JPH0810330A - 薬剤噴霧装置及び薬剤吸入管理システム - Google Patents

薬剤噴霧装置及び薬剤吸入管理システム

Info

Publication number
JPH0810330A
JPH0810330A JP14902294A JP14902294A JPH0810330A JP H0810330 A JPH0810330 A JP H0810330A JP 14902294 A JP14902294 A JP 14902294A JP 14902294 A JP14902294 A JP 14902294A JP H0810330 A JPH0810330 A JP H0810330A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drug
pressing operation
spraying
medicine
storing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14902294A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaharu Komoda
正治 菰田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CHIESUTO M I KK
Original Assignee
CHIESUTO M I KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CHIESUTO M I KK filed Critical CHIESUTO M I KK
Priority to JP14902294A priority Critical patent/JPH0810330A/ja
Publication of JPH0810330A publication Critical patent/JPH0810330A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 喘息患者の負担とならず、喘息患者に対する
適切な治療を行い得る薬剤噴霧装置を提供する。 【構成】 噴霧器5A,5Bに対する押圧操作を行って
薬剤を口腔内に噴霧吸入すると、その都度その押圧操作
は第1及び第2の検出部46A,46Bにより検出さ
れ、その時刻を含む噴霧情報がCPU40により求めら
れてメモリ42に記憶される。メモリ42に記憶された
噴霧情報は、喘息患者の診断に供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、喘息患者の薬剤の吸入
状態を管理するのに好適な薬剤噴霧装置及び薬剤吸入管
理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】喘息治療用の薬剤としては、発作が起き
た時に発作を止めるための気管支拡張剤と、発作が起き
る前に事前に吸入して発作を予防する気管支収縮予防剤
とが一般に知られている。
【0003】上記いずれの薬剤も各々専用の噴霧器を用
いて所定の時期に噴霧することにより、喘息患者の在宅
治療が行えるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】喘息患者の病状に応じ
て適切な治療を行うためには、1日の中で何時頃噴霧し
たら効果的なのか等の判断を必要とする。喘息患者が薬
剤吸入の記録を1乃至2週間行い、その記録結果を持っ
て病院に行き医師の診断を受けることも行われている
が、その記録が正確でない場合もある。この場合に、患
者の記録結果を基に医師が診断したときには、誤診の危
険性があるという問題がある。
【0005】また、患者にとって吸引時刻をその都度記
録するのは、面倒で手間がかかり、患者が子供や老人等
の場合は、その問題は特に大きい。
【0006】そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなさ
れたものであり、喘息患者の負担とならず、喘息患者に
対する適切な治療を行い得る薬剤噴霧装置及び薬剤吸入
管理システムを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の薬剤噴霧
装置は、押圧操作に基づいて喘息治療用薬剤を所定量噴
霧する噴霧器と、前記押圧操作を検出する検出手段と、
情報を記憶する記憶手段と、前記検出手段が検出した押
圧操作に基づいてその押圧操作の時刻を含む噴霧情報を
求めて前記記憶手段に記憶する制御手段とを有すること
を特徴とするものである。
【0008】請求項2記載の薬剤噴霧装置は、互いに異
なる種類の喘息治療用薬剤を収容するとともに、押圧操
作に基づいて選択された前記喘息治療用薬剤を所定量噴
霧する複数の噴霧器と、前記押圧操作を前記各噴霧器毎
に検出する検出手段と、情報を記憶する記憶手段と、前
記検出手段が検出した押圧操作に基づいてその押圧操作
の時刻を含む噴霧情報を求めて前記薬剤の種類毎に前記
記憶手段に記憶する制御手段とを有することを特徴とす
るものである。
【0009】請求項3記載の薬剤吸入管理システムは、
薬剤の噴霧を行う薬剤噴霧装置と、この薬剤噴霧装置に
よる薬剤の吸入状態を管理する管理装置とを有する薬剤
吸入管理システムにおいて、前記薬剤噴霧装置は、押圧
操作に基づいて喘息治療用薬剤を所定量噴霧する噴霧器
と、前記押圧操作を検出する検出手段と、情報を記憶す
る記憶手段と、前記検出手段が検出した押圧操作に基づ
いてその押圧操作の時刻を含む噴霧情報を求めて前記記
憶手段に記憶する制御手段と、前記記憶手段が記憶する
噴霧情報を前記管理装置に転送する転送手段とを具備
し、前記管理装置は、前記転送手段により転送された噴
霧情報を解析する解析手段と、この解析手段による解析
結果を出力する出力手段とを具備することを特徴とする
ものである。
【0010】請求項4記載の薬剤吸入管理システムは、
薬剤の噴霧を行う薬剤噴霧装置と、この薬剤噴霧装置に
よる薬剤の吸入状態を管理する管理装置とを有する薬剤
吸入管理システムにおいて、前記薬剤噴霧装置は、互い
に異なる種類の喘息治療用薬剤を収容するとともに、押
圧操作に基づいて選択された前記喘息治療用薬剤を所定
量噴霧する複数の噴霧器と、前記押圧操作を前記各噴霧
器毎に検出する検出手段と、情報を記憶する記憶手段
と、前記検出手段が検出した押圧操作に基づいてその押
圧操作の時刻を含む噴霧情報を求めて前記薬剤の種類毎
に前記記憶手段に記憶する制御手段と、前記記憶手段が
記憶する噴霧情報を前記管理装置に転送する転送手段と
を具備し、前記管理装置は、前記転送手段により転送さ
れた噴霧情報を解析する解析手段と、この解析手段によ
る解析結果を出力する出力手段とを具備することを特徴
とするものである。
【0011】
【作用】請求項1記載の薬剤噴霧装置によれば、噴霧器
に対する押圧操作を行って薬剤を口腔内に噴霧吸入する
と、その都度その押圧操作は検出手段により検出され、
その時刻を含む噴霧情報が制御手段により求められて記
憶手段に記憶される。記憶手段に記憶された噴霧情報
は、喘息患者の診断に供される。
【0012】請求項2記載の薬剤噴霧装置によれば、複
数の噴霧器のうち必要に応じて選択した噴霧器に対する
押圧操作を行って薬剤を口腔内に噴霧吸入すると、その
都度その押圧操作は検出手段により噴霧器毎に検出さ
れ、その時刻を含む噴霧情報が薬剤の種類毎に記憶手段
に記憶される。記憶手段に記憶された噴霧情報は、喘息
患者の診断に供される。
【0013】請求項3記載の薬剤吸入管理システムによ
れば、薬剤噴霧装置の噴霧器に対する押圧操作を行って
薬剤を口腔内に噴霧吸入すると、その都度その押圧操作
の時刻を含む噴霧情報が記憶手段に記憶される。一定期
間分の噴霧情報を記憶手段に記憶した後、その一定期間
分の噴霧情報を転送手段により管理装置に転送すると、
解析手段は転送された噴霧情報を解析し、出力手段はそ
の解析結果を出力する。出力された解析結果は喘息患者
の診断に供される。
【0014】請求項4記載の薬剤吸入管理システムによ
れば、薬剤噴霧装置の複数の噴霧器のうち必要に応じて
選択した噴霧器に対する押圧操作を行って薬剤を口腔内
に噴霧吸入すると、その都度その押圧操作の時刻を含む
噴霧情報が薬剤の種類毎に記憶手段に記憶される。一定
期間分の噴霧情報を記憶手段に記憶した後、その一定期
間分の噴霧情報を転送手段により管理装置に転送する
と、解析手段は転送された噴霧情報を解析し、出力手段
はその解析結果を出力する。出力された解析結果は喘息
患者の診断に供される。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳述
する。
【0016】図1は本発明の薬剤吸入管理システムの一
実施例を示すブロック図である。
【0017】このシステム1は、システム全体を制御す
る管理装置2と、通信ケーブル(転送手段)3を介して
前記管理装置2に接続可能な任意数の薬剤噴霧装置4と
を有して構成されている。
【0018】図2は薬剤噴霧装置4のブロック図であ
る。
【0019】薬剤噴霧装置4は、同図に示すように、こ
の薬剤噴霧装置4の各部を制御するCPU(制御手段)
40を有し、このCPU40に、時計回路41,メモリ
(記憶手段)42,表示部43,操作部44及び通信イ
ンタフェース(転送手段)45を各々接続するととも
に、第1の検出部46Aを介して第1の噴霧器5A及び
第2の検出部46Bを介して第2の噴霧器5Bを各々接
続して構成されている。
【0020】前記時計回路41は、水晶発振器と、年,
月,日,時,分毎の複数のカウンタと、各カウンタの内
容を記憶するバッファとを備え、このバッファには現在
の年,月,日,時,分の時刻が記憶されるようになって
いる。
【0021】第1及び第2の噴霧器5A,5Bは、各々
同様に構成されているため、第1の噴霧器5Aについて
説明する。
【0022】前記第1の噴霧器5Aは、図2に示すよう
に、液状の喘息治療用薬剤が充填されている薬剤容器5
0と、吸入口51aを備え薬剤容器50を出没可能に収
容する噴霧器本体51とを具備している。薬剤容器50
の先端側には、薬剤容器50内の薬剤を噴射するための
ノズル50aを備え、薬剤容器50の後端側(図2にお
いて上面側)には、薬剤容器50の下方向への押圧操作
によって受ける圧力を検出する検出手段としての例えば
感圧ゴムや一定の押圧力で動作するスイッチの如き操作
スイッチ52を設けている。この第1の噴霧器5Aは、
薬剤容器50を下方向に1回押圧操作することで、薬剤
容器50内の薬剤がノズル50aを通って吸入口51a
から所定量噴霧されるようになっている。通常、第1の
噴霧器5Aの容器51と第2の噴霧器5Bの容器51に
は、それぞれ種類の異なる薬剤が充填される。例えば、
第1の噴霧器5Aの容器51には気管支拡張剤(例えば
主成分をプロピオン酸ベクロメタゾンとする薬剤)を充
填し、第2の噴霧器5Bの容器51には、気管支収縮予
防剤(例えば主成分をソロブテロールとする薬剤)を充
填する。
【0023】前記第1及び第2の検出部46A,46B
は、各操作スイッチ52の圧力検出に基づいて検出信号
1 ,S2 をCPU40に出力するようになっている。
【0024】前記CPU40は、第1の検出部46A又
は第2の検出部46Bから検出信号S1 ,S2 を受信す
ると、時計回路41のバッファが記憶している現在の時
刻を読み取り、その時刻を含む噴霧情報を求めて第1及
び第2の噴霧器5A,5B毎すなわち薬剤の種類毎にメ
モリ42に記憶するものであり、操作部44の操作に基
づいて、メモリ42に記憶した噴霧情報を表示部43に
表示し、また、通信インタフェース45及び通信ケーブ
ル3を介して管理装置2の後述するホストコンピュータ
20に転送できるようになっている。なお、CPU40
が求める噴霧情報には、朝,昼,夕等のある時間帯にお
ける噴霧回数を含めてもよい。
【0025】前記メモリ42には、一定期間例えば数週
間分の噴霧情報が記憶されるようになっている。
【0026】前記操作部44は、電源を投入するための
パワースイッチと、現在の時刻を表示する表示モードと
過去の噴霧情報を表示する表示モードとを選択するモー
ド選択スイッチと、過去の噴霧情報を表示部43に表示
している場合に、表示内容をスクローク表示するための
スクロールスイッチとを備えている。
【0027】前記管理装置2は、解析手段としてのホス
トコンピュータ20と、出力手段としてのプリンタ21
とを具備している。
【0028】ホストコンピュータ20は、薬剤噴霧装置
4から送信された噴霧情報を解析するものである。
【0029】図3及び図4は解析結果の一例を示す図で
ある。ホストコンピュータ20は、例えば、図3に示す
ようにグラフを作成してもよく、図4に示すように表を
作成してもよい。
【0030】図3に示すグラフの場合は、横軸を時間で
表し、縦軸を薬剤の吸入回数で表している。この横軸に
は吸入日(4/20,4/21,…)をも表示し、薬剤
を吸入した時刻の上に吸入したことを示すマーク例え
ば、気管支拡張剤を●で示し、気管支収縮予防剤を○で
示したマークを表示している。
【0031】図4に示す表の場合は、朝,昼,夕の各時
間帯毎に吸入時刻を表示するとともに、朝,昼,夕の各
時間帯毎に吸入回数を表示している。
【0032】プリンタ2は、ホストコンピュータ20に
よる解析結果を出力するものである。なお、プリンタ2
1の代わりにCRTディスプレイ,液晶ディスプレイ等
の表示手段を用いてもよい。
【0033】次に、本実施例の動作を説明する。
【0034】まず、喘息患者は、操作部44のパワース
イッチを操作して薬剤噴霧装置4の電源を投入する。
【0035】喘息患者は、所定の時期に、薬剤噴霧装置
4の第1及び第2の噴霧器5A,5Bのうち必要に応じ
て選択した噴霧器5A,5Bに対する押圧操作を行って
薬剤を口腔内に噴霧吸入する。すなわち、発作が起きて
しまった場合は、その発作を直ちに止めるために、気管
支拡張剤が充填されている方の第1の噴霧器5Aの薬剤
容器50を下方向に押圧する。その薬剤容器50内の気
管支拡張剤が所定量ノズル50aを通って吸入口51a
から口腔内に噴霧吸入される。また、発作を予防する場
合は、気管支収縮予防剤が充填されている方の第2の噴
霧器5Bの薬剤容器50を下方向に押圧する。その薬剤
容器50内の気管支収縮予防剤が所定量ノズル50aを
通って吸入口51aから口腔内に噴霧吸入される。
【0036】第1の噴霧器5Aによる薬剤の吸入を行っ
た場合は、第1の噴霧器5Aの操作スイッチ52が押圧
操作の際の圧力を検出し、第1の検出部46Aが、その
操作スイッチ52の圧力検出に基づいて検出信号S1
CPU40に出力する。
【0037】第2の噴霧器5Bによる薬剤の吸入を行っ
た場合は、第2の噴霧器5Bの操作スイッチ52が押圧
操作の際の圧力を検出し、第2の検出部46Bが、その
操作スイッチ52の圧力検出に基づいて検出信号S2
CPU40に出力する。
【0038】CPU40は、第1の検出部46A又は第
2の検出部46Bから検出信号S1,S2 を受信する
と、時計回路41のバッファが記憶している現在の時刻
を読み取り、その時刻を含む噴霧情報を求めて第1及び
第2の噴霧器5A,5B毎すなわち薬剤の種類毎にメモ
リ42に記憶する。
【0039】このようにして毎日噴霧情報をメモリ42
に記憶した後、患者が操作部44のモード選択スイッチ
の操作により過去の噴霧情報の表示モードを選択する
と、CPU40は、その表示モード選択に基づいてメモ
リ42が記憶する噴霧情報を1日分又は1週間分毎に表
示部43に表示する。ここで、患者が、操作部44のス
クロールスイッチを操作すると、CPU40は、そのス
クロールスイッチの操作に基づいて噴霧情報を1日単位
又は1週間単位でスクロール表示する。なお、操作部4
4のモード選択スイッチの操作により現在の時刻を表示
する表示モードが選択された場合は、CPU40は、時
計回路41のバッファが記憶している現在の時刻を読み
取り、その現在の時刻を表示部43に表示する。
【0040】4週間等の一定期間分の噴霧情報をメモリ
42に記憶した後、患者は薬剤噴霧装置4を病院に持っ
て行き、その薬剤噴霧装置4を病院に設置されいる管理
装置2のホストコンピュータ20に通信ケーブル3によ
り接続する。医師がホストコンピュータ20を操作して
処理の開始を指示すると、CPU40は、ホストコンピ
ュータ20の制御に基づいてメモリ42が記憶する噴霧
情報を通信インタフェース45及び通信ケーブル3を介
してホストコンピュータ20に転送する。ホストコンピ
ュータ20は、転送された噴霧情報を、来院した患者を
特定する患者個人情報とともに取り込む。ホストコンピ
ュータ20は、取り込んだ噴霧情報を解析し、図3又は
図4に示すような解析結果をプリンタ21から印字出力
する。解析結果は喘息患者の診断に供される。
【0041】このような本実施例によれば、以下の効果
が得られる。
【0042】(1) 薬剤を噴霧吸入する毎にその時刻を
含む噴霧情報をメモリ42に記憶するようにしているの
で、喘息患者が薬剤の吸入時刻を記録する手間を省ける
ので、患者の負担軽減が図れる。
【0043】(2) 過去の噴霧情報を表示部43に表示
できるので、患者自身が自己管理を行い易くなる。
【0044】(3) 正確な噴霧情報を基に、医師が、適
確な判断を行うことができるので、喘息患者に対する適
切な治療が可能となる。
【0045】(4) 管理装置2に複数の薬剤噴霧装置4
からの噴霧情報を集中管理することができる。
【0046】なお、本発明は上記実施例に限定されず、
その要旨を変更しない範囲内で種々に変形実施できる。
例えば、薬剤噴霧装置4のCPU40が求めた噴霧情報
に基づいて管理装置2のホストコンピュータ20が解析
を行うようにしたが、CPU40が解析を行い、その解
析結果を管理装置2に転送するようにしてもよい。これ
により、喘息患者自信が日々解析結果を見ることがで
き、自己管理を行い易くなり、ホストコンピュータ20
の作業量を減らすことができる。また、薬剤噴霧装置4
がCPU40が求めた噴霧情報を管理装置2に転送する
手段としては、メモリカードの如き記録媒体に記録して
おき、そのメモリカードを管理装置側のカードリーダに
よって読み取ることで、ホストコンピュータ20に転送
するようにしてもよい。これによれば、通信ケーブル3
の接続,取外しの作業を省くことができる。さらに、複
数の薬剤噴霧装置4とホストコンピュータ20とを通信
ケーブル3により接続した状態のままとし、各薬剤噴霧
装置4のCPU40が求めた噴霧情報をリアルタイムに
ホストコンピュータ20に転送してもよい。これによ
り、喘息患者をリアルタイムに管理することができ、緊
急事態が発生しても、医者が直ちに対応することができ
る。
【0047】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、以下の効
果を奏する。
【0048】請求項1記載の発明によれば、薬剤を噴霧
吸入する毎にその時刻を含む噴霧情報を記憶手段に記憶
するようにしているので、喘息患者が薬剤の吸入時刻を
記録する手間を省け、医師が適確な判断を行うことがで
きるので、喘息患者の負担とならず、喘息患者に対する
適切な治療を行い得る薬剤噴霧装置を提供することがで
きる。
【0049】請求項2記載の発明によれば、薬剤を噴霧
吸入する毎にその時刻を含む噴霧情報を薬剤の種類毎に
記憶手段に記憶するようにしているので、医師はより適
確な判断及びより適切な治療を行うことができる。
【0050】請求項3記載の発明によれば、薬剤を噴霧
吸入する毎にその時刻を含む噴霧情報を記憶手段に記憶
し、一定期間分の噴霧情報を記憶した後は、その一定期
間分の噴霧情報を管理装置に転送し、噴霧情報の解析結
果を出力するようにしているので、喘息患者が薬剤の吸
入時刻を記録する手間を省け、医師が適確な判断を行う
ことができるので、喘息患者の負担とならず、喘息患者
に対する適切な治療を行い得る薬剤吸入管理システムを
提供することができる。
【0051】請求項4記載の発明によれば、薬剤を噴霧
吸入する毎にその時刻を含む噴霧情報を薬剤の種類毎に
記憶手段に記憶するようにしているので、医師はより適
確な判断及びより適切な治療を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の薬剤吸入管理システムの一実施例を示
すブロック図
【図2】薬剤噴霧装置のブロック図
【図3】ホストコンピュータによる解析結果の一例を示
す図
【図4】ホストコンピュータによる解析結果の一例を示
す図
【符号の説明】
1 薬剤吸入管理システム 2 管理装置 3 通信ケーブル(転送手段) 4 薬剤噴霧装置 5A,5B 噴霧器 20 ホストコンピュータ(解析手段) 21 プリンタ(出力手段) 40 CPU(制御手段) 42 メモリ(記憶手段) 45 通信インタフェース(転送手段) 52 操作スイッチ(検出手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押圧操作に基づいて喘息治療用薬剤を所
    定量噴霧する噴霧器と、前記押圧操作を検出する検出手
    段と、情報を記憶する記憶手段と、前記検出手段が検出
    した押圧操作に基づいてその押圧操作の時刻を含む噴霧
    情報を求めて前記記憶手段に記憶する制御手段とを有す
    ることを特徴とする薬剤噴霧装置。
  2. 【請求項2】 互いに異なる種類の喘息治療用薬剤を収
    容するとともに、押圧操作に基づいて選択された前記喘
    息治療用薬剤を所定量噴霧する複数の噴霧器と、前記押
    圧操作を前記各噴霧器毎に検出する検出手段と、情報を
    記憶する記憶手段と、前記検出手段が検出した押圧操作
    に基づいてその押圧操作の時刻を含む噴霧情報を求めて
    前記薬剤の種類毎に前記記憶手段に記憶する制御手段と
    を有することを特徴とする薬剤噴霧装置。
  3. 【請求項3】 薬剤の噴霧を行う薬剤噴霧装置と、この
    薬剤噴霧装置による薬剤の吸入状態を管理する管理装置
    とを有する薬剤吸入管理システムにおいて、 前記薬剤噴霧装置は、押圧操作に基づいて喘息治療用薬
    剤を所定量噴霧する噴霧器と、前記押圧操作を検出する
    検出手段と、情報を記憶する記憶手段と、前記検出手段
    が検出した押圧操作に基づいてその押圧操作の時刻を含
    む噴霧情報を求めて前記記憶手段に記憶する制御手段
    と、前記記憶手段が記憶する噴霧情報を前記管理装置に
    転送する転送手段とを具備し、 前記管理装置は、前記転送手段により転送された噴霧情
    報を解析する解析手段と、この解析手段による解析結果
    を出力する出力手段とを具備することを特徴とする薬剤
    吸入管理システム。
  4. 【請求項4】 薬剤の噴霧を行う薬剤噴霧装置と、この
    薬剤噴霧装置による薬剤の吸入状態を管理する管理装置
    とを有する薬剤吸入管理システムにおいて、 前記薬剤噴霧装置は、互いに異なる種類の喘息治療用薬
    剤を収容するとともに、押圧操作に基づいて選択された
    前記喘息治療用薬剤を所定量噴霧する複数の噴霧器と、
    前記押圧操作を前記各噴霧器毎に検出する検出手段と、
    情報を記憶する記憶手段と、前記検出手段が検出した押
    圧操作に基づいてその押圧操作の時刻を含む噴霧情報を
    求めて前記薬剤の種類毎に前記記憶手段に記憶する制御
    手段と、前記記憶手段が記憶する噴霧情報を前記管理装
    置に転送する転送手段とを具備し、 前記管理装置は、前記転送手段により転送された噴霧情
    報を解析する解析手段と、この解析手段による解析結果
    を出力する出力手段とを具備することを特徴とする薬剤
    吸入管理システム。
JP14902294A 1994-06-30 1994-06-30 薬剤噴霧装置及び薬剤吸入管理システム Pending JPH0810330A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14902294A JPH0810330A (ja) 1994-06-30 1994-06-30 薬剤噴霧装置及び薬剤吸入管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14902294A JPH0810330A (ja) 1994-06-30 1994-06-30 薬剤噴霧装置及び薬剤吸入管理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0810330A true JPH0810330A (ja) 1996-01-16

Family

ID=15465964

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14902294A Pending JPH0810330A (ja) 1994-06-30 1994-06-30 薬剤噴霧装置及び薬剤吸入管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0810330A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003521977A (ja) * 2000-02-11 2003-07-22 メディック−エイド リミテッド 薬剤投与装置制御における改良及びそれに関連する改良
KR100395236B1 (ko) * 2000-12-16 2003-08-21 정우협 네브라이져기 제어 전자장치
JP2011092418A (ja) * 2009-10-29 2011-05-12 Sharp Corp 喘息治療支援システム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003521977A (ja) * 2000-02-11 2003-07-22 メディック−エイド リミテッド 薬剤投与装置制御における改良及びそれに関連する改良
JP2010179121A (ja) * 2000-02-11 2010-08-19 Respironics (Uk) Ltd 薬剤投与装置制御における改良及びそれに関連する改良
US8967140B2 (en) 2000-02-11 2015-03-03 Profile Respiratory Systems Limited Controlling drug delivery apparatus
KR100395236B1 (ko) * 2000-12-16 2003-08-21 정우협 네브라이져기 제어 전자장치
JP2011092418A (ja) * 2009-10-29 2011-05-12 Sharp Corp 喘息治療支援システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4261851B2 (ja) 吸入装置および該吸入装置の制御方法
AU769700B2 (en) Portable terminal and health management method and system using portable terminal
JP7005660B2 (ja) エアロゾル噴霧システムの制御デバイス
DE60035212T2 (de) System zum überwachen von patientendaten
JP3085586B2 (ja) 患者と医療専門家にフィードバックを提供する情報処理能力を有する吸入器
US20030221687A1 (en) Medication and compliance management system and method
US6832200B2 (en) Apparatus for closed-loop pharmaceutical delivery
US7451760B2 (en) Controlling drug delivery apparatus
RU2234238C2 (ru) Медицинская система и способ управления системой для применения пациентами для самостоятельного проведения медицинских процедур
JPH0724068A (ja) 使用者の気道に少なくとも1種類のガスの1回分の用量を供給する装置及び方法
EP1034734A1 (en) Method for improving patient compliance with a medical program
CN107111687A (zh) 使用连接的物理设备以及其间的数据传输进行应用解锁
JP2005000675A5 (ja)
JPH10501999A (ja) エーロゾル吸入器
GB2368061A (en) Dispensing device with locking mechanism
NZ569955A (en) Medication order processing and reconciliation
JP2008012323A (ja) 薬剤吐出装置のためのドッキングステーション
US20050049464A1 (en) Remote pharmaceutical administration device
CN114728134A (zh) 药物施用系统的互连
CN103347559A (zh) 患者自控气雾剂给药
JP4454835B2 (ja) 携帯端末を用いた健康管理のためのシステム及び方法
JP4332293B2 (ja) 吸入装置及び吐出ヘッド制御方法
JPH0810330A (ja) 薬剤噴霧装置及び薬剤吸入管理システム
JP4454834B2 (ja) 携帯端末を用いた健康管理のためのシステム及び方法
GB2400367A (en) Methods and apparatus for controlling a dispensing apparatus