JPH08103346A - 寝具用ウレタンマット - Google Patents

寝具用ウレタンマット

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Publication number
JPH08103346A
JPH08103346A JP24154894A JP24154894A JPH08103346A JP H08103346 A JPH08103346 A JP H08103346A JP 24154894 A JP24154894 A JP 24154894A JP 24154894 A JP24154894 A JP 24154894A JP H08103346 A JPH08103346 A JP H08103346A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyurethane
polyurethane foam
bedding
user
foam layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24154894A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Kunieda
喜男 國枝
Isamu Tsunomura
勇 角村
Tokuji Kato
篤司 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP24154894A priority Critical patent/JPH08103346A/ja
Publication of JPH08103346A publication Critical patent/JPH08103346A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Radiation-Therapy Devices (AREA)
  • Finger-Pressure Massage (AREA)
  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 寝具そのものに暖かさを増す作用を、安価に
実現できる寝具用ウレタンマットを提供すること。 【構成】 使用者の体重により第一再生ポリウレタン3
と、第二再生ポリウレタン5は沈むが、第一再生ポリウ
レタンフォーム3に含まれた硬質ポリウレタンフォーム
片2は、圧縮量が少なく、そのため身体に対して突起物
として作用し、マッサージ効果を得ることができ、更
に、その硬質ポリウレタンフォーム片2に含有された遠
赤外線放射特性を有する粒子から放射される電磁波によ
り人体が保温される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、再生ポリウレタンを利
用して製造される寝具用ウレタンマットに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、寝具そのものに暖かさを増す作用
を持つものとして、実開昭62ー142360号公報に
記載されているふとんがあった。このふとんは、20℃
〜40℃の温度において、8〜14μmの波長域で電磁
波を放射する遠赤外線照射セラミックスを、粉末にして
ふとん内に分散させたものであり、人が寝たり座ったり
することにより、体温で温められると遠赤外線照射セラ
ミックスより、8〜14μmの遠赤外線を放射し、効果
的に人体を温めるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の遠赤外線セラミックスを利用した寝具に
おいて、マットレスのように体積が大きいものを作ろう
とする場合には、遠赤外線の十分な効果を得るために、
かなり大量の遠赤外線セラミックスを使用しなければな
らず、非常に高価なものであった。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、寝具そのものに暖かさを増す作
用を、安価に実現できる寝具用ウレタンマットを提供す
ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の寝具用ウレタンマットは、側地の内部にポリ
ウレタンフォームを挿入した寝具用ウレタンマットであ
り、遠赤外線放射特性を有する粒子を含有させた硬質ま
たは、半硬質の粒状のポリウレタン片を含む第一のポリ
ウレタンフォーム層と、前記ポリウレタン片を含まない
第二のポリウレタンフォーム層とを備え、前記第一のポ
リウレタンフォーム層と、前記第二のポリウレタンフォ
ーム層とを重ねて前記側地に挿入している。
【0006】また、前記第一のポリウレタンフォーム層
に、フェライト粒子を含有させてもよい。
【0007】
【作用】上記の構成を有する本発明の寝具用ウレタンマ
ットは、使用者の体重により第一のポリウレタンフォー
ム層と、第二のポリウレタンフォーム層が沈むが、第一
のポリウレタンフォームに含まれた硬質または、半硬質
のポリウレタン片は、圧縮量が少なく、そのため身体に
対して突起物として作用し、更に、そのポリウレタン片
に含有された遠赤外線放射特性を有する粒子から放射さ
れる電磁波により人体が保温される。
【0008】また、第一のポリウレタン層に含まれたフ
ェライト粒子により、磁気が発せられ、人体の血行が促
進される。
【0009】
【実施例】以下、本発明を具体化した寝具用ウレタンマ
ットの一実施例を図面を参照しながら説明する。
【0010】図1は、本実施例の寝具用ウレタンマット
の構成を示す縦断面図である。
【0011】本実施例の寝具用ウレタンマット1は、遠
赤外線放射特性を有する粒子を含有させた硬質または、
半硬質の粒状のポリウレタン片としての硬質ポリウレタ
ンフォーム片2と、その硬質ポリウレタンフォーム片2
を含む第一のポリウレタンフォーム層としての第一再生
ポリウレタン3と、前記硬質ポリウレタンフォーム片2
を含まない第二のポリウレタンフォーム層としての第二
再生ポリウレタン5と、側地4とにより構成されてい
る。
【0012】次に、各構成要素の詳細を説明する。
【0013】前記硬質ポリウレタンフォーム片2は、硬
質ポリウレタンフォームを平均粒径が20mm〜40m
m大きさに成形し、後述する遠赤外線放射特性を有する
粒子を含有させている。また、その硬質ポリウレタンフ
ォーム片2は、後述する第一再生ポリウレタン3内に、
体積比が10%以上、望ましくは20〜40%以上の割
合で混入されている。
【0014】前記遠赤外線放射特性を有する粒子は、粘
土に酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化スズ等の金属
酸化物を添加して焼結させたものであり、具体的にはZr
O2-SiO2系セラミックス、Al2O3-SiO2系セラミックス、T
iO2-Cr2O3系セラミックス、Al2O3-(Si,Ti)C2系セラミッ
クス、(Al,Fe,B,Cr)2O3-SiO2-(アルカリ金属,アルカリ
土類金属)酸化物系セラミックスが挙げられる。
【0015】その遠赤外線放射特性を有した粒子は、体
温とほぼ等しい35.5〜36.5℃に加熱されたとき
に、人体の赤外線吸収波長に一致した、波長のピークが
8〜14μmの電磁波を放射する。
【0016】前記第一再生ポリウレタン3と第二再生ポ
リウレタン5は、ポリウレタンフォームスクラップを粉
末にした後、熱可塑性物質を加えて再生加工したもので
あり、第一再生ポリウレタン3は、前記硬質ポリウレタ
ンフォーム片2を含有させて、平板状に形成され、第二
再生ポリウレタン5は、前記硬質ポリウレタンフォーム
片2を含ませずに平板状に形成されている。その第一再
生ポリウレタン3と、第二再生ポリウレタン5は、重ね
合わせて後述する側地4に挿入されている。
【0017】前記側地4は、綿や麻、ウール、絹等の植
物や動物の天然繊維紡糸や、ナイロンやポリエステル、
アクリル、ビニロン等の合成繊維紡糸、レーヨンやアセ
テート等の再生繊維紡糸等から織られたものが使用され
ている。
【0018】次に、本実施例の寝具用ウレタンマットの
作用について説明する。
【0019】使用者が寝具用ウレタンマット1に横臥し
た場合、第一の再生ポリウレタン3は、使用者の体重を
支えて沈み込む。
【0020】しかしながら、その中に混入された硬質ポ
リウレタンフォーム片2は、周囲の再生ポリウレタン3
よりも固いため、使用者の体重による圧縮量が少なく、
そのため使用者の身体に対して突起物として作用する。
このことにより、使用者の身体を加圧、背骨の曲がり矯
正等の整体効果を発揮すると共に、寝返りを打つ度に身
体に対して局部的な圧力を加えて、指圧効果とマッサー
ジ効果を発揮させることができる。
【0021】また、硬質ポリウレタンフォーム片2の中
に含有された遠赤外線放射特性を有する粒子が、使用者
の体温で温められると、人体の赤外線吸収波長に一致し
た、波長のピークが8〜14μmの電磁波を放射し、良
好な保温効果をもたらす。
【0022】以上説明したことから明らかなように、本
実施例の寝具用ウレタンマットは、第一のポリウレタン
フォームに含まれた硬質または、半硬質のポリウレタン
片により人体が加圧されることによってマッサージ効果
を得ることができる。
【0023】更に、そのポリウレタン片に含有された遠
赤外線放射特性を有する粒子から放射される電磁波によ
り人体を保温することができ、その遠赤外線放射特性を
有する粒子を含んだポリウレタン片を一方側に配置した
ため、遠赤外線放射特性を有する粒子の使用量を少なく
することができる。
【0024】尚、本発明は以上詳述した実施例に限定さ
れるものではなくその要旨を逸脱しない範囲において、
種々の変更を加えることができる。
【0025】例えば、図2に示されるように、第一ポリ
ウレタンフォーム層としての第一再生ポリウレタン3
に、フェライト粒子7を含有させてもよい。このように
することにより、フェライト粒子から発せられる磁気に
より、使用者の血行を促進させることができる。
【0026】また、夏期等に保温する効果が必要でない
ときは、寝具用ウレタンマットを反転させて、第二再生
ポリウレタン5を人体が接するように使用することもで
きる。このようにすることにより、遠赤外線放射特性を
有する粒子が温められることがないため、その粒子から
電磁波が発せられることがない。
【0027】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明の寝具用ウレタンマットは、使用者の体重により
第一のポリウレタンフォーム層と、第二のポリウレタン
フォーム層は沈むが、第一のポリウレタンフォームに含
まれた硬質または、半硬質のポリウレタン片は、圧縮量
が少なく、そのため身体に対して突起物として作用し、
マッサージ効果を得ることができる。
【0028】更に、そのポリウレタン片に含有された遠
赤外線放射特性を有する粒子から放射される電磁波によ
り人体を保温することができ、その遠赤外線放射特性を
有する粒子を含んだポリウレタン片を一方側に配置した
ため、遠赤外線放射特性を有する粒子の使用量を少なく
することができる。
【0029】また、第一のポリウレタン層に含まれたフ
ェライト粒子により、磁気が発せられ、人体の血行を促
進することができる等の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】寝具用ウレタンマットの構成を示す縦断面図で
ある。
【図2】フェライト粒子を含んだ寝具用ウレタンマット
の構成を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 寝具用ウレタンマット 2 硬質ポリウレタンフォーム片 3 第一再生ポリウレタン 4 側地 5 第二再生ポリウレタン 7 フェライト粒子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側地の内部にポリウレタンフォームを挿
    入した寝具用ウレタンマットにおいて、 遠赤外線放射特性を有する粒子を含有させた硬質また
    は、半硬質の粒状のポリウレタン片を含む第一のポリウ
    レタンフォーム層と、 前記ポリウレタン片を含まない第二のポリウレタンフォ
    ーム層とを備え、 前記第一のポリウレタンフォーム層と、前記第二のポリ
    ウレタンフォーム層とを重ねて前記側地に挿入したこと
    を特徴とする寝具用ウレタンマット。
  2. 【請求項2】 前記第一のポリウレタンフォーム層に、
    フェライト粒子を含有させたことを特徴とする請求項1
    に記載の寝具用ウレタンマット。
JP24154894A 1994-10-05 1994-10-05 寝具用ウレタンマット Pending JPH08103346A (ja)

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JPH08103346A true JPH08103346A (ja) 1996-04-23

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030050526A (ko) * 2001-12-18 2003-06-25 노규상 쿠션용 내장재
CN104136321A (zh) * 2012-02-24 2014-11-05 B/E航空公司 带有散布的漂浮性泡沫材料的飞机座椅座垫

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030050526A (ko) * 2001-12-18 2003-06-25 노규상 쿠션용 내장재
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