JPH08102708A - 移動通信中継局及び移動通信端末 - Google Patents

移動通信中継局及び移動通信端末

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JPH08102708A
JPH08102708A JP6239108A JP23910894A JPH08102708A JP H08102708 A JPH08102708 A JP H08102708A JP 6239108 A JP6239108 A JP 6239108A JP 23910894 A JP23910894 A JP 23910894A JP H08102708 A JPH08102708 A JP H08102708A
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JP
Japan
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mobile communication
communication
mobile
frequency
terminal
Prior art date
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Application number
JP6239108A
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English (en)
Inventor
Takashi Asahara
隆 浅原
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 周波数利用効率を向上させた移動通信中継
局、移動通信端末を得ることを目的とする。 【構成】 基地局と中継局間で使用する通話チャネルの
周波数と同一周波数の複数の通話チャネルを設定し、設
定した各通話チャネルにより対応した各移動通信端末と
交信するようにした。また更に、各端末間との通話チャ
ネルはスペクトル拡散変調方式とし、それぞれ異なる符
号系列を各端末に割り当てるようにした。移動通信端末
は、自端末に割り当てられた符号系列を生成し、所定の
周波数とスペクトル拡散変調により通話チャネルを使用
して、基地局との交信を中継する中継局との間の交信を
するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、周波数利用効率を上
げた移動通信中継局と移動通信端末に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の移動通信システムの概念
を表すブロック図である。図において、1は基地局、2
は自動車等の移動体に設置された移動中継局、3は携帯
無線通信装置等の移動通信端末、10は上記移動局2に
備えられた基地局1と通信を行う第1の無線通信装置、
11は移動中継局2に備えられた上記携帯無線通信装置
3と通信を行う第2の無線通信装置、12は基地局1と
移動中継局2との通信に用いられる第1の無線周波数F
1 を、移動局2と携帯無線通信装置3との通信に用いら
れる第2の無線周波数F2 への変換、又はその逆の変換
を行う周波数変換装置である。次に、動作について説明
する。移動局2は、自動車等の移動体とともに移動しな
がら、基地局1との通信を第1の無線通信装置10を用
い、第1の無線周波数F1 の電波で通信を行っている。
更に、第2の無線通信装置11を用い、自動車等の移動
体から離れた携帯無線通信装置3との通信は、基地局1
と移動局2との通信に用いた第1の無線周波数F1 の電
波との混信を避けるため、周波数変換装置12により第
2の無線周波数F2 の電波で通信を行っている。
【0003】また第2の従来の移動通信システムの例と
して、特開平2−193425号に示されるものがあ
る。この概念を図4に示す。図において、基地局1は移
動中継局2と各移動通信端末3に対して同一の周波数F
1 を使用して制御信号を流して通信の制御をし、通話チ
ャネルは、中継局2と移動通信端末3間はF2 、中継局
2と基地局との間はF3 と、それぞれ別の周波数を使用
してシステムを構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の移動通信方式
は、以下のように構成されているので、周波数の混信を
避けるため、基地局1と移動中継局2との通信に必要な
第1の無線周波数F1 の電波と、移動中継局2と携帯無
線通信装置等の移動通信端末3との通信に必要な第2の
無線周波数F2 の電波を用意する必要があり、移動通信
端末の数が増すと、著しく周波数利用効率が低下すると
いう課題があった。第2の従来例でも通話路としては異
なる周波数を使用しているので、事情は同じであり、移
動通信端末の数が増えると通話チャネル数が確保できな
くなるという課題があった。
【0005】この発明は、上記のような課題を解消する
ためになされたもので、少ない周波数帯域で複数の移動
通信端末と通話を可能にし、周波数利用効率を向上させ
た移動通信中継局と移動通信端末を得ることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る移動通信
中継局は、基地局と中継局間で使用する通話チャネルの
周波数と同一周波数の複数の通話チャネルを設定し、上
記設定した各通話チャネルにより対応した各移動通信端
末と交信するようにした。
【0007】また更に、各端末間との通話チャネルはス
ペクトル拡散変調方式とし、それぞれ異なる符号系列を
各端末に割り当てるようにした。
【0008】また更に、各端末間との通話チャネルは時
分割多重方式とし、それぞれ異なる通信時間を各端末に
割り当てるようにした。
【0009】この発明に係る移動通信端末は、自端末に
割り当てられた符号系列を生成し、所定の周波数とスペ
クトル拡散変調により通話チャネルを使用して、基地局
との交信を中継する中継局との間の交信をするようにし
た。
【0010】この発明に係る移動通信端末は、自端末に
割り当てられた時分割多重の所定時間帯に所定の周波数
により、通話チャネルを使用して、基地局との交信を中
継する中継局との間の交信をするようにした。
【0011】
【作用】この発明による移動通信中継局は、基地局から
移動通信端末への通信の中継に際し、基地局との間と同
一周波数帯を用い、更に処理をして各移動通信端末との
通話チャネルを確保して交信する。
【0012】更にまた、移動通信端末との通話チャネル
はスペクトル拡散変調に基づき、各移動端末毎に異なる
符号系列で通話する。
【0013】更にまた、移動通信端末との通話チャネル
は時分割多重に基づき、各移動端末とは異なる時間にバ
ースト的に通話する。
【0014】この発明による移動通信端末は、中継局と
は自端末用の符号系列を使用して設定周波数でのスペク
トル拡散変調で通話する。
【0015】この発明による移動通信端末は、中継局と
は時分割多重の自端末用の時間帯を使用して設定周波数
で通話する。
【0016】
【実施例】
実施例1.本発明の一実施例である移動通信中継局と移
動通信端末によるシステムを図に基づいて説明する。図
1は本発明によるシステムの例であり、図において1は
基地局、21は自動車等の移動体に設けられた移動通信
中継局、31ないし33は携帯無線通信機等の移動通信
端末である。移動通信中継局21の新規な部分として、
25のスペクトル拡散変復調器がある。移動通信端末3
1ないし33中には、対応する34ないし36のスペク
トル拡散変復調器がある。
【0017】次に上記構成の中継局と端末の動作を説明
する。移動通信中継局21は、自動車等の移動体に設置
され、移動体が動くとそのサービスエリアを変更しなが
ら、基地局とは周波数F1 の電波の通話チャネルにより
交信をしている。更に、各移動通信端末とは同じ無線周
波数F1 で、本実施例の場合は各移動通信端末31ない
し33毎にその符号系列が異なる固有のPN符号を割り
当ててスペクトル拡散変調方式で、通話チャネルを確保
して通話を行っている。こうして複数の移動通信端末に
対しては異なる周波数を使用しないで、つまり周波数使
用効率を低下させないで通信が可能となり、十分な通話
チャネル数が確保できる。なお、上記実施例でPN符号
としては、M系列符号、Gold系列符号などが利用で
きる。また、PN符号のかわりに、直交系列符号を用い
てもよい。
【0018】実施例2.本発明の基地局間と同一の無線
周波数による各端末間との交信は他の方式でも実現でき
る。図2は本発明の他の実施例である移動通信中継局と
移動通信端末によるシステムの構成を示した図である。
図において、22は移動通信中継局、移動通信中継局2
2中の、26は第1のバースト変復調器、27は第2の
バースト変復調器、28はバースト制御装置である。ま
た41ないし43は移動通信端末、44ないし46は対
応する時分割多重の各端末毎の時間帯のバースト変復調
器である。
【0019】次に上記構成の中継局と端末の動作を説明
する。中継局22は、基地局1とは図2(b)に示すタ
イミングでバースト変復調器26経由で通話している。
本実施例においては、中継局22は変復調器27経由で
図2(b)に示すタイミングで、各端末41ないし43
とはバースト通話している。バースト制御装置28は、
基地局1と中継局22間、及び中継局22と移動通信端
末41ないし43間のバーストが互いに衝突しないよう
バーストを制御している。こうして本実施例による方式
でも、複数の移動通信端末に対して同一の周波数を使用
し、サービスエリアを拡大しても、周波数利用効率を低
下させないで通信が可能となる。
【0020】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、中継局
と各端末間の通話チャネルに中継局と基地局間の通話と
同一の周波数を用いたので、周波数利用効率を低下せず
サービスエリアが拡大できる効果がある。
【0021】また更に、中継局と各端末間の通話チャネ
ルにはスペクトル拡散変調を用いたので、周波数利用効
率を低下させず通話チャネルの数を増やせる効果があ
る。
【0022】また更に、中継局と各端末間の通話チャネ
ルには時分割多重を用いたので、周波数利用効率を低下
させず通話チャネルの数を増やせる効果がある。
【0023】以上のようにこの発明によれば、移動通信
端末はスペクトル拡散変調を用いたので、使用周波数帯
を増やさずに端末を増加できる効果がある。
【0024】または、移動通信端末は時分割多重を用い
たので、使用周波数帯を増やさずに端末を増加できる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の移動通信中継局と移動通信端末を
使用したシステムの構成を示した図である。
【図2】 実施例2の移動通信中継局と移動通信端末を
使用したシステムの構成と通話タイミングを示した図で
ある。
【図3】 従来の移動通信システムの概念図である。
【図4】 従来の他の移動通信システムの概念図であ
る。
【符号の説明】
1 基地局、21,22 移動局、25 スペクトル拡
散変復調器、26 第1のバースト変復調器、27 第
2のバースト変復調器、28 バースト制御装置、3
1,32,33 移動通信端末、34,35,36 ス
ペクトル拡散変復調器、41,42,43 移動通信端
末、44,45,46 バースト変復調器。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局と中継局間で使用する通話チャネ
    ルの周波数と同一周波数の複数の通話チャネルを設定
    し、上記設定した各通話チャネルにより対応した各移動
    通信端末と交信する移動通信中継局。
  2. 【請求項2】 各端末間との通話チャネルはスペクトル
    拡散変調方式とし、それぞれ異なる符号系列を各端末に
    割り当てることを特徴とする請求項1記載の移動通信中
    継局。
  3. 【請求項3】 各端末間との通話チャネルは時分割多重
    方式とし、それぞれ異なる通信時間を各端末に割り当て
    ることを特徴とする請求項1記載の移動通信中継局。
  4. 【請求項4】 自端末に割り当てられた符号系列を生成
    し、所定の周波数とスペクトル拡散変調により通話チャ
    ネルを使用して、基地局との交信を中継する中継局との
    間の交信をする移動通信端末。
  5. 【請求項5】 自端末に割り当てられた時分割多重の所
    定時間帯に所定の周波数により、通話チャネルを使用し
    て、基地局との交信を中継する中継局との間の交信をす
    る移動通信端末。
JP6239108A 1994-10-03 1994-10-03 移動通信中継局及び移動通信端末 Pending JPH08102708A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6477353B1 (en) 1998-03-30 2002-11-05 International Business Machines Corporation Mobile wireless transceiver method and apparatus
US6574453B1 (en) 1998-10-22 2003-06-03 International Business Machines Corporation Response determination method, communication method, and wireless transceiver
US7554936B2 (en) 2000-08-30 2009-06-30 Nec Corporation Radio network, relay node, core node, relay transmission method used in the same and program thereof

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