JPH08100842A - 自動変速機の動力伝達装置 - Google Patents

自動変速機の動力伝達装置

Info

Publication number
JPH08100842A
JPH08100842A JP6236778A JP23677894A JPH08100842A JP H08100842 A JPH08100842 A JP H08100842A JP 6236778 A JP6236778 A JP 6236778A JP 23677894 A JP23677894 A JP 23677894A JP H08100842 A JPH08100842 A JP H08100842A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
automatic transmission
counter gear
drum
power transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6236778A
Other languages
English (en)
Inventor
Takamichi Teraoka
隆道 寺岡
Kazuji Kurokawa
和司 黒川
Tatsuhiko Iwasaki
龍彦 岩▲崎▼
Masakazu Honbo
正和 本坊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP6236778A priority Critical patent/JPH08100842A/ja
Publication of JPH08100842A publication Critical patent/JPH08100842A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structure Of Transmissions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動変速機の軸方向の長さを有効に短縮する
ことができる手段を提供する。 【構成】 自動変速機ATにおいては、ミッションケー
ス内周部から内方に延びるケース延設部46のやや前方
にカウンタギヤ5が配置され、このカウンタギヤ5のや
や前方にフォワードクラッチ39が配置されている。こ
こで、カウンタギヤ5の前端部にはギヤ凹部5bが形成
され、このギヤ凹部5b内にフォワードクラッチ39の
クラッチドラム71の後端部が配置される。このため、
カウンタギヤ5とフォワードクラッチ39とが近接して
配置され、自動変速機ATの軸方向の長さが短縮され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機の動力伝達
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車用の自動変速機にはトル
クコンバータと機械式の変速機構とが設けられ、トルク
コンバータはクランクシャフトのトルクすなわちエンジ
ンの出力トルクを変速してタービンシャフトに出力し、
変速機構はタービンシャフトのトルクをさらに変速して
カウンタギヤから駆動輪側に出力するようになってい
る。ここで、変速機構には、通常、サンギヤ、リングギ
ヤ、ピニオンギヤ、キャリア等の複数の回転部材からな
る遊星歯車機構が1組又は複数組設けられ、変速時には
遊星歯車機構の動力伝達特性を切り替えることによって
変速を行うようになっている。
【0003】そして、自動変速機には、遊星歯車機構の
動力伝達特性ないしは動力伝達経路を切り替えるため
に、所定の回転部材へのトルクの伝達をオン(伝達)・オ
フ(遮断)するクラッチ、所定の回転部材のブレーキング
をオン(固定)・オフ(解放)するブレーキ等の各種油圧式
摩擦要素が設けられる。さらに、自動変速機には、これ
らの各摩擦要素に対して作動油圧を給排する油圧機構が
設けられ、この油圧機構によって各摩擦要素のオン・オ
フパターンが切り替えられ、これによって変速が行われ
るようになっている。
【0004】かかる自動変速機においては、普通、トル
クコンバータ、オイルポンプ、変速機構等の各種機器が
変速機軸線方向(タービンシャフト軸線方向)に一列に並
んで配置される。また、変速機構内においては、タービ
ンシャフトが、変速機構の軸心部を変速機構のほぼ全長
にわたって伸長するようにして配置され、遊星歯車機
構、摩擦要素、カウンタギヤ、カウンタギヤ支持部等の
各部材の多くが、タービンシャフトのまわりでタービン
シャフト軸線方向に一列に並んで配置される(例えば、
特開平1−238736号公報、実開平2−10355
3号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このため、自動変速機
はその軸線方向すなわちタービンシャフト軸線方向に比
較的長くなり、変速機構に複数の遊星歯車機構が設けら
れている場合はとくに軸線方向に長くなる。他方、近
年、FFタイプ(フロントエンジン・フロントドライブ)
の自動車が広く用いられているが、かかるFFタイプの
自動車においては、エンジン及び自動変速機で構成され
るパワートレインが車体に横置き搭載されることが多
い。けだし、パワートレインを横置き搭載すると、パワ
ートレインの出力軸(ないしはカウンタギヤ)の軸線と前
輪の車軸の軸線とが平行となり、パワートレインから車
軸への動力伝達機構が簡素化されるからである。
【0006】しかしながら、このようにパワートレイン
を車体に横置き搭載する場合は、エンジンルームの幅方
向のスペースが限られているので、自動変速機が軸方向
に長くなると、エンジンルーム内でのパワートレインあ
るいはその他の各種機器のレイアウトがむずかしくなる
といった問題がある。このため、かかる自動車において
は自動変速機の軸方向の長さを可及的に短縮することが
できる有効な手段が求められている。
【0007】本発明は、上記従来の問題点を解決するた
めになされたものであって、自動変速機の軸方向の長さ
を有効に短縮することができる手段を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達するた
め、第1の発明は、外周部にギヤ部が設けられた略円柱
形のカウンタギヤと、略円筒形のドラムが設けられた摩
擦要素とが、カウンタギヤ軸線とドラム軸線とがほぼ一
致するようにして、かつカウンタギヤの一方の端面とド
ラムの先端部とが対向するようにして隣合って配置され
ている自動変速機の動力伝達装置において、カウンタギ
ヤのドラムと対向する方の端部の、ギヤ部よりも中心側
の部分にギヤ凹部が形成され、ドラムとギヤ部とがカウ
ンタギヤ軸線方向にオーバラップするようにして、ドラ
ムの先端部がギヤ凹部内に配置されていることを特徴と
する自動変速機の動力伝達装置を提供する。
【0009】第2の発明は、第1の発明にかかる自動変
速機の動力伝達装置において、ミッションケースにその
内周部から内方に延びるケース延設部が形成され、カウ
ンタギヤが、カウンタギヤ軸線方向にみてケース延設部
と摩擦要素との間に配置されるとともに、ケース延設部
によってカウンタギヤ軸線まわりに回転自在に支持さ
れ、ケース延設部が、その中心側部分が摩擦要素が位置
する方に突出するような形状に形成され、カウンタギヤ
が、ケース延設部の上記突出部分に沿うような形状に形
成・配置されていることを特徴とする自動変速機の動力
伝達装置を提供する。
【0010】第3の発明は、第2の発明にかかる自動変
速機の動力伝達装置において、ドラムの先端部が、カウ
ンタギヤ径方向にみてケース延設部の上記突出部分より
も外方であり、かつカウンタギヤのギヤ部よりも内方と
なる位置に配置されていることを特徴とする自動変速機
の動力伝達装置を提供する。
【0011】第4の発明は、第1〜第3の発明のいずれ
か1つにかかる自動変速機の動力伝達装置において、ド
ラムの径がカウンタギヤの径よりも小さく設定されてい
ることに起因する摩擦要素のトルク伝達容量低下を補え
るように、摩擦要素の摩擦板の枚数が増やされているこ
とを特徴とする自動変速機の動力伝達装置を提供する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を具体的に説明する。
まず、本発明にかかる自動変速機の概略構造とその動作
・機能とについて説明する。図2及び図3に示すよう
に、FFタイプ(フロントエンジン・フロントドライブ)
の自動車に横置き搭載されるパワートレインの構成要素
の1つである自動変速機ATは、基本的にはクランクシ
ャフト1(エンジン出力軸)のトルクをトルクコンバータ
2で変速してタービンシャフト3に出力し、さらにター
ビンシャフト3のトルクを機械式の変速機構4で変速し
てカウンタギヤ5に出力するようになっている。
【0013】そして、自動変速機ATのカウンタギヤ5
のトルクはこの後、中間シャフト6に取り付けられた第
1中間ギヤ7及び第2中間ギヤ8と、ファイナルギヤ9
と、フロントデフ10と、両フロントアクスルシャフト
11,12とを介して両駆動輪(図示せず)に伝達される
ようになっている。なお、以下では便宜上、タービンシ
ャフト3の軸線方向(図1〜図3では左右方向)にみてク
ランクシャフト側(図1〜図3では右側)を「前」といい、
これと逆方向を「後」ということにする。
【0014】トルクコンバータ2は自動変速機ATの前
端部付近に配置され、実質的に、ポンプケース15を介
してクランクシャフト1に連結され該クランクシャフト
1と一体回転するポンプ16(ポンプインペラ)と、ポン
プ16に対向して配置されポンプ16から吐出される作
動油によって回転駆動される一方タービンシャフト3に
連結され該タービンシャフト3と一体回転するタービン
17(タービンランナ)と、ポンプ16とタービン17と
の間に配置されタービン17からポンプ16に還流する
作動油をポンプ16の回転を助勢する方向に整流するス
テータ18とで構成されている。そして、トルクコンバ
ータ2は基本的には、クランクシャフト1のトルクを、
ポンプ16とタービン17との間の回転数差に応じて定
まる変速比で変速してタービンシャフト3に出力するよ
うになっている。ここで、ステータ18は、ステータ用
ワンウェイクラッチ19と支持部材20とを介して、ミ
ッションケース21(変速機ケース)によって支持されて
いる。また、トルクコンバータ2のやや後方には、自動
変速機ATの油圧機構(図示せず)に作動油を供給するオ
イルポンプ22が配設され、このオイルポンプ22は連
結部材23を介してポンプ16によって回転駆動される
ようになっている。
【0015】さらに、トルクコンバータ2には、前後方
向にみてポンプケース15の縦壁部とタービン17との
間に配置され該トルクコンバータ2のトルク増大作用を
望めない所定の運転領域では、燃費性能を高めるために
クランクシャフト1とタービンシャフト3とを直結させ
るロックアップクラッチ24が設けられている。
【0016】変速機構4は、トルクコンバータ2の後方
において前側に配置された第1遊星歯車機構25と後側
に配置された第2遊星歯車機構26とを備えたプラネタ
リギヤシステムであって、その内部での動力伝達特性な
いしは動力伝達経路を切り替えることによって、レンジ
(P、R、N、D、L等)及び変速段(1〜4速)を切り替
えることができるようになっている。
【0017】具体的には、第1遊星歯車機構25には、
タービンシャフト3に遊嵌された第1サンギヤ27と、
前端部がカウンタギヤ5に連結され該カウンタギヤ5と
一体回転する第1キャリア28と、第1キャリア28に
よって回転自在に支持される一方第1サンギヤ27と噛
み合う第1ピニオンギヤ29と、第1ピニオンギヤ29
と噛み合う第1リングギヤ30とが設けられている。
【0018】他方、第2遊星歯車機構26には、タービ
ンシャフト3に遊嵌された(より詳しくは、タービンシ
ャフト3に遊嵌された後記の第2キャリア33にさらに
遊嵌された)第2サンギヤ32と、前部が前記の第1リ
ングギヤ30に連結され該第1リングギヤ30と一体回
転する第2キャリア33と、第2キャリア33によって
回転自在に支持される一方第2サンギヤ32と噛み合う
第2ピニオンギヤ34と、前記の第1キャリア28に連
結され該第1キャリア28と一体回転する第2リングギ
ヤ35とが設けられている。
【0019】そして、変速機構4には、両遊星歯車機構
25,26の内部での動力伝達特性ないしは動力伝達経
路を切り替えるための油圧式の各種摩擦要素と、所定の
回転部材の回転を一方向のみに制限するワンウェイクラ
ッチとが設けられている。具体的には、変速機構4の前
端部付近に、第1サンギヤ27に連結され該第1サンギ
ヤ27と一体回転する第1連結シャフト38と、タービ
ンシャフト3とを継断(オン・オフ)するフォワードクラ
ッチ39が設けられている。また、変速機構4の後端部
付近に、第1キャリア33とタービンシャフト3とを継
断(オン・オフ)する3−4クラッチ40と、第2サンギ
ヤ32に連結され該サンギヤ32と一体回転する第2連
結シャフト41と、タービンシャフト3とを継断(オン
・オフ)するリバースクラッチ42とが設けられてい
る。
【0020】そして、変速機構4の後端部付近には、さ
らに第2連結シャフト41を固定・解放(オン・オフ)す
るバンドブレーキ式の2−4ブレーキ43が、リバース
クラッチ42の外周部をとりまくようにして設けられて
いる。さらに、第1遊星歯車機構25よりやや前寄りの
位置には、第2キャリア33を固定・解放(オン・オフ)
するローリバースブレーキ44が設けられている。
【0021】また、第1遊星歯車機構25よりやや前寄
りの位置には、第2キャリア33と、ミッションケース
21の内周面から内方に延びるようにしてミッションケ
ース21と一体形成されたケース延設部46との間に介
設され、第2キャリア33の回転方向を一方向のみに制
限するワンウェイクラッチ47が設けられている。な
お、カウンタギヤ5と第1キャリア28と第2リングギ
ヤ35とで構成され一体回転する組立体(以下、これを
回転体Aという)は、ローラベアリング48を介して、
ケース延設部46によって回転自在に支持されている。
【0022】ここで、上記各摩擦要素39,40,42,
43,44は、詳しくは図示していないがコントロール
ユニットによって制御される油圧機構から給排される作
動油ないしは油圧によってオン・オフされるようになっ
ている。そして、各摩擦要素39,40,42,43,44
のオン・オフパターンに応じて両遊星歯車機構25,2
6の内部での動力伝達特性ないしは動力伝達経路が設定
され、所望のレンジないしは変速段が設定されるように
なっている。なお、レンジは運転者のシフトレバー操作
によって設定されるが、変速段はコントロールユニット
によって車速、スロットル開度等に応じて自動的に設定
される。
【0023】上記各摩擦要素39,40,42,43,44
及びワンウェイクラッチ47の作動状態とレンジないし
は変速段との関係は表1に示すとおりである。
【0024】
【表1】
【0025】各レンジないしは変速段における変速機構
4の変速特性はおよそ次のとおりである。Pレンジ又は
Nレンジでは、すべての摩擦要素39,40,42,43,
44がオフされ、タービンシャフト3のトルクが変速機
構4に入力されず、したがって駆動輪は駆動されない。
【0026】Rレンジでは、リバースクラッチ42とロ
ーリバースブレーキ44とがオンされ、他の摩擦要素は
オフされる。このとき、タービンシャフト3のトルクが
リバースクラッチ42と第2連結シャフト41とを介し
て第2サンギヤ32に伝達される。他方、ローリバース
ブレーキ44がオンされているので、第1リングギヤ3
0と第2キャリア33とで構成され一体回転する組立体
(以下、これを回転体Bという)が固定される。このた
め、第2サンギヤ32と第2ピニオンギヤ34と第2リ
ングギヤ35とが、この順に噛み合う固定的なギヤ列と
なり、回転体Aが、第2サンギヤ32の歯数aと第2リ
ングギヤ35の歯数b(b>a)とによって定まる1より大
きい変速比[b/a]でもってタービンシャフト3と逆方向
に回転駆動される。そして、この回転体Aのトルクが駆
動輪側に出力され、駆動輪が高いトルクで後退方向に駆
動される。なお、ここで変速比はトルク比を意味する。
また、ギヤの歯数はほぼギヤ径に比例する。
【0027】Dレンジ1速では、フォワードクラッチ3
9がオンされ、他の摩擦要素はオフされる。このとき、
タービンシャフト3のトルクがフォワードクラッチ39
と第1連結シャフト38とを介して第1サンギヤ27に
伝達される。この場合、回転体Bがタービンシャフト回
転方向と逆方向すなわちワンウェイクラッチ47をロッ
クさせる方向に回転駆動されるが、該回転体Bの回転は
ワンウェイクラッチ47によって係止される。このた
め、回転体Aが、第1サンギヤ27の歯数cと第1リン
グギヤ30の歯数d(d>c)とによって定まる1より大き
い変速比[(c+d)/c]でもってタービンシャフト3と同
一方向に回転駆動される。そして、この回転体Aのトル
クが駆動輪側に出力され、駆動輪が高いトルクで前進方
向に駆動される。なお、この場合、コースト時(非駆動
走行時)にはワンウェイクラッチ47がフリー状態とな
るので、パワートレインが駆動輪によって逆駆動される
ことはなく、したがってエンジンブレーキは得られな
い。しかしながら、Lレンジ1速では、さらにローリバ
ースブレーキ44がオンされるので、コースト時にエン
ジンブレーキが得られることになる。
【0028】Dレンジ2速又はLレンジ2速では、フォ
ワードクラッチ39と2−4ブレーキ43とがオンさ
れ、他の摩擦要素はオフされる。このとき、2−4ブレ
ーキ43によって、第2サンギヤ32と第2連結シャフ
ト41とで構成され一体回転する組立体(以下、これを
回転体Cという)が固定されるので、回転体Bがタービ
ンシャフト3と同一方向に回転する。したがって、この
場合はDレンジ1速の場合に比べて、回転体Bが回転す
る分だけ回転体Aの回転速度が増加し、その分だけ変速
比が小さくなる。よって、駆動輪がDレンジ1速の場合
よりもやや低いトルク(3速の場合よりは高い)で前進方
向に駆動される。
【0029】Dレンジ3速又はLレンジ3速では、フォ
ワードクラッチ39と3−4クラッチ40とがオンさ
れ、他の摩擦要素はオフされる。このとき、両遊星歯車
機構25,26がロック状態となり、したがってタービ
ンシャフト3とカウンタギヤ5とが直結状態となり変速
比は1となる。この場合、駆動輪が、変速比1に対応す
る、2速よりもさらに低いトルクで前進方向に駆動され
る。
【0030】Dレンジ4速又はLレンジ4速では、3−
4クラッチ40と2−4ブレーキ43とがオンされ、他
の摩擦要素はオフされる。このとき、タービンシャフト
3のトルクが3−4クラッチ40を介して回転体B(第
2キャリア33)に伝達される。他方、2−4ブレーキ
43によって回転体C(第2サンギヤ32)が固定される
ので、回転体Aは、第2サンギヤ32の歯数aと第2リ
ングギヤ35の歯数b(b>a)とによって定まる1より小
さい変速比[b/(a+b)]でもってタービンシャフト3と
同一方向に回転駆動され、駆動輪が1より小さい変速比
(オーバードライブ状態)に対応する低いトルクで前進方
向に駆動される。
【0031】以下、自動変速機ATの具体的な構造ない
しは各部材の配設構造について説明する。図3から明ら
かなとおり、自動変速機ATにおいては、タービンシャ
フト3が、該自動変速機ATの軸心部付近で、自動変速
機ATのほぼ全長にわたって前後方向(タービンシャフ
ト軸線方向)に伸長するように配置されている。そし
て、タービンシャフト3はその前部が、ミッションケー
ス21に固定された支持部材20によって回転自在に支
持され、さらにその後部が、ミッションケース21と一
体形成されたボス部55によって、3−4クラッチ40
のハブ部56を介して回転自在に支持されている。
【0032】そして、自動変速機ATを構成する各種機
器すなわちトルクコンバータ2、変速機構4、オイルポ
ンプ22等と、これらの各機器の支持部すなわち支持部
材20、ケース延設部46、ボス部55等とは、タービ
ンシャフト3まわりにこれを取り囲むようにして配置さ
れ、かつこれらの各機器及び支持部は一部でオーバーラ
ップしつつも概ね前後方向に一列に並んで配置されてい
る。
【0033】また、変速機構4を構成する各部材すなわ
ちカウンタギヤ5、第1,第2遊星歯車機構25,26、
各摩擦要素39,40,42,43,44、ワンウェイクラ
ッチ47等もタービンシャフト3まわりにこれを取り囲
むようにして配置され、かつこれらは一部でオーバーラ
ップしつつも概ね前後方向に一列に並んで配置されてい
る。
【0034】このように、自動変速機ATにおいては各
種機器ないしは各種部材が一部でオーバーラップしつつ
も概ね前後方向に一列に並んで配置されているので、自
動変速機ATの軸方向の長さすなわち全長は長くなる傾
向がある。しかしながら、本発明にかかるこの自動変速
機ATにおいては、以下で説明するように種々の工夫が
凝らされ、その全長が可及的に短縮されている。
【0035】支持部材20には、タービンシャフト3に
外嵌される筒状部20aと、ミッションケース21に締
結される隔壁部20bとが一体形成されている。ここ
で、筒状部20aの前端部外周には、ステータ用ワンウ
ェイクラッチ19のインナレースがスプライン嵌合によ
り取り付けられている。なお、ステータ用ワンウェイク
ラッチ19のアウタレースはステータ18に固定されて
いる。また、隔壁部20bはオイルポンプ22のポンプ
ケーシング51とともに、締結ボルト52を用いてミッ
ションケース21の前端部に締結・固定されている。
【0036】さらに、ミッションケース21の前端部に
は、コンバータケース50が、隔壁部20bの周縁部と
ポンプケーシング51の周縁部とに当接するようにして
取り付けられている。ここで、隔壁部20bはポンプケ
ーシング51よりもやや大径とされ、その周縁部がコン
バータケース50に形成された凹部50aと嵌合するよ
うになっている。このように、隔壁部20bが凹部50a
と嵌合する形状とされているので、支持部材20ないし
はケーシング51をミッションケース21へ取り付ける
際の作業が能率化される。すなわち、かかる作業に際し
ては、まずミッションケース21をその前端部が下向き
となるように配置し、次にミッションケース21の前端
部に隔壁部20bを下側から当接させ、さらにコンバー
タケース50をミッションケース21の前端部に下側か
ら当接させ、この後隔壁部20bにポンプケーシング2
1を下側から当接させた上で、ボルト52をミッション
ケース21に螺入することになるが、ボルト螺入時には
隔壁部20bが凹部50aと嵌合しこのため支持部材20
がコンバータケース50によって支持されるので、支持
部材20を手で支える必要がなくなるからである。
【0037】ケース延設部46は、前後方向にみてミッ
ションケース21の中央位置よりもやや前側において、
ミッションケース21の内周面から内方に延びるように
して、ミッションケース21と一体形成されている。図
1に示すように、ケース延設部46には、ミッションケ
ース21の内周面から内方に延びその広がり面が概ねタ
ービンシャフト軸線L(ミッションケース軸線すなわち
変速機軸線)とは直交するように形成された縁部46a
と、該縁部46aの内端につながり前方にやや突出する
ような形状に形成された突出部46bと、該突出部46b
の内端から後方に延びその軸線がタービンシャフト軸線
Lとほぼ一致するような略円筒状に形成された円筒部4
6cとが設けられている。
【0038】そして、円筒部46cの外周面とミッショ
ンケース21の内周面との間に形成された略環状空間部
の周縁部付近にローリバースブレーキ44が配置され、
このローリバースブレーキ44の内側に、回転体Bの前
端部付近に設けられた取付部63が配置され、さらにこ
の取付部63と円筒部46cとの間にワンウェイクラッ
チ47が配置されている。このように、ローリバースブ
レーキ44とワンウェイクラッチ47とが前後方向にオ
ーバーラップして、すなわち径方向に層状化して配置さ
れているので、自動変速機ATの全長が短縮される。
【0039】また、ケース延設部46のやや前方には、
外周部にギヤ部5aが設けられた略円柱形のカウンタギ
ヤ5が配置され、さらにこのカウンタギヤ5のやや前方
にフォワードクラッチ39が配置されている。すなわ
ち、カウンタギヤ5は前後方向にみてケース延設部46
とフォワードクラッチ39との間に配置されている。こ
こで、カウンタギヤ5を含む回転体Aは、ローラベアリ
ング48を介して、円筒部46cの内周部によって回転
自在に支持されている。つまり、カウンタギヤ5は、ケ
ース延設部46によってタービンシャフト軸線(カウン
タギヤ軸線)まわりに回転自在に支持されている。
【0040】カウンタギヤ5は、ケース延設部46の前
端面、すなわち縁部46a及び突出部46bの前端面に沿
うような形状とされている。したがって、カウンタギヤ
5は、その中心側の部分ではやや前方に突出したないし
は膨らんだ形状となっている。そして、カウンタギヤ5
の前端部(前端面)、すなわちフォワードクラッチ39
(クラッチドラム71)と対向する端部の、ギヤ部5aよ
り中心側の部分にはギヤ凹部5bが形成されている。
【0041】ローリバースブレーキ44には、ミッショ
ンケース21の内周部に形成されたミッションケースス
プライン61とスプライン嵌合する複数のアウタプレー
ト62と、回転体Bの前端部付近に設けられた略円筒形
の取付部63の外周部に形成された取付部スプライン6
4とスプライン嵌合する複数のインナプレート65とが
設けられ、各アウタプレート62と各インナプレート6
5とは前後方向に交互に並べて配置されている。
【0042】そして、両プレート62,65からなる組
立体(以下、これをブレーキプレート群62,65とい
う)及びワンウェイクラッチ47よりも前側において、
ミッションケース21の内周面と円筒部46cの外周面
との間に形成された略環状空間部には第1ピストン66
が嵌入され、この第1ピストン66は第1リターンスプ
リング67によって常時前向き(リターン方向)に付勢さ
れるようになっている。ここで、この第1リターンスプ
リング67は、第1ピストン66(縦壁部)の後面と、後
で説明するワンウェイクラッチ47のインナレース82
の前端面とに当接し、インナレース82を常時後向きに
付勢することによって、ワンウェイクラッチ47がフリ
ー状態からロック状態に移行する際の衝突音ないしはロ
ック衝撃を防止するようになっている。
【0043】本実施例では、第1リターンスプリング6
7としてはダイヤフラムスプリングが用いられている。
けだし、ダイヤフラムスプリングはコンパクトであるの
で、ひいては自動変速機ATの全長が短縮されるからで
ある。しかしながら、第1リターンスプリング67とし
て、他のタイプのばね、例えばウェーブスプリング、皿
ばね、コイルスプリング等を用いてもよいのはもちろん
である。
【0044】ここで、第1ピストン66の前側に画成さ
れた第1油室68(上記略環状空間部の一部)に第1油路
69を介して作動油(油圧)が供給されたときには、該油
圧によって第1ピストン66が後方に押し出されてその
後端部がブレーキプレート群62,65を後方に押圧
し、その結果隣接するアウタプレート62とインナプレ
ート65とが摩擦係合し、ローリバースブレーキ44が
オン(固定)される。他方、第1油室68内の作動油(油
圧)が第1油路69を介してリリースされたときには、
第1リターンスプリング67によって第1ピストン66
が前向きに移動させられ、隣接するアウタプレート62
とインナプレート65との間の摩擦係合が解除されてロ
ーリバースブレーキ44がオフ(解放)される。
【0045】ワンウェイクラッチ47には、円筒部46
cの外周部に形成された円筒部スプライン81とスプラ
イン嵌合することによりケース延設部46に取り付けら
れるインナレース82と、回転体Bの前端部付近に設け
られた取付部63と一体化されたアウタレース83と、
インナレース82とアウタレース83との間に配置され
回転体Bにタービンシャフト回転方向の回転のみを許容
しこれとは逆方向の回転を係止するローラ84とが設け
られている。かくして、Dレンジ1速時には、前記した
とおり、ワンウェイクラッチ47によって回転体Bのタ
ービンシャフト回転方向と逆方向の回転が係止される
(反力が受け止められる)ことになる。
【0046】フォワードクラッチ39には、縦壁部71
aの内端部がタービンシャフト3に固定された略円筒形
のクラッチドラム71と、該クラッチドラム71の筒部
71bの内周部に形成されたドラムスプライン72とス
プライン嵌合する複数のアウタプレート73と、第1連
結シャフト38の前端部付近に取り付けられた略円筒形
の取付部材74の外周部に形成された取付部材スプライ
ン75とスプライン嵌合する複数のインナプレート76
とが設けられ、各アウタプレート73と各インナプレー
ト76とは前後方向に交互に並べて配置されている。な
お、フォワードクラッチ39とクラッチドラム71と
は、夫々、特許請求の範囲に記載された「摩擦要素」と
「ドラム」とに相当する。
【0047】そして、両プレート73,76からなる組
立体(以下、これをクラッチプレート群73,76とい
う)よりも前側において、クラッチドラム71内に形成
された略環状空間部には第2ピストン77が嵌入され、
この第2ピストン77はダイヤフラム式の第2リターン
スプリング78によって常時前向きに付勢されるように
なっている。
【0048】ここで、第2ピストン77の前側に画成さ
れた第2油室79(クラッチドラム内の略環状空間部の
一部)に第2油路80を介して作動油(油圧)が供給され
たときには、該油圧によって第2ピストン77が後方に
押し出されてその後端部がクラッチプレート群73,7
6を後方に押圧し、その結果隣接するアウタプレート7
3とインナプレート76とが摩擦係合し、フォワードク
ラッチ39がオン(締結)される。他方、第2油室79内
の作動油(油圧)が第2油路80を介してリリースされた
ときには、第2リターンスプリング78によって第2ピ
ストン77が前向きに移動させられ、アウタプレート7
3とインナプレート76との間の摩擦係合が解除されて
フォワードクラッチ39がオフ(解放)される。
【0049】クラッチドラム71は、その軸線がタービ
ンシャフト軸線L(カウンタギヤ軸線)と一致するように
して、かつその後端部(先端部)がカウンタギヤ5の前端
面に対向するようにして配置されている。そして、クラ
ッチドラム71の筒部71bはカウンタギヤ5よりも小
径とされている。具体的には、筒部71bの後端部(先端
部)が、カウンタギヤ径方向にみてケース延設部46の
突出部46bよりも外方であり、かつカウンタギヤ5の
ギヤ部5aよりも内方となる位置に位置している。つま
り、筒部71bの径は、該筒部71bの後端部がカウンタ
ギヤ5のギヤ凹部5bに入り込むことが可能な寸法とさ
れている。
【0050】そして、クラッチドラム71の筒部71b
の後端部(先端部)は、該筒部71bとカウンタギヤ5の
ギヤ部5aとが前後方向にオーバーラップするようにし
て、カウンタギヤ5のギヤ凹部5b内に配置されてい
る。このように、カウンタギヤ5のギヤ部5aとクラッ
チドラム71の筒部71bとが前後方向にオーバーラッ
プしているので、その分だけカウンタギヤ5とフォワー
ドクラッチ39が近接して配置され、自動変速機ATの
軸方向の長さすなわち全長が短縮される。
【0051】ところで、自動変速機ATにおいては、前
記したとおりクラッチドラム71の筒部71bがカウン
タギヤ5よりも小径とされているので、その分クラッチ
プレート73,76の1枚あたりのトルク伝達容量が低
下することになる。そこで、フォワードクラッチ39の
トルク伝達容量の低下を補えるように、クラッチプレー
ト73,76の枚数を増やすようにしてもよい。この場
合、フォワードクラッチ39が前後方向に若干長くなる
が、前記したとおりカウンタギヤ5とフォワードクラッ
チ39とが近接して配置されるので、とくには不具合は
生じない。なお、アウタプレート73及びインナプレー
ト76は、特許請求の範囲に記載された「摩擦板」に相当
する。
【0052】以上、本実施例にかかる自動変速機ATに
おいては、種々の工夫によりその全長が短縮されている
ので、これに伴ってパワートレインの全長が短縮され、
該パワートレインの自動車への横置き搭載が容易とな
る。
【0053】
【発明の作用・効果】第1の発明によれば、ドラムとギ
ヤ部とがカウンタギヤ軸線方向すなわち変速機の軸方向
にオーバーラップするようにして、ドラムの先端部がギ
ヤ凹部内に配置されるので、カウンタギヤと摩擦要素と
が近接して配置され、その分自動変速機の軸方向の長さ
すなわち全長が短縮される。したがって、パワートレイ
ンの全長が短縮され、該パワートレインの自動車への横
置き搭載が容易となる。
【0054】第2の発明によれば、基本的には第1の発
明と同様の作用・効果が得られる。さらに、カウンタギ
ヤがケース延設部の突出部分に沿って、摩擦要素が配置
された側に膨出しているので、ギヤ凹部の形成が容易と
なる。
【0055】第3の発明によれば、基本的には第2の発
明と同様の作用・効果が得られる。さらに、ドラムの先
端部がカウンタギヤ径方向にみて、カウンタギヤの突出
部とギヤ部との間に配置されるので、ドラム先端部のギ
ヤ凹部内への配置が容易となる。
【0056】第4の発明によれば、基本的には第1〜第
3の発明のいずれか1つと同様の作用・効果が得られ
る。さらに、摩擦板の枚数が増やされるので、摩擦要素
のトルク伝達容量が十分に高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる動力伝達装置を備えた自動変
速機の要部側面断面説明図である。
【図2】 本発明にかかる動力伝達装置を備えた自動変
速機の概略構成を示すスケルトン図である。
【図3】 本発明にかかる動力伝達装置を備えた自動変
速機の側面断面説明図である。
【符号の説明】
AT…自動変速機 5…カウンタギヤ 5a…ギヤ部 5b…ギヤ凹部 21…ミッションケース 39…フォワードクラッチ 46…ケース延設部 46a…縁部 46b…突出部 46c…円筒部 71…クラッチドラム 71b…筒部 73…アウタプレート 76…インナプレート
フロントページの続き (72)発明者 本坊 正和 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周部にギヤ部が設けられた略円柱形の
    カウンタギヤと、略円筒形のドラムが設けられた摩擦要
    素とが、カウンタギヤ軸線とドラム軸線とがほぼ一致す
    るようにして、かつカウンタギヤの一方の端面とドラム
    の先端部とが対向するようにして隣合って配置されてい
    る自動変速機の動力伝達装置において、 カウンタギヤのドラムと対向する方の端部の、ギヤ部よ
    りも中心側の部分にギヤ凹部が形成され、 ドラムとギヤ部とがカウンタギヤ軸線方向にオーバラッ
    プするようにして、ドラムの先端部がギヤ凹部内に配置
    されていることを特徴とする自動変速機の動力伝達装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された自動変速機の動力
    伝達装置において、 ミッションケースにその内周部から内方に延びるケース
    延設部が形成され、 カウンタギヤが、カウンタギヤ軸線方向にみてケース延
    設部と摩擦要素との間に配置されるとともに、ケース延
    設部によってカウンタギヤ軸線まわりに回転自在に支持
    され、 ケース延設部が、その中心側部分が摩擦要素が位置する
    方に突出するような形状に形成され、 カウンタギヤが、ケース延設部の上記突出部分に沿うよ
    うな形状に形成・配置されていることを特徴とする自動
    変速機の動力伝達装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載された自動変速機の動力
    伝達装置において、 ドラムの先端部が、カウンタギヤ径方向にみてケース延
    設部の上記突出部分よりも外方であり、かつカウンタギ
    ヤのギヤ部よりも内方となる位置に配置されていること
    を特徴とする自動変速機の動力伝達装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれか1つに記
    載された自動変速機の動力伝達装置において、 ドラムの径がカウンタギヤの径よりも小さく設定されて
    いることに起因する摩擦要素のトルク伝達容量低下を補
    えるように、摩擦要素の摩擦板の枚数が増やされている
    ことを特徴とする自動変速機の動力伝達装置。
JP6236778A 1994-09-30 1994-09-30 自動変速機の動力伝達装置 Pending JPH08100842A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6236778A JPH08100842A (ja) 1994-09-30 1994-09-30 自動変速機の動力伝達装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6236778A JPH08100842A (ja) 1994-09-30 1994-09-30 自動変速機の動力伝達装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08100842A true JPH08100842A (ja) 1996-04-16

Family

ID=17005661

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6236778A Pending JPH08100842A (ja) 1994-09-30 1994-09-30 自動変速機の動力伝達装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08100842A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015190589A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 マツダ株式会社 自動変速機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015190589A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 マツダ株式会社 自動変速機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6419068B1 (en) Park gear damper for an automatic transmission for an automotive vehicle
US6835158B2 (en) Automatic transmission
US20100078282A1 (en) Automatic transmission
JPS5814583B2 (ja) 自動車用駆動装置
WO2006059754A1 (ja) 自動変速機
JPS6053223B2 (ja) 自動車用駆動装置
JPS642823B2 (ja)
EP0911545B1 (en) Torque converter comprising reversing gearing
JP3448965B2 (ja) エンジン横置式車輌用自動変速機
US5267917A (en) Rotary element engaging device for an automatic transmission
KR950013512B1 (ko) 자동차의 자동 변속 장치
US6916268B2 (en) Automatic speed change apparatus
JPS5817896B2 (ja) 自動車用駆動装置
US20040014551A1 (en) Speed change mechanism of automatic transmission
JPH08100842A (ja) 自動変速機の動力伝達装置
JPH08100844A (ja) 自動変速機の動力伝達装置
JP3750253B2 (ja) 自動変速機及びその組立て方法
JPH0242239A (ja) 自動変速機におけるスナップリング支持装置
JPS5814947B2 (ja) 自動車用駆動装置
JPH08100843A (ja) 自動変速機の動力伝達装置
US11746900B2 (en) Automatic transmission
JP3852208B2 (ja) 変速機の防振装置
JP3712936B2 (ja) 自動変速機
JPH0648049B2 (ja) 車両用自動変速機
JP2004162805A (ja) 動力伝達機構