JPH08101909A - カラースキャナの走査方法 - Google Patents

カラースキャナの走査方法

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JPH08101909A
JPH08101909A JP7223656A JP22365695A JPH08101909A JP H08101909 A JPH08101909 A JP H08101909A JP 7223656 A JP7223656 A JP 7223656A JP 22365695 A JP22365695 A JP 22365695A JP H08101909 A JPH08101909 A JP H08101909A
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JP
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photosensor
linear
scanning
exposure
color
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JP7223656A
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English (en)
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Dan S Johnson
ダン・スコット・ジョンソン
Wayne G Phillips
ウェイン・ジー・フィリップス
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HP Inc
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Hewlett Packard Co
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/48Picture signal generators
    • H04N1/486Picture signal generators with separate detectors, each detector being used for one specific colour component

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 広範囲の非ネイティブ走査解像度について、
カラー・イメージ・データを適正に相関させることが可
能であるが、カラーのミス・アライメントが生じない、
可変解像度カラー・スキャナの走査方法を提供する。 【解決手段】 各々が一定の幅を備えて並列に間隔をあ
けて配置されたM個の線形フォトセンサが、ある露光時
間にわたって露光させられる、カラー走査装置を用い
て、走査方向に沿って所定の解像度で物体12を走査す
る方法において、M−1個のスレーブ線形フォトセンサ
のそれぞれについて、露光遅延時間計算ステップと、走
査開始時に、マスタ線形フォトセンサを露光させるステ
ップと、露光中にM−1個のスレーブ線形フォトセンサ
を露光させるステップから成り、フォトセンサの各露光
時間は、それぞれについて計算された露光遅延時間だけ
走査開始時間から遅延させられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、カラー光
学スキャナに関するものであり、とりわけ、可変解像度
の単一パス・カラー光学スキャナの走査方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】カラー光学スキャナは、走査を受ける物
体または文書を表すデータ信号が、文書のイメージを光
学フォトセンサ・アレイに投射することによって発生す
るという点で、黒白光学スキャナと同様である。データ
信号は、さらに、デジタル化し、後で用いるため記憶す
ることが可能である。例えば、パーソナル・コンピュー
タによって、データ信号を利用し、適合するディスプレ
イ装置に走査した物体のイメージを発生することが可能
である。
【0003】光学スキャナの大部分は、照射及び光学シ
ステムを用いて、物体を照射し、通常は、「走査線」と
呼ばれる、照射された物体の小領域の焦点を光学フォト
センサ・アレイに合わせる。次に、照射及び光学アセン
ブリに対して物体を移動させるか、あるいは、物体に対
して照射及び光学アセンブリを移動させて、物体全体に
わたって照射された走査線を掃引することによって、物
体全体の走査が実施される。
【0004】一般的なスキャナの光学系には、照射され
た走査線のイメージの焦点を光学フォトセンサ・アレイ
の表面に合わせるためのレンズ・アセンブリが含まれ
る。特定の設計に従って、スキャナの光学系には、光ビ
ームの経路を「折り返す」複数のミラーを含めることに
よって、比較的小さいエンクロージャ内に光学系をうま
く取り付けることができるようにすることも可能であ
る。より小さいフォトセンサ・アレイを利用できるよう
にするため、大部分の光学系では、フォトセンサの表面
に焦点を合わせられる、走査線のイメージ・サイズの縮
小も行われる。例えば、多くの光学系は、レンズ縮小率
が約8:1であり、これにより、走査線イメージのサイ
ズは約1/8に縮小される。
【0005】光学スキャナには、さまざまなタイプのフ
ォトセンサ装置を用いることができるが、最も一般的な
センサは、電荷結合素子すなわちCCDである。周知の
ように、CCDは、それぞれ、露光に応答し、電荷を集
め、あるいは、蓄積する多数の個別セルまたは「ピクセ
ル」から構成することが可能である。所定のセルまたは
ピクセルに蓄積される電荷のサイズは、露光の強度及び
所要時間に関連しているので、CCDを利用して、焦点
を合わせられるイメージの明るいスポットと、暗いスポ
ットを検出することが可能である。一般的なスキャナの
用途では、CCDセルまたはピクセルのそれぞれにおい
て蓄積される電荷を測定し、一般的なスキャナの場合、
約5ミリ秒といった、サンプリング間隔として知られる
正規の間隔で放電する。
【0006】大部分の光学スキャナ用途では、CCDア
レイにおける個別ピクセルは、それぞれ、エンド・ツー
・エンドに配列されるので、線形アレイが形成される。
従って、CCDアレイ内の各ピクセルは、照射される走
査線の関連するピクセル部分に対応する。線形フォトセ
ンサ・アレイにおける個別ピクセルは、一般に、「クロ
ス」方向、すなわち、照射される走査線が物体を横切る
移動方向(「走査方向」としても知られる)に垂直な方
向においてアライメントがとられる。従って、線形フォ
トセンサ・アレイの各ピクセルは、クロス方向において
測定される長さと、走査方向において測定される幅を備
えている。大部分のCCDアレイでは、ピクセルの長さ
と幅は、等しく、一般に、各寸法において約8ミクロン
ほどである。
【0007】上述のように、CCDアレイの各ピクセル
は、物体の照射を受ける走査線の関連するピクセル部分
に対応する。混乱を避けるため、照射を受ける走査線に
おける対応するピクセル部分は、「ネイティブ物体ピク
セル」または簡単に「ネイティブ・ピクセル」と称する
ことにする。ネイティブ物体ピクセルの寸法は、線形フ
ォトセンサ・アレイにおける対応するピクセルの寸法に
光学系のレンズ縮小率を掛けた値に等しい。例えば、8
ミクロン×8ミクロンのCCDサイズと、8:1のレン
ズ縮小率を備えたスキャナの場合、ネイティブ物体ピク
セルは、約64ミクロン×64ミクロンになる。また、
CCDピクセルの線形アレイに対応するネイティブ物体
ピクセルの線形アレイは、本書において、「ネイティブ
走査線」と称することにする。
【0008】スキャナは、一般に走査線掃引速度で動作
するので、各CCDサンプリング間隔において、ネイテ
ィブ物体ピクセル幅(すなわち、ネイティブ走査線)1
つ分横移動することになる。しかし、参考までに、それ
に開示の全てが、本書に詳細に組み込まれている、Me
yer他による米国特許第5,047,871号に開示
のように、スキャナによって生じるデータで形成される
表示イメージの解像度は、スキャナの走査線掃引速度を
変更することによって、変えることが可能であることが
発見されている。例えば、1ネイティブ走査線/サンプ
リング間隔から2ネイティブ走査線/サンプリング間隔
に掃引速度を高めることによって、各CCDは、単一サ
ンプリング間隔において、2つのネイティブ走査線に露
光させられる。結果として、走査速度の上昇によって生
じるイメージのサイズ(走査方向に沿って測定される)
は、低い走査速度で得られた表示イメージのサイズの1
/2になる。換言すれば、走査速度が上昇すると、物体
ピクセルの幅が実質的に増大するが、これも、走査方向
に沿った解像度の低下に対応する。スキャナの掃引速度
を制御することによって、走査方向に沿った解像度を変
更する能力及びディスプレイ装置によって生じるイメー
ジに「スケーリング」を施す能力の両方または一方は、
いくつかのより新しいスキャナによって提供される重要
な特徴である。
【0009】カラー光学スキャナは、物体の複数のカラ
ー成分イメージを集めて、物体のカラー表示イメージを
形成しなければならないという点で、上述の黒白スキャ
ナとは異なっている。例えば、走査装置によって、走査
線のイメージの赤、緑、及び、青のカラー成分を表すデ
ータを生成し、相関させ、記憶することが可能である。
【0010】走査を受ける物体の複数のカラー成分イメ
ージを表すデータを収集するため、多種多様な技法が開
発されてきた。ある技法では、黒白スキャナの場合と全
く同様に、照射された走査線のイメージが単一線形セン
サ・アレイに投射される。しかし、照射される走査線の
複数のカラー成分イメージを収集するため、異なるカラ
ー光源を利用して、多くの走査パスのそれぞれにおい
て、走査線の照射が行われる。例えば、まず、赤い光だ
け、次に、緑の光だけ、最後に、青い光だけを利用し
て、物体の照射を行うことが可能である。この技法のバ
リエーションにおいては、白の光源を利用して、3回の
走査パスが行われるが、光学フォトセンサ・アレイに対
する焦点合わせの前に、照射される走査線からの光に
は、3回のパスのそれぞれにおいて、異なるカラー・フ
ィルタによってフィルタリングが施される。
【0011】両方とも、参考までに、それに開示の全て
が、本書に詳細に組み込まれている、Vincentに
対して発行された米国特許第4,709,144号及び
Boyd他に対して発行された米国特許第4,926,
041号に解説のもう1つの技法では、照射される(す
なわち、多色の)走査線が複数のカラー成分ビームに分
割され、次に、そのそれぞれの焦点が、複数の線形フォ
トセンサ・アレイに合わせられる。例えば、照射される
走査線を赤、緑、及び、青のカラー成分部分に分割し、
次に、3つの独立した線形フォトセンサ・アレイに同時
に投射することが可能である。この技法によって、特定
の走査線から発生するカラー成分イメージ・データを同
時に発生することが可能になり、従って、独立した各カ
ラー成分毎に、イメージ・データの相関を容易にするこ
とが可能になる。
【0012】多色または白色光源から複数のカラー成分
イメージを発生するためのもう1つの技法が、参考まで
に、それに開示の全てが、本書に詳細に組み込まれてい
る、1986年8月の、SPSE Conferenc
e,The Third International
Congress On Advances inN
on−Impact Printing Techno
logies,pp339−346における「Colo
r Image Scanner withan RG
B Linear Image Sensor」におい
て、Takeuchi,R.他、によって解説されてい
る(1986)。事実上、Takeuchiの技法で
は、物体の異なる走査線領域からの光が独立した線形フ
ォトセンサ・アレイに同時に投射され、そのそれぞれ
が、異なるカラー・フィルタで取り扱われる。この技法
の場合、文書の任意の走査線領域の異なるカラー成分イ
メージが、異なる時点において発生するので、まず、異
なる走査線成分イメージを表すデータを相関させること
が必要になる。
【0013】複数のカラー成分イメージを表すデータの
収集に用いられる特定の技法に関係なく、物体において
照射を受ける同じ走査線に対応するように、個々のカラ
ー成分イメージに関するデータを相関させる問題が残る
ことになる。この問題の解決策の1つは、イメージ処理
システムによるカラー・イメージ・データの相関が容易
に行えるようにする、「ネイティブ走査速度」として知
られる走査速度においてしか、スキャナによる走査が行
えないようにすることである。あいにく、こうした単純
なカラー・データ補正を可能にするネイティブ走査速度
の数には制限がある。スキャナの解像度は、走査速度に
関連しているので、少数のネイティブ走査速度における
走査に制限されるスキャナは、「ネイティブ走査解像
度」として知られる、対応する少数の走査解像度に制限
されるので、スキャナの有用性が大幅に低下する。
【0014】ネイティブ走査解像度以外の解像度による
走査を可能にする方法の1つでは、単純なカラー・デー
タ補正を可能にする、次に高いネイティブ走査解像度を
選択し、次に、選択されたピクセルからのデータを省略
するか、さもなければ、所望の解像度が得られるように
データに処理を加えることである。あいにく、この方法
の場合、イメージ・データを質的に高めるためには、比
較的集中的なデータ処理走査が実施されない限り、イメ
ージの質が低下することになる。
【0015】さまざまな所定の解像度における走査を可
能にするさらにもう1つの方法が、参考までに、それに
開示の全てが、本書に詳細に組み込まれている、Boy
d他に対して発行された米国特許第5,336,878
号に開示されている。Boydの特許に開示の方法及び
装置には、多くの利点があるが、結果生じるイメージの
カラー成分には、まだ、有効走査線幅の1/2までのミ
ス・アライメントが生じる可能性がある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、広範囲の非ネイティブ走査解像度について、カラー
・イメージ・データを適正に相関させることが可能であ
るが、カラーのミス・アライメントが生じない、可変解
像度カラー・スキャナを提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明による改良式Yス
ケーリングを行うカラー・スキャナ装置は、物体を照射
するための光源と、物体の照射を受けた走査線からの光
の焦点をイメージ領域に合わせるためのイメージング装
置から構成することができる。順次サンプリング間隔に
おいて、物体のカラー・イメージを表すイメージ・デー
タを発生する働きをするフォトセンサ・アセンブリは、
イメージ領域内に、並列に、間隔をあけて配置される第
1と第2の線形フォトセンサから構成することができ
る。第1と第2のカラー・フィルタは、第1と第2の線
形フォトセンサと連係動作して、第1の線形フォトセン
サが、第1のあらかじめ選択されたカラーの光だけしか
受光せず、第2の線形フォトセンサが、第1のあらかじ
め選択されたカラーの光だけしか受光しないようにす
る。スキャナには、物体の掃引走査イメージがイメージ
領域に形成されるように、物体とイメージング装置の間
に相対的変位を生じさせるための変位装置も含まれてい
る。第1と第2の線形フォトセンサに接続された露光制
御装置は、第1のフォトセンサの露光に対して第2のフ
ォトセンサの露光を遅延させる。
【0018】平行に、間隔をあけて配置され、所定の露
光時間にわたって露光させられるM個の線形フォトセン
サを備えたカラー・スキャナ装置によって、走査方向に
沿って、所定の解像度で物体の走査を行う方法は、(M
−1)個のスレーブ線形フォトセンサのそれぞれについ
て、露光遅延時間を計算するステップから構成すること
が可能である。従って、走査開始時に、マスタ線形フォ
トセンサが、所定の露光時間にわたって、照射を受ける
走査線からの光に露光させられる。しかし、スレーブ線
形フォトセンサは、必ずしも、動作開始時に露光させる
とは限らない。代わりに、スレーブ線形フォトセンサの
それぞれに関する最初の露光は、それぞれのスレーブ線
形フォトセンサのそれぞれについて計算された露光遅延
時間に相当する時間にわたって遅延させられる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1〜3には、当該技術において
周知のタイプのカラー光学スキャナ10に用いることが
可能な、本発明によるカラー・スキャナの改良されたY
スケーリングが示されている。カラー光学スキャナ10
は、本質的に、図4に示すグラフィックスが描かれた紙
のような物体12のカラー・イメージを表す、機械に読
み取り可能なデータを生成するようになっている。光学
スキャナ10の上部パネル15には、走査すべき物体1
2(図1には示されていない)を支持するための透明な
プラテン14を含むことが可能である。上部パネル15
には、解像度セレクタ・スイッチ60及び選択された走
査解像度を表示するための解像度ディスプレイ62を含
むことも可能である。
【0020】次に、図2を参照すると、光学スキャナ1
0には、物体10の走査を実施するため、プラテンの下
で、キャリッジ・アセンブリ46を左右に移動させるよ
うになっている、変位アセンブリ40も含むことが可能
である。キャリッジ・アセンブリ46は、図3に最もよ
く示されているように、光源16、オプションのスリッ
ト・アパーチャ・アセンブリ49、並びに、第1、第
2、及び、第3のミラー50、52、及び、54と、レ
ンズ・アセンブリ19を収容するようになっているハウ
ジング47から構成することが可能である。
【0021】スキャナ10のフォトセンサ・アセンブリ
20は、図5及び6に最もよく示されるように、イメー
ジ領域内に配置された第1、第2、及び、第3の線形フ
ォトセンサ・アレイまたはストライプ24、26、及
び、28から構成される。さらに詳細に後述するよう
に、各線形フォトセンサ・アレイ24、26、及び、2
8は、他とは別個にサンプリング可能であるため、制御
システム70(図7)は、オペレータによって選択され
た解像度とは関係なく、3つのアレイ24、26、及
び、28からのカラー・イメージ・データを相関させる
ことができる。フォトセンサ・アレイ20には、第1の
線形フォトセンサ・アレイ24が、第1のあらかじめ選
択されたカラー、例えば、赤の光だけを受光し、第2の
線形フォトセンサ・アレイ26が、第2のあらかじめ選
択されたカラー、例えば、緑の光だけを受光し、第3の
線形フォトセンサ・アレイ28が、第3のあらかじめ選
択されたカラー、例えば、青の光だけを受光するよう
に、それぞれ、第1、第2、及び、第3の線形フォトセ
ンサ・アレイ24、26、及び、28の上に配置され
る、第1、第2、及び、第3のカラー・フィルタ34、
36、及び、38も含まれている。
【0022】制御システム70は、図7に最もよく示さ
れているように、それぞれ、第1、第2、及び、第3の
アナログ・デジタル(A/D)変換器84、86、及
び、88、並びに、それぞれが、適合する入力/出力装
置76に接続可能な、それぞれのデジタル・バッファ9
4、96、及び、98から構成することが可能である。
マイクロプロセッサのような露光制御装置72が、バッ
ファ94、96、及び、98のそれぞれ、並びに、入力
/出力装置76に接続されており、ネイティブ解像度で
走査する技術において周知の方法で、カラー・イメージ
・データを相関させる働きをする。しかし、先行技術に
よる制御システムとは異なり、露光制御装置72は、個
別線形フォトセンサ・アレイ24、26、及び、28の
それぞれの個別電荷転送スイッチ(不図示)にも別個に
接続されている。望ましい実施例の1つでは、第1の線
形フォトセンサ・アレイ24は、「マスタ」・アレイま
たはストライプとみなされ、残りの線形フォトセンサ・
アレイ、例えば、26及び28は、「スレーブ」・アレ
イまたはストライプとみなされる。露光制御装置72
は、走査解像度スイッチ60及び関連するディスプレイ
62にも接続されている。
【0023】動作時、露光制御装置72は、まず、走査
スイッチ60によって選択された所望の走査解像度を判
定し、次に、対応する走査速度を判定する。サンプリン
グ・レートは、一定のままである。露光制御装置72
は、次に、スレーブ・アレイまたはストライプ26、2
8のそれぞれに関する露光遅延時間を求める。スレーブ
・ストライプに関して、露光遅延時間の計算が済むと、
露光制御装置72は、最初の、すなわち、「マスタ」・
フォトセンサ・アレイまたはストライプ24に関する電
荷転送スイッチをトリガして、走査を開始するが、スレ
ーブ・アレイまたはストライプについては、それぞれの
スレーブ・ストライプのそれぞれについて計算済みの露
光遅延時間に等しい時間量だけ、電荷転送スイッチのト
リガを遅延させる。さらに、走査の残りの部分を通じ
て、同じサンプリング・レートで、フォトセンサ・アレ
イのそれぞれについて繰り返される。従って、本発明に
よれば、マスタ線形フォトセンサ・アレイの露光に対し
て各スレーブ線形フォトセンサ・アレイの露光を選択的
に遅延させることによって、カラー・シフトの問題が解
消される。
【0024】本発明の重要な利点は、各線形フォトセン
サ・アレイ24、26、及び、28のそれぞれについ
て、露光時間を個別に制御することによって、所望の解
像度、すなわち、走査速度による文書の走査が可能にな
るということである。スレーブ・フォトセンサ・アレイ
の遅延露光時間によって、後でカラー・ミスアライメン
トが生じないようにして、カラー・イメージ・データの
相関が可能になる。従って、本発明によれば、Boyd
他の米国特許第5,336,878号に開示のような、
単純で、周知のデータ処理相関技法を利用することが可
能になる。
【0025】本発明の教示に精通すれば、当該技術の通
常の技能者には明らかになるように、本発明のもう1つ
の利点は、3つのストライプを備えたフォトセンサ・ア
レイに制限されるものではなく、任意の数のストライプ
を備えるフォトセンサ・アレイに用いられるように、簡
単に適応させることができるということである。本発明
のさらにもう1つの利点は、均一な間隔で隔てられた線
形ストライプを有するフォトセンサ・アレイに限定され
るものではなく、不均一な間隔で隔てられたストライプ
を備えるフォトセンサ・アレイにも全く同様に容易に、
かつ、間隔が走査線の幅の整数倍であるか否かに関係な
く、利用することができるということである。
【0026】本発明による改良式Yスケーリングを利用
した光学スキャナ10の実施例の1つに関する細部につ
いては、図1〜3を同時に参照し、場合によっては、図
5及び6を参照することによって最もよく明らかにな
る。光学スキャナ10には、走査を受ける物体12(図
4)を支持するための透明なプラテン14を収容するよ
うになっている上部パネル15を設けることができる。
望ましい実施例の1つでは、走査解像度セレクタ60
は、従来のプッシュ・ボタン・セレクタとすることがで
き、関連する走査解像度ディスプレイ62は、従来のL
CDディスプレイとすることが可能である。代替案とし
て、走査解像度セレクタ・スイッチ60及びディスプレ
イ62は、操作可能に接続されたパーソナル・コンピュ
ータ(不図示)にインストールされた適合ソフトウェア
を利用することによっても可能となる。図1に示す実施
例の場合、走査解像度セレクタ60は、選択された走査
解像度を表す信号を制御システム70(図7)に供給す
る。
【0027】次に、図2及び3を参照すると、光学スキ
ャナ10には、物体12の走査を実施するため、プラテ
ン14の下で、キャリッジ・アセンブリ46を左右に移
動させるための駆動モータ42及び駆動ベルト44から
構成される、変位アセンブリ40を設けることも可能で
ある。図3を参照すると、キャリッジ・アセンブリ46
は、光源アセンブリ16及びスリット・アパーチャ・ア
センブリ49を収容するようになっているハウジング4
7を具備することができるが、スリット・アパーチャ・
アセンブリは、この特定の実施例によって、特に必要と
されるわけではない。キャリッジ・アセンブリ46に
は、光学系18の各種コンポーネントも含まれる。
【0028】光源アセンブリ16は、走査線形成アパー
チャ48の両側において、スリット・アパーチャ・アセ
ンブリ49に取り付けられた1対の蛍光灯から構成する
ことが可能である。光学系18は、物体12の照射を受
ける走査線13(図4)から延び、アパーチャ48及び
レンズ・アセンブリ19を通って、シュラウド・アセン
ブリ58内に取り付けられたフォトセンサ・アセンブリ
20に入り込む折り返し光路56を形成するように、ハ
ウジング47内に取り付けられた、複数のミラー50、
52、及び、54から構成することが可能である。
【0029】キャリッジ・アセンブリ46は、フォトセ
ンサ・アレイ20(図5)のイメージ領域22に物体1
2の掃引走査イメージを形成する技術において周知の方
法で、透明プラテン14及びそれに支持された物体12
に対して変位する。既述のように、光学スキャナ10の
構造は、上記参考までに組み込まれたBoyd他の米国
特許第4,926,041号に解説の光学スキャナと同
様または同じとすることが可能である。
【0030】次に、図5及び6を参照すると、フォトセ
ンサ・アセンブリ20は、カラー・イメージングを実施
するため、2、3、4、または、それ以上のストライプ
を備えたCCDフォトセンサから構成することが可能で
ある。ストライプは、均一な間隔で隔てることができる
が、本発明は、不均一な間隔で配置された複数のストラ
イプを備えたフォトセンサ・アセンブリに利用すること
も可能である。大部分のカラー光学スキャナは、3つの
フォトセンサを利用して、3つのカラー、一般には、
赤、緑、及び、青の光を検出するが、本書に図示し、解
説する特定の実施例は、3つのストライプを備えるCC
Dフォトセンサから構成することが可能である。こうし
た実施例の場合、CCDフォトセンサは、全て、照射を
受ける走査線13(図4)に対応するイメージ領域22
内に配置された、第1、第2、及び、第3のストライプ
(すなわち、線形フォトセンサ・アレイ)から構成する
ことが可能である。図5及び8に最もよく示されている
ように、各ストライプ、例えば、24、26、28は、
間隔をあけて、平行に配置されており、ラインまたはス
トライプに沿って配列された複数のセルまたはピクセル
から構成される。第2のストライプまたは線形フォトセ
ンサ・アレイ26の中心線35は、第1のストライプ2
4の中心線から第1の距離30だけ隔てられており、一
方、第3のストライプ28の中心線37は、第2のスト
ライプ26の中心線35から第2の距離32だけ隔てら
れている。実施例の1つでは、各ピクセルは、約8ミク
ロンの走査線幅w(図8)を備えることができ、第1と
第2の距離30及び32は、走査線幅w約6つ分とする
ことが可能である。
【0031】各線形フォトセンサ・アレイ24、26、
及び、28は、図7に最もよく示されているように、そ
れぞれの電荷転送スイッチ・ライン25、27、及び、
29を介して、露光制御装置72によって別個にトリガ
することが可能である。各線形フォトセンサ・アレイ2
4、26、及び、28の電荷転送スイッチ(不図示)を
別個にトリガする能力によって、本発明は、ネイティブ
走査解像度による非個別制御のフォトセンサ・アレイの
走査によって得られるカラー・イメージ・データ・スト
リームをエミュレートした、非ネイティブ解像度による
走査時に、カラー・イメージ・データ・ストリームを形
成することが可能である。3つの線形フォトセンサ・ス
トライプのそれぞれについて、個別電荷転送ラインを備
えるフォトセンサ・アレイは、東芝から型式番号TCD
2250Cとして入手可能である。
【0032】第1、第2、及び、第3のカラー・フィル
タ34、36、38は、それぞれ、第1、第2、及び、
第3のストライプまたは線形フォトセンサ・アレイ2
4、26、28と連係動作する。各フィルタは、第1の
線形フォトセンサ24が、第1のあらかじめ選択された
カラー、例えば、赤の光だけを受光し、第2の線形フォ
トセンサ26が、第2のあらかじめ選択されたカラー、
例えば、緑だけを受光し、第3の線形フォトセンサ28
が、第3のあらかじめ選択されたカラー、例えば、青だ
けを受光するように、異なるカラーとすることが可能で
ある。フォトセンサ・アセンブリ20には、線形アレイ
またはストライプのそれぞれに関して個別に制御される
電荷転送スイッチを設けなければならないという点を除
けば、フォトセンサ・アセンブリ20及び関連するフィ
ルタ34、36、38は、参考までに、それに開示の全
てが、本書に詳細に組み込まれている、1992年の4
月15日に提出された、「COLOR IMAGE S
ENSING ASSEMBLY WITH MULT
IPLE LINEAR SENSORS ANDAL
IGNED FILTERS」と題する、Michae
l John Steinle及びSteven La
wrence Webbの、米国特許出願第869,2
73号に開示のタイプとすることが可能である。
【0033】物体12の照射を受ける走査線13とイメ
ージ領域22の関係は、図8を参照することによって、
最もよく理解される。例示のため、イメージ領域22
は、イメージ・ピクセル行を上付き文字で表示し、イメ
ージ・ピクセル列を下付き文字で表示した、I0 0〜I12
n で指定のイメージ・ピクセル「I」のグリッドとして
表すことが可能である。従って、n個の独立したピクセ
ルを備える線形フォトセンサ・アレイ24は、イメージ
・ピクセルI0 0〜I0 n から構成され、走査線幅「w」
1つ分の幅である。上述の走査線に隣接したイメージ領
域22における走査線は、ピクセルI1 0〜I1 n で表示
の走査線である。第2の線形フォトセンサ・アレイ26
の中心線は、第1の線形フォトセンサ・アレイ24の中
心線33から走査線幅w6つ分の第1の距離30だけ隔
てられているので、第2のフォトセンサ・アレイ26に
は、ピクセルI6 0〜I6 n が含まれている。同様に、第
2のフォトセンサ・アレイ26から走査線幅w6つ分の
第2の距離32だけ隔てられているので、第3の線形フ
ォトセンサ・アレイ28には、ピクセルI12 0 〜I12 n
が含まれている。
【0034】イメージ領域33に対応する照射を受ける
走査線13が、対応するネイティブ・ピクセル「N」の
グリッドに分割され、上付き文字と下付き文字で指定さ
れる。各ネイティブ・ピクセル「N」毎に表示の上付き
文字と下付き文字は、イメージ領域22における関連す
るイメージ・ピクセル「I」の上付き文字と下付き文字
に対応する、すなわち、N0 0は、I0 0に対応し、N12 n
は、I12 n に対応し、等等。走査を受ける物体12の光
学アセンブリ18に対する移動方向が、矢印92によっ
て示されている。従って、スキャナがピクセルN12 0
12 n によって表示のネイティブ走査線幅W1つ分変位
すると、物体12におけるネイティブ走査線が、ネイテ
ィブ走査線幅W1つ分降下して、N11 0 〜N11 n が占め
る位置につき、イメージ領域22においてイメージ・ピ
クセル「I」の対応する変位が生じることになる。
【0035】図8に最もよく示されているように、走査
動作中の任意の特定の時点において、第1の線形フォト
センサ・アレイ24に投射されるネイティブ走査線は、
第2の線形フォトセンサ・アレイ26に投射されるネイ
ティブ走査線と同じではない。同様に、第3の線形フォ
トセンサ・アレイ28に投射されるネイティブ走査線
は、第1と第2のアレイ24及び26に投射されるネイ
ティブ走査線と同じではない。例えば、第1の線形フォ
トセンサ・アレイ24に投射されるネイティブ走査線
は、N0 0〜N0 n であり、第2のフォトセンサ・アレイ
26に投射されるネイティブ走査線は、N6 0〜N6 n
ある。第3の線形フォトセンサ・アレイ28に投射され
るネイティブ走査線は、N12 0 〜N12 n である。これら
3つのネイティブ走査線N0 0〜N0 n 、N6 0〜N6 n
び、N12 0 〜N12 n は、互いに、物体12上において、
第1と第2のギャップ距離30、32に対応するが、レ
ンズ縮小率を掛けた距離だけ隔てられている。換言すれ
ば、各ネイティブ走査線の幅Wは、レンズ縮小率を掛け
たイメージ走査線の幅wに等しい。
【0036】さらに、図8を参照すると明らかなよう
に、方向92におけるスキャナの変位が、1ネイティブ
走査線幅W/フォトセンサのサンプリング間隔の速度で
生じる場合、サンプリング間隔中に各線形フォトセンサ
・アレイに投射される光は、一般に、物体12における
1つのネイティブ走査線からの情報を表している。ま
た、走査速度が上昇するが、サンプリング間隔は一定の
ままである場合、2つ以上のネイティブ走査線からの光
が、単一サンプリング間隔において、各フォトセンサ・
アレイにイメージ形成されることになるのは明らかであ
る。例えば、単一サンプリング間隔において、3ネイテ
ィブ走査線/フォトセンサ・サンプリング間隔に対応す
る走査速度で、3つの隣接するネイティブ走査線からの
光が、単一線形フォトセンサに入射する。結果として、
サンプリング間隔の終了時における線形フォトセンサの
出力は、3つの隣接するネイティブ走査線の平均を表す
ことになる。
【0037】概念の目的にとって、単一の「有効」ネイ
ティブ走査線を表すのに、サンプリング間隔中に横移動
するネイティブ走査線数を考慮するのは有効である。従
って、例えば、1ネイティブ走査線/サンプリング間隔
の速度の3倍の走査速度においては、センサが、各サン
プリング間隔毎に、3つのネイティブ走査線を「検分」
するので、有効ネイティブ走査線幅は、一定のネイティ
ブ走査線幅3つ分に等しい。
【0038】図8に示す構成に関連したカラー・シフト
の問題は、図9の(a)及び(b)を参照することによ
って、最もよく理解される。例えば、それぞれ、走査線
幅1つ分の幅で、互いに、走査線幅6つ分だけ隔てられ
た(中心間距離)、3つのストライプ(例えば、24、
26、及び、28)から構成される上述のフォトセンサ
・アレイ20を備えたスキャナについて検討する。1ネ
イティブ走査線幅W/サンプリング間隔のネイティブ解
像度で走査する場合、CCDストライプのそれぞれに関
するそれぞれのR、G、及び、B露光が、ストライプ間
の間隔、すなわち、ネイティブ走査線幅6つ分に対応す
る距離だけ、オフセットしている。従って、露光番号1
において、赤のストライプR、緑のストライプG、及
び、青のストライプBは、それぞれ、幅Wを有する1つ
のネイティブ走査線に露光させられる。照射を受ける走
査線13は、13の走査幅Wから成るので、フォトセン
サ・アレイ20の各ストライプが露光させられるのは、
照射を受ける走査線13の1/13だけである。従っ
て、上述のネイティブ走査解像度における走査時に、照
射を受ける走査線13全体からカラー・イメージ・デー
タを収集するには、13の別個の露光が必要になり、各
線形フォトセンサ・アレイまたはストライプは、各順次
サンプリング間隔毎に、次の連続したネイティブ走査線
に露光させられる。
【0039】カラー・データ相関は、上述のネイティブ
走査解像度による走査時には、Nthの露光において青の
フォトセンサを露光させるネイティブ走査線が、N+6
の露光において緑のフォトセンサを露光させ、N+12
の露光において赤のフォトセンサを露光させる同じネイ
ティブ走査線に対応するので、比較的容易である。例え
ば、露光番号1において青のフォトセンサを露光させた
特定のネイティブ走査線82は、露光番号7において緑
のフォトセンサを露光させ、露光番号13において赤の
フォトセンサを露光させた。図9の(a)参照のこと。
【0040】しかし、ネイティブ解像度以外の解像度に
よる走査時に、問題が生じる。例えば、図9の(b)に
は、1/4のネイティブ解像度(すなわち、4ネイティ
ブ・ライン幅W/サンプリング間隔)による走査時の露
光パターンが示されている。明らかに、R、G、及び、
Bフォトセンサに露光させられる有効ネイティブ・ピク
セルは、どの露光番号の場合にも対応しない。本発明以
前には、非ネイティブ解像度による走査時に生じる「カ
ラー・シフト」は、比較的複雑なデータ処理技法に依存
して除去できる場合もあった。
【0041】本発明によれば、マスタ線形フォトセンサ
・アレイに対してスレーブ線形フォトセンサ・アレイの
それぞれの露光を選択的に遅延させることによって、全
ての解像度におけるカラー・シフトの問題が解消され
る。例えば、赤の線形フォトセンサ・アレイ24が、マ
スタ・アレイに指定され、緑及び青のアレイ26及び2
8は、スレーブ・フォトセンサ・アレイに指定される。
スレーブ・フォトセンサ・アレイに関して適切な露光遅
延時間を決定することによって、個々のアレイを露光さ
せるネイティブ走査線は、やはり、走査がネイティブ走
査解像度で実施されているかのように、相関させること
が可能である。例えば、図9の(b)に示すカラー・シ
フトは、緑の線形フォトセンサ・アレイ26の最初の露
光をサンプリング速度の1/2(すなわち、2つの順次
露光間の時間)だけ遅延させるが、青の線形フォトセン
サ・アレイ28の最初の露光を遅延させないことによっ
て、図9の(c)に示すように除去することが可能であ
る。
【0042】露光制御装置72によって、各スレーブ・
アレイに適した遅延時間Dm が計算され、次に、適合す
る時間にCCDアレイ20の個々のストライプ24、2
6、及び、28の電荷転送スイッチがトリガされる。次
に、ネイティブ走査解像度による走査時に、カラー・イ
メージ・データを相関させる技法において周知の手段に
よって、アライメントのとられたカラー・イメージ・デ
ータを相関させることが可能である。
【0043】M個の線形アレイまたはストライプを備え
たフォトセンサ・アレイ20の場合、所与のストライプ
mに関する遅延時間Dm は、下記の式によって求められ
る。
【0044】
【数1】
【0045】ここで、 Nm =マスタ線形フォトセンサとm番目のスレーブ線形
フォトセンサの間におけるネイティブ・ライン間隔数、 K=ネイティブ解像度と所定の解像度の比、 te =露光時間、 i=(Nm /K)比の二番目に大きい整数値。
【0046】例えば、フォトセンサが、0、1、及び、
2の番号が付いた、互いに、ネイティブ・ライン間隔6
つ分だけ隔てられている、3つの線形フォトセンサ・ア
レイ(すなわち、M=3)を備えるものと仮定する。ゼ
ロ番目のアレイ(例えば、第1のアレイ24)は、マス
タ・アレイとみなされ、第1と第2のアレイ(例えば、
第2と第3のアレイ26及び28)は、スレーブ・アレ
イとみなされる。さらに、走査が、1/4のネイティブ
解像度で行われることになると仮定する。
【0047】このプロセスにおける最初のステップは、
当該技術において周知のように、所望の解像度における
所望の走査速度を計算することである。例えば、走査速
度S/秒(インチを単位とする)は、下記の式によって
求めることが可能である。
【0048】
【数2】
【0049】ここで、 R= 所望の走査解像度/インチ(ライン数を単位とす
る) te =露光時間/秒(定数)。
【0050】次に、まず、iに適した整数値を求めるこ
とによって、第2のすなわち緑のフォトセンサ・アレイ
に関する遅延時間D1 が計算される。第1のスレーブ・
アレイの場合、m=1であり、従って、i=[6/4]
すなわち1.5になる。この量が次に最大の整数値まで
増大すると、iは2に等しくなる。従って、第1のスレ
ーブ・アレイに関する遅延時間D1 は、(2−1.5)
e すなわち0.5t e である。同様に、第2のスレー
ブ・アレイに関する整数iの値が3、すなわち、[12
/4]であれば、遅延時間D2 は0te になる。
【0051】従って、上記の例の場合、緑のアレイに関
する最初の露光は、露光時間te の1/2だけ遅延させ
られるが、赤及び青のアレイに関する露光時間は、全く
遅延させられない。これらの遅延時間は、図9の(c)
に示す状況に対応する。
【0052】上述の方法は、均一か不均一かはともか
く、任意の距離だけ隔てられた任意の数Mのストライプ
を備えるフォトセンサ・アセンブリ20に利用すること
が可能であり、ネイティブ解像度であるか否かに関係な
く、任意の解像度による走査に利用することが可能であ
る。
【0053】本書に解説の本発明の概念は、さまざま
な、別のやり方で実施できるように企図されており、以
下に記載の項は、先行技術による制限のある場合を除け
ば、本発明の実施例および代替実施例を包含するものと
解釈されよう。
【0054】1.M個の線形フォトセンサが、間隔をあ
けて、並列に配置され、各線形フォトセンサが、ある幅
を備えており、単一のマスタ線形フォトセンサと、(M
−1)個のスレーブ線形フォトセンサを特徴とし、各フ
ォトセンサが、ある露光時間にわたって露光させられ
る、カラー走査装置(10)を用いて、走査方向(9
2)に沿って所定の解像度で物体(12)を走査する方
法において、(M−1)個のスレーブ線形フォトセンサ
のそれぞれについて、露光遅延時間を計算するステップ
と、走査開始時に、マスタ線形フォトセンサを露光時間
にわたって露光させるステップと、露光時間にわたっ
て、(M−1)個のスレーブ線形フォトセンサを露光さ
せるステップから構成され、(M−1)個のスレーブ線
形フォトセンサのそれぞれに関する露光時間は、それぞ
れの(M−1)個のスレーブ線形フォトセンサのそれぞ
れについて計算された露光遅延時間だけ、走査開始時間
から遅延させられることを特徴とする走査方法。
【0055】2.さらに、M個の線形・フォトセンサの
それぞれからのイメージ・データを相関させて、M個の
線形・フォトセンサのそれぞれからのイメージ・データ
が、ほぼ物体の同じ位置に対応するようにするステップ
が含まれることを特徴とする上記1に記載の走査方法。
【0056】3.フォトセンサ・アセンブリの(M−
1)個のスレーブ線形フォトセンサのそれぞれに関する
露光遅延時間が、関係式
【0057】
【数3】
【0058】に基づいて求められ、ここで、 Nm =マスタ線形フォトセンサとm番目のスレーブ線形
フォトセンサの間におけるネイティブ・ライン間隔数、 K=ネイティブ解像度と所定の解像度の比、 te =露光時間、 i=(Nm /K)比の次に最大の整数値であることを特
徴とする上記1または2に記載の走査方法。
【0059】4.(M−1)個のスレーブ線形フォトセ
ンサのそれぞれに関する露光遅延時間を計算するステッ
プの前に、所定の解像度に対応する走査速度を計算する
ステップが含まれることを特徴とする上記1、2または
3に記載の走査方法。
【0060】5.走査方向(92)に沿って、所定の解
像度で物体(12)の走査を行うための装置において、
物体(12)を照射するための光源手段(16)と、物
体(12)の照射を受ける走査線(13)からの光の焦
点をイメージ領域(22)に合わせて、イメージ領域
(22)に物体(12)の照射された走査線(13)の
イメージを形成するためのイメージング手段(18)
と、前記イメージ領域(22)に配置されて、入射する
光の強度を表す第1のデータ信号を発生する第1の線形
フォトセンサ手段(24)、及び、前記イメージ領域
(22)に配置されて、入射する光の強度を表す第2の
データ信号を発生する第2の線形フォトセンサ手段(2
6)とから構成され、前記第2の線形フォトセンサ手段
(26)が前記第1の線形フォトセンサ手段(24)に
平行に、かつ、第1のフォトセンサとギャップ距離(3
0)だけ間隔をあけて配置されており、順次サンプリン
グ間隔において動作し、物体(12)のカラー・イメー
ジを表すイメージ・データを生成するフォトセンサ・ア
センブリ(20)と、それぞれ、前記第1と第2の線形
フォトセンサ手段(24、26)と連係動作して、前記
第1と第2の線形フォトセンサ手段(24、26)に焦
点を合わせた光にフィルタリングを施し、前記第1の線
形フォトセンサ手段(24)が、第1のあらかじめ選択
されたカラーの光だけを受け、前記第2の線形フォトセ
ンサ手段(26)が、第2のあらかじめ選択されたカラ
ーの光だけを受けるようにするための第1と第2のカラ
ー・フィルタ手段(34、36)と、物体(12)と前
記イメージング手段(18)との間に相対変位を生じさ
せ、イメージ領域(22)に物体(12)の掃引走査イ
メージを形成するための変位手段(40)と、前記第1
の線形フォトセンサ手段(24)及び前記第2の線形フ
ォトセンサ手段(26)に接続され、照射される走査線
(13)からの光に対する前記第1の線形フォトセンサ
手段(24)の露光に対して、照射される走査線(1
3)からの光に対する前記第2の線形フォトセンサ手段
(26)の露光を所定の時間量だけ遅延させるための露
光制御手段(72)とから構成される走査装置。
【0061】6.フォトセンサ・アセンブリ(20)か
らのイメージ・データを相関させ、前記第1と第2の線
形フォトセンサ手段(24、26)からのイメージ・デ
ータが、照射される走査線(13)のほぼ同じ位置に対
応するようにするためのデータ相関手段(76)が含ま
れることを特徴とする上記5に記載の走査装置。
【0062】7.前記露光制御手段(72)に接続され
て、異なる解像度のうちから所定の1つを選択し、所定
の走査解像度を表示する走査解像度信号を発生するため
の走査解像度選択手段(60)が含まれることを特徴と
する上記5または6に記載の走査装置。
【0063】8.前記露光制御手段(72)に、所定の
解像度に対応する走査速度を計算するための手段と、前
記第2の線形フォトセンサ手段(26)に関する露光遅
延時間を計算するための手段と、走査開始時に、ある露
光時間にわたって、前記第1の線形フォトセンサ手段
(24)を露光させるための手段と、該露光時間にわた
って、前記第2の線形フォトセンサ手段(26)を露光
させるための手段とが含まれており、前記第2の線形フ
ォトセンサ手段(26)に関する露光時間が、走査開始
時から、露光遅延時間だけ遅延することを特徴とする上
記5、6および7の中のいづれか1つに記載の走査装
置。
【0064】9.前記第1と第2の線形フォトセンサ手
段(24、26)が、それぞれ、第1と第2のリニアC
CDアレイから構成されることを特徴とする上記5、
6、7および8の中のいづれか1つに記載の走査装置。
【0065】10.入射する光の強度を表す第3のデー
タ信号を発生する第3の線形フォトセンサ手段(28)
が、前記イメージ領域(22)に配置され、前記第3の
線形フォトセンサ手段(28)が、前記第1と第2の線
形フォトセンサ手段(24、26)に平行に、かつ、前
記第2の線形フォトセンサ手段(26)から第2のフォ
トセンサとのギャップ距離(32)だけ間隔をあけて配
置されており、前記第3の線形フォトセンサ手段(2
8)と連係動作して、前記第3の線形フォトセンサ手段
(28)に焦点を合わせた光にフィルタリングを施し、
前記第3の線形フォトセンサ手段(28)が、第3のあ
らかじめ選択されたカラーの光だけを受ける用にするた
めの第3のカラー・フィルタ手段(38)が設けられて
おり、前記露光制御手段(72)が、前記第3の線形フ
ォトセンサ手段(28)にも接続されており、照射され
る走査線(13)からの光に対する前記第1の線形フォ
トセンサ手段(24)の露光に対して、照射される走査
線(13)からの光に対する前記第2の線形フォトセン
サ手段(26)の露光、及び、前記第1と第2の線形フ
ォトセンサ手段(24、26)の露光に対して、照射さ
れる走査線(13)からの光に対する前記第3の線形フ
ォトセンサ手段(28)の露光を所定の時間量だけ遅延
させることができるようにするということを特徴とする
上記5に記載の走査装置。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、マスタ線形フォトセン
サ・アレイの露光に対して各スレーブ線形フォトセンサ
・アレイの露光を選択的に遅延させることによって、カ
ラー・シフトの問題が解消される。また、上記した構成
によれば、各線形フォトセンサ・アレイのそれぞれにつ
いて、露光時間を個別に制御することによって、所望の
解像度、すなわち、走査速度による文書の走査が可能に
なると言った効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光学スキャナ装置の透視図である。
【図2】上部パネルを取り除いた、図1の光学スキャナ
装置の透視図である。
【図3】図1及び2の光学スキャナ装置のキャリッジ部
分に関する断面立面図である。
【図4】文書を横切る照射を受ける走査線の移動を示
す、光学スキャナ装置の走査を受けている文書の平面図
である。
【図5】図1〜3の光学スキャナ装置に用いられるフォ
トセンサ・アセンブリの平面図である。
【図6】図5のフォトセンサ・アセンブリの断面立面図
である。
【図7】個々の線形フォトセンサ・アレイの電荷転送ス
イッチを制御するための制御システムのブロック図であ
る。
【図8】それぞれ、ピクセル・サイズのグリッドに分割
される、3ライン・フォトセンサ・アセンブリに関連し
たイメージ領域及び走査を受ける物体の対応する部分の
略図である。
【図9】図9の(a)の場合、ネイティブ解像度で走査
する、図9の(b)及び(c)の場合、1/4のネイテ
ィブ解像度で走査する3ストリップ・フォトセンサに関
する露光位置及び時間の略図である。
【符号の説明】
10 スキャナ 12 物体 14 プラテン 15 上部パネル 16 光源 19 レンズ・アセンブリ 20 フォトセンサ・アセンブリ 24 線形フォトセンサ・アレイ 26 線形フォトセンサ・アレイ 28 線形フォトセンサ・アレイ 34 カラー・フィルタ 36 カラー・フィルタ 38 カラー・フィルタ 40 変位アセンブリ 46 キャリッジ・アセンブリ 47 ハウジング 49 スリット・アパーチャ・アセンブリ 50 ミラー 52 ミラー 54 ミラー 60 解像度セレクタ・スイッチ 62 解像度ディスプレイ 70 制御システム 72 露光制御装置 76 入力/出力装置 84 A/D変換器 86 A/D変換器 88 A/D変換器 94 デジタル・バッファ 96 デジタル・バッファ 98 デジタル・バッファ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/04 D

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 M個の線形フォトセンサが、間隔をあけ
    て、並列に配置され、各線形フォトセンサが、ある幅を
    備えており、単一のマスタ線形フォトセンサと、(M−
    1)個のスレーブ線形フォトセンサを特徴とし、各フォ
    トセンサが、ある露光時間にわたって露光させられる、
    カラー走査装置(10)を用いて、走査方向(92)に
    沿って所定の解像度で物体(12)を走査する方法にお
    いて、 (M−1)個のスレーブ線形フォトセンサのそれぞれに
    ついて、露光遅延時間を計算するステップと、 走査開始時に、マスタ線形フォトセンサを露光時間にわ
    たって露光させるステップと、 露光時間にわたって、(M−1)個のスレーブ線形フォ
    トセンサを露光させるステップから構成され、 (M−1)個のスレーブ線形フォトセンサのそれぞれに
    関する露光時間は、それぞれの(M−1)個のスレーブ
    線形フォトセンサのそれぞれについて計算された露光遅
    延時間だけ、走査開始時間から遅延させられることを特
    徴とするカラースキャナの走査方法。
JP7223656A 1994-09-27 1995-08-31 カラースキャナの走査方法 Pending JPH08101909A (ja)

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US08/312594 1994-09-27
US08/312,594 US5483053A (en) 1994-09-27 1994-09-27 Variable resolution color image scanner having an exposure delay between successive linear photosensors detecting different colors

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