油分が刺激臭処理剤に付着することがなく、効率良
く刺激臭を中和することができる。なお、油貯留槽7に
移送された油分は、所定量溜まったら排出口7aから排
出される。また、本実施例では、蓋12を開けることによ
り、親油性材10’や刺激臭処理剤2を適宜交換すること
ができる。
【0035】親油性材10は、毛細管現象により油分を移
送することができればいかなるものからなってもよく、
例えば、親油性の繊維からなる布状あるいは網状のもの
を用いることができる。具体的には、ポリプロピレン不
織布(例えば、三井石油化学製のタフネル)、ポリプロ
ピレン−ポリエチレン不織布(例えば、三菱レーヨン社
製のDMソーブ)、ポリプロピレン不織布で袋を形成
し、内部に粒子状のアクリル樹脂を詰めたもの(例え
ば、日本触媒社製のオレオソーブパック)等が挙げられ
る。また、これらの材料を用いてフェルト状にしたも
の、あるいはこれらの繊維糸を撚ってロープ状にしたも
のを使用することもできる。
【0036】一方、親油性材10’は、排気ガス中の油分
を吸収することができればいかなるものからなってもよ
く、例えば吸油マット、具体的にはポリプロピレン不織
布で袋を形成し、内部に粒子状のアクリル樹脂を詰めた
もの(例えば、日本触媒社製のオレオソーブパック)等
を用いることができる。
【0037】図5におけるオイルトラップ付刺激臭除去
装置は、図4における装置の親油性材10及び油貯留槽7
を省略したものである。このようなオイルトラップ付刺
激臭除去装置は、図4のものと比較してコンパクトにす
ることができ、排気量の小さいエンジン等排気ガス中の
油分が少ないものに対して使用することができる。
【0038】図11は、本発明の第6の実施例による処理
方法を示すシステム図である。図11において、Hは排気
ガス浄化用の触媒を表す。本実施例では、燃料ガスは、
ゼロガバナAによって圧力を調整された後、ミキサーC
により空気と混合され、エンジンD内で燃焼して排気ガ
スとなる。排気ガスは、熱交換器Dによって冷却された
後、触媒HによってCO、HC、NOX 等が除去、浄化
され、さらに刺激臭除去装置Eによって刺激臭が除去さ
れる。
【0039】触媒Hとしては、排気ガスを浄化できるも
のであればいかなる種類のものを用いてもよいが、ここ
では酸化触媒又は還元触媒を用いることができる。一般
的に、空気と燃料ガスの比、即ち空燃比が小さいリッチ
な混合気を燃焼させるエンジンには酸化触媒を用い、空
燃比の大きいリーンな混合気を燃焼させるエンジンには
還元触媒を用いる。
【0040】酸化触媒としては、例えば、ゼオライト触
媒、Al23触媒、Pt触媒、Pd触媒、Pt/Pd系
触媒、Au系触媒等が挙げられる。また、還元触媒とし
ては、例えば、Pt/Al23系触媒、Cu−ZSM−
5触媒、ペロブスカイト系触媒、Au系触媒等が挙げら
れる。それらの使用方法は、常法によればよい。
【0041】図12は、本発明の第7の実施例による処理
方法を示すシステム図である。本実施例は、第4の実施
例において、付臭剤除去装置Fを、ゼロガバナAとミキ
サーCとの間に設置した例である。付臭剤除去装置F
は、第4の実施例と同様のものを用いることができる。
【0042】付臭剤の混入したガス燃料をそのままガス
エンジンに供給すると、燃焼室でSOX が発生してこれ
が水蒸気と結合し、燃焼室壁等の腐食などを引き起こし
たり、排気経路の腐食などを引き起こすおそれがある。
また、クランク室に洩れるブローバイガス中に、付臭剤
に起因するSOX が混ざると、ブローバイガス中の水蒸
気と結合して酸となり、この一部が燃焼室からクランク
室へ吹き抜け、クランク室中の油とともに各部の潤滑部
に送られ、潤滑部を腐食してしまうおそれがある。従っ
て、本実施例のように、ガスエンジンに供給する前にガ
ス燃料から付臭剤を除去することにより、前記のような
腐食を防止することができる。
【0043】また、燃料ガス中の付臭剤の濃度は、混合
気(燃料ガス+空気)中の付臭剤の濃度よりもはるかに
高い(可燃混合気割合が仮に燃料1:空気14とすると、
混合気中の臭気成分の濃度は、混合前の1/15となって
しまう)ため、本実施例のように、空気と燃料ガスとを
混合する前、即ちミキサーBより上流に付臭剤除去装置
Fを配置することにより、ミキサーBより下流に配置す
る場合よりも、効率良く付臭剤を除去することができ
る。
【0044】図13は、本発明の第8の実施例による処理
方法を示すシステム図である。本実施例は、第7の実施
例とほぼ同様の構成をとるが、第2の実施例と同様に刺
激臭除去装置Eを冷却する点で異なる。その他、第7の
実施例において、第3の実施例のように刺激臭除去装置
Eに水を添加したり、第5の実施例のようにオイルトラ
ップGを設けたり、第6の実施例のように酸化触媒又は
還元触媒を設けることもできる。
【0045】図14は、本発明の第9の実施例による処理
方法を示すシステム図である。本実施例では、燃料ガス
は、ゼロガバナAによって圧力を調整された後、ミキサ
ーCにより空気と混合され、次いで付臭剤除去装置Bに
よって付臭剤が除かれる。そしてエンジンD内で燃焼し
て排気ガスとなり、熱交換器Dによって冷却された後、
刺激臭除去装置Eによって刺激臭が除去される。このよ
うに、空気と混合された後においても、燃料ガス中の付
臭剤を除去することは可能である。
【0046】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説
明するが、これらの実施例は本発明の範囲を何等限定す
るものではない。
【0047】(実施例1)図6のシステム図に示される
構成で、各装置を設置した。ガスエンジンとしてはマツ
ダ製2000ccエンジンを用い、また刺激臭除去装置として
は図1に示される構造のものを用意した。この刺激臭除
去装置における処理剤としては、平均径5mmの方解石
(CaCO3)を用いた。燃料ガスとして、t−ブチルメル
カプタンを1.2ppm、ジメチルスルフィドを0.3ppm含有す
るLPGを用い、前記ガスエンジンを作動させた。各装
置通過後の排気ガスの臭いを調べた。結果を表1に示
す。
【0048】(実施例2)図7のシステム図に示される
構成で、各装置を設置した。燃料ガス及びガスエンジン
は実施例1と同様のものを用いたが、刺激臭除去装置に
ついては、周囲を冷却水によって冷却できる構造のもの
を用いた。前記ガスエンジンを作動させるとともに、刺
激臭除去装置を冷却水によって65℃に冷却した。各装置
通過後の排気ガスの臭いを表1に示す。
【0049】(実施例3)図8のシステム図に示される
構成で、各装置を設置した。燃料ガス及びガスエンジン
は実施例1と同様のものを用いたが、刺激臭除去装置に
ついては、排気ガスに水を添加できる構造のものを用い
た。前記ガスエンジンを作動させるとともに、刺激臭除
去装置中の排気ガスに10ml/minの水を添加した。各装置
通過後の排気ガスの臭いを表1に示す。
【0050】(実施例4)図9のシステム図に示される
構成で、各装置を設置した。燃料ガス、ガスエンジン及
び刺激臭除去装置は実施例1と同様のものを用いた。付
臭剤除去装置としては、比表面積が80M2 /gであり、
ハニカム構造となっている第1のMn酸化物−セラミッ
ク系触媒(堺化学工業製,SAP−1)と、比表面積が
150 M2 /gであり、ハニカム構造となっている第2の
Mn酸化物−セラミック系触媒(堺化学工業製,SAP
−10)とを用い、第1のMn酸化物−セラミック系触
媒がガス燃料の流れ方向上流側となるように配置したも
のを用いた。前記ガスエンジンを作動させ、付臭剤除去
装置通過後の排気ガス中におけるt−ブチルメルカプタ
ン及びジメチルスルフィドの濃度を測定するとともに、
各装置通過後の排気ガスの臭いを調べた。なお、そのと
きの触媒の温度は20℃であり、SV値は5×104 -1
あった。結果を表1に示す。
【0051】(実施例5)図10のシステム図に示される
構成で、各装置を設置した。燃料ガス及びガスエンジン
は実施例1と同様のものを用いたが、刺激臭除去装置に
ついては、図4に示されるようなオイルトラップ付きの
ものを用いた。このオイルトラップにおける親油性材と
しては、ポリプロピレン不織布(三井石油化学製:タフ
ネル)を用いた。前記ガスエンジンを作動させ、各装置
通過後の排気ガスの臭いを調べた。結果を表1に示す。
【0052】(実施例6)図11のシステム図に示される
構成で、各装置を設置した。燃料ガス、ガスエンジン及
び刺激臭除去装置は実施例1と同様のものを用いた。触
媒としては、酸化触媒であるPt触媒を用い、メタルハ
ニカムに塗布して使用した。前記ガスエンジンを作動さ
せ、各装置通過後の排気ガスの臭いを調べた。結果を表
1に示す。
【0053】(実施例7)図12のシステム図に示される
構成で、各装置を設置した。燃料ガス、ガスエンジン及
び刺激臭除去装置は実施例1と同様のものを用い、付臭
剤除去装置は実施例4と同様のものを用いた。前記ガス
エンジンを作動させ、付臭剤除去装置通過後の排気ガス
中におけるt−ブチルメルカプタン及びジメチルスルフ
ィドの濃度を測定するとともに、各装置通過後の排気ガ
スの臭いを調べた。結果を表1に示す。
【0054】(実施例8)図13のシステム図に示される
構成で、各装置を設置した。燃料ガス及びガスエンジン
は実施例1と同様のものを用い、刺激臭除去装置は実施
例2と同様のものを用い、付臭剤除去装置は実施例4と
同様のものを用いた。前記ガスエンジンを作動させ、付
臭剤除去装置通過後の排気ガス中におけるt−ブチルメ
ルカプタン及びジメチルスルフィドの濃度を測定すると
ともに、各装置通過後の排気ガスの臭いを調べた。結果
を表1に示す。
【0055】(実施例9)図14のシステム図に示される
構成で、各装置を設置した。燃料ガス、ガスエンジン及
び刺激臭除去装置は実施例1と同様のものを用い、付臭
剤除去装置は実施例4と同様のものを用いた。前記ガス
エンジンを作動させ、付臭剤除去装置通過後の排気ガス
中におけるt−ブチルメルカプタン及びジメチルスルフ
ィドの濃度を測定するとともに、各装置通過後の排気ガ
スの臭いを調べた。結果を表1に示す。
【0056】(比較例1)実施例1におけるガスエンジ
ン及び熱交換器のみを用い、実施例1と同様にして排気
ガスの臭いを調べた。結果を表1に示す。
【0057】
【表1】
【0058】表1から明らかなように、本発明の刺激臭
除去装置を用いることにより、排気ガス中の刺激臭を除
去することができる。ところで、通常の排気ガスは、主
に不完全燃焼により生じるHC臭、及び空気中の窒素ガ
スに起因するNOX による酸性刺激臭を有する。また、
システム中付臭剤除去装置が配置されていないもので
は、付臭剤が未燃焼のままエンジンを通過することによ
る付臭剤臭、及び付臭剤が燃焼して生じるSOX 臭によ
る酸性刺激臭がさらに加わる。HC臭及び付臭剤臭は主
に酸化触媒により、両酸性刺激臭は刺激臭処理剤による
中和作用あるいはさらに還元触媒により除去することが
できる。
【0059】表1中の実施例4及び7〜9においては、
付臭剤はエンジンに到達する前に除去されるが、排気ガ
スの臭いとして極僅かに残るものがあるとすれば、三元
触媒あるいは酸化触媒が使用されない場合のHC臭であ
る。また、実施例1〜3、5及び6において排気ガスの
臭いとして極僅かに残るものがあるとすれば、未燃焼の
ままエンジンを通過する付臭剤臭である。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、排気ガスの刺激臭を十
分に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による排気ガスの処理装置
(刺激臭除去装置)を示す概略図である。
【図2】本発明の他の実施例による排気ガスの処理装置
(刺激臭除去装置)を示す概略図である。
【図3】本発明の別の実施例による排気ガスの処理装置
(刺激臭除去装置)を示す概略図である。
【図4】本発明の他の実施例による排気ガスの処理装置
(オイルトラップ付刺激臭除去装置)を示す概略図であ
る。
【図5】本発明の別の実施例による排気ガスの処理装置
(オイルトラップ付刺激臭除去装置)を示す概略図であ
る。
【図6】本発明の第1の実施例による処理方法を示すシ
ステム図である。
【図7】本発明の第2の実施例による処理方法を示すシ
ステム図である。
【図8】本発明の第3の実施例による処理方法を示すシ
ステム図である。
【図9】本発明の第4の実施例による処理方法を示すシ
ステム図である。
【図10】本発明の第5の実施例による処理方法を示す
システム図である。
【図11】本発明の第6の実施例による処理方法を示す
システム図である。
【図12】本発明の第7の実施例による処理方法を示す
システム図である。
【図13】本発明の第8の実施例による処理方法を示す
システム図である。
【図14】本発明の第9の実施例による処理方法を示す
システム図である。
【符号の説明】
1,1’…排気管 2…球状体の処理剤 4…ハニカム形状の処理剤 6…処理液 7…油貯留槽 8…油分離槽 9…刺激臭除去槽 10,10’…親油性材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 53/72 53/56 B01D 53/34 118 C 120 D 130 D

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスエンジンから排出されるガスを中和
    して刺激臭を除去することを特徴とする、排気ガスの処
    理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の排気ガスの処理方法にお
    いて、水に溶けるとアルカリ性を示す固体及び/又はア
    ルカリ水溶液を用いて、前記中和を行うことを特徴とす
    る方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の排気ガスの処理方法にお
    いて、前記水に溶けるとアルカリ性を示す固体が、水酸
    化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カルシウム、炭
    酸カルシウム及び炭酸ナトリウムからなる群から選ばれ
    た少なくとも1種の化合物であり、前記アルカリ水溶液
    が、水酸化カリウム水溶液、水酸化ナトリウム水溶液、
    水酸化カルシウム水溶液、炭酸カルシウム水溶液、炭酸
    ナトリウム水溶液、からなる群から選ばれた少なくとも
    1種のアルカリ水溶液であることを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3いずれか記載の排気ガス
    の処理方法において、冷却した状態で前記中和を行うこ
    とを特徴とする、排気ガスの処理方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3いずれか記載の排気ガス
    の処理方法において、排気ガスに水を添加して前記中和
    を行うことを特徴とする、排気ガスの処理方法。
  6. 【請求項6】 ガスエンジンから排出されるガスに含ま
    れる油分を分離した後、該排気ガスを中和して刺激臭を
    除去することを特徴とする、排気ガスの処理方法。
  7. 【請求項7】 ガスエンジンから排出されるガスを、酸
    化触媒又は還元触媒で処理した後、該排気ガスを中和し
    て刺激臭を除去することを特徴とする、排気ガスの処理
    方法。
  8. 【請求項8】 ガスエンジンから排出されるガスを中和
    して刺激臭を除去した後、触媒を用いて付臭剤を除去す
    ることを特徴とする、排気ガスの処理方法。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至7いずれか記載の排気ガス
    の処理方法において、燃料ガスをガスエンジンに導く前
    に、触媒を用いて前記燃料ガスの付臭剤を除去すること
    を特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 ガスエンジンの排気通路の途中に、排
    気ガスの刺激臭を中和し得る刺激臭処理剤を設けてなる
    排気ガスの処理装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の排気ガスの処理装置に
    おいて、前記刺激臭処理剤が、水に溶けるとアルカリ性
    を示す固体及び/又はアルカリ水溶液であることを特徴
    とする装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の排気ガスの処理装置に
    おいて、前記水に溶けるとアルカリ性を示す固体が、水
    酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カルシウム、
    炭酸カルシウム及び炭酸ナトリウムからなる群から選ば
    れた少なくとも1種の化合物であり、前記アルカリ水溶
    液が、水酸化カリウム水溶液、水酸化ナトリウム水溶
    液、水酸化カルシウム水溶液、炭酸カルシウム水溶液、
    炭酸ナトリウム水溶液、からなる群から選ばれた少なく
    とも1種のアルカリ水溶液であることを特徴とする装
    置。
  13. 【請求項13】 請求項10記載の排気ガスの処理装置に
    おいて、前記刺激臭処理剤を冷却する手段を有すること
    を特徴とする装置。
  14. 【請求項14】 ガスエンジンの排気通路の途中に、排
    気ガスの刺激臭を中和し得る刺激臭処理剤を設けてな
    り、前記排気ガスに水を添加する手段を有することを特
    徴とする、排気ガスの処理装置。
  15. 【請求項15】 ガスエンジンの排気通路の途中に、排
    気ガスに含まれる油分を分離し得る油分離装置と、該油
    分離装置の下流に、排気ガスの刺激臭を中和し得る刺激
    臭処理剤を有する中和装置とを設けてなることを特徴と
    する、排気ガスの処理装置。
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