JPH08102190A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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Publication number
JPH08102190A
JPH08102190A JP6235082A JP23508294A JPH08102190A JP H08102190 A JPH08102190 A JP H08102190A JP 6235082 A JP6235082 A JP 6235082A JP 23508294 A JP23508294 A JP 23508294A JP H08102190 A JPH08102190 A JP H08102190A
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JP
Japan
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sense amplifier
electrode
line
transistor
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Application number
JP6235082A
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English (en)
Inventor
Takumi Hashimoto
琢己 橋本
Yasufumi Nakajo
康文 中條
Noritsugu Isoi
則次 礒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Kanebo Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 消費電流を低減させ、低電源電圧時において
も読み出し動作の安定性を高めるとともに低電源電圧時
でも読み出し動作速度の低下を抑えるようにする。 【構成】 プリチャージ期間において、プリチャージ用
のPMOSFET2がオンすると、センスアンプ60の
入力信号線11の電位は電源Vddの電位まで上がり、
センスアンプ60には“H”が入力される。読み出し期
間において、プリチャージ用のPMOSFET2がオフ
すると、センスアンプ60の入力信号線11及びリード
ビット線12の電位は接地電位まで下がり、センスアン
プ60には“L”が入力される。これにより、センスア
ンプ入力信号の“H”,“L”のマージンは大きくな
り、低電源電圧時でも読み出し動作の安定性が高くな
る。また、センスアンプ60のゲインが大きくなること
により、低電源電圧時も読み出し動作速度は低下しな
い。また、センスアンプの貫通電流が抑えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数のダイナミック型の
メモリセルからなるメモリセル群を備えた半導体記憶装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の半導体記憶装置のメモリセ
ル群及び読み出し部の回路図を示す。図8において、3
00は複数のダイナミック型のメモリセル200からな
るメモリセル群、12はメモリセル群300から読み出
された信号を伝えるためのリードビット線、50はリー
ドビット線12をプリチャージするためのプリチャージ
制御クロック信号を出力するプリチャージ制御回路、6
0はメモリセル200から読み出された信号の振幅を増
幅し出力するセンスアンプ、40はプルアップ用のNM
OSFET(NチャネルMOS型電界効果トランジス
タ)、41はプリチャージ用のNMOSFET、10は
プリチャージ制御回路50の出力線であるプリチャージ
制御線、11はメモリセル群300から読み出された信
号をセンスアンプ60に伝えるためのセンスアンプ入力
信号線、Vddは電源である。
【0003】図2はダイナミック型のメモリセル200
の回路図を示す。図2において、101はリードワード
線、102はライトアドレス線、103はライトビット
線、4はリードアクセス用NMOSFET、5はリード
ビット線ドライブ用NMOSFET、6はライトアクセ
ス用NMOSFET、7は電荷蓄積素子、12はリード
ビット線、13と14は各ノードを示す。
【0004】以上のように構成された従来の半導体記憶
装置の動作について説明する。図9は図2における電荷
蓄積素子7に電荷が蓄積されていない場合、つまり、ノ
ード14の信号が“L”(ローレベル)であり、リード
ビット線ドライブ用NMOSFET5がオフしている場
合の読み出し動作のタイミング波形図である。図9に示
すように初期状態では図8のプリチャージ制御線10の
信号及び図2のリードワード線101の信号は“L”で
あり、図8のNMOSFET41及び図2のNMOSF
ET4はオフしており、また、図8のセンスアンプ入力
信号線11の信号の電位が接地Gndの電位まで下がっ
ているとする。次にプリチャージ期間ではプリチャージ
制御線10の信号は“H”(ハイレベル)、リードワー
ド線101の信号は“L”であり、NMOSFET41
はオン、NMOSFET4はオフしており、センスアン
プ入力信号線11の信号の電位Vllは、NMOSFE
T41のしきい値電圧Vt分低い Vll=Vdd−Vt まで上昇する。次に読み出し期間ではプリチャージ制御
線10の信号は“L”、リードワード線101の信号は
“H”でありNMOSFET41はオフ、NMOSFE
T4はオンしているが、NMOSFET5がオフしてい
る為、センスアンプ入力信号線11の信号の電位に変化
はなく、センスアンプ60には“H”レベル電位として
入力されている。なお、この従来例におけるセンスアン
プ入力信号線11の信号とリードビット線12の信号は
同一レベルである。
【0005】図10は図2における電荷蓄積素子7に電
荷が蓄積されている場合、つまりノード14の信号が
“H”であり、リードビット線ドライブ用NMOSFE
T5がオンしている場合のタイミング波形図である。図
10に示すように初期状態及びプリチャージ期間は図9
と同じ動作である。次に読み出し期間ではプリチャージ
制御線10の信号は“L”、リードワード線101の信
号は“H”であり、NMOSFET41はオフ、NMO
SFET4はオン、リードビット線ドライブ用NMOS
FET5がオンしている為、センスアンプ入力信号線1
1の信号の電位は接地Gndの電位まで下がり、センス
アンプ60には“L”が入力されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の半導体記憶装置では、センスアンプ入力信号線1
1の信号の電位が“L”の時は接地Gndの電位、
“H”の時は(Vdd−Vt)となりセンスアンプ60
のしきい値を(Vdd−Vt)/2に選択してもセンス
アンプ60のしきい値に対するセンスアンプ入力信号線
11の信号の電位“H”,“L”のマージンは(Vdd
−Vt)/2となり、低電源電圧時に読み出し動作の安
定性が低下する問題点がある。また、低電源電圧時に、
センスアンプ入力信号線11の信号の振幅が小さくな
り、センスアンプ入力信号線11の信号の振幅動作速度
は速くなる効果があるが、リードビット線ドライブ用N
MOSFET5及びリードアクセス用NMOSFET4
とセンスアンプ60のゲインが小さくなることにより読
み出し動作速度が低下する問題点がある。またセンスア
ンプ入力信号線11の信号の電位“H”が(Vdd−V
t)までしか上昇しない為センスアンプ60の貫通電流
が流れ、消費電流が多くなるという問題点がある。
【0007】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、消費電流を低減させ、低電源電圧
時においても読み出し動作の安定性を高めるとともに低
電源電圧時でも読み出し動作速度の低下を抑えられる半
導体記憶装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、第1の電
極が電源に接続され、第2の電極がセンスアンプの入力
信号線に接続され、制御電極が接地されたプルアップ用
の第1のトランジスタと、この第1のトランジスタと並
列に配置され、第1の電極が上記電源に接続され、第2
の電極が上記センスアンプの入力信号線に接続され、制
御電極がプリチャージ制御回路の出力線に接続されたプ
リチャージ用の第2のトランジスタと、第1の電極がメ
モリセル群から読み出された信号を伝えるためのリード
ビット線に接続され、第2の電極が上記センスアンプの
入力信号線に接続され、制御電極が上記電源に接続され
た第3のトランジスタとを備えたことを特徴とするもの
である。
【0009】第2の発明は、メモリセル群とリードビッ
ト線を複数個備えるとともに、これらのメモリセル群の
読み出しを制御する読み出し制御回路と、第1の電極が
電源に接続され、第2の電極が上記センスアンプの入力
信号線に接続され、制御電極が接地されたプルアップ用
の第1のトランジスタと、この第1のトランジスタと並
列にそれぞれ配置され、第1の電極が電源に接続され、
第2の電極が上記センスアンプの入力信号線に接続さ
れ、制御電極がプリチャージ制御回路の出力線に接続さ
れたプリチャージ用の第2のトランジスタとを1つのセ
ンスアンプに対し1組備え、第1の電極が上記メモリセ
ル群から読み出された信号を伝えるためのリードビット
線に接続され、第2の電極が上記センスアンプの入力信
号線に接続され、制御電極が上記読み出し制御回路の出
力線に接続された複数の第3のトランジスタと上気メモ
リセル群とを1つのセンスアンプに対し複数組備えたこ
とを特徴とするものである。
【0010】第3の発明においては、上記第1のトラン
ジスタ及び上記第2のトランジスタはそれぞれPチャネ
ルMOS型電界効果トランジスタで構成し、第3のトラ
ンジスタはNチャネルMOS型電界効果トランジスタで
構成したことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】第1の発明では、プリチャージ期間において第
2のトランジスタがオンすると、センスアンプの入力信
号線の信号の電位は電源電位まで上がり、センスアンプ
には“H”が入力される。リードビット線の信号の電位
は第3のトランジスタのしきい値電圧分低い電位まで上
昇する。読み出し期間において第2のトランジスタがオ
フすると、センスアンプの入力信号線及びリードビット
線の信号の電位は接地電位まで下がり、センスアンプに
は“L”が入力される。このようにセンスアンプの入力
信号線の“H”電位は電源電位まで上がり、“L”電位
は接地電位まで下がる。
【0012】第2の発明では、プリチャージ期間におい
て第2のトランジスタがオンすると、センスアンプの入
力信号線の信号の電位は電源電位まで上がり、センスア
ンプには“H”が入力される。リードビット線の信号の
電位は第3のトランジスタのしきい値電圧分低い電位ま
で上昇する。読み出し期間において第2のトランジスタ
がオフすると、センスアンプの入力信号線及びリードビ
ット線の信号の電位は接地電位まで下がり、センスアン
プには“L”が入力される。このようにセンスアンプの
入力信号線の“H”電位は電源電位まで上がり、“L”
電位は接地電位まで下がる。複数の第3のトランジスタ
は読み出し制御回路によりオン又はオフされ、これによ
り複数のメモリセル群が切換え可能となる。
【0013】第3の発明では、第1のトランジスタ及び
第2のトランジスタはそれぞれPチャネルMOS型電界
効果トランジスタであるので、NチャネルMOS型電界
効果トランジスタよりも駆動能力が小さいが、センスア
ンプ入力信号線の信号の電位の上昇が従来よりも得られ
る。
【0014】
【実施例】
実施例1(請求項1,3対応).図1はこの発明の実施
例1に係る半導体記憶装置のメモリセル群及び読み出し
部の回路図である。図1において、1はソース(第1の
電極)が電源Vddに接続され、ドレイン(第2の電
極)がセンスアンプ60の入力信号線11に接続され、
ゲート(制御電極)が接地されたプルアップ用の第1の
トランジスタとしてのPMOSFET(PチャネルMO
S型電界効果トランジスタ)である。2はプルアップ用
PMOSFET1と並列に配置され、ソースが電源Vd
dに接続され、ドレインがセンスアンプ入力信号線11
に接続され、ゲートがプリチャージ制御回路50の出力
線であるプリチャージ制御線10に接続されたプリチャ
ージ用の第2のトランジスタとしてのPMOSFETで
ある。3はソースがメモリセル群300から読み出され
た信号を伝えるためのリードビット線12に接続され、
ドレインがセンスアンプ入力信号線11に接続され、ゲ
ートが電源Vddに接続された電圧降下用の第3のトラ
ンジスタとしてのNMOSFET(NチャネルMOS型
電界効果トランジスタ)である。メモリセル群300は
複数のダイナミック型のメモリセル200を有し、各メ
モリセル200はリードビット線12に接続されてい
る。メモリセル200内部の回路構成は図2に示すよう
なもので、詳細については従来の技術で説明したので、
ここでは説明を省略する。
【0015】次に、この実施例1の半導体記憶装置の動
作について説明する。図3は図2における電荷蓄積素子
7に電荷が蓄積されていない場合、つまりノード14の
信号が“L”であり、リードビット線ドライブ用NMO
SFET5がオフしている場合のタイミング波形図であ
る。図3において、初期状態では図1のプリチャージ制
御線10の信号は“H”、図2のリードワード線101
の信号は“L”であり、図1のPMOSFET2及び図
2のNMOSFET4はオフし、図1のNMOSFET
3のゲートは電源Vddに接続され、NMOSFET3
はオンしており、また、リードビット線12及びセンス
アンプ入力信号線11の信号の電位が接地Gndの電位
まで下がっているとする。次にプリチャージ期間ではプ
リチャージ制御線10の信号は“L”、リードワード線
101の信号は“L”であり、PMOSFET2はオ
ン、NMOSFET4はオフしており、センスアンプ入
力信号線11の信号の電位V11は電源Vddの電位ま
で上がり、リードビット線12の電位V12はNMOS
FET3のしきい値電圧Vt分低い V12=Vdd−Vt まで上昇する。次に読み出し期間では、プリチャージ制
御線10の信号は“H”、リードワード線101の信号
は“H”であり、PMOSFET2はオフ、NMOSF
ET4はオンしているが、NMOSFET5がオフして
いる為、センスアンプ入力信号線11及びリードビット
線12の信号の電位に変化は無くセンスアンプ60には
“H”レベル電位として入力されている。
【0016】図4は図2における電荷蓄積素子7に電荷
が蓄積されている場合、つまりノード14の信号は
“H”であり、リードビット線ドライブ用NMOSFE
T5がオンしている場合のタイミング波形図である。図
4において、初期状態及びプリチャージ期間については
図3と同じ動作である。次に、読み出し期間ではプリチ
ャージ制御線10の信号は“H”、リードワード線10
1の信号は“H”であり、PMOSFET2はオフ、N
MOSFET4はオン、リードビット線ドライブ用NM
OSFET5がオンしている為、センスアンプ入力信号
線11及びリードビット線12の信号の電位は接地Gn
dの電位まで下がり、センスアンプ60には“L”が入
力されている。
【0017】以上のことからセンスアンプ入力信号線1
1の“H”電位は電源Vddの電位まで上がり、“L”
電位は接地Gndの電位まで下がり、センスアンプのし
きい値を例えばVdd/2に選択すると センスアンプ
60のしきい値に対するセンスアンプ入力信号の
“H”,“L”のマージンはVdd/2となり低電源電
圧時であっても読み出し動作の安定性が高くなる。ま
た、リードビット線12の信号の振幅電位は従来例と同
じであるが、センスアンプ入力信号の振幅電位が大きく
なり、センスアンプ60のゲインが大きくなることによ
り、低電源電圧時も読み出し動作速度は低下しない。ま
た、センスアンプ入力信号の“H”電位は電源Vddの
電位、“L”電位は接地Gndの電位となることにより
センスアンプ60の貫通電流を抑えることができる。ま
た、プリチャージ用トランジスタ及びプルアップ用トラ
ンジスタにNMOSFETよりも駆動能力の小さいPM
OSFETを用いることによりセンスアンプ入力信号線
の電位の上昇が得られるので、プルアップ用PMOSF
ET1及びプリチャージ用PMOSFET2からメモリ
セル200内のリードビット線ドライブ用NMOSFE
T5に流れる電流を少なくすることができる。
【0018】実施例2(請求項2,3対応).図5はこ
の発明の実施例2に係る半導体記憶装置のメモリセル群
及び読み出し部の回路図である。図5において、1はソ
ース(第1の電極)が電源Vddに接続され、ドレイン
(第2の電極)がセンスアンプ61の入力信号線11に
接続され、ゲート(制御電極)が接地されたプルアップ
用の第1のトランジスタとしてのPMOSFETであ
る。2はプルアップ用PMOSFET1と並列に配置さ
れ、ソースが電源Vddに接続され、ドレインがセンス
アンプ入力信号線11に接続され、ゲートがプリチャー
ジ制御回路51の出力線であるプリチャージ制御線10
に接続されたプリチャージ用の第2のトランジスタとし
てのPMOSFETである。3はソースがメモリセル群
301から読み出された信号を伝えるためのリードビッ
ト線12,12に接続され、ドレインがセンスアンプ入
力信号線11に接続され、ゲートが読み出し制御回路5
2のメモリ分割制御線SW1に接続された電圧降下用の
第3のトランジスタとしてのNMOSFETである。2
1はソースがメモリセル群303から読み出された信号
を伝えるためのリードビット線26,12に接続され、
ドレインがセンスアンプ入力信号線11に接続され、ゲ
ートが読み出し制御回路52のメモリ分割制御線SW1
(反転)に接続された電圧降下用の第3のトランジスタ
としてのNMOSFETである。
【0019】23はソースが電源Vddに接続され、ド
レインがセンスアンプ62の入力信号線28に接続さ
れ、ゲートが接地されたプルアップ用の第1のトランジ
スタとしてのPMOSFETである。22はプルアップ
用PMOSFET23と並列に配置され、ソースが電源
Vddに接続され、ドレインがセンスアンプ入力信号線
28に接続され、ゲートがプリチャージ制御回路51の
出力線であるプリチャージ制御線27に接続されたプリ
チャージ用の第2のトランジスタとしてのPMOSFE
Tである。24はソースがメモリセル群302から読み
出された信号を伝えるためのリードビット線29,12
に接続され、ドレインがセンスアンプ入力信号線28に
接続され、ゲートが読み出し制御回路52のメモリ分割
制御線SW2に接続された電圧降下用の第3のトランジ
スタとしてのNMOSFETである。25はソースがメ
モリセル群304から読み出された信号を伝えるための
リードビット線30,12に接続され、ドレインがセン
スアンプ入力信号線28に接続され、ゲートが読み出し
制御回路52のメモリ分割制御線SW2(反転)に接続
された電圧降下用の第3のトランジスタとしてのNMO
SFETである。
【0020】メモリセル群301〜304は実施例1と
同様、複数のダイナミック型メモリセルからなるもので
ある。プリチャージ制御回路51はセンスアンプ信号入
力線11,28及び、リードビット線12をプリチャー
ジするためのプリチャージ制御クロック信号を出力する
ものである。読み出し制御回路52は複数のメモリセル
群301〜304を分割制御するためのクロック信号を
出力するものである。センスアンプ61はメモリセル群
301,303のメモリセルから読み出された信号を振
幅増幅するもので、センスアンプ62はメモリセル群3
02,304のメモリセルから読み出された信号を振幅
増幅するものである。
【0021】次に、この実施例2の半導体記憶装置の動
作について説明する。図6及び図7は図5におけるプリ
チャージ制御線10,27とメモリ分割制御線SW1,
SW1(反転),SW2,SW2(反転)とセンスアン
プ入力信号線11,28の各信号のタイミング波形図で
ある。図6及び図7において、ステップ1ではプリチャ
ージ制御線10の信号は“L”でPMOSFET2はオ
ンし、プリチャージ制御線27の信号は“H”でPMO
SFET22はオフしている。また、メモリ分割制御線
SW1の信号は“H”,メモリ分割制御線SW1(反
転)の信号は“L”,メモリ分割制御線SW2の信号は
“L”,メモリ分割制御線SW2(反転)の信号は
“H”でNMOSFET3及びNMOSFET25がオ
ンし、NMOSFET21及びNMOSFET24がオ
フしている。つまり、メモリセル群301に対してプリ
チャージを行ない、メモリセル群304に対して読み出
しを行なう事ができる。
【0022】次にステップ2ではプリチャージ制御線1
0の信号は“H”でPMOSFET2はオフし、プリチ
ャージ制御線27の信号は“L”でPMOSFET22
はオンしている。また、メモリ分割制御線SW1の信号
は“H”,メモリ分割制御線SW1(反転)の信号は
“L”,メモリ分割制御線SW2の信号は“H”,メモ
リ分割制御線SW2(反転)の信号は“L”でNMOS
FET3及びNMOSFET24がオンし、NMOSF
ET21及びNMOSFET25がオフしている。つま
りメモリセル群301に対して読み出しを行ない、メモ
リセル群302に対してプリチャージを行なっている。
【0023】次にステップ3ではプリチャージ制御線1
0の信号は“L”でPMOSFET2はオンし、プリチ
ャージ制御線27の信号は“H”でPMOSFET22
はオフしている。また、メモリ分割制御線SW1の信号
は“L”,メモリ分割制御線SW1(反転)の信号は
“H”,メモリ分割制御線SW2の信号は“H”,メモ
リ分割制御線SW2(反転)の信号は“L”でNMOS
FET21及びNMOSFET24がオンし、NMOS
FET3及びNMOSFET25がオフしている。つま
りメモリセル群302に対して読み出しを行ない、メモ
リセル群303に対してプリチャージを行なっている。
【0024】次に、ステップ4では、プリチャージ制御
線10の信号は“H”でPMOSFET2はオフし、プ
リチャージ制御線27の信号は“L”でPMOSFET
22はオンしている。またメモリ分割制御線SW1の信
号は“L”,メモリ分割制御線SW1(反転)の信号は
“H”,メモリ分割制御線SW2の信号は“L”,メモ
リ分割制御線SW2(反転)の信号は“H”でNMOS
FET21及びNMOSFET25がオンし、NMOS
FET3及びNMOSFET24がオフしている。つま
り、メモリセル群303に対して読み出しを行ない、メ
モリセル群304に対してプリチャージを行なってい
る。次にステップ5ではステップ1と同じ動作を行う。
【0025】以上のことから電圧降下用NMOSFET
3,21,24,25のゲートに各々メモリ分割制御信
号を入力することにより、NMOSFET3,21,2
4,25は電圧降下用としてだけではなく、メモリセル
群301〜304を切り換えるための切り換えスイッチ
として使用でき、また、プリチャージ用トランジスタ、
プルアップ用トランジスタ、センスアンプを共用できる
ので、低電源電圧時の読み出し動作速度の低下がなく、
低消費電力であり、さらに少ない回路で読み出し安定性
の高い大容量の半導体記憶装置が得られる。
【0026】
【発明の効果】以上のように第1の発明によれば、第1
の電極が電源に接続され、第2の電極がセンスアンプの
入力信号線に接続され、制御電極が接地されたプルアッ
プ用の第1のトランジスタと、この第1のトランジスタ
と並列に配置され、第1の電極が上記電源に接続され、
第2の電極が上記センスアンプの入力信号線に接続さ
れ、制御電極がプリチャージ制御回路の出力線に接続さ
れたプリチャージ用の第2のトランジスタと、第1の電
極がメモリセル群から読み出された信号を伝えるための
リードビット線に接続され、第2の電極が上記センスア
ンプの入力信号線に接続され、制御電極が上記電源に接
続された第3のトランジスタとを備えて構成したので、
メモリセル群から読み出された信号を伝えるためのリー
ドビット線の信号の振幅電位は従来と同じでも、センス
アンプの入力信号線の信号の振幅電位は電源電位から接
地電位までと大きくなり、センスアンプのゲインが大き
くなることにより、低電源電圧時であっても読み出し動
作速度が低下することを抑えることができ、また、セン
スアンプ入力信号の高低のマージンが従来よりも大きく
なり、これにより低電源電圧時であっても読み出し動作
の安定性が高いという効果が得られる。また、センスア
ンプ入力信号の振幅電位は電源電位から接地電位となる
ことにより、センスアンプの貫通電流を抑えることがで
き、消費電流を低減できるという効果が得られる。
【0027】第2の発明によれば、メモリセル群とリー
ドビット線を複数個備えるとともに、これらのメモリセ
ル群の読み出しを制御する読み出し制御回路と、第1の
電極が電源に接続され、第2の電極が上記センスアンプ
の入力信号線に接続され、制御電極が接地されたプルア
ップ用の第1のトランジスタと、この第1のトランジス
タと並列にそれぞれ配置され、第1の電極が電源に接続
され、第2の電極が上記センスアンプの入力信号線に接
続され、制御電極が上記プリチャージ制御回路の出力線
に接続されたプリチャージ用の第2のトランジスタとを
1つのセンスアンプに対し1組備え、第1の電極が上記
メモリセル群から読み出された信号を伝えるためのリー
ドビット線に接続され、第2の電極が上記センスアンプ
の入力信号線に接続され、制御電極が上記読み出し制御
回路の出力線に接続された第3のトランジスタと上気メ
モリセル群とを1つのセンスアンプに対して複数組備え
て構成したので、上記第1の発明と同様な効果が得られ
るとともに、第3のトランジスタは電圧降下用だけでな
く、複数のメモリセル群の切り換えスイッチとしても使
用でき、また、プルアップ用の第1のトランジスタ、プ
リチャージ用の第2のトランジスタ、センスアンプを共
用でき、これにより低電源電圧時でも読み出し動作速度
の低下がなく、低消費電力であり、更に少ない回路で読
み出し安定性の高い大容量の半導体記憶装置を提供でき
るという効果が得られる。
【0028】第3の発明によれば、第1のトランジスタ
及び第2のトランジスタはそれぞれPチャネルMOS型
電界効果トランジスタで構成したので、センスアンプ入
力信号線の電位が上昇し、これによりメモリセル内のリ
ードビット線ドライブ用のトランジスタに流れる電流を
少なくすることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1に係る半導体記憶装置の
メモリセル群及び読み出し部の回路図である。
【図2】 実施例及び従来例におけるダイナミック型の
メモリセルの回路図である。
【図3】 実施例1の動作を説明するためのタイミング
波形図である。
【図4】 実施例1の動作を説明するためのタイミング
波形図である。
【図5】 この発明の実施例2に係る半導体記憶装置の
メモリセル群及び読み出し部の回路図である。
【図6】 実施例2の動作を説明するタイミング波形図
である。
【図7】 図6の続きを示すタイミング波形図である。
【図8】 従来の半導体記憶装置のメモリセル群及び読
み出し部の回路図である。
【図9】 従来の半導体記憶装置の動作を説明するため
のタイミング波形図である。
【図10】 従来の半導体記憶装置の動作を説明するた
めのタイミング波形図である。
【符号の説明】
1,23 PMOSFET(第1のトランジスタ)、
2,22 PMOSFET(第2のトランジスタ)、
3,21,24,25 NMOSFET(第3のトラン
ジスタ)、4〜6,40,41 NMOSFET、7
電荷蓄積素子、50〜51 プリチャージ制御回路、6
0〜62 センスアンプ、52 読み出し制御回路、2
00メモリセル、300〜304 メモリセル群、1
0,27 プリチャージ制御線、11,28 センスア
ンプ入力信号線、12,26,29,30 リードビッ
ト線、13、14 ノード、101 リードワード線、
102 ライトアドレス線、103 ライトビット線、
SW1,SW1(反転),SW2,SW2(反転) メ
モリ分割制御線、Vdd 電源、Gnd 接地。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 礒井 則次 伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機株式会 社北伊丹製作所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のダイナミック型のメモリセルから
    なるメモリセル群と、このメモリセル群から読み出され
    た信号を伝えるリードビット線をプリチャージするプリ
    チャージ制御回路と、上記メモリセル群から読み出され
    た信号を増幅するセンスアンプとを備えた半導体記憶装
    置において、第1の電極が電源に接続され、第2の電極
    が上記センスアンプの入力信号線に接続され、制御電極
    が接地されたプルアップ用の第1のトランジスタと、こ
    の第1のトランジスタと並列に配置され、第1の電極が
    上記電源に接続され、第2の電極が上記センスアンプの
    入力信号線に接続され、制御電極が上記プリチャージ制
    御回路の出力線に接続されたプリチャージ用の第2のト
    ランジスタと、第1の電極が上記メモリセル群から読み
    出された信号を伝えるためのリードビット線に接続さ
    れ、第2の電極が上記センスアンプの入力信号線に接続
    され、制御電極が上記電源に接続された第3のトランジ
    スタとを備えたことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 複数のダイナミック型のメモリセルから
    なるメモリセル群と、このメモリセル群から読み出され
    た信号を伝えるリードビット線をプリチャージするプリ
    チャージ制御回路と、上記メモリセル群から読み出され
    た信号を増幅するセンスアンプとを備えた半導体記憶装
    置において、上記メモリセル群と上記リードビット線を
    複数個備えるとともに、これらのメモリセル群の読み出
    しを制御する読み出し制御回路と、第1の電極が電源に
    接続され、第2の電極が上記センスアンプの入力信号線
    に接続され、制御電極が接地されたプルアップ用の第1
    のトランジスタと、この第1のトランジスタと並列に配
    置され、第1の電極が電源に接続され、第2の電極が上
    記センスアンプの入力信号線に接続され、制御電極が上
    記プリチャージ制御回路の出力線に接続されたプリチャ
    ージ用の第2のトランジスタとを1つのセンスアンプに
    対し1組備え、第1の電極が上記メモリセル群から読み
    出された信号を伝えるためのリードビット線に接続さ
    れ、第2の電極が上記センスアンプの入力信号線に接続
    され、制御電極が上記読み出し制御回路の出力線に接続
    された複数の第3のトランジスタと上気メモリセル群と
    を1つのセンスアンプに対して複数組備えたことを特徴
    とする半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 上記第1のトランジスタ及び上記第2の
    トランジスタはそれぞれPチャネルMOS型電界効果ト
    ランジスタで構成し、第3のトランジスタはNチャネル
    MOS型電界効果トランジスタで構成したことを特徴と
    する請求項第1項または第2項記載の半導体記憶装置。
JP6235082A 1994-09-29 1994-09-29 半導体記憶装置 Pending JPH08102190A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100328555B1 (ko) * 1999-06-29 2002-03-14 박종섭 비트라인 센스 앰프

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