JPH08103529A - スキーストック用グリップ - Google Patents

スキーストック用グリップ

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Publication number
JPH08103529A
JPH08103529A JP26827494A JP26827494A JPH08103529A JP H08103529 A JPH08103529 A JP H08103529A JP 26827494 A JP26827494 A JP 26827494A JP 26827494 A JP26827494 A JP 26827494A JP H08103529 A JPH08103529 A JP H08103529A
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JP
Japan
Prior art keywords
strap
mounting hole
grip
rocker
loop
Prior art date
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Pending
Application number
JP26827494A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadao Naito
貞男 内藤
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Individual
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ストラップの長さ調節を容易に行えるととも
に、使用フィーリングが良好となり、しかも、組立性、
量産性及び低コスト性に優れるグリップを提供する。 【構成】 グリップ本体1xの上部後面から前方向に形
成したストラップ取付穴2と、ストラップ取付穴2の中
間部に貫通する引掛ピン3と、引掛ピン3の手前に位置
するストラップ取付穴に収容するロッカー4と、一端を
ロッカー4に固定したストラップ5を備え、ロッカー4
から導出するストラップ5を、引掛ピン3に掛けた状態
でストラップ取付穴2の外部に導出し、外部にてループ
Lを作るとともに、ロッカー4の上からストラップ取付
穴2に導入し、かつ引掛ピン3の周りに掛けた状態でス
トラップ取付穴2の外部に導出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はストラップの長さ調節機
能を備えたスキーストック用グリップに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スキーストックに備えるグリップ
にストラップを取り付ける場合、図5に示すように、グ
リップ本体51に、その下面から上方に至るポール取付
穴53と、上部後面から前方に至り、かつポール取付穴
53に連通するストラップ取付穴54をそれぞれ設ける
とともに、中間部を折り返して二枚重ねにしたストラッ
プ52の折り返し側を、ストラップ取付穴54に挿入
し、さらに、ポール取付穴53に中栓55を挿入した
後、グリップ本体51の上端から取付ネジ56によりネ
ジ止めしていた。これにより、取付ネジ56はストラッ
プ52を貫通して中栓55に螺着し、ストラップ52は
グリップ本体51に固定される。
【0003】一方、グリップ本体51から導出される二
本のストラップバンド52a,52bの先端には、アジ
ャスタ57を取付け、このアジャスタ57を介して各ス
トラップバンド52a,52bの先端を結合し、これに
より、ストラップ52を構成するとともに、アジャスタ
57によってストラップ52の長さ調節を可能にしてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
のグリップは次のような問題点があった。
【0005】第一に、ストラップ52の長さ調節は、二
本のストラップバンド52a,52bの先端同士を結合
するアジャスタ57により行うため、その調節操作が煩
わしく時間がかかるなど、容易に長さ調節を行うことが
できない。
【0006】第二に、アジャスタ57はストラップ52
の途中に存在するため、ストラップ52の使用フィーリ
ングに劣る。
【0007】第三に、組立時には中栓55を挿入してネ
ジ止めするなどの工程を必要とするため、組立性及び量
産性に劣る。また、別途のアジャスタ57を必要とする
ため、低コスト性にも劣る。
【0008】本発明はこのような従来の技術に存在する
課題を解決したものであり、ストラップの長さ調節を容
易に行うことができるとともに、使用フィーリングが良
好となり、しかも、組立性、量産性及び低コスト性に優
れるスキーストック用グリップの提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るスキースト
ック用グリップ1は、グリップ本体1xの上部後面から
前方向水平に形成したストラップ取付穴2と、このスト
ラップ取付穴2の中間部に貫通する左右方向の引掛ピン
3と、この引掛ピン3の手前に位置するストラップ取付
穴2に収容するロッカー4と、一端をロッカー4に固定
したストラップ5を備え、このロッカー4から導出する
ストラップ5を、引掛ピン3に掛けた状態でストラップ
取付穴2の外部に導出し、外部にてループLを作るとと
もに、さらに、ロッカー4の上からストラップ取付穴2
に導入し、かつ引掛ピン3の周りに掛けた状態でストラ
ップ取付穴2の外部に導出することにより、ストラップ
5の他端を調節用自由端5fとしてなることを特徴とす
る。
【0010】この場合、ロッカー4には、ストラップ5
をストラップ取付穴2の壁部に押付可能な突出押部4p
を有する。
【0011】
【作用】本発明に係るスキーストック用グリップ1によ
れば、ストラップ5に手を掛けない状態でストラップ5
の他端である調節用自由端5fを引張れば、ループLは
自由なため、当該調節用自由端5f側をストラップ取付
穴2から引き出すことができる。この結果、ループLを
形成しているストラップ5の一方がストラップ取付穴2
に引き込まれ、ループLは小さくなる。他方、ループL
を形成しているストラップ5の一方を水平方向に引張れ
ば、ロッカー4とは干渉しないため、ループLを形成し
ているストラップ5の一方をストラップ取付穴2から引
き出すことができ、ループLは大きくなる。この際、ス
トラップ5の調節用自由端5f側はストラップ取付穴2
に引き込まれる。よって、ストラップ5(ループL)の
長さ調節を極めて容易に行うことができる。
【0012】一方、使用時にはループLに手を入れてグ
リップ1を握るため、常にループLは下方に向いた状態
となる。この結果、ループLはロッカー4を下方に押え
付けるため、ロッカー4の下面とストラップ取付穴2の
壁部間に存在するストラップ5は、ロッカー4の突出押
部4pによってストラップ取付穴2の壁部に押え付けら
れる。これにより、ストラップ5はロックされ、ストラ
ップ5(ループL)の長さは固定された状態となる。
【0013】このようなストラップ5(ループL)は、
途中にアジャスタが存在しないため、ストラップ5の使
用フィーリングが良好になるとともに、低コスト性にも
優れる。また、従来のような中栓を挿入してネジ止めす
るなどの工程が不要となるため、組立性及び量産性にも
優れる。
【0014】
【実施例】次に、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図
面に基づき詳細に説明する。
【0015】まず、本実施例に係るスキーストック用グ
リップ1に用いる部材について、図1〜図3を参照して
説明する。
【0016】図1において、1xは合成樹脂により全体
を一体成形したグリップ本体である。グリップ本体1x
の上部後面には、前方向水平に形成したストラップ取付
穴2を有する。また、グリップ本体1xの下面には上方
に形成したポール取付穴11を有する。
【0017】一方、3は引掛ピンであり、図3に示すよ
うに、グリップ本体1xの横幅と同程度の長さを有し、
かつ一端には大径の頭部3hを有する。なお、グリップ
本体1xには、この引掛ピン3がストラップ取付穴2の
中間部における左右方向に貫通し、かつ圧入して取付け
るための取付孔12a,12bを有する。
【0018】他方、4はストラップ取付穴2に収容可能
なロッカーであり、合成樹脂等によりブロック状に一体
成形する。ロッカー4はストラップ取付穴2の横幅とほ
ぼ同じ幅を有する。また、一端の上面には突出被押部4
uを有するとともに、一端の下面には突出押部4pを有
する。
【0019】さらに、5はストラップであり、このスト
ラップ5は一本のストラップバンド5bを用いる。
【0020】次に、本実施例に係るグリップ1の組立方
法について、各図を参照して説明する。
【0021】まず、ロッカー4の下面に、ネジ13等を
用いてストラップバンド5bの一端を固定する。なお、
ストラップバンド5bの他側はロッカー4から前方に導
出する。
【0022】一方、ストラップバンド5bは中間部を折
り返すとともに、折り返したストラップバンド5bは、
さらに、ロッカー4を内側にして折り返す。そして、ロ
ッカー4が下側に位置する状態で、折り返した部分をス
トラップ取付穴2の奥まで挿入し、この後、引掛ピン3
をグリップ本体1xの一方から取付孔12a,12bに
圧入して固定する。これにより、ストラップ取付穴2の
外部には、ループLが形成されるため、ループLを引張
れば、ロッカー4及びストラップ5の他端における調節
用自由端5fがストラップ取付穴2に引き込まれ、ロッ
カー4の前端は引掛ピン3に当接する。
【0023】よって、図1に示すように、ロッカー4
は、引掛ピン3の手前に位置するストラップ取付穴に収
容されるとともに、ロッカー4から導出するストラップ
5は、引掛ピン3に掛けた状態でストラップ取付穴2の
外部に導出し、外部にてループLを作るとともに、さら
に、ロッカー4の上からストラップ取付穴2に導入し、
かつ引掛ピン3の周りに掛けた状態でストラップ取付穴
2の外部に導出する。これにより、ストラップ5の他端
は調節用自由端5fとなる。これにより、グリップ1が
出来上がる。
【0024】他方、グリップ1のポール取付穴11に、
ポール21を圧入するとともに、図4に示すように、ポ
ール21の下端に石突部22を設け、さらに、この石突
部22の上端にリング23を固定すれば、図示のスキー
ストックSが出来上がる。
【0025】次に、本実施例に係るグリップ1の使用方
法について、各図を参照して説明する。
【0026】まず、ストラップ5の長さ調節時には、図
1に示すように、ストラップ5に手を掛けない状態でス
トラップ5の他端である調節用自由端5fを矢印Ps方
向に引張れば、ループLは自由なため、当該調節用自由
端5f側を、仮想線で示すようにストラップ取付穴2か
ら引き出すことができる。この結果、ループLを形成し
ているストラップ5の一方がストラップ取付穴2に引き
込まれ、ループLは小さくなる。他方、ループLを形成
しているストラップ5の一方を水平方向(矢印Pm方
向)に引張れば、ロッカー4とは干渉しないため、ルー
プLを形成しているストラップ5の一方を、仮想線で示
すようにストラップ取付穴2から引き出すことができ、
ループLは大きくなる。この際、ストラップ5の調節用
自由端5f側はストラップ取付穴2に引き込まれる。
【0027】一方、使用時にはループLに手を入れてグ
リップ1を握るため、図2に示すように、ループLは常
に下方(矢印Pd方向)に向いた状態となる。この結
果、ループLはロッカー4を下方に押え付けるため、ロ
ッカー4の下面とストラップ取付穴2の壁部間に存在す
るストラップ5は、ロッカー4の突出押部4pによって
ストラップ取付穴2の壁部に押え付けられ、ストラップ
5がロックされる。よって、ストラップ5(ループL)
の長さは固定された状態となる。
【0028】以上、実施例について詳細に説明したが、
本発明はこのような実施例に限定されるものではない。
例えば、ストラップ5の一端をロッカー4の上面に固定
し、ロッカー4から導出されるストラップ5をロッカー
4の下側から外部に導出してもよい。その他、細部の構
成、形状、素材等において本発明の要旨を逸脱しない範
囲で任意に変更できる。
【0029】
【発明の効果】このように、本発明に係るスキーストッ
ク用グリップは、グリップ本体の上部後面から前方向水
平に形成したストラップ取付穴と、このストラップ取付
穴の中間部に貫通する左右方向の引掛ピンと、前記引掛
ピンの手前に位置するストラップ取付穴に収容するロッ
カーと、一端をロッカーに固定したストラップを備え、
このロッカーから導出するストラップを、前記引掛ピン
に掛けた状態でストラップ取付穴の外部に導出し、外部
にてループを作るとともに、さらに、ロッカーの上から
ストラップ取付穴に導入し、かつ引掛ピンの周りに掛け
た状態でストラップ取付穴の外部に導出することによ
り、ストラップの他端を調節用自由端としてなるため、
次のような顕著な効果を奏する。
【0030】 ストラップの他端である調節用自由端
又はストラップのループを引張るだけの極めて容易な操
作により、ストラップの長さ調節を行うことができる。
【0031】 ストラップの途中にアジャスタが存在
しないため、ストラップの使用フィーリングが良好にな
る。
【0032】 従来のような中栓を挿入してネジ止め
するなどの工程が不要となるため、組立性及び量産性に
優れるとともに、別途のアジャスタが不要なため、低コ
スト性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るグリップのストラップの長さ調節
時における縦断面図、
【図2】同グリップの使用時における縦断面図、
【図3】図2中A−A線断面図、
【図4】同グリップを備えるスキーストックの全体外観
図、
【図5】従来の技術に係るグリップの縦断面図、
【符号の説明】
1 グリップ 1x グリップ本体 2 ストラップ取付穴 3 引掛ピン 4 ロッカー 4p 突出押部 5 ストラップ 5f 調節用自由端 L ループ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グリップ本体の上部後面から前方向水平
    に形成したストラップ取付穴と、このストラップ取付穴
    の中間部に貫通する左右方向の引掛ピンと、前記引掛ピ
    ンの手前に位置するストラップ取付穴に収容するロッカ
    ーと、一端をロッカーに固定したストラップを備え、こ
    のロッカーから導出するストラップを、前記引掛ピンに
    掛けた状態でストラップ取付穴の外部に導出し、外部に
    てループを作るとともに、さらに、ロッカーの上からス
    トラップ取付穴に導入し、かつ引掛ピンの周りに掛けた
    状態でストラップ取付穴の外部に導出することにより、
    ストラップの他端を調節用自由端としてなることを特徴
    とするスキーストック用グリップ。
  2. 【請求項2】 ロッカーには、ストラップをストラップ
    取付穴の壁部に押付可能な突出押部を有することを特徴
    とする請求項1記載のスキーストック用グリップ。
JP26827494A 1994-10-05 1994-10-05 スキーストック用グリップ Pending JPH08103529A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26827494A JPH08103529A (ja) 1994-10-05 1994-10-05 スキーストック用グリップ

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JP26827494A JPH08103529A (ja) 1994-10-05 1994-10-05 スキーストック用グリップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08103529A true JPH08103529A (ja) 1996-04-23

Family

ID=17456291

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26827494A Pending JPH08103529A (ja) 1994-10-05 1994-10-05 スキーストック用グリップ

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JP (1) JPH08103529A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005013739A (ja) * 2003-06-27 2005-01-20 Gabel Sarl 歩行用の杖、スキーのストック、ハイキング用の杖等の握り部に取り付けるストラップの固定、迅速な解除、安全な取り外し、かつ調節に用いる装置
JP2008522678A (ja) * 2004-12-10 2008-07-03 レキスポルト アーゲー 調節可能なハンド・ストラップを含むポール・グリップ
JP2008529566A (ja) * 2005-02-08 2008-08-07 レキスポルト アーゲー ポールグリップ
KR101015089B1 (ko) * 2008-11-19 2011-02-16 라제건 그립 스트랩의 결박기능이 향상된 지팡이

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JP2005013739A (ja) * 2003-06-27 2005-01-20 Gabel Sarl 歩行用の杖、スキーのストック、ハイキング用の杖等の握り部に取り付けるストラップの固定、迅速な解除、安全な取り外し、かつ調節に用いる装置
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JP2008529566A (ja) * 2005-02-08 2008-08-07 レキスポルト アーゲー ポールグリップ
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