JPH0810121A - カバー付き掛布団 - Google Patents

カバー付き掛布団

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JPH0810121A
JPH0810121A JP15248194A JP15248194A JPH0810121A JP H0810121 A JPH0810121 A JP H0810121A JP 15248194 A JP15248194 A JP 15248194A JP 15248194 A JP15248194 A JP 15248194A JP H0810121 A JPH0810121 A JP H0810121A
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Toshio Asami
俊夫 浅見
Kosaku Isobe
幸作 磯部
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Maruhachi Mawata Co Ltd
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Maruhachi Mawata Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 掛布団からカバーが脱落する可能性を減少さ
せると同時に、掛布団に対するカバーの脱着を容易に行
うことができるカバー付き掛布団を提供する。 【構成】 掛布団20の周縁部21を、袋状のカバー1
0に形成された開口部11から、このカバー10の内部
に挿入して収納する。ついで、布団本体210の上面に
取り付けられた延出部220を、袋状のカバー10の上
面に延出させて載置する。これによって、掛布団20に
対する、袋状のカバー10の移動を防止する。すると、
使用時において、掛布団20からカバー10が外れる可
能性を有効に減少させることができる。掛布団20から
カバー10を取り外す場合には、カバー10を掛布団2
0の周縁から引き離すだけでよく、作業が容易である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カバー付き掛布団に関
し、特に、旅館やホテルなどでの用途に好適なカバー付
き掛布団に関するものである。
【0002】
【従来の技術】こうしたカバー付き掛布団は、例えば、
長方形状とされた掛布団と、これに装着される袋状のカ
バーとから構成されている。袋状のカバーの上面ほぼ中
央の位置には、袋状のカバーの内部に掛布団を収納する
ための、長方形状の開口部が設けられている。袋状のカ
バーは、掛布団の周縁部を、開口部からカバーの内部に
挿入して収納することによって掛布団に取り付けられる
構成となっている。
【0003】こうしたカバー付き掛布団においては、カ
バーに設けた開口部から掛布団を容易に出し入れするこ
とができる。しかも、カバーの内部に掛布団の周縁部を
収納できるので、この周縁部の汚れを効果的に防止する
ことができる。このため、こうしたカバー付き掛布団
は、旅館やホテルなどに向けた用途、すなわち業務用の
用途において特に多く使用されている。
【0004】しかしながら、こうしたカバー付き掛布団
は、その使用中において、カバーに設けた開口部から掛
布団が脱落することがあった。こうした問題を防止する
ために、カバーと掛布団とを、ホックやファスナーや紐
などの接続具によって接続することも考えられている
が、こうした手段を採用した場合には、掛布団に対する
カバーの脱着が煩雑になる。このため、こうした手段
は、特に業務用の掛布団においては、採用が難しいとい
う問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の事情
に鑑みてなされたもので、掛布団からカバーが脱落する
可能性を減少させると同時に、掛布団に対するカバーの
脱着を容易に行うことができるカバー付き掛布団を提供
することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るカバー付
き掛布団は、掛布団を、ほぼ偏平状とされた布団本体
と、この布団本体の上面に取り付けられた延出部とを有
するものとし、この延出部を、掛布団に袋状のカバーを
取り付けた状態において、この袋状のカバーの上面に載
置される程度の長さに構成した。
【0007】請求項2に係るカバー付き掛布団は、請求
項1記載のカバー付き掛布団において、延出部を、袋状
のカバーの外周縁に達する長さに形成している。
【0008】請求項3に係るカバー付き掛布団は、請求
項1または2記載のカバー付き掛布団において、延出部
の内側の縁部を、開口部の側縁の延長方向に沿って延長
し、延出部の内側の縁部と布団本体とを、延出部の内側
の縁部の延長方向に沿って止着している。
【0009】請求項4に係るカバー付き掛布団は、請求
項3記載のカバー付き掛布団において、延出部の外側の
縁部に、補強部を設けている。
【0010】請求項5に係るカバー付き掛布団は、請求
項1〜4のいずれか1項に記載のカバー付き掛布団にお
いて、延出部を、表地と裏地とを重ね合わせて構成して
いる。
【0011】請求項6に係るカバー付き掛布団は、請求
項1〜5のいずれか1項に記載のカバー付き掛布団にお
いて、延出部の上面に、掛布団の上面に形成されている
模様と同じ模様を形成した。
【0012】請求項7に係るカバー付き掛布団は、請求
項1〜6のいずれか1項に記載のカバー付き掛布団にお
いて、延出部を、開口部の側縁のうち、少なくとも対向
する二つの側縁の一部を覆うことのできる位置に設け
た。
【0013】請求項8に係るカバー付き掛布団は、請求
項1〜7のいずれか1項に記載のカバー付き掛布団にお
いて、開口部を略矩形状に形成し、延出部を、開口部の
側縁のうち、少なくとも3つの側縁を覆うことのできる
位置に設けた。
【0014】請求項9に係るカバー付き掛布団は、請求
項1記載のカバー付き掛布団において、延出部を、カバ
ーの開口部における側縁に沿って延長し、延出部に、内
側の縁部を形成し、この内側の縁部を、開口部の側縁に
対応する位置に配置し、内側の縁部を、開口部の側縁よ
りも長い長さに形成した。
【0015】請求項10に係るカバー付き掛布団は、請
求項1〜9のいずれか1項に記載のカバー付き掛布団に
おいて、開口部が、ほぼ円弧状をなす曲線から構成され
た隅部を有しており、延出部における側縁を、曲線から
構成された隅部の近傍に配置した。
【0016】
【作用】掛布団の周縁部を、袋状のカバーに形成された
開口部から、このカバーの内部に挿入して収納する。つ
いで、布団本体の上面に取り付けられた延出部を、袋状
のカバーの上面に延出させて載置する。これによって、
掛布団に対する、袋状のカバーの移動を防止する。する
と、使用時において、掛布団からカバーが外れる可能性
を有効に減少させることができる。掛布団からカバーを
取り外す場合には、カバーを掛布団の周縁から引き離す
だけでよく、作業が容易である。
【0017】
【実施例】本発明の一実施例に係るカバー付き掛布団を
添付の図面に基づいて説明する。なお、図2および図7
および図8においては、理解を容易とするために、部材
どうしの間隔を極端に強調して記載してある。
【0018】本例に係るカバー付き掛布団1は、ほぼ偏
平でかつ平面視して長方形状とされた掛布団20(図4
参照)と、これに装着される、平面視して長方形状の、
袋状のカバー10(図3参照)とを備えている。
【0019】袋状のカバー10の上面側には、掛布団2
0を袋状のカバー10の内部に収納するための、長方形
状の開口部11が設けられている。開口部11は、4つ
の側縁11a〜11dを備えている。袋状のカバー10
は、掛布団20の周縁部21(図2参照)を、開口部1
1から袋状のカバー10の内部に挿入して収納すること
によって、掛布団20に取り付けられる構成となってい
る。袋状のカバー10は、表地の周縁と裏地の周縁とを
縫い合わせることによって構成された周知のものであ
る。
【0020】掛布団20は、ほぼ偏平な長方形状とされ
た布団本体210(図5参照)と、この布団本体210
の上面に取り付けられた延出部220(図6参照)とか
ら構成されている。
【0021】布団本体210は、互いに同形状である長
方形状に形成され、かつ、互いの側縁どうしが縫い合わ
された上側地211および下側地212(図2参照)
と、これら上下の側地211および212の内部を仕切
ってキルティングを施すための複数の仕切布213と、
上下の側地211および212の内部に収納された、羽
毛等の中綿214とから構成されている。仕切布213
は、前記布団本体210の長さ方向および幅方向にそれ
ぞれ沿って配置されており、布団本体210の内部をほ
ぼ正方形状に仕切るように配置されている。上側地21
1の上面には、所定の模様211a(図1参照。ただ
し、図4および図5においては記載を省略した。)が、
プリントや刺しゅうなど、任意の手段によって形成され
ている。布団本体210の構成は、従来から用いられて
いる掛布団と同様なので、これ以上の説明は省略する。
【0022】延出部220は、図6に示されるように、
全体として略コ字状に形成されている。延出部220の
内側の縁部226a・226b・226cは、カバー1
0における開口部11の側縁11b・11c・11dと
各々ほぼ同じ長さに形成されている。縁部226a〜2
26cは、その長さ方向に沿って、布団本体210にお
ける上側地211の上面に縫い付けられている。縁部2
26a〜226cの位置は、カバー10が掛布団20に
取り付けられた状態において、掛布団20における開口
部11の側縁11b〜11dの位置と同じ位置となるよ
うに設定されている。
【0023】延出部220の幅は、掛布団20にカバー
10が取り付けられた状態において、延出部220の外
側の縁部224a〜224cが、カバー10の外周縁と
ほぼ等しい位置となる長さに形成されている。これによ
って、延出部220は、カバー10の上面に載置される
程度の長さに構成されたものとなっている。
【0024】延出部220は、本例では、互いに同形状
となる略コ字状に形成された、布製の表地221と裏地
222とを重ね合わせることによって構成されている。
これによって、延出部220は、変形しやすく、可撓性
を有する構成となっている。表地221と裏地222と
は、延出部220における外側の縁部224a〜224
cと、中間の縁部225aおよび225bにおいて、補
強部223(図7および図8参照)によって互いに接合
されている。補強部223は、表地221と裏地222
との間に、その縁部に沿って配置された、長尺状のバイ
アステープ223aと、バイアステープ223aの幅方
向略中央部に、バイアステープ223aの長さ方向に沿
って配置された細長い芯材223bとから構成されてい
る。前記バイアステープ223aは、内部に折込まれた
表地221および裏地222の側縁に縫い付けられてい
る。この状態では、バイアステープ223aの内部に
は、芯材223bが収納されている。芯材223bとし
ては、可撓性およびある程度の弾力性のある素材が用い
られており、本例では、円筒状であってかつ合成樹脂製
(具体的にはポリエステル100%)のものが用いられ
ている。
【0025】延出部220の表地221の上面には、前
記布団本体210に施された模様211aと同種の模様
221a(図1および図6参照。ただし、図4において
は記載を省略している。)が形成されている。
【0026】つぎに、本例に係るカバー付き掛布団の使
用方法について説明する。まず、掛布団20にカバー1
0を取り付ける場合は、掛布団20の周縁部21をカバ
ー10の開口部11の内部に押し込み、挿入すれば良
い。このとき、作業者は、延出部220を、掛布団20
の内側に若干折り返しておけば、従来と同様の作業によ
り、掛布団20にカバー10を取り付けることができ
る。したがって、本例のカバー付き掛布団によれば、カ
バー10を掛布団20に取り付ける作業が容易であると
いう利点がある。
【0027】掛布団20にカバー10を取り付けた後、
延出部220をカバー10の上面に載置する(図1およ
び図2参照)。すると、延出部220は、その自重によ
り、カバー10の上面に接触してこれを押える。これに
より、掛布団20からカバー10が外れる危険性を減少
させることができる。
【0028】また、従来のカバーでは、その上面に設け
られた開口部に、使用者の足が引掛かることがあった。
しかしながら、本例のカバー付き掛布団によれば、延出
部220によって、カバー10における開口部11の側
縁11b〜11dを覆っているので、使用者の足が開口
部11に引掛かる可能性を大幅に減少させることができ
る。
【0029】さらに、従来のカバーでは、特に業務用の
場合、頻繁に洗濯をする必要があるために、丈夫である
がやや質感に劣る生地が用いられ、かつ、無地とされる
ことが多かった。このため、従来は、掛布団の上面に優
れた装飾を施しても、カバーによってこの装飾の一部が
隠れてしまい、掛布団としての美感を損うことが多かっ
た。しかしながら、本例に係るカバー付き掛布団によれ
ば、掛布団20に延出部220を設け、さらに、延出部
220に、模様221aを形成しているので、この模様
221aを使用者に見せることができ、掛布団としての
意匠性を大幅に向上せさて、商品価値を高めることがで
きるという、実際において有効な利点を発揮することが
できる。
【0030】なお、前記実施例においては、掛布団20
として、仕切布213を有するものを用いたが、これを
有しないものであってもよく、内部に中綿を有しないも
のであってもよい。また、前記実施例では、延出部22
0を表地221と裏地222とから構成したが、表地の
みから構成してもよい。
【0031】さらに、延出部220の裏地222とし
て、織密度が粗い生地や、摩擦係数の高い生地を用いる
ことができる。この場合には、延出部220をカバー1
0の上面に確実に保持することができ、カバー10を掛
布団20に一層確実に取り付けておくことができる。
【0032】さらに、延出部220における内側の縁部
226a〜226cのいずれかを、開口部11の側縁1
1b〜11cのいずれかよりも長い長さに形成すること
ができる。この場合には、延出部220が開口部11か
ら抜け出しにくく、延出部220をさらに確実にカバー
10の上面に載置することができる。
【0033】図9は、前記実施例の変形例に係るカバー
付き掛布団1に用いるカバー10の一部を示すものであ
る。前記実施例では、カバー10に設けた開口部11の
隅部をほぼ直角に形成したが、この変形例では、略長方
形状に形成された開口部11における4つの隅部12
(図9では1つのみ示す。)を、ほぼ円弧状をなす曲線
によって構成した点で、前記実施例とは相違している。
このように曲線によって構成された隅部12の近傍に
は、延出部220における中間の縁部225aおよび2
25b(図9では中間の縁部225aのみ示す。)が配
置されている。この変形例に係る掛布団1によれば、カ
バー10を掛布団20から取り外す際や掛布団20の使
用時に、開口部11の隅部12が、延出部220と摺れ
合った場合においても、隅部12に局部的に力が加わる
ことを防止することができ、また、延出部220と隅部
12とが擦れ合う部分を分散させることができる。した
がって、開口部11の隅部12が擦り切れにくく、カバ
ー10の耐久性を向上させることができるという利点が
ある。
【0034】
【発明の効果】請求項1に係るカバー付き掛布団は、掛
布団を、ほぼ偏平状とされた布団本体と、この布団本体
の上面に取り付けられた延出部とを有するものとし、こ
の延出部を、掛布団に袋状のカバーを取り付けた状態に
おいて、この袋状のカバーの上面に載置される程度の長
さに構成したので、延出部を、袋状のカバーの上面に延
出させて載置することによって、掛布団に対する、袋状
のカバーの移動を減少させることができる。これによ
り、掛布団の使用時において、掛布団からカバーが外れ
る可能性を減少させることができ、掛布団にカバーを確
実に取り付けておくことができる。
【0035】請求項2に係るカバー付き掛布団は、請求
項1記載のカバー付き掛布団において、延出部を、袋状
のカバーの外周縁に達する長さに形成しているので、掛
布団にカバーを一層確実に取り付けておくことができ
る。
【0036】請求項3に係るカバー付き掛布団は、請求
項1または2記載のカバー付き掛布団において、延出部
の内側の縁部を、開口部の側縁の延長方向に沿って延長
し、延出部の内側の縁部と布団本体とを、延出部の内側
の縁部の延長方向に沿って止着しているので、開口部に
使用者の足が引掛かる可能性を減少させることができ
る。
【0037】請求項4に係るカバー付き掛布団は、請求
項3記載のカバー付き掛布団において、延出部の外側の
縁部に、補強部を設けているので、延出部の変形量を押
えることができ、これによって、延出部を、カバーの上
面に確実に載置することができる。このため、カバーを
掛布団にさらに一層確実に取り付けておくことができ
る。
【0038】請求項5に係るカバー付き掛布団は、請求
項1〜4のいずれか1項に記載のカバー付き掛布団にお
いて、延出部を、表地と裏地とを重ね合わせて構成して
いるので、延出部の自重を増加させることができる。し
たがって、延出部を、カバーの上面に確実に載置するこ
とができ、カバーを掛布団にさらに一層確実に取り付け
ておくことができる。
【0039】請求項6に係るカバー付き掛布団は、請求
項1〜5のいずれか1項に記載のカバー付き掛布団にお
いて、延出部の上面に、掛布団の上面に形成されている
模様と同じ模様を形成したので、この模様を使用者に見
せることができ、掛布団としての意匠性を大幅に向上せ
さて、商品価値を高めることができるという、実際にお
いて重要な効果を発揮することができる。
【0040】請求項8に係るカバー付き掛布団は、請求
項1〜7のいずれか1項に記載のカバー付き掛布団にお
いて、開口部を略矩形状に形成し、延出部を、開口部の
側縁のうち、少なくとも3つの側縁を覆うことのできる
位置に設けたので、延出部をカバーの上面に確実に載置
しておくことができ、さらに、使用者が開口部に足を引
掛ける可能性を確実に減少させることができる。
【0041】請求項9に係るカバー付き掛布団は、請求
項1記載のカバー付き掛布団において、延出部を、カバ
ーの開口部における側縁に沿って延長し、延出部に、内
側の縁部を形成し、この内側の縁部を、開口部の側縁に
対応する位置に配置し、内側の縁部を、開口部の側縁よ
りも長い長さに形成したので、延出部が開口部から抜け
出しにくく、延出部をさらに確実にカバーの上面に載置
することができる。
【0042】請求項10に係るカバー付き掛布団は、請
求項1〜9のいずれか1項に記載のカバー付き掛布団に
おいて、開口部が、ほぼ円弧状をなす曲線から構成され
た隅部を有しており、延出部における側縁を、曲線から
構成された隅部の近傍に配置したので、開口部の隅部が
延出部と摺れた場合において、開口部の隅部が擦り切れ
にくく、カバーの耐久性を向上させることができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るカバー付き掛布団の平
面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う概略的な断面図である。
【図3】本例に用いるカバーの平面図である。
【図4】本例に用いる掛布団の平面図である。
【図5】本例に用いる布団本体の平面図である。
【図6】本例に用いる延出部の平面図である。
【図7】図6のB−B線に沿う要部の拡大断面図であ
る。
【図8】図7の分解斜視図である。
【図9】本発明の実施例の変形例に係るカバー付き掛布
団を示す図であって、図1におけるC部分に相当する部
分のみを示す要部拡大平面図である。
【符号の説明】
1 カバー付き掛布団 10 カバー 11 カバーの開口部 11b,11c,11d 開口部の側縁 12 カバーの開口部における隅部 20 掛布団 21 掛布団の周縁部 210 布団本体 220 延出部 221 延出部の表地 222 延出部の裏地 223 延出部の補強部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ偏平状とされた掛布団(20)と、
    これに装着される袋状のカバー(10)とを備え、前記
    袋状のカバー(10)の上面側には、前記掛布団(2
    0)を前記袋状のカバー(10)の内部に収納するため
    の開口部(11)が設けられており、前記袋状のカバー
    (10)は、前記掛布団(20)の周縁部(21)を、
    前記開口部(11)から前記袋状のカバー(10)の内
    部に挿入して収納することによって前記掛布団(20)
    に取り付けられる構成となっているカバー付き掛布団
    (1)において、前記掛布団(20)は、ほぼ偏平状と
    された布団本体(210)と、この布団本体(210)
    の上面に取り付けられた延出部(220)とを有し、こ
    の延出部(220)は、前記掛布団(20)に前記袋状
    のカバー(10)が取り付けられた状態において、この
    袋状のカバー(10)の上面に載置される程度の長さに
    構成されていることを特徴とするカバー付き掛布団。
  2. 【請求項2】 前記延出部(220)は、前記袋状のカ
    バー(10)の外周縁に達する長さに形成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載のカバー付き掛布団。
  3. 【請求項3】 前記延出部(220)の内側の縁部(2
    26a,226b,226c)は、前記開口部(11)
    の側縁(11b,11c,11d)の延長方向に沿って
    延長されており、前記延出部(220)の内側の縁部
    (226a,226b,226c)と前記布団本体(2
    10)とは、前記延出部(220)の内側の縁部(22
    6a,226b,226c)の延長方向に沿って止着さ
    れていることを特徴とする請求項1または2記載のカバ
    ー付き掛布団。
  4. 【請求項4】 前記延出部(220)の外側の縁部(2
    24a,224b,224c)には、補強部(223)
    が設けられていることを特徴とする請求項3記載のカバ
    ー付き掛布団。
  5. 【請求項5】 前記延出部(220)は、表地(22
    1)と裏地(222)とを重ね合わせて構成されている
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の
    カバー付き掛布団。
  6. 【請求項6】 前記延出部(220)の上面には、前記
    掛布団(20)の上面に形成されている模様と同じ模様
    が形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいず
    れか1項に記載のカバー付き掛布団。
  7. 【請求項7】 前記延出部(220)は、前記開口部
    (11)の側縁のうち、少なくとも対向する二つの側縁
    (11b,11d)の一部を覆うことのできる位置に設
    けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか
    1項に記載のカバー付き掛布団。
  8. 【請求項8】 前記開口部(11)は、略矩形状に形成
    されており、前記延出部(220)は、前記開口部(1
    1)の側縁のうち、少なくとも3つの側縁(11b,1
    1c,11d)を覆うことのできる位置に設けられてい
    ることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載
    のカバー付き掛布団。
  9. 【請求項9】 前記延出部(220)は、前記カバー
    (10)の開口部(11)の側縁(11b,11c,1
    1d)に沿って延長されており、前記延出部(220)
    には、内側の縁部(226a,226b,226c)が
    形成され、これら内側の縁部(226a,226b,2
    26c)は、前記開口部(11)の側縁(11b,11
    c,11d)に対応する位置に配置されており、前記内
    側の縁部(226a,226b,226c)は、前記側
    縁(11b,11c,11d)よりも長い長さに形成さ
    れており、前記内側の縁部(226a,226b,22
    6c)は、その延長方向に沿って前記掛布団(20)の
    上面に止着されていることを特徴とする請求項1記載の
    カバー付き掛布団。
  10. 【請求項10】 前記開口部(11)は、ほぼ円弧状を
    なす曲線から構成された隅部(12)を有しており、前
    記延出部(220)の側縁(225a,225b)は、
    前記曲線から構成された隅部(12)の近傍に配置され
    ていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に
    記載のカバー付き掛布団。
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