JPH0810334A - 医療用カテーテル - Google Patents

医療用カテーテル

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Publication number
JPH0810334A
JPH0810334A JP6148221A JP14822194A JPH0810334A JP H0810334 A JPH0810334 A JP H0810334A JP 6148221 A JP6148221 A JP 6148221A JP 14822194 A JP14822194 A JP 14822194A JP H0810334 A JPH0810334 A JP H0810334A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
medical catheter
catheter
tube
hole
rubber
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6148221A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Fujisaki
勝彦 藤咲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ADO POLYMER KK
Original Assignee
ADO POLYMER KK
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Filing date
Publication date
Application filed by ADO POLYMER KK filed Critical ADO POLYMER KK
Priority to JP6148221A priority Critical patent/JPH0810334A/ja
Publication of JPH0810334A publication Critical patent/JPH0810334A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 体内への挿入および案内が容易で、破損しに
くく低コストの医療用カテーテルを提供する。 【構成】 カテーテルの先端部に設けられた先導子7
は、ゴム等の可撓性材料によって一体成形されている。
先導子7はその外側表面に凹凸9を有し、かつその内部
に、ガイドワイヤ8を挿通可能な軸方向の貫通穴7aを
有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チューブの先端に先導
子を備えた医療用カテーテル、特に体内の異物を吸引す
るのに好適な医療用カテーテルに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のカテーテルは実公平3−141
95号公報によって知られている。このカテーテルの場
合には、カテーテルの先端部分(先導子)に特別な順序
で球を配列し、この球をゴムチューブに押込むことによ
り、凹凸を形成している。この凹凸は、カテーテルを胃
腸に挿入したときに胃腸の蠕動によって牽引されるの
で、カテーテルを前進させる働きがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、球を備
えた先導子は、カテーテルの先端部分が重くなるので、
体内に挿入したときにその自重で垂れ下がる。そのた
め、例えば胃の幽門を通過させるときには、患者に体の
姿勢を何度も変えてもらって幽門に導く必要があり、非
常に時間がかかった。
【0004】更に、球が薄いゴムチューブに無理やり押
し込まれているため、破損や亀裂を生じやすいという欠
点がある。更に、複数個の球とその組み立て作業を必要
とするために、コストが高いという欠点がある。
【0005】本発明は、前記の点に鑑み、体内での案内
および挿入が容易で、破損しにくい低コストの医療用カ
テーテルを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の医療用カテーテ
ルは、先導子がゴム等の可撓性材料によって一体成形さ
れ、その外側表面に凹凸を有し、かつその内部に、ガイ
ドワイヤを挿通可能な軸方向の貫通穴を有することを特
徴としている。この凹凸は互いに間隔をおいて設けられ
たリング状のビードによって形成されていることが望ま
しい。
【0007】
【作用】本発明の医療用カテーテルにおいては、先導子
がゴム等の弾性材料で一体に成形され、比較的に軽いの
で、自重によって垂れ下がることはない。また、凹凸の
間隔や形状と材料を変えることにより、先導子の可撓性
や硬さを最適とすることができる。
【0008】
【実施例】次に、添付図面に基づいて、本発明の実施例
による医療用カテーテルを詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明の実施例による医療用カテ
ーテルを部分的に破断して示し、図2は図1の医療用カ
テーテルの先端部分の拡大縦断面を示し、図3は図2の
III−III線に沿った医療用カテーテルの横断面図
を示す。
【0010】ゴム等からなる細長い可撓性のチューブ1
はその基端部に、吸引ポンプに接続可能な吸引口2と、
バルーン充填用注射器に接続可能なバルーン用注入口3
および通気のための空気穴4を備えている。吸引口2は
チューブ1の中央の軸方向の穴1aに通じ、バルーン用
注入口3はチューブ1の壁内に形成された注入通路1b
に通じ、そして空気穴4は同様にチューブ1の壁内に形
成された空気通路1cに通じている。
【0011】チューブ1はその先端近くに、半径方向の
吸引側孔4,4aとバルーン5を備えている。この吸引
側孔4,4aはチューブ1の軸方向の穴1aに接続して
いる。バルーン5は、図1にその膨らまし状態が示して
ある。バルーン5は薄いゴム膜等からなっていて、その
両端がチューブ1の外周面に接着されている。このバル
ーン5の領域においてチューブ1には半径方向の注入孔
6が形成され、この注入孔6は軸方向の注入通路1bに
接続している。前記空気通路1cは先端側の吸引側孔4
aまで達し、そこで開口している。
【0012】チューブ1は更に、先導子(先端部分)7
を備えている。この先導子7は例えばプレス成形、注型
成形等によって、ゴム(特にシリコンゴム)、軟質合成
樹脂等の可撓性材料から一体に成形され、チューブ1に
接着されている。先導子7はその内部に軸方向の貫通穴
7aを有する。この貫通穴7aには前記チューブ1の穴
1aを経て、ガイドワイヤ8を挿通することができる。
このガイドワイヤ8は体内でカテーテルを案内する働き
をするものである。ガイドワイヤ8の動きをスムースに
するために、穴1a,7aとガイドワイヤ8の表面には
滑性処理を施すことができる。
【0013】先導子7はその外側表面に凹凸9を備えて
いる。この凹凸は体内に挿入したときに、胃腸の蠕動に
よってカテーテルを前進させる働きをする。凹凸9は図
示実施例では、一定間隔をおいて配置されたリング状の
ビード(横断面がほぼ半円形の隆起部)によって形成さ
れている。このビードの間隔、断面形状および個数を適
宜選択することによって、先導子の可撓性や硬さを最適
に選定することができる。更に、先導子7の先端は胃や
腸の壁を傷つけないように丸められている。
【0014】上記構造のカテーテルの場合、幽門を通過
させるには、患者の右側臥位にて先導子7を幽門の方へ
向け、その状態でガイドワイヤ8を先導子7の先端より
先行させて幽門を通過させ、このガイドワイヤに沿って
先導子7を案内するだけでよい。先導子7が腸に入る
と、腸の蠕動運動が凹凸9に作用してカテーテルを前進
させる。
【0015】
【発明の効果】本発明の医療用カテーテルは、先導子が
ゴム等の弾性材料で一体に成形され、比較的に軽いの
で、自重によって垂れ下がることはない。また、先導子
の材料と凹凸の間隔や形状を変えることにより、先導子
の可撓性や硬さを最適に選定することができる。それに
よって、体内へのカテーテルの挿入が非常に容易であ
る。更に、一体成形のため、低コストで製作でき、亀裂
や破損が生じにくいという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による医療用カテーテルを部分
的に破断して示す図である。
【図2】図1の医療用カテーテルの先端部分の拡大縦断
面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿った医療用カテー
テルの横断面図である。
【符号の説明】
1 チューブ 7 先導子 7a 貫通穴 8 ガイドワイヤ 9 凹凸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チューブの先端に先導子を備えた医療用
    カテーテルにおいて、先導子(7)がゴム等の可撓性材
    料によって一体成形され、その外側表面に凹凸(9)を
    有し、かつその内部に、ガイドワイヤ(8)を挿通可能
    な軸方向の貫通穴(7a)を有することを特徴とする医
    療用カテーテル。
  2. 【請求項2】 凹凸(9)が互いに間隔をおいて設けら
    れたリング状のビードによって形成されていることを特
    徴とする請求項1の医療用カテーテル。
JP6148221A 1994-06-29 1994-06-29 医療用カテーテル Withdrawn JPH0810334A (ja)

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JP6148221A JPH0810334A (ja) 1994-06-29 1994-06-29 医療用カテーテル

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JP6148221A JPH0810334A (ja) 1994-06-29 1994-06-29 医療用カテーテル

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JPH0810334A true JPH0810334A (ja) 1996-01-16

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ID=15447991

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JP6148221A Withdrawn JPH0810334A (ja) 1994-06-29 1994-06-29 医療用カテーテル

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JP (1) JPH0810334A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007244757A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Nippon Sherwood Medical Industries Ltd 医療用チューブ
JP2014097088A (ja) * 2012-11-13 2014-05-29 Terumo Corp カテーテル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007244757A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Nippon Sherwood Medical Industries Ltd 医療用チューブ
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Effective date: 20010904