JPH08101088A - 水平吊ビーム - Google Patents

水平吊ビーム

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JPH08101088A
JPH08101088A JP23800194A JP23800194A JPH08101088A JP H08101088 A JPH08101088 A JP H08101088A JP 23800194 A JP23800194 A JP 23800194A JP 23800194 A JP23800194 A JP 23800194A JP H08101088 A JPH08101088 A JP H08101088A
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JP
Japan
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balance
center
product
gravity
suspension
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JP23800194A
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English (en)
Inventor
Keiji Taki
圭史 多紀
Noboru Kato
昇 加藤
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Toshiba Engineering Corp
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Engineering Corp
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な玉掛け作業により精度よく長尺重量物の
水平吊りを可能とする。 【構成】天秤1の中央部位に天秤軸方向に移動可能に設
けられた主吊具Aと,天秤1の両端部位に天秤軸方向に
移動可能に設けられた一対の製品吊具B,Cとを備え、
前記製品吊具のいずれか一方に荷重計19を付設して製
品吊具に作用する張力を計測するように構成し、この計
測値に応じて前記主吊具Aを被吊上物の重心と天秤重心
との合力位置に移動させて長尺被吊上物を水平に吊持す
るようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、長尺重量物の分解,
組立をクレーン等を使用して行なう際に用いる吊ビーム
に係り、特に長尺重量物を水平にかつ容易に吊上げるこ
とができる水平吊ビームに関する。
【0002】
【従来の技術】例えばタービン発電機の建設や保守点検
における分解,組立の際には、長尺重量物でしかも多数
の羽根を有しているタービンロータを水平に吊上げるこ
とが必須となる。
【0003】上記のような長尺重量物を精度よく水平に
吊り上げる手段として、従来図5に示す構造の吊ビーム
が用いられている。この吊ビームは、天秤50の中央部
位に主吊具51が固設され、天秤50の両端部位には一
対の製品吊具52,52が天秤軸方向にスライド可能に
設けられている。一方、天秤50の下面には、モータ5
3により回転するねじ軸54を介して天秤軸方向にスラ
イドするバランスウエイト55が設けられ、被吊上物で
あるロータ56をその載置面から数ミリメートル吊り上
げて浮かせる(以下これを地切りという)と、ロータ5
6の両端に設けた一対のレーザ変位計57,57が水平
度を検出し、バランスウエイト55がロータ56の傾い
ている方向とは反対方向に移動し、バランスのとれた位
置で停止させて水平吊りを行なうようになされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに従来の吊ビー
ム構造の技術では、レーザ変位計を被吊持物に取り付け
る作業を必要とするとともにロータ等の被吊上物を載置
する基準面が必要となるなどの問題点がある。また水平
吊りを得る手段としてバランスウエイトを用いているた
め、特に長尺重量物を対象とする場合、バランスウエイ
トの重量が必然的に大きなものが必要となる。そのため
吊ビーム全体の重量が増大し、それに伴うクレーン容量
の増加,建屋強度の増加が必要となるなどの問題があ
る。
【0005】この発明は、上述した事情を考慮してなさ
れたもので、被吊上物を支持する製品吊具側へのワイヤ
ロープの張力を計測し、その計測結果に応じてクレーン
フック側の主吊具の天秤軸方向への位置を変えることに
より水平吊りを可能とするもので、軽量でかつ主吊具の
位置を正確に確保することができる水平吊ビームを提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、この発明に係る水平吊ビームは、請求項1に記載
したように、天秤の中央部位に天秤軸方向に移動可能に
設けられた主吊具と,天秤の両端部位に天秤軸方向に移
動可能に設けられた一対の製品吊具とを備え、前記製品
吊具のいずれか一方に荷重計を付設して製品吊具に作用
する張力を計測するように構成し、この計測値に応じて
前記主吊具を被吊上物の重心と天秤重心との合力位置に
移動させて長尺被吊上物を水平に吊持するようにしたも
のであるるまた、この発明に係る水平吊ビームは、上述
した課題を解決するため、請求項2に記載したように、
前記主吊具をモータにより回転するねじ軸により天秤軸
方向に移動可能に形成し、前記荷重計の計測値に応じて
被吊上物の重心と天秤重心との合力位置に主吊具を移動
させるようにしたり、さらに請求項3に記載したよう
に、前記製品吊具は、天秤に天秤軸と直交する方向にス
ライド可能なスライドモータにより回転するねじ軸を介
して昇降可能に設け、被吊上物の長尺重量物の地切りを
ねじ軸の上昇により行なうようにしたものである。
【0007】
【作用】上記構成により、天秤の両端部位の一対の製品
吊具に被吊上物を吊持して主吊具をクレーン等により吊
り上げ、地切りしたとき、一方の製品吊具に設けた荷重
計の計測値に応じて主吊具が被吊上物の重心と天秤の重
心との合力点に移動し、これにより長尺で重量の大きな
被吊上物を精度よく水平を保って吊り上げることができ
る。
【0008】
【実施例】以下、この発明に係る水平吊ビームの実施例
を図面について説明する。
【0009】図1はこの発明による水平吊ビームの一実
施例の正面を示すもので、天秤1の中央部位には主吊具
Aが、両端部位には一対の製品吊具B,Cがそれぞれ設
けられている。
【0010】上記主吊具Aはフレーム2を有し、このフ
レーム2の基部は天秤1に沿ってその天秤軸方向(図1
において左右方向)へ所要の範囲に亘りスライド可能と
され、フレーム2の上部にはクレーンのフック3が掛合
するクレーンフック軸4がキープレート5により強固に
固定して設けられている。また上記クレーンフック軸4
より垂直下方のフレーム2の側部には指示プレート6が
設けられる。この指示プレート6は、天秤1の側面軸方
向に配設されたスケール7の目盛を「0」に合せられ
る。スケール7には左右に均等間隔の目盛が刻まれてい
る。
【0011】天秤1の上部には、前記フレーム2を挟ん
でその両側部に固設された一対の軸受8,8があり、こ
の軸受8,8にはフレーム2の雌ねじ部9に螺挿された
ねじ軸10が回転自在に支持され、このねじ軸10の一
端には天秤1上に固定されたサーボモータ11の出力軸
がカップリング12を介して連結されている。
【0012】製品吊具B,Cは左右一対で概ね同じ構造
を有する。同じ部材には同一符号を付して説明すると、
天秤1に沿って天秤軸方向へスライド可能とされたスラ
イドベース13を有し、このスライドベース13上にね
じ式昇降装置14,このねじ式昇降装置14を駆動する
サーボモータ15,ねじ式昇降装置14により昇降する
フックブロック16等から構成される。このねじ式昇降
装置14,14により、長尺重量物22を吊設する玉掛
けワイヤロープ23,23の長さの差を吸収するように
なっている。
【0013】上記スライドベース13は、人為的にスラ
イドさせることができ、任意位置で固定具17により天
秤1に固定させることができるもので、このスライドベ
ース13の上にねじ式昇降装置14,サーボモータ15
が取り付けられている。
【0014】ねじ式昇降装置14は、図示しないウォー
ムホイルの中央部にねじ軸が昇降自在に螺挿され、この
ウォームホイールと噛み合うウォームの軸にカップリン
グ18を介してサーボモータ15が接続されており、こ
のサーボモータ15を駆動させることによりウォームを
介してウォームホイールを回転駆動させ、このウォーム
ホイールを介してねじ軸が昇降するようになされた構造
のものである。また、一対の製品吊具B,Cのうち一方
の製品吊具Bでは前記ねじ軸端とフックブロック16と
は荷重計19を介して連結され、各製品吊具B,Cのス
ライドベース13の側面には、前記ねじ軸の中心と一致
する位置に指示プレート21が取り付けられ、これら指
示プレート21は前記スケール7と対応してそれぞれの
製品吊具B,Cの位置を指示するようになっている。な
お、符号20は支持プレートである。
【0015】次に上記実施例の作用を図2ないし図4を
参照して説明する。
【0016】図2および図3は水平吊ビームの作用説明
図であり、図中符号Wは被吊上物である長尺重量物の重
量を示し、長尺重量物の重心位置をGwで示している。
符号gは天秤1の重量で、その重心位置Ggは主吊具A
の天秤1の中央部にある。また、天秤1の重心位置Gg
から製品吊具B,Cまでの各距離をl1 ,l2 でそれぞ
れ示す。これらの距離l1 ,l2 は製品吊具B,Cの指
示プレート21,21とスケール7とで知ることができ
る。
【0017】図3において、符号l1 ′,l2 ′は長尺
重量物22を水平に吊り上げたときの主吊具Aと製品吊
具B,Cとの各距離であり、また長尺重量物22の重心
位置Gwから製品吊具B,Cまでの各距離をL1 ,L2
でそれぞれ示す。さらに符号Sは長尺重量物22を水平
に吊り上げたときの主吊具Aが天秤1の重心位置Ggか
ら移動した距離であり、この距離Sは荷重計19の値に
応じて算出されるものである。符号P1 は上記荷重計1
9が指示する荷重の値、すなわち製品吊具Bに作用する
張力である。
【0018】図2は長尺重量物22にワイヤロープ2
3,23を介して製品吊具B,Cにそれぞれ玉掛けし、
図示しないクレーンフックを主吊具Aに掛止してこのク
レーンフックの上昇により水平吊ビームを介して長尺重
量物22を地切りする状態図を示す。この状態において
荷重計19の数値P1 を読み取ることにより、移動距離
Sを算出し、この移動距離Sだけ主吊具Aを移動させる
ことにより、長尺重量物22を図3に示すように水平状
態を保持して吊設することができる。
【0019】図2および図3より、長尺重量物22を作
用する製品吊具Cを支点として力の釣合い式から、時計
方向の回転モーメントを正とし、反時計方向の回転モー
メントを負とし、荷重計18の値P1 と長尺重量物22
の重心Wとの釣合い条件から、
【数1】 の関係が成立し、この式より、支点Cから長尺重量物2
2の重心位置Gwまでの距離L2 は、
【数2】 となる。
【0020】また、長尺重量物22の重量Wと天秤1の
重量gを考慮した全体の回転モーメントの釣合いから、
【数3】 の関係が成立し、この式より、天秤1と長尺重量部22
を合計した重心位置までの距離l2 ′は
【数4】 となる。上式においてW・L2 =P1 (l1 +l2 )で
あるから、この値を(4)式に代入すると、
【数5】 となる。したがって、図3における移動寸法Sは、
【数6】 となる。
【0021】上記(6)式において、右辺のP1 以外は
既知数であり、図2により長尺重量物22を地切りし、
荷重計19の数値P1 を知ることによって移動寸法Sを
容易に算出することができる。
【0022】すなわち上記(6)式において長尺重量物
22の重量W,平秤1の自重gはそれぞれ吊上げ作業前
に知ることができる。また、l1 ,l2 の寸法は玉掛け
作業時に長尺重量物22の形状寸法に応じて製品吊具
B,Cを天秤1上で手動でスライドさせ、固定具17に
より固定することによりスライドベース13,13に設
けられている指示プレート21,21とスケール7とが
天秤1の重心位置Ggからの寸法を容易に知ることがで
きる。
【0023】移動寸法Sは、前述のように長尺重量物2
2を水平に吊り上げるために主吊具Aを天秤1の重心位
置Gg、すなわちスケール7の「0」目盛位置から移動
させる距離であり、Sの値が正の場合は主釣具Aを製品
吊具B側に、また負の場合は製品吊具C側に移動させ
る。
【0024】すなわち、荷重計19が指示する荷重値P
1 より、主吊具Aの移動距離Sを容易に知ることがで
き、この移動距離Sの位置に主吊具Aを移動させると、
主吊具Aの垂直線上に長尺重量物22の重量Wと天秤1
の自重gで合成される水平吊ビーム全体の重心が位置す
ることとなる。この重心位置は、長尺重量物22の重心
Gwと天秤1の重心Ggとの合力位置に相当する。
【0025】上記主吊具Aの移動は、図示しない手元の
操作盤の押ボタンスイッチを操作することにより、サー
ボモータ11に通電され、このモータ11の回転がカッ
プリング12を介してねじ軸10を回動し、このねじ軸
10に螺合している雌ねじ部9を介して主吊具Aが天秤
1上をスライドすることにより行なわれ、主吊具Aは所
定の位置に位置決めされる。この実施例のようにサーボ
モータ11を用いれば前述のように算出した寸法Sだけ
自動的に移動させることができる。
【0026】図4は上記実施例で示された水平吊りビー
ムの制御システム例を示している。この図4において、
100は水平吊りビームのシステム全体の制御を行なう
CPU・メモリであり、このCPU・メモリ100はバ
スに101より入出力回路(I/O)110,サーボイ
ンタフェイス回路(サーボI/F)120、そしてA/
D変換器130の各回路ユニットにそれぞれ接続され
る。I/O 110には操作盤111が接続され、マン
マシンインタフェイスを構成する。またI/O110を
介して長尺重量物の吊設を行なうスイッチクレーンに対
する指示・インタロックを行なう。操作盤111は図示
していない各サーボモータの正・逆駆動を行なうスイッ
チや自動・手動切替スイッチ,各種表示灯により構成さ
れ、スイッチ入力の取込みや表示灯への出力を行なう。
【0027】サーボI/F 120は、主吊具A移動用
のサーボモータ11,製品吊具B,C昇降用のサーボモ
ータ15,15を駆動させるモータ駆動用ドライバ12
1,122の作動制御を行なっており、サーボI/F
120は各サーボモータ11,15,15の3軸モータ
駆動系と接続されて制御を行なう。サーボI/F 12
0の内部は、指令電圧を変換して付与するD/A変換
器,エンコーダからのフィードバックパルスを計算する
カウンタ、そしてリミットスイッチやドライバへの起動
トリガを与えるための入出力回路(I/O)より回路が
構成されている。またA/D 130には、製品吊具B
に搭載された荷重計19がアンプ回路131を介して接
続される。
【0028】次に自動により主吊具Aを移動させる動作
を図4により説明すると、まず操作盤111の操作によ
るオペレータ入力によりCPU100はメモリに格納し
てあるシーケンスに従いバス101およびI/O 11
0を介してクレーンへ指令を出し、地切りを行なう。
【0029】ここで荷重計19からのセンサ入力(アナ
ログ信号)はA/D変換器130においてデジタル変換
され、CPU・メモリ100に格納してあるメモリの変
換式により荷重P1 が求まる。そしてこの荷重P1 をメ
モリに格納してある式(6)に入力することによりバラ
ンスをとるための主吊具Aの移動(偏心)距離Sが求ま
る。この移動距離Sは長尺重量物22を水平保持するた
めに必要な距離である。
【0030】移動距離Sが求まったならば、CPU10
0はこの距離S分だけの移動指令をサーボドライバ12
1に与え、サーボモータ11を駆動させる。このサーボ
モータ11の駆動により主吊具Aの位置がS分だけ天秤
1の中心から側方に偏心移動し、この移動位置に停止せ
しめられる。この位置完了をもってクレーンにさらに指
示を与えることで水平を保ちながら吊上げを行なうこと
ができる。
【0031】一方、一対の製品吊具B,Cは、それぞれ
の玉掛けワイヤロープ23,23の長さの差を、サーボ
1/F120により各サーボドライバ122を駆動させ
ることで、予め調整し、長尺重量物22を地切りする際
にワイヤロープ23,23の長さの差による天秤1の傾
きを極力少なくするためのもので、長尺重量物22に玉
掛けワイヤロープ23,23を製品吊具B,Cのフック
16,16に玉掛けした後、図示しない操作盤の押ボタ
ンスイッチを操作し、サーボモータ15,15に通電す
ると、その回転力がねじ式昇降機構14,14を前述の
ように作動させ、ねじ軸が上昇し、玉掛けワイヤロープ
23,23に初張力を作用させてそれだけの玉掛けワイ
ヤロープ23,23の長さの差を容易に調整することが
できる。
【0032】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、天秤の
中央部位に天秤軸方向へ自動的に移動する主吊具を設け
るとともに天秤の両端部位に天秤軸方向へのスライドと
昇降とを可能とする製品吊具を設け、いずれか一方の製
品吊具に荷重計を付設し、この荷重計に作用する張力を
計測してその値に応じ主吊具を移動させることにより被
吊上物の重心と天秤の重心との合力位置に主吊具を位置
させて水平吊りするようにしたので、簡単な玉掛け作業
により長尺重量物を精度よく水平に吊り上げることがで
き、作業能率を著しく向上することができる。
【0033】また水平吊りするための手段として主吊具
の位置を変えることで対応するようにしたので、従来の
バランスウエイトを移動させる方式によるものに比しき
わめて軽量なビームとすることができ、そのためクレー
ン容量や建屋強度などにも影響を与えることなく作業を
行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による水平吊ビームの一実施例を示す
正面図。
【図2】この発明に係る水平吊ビームの作用説明図。
【図3】この発明に係る水平吊ビームの作用説明図。
【図4】この発明に係る水平吊ビームの制御システム構
成図。
【図5】従来の吊ビームを示す正面図。
【符号の説明】
1 天秤 2 フレーム 4 クレーンフック軸 6 指示プレート 7 スケール 9 雌ねじ部 10 ねじ軸 11 サーボモータ 13 スライドベース 14 ねじ式昇降装置 15 サーボモータ 19 荷重計 20 プレート 21 指示プレート 22 長尺重量物(被吊上物) 23 ワイヤロープ A 主吊具 B,C 製品吊具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天秤の中央部位に天秤軸方向に移動可能
    に設けられた主吊具と,天秤の両端部位に天秤軸方向に
    移動可能に設けられた一対の製品吊具とを備え、前記製
    品吊具のいずれか一方に荷重計を付設して製品吊具に作
    用する張力を計測するように構成し、この計測値に応じ
    て前記主吊具を被吊上物の重心と天秤重心との合力位置
    に移動させて長尺被吊上物を水平に吊持するようにした
    ことを特徴とする水平吊ビーム。
  2. 【請求項2】 前記主吊具をモータにより回転するねじ
    軸により天秤軸方向に移動可能に形成し、前記荷重計の
    計測値に応じて被吊上物の重心と天秤重心との合力位置
    に主吊具を移動させるようにした請求項1記載の水平吊
    ビーム。
  3. 【請求項3】 前記製品吊具は、天秤に天秤軸と直交す
    る方向にスライド可能なスライドモータにより回転する
    ねじ軸を介して昇降可能に設け、被吊上物の長尺重量物
    の地切りをねじ軸の上昇により行なうようにした請求項
    1記載の水平吊ビーム。
JP23800194A 1994-09-30 1994-09-30 水平吊ビーム Pending JPH08101088A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010151368A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Toho Titanium Co Ltd 原料保持容器搬送用吊り具および同原料保持容器
CN112629753A (zh) * 2020-11-26 2021-04-09 北京星航机电装备有限公司 一种飞行器y向质心的测量吊梁和测量方法

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