JPH08102842A - マーカー検知装置 - Google Patents

マーカー検知装置

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JPH08102842A
JPH08102842A JP6261084A JP26108494A JPH08102842A JP H08102842 A JPH08102842 A JP H08102842A JP 6261084 A JP6261084 A JP 6261084A JP 26108494 A JP26108494 A JP 26108494A JP H08102842 A JPH08102842 A JP H08102842A
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP6261084A
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English (en)
Inventor
Koichi Okamura
功一 岡村
Yoshinori Awata
恵徳 粟田
Atsushi Ouchi
篤 大内
Hiroshi Suzuki
宏 鈴木
Hiroshi Hayashi
寛 林
Takashi Nakajima
孝 中島
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マーカーペンでマークした原稿上の領域(即
ち、マーカー)を検知するマーカー検知装置において、
イメージ領域内の中間調画像をマーカーとして誤検知す
るのを防止すること。 【構成】 比較器2−3は、読みとった画像データの濃
度が上限閾値部2−1の値と下限閾値部2−2の値との
間にある濃度であれば、マーカーだと判定して“1”を
出力する。そうでなければ、“0”を出力する。イメー
ジ領域信号の値は、前記画像データがイメージ領域内の
ものであれば“0”であり、そうでなければ“1”であ
る。マスク回路2−5は、画像データがイメージ領域内
のものであると、比較器2−3の出力の通過を阻止す
る。そのため、イメージ領域内に中間調画像があり、比
較器2−3ではマーカーだと判定されても、それがマー
カー検知信号としてマーカー領域判定部2−4に送られ
ることはなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マーカーペンでマーク
した原稿上の領域(即ち、マーカー)を検知するマーカ
ー検知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】原稿を原稿読取手段で読みとり、原稿内
の一部の領域のみを抜き出し、そこだけをコピーすると
か、その領域内の文字を斜体にするとかといった特定の
編集処理をしたいことがある。そのような場合には、原
稿の指定しようとしている領域をマーカーペンでマーク
しておき、原稿読み取りの際にそのマーク領域を検知す
ることが行われる。マークの仕方としては、マーカーペ
ンで囲んだり塗りつぶしたりする仕方があるが、指定領
域が大きい場合にはマーカーペンで囲み、指定領域が小
さい場合には塗りつぶすことが多い。
【0003】マーカーの検知は、マーカーペンの色とか
濃度によって行われる。色によって検知する場合は、例
えばマーカーペンとして赤色のペンを使用し、読み取り
の際に、赤色で塗り潰されたり赤色で囲まれたりしてい
る領域を検出することによって検知する。濃度によって
検知する場合は、マーカーペンのマークは中間調の濃度
であるので、読み取りの際に中間調濃度の部分(例え
ば、256階調の場合、64〜160階調の部分)を検
出することによって検知する。
【0004】図3は、従来のマーカー検知装置を用いた
画像処理装置の全体構成図である。図3において、1は
原稿読取手段、2はマーカー検知装置、3は遅延回路、
4は画像編集部である。特定の編集処理をしたい領域を
マーカーペンでマークした原稿が、まず原稿読取手段1
で読みとられる。読み取られた画像データは、マーカー
検知装置2と遅延回路3とへ送られる。
【0005】マーカー検知装置2では、画像データがマ
ーク部分のデータであるか否かを検出する。マーカー検
知装置2の内部構成については、後で図4で説明する。
濃度でマーク指定領域(マーカー)を検知する場合であ
れば、濃度が所定範囲の中間調濃度であるデータが検出
される。そして、マーカー検知信号は、次段の画像編集
部4へ送られる。
【0006】遅延回路3は、マーカー検知装置2で検知
に要する時間だけ遅らせて、画像データを画像編集部4
へ送る。これにより、マーカー検知装置2から画像編集
部4へマーカー検知信号が送られるのと同時的に、その
原稿の画像データを送り込むことが出来る。画像編集部
4では、前記した特定の編集処理(例、マーカー内の文
字を斜体にする等)がなされる。
【0007】図4は、従来のマーカー検知装置2を示す
図であり、2−1は上限閾値部、2−2は下限閾値部、
2−3は比較器、2−4はマーカー領域判定部である。
これは、指定する領域をマークするのに、中間調濃度の
マーカーペンを使用する場合のマーカー検知装置であ
る。上限閾値部2−1には、マーカーとして検知する濃
度の上限閾値(例えば、256階調の場合、160階調
を示す値)が設定され、下限閾値部2−2には下限閾値
(例えば、256階調の場合、64階調を示す値)が設
定される。
【0008】比較器2−3では、図3の原稿読取手段1
から入力してくる画像データの濃度を、上限閾値部2−
1および下限閾値部2−2の値と比較して、それら上限
閾値,下限閾値の間の濃度かどうか調べる。その間の濃
度であれば、比較器2−3からは、例えば、“1”が出
力される。その間の濃度でなければ、“0”が出力され
る。マーカー領域判定部2−4では、比較器2−3から
の出力を基に、マークされた閉領域(つまり、マーカー
領域)を判定する。比較器2−3からの出力が“1”の
領域と、“1”で囲まれた内側の領域とが、「マーカー
領域」として認識される。この認識技術は公知であるの
で、ここで詳しくは述べない。
【0009】なお、マーカー検知装置に関する従来の文
献としては、例えば、特公平5−50187 号公報, 特開平
3−35371 号公報等がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
(問題点)原稿のイメージ領域の中には、しばしばマー
カー検知の基準を満たすような中間調濃度の画像が含ま
れることがあるが、前記した従来のマーカー検知装置で
は、その画像も誤ってマーカーとして検知してしまうと
いう問題点があった。
【0011】(問題点の説明)図5は、従来のマーカー
検知装置で得られるマーカー検知信号を説明する図であ
る。図5(イ)は、マーカーペンでマーク6を付した原
稿5を示し、図5(ロ)は、その原稿5より検知される
マーカー検知信号を示す。5は原稿、5−1は原稿領
域、6はマーク、6−1はマーカー検知信号、7はイメ
ージ領域、8は中間調画像、8−1はマーカー検知信号
である。
【0012】原稿によっては、原稿5のように写真や絵
などのイメージ領域7を有するものがあるが、そのイメ
ージ領域7の中には、しばしば中間調濃度の画像が含ま
れる。そして、その中間調の濃度が、丁度、マーカー検
知のための上限閾値と下限閾値との間の濃度であること
がある。例えば、空に浮かぶ雲が写っている写真の場
合、雲の輪郭がマーカーペンのマークと同程度の濃度で
あることがある。中間調画像8を、そのような濃度を持
つ画像だとすると、マーク6に基づくマーカー検知信号
6−1の他に、中間調画像8も誤ってマークと認識され
てしまい、マーカー検知信号8−1が得られることにな
る。
【0013】このように、従来のマーカー検知装置で
は、マーカーとして検知さるべきではない中間調画像8
が、誤ってマーカーとして検知されてしまうという問題
点があった。本発明は、このような問題点を解決するこ
とを課題とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明のマーカー検知装置では、原稿読取手段と、
該原稿読取手段で読みとった画像データの濃度が所定の
中間調濃度範囲にあるか否かを判断する濃度判断手段
と、前記原稿読取手段で読みとった画像データがイメー
ジ領域の画像データか否かを判別する領域判別手段と、
前記濃度判断手段が前記画像データの濃度を所定の中間
調濃度範囲にあると判断し且つ前記領域判別手段が前記
画像データをイメージ領域の画像データではないと判別
した場合には、前記画像データをマーカー領域のデータ
と判定する判定手段とを具えることとした。
【0015】
【作 用】読み取った画像データが所定範囲の中間調
濃度か否かでマーカーを検知するマーカー検知装置にお
いて、該画像データがイメージ領域内の画像データであ
る場合には、マーカー検知信号を次段へ送出しないマス
ク回路を設ける。これにより、イメージ領域内の中間調
濃度の画像(例、写真の中の雲)が、マーカーとして誤
検知されることがなくなる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図2は、本発明のマーカー検知装置を用い
た画像処理装置の全体構成図である。符号は図3のもの
に対応し、1−1は領域判別回路である。領域判別回路
1−1は、原稿の中の文字領域とイメージ領域とを判別
する回路である。このような判別をする技術は公知であ
り、例えば特開平5−50187 号公報に示されている。
【0017】誤検知される中間調画像を含むのはイメー
ジ領域であるので、本発明では、原稿読取手段1に領域
判別回路1−1を具えさせてイメージ領域を検知し、イ
メージ領域においては、マーカー検知信号が得られて
も、それは無効にするという措置をとる。図2で領域判
別回路1−1からマーカー検知装置2に送られているの
は、イメージ領域信号である。
【0018】図1は、本発明のマーカー検知装置2を示
す図である。符号は図4のものに対応し、2−5はマス
ク回路である。同じ符号のものは、図4のものと同じで
あるので、その説明は省略する。マスク回路2−5は、
比較器2−3とマーカー領域判定部2−4との間に設け
られ、具体的には2つの入力端子を持つ論理回路で構成
される。マスク回路2−5の一方の入力端子には、比較
器2−3の出力が入力され、他方の入力端子には、原稿
読取手段1の領域判別回路1−1からのイメージ領域信
号が入力される。マスク回路2−5の出力が、マーカー
領域判定部2−4に送られる。
【0019】マスク回路2−5の論理回路としてAND
回路を用いた場合、マーカーを検知したとの比較器2−
3からのマーカー検知信号が“1”で表されるなら、イ
メージ領域であるとのイメージ領域信号は“0”で表さ
れるように、信号値が設定される。このような関係にし
ておくと、イメージ領域にてマーカー検知信号が得られ
た場合、マスク回路2−5には“0”と“1”とが入力
されるので、出力として“1”が出るのが阻止される。
つまり、比較器2−3からの“1”というマーカー検知
信号は、ここでマスクされる(無効とされる)。
【0020】図6は、本発明のマーカー検知装置で得ら
れるマーカー検知信号を説明する図である。符号は、図
5のものに対応している。図6(イ)は、マーカーペン
でマーク6を付した原稿5を示し(図5(イ)と同
じ)、図6(ロ)は、その原稿5より検知されるマーカ
ー検知信号を示す。
【0021】マーク6が読みとられる場合、マーク6は
マーカーペンでつけた中間調濃度のマークであるから、
図1の比較器2−3より、マーカーであることを示す
“1”の出力が出される。そして、マーク6の領域はイ
メージ領域ではないから、領域判別回路1−1からは、
イメージ領域ではないとの信号“1”が出される。その
結果、マスク回路2−5の2つの入力には共に“1”が
入力されることになり、“1”の出力が出る。即ち、比
較器2−3からのマーカー検知信号は、マスク回路2−
5を通過させられる。それが、図6(ロ)に示すマーカ
ー検知信号6−1である。
【0022】イメージ領域7の中間調画像8が読みとら
れる場合、比較器2−3からは“1”の出力が出され
る。しかし、領域判別回路1−1からは、イメージ領域
であるとの信号“0”が出される。その結果、マスク回
路2−5には“1”と“0”とが入力されることになる
ので、出力は“0”となる。即ち、比較器2−3からは
マーカー検知信号が出るものの、それはマスク回路2−
5を通過することは出来ない。つまり、この段階で無効
とされる。そのため、最終的に検知されるマーカー検知
信号は、図6(ロ)の如く、マーカー検知信号6−1の
みとなる。
【0023】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、読み
取った画像データが所定範囲の中間調濃度か否かでマー
カーを検知するマーカー検知装置において、該画像デー
タがイメージ領域内のものである場合には、マーカー検
知信号を次段へ送出しないマスク回路を設けるので、イ
メージ領域内の中間調濃度の画像(例、写真の中の雲な
ど)が、マーカーとして誤検知されることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のマーカー検知装置を示す図
【図2】 本発明のマーカー検知装置を用いた画像処理
装置の全体構成図
【図3】 従来のマーカー検知装置を用いた画像処理装
置の全体構成図
【図4】 従来のマーカー検知装置を示す図
【図5】 従来のマーカー検知装置で得られるマーカー
検知信号を説明する図
【図6】 本発明のマーカー検知装置で得られるマーカ
ー検知信号を説明する図
【符号の説明】
1…原稿読取手段、1−1…領域判別回路、2…マーカ
ー検知装置、2−1…上限閾値部、2−2…下限閾値
部、2−3…比較器、2−4…マーカー領域判定部、2
−5…マスク回路、3…遅延回路、4…画像編集部、5
…原稿、5−1…原稿領域、6…マーク、6−1…マー
カー検知信号、7…イメージ領域、8…中間調画像、8
−1…マーカー検知信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 宏 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社内 (72)発明者 林 寛 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社内 (72)発明者 中島 孝 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿読取手段と、該原稿読取手段で読み
    とった画像データの濃度が所定の中間調濃度範囲にある
    か否かを判断する濃度判断手段と、前記原稿読取手段で
    読みとった画像データがイメージ領域の画像データか否
    かを判別する領域判別手段と、前記濃度判断手段が前記
    画像データの濃度を所定の中間調濃度範囲にあると判断
    し且つ前記領域判別手段が前記画像データをイメージ領
    域の画像データではないと判別した場合には、前記画像
    データをマーカー領域のデータと判定する判定手段とを
    具えたことを特徴とするマーカー検知装置。
JP6261084A 1994-09-29 1994-09-29 マーカー検知装置 Pending JPH08102842A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6261084A JPH08102842A (ja) 1994-09-29 1994-09-29 マーカー検知装置

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JP6261084A JPH08102842A (ja) 1994-09-29 1994-09-29 マーカー検知装置

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Publication Number Publication Date
JPH08102842A true JPH08102842A (ja) 1996-04-16

Family

ID=17356867

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JP6261084A Pending JPH08102842A (ja) 1994-09-29 1994-09-29 マーカー検知装置

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JP (1) JPH08102842A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013224168A (ja) * 2012-04-23 2013-10-31 Fuji Machinery Co Ltd 包装機におけるマーク検出装置
JP2013229785A (ja) * 2012-04-26 2013-11-07 Renesas Electronics Corp 画像処理lsi、画像処理システムおよび画像処理方法

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