JPH0810120B2 - 炸薬填実弾、及び該炸薬填実弾の弾丸ケーシング内に高性能炸薬を密封する方法 - Google Patents

炸薬填実弾、及び該炸薬填実弾の弾丸ケーシング内に高性能炸薬を密封する方法

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JPH0810120B2
JPH0810120B2 JP61250604A JP25060486A JPH0810120B2 JP H0810120 B2 JPH0810120 B2 JP H0810120B2 JP 61250604 A JP61250604 A JP 61250604A JP 25060486 A JP25060486 A JP 25060486A JP H0810120 B2 JPH0810120 B2 JP H0810120B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、炸薬填実弾、及び該炸薬填実弾の弾丸ケー
シング内に高性能炸薬を密封する方法に関する。
鉄砲発火弾丸型の高性能炸薬填実弾の製造方法につい
てはかなり以前から種々の方法が知られているが、その
うちの一つは以下に記載のものである。
上部開放端と下部閉鎖端とを有して容器を形成する金
属ケーシングには部分的に高温液体状の高性能炸薬材料
が充填されるが、この高温液体状の高性能炸薬材料は冷
却又はケーシング内に粉末を圧入することにより固体状
に凝固される。
このように形成された固体炸薬の上部表面内に起爆ブ
ースタ用空洞が後から穿孔され、その空洞内に厚紙ライ
ナが挿入され、厚紙は充填炸薬上に突出する。
充填炸薬の上部におけるケーシング壁とブースタ用空
洞のライナとの間の空隙はアスファルト成分でシールさ
れるが、アスファルト成分は柔軟なマスチック状態で手
作業で練り付けられ、空隙の隅に埋め込まれて粘着し、
ケーシング、ライナ及び充填炸薬の接合面を被覆する。
爆発ブースタ装置は空洞内に挿入される。最後に弾丸
上部開放端は信管により閉鎖されるが、信管はブースタ
装置に作用して充填炸薬に必要な起爆を提供する。
その使用期間中に、高性能炸薬弾丸は過酷な環状条
件、特に高温及び低温、並びに落下、バウンド、振動、
崩れ落ち等の乱暴な取扱いを受ける可能性がある。これ
らの条件は炸薬に亀裂を入れて粉体化することがある。
高温は炸薬を膨張させると共に溶融させることすらあ
る。炸薬が外気の水分又は異物で汚染されたり、又は爆
発材料が信管空洞領域に侵入したりするのを防ぐため、
充填炸薬材料をシールするのにアスファルトシールが使
用されることは前述のとおりである。
この領域に充填炸薬材料が侵入すると安全上極めて危
険であると考えられる。信管は通常、ねじ込み継手で弾
丸に取り付けられる。もし、充填炸薬材料が信管ねじ込
み継手のねじ山の間に閉じ込められると、(a)(例え
ば点検のために)信管の取外し、又は(b)弾丸の触媒
により着火が起り、これがねじ山間に入った炸薬材料を
圧縮することがある。このような着火は主炸薬の制御で
きない早期爆発を起こさせることになる。
前述の既知の方法で製作された炸薬弾丸ではシールに
重大な問題がある。アスファルトシール材料は炸薬材料
の被覆という点で全ての条件において十分に適切とはい
えない。
低温条件ではアスファルト材料は極めて脆くなり、亀
裂が入ったり割れたりして、炸薬材料が洩出し易い。シ
ールにおける粒子相対運動による摩擦が望ましくない爆
発の引き金ともなり得るのでシール自身も危険源であ
る。
高温条件ではシール材料は軟化し、ある場合には炸薬
材料を保持できなくなることもある。例えば、約63℃で
軟化を開始しかつ約73℃以上で流動状態となるTNT及びR
DXを含有する既知の炸薬成分は、シール材料を通過して
信管空洞領域ににじみ出るばかりでなく弾丸外面上にも
にじみ出すことがあることが分ってきたが、その場合は
極めて危険である。従って、アスファト材料は、気候条
件の範囲内でもシール材料として使用するのは適切では
ない。
この分野でこれらの問題の解決のために相当の努力が
なされてきたが、これまで満足な結果は得られなかっ
た。これらの努力の大部分はアスファルト材料の改良に
向けられてきた。研究された他の方法は、ブースタ空洞
ライナとケーシング壁との間の空洞をポリウレタン樹脂
でシールする方法であり、樹脂は軟質未硬化状態で空隙
内に充填され、アスファルト材料に類似の粘着性シール
コーティングを形成するものである。この方法の欠点は
シールポリマーが均一な粘稠度を得るのが難かしいこと
で、ある事情で点検が必要になって充填炸薬を点検する
ときは一度固化したシールを介しての点検が容易ではな
く、又、ポリウレタン法は、硬化工程で含まれる化学反
応で発生する毒性ガスのために比較的危険性がある。
英国特許第1177813号は充填炸薬と起爆装置との間に
設けられたフェルトからなる非粘着性リングの使用を記
載しているが、リングにはシール硬化よりもむしろクッ
ション効果が与えられており、又、フェルトが多孔性で
あるため、溶融又はガス状態もしくは粉体としての高性
能炸薬材料を十分にかつ適切にシールできない。
本発明の第1の目的は、高粘性状態で使用されて密封
充填後硬化するアスファルトシール、合成樹脂シール等
を使用することなく、高性能爆発材料の炸薬に対する様
々な環境下での高度かつ良好な密封を達成し得、弾丸の
不測の爆発を回避し得ると共に、保守点検時の分解組立
を容易化し得る炸薬填実弾を提供することにある。
本発明によれば、前述の第1の目的は、弾丸ケーシン
グと、弾丸ケーシングの内部空間に充填される高性能炸
薬と、底面側から炸薬内に挿入されており、外周面が弾
丸ケーシングの内壁と協働して環状空間を画定すると共
に内面が炸薬の表面に隣接する起爆装置用空洞を画定す
る不浸透性のカップ形ケースと、環状空間における炸薬
の表面上において弾丸ケーシングの内壁及びカップ形ケ
ースの外周面に接触するように配置されており、炸薬を
弾丸ケーシング内に密封すべく環状空間を閉鎖する環状
の予備成形固体弾性シールリングとを備えており、環状
空間の開口面積が炸薬を越えた領域において炸薬から離
れるにつれて小さくなるように弾丸ケーシングの内壁及
びカップ形ケースの外周面の少なくとも一方が径方向に
関して傾斜しており、シールリングは、高性能炸薬が密
封されたチャンバにおける内圧の上昇につれて弾丸ケー
シングの内壁及びカップ形ケースの外周面の夫々に対す
る押圧力を増大すべく変形する炸薬填実弾によって達成
される。
「高性能炸薬」とは、起爆によって、例えば発射効果
とは全く異なるところの極めて強力な爆破力及び粉砕力
を発揮する爆発効果を与え得る充填二次炸薬材料を意味
する。この種の充填炸薬は当業者には既知であり、それ
らの既知材料の例は後述する。
シールリングにおける「固体」とは、例えばフェルト
のような粗く結合された繊維を束ねて作ったものではな
く、単一の連続体から作られたリング等を意味してい
る。しかし、このリングは、補強構造を形成する繊維又
は充填材を含有する複合材料並びに単一エラストマ材料
を含むことが可能である。
「予備成形」とは弾丸に挿入される以前に予め成形さ
れていることを意味する。
充填炸薬と弾丸ケーシングと、起爆空洞ライナとの間
の接合面を被覆して充填炸薬を有効かつ適切にシールす
るために、シール材料が粘着状態である必要はないこと
を本発明者は発見した。
本発明の炸薬填実弾によれば、弾丸ケーシングの内壁
及びカップ形ケースの外周面の少なくとも一方は、弾丸
ケーシングの内壁と不浸透性のカップ形ケースの外周面
とで画定された環状空間の開口面積が炸薬を越えた領域
において炸薬から離れるにつれて小さくなるように径方
向に関して傾斜しており、この環状空間における炸薬の
表面上において弾丸ケーシングの内壁及びカップ形ケー
スの外周面に接触するように配置された環状の予備成形
固体弾性シールリングは、炸薬を弾丸ケーシング内に密
封すべく環状空間を閉鎖しており、高性能炸薬が密封さ
れたチャンバにおける内圧の上昇につれて弾丸ケーシン
グの内壁及びカップ形ケースの外周面の夫々に対する押
圧力を増大すべく変形する。従って、本発明の填実弾に
よれば、気候条件及び環境条件等に起因して填実弾の温
度が上昇し、弾丸ケーシング内の高性能炸薬が溶融する
と共に炸薬が密封されたチャンバにおける内圧が上昇し
て炸薬の外部漏出の可能性が高まっても、この内圧の上
昇につれてシールリングによる密封力も増大するため、
炸薬の外部漏出を防止し得る密封力も炸薬が密封された
チャンバの内圧に応じて得るとが可能となる。よって、
悪環境下での保管、取扱い時における落下、振動等によ
って炸薬が信管装置あるいは弾丸表面に漏れ出すのを防
止し得、信管の取付け取外し時、弾丸発射時等における
不測の爆発を回避し得る。加えて、高粘性状態で使用さ
れて弾丸ケーシングに密封充填された後に硬化するアス
ファルトシール、合成樹脂シール等を使用しないため、
組立時における個別の練り込み充填作業、硬化待ち時間
等を必要とせず、又、分解再組時における硬化シールの
除去作業、新たなシールの練り込み充填作業等を必要と
せず、組立分解作業を容易化すると共に作業時間を短縮
し得る。その結果、周囲温度によってシール特性が大幅
に変化するアスファルトシール、粘度調節の困難なポリ
マーシール又は危険なガスを発生するポリウレタンシー
ル等を使用することなく、高性能爆発材料の炸薬に対す
る様々な環境下での高度かつ良好な密封を達成し得、弾
丸の不測の爆発を回避し得ると共に、保守点検時の分解
組立を容易化し得る。
本発明による填実弾の好ましい特徴によれば、填実弾
が鉄砲発射弾丸であり、弾丸ケーシングの内壁は、炸薬
を越えた領域において炸薬から離れるにつれて内方に傾
斜しているのがよい。
本発明による填実弾の他の好ましい特徴によれば、シ
ールリングがエラストマ材料からなる固体リングであ
り、中実円形又は環状の横断面を有しているのがよい。
本発明による填実弾の更に他の好ましい特徴によれ
ば、シールリングは山形、弓形、ほぼ台形、ほぼU字形
又はほぼG字形の中から選択された横断面形状を有して
いるのがよい。
本発明による填実弾の更に他の好ましい特徴によれ
ば、シールリングはほぼ逆V字形の環状横断面を有する
リップシールを備えており、V字形におけるリングの軸
に近い方の足は軸に実質的に平行であり、他方の足は軸
に対して角度をなしているのがよい。
本発明による填実弾の更に他の好ましい特徴によれ
ば、シールリングがばねで補強されており、シールリン
グがほぼU字形の横断面を有しており、ばね補強はほぼ
U字形のリングの内側においてほぼU字形又はほぼ逆V
字形の横断面を有する金属ばねによって与えられるのが
よい。ばね補強により、シールリング材料を広範囲の材
料から選択し得、弾力特性ではなく長寿命を考慮した材
料選択を行い得る。
本発明による填実弾の更に他の好ましい特徴によれ
ば、シールリングがほぼG字形の横断面を有しており、
ばねはほぼG字形の足内に収容された金属コイルであ
り、シールリングが長寿命ポリマー材料からなり、この
ポリマー材料が四フッ化エチレン樹脂であるのがよい。
本発明による填実弾の更に他の好ましい特徴によれ
ば、填実弾がシールリングと協働する金属被覆リングを
有しており、金属被覆リングがシールリングと高性能炸
薬との間に位置しており、金属被覆プラスチック材料の
アルミニウム被覆ポリエステルリングであるのがよい。
本発明による填実弾の更に他の好ましい特徴によれ
ば、シールリングと炸薬との間にクッションリングが位
置しており、このクッションリングがカップ状横断面を
有する金属被覆プラスチック材料のリング内に位置して
いるのがよい。このクッションリングにより充填作業へ
の背圧を軽減し得、充填作業の移動を抑制し得る。
本発明による填実弾内の不浸透性ケースは空洞のライ
ナであって、この中に爆発ブースタ装置が装着される。
ケースを収納する空洞は、既知の弾丸同様に充填炸薬内
に予め加工された穴内を伸長する。ライナはアルミニウ
ム小缶か又はその代替として、アルミニウム被覆ポリエ
ステルのような金属被覆ポリエステル材料からなるケー
スであって、金属被覆はケースの内側及び外側における
一方又は両方、少なくとも炸薬材料に隣接する側に設け
られる。
例えば、ブースタのような起爆装置は、既知の弾丸と
同様、金属容器内に格納されている。容器は、その外面
にテープ又は他のクッション材料が巻かれて前記不浸透
性ケースとの金属接触を避けている。このような接触は
組立中に摩擦熱を発生するので好ましくない。
本発明による填実弾内の充填高性能炸薬は、高性能炸
薬として知られる何れの材料でもよい。例えば、TNT
(2,4,6−トリニトロトルエン)及びRDX(シクロ−1,3,
5−トリメチレン−2,4,6−トリニトラミン)、これにHM
X(シクロテトラメチレン・テトラトラニトラミン)、H
NS(ヘキサニトロスチルベン)及びビーズワックスのよ
うな一種以上の添加剤を組み合わせたものを含む、通常
使用される高性能炸薬成分からなる。
弾丸のケーシング内壁は、当業者によく知られている
ように炸薬材料のケーシングへの付着を改善するため
に、英国特許第1,295,486号に記載のように既知のラッ
カ又はワニスが塗布される。
本発明による填実弾は、例えば大砲(アーティラリ)
のようないかなる鉄砲発火弾丸であってもよく、例えば
30mm以上の径、即ち、76mm、105mm、4.5インチ、特に15
5mmといかなる径であってもよい。
本発明の第2の目的は、高粘性状態で使用されて密封
充填後硬化するアスファルトシール、合成樹脂シール等
を使用することなく、高性能爆発材料の炸薬に対する様
々な環境下での高度かつ良好な密封を達成し得、弾丸の
不測の爆発を回避し得ると共に、保守点検時の分解組立
を容易化し得る炸薬填実弾の弾丸ケーシング内に高性能
炸薬を密封する方法を提供することにある。
本発明によれば、前述の第2の目的は、弾丸ケーシン
グと、弾丸ケーシングの内部空間に充填される高性能炸
薬と、底面側から炸薬内に挿入され、外周面が弾丸ケー
シングの内壁と協働して環状空間を画定すると共に内面
が炸薬の表面に隣接する起爆装置用空洞を画定する不浸
透性のカップ形ケースと、環状空間における炸薬の表面
上において弾丸ケーシングの内壁及びカップ形ケースの
外周面に接触するように配置され、炸薬を弾丸ケーシン
グ内に密封すべく環状空間を閉鎖する環状の予備成形固
体弾性シールリングとを備えており、環状空間の開口面
積が炸薬を越えた領域において炸薬から離れるにつれて
小さくなるように弾丸ケーシングの内壁及びカップ形ケ
ースの外周面の少なくとも一方が径方向に関して傾斜し
ており、シールリングは、高性能炸薬が密封されたチャ
ンバにおける内圧の上昇につれて弾丸ケーシングの内壁
及びカップ形ケースの外周面の夫々に対する押圧力を増
大すべく変形する炸薬填実弾において、弾丸ケーシング
内の高性能炸薬を密封する方法であって、予備成形固体
弾性シールリングを高性能炸薬が充填された弾丸ケーシ
ングの開口部から挿入して環状空間における炸薬の表面
上に配置する段階と、シールリングが環状空間を閉鎖し
て炸薬を弾丸ケーシング内に密封するように、前述の配
置されたシールリングによって占有されていない炸薬の
表面領域に不浸透性カップ形ケースを設置する段階とを
備えている方法によって達成される。
本発明の炸薬填実弾の弾丸ケーシング内に高性能炸薬
を密封する方法によれば、配置する段階が、予備成形固
体弾性シールリングを高性能炸薬が充填された弾丸ケー
シングの開口部から挿入して環状空間における炸薬の表
面上に配置し、設置する段階が、シールリングが環状空
間を閉鎖して炸薬を弾丸ケーシング内に密封するよう
に、前述の配置されたシールリングによって占有されて
いない炸薬の表面領域に不浸透性カップ形ケースを設置
する。従って、本発明の方法によれば、弾丸ケーシング
の内壁及びカップ形ケースの外周面の少なくとも一方
が、弾丸ケーシングの内壁と不浸透性のカップ形ケース
の外周面とで画定された環状空間の開口面積が炸薬を越
えた領域において炸薬から離れるにつれて小さくなるよ
うに径方向に関して傾斜しており、この環状空間におけ
る炸薬の表面上において弾丸ケーシングの内壁及びカッ
プ形ケースの外周面に接触するように配置された環状の
予備成形固体弾性シールリングが、炸薬を弾丸ケーシン
グ内に密封すべく環状空間を閉鎖しており、高性能炸薬
が密封されたチャンバにおける内圧の上昇につれて弾丸
ケーシングの内壁及びカップ形ケースの外周面の夫々に
対する押圧力を増大すべく変形する炸薬填実弾におい
て、高性能炸薬を弾丸ケーシング内に容易かつ確実に密
封し得、気候条件及び環状条件等に起因して填実弾の温
度が上昇し、弾丸ケーシング内の高性能炸薬が溶融する
と共に炸薬が密封されたチャンバにおける内圧が上昇し
て炸薬の外部漏出の可能性が高まっても、炸薬の外部漏
出を防止し得る密封力を炸薬が密封されたチャンバの内
圧に応じて得るとが可能であり、悪環境下での保管、取
扱い時における落下、振動等によって炸薬が信管装置あ
るいは弾丸表面に漏れ出すのを防止し得、信管の取付け
取外し時、弾丸発射時等における不測の爆発を回避し得
る炸薬填実弾を実現し得る。しかも、高粘性状態で使用
されて弾丸ケーシングに密封充填された後に硬化するア
スファルトシール、合成樹脂シール等を使用しないた
め、組立時における個別の練り込み充填作業、硬化待ち
時間等を必要とせず、又、分解再組時における硬化シー
ルの除去作業、新たなシールの練り込み充填作業等を必
要とせず、組立分解作業を容易化すると共に作業時間を
短縮し得る。その結果、周囲温度によってシール特性が
大幅に変化するアスファルトシール、粘度調節の困難な
ポリマーシール又は危険なガスを発生するポリウレタン
シール等を使用することなく、高性能爆発材料の炸薬に
対する様々な環境下での高度かつ良好な密封を達成し
得、弾丸の不測の爆発を回避し得ると共に、保守点検時
の分解組立を容易化し得る。
本発明による方法の好ましい特徴によれば、シールリ
ングは不浸透性ケースの設置以前に挿入かつ位置決めさ
せるのがよい。
本発明による方法の他の好ましい特徴によれば、不浸
透性ケースはケースを位置決めするように填実弾内の炸
薬の表面に備えられた開孔内に設置されるのがよい。
以下、本発明を図面に示す好ましい実施例を用いて詳
述する。
第1図に示す従来技術の弾丸において、弾丸1は高張
力鋼からなるケーシング3を有して充填高性能炸薬材料
5で部分的に充満される。高性能炸薬材料はRDXとNDTと
の重量比が60:40の割合で他に添加剤を含む英国国防省
使用記号RDX/TNTタイプG(CW3)に従って製作された既
知の成分からなる。
穴7が炸薬材料5の上部表面に加工され、この穴7内
にはカップ形ケースとしてのカップ形厚紙ライナ9が挿
入され、ライナ9の底部は綿フェルト層11を有して炸薬
材料5から隔離されている。
炸薬材料5の表面におけるケーシング3とライナ9と
の間の空間は、英国国防省使用記号RD1284等の既知のア
スファルト材料14で被覆されている。
起爆装置即ちブースタ13がライナ9内に装着されてお
り、最後に信管装置15が弾丸1の上部端でねじ継手17に
ねじ込まれて弾丸1の上端部を閉鎖している。
信管装置15はブースタ13を活性化するように作動し、
ブースタ13は必要な瞬間に充填炸薬を爆発させる。
第1図に示す弾丸1は前述の欠点を有する構造であ
る。
第2図では第1図と同一部分に同一参照番号が付され
ているが、この図には弾丸に対する改良シーリング構造
が示されている。
厚紙ライナ9はアルミニウム又はアルミニウム合金か
らなる不浸透性ケース21に置換される。第2図の構造で
は、アスファルト材料14はケース21と弾丸ケーシング3
との間で円環横断面の、例えばシリコーンゴムからなる
弾性シールリング24に置換される。リング24は、例えば
高温における充填炸薬の膨張又は溶融中、炸薬材料5か
らの圧力を受けてケース21と弾丸ケーシング3との間の
テーパ空隙内上方へ押し付けられる。
第3図では第1図と同一部分に同一参照番号が付され
ているが、ここには代替改良シーリング構造が示されて
いる。この場合、第2図に示すリング24は、中実円形横
断面の弾性リング27に置換される。第3図におけるケー
ス21は第2図に示すものと同一である。
第2図に示すリング24と炸薬材料5、又は第3図に示
すリング27と炸薬材料5との間には、フェルト又は発泡
プラスチック材料からなるクッションリングが介在され
得る。これは第3図において、クッションリング29で示
される。
第4図では前出図面と同一部分に同一参照番号が付さ
れているが、第2図に示すリング24は、ここではほぼ圧
縮骨形又は台形の横断面形状の弾性リング31に置換され
る。
第5図では第2図のリング24の代りに金属ばね補強シ
ールが示されている。第5図のシールは、ほぼU字形横
断面のリング41、リング41のUの足内にあって足を両側
に開く力を支えるほぼU字形の金属部分43とからなり、
これによりケーシング3の表面に対するシールを容易に
している。
第6図及び第7図には代替の金属ばね補強シールが示
されている。これらの場合、第5図のリング41と金属部
分43とは夫々、第6図においてほぼU字形横断面の代替
シールリング45と、リング45のU字形の足を開くように
押し付ける逆V字形の金属ばね47とで、又、第7図にお
いてはほぼG字形横断面のシールリング49と、G字形の
頂部と底部とを離すようにケース21とケーシング3とに
夫々押し付けている金属コイルばね51とで置換される。
第5図から第7図に示す構造において、リング41,45
及び49は夫々PTFE(四フッ化ポリエチレン樹脂)で作ら
れる。
第8図においては、クッションリングの(第3図のク
ッションリングに対する)代替形状が示されている。こ
の場合、前のクッションリング29は、カップ形横断面を
有する金属被覆部分53内に載置された膨張ポリウレタン
のような発泡プラスチック部分51、例えばアルミニウム
被覆ポリエステルからなる組合せリングで置換される。
組合せリングは炸薬材料5のガスに対する付加的障壁を
提供する。
ばねのない代替シールが第9図に示されている。この
場合、ブースタ13は紙チューブ61を介しアルミニウム合
金ケース21から分離された炸薬ペレットである。ブース
タ13は同様にケース内21内でフェルト層11に着座してい
る。ケーシング3とケース21との間のシールは障壁ワッ
シャ即ちリング65上に載置されたリップシールリング63
からなるが、リング65は金属被覆プラスチック材料又は
アルミ箔のような金属からなり、リング65の方がフェル
トワッシャ即ちリング67上に設置されている。リング67
は充填炸薬5の頂部上に設置されている。
この場合、シールリング63はほぼV字形の横断面から
なり、逆V字形はリングの軸に平行な一方の足と、軸に
対し角度をなす他方の足とを有する。逆V字形リングの
外側の足はケーシング3の内壁と接する。シールリング
63は、例えばシリコーンゴムから作られる。
第3図に示す例に類似の構造を有し、中実円形断面の
シリコーンゴムOリングであるシールリングを有する15
5mm径弾丸において、高性能炸薬材料が溶融し始める温
度以上の71℃の長期間貯蔵したにもかかわらず炸薬材料
のにじみ出しのトラブルは実質的に回避されることが分
かった。このような過酷なテスト条件であれば第1図に
示すような従来技術によるシールを施した同一炸薬材料
の弾丸の場合、相当のにじみ出しが発生し得る。
第9図に示す例に類似の構造を有する105mm径弾丸に
おいて、低温で激しい衝撃を与えて充填炸薬を破壊し、
その後、振動を与えて粉体を形成させたが、粉体は信管
空洞には達しないことが分かった。このような過酷テス
トは、第1図に示す従来技術の用いた場合は信管ねじ山
への顕著な粉体侵入を許容したであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は既知の構造を有する炸薬弾丸の部分断面正面
図、第2図は本発明による炸薬弾丸の一部の部分断面正
面図、第3図から第9図は本発明による代替シールリン
グ構造を示す各炸薬弾丸の部分断面正面図である。 1……弾丸、3……ケーシング、5……充填炸薬、7…
…開口、 9……ケース、13……ブースタ、15……信管、17……ね
じ山、 24,27,31,41,45,49,63……シールリング、29,51,67……
クッションリング、 43,47,51……ばね、53,65……金属被覆リング。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾丸ケーシングと、 該弾丸ケーシングの内部空間に充填される高性能炸薬
    と、 底面側から前記炸薬内に挿入されており、外周面が前記
    弾丸ケーシングの内壁と協働して環状空間を画定すると
    共に内面が前記炸薬の表面に隣接する起爆装置用空洞を
    画定する不浸透性のカップ形ケースと、 前記環状空間における前記炸薬の表面状において前記弾
    丸ケーシングの内壁及び前記カップ形ケースの外周面に
    接触するように配置されており、前記炸薬を前記弾丸ケ
    ーシング内に密封すべく前記環状空間を閉鎖する環状の
    予備成形固体弾性シールリングとを備えており、 前記環状空間の開口面積が前記炸薬を越えた領域におい
    て該炸薬から離れるにつれて小さくなるように前記弾丸
    ケーシングの内壁及び前記カップ形ケースの外周面の少
    なくとも一方が径方向に関して傾斜しており、 前記シールリングは、前記高性能炸薬が密封されたチャ
    ンバにおける内圧の上昇につれて前記弾丸ケーシングの
    内壁及び前記カップ形ケースの外周面の夫々に対する押
    圧力を増大すべく変形する炸薬填実弾。
  2. 【請求項2】前記填実弾が鉄砲発射弾丸であり、前記弾
    丸ケーシングの内壁は、前記炸薬を越えた領域において
    該炸薬から離れるにつれて内方に傾斜している特許請求
    の範囲第1項に記載の填実弾。
  3. 【請求項3】前記シールリングがエラストマ材料からな
    る固体リングであり、中実円形又は環状の横断面を有し
    ている特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の填実
    弾。
  4. 【請求項4】前記シールリングは山形、弓形、ほぼ
    台形、ほぼU字形又はほぼG字形の中から選択された横
    断面形状を有している特許請求の範囲第1項又は第2項
    に記載の填実弾。
  5. 【請求項5】前記シールリングはほぼ逆V字形の環状横
    断面を有するリップシールを備えており、該V字形にお
    ける前記リングの軸に近い方の足は該軸に実質的に平行
    であり、他方の足は前記軸に対して角度をなしている特
    許請求の範囲第1項に記載の填実弾。
  6. 【請求項6】前記シールリングがばねで補強されている
    特許請求の範囲第1項、第2項又は第4項のいずれか一
    項に記載の填実弾。
  7. 【請求項7】前記シールリングがほぼU字形の横断面を
    有しており、前記ばね補強は該ほぼU字形のリングの内
    側においてほぼU字形の横断面を有する金属ばねによっ
    て与えられる特許請求の範囲第6項に記載の填実弾。
  8. 【請求項8】前記シールリングがほぼU字形の横断面を
    有しており、前記ばね補強は該ほぼU字形のリングの内
    側においてほぼ逆V字形の横断面を有する金属ばねによ
    って与えられる特許請求の範囲第6項に記載の填実弾。
  9. 【請求項9】前記シールリングがほぼG字形の横断面を
    有しており、前記ばねは該ほぼG字形の足内に収容され
    た金属コイルである特許請求の範囲第6項に記載の填実
    弾。
  10. 【請求項10】前記シールリングが長寿命ポリマー材料
    からなる特許請求の範囲第6項から第9項のいずれか一
    項に記載の填実弾。
  11. 【請求項11】前記ポリマー材料が四フッ化エチレン樹
    脂である特許請求の範囲第1項に記載の填実弾。
  12. 【請求項12】前記填実弾が前記シールリングと協働す
    る金属被覆リングを有している特許請求の範囲第1項か
    ら第11項のいずれか一項に記載の填実弾。
  13. 【請求項13】前記金属被覆リングが前記シールリング
    と前記高性能炸薬との間に位置している特許請求の範囲
    第12項に記載の填実弾。
  14. 【請求項14】前記金属被覆リングが金属被覆プラスチ
    ック材料である特許請求の範囲第13項に記載の填実弾。
  15. 【請求項15】前記金属被覆リングがアルミニウム被覆
    ポリエステルリングである特許請求の範囲第14項に記載
    の填実弾。
  16. 【請求項16】前記シールリングと前記炸薬との間にク
    ッションリングが位置している特許請求の範囲第1項か
    ら第15項のいずれか一項に記載の填実弾。
  17. 【請求項17】前記クッションリングがカップ状横断面
    を有する金属被覆プラスチック材料のリング内に位置し
    ている特許請求の範囲第16項に記載の填実弾。
  18. 【請求項18】弾丸ケーシングと、該弾丸ケーシングの
    内部空間に充填される高性能炸薬と、底面側から前記炸
    薬内に挿入され、外周面が前記弾丸ケーシングの内壁と
    協働して環状空間を画定すると共に内面が前記炸薬の表
    面に隣接する起爆装置用空洞を画定する不浸透性のカッ
    プ形ケースと、前記環状空間における前記炸薬の表面上
    において前記弾丸ケーシングの内壁及び前記カップ形ケ
    ースの外周面に接触するように配置され、前記炸薬を前
    記弾丸ケーシング内に密封すべく前記環状空間を閉鎖す
    る環状の予備成形固定弾丸シールリングとを備えてお
    り、前記環状空間の開口面積が前記炸薬を越えた領域に
    おいて該炸薬から離れるにつれて小さくなるように前記
    弾丸ケーシングの内壁及び前記カップ形ケースの外周面
    の少なくとも一方が径方向に関して傾斜しており、前記
    シールリングは、前記高性能炸薬が密封されたチャンバ
    における内圧の上昇につれて前記弾丸ケーシングの内壁
    及び前記カップ形ケースの外周面の夫々に対する押圧力
    を増大すべく変形する炸薬填実弾において、前記弾丸ケ
    ーシング内の前記高性能炸薬を密封する方法であって、 前記予備成形固体弾丸シールリングを前記高性能炸薬が
    充填された前記弾丸ケーシングの開口部から挿入して前
    記環状空間における前記炸薬の表面上に配置する段階
    と、 前記シールリングが前記環状空間を閉鎖して前記炸薬を
    前記弾丸ケーシング内に密封するように、前記配置され
    たシールリングによって占有されていない前記炸薬の表
    面領域に前記不浸透性カップ形ケースを設置する段階と
    を備えている方法。
  19. 【請求項19】前記シールリングは前記不浸透性ケース
    の設置以前に挿入かつ位置決めされる特許請求の範囲第
    18項に記載の方法。
  20. 【請求項20】前記不浸透性ケースは前記ケースを位置
    決めするように前記填実弾内の炸薬の表面に備えられた
    開孔内に設置される特許請求の範囲第18項又は第19項に
    記載の方法。
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