JPH08100708A - 車両用エンジンのシリンダアッセンブリ接合部保護構造 - Google Patents
車両用エンジンのシリンダアッセンブリ接合部保護構造Info
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- JPH08100708A JPH08100708A JP23803494A JP23803494A JPH08100708A JP H08100708 A JPH08100708 A JP H08100708A JP 23803494 A JP23803494 A JP 23803494A JP 23803494 A JP23803494 A JP 23803494A JP H08100708 A JPH08100708 A JP H08100708A
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- JP
- Japan
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- cylinder
- cylinder assembly
- joint part
- engine
- joint
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/02—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
-
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- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/027—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle four
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/24—Cylinder heads
- F02F2001/244—Arrangement of valve stems in cylinder heads
- F02F2001/245—Arrangement of valve stems in cylinder heads the valve stems being orientated at an angle with the cylinder axis
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】シリンダアッセンブリを構成する部品間の接合
部を汚損や破損から保護する。 【構成】シリンダ構成部品であるシリンダヘッドカバー
24およびシリンダヘッド23間の接合部Ａを着脱可能なモ
ール部材46でカバーした。
部を汚損や破損から保護する。 【構成】シリンダ構成部品であるシリンダヘッドカバー
24およびシリンダヘッド23間の接合部Ａを着脱可能なモ
ール部材46でカバーした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、シリンダアッセンブリ
を構成する部品間の接合部を汚損や破損から保護するよ
うにした車両用エンジンのシリンダアッセンブリ接合部
保護構造に関する。
を構成する部品間の接合部を汚損や破損から保護するよ
うにした車両用エンジンのシリンダアッセンブリ接合部
保護構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】図４は、一般的なスクータ型車両の車体
後半部を示す左側面図である。このようなスクータ型車
両100 は、車体フレーム101 の後部にリンク102 を介し
てパワーユニット103 が連結されており、その後部に後
輪104 が軸支される。
後半部を示す左側面図である。このようなスクータ型車
両100 は、車体フレーム101 の後部にリンク102 を介し
てパワーユニット103 が連結されており、その後部に後
輪104 が軸支される。
【０００３】上記パワーユニット103 は、エンジン105
と動力伝達装置106 が一体的に構成されたもので、上記
エンジン105 はさらにクランクケース107 とシリンダア
ッセンブリ108 とを有して構成されている。上記シリン
ダアッセンブリ108 は、クランクケース107 の前部から
前方に向かって延びており、エンジン105 が４サイクル
エンジンである場合にはシリンダアッセンブリ108 の先
端部にヘッドカバー109 が着脱可能に設けられる。
と動力伝達装置106 が一体的に構成されたもので、上記
エンジン105 はさらにクランクケース107 とシリンダア
ッセンブリ108 とを有して構成されている。上記シリン
ダアッセンブリ108 は、クランクケース107 の前部から
前方に向かって延びており、エンジン105 が４サイクル
エンジンである場合にはシリンダアッセンブリ108 の先
端部にヘッドカバー109 が着脱可能に設けられる。
【０００４】上記ヘッドカバー109 はメンテナンス用の
蓋であり、このヘッドカバー109 を取り外すことによっ
てシリンダアッセンブリ108 内に設けられている動弁機
構のタペット調整等を行うことができる。
蓋であり、このヘッドカバー109 を取り外すことによっ
てシリンダアッセンブリ108 内に設けられている動弁機
構のタペット調整等を行うことができる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エンジ
ン105 は図示しない前輪の後方に位置し、路面にも近い
位置に置かれているため、スクータ型車両100 の走行時
に前輪が巻き上げる泥や塵埃等の異物111 がシリンダア
ッセンブリ108 全体に付着し、ヘッドカバー109の接合
部を汚損させる。このため、ヘッドカバー109 を取り外
す際に上記異物111 がシリンダアッセンブリ108 （シリ
ンダヘッド）内に入り込む懸念が多分にあった。
ン105 は図示しない前輪の後方に位置し、路面にも近い
位置に置かれているため、スクータ型車両100 の走行時
に前輪が巻き上げる泥や塵埃等の異物111 がシリンダア
ッセンブリ108 全体に付着し、ヘッドカバー109の接合
部を汚損させる。このため、ヘッドカバー109 を取り外
す際に上記異物111 がシリンダアッセンブリ108 （シリ
ンダヘッド）内に入り込む懸念が多分にあった。
【０００６】また、前輪からの飛石等がヘッドカバー10
9 の接合部に繰り返し衝突すると、接合部が破損した
り、接合がずれる等してオイル洩れが発生するおそれも
ある。
9 の接合部に繰り返し衝突すると、接合部が破損した
り、接合がずれる等してオイル洩れが発生するおそれも
ある。
【０００７】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、シリンダアッセンブリを構成する
部品間の接合部を汚損や破損から保護することのできる
車両用エンジンのシリンダアッセンブリ接合部保護構造
を提供することを目的とする。
めになされたもので、シリンダアッセンブリを構成する
部品間の接合部を汚損や破損から保護することのできる
車両用エンジンのシリンダアッセンブリ接合部保護構造
を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る車両用エンジンのシリンダアッセンブ
リ接合部保護構造は、複数のシリンダ構成部品が接合さ
れてシリンダアッセンブリが構成された車両用エンジン
において、上記シリンダ構成部品の接合部を着脱可能な
モール部材によりカバーしたものである。
め、本発明に係る車両用エンジンのシリンダアッセンブ
リ接合部保護構造は、複数のシリンダ構成部品が接合さ
れてシリンダアッセンブリが構成された車両用エンジン
において、上記シリンダ構成部品の接合部を着脱可能な
モール部材によりカバーしたものである。
【０００９】
【作用】このように構成した場合、車両の走行に伴って
シリンダアッセンブリに泥や塵埃等の異物が付着して
も、各シリンダ構成部品間の接合部はモール部材により
カバーされて汚損されない。このため、ヘッドカバー等
のシリンダ構成部品を取り外す際にシリンダアッセンブ
リ内に異物が入り込む懸念がなくなる。
シリンダアッセンブリに泥や塵埃等の異物が付着して
も、各シリンダ構成部品間の接合部はモール部材により
カバーされて汚損されない。このため、ヘッドカバー等
のシリンダ構成部品を取り外す際にシリンダアッセンブ
リ内に異物が入り込む懸念がなくなる。
【００１０】また、前輪からの飛石等はモール部材に遮
られてシリンダアッセンブリの接合部には直接衝突しな
いため、接合部が破損から保護され、オイル洩れ等が発
生するおそれがなくなる。
られてシリンダアッセンブリの接合部には直接衝突しな
いため、接合部が破損から保護され、オイル洩れ等が発
生するおそれがなくなる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【００１２】図１は、本発明が適用された車両の一例で
あるスクータ型車両の左側面図である。このスクータ型
車両１は、アンダーボーン型の車体フレーム２を備えて
おり、この車体フレーム２の前頭部に前輪３を支持する
フロントフォーク４がハンドルバー５とともに左右回動
自在に設けられている。
あるスクータ型車両の左側面図である。このスクータ型
車両１は、アンダーボーン型の車体フレーム２を備えて
おり、この車体フレーム２の前頭部に前輪３を支持する
フロントフォーク４がハンドルバー５とともに左右回動
自在に設けられている。
【００１３】一方、車体フレーム２の後部下方にて車幅
方向に架設されたピボット軸６には、リンク７を介して
パワーユニット８が上下揺動自在に連結されている。上
記パワーユニット８は、エンジン10と動力伝達装置11が
一体的に構成されたもので、この動力伝達装置11の後部
に後輪12が軸支されている。また、動力伝達装置11の後
部と車体フレーム２の後部との間は伸縮可能なクッショ
ンユニット13で連結される。
方向に架設されたピボット軸６には、リンク７を介して
パワーユニット８が上下揺動自在に連結されている。上
記パワーユニット８は、エンジン10と動力伝達装置11が
一体的に構成されたもので、この動力伝達装置11の後部
に後輪12が軸支されている。また、動力伝達装置11の後
部と車体フレーム２の後部との間は伸縮可能なクッショ
ンユニット13で連結される。
【００１４】車体フレーム２の後部上方には着座シート
14が載置され、この着座シート14と前記ハンドルバー５
の間には平坦な足載せ部15が低い位置に設けられる。な
お、車体フレーム２やエンジン10は、合成樹脂製のフレ
ームカバー16によって全面的に覆われ、外観の向上およ
び各機器類の保護が図られている。
14が載置され、この着座シート14と前記ハンドルバー５
の間には平坦な足載せ部15が低い位置に設けられる。な
お、車体フレーム２やエンジン10は、合成樹脂製のフレ
ームカバー16によって全面的に覆われ、外観の向上およ
び各機器類の保護が図られている。
【００１５】また、上記足載せ部15の後方には取り外し
可能なリッド17が設けられており、このリッド17を開放
することによってエンジン10のメンテナンスを行えるよ
うになっている。
可能なリッド17が設けられており、このリッド17を開放
することによってエンジン10のメンテナンスを行えるよ
うになっている。
【００１６】図２はエンジン10の縦断面図である。この
エンジン10は、例えば単気筒の４サイクルエンジンであ
り、そのクランクケース20の前部からシリンダアッセン
ブリ21が前方に向かって延びている。上記シリンダアッ
センブリ21は、複数のシリンダ構成部品、即ちシリンダ
ブロック22とシリンダヘッド23とヘッドカバー24とがク
ランクケース20側から順に接合されて構成されている。
エンジン10は、例えば単気筒の４サイクルエンジンであ
り、そのクランクケース20の前部からシリンダアッセン
ブリ21が前方に向かって延びている。上記シリンダアッ
センブリ21は、複数のシリンダ構成部品、即ちシリンダ
ブロック22とシリンダヘッド23とヘッドカバー24とがク
ランクケース20側から順に接合されて構成されている。
【００１７】なお、シリンダブロック22の周囲はファン
シュラウド25で被包され、このファンシュラウド25内を
流れる空気によってシリンダブロック22が強制冷却され
るようになっている。
シュラウド25で被包され、このファンシュラウド25内を
流れる空気によってシリンダブロック22が強制冷却され
るようになっている。
【００１８】シリンダブロック22内には円筒状のシリン
ダボア27が形成される一方、クランクケース20内には車
幅方向に平行するクランク軸28が回転自在に軸支されて
おり、上記シリンダボア27内に摺動自在に挿入されたピ
ストン29が上記クランク軸28にコンロッド30で連結され
ている。
ダボア27が形成される一方、クランクケース20内には車
幅方向に平行するクランク軸28が回転自在に軸支されて
おり、上記シリンダボア27内に摺動自在に挿入されたピ
ストン29が上記クランク軸28にコンロッド30で連結され
ている。
【００１９】また、シリンダヘッド23には前記シリンダ
ボア27に整合する燃焼室31と、この燃焼室31に繋がる吸
気ポート32および排気ポート33が形成されており、シリ
ンダヘッド23とヘッドカバー24とが画成する動弁機構室
34には動弁機構35が内蔵されている。この動弁機構35
は、車幅方向に延びるカム軸37と、２個のロッカーアー
ム38,39 、そして上記吸，排気ポート32,33 を開閉する
吸気バルブ40および排気バルブ41を備えており、前記ク
ランク軸28の回転にカム軸37が連動してロッカーアーム
38,39 を動かし、吸，排気バルブ40,41 が駆動される。
ボア27に整合する燃焼室31と、この燃焼室31に繋がる吸
気ポート32および排気ポート33が形成されており、シリ
ンダヘッド23とヘッドカバー24とが画成する動弁機構室
34には動弁機構35が内蔵されている。この動弁機構35
は、車幅方向に延びるカム軸37と、２個のロッカーアー
ム38,39 、そして上記吸，排気ポート32,33 を開閉する
吸気バルブ40および排気バルブ41を備えており、前記ク
ランク軸28の回転にカム軸37が連動してロッカーアーム
38,39 を動かし、吸，排気バルブ40,41 が駆動される。
【００２０】ロッカーアーム38,39 と吸，排気バルブ4
0,41 との当接部にはビス状のタペット42,43 が設けら
れており、このタペット42,43 の調整によりロッカーア
ーム38,39 と吸，排気バルブ40,41 間のクリアランスが
調整される。このタペット調整は、図１に示すように前
記リッド17を開放し、ヘッドカバー24を取り外して行
う。
0,41 との当接部にはビス状のタペット42,43 が設けら
れており、このタペット42,43 の調整によりロッカーア
ーム38,39 と吸，排気バルブ40,41 間のクリアランスが
調整される。このタペット調整は、図１に示すように前
記リッド17を開放し、ヘッドカバー24を取り外して行
う。
【００２１】ヘッドカバー24とシリンダヘッド23の接合
部Ａにおける肉厚は厚くされており、この部分には耐熱
ゴム製のガスケット45が介装されてオイル洩れの防止が
図られている。そして、この接合部Ａは、図３にも示す
ようなモール部材46により、外方から全周に亘ってカバ
ーされる。このモール部材46は、耐熱ゴム等の弾性材料
を接合部Ａの周囲形状に合わせて成型したものである。
部Ａにおける肉厚は厚くされており、この部分には耐熱
ゴム製のガスケット45が介装されてオイル洩れの防止が
図られている。そして、この接合部Ａは、図３にも示す
ようなモール部材46により、外方から全周に亘ってカバ
ーされる。このモール部材46は、耐熱ゴム等の弾性材料
を接合部Ａの周囲形状に合わせて成型したものである。
【００２２】例えば接合部Ａの部位におけるヘッドカバ
ー24の周囲には、外方に向かって直立するフランジ47が
一体に形成されている。一方、モール部材46の内周部に
は段付き形状の溝48が形成されており、この溝48に接合
部Ａの肉厚部と上記フランジ47が嵌め込まれ、これによ
りモール部材46が接合部Ａに沿って着脱可能に取り付け
られる。
ー24の周囲には、外方に向かって直立するフランジ47が
一体に形成されている。一方、モール部材46の内周部に
は段付き形状の溝48が形成されており、この溝48に接合
部Ａの肉厚部と上記フランジ47が嵌め込まれ、これによ
りモール部材46が接合部Ａに沿って着脱可能に取り付け
られる。
【００２３】なお、シリンダヘッド23に設けられている
冷却フィン49には前記ファンシュラウド25の前縁部が係
合されているが、ファンシュラウド25前縁部の位置を一
段後方にずらして上記冷却フィン49にモール部材46の溝
48を嵌合させ、接合部Ａを覆うようにしてもよい。
冷却フィン49には前記ファンシュラウド25の前縁部が係
合されているが、ファンシュラウド25前縁部の位置を一
段後方にずらして上記冷却フィン49にモール部材46の溝
48を嵌合させ、接合部Ａを覆うようにしてもよい。
【００２４】このように設けられたモール部材46によ
り、シリンダヘッド23とヘッドカバー24の接合部Ａが液
密的にカバーされるため、スクータ型車両１の走行とと
もに前輪３から飛散する泥や塵埃等の異物がシリンダア
ッセンブリ21に付着しても、接合部Ａが汚損されること
はない。したがって、ヘッドカバー24を取り外してタペ
ット42,43 の調整等のメンテナンスを行う際に動弁機構
室34内に異物が入り込む懸念がなくなる。
り、シリンダヘッド23とヘッドカバー24の接合部Ａが液
密的にカバーされるため、スクータ型車両１の走行とと
もに前輪３から飛散する泥や塵埃等の異物がシリンダア
ッセンブリ21に付着しても、接合部Ａが汚損されること
はない。したがって、ヘッドカバー24を取り外してタペ
ット42,43 の調整等のメンテナンスを行う際に動弁機構
室34内に異物が入り込む懸念がなくなる。
【００２５】また、前輪３からの飛石等はモール部材46
に遮られてシリンダアッセンブリ21の接合部Ａには直接
衝突しないため、接合部Ａが破損から保護され、オイル
洩れ等が発生するおそれがなくなる。
に遮られてシリンダアッセンブリ21の接合部Ａには直接
衝突しないため、接合部Ａが破損から保護され、オイル
洩れ等が発生するおそれがなくなる。
【００２６】なお、このモール部材46は、シリンダヘッ
ド23とヘッドカバー24間の接合部Ａのみに限らず、シリ
ンダブロック22とシリンダヘッド23間の接合部や、クラ
ンクケース20とシリンダブロック22間の接合部にも適用
することができる。また、シリンダアッセンブリ21以
外、例えばクランクケース20の図示しない接合部等にも
応用することができる。
ド23とヘッドカバー24間の接合部Ａのみに限らず、シリ
ンダブロック22とシリンダヘッド23間の接合部や、クラ
ンクケース20とシリンダブロック22間の接合部にも適用
することができる。また、シリンダアッセンブリ21以
外、例えばクランクケース20の図示しない接合部等にも
応用することができる。
【００２７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る車両
用エンジンのシリンダアッセンブリ接合部保護構造は、
複数のシリンダ構成部品が接合されてシリンダアッセン
ブリが構成された車両用エンジンにおいて、上記シリン
ダ構成部品間の接合部を着脱可能なモール部材によりカ
バーしたことを特徴とするものである。
用エンジンのシリンダアッセンブリ接合部保護構造は、
複数のシリンダ構成部品が接合されてシリンダアッセン
ブリが構成された車両用エンジンにおいて、上記シリン
ダ構成部品間の接合部を着脱可能なモール部材によりカ
バーしたことを特徴とするものである。
【００２８】このため、シリンダアッセンブリに泥や塵
埃等の異物が付着しても、各シリンダ構成部品間の接合
部は汚損されず、このため、ヘッドカバー等のシリンダ
構成部品を取り外す際にシリンダアッセンブリ内に異物
が入り込む懸念がなくなる。
埃等の異物が付着しても、各シリンダ構成部品間の接合
部は汚損されず、このため、ヘッドカバー等のシリンダ
構成部品を取り外す際にシリンダアッセンブリ内に異物
が入り込む懸念がなくなる。
【００２９】また、前輪からの飛石等はモール部材に遮
られてシリンダアッセンブリの接合部には直接衝突しな
いため、接合部が破損から保護され、オイル洩れ等が発
生するおそれがなくなる。
られてシリンダアッセンブリの接合部には直接衝突しな
いため、接合部が破損から保護され、オイル洩れ等が発
生するおそれがなくなる。
【図１】本発明が適用された車両の一例であるスクータ
型車両の左側面図。
型車両の左側面図。
【図２】本発明の一実施例を示すエンジンの縦断面図。
【図３】モール部材の斜視図。
【図４】従来の技術を示すスクータ型車両の車体後半部
左側面図。
左側面図。
１ スクータ型車両 ３ 前輪 ８ パワーユニット １０ エンジン １１ 動力伝達装置 １２ 後輪 ２０ クランクケース ２１ シリンダアッセンブリ ２２ シリンダ構成部品であるシリンダブロック ２３ シリンダ構成部品であるシリンダヘッド ２４ シリンダ構成部品であるヘッドカバー ４５ ガスケット ４６ モール部材 ４７ フランジ ４８ 溝 Ａ 接合部
Claims (1)
- 【請求項１】 複数のシリンダ構成部品が接合されてシ
リンダアッセンブリが構成された車両用エンジンにおい
て、上記シリンダ構成部品間の接合部を着脱可能なモー
ル部材によりカバーしたことを特徴とする車両用エンジ
ンのシリンダアッセンブリ接合部保護構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23803494A JPH08100708A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 車両用エンジンのシリンダアッセンブリ接合部保護構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23803494A JPH08100708A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 車両用エンジンのシリンダアッセンブリ接合部保護構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08100708A true JPH08100708A (ja) | 1996-04-16 |
Family
ID=17024194
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23803494A Pending JPH08100708A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 車両用エンジンのシリンダアッセンブリ接合部保護構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08100708A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102297020A (zh) * | 2010-06-11 | 2011-12-28 | 本田技研工业株式会社 | 鞍乘型车辆用内燃机 |
-
1994
- 1994-09-30 JP JP23803494A patent/JPH08100708A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102297020A (zh) * | 2010-06-11 | 2011-12-28 | 本田技研工业株式会社 | 鞍乘型车辆用内燃机 |
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