JPH0799910B2 - 遠隔水中電力供給装置 - Google Patents
遠隔水中電力供給装置Info
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- JPH0799910B2 JPH0799910B2 JP63179082A JP17908288A JPH0799910B2 JP H0799910 B2 JPH0799910 B2 JP H0799910B2 JP 63179082 A JP63179082 A JP 63179082A JP 17908288 A JP17908288 A JP 17908288A JP H0799910 B2 JPH0799910 B2 JP H0799910B2
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- power receiving
- power feeding
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- H02J—CIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
- H02J5/00—Circuit arrangements for transfer of electric power between ac networks and dc networks
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63G—OFFENSIVE OR DEFENSIVE ARRANGEMENTS ON VESSELS; MINE-LAYING; MINE-SWEEPING; SUBMARINES; AIRCRAFT CARRIERS
- B63G8/00—Underwater vessels, e.g. submarines; Equipment specially adapted therefor
- B63G8/001—Underwater vessels adapted for special purposes, e.g. unmanned underwater vessels; Equipment specially adapted therefor, e.g. docking stations
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63G—OFFENSIVE OR DEFENSIVE ARRANGEMENTS ON VESSELS; MINE-LAYING; MINE-SWEEPING; SUBMARINES; AIRCRAFT CARRIERS
- B63G8/00—Underwater vessels, e.g. submarines; Equipment specially adapted therefor
- B63G8/08—Propulsion
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02J—CIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
- H02J50/00—Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power
- H02J50/10—Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power using inductive coupling
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- H02J50/70—Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power involving the reduction of electric, magnetic or electromagnetic leakage fields
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- B63G—OFFENSIVE OR DEFENSIVE ARRANGEMENTS ON VESSELS; MINE-LAYING; MINE-SWEEPING; SUBMARINES; AIRCRAFT CARRIERS
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- H02J2310/42—The network being an on-board power network, i.e. within a vehicle for ships or vessels
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば水中、特に深海底に据え付け、内装し
た蓄電池により作動する地殻観測装置など、受電用端子
を装置外部に露出できないような装置に、無人潜水機を
用いて充電用電力を供給する場合などに適用する遠隔水
中電力供給装置に関する。
た蓄電池により作動する地殻観測装置など、受電用端子
を装置外部に露出できないような装置に、無人潜水機を
用いて充電用電力を供給する場合などに適用する遠隔水
中電力供給装置に関する。
例えば、地震を観測し記録したり、更には大地震の発生
を予知するデータを収集するために各地に地震計等の観
測機器が陸地或いは海中に設置されている。そしてこれ
らの観測機器類を作動させる電力は、地上の送電ケーブ
ルから直接給電するか観測設備内に設置された蓄電池か
ら給電されるようになっている。
を予知するデータを収集するために各地に地震計等の観
測機器が陸地或いは海中に設置されている。そしてこれ
らの観測機器類を作動させる電力は、地上の送電ケーブ
ルから直接給電するか観測設備内に設置された蓄電池か
ら給電されるようになっている。
地震計や磁力計等の観測設備が海中に設置されている場
合で、比較的陸地に近い場合には、陸上の送電ケーブル
を延長することにより電力の供給やデータの送受信が比
較的容易であるが、陸地からかなり離れた深海などで
は、陸地からの送電ケーブルによる給電方法は極めて困
難である。
合で、比較的陸地に近い場合には、陸上の送電ケーブル
を延長することにより電力の供給やデータの送受信が比
較的容易であるが、陸地からかなり離れた深海などで
は、陸地からの送電ケーブルによる給電方法は極めて困
難である。
そこで、深海底に設置される観測設備（水中設備）には
蓄電池を装備するのが最も適当な電力供給手段となる
が、蓄電池への充電用端子を、常時グリース等で包み込
み、海水との接触を断つ方法を講じなければならず、長
期間の反復使用ができないという問題がある。
蓄電池を装備するのが最も適当な電力供給手段となる
が、蓄電池への充電用端子を、常時グリース等で包み込
み、海水との接触を断つ方法を講じなければならず、長
期間の反復使用ができないという問題がある。
本発明は、水中に配置した設備内に設けた受電装置に、
設備外の給電設備から直接ケーブルを接続することな
く、しかも無人潜水機による遠隔操作によって電力を供
給することのてきる遠隔水中電力供給装置を提供するこ
とを目的とする。
設備外の給電設備から直接ケーブルを接続することな
く、しかも無人潜水機による遠隔操作によって電力を供
給することのてきる遠隔水中電力供給装置を提供するこ
とを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明による遠隔水中電力供
給装置は、蓄電池によって作動する水中設備と、水面上
よりケーブルを通じて操作される無人潜水機とを有し、
前記水中設備側の受電部に対して前記無人潜水機側の給
電部を契合させた状態で前記ケーブルを通じて給電部に
交流電流を供給し、前記受電部に交流電流を発生させる
ように構成した装置において、前記給電部と受電部に各
々鉄心付のコイルを有し、給電部と受電部が契合した状
態において、鉄心に巻回した１次コイルと２次コイルと
が同一軸線上に配列されると共に、鉄心が閉磁路を形成
し、前記１次コイルより発生した磁力線は殆ど２次コイ
ルに入ると共に、外部に漏洩しないように構成したこと
を特徴とするものである。
給装置は、蓄電池によって作動する水中設備と、水面上
よりケーブルを通じて操作される無人潜水機とを有し、
前記水中設備側の受電部に対して前記無人潜水機側の給
電部を契合させた状態で前記ケーブルを通じて給電部に
交流電流を供給し、前記受電部に交流電流を発生させる
ように構成した装置において、前記給電部と受電部に各
々鉄心付のコイルを有し、給電部と受電部が契合した状
態において、鉄心に巻回した１次コイルと２次コイルと
が同一軸線上に配列されると共に、鉄心が閉磁路を形成
し、前記１次コイルより発生した磁力線は殆ど２次コイ
ルに入ると共に、外部に漏洩しないように構成したこと
を特徴とするものである。
つまり本発明は、無人潜水機を水中設備に着床させ、水
中において給電部と受電部を契合させることによって、
電磁的に結合して変圧器を形成し、水中設備の蓄電池に
ケーブルを接続しない状態で充電可能にしたものであ
る。
中において給電部と受電部を契合させることによって、
電磁的に結合して変圧器を形成し、水中設備の蓄電池に
ケーブルを接続しない状態で充電可能にしたものであ
る。
本発明によって深海底に設置された地震計などの観測設
備に電力を供給する場合には、母船からケーブルによっ
て遠隔操作される無人潜水機に前記給電部を設け、この
給電部を前記観測設備に設けた受電部を降下させて契合
させる。この場合、前記母船と無人潜水機との間に該潜
水機を把持するランチャーを介在させて、このランチャ
ーを深海に降下させた後、潜水機をランチャーから遠隔
操作によって離脱させて受電部に対して降下させてもよ
い。
備に電力を供給する場合には、母船からケーブルによっ
て遠隔操作される無人潜水機に前記給電部を設け、この
給電部を前記観測設備に設けた受電部を降下させて契合
させる。この場合、前記母船と無人潜水機との間に該潜
水機を把持するランチャーを介在させて、このランチャ
ーを深海に降下させた後、潜水機をランチャーから遠隔
操作によって離脱させて受電部に対して降下させてもよ
い。
なお受電部までの誘導は、超音波による遠隔操作によっ
て行うことができる。
て行うことができる。
水中観測設備に装備する受電部は、該設備の表面部、つ
まり、水中設備の構造の外側に面した部分で前記給電部
と契合可能な部分であればどこに設けても差支えない。
まり、水中設備の構造の外側に面した部分で前記給電部
と契合可能な部分であればどこに設けても差支えない。
前記受電部は、通常上向きに設置されるため、海中の降
下物例えばマリンスノー等が堆積しやすく、そのまま給
電部を契合させると、給電効果が低下するため、これら
の堆積物を除去するため、例えば潜水機からジェット流
を噴出させる等の除去手段を設けることも考えられる。
下物例えばマリンスノー等が堆積しやすく、そのまま給
電部を契合させると、給電効果が低下するため、これら
の堆積物を除去するため、例えば潜水機からジェット流
を噴出させる等の除去手段を設けることも考えられる。
更に、前記受電部の上方を遠隔操作可能な開閉式のカバ
ーで覆い、給電部を契合する前に、このカバーを開放
し、給電後は閉止するような構造にすれば、塵埃その他
の汚れを防止することができる。
ーで覆い、給電部を契合する前に、このカバーを開放
し、給電後は閉止するような構造にすれば、塵埃その他
の汚れを防止することができる。
給電部と受電部には係合を容易にするためのガイドを設
ける。このガイドは、例えば、受電部に円錐台状の傾斜
部を設け、この傾斜部に契合するような傾斜部を給電部
に設ける。
ける。このガイドは、例えば、受電部に円錐台状の傾斜
部を設け、この傾斜部に契合するような傾斜部を給電部
に設ける。
更に、前記受電部と給電部の契合を容易にするために、
前記受電部と給電部とのガイドとは別に、水中設備に前
記無人潜水機を案内するためのガイドを設ける。
前記受電部と給電部とのガイドとは別に、水中設備に前
記無人潜水機を案内するためのガイドを設ける。
このガイドは、水中設備に凸部を設け、この凸部に契合
する凹部を前記潜水機に設けてもよく、また凹部と凸部
を逆に形成してもよい。
する凹部を前記潜水機に設けてもよく、また凹部と凸部
を逆に形成してもよい。
以上のように無人潜水機に給電部が、水中設備に受電部
が形成され、受電部に給電部が契合された後、給電部に
対しケーブルを通じて交流電気が供給されると、受電部
には電磁誘導によって交流電気が発生する。この電流電
気は、整流器によって直流に変換されて蓄電池に充電さ
れる。
が形成され、受電部に給電部が契合された後、給電部に
対しケーブルを通じて交流電気が供給されると、受電部
には電磁誘導によって交流電気が発生する。この電流電
気は、整流器によって直流に変換されて蓄電池に充電さ
れる。
以上のように構成された遠隔水中電力供給装置は、受電
部と給電部との契合状態において、電磁誘電作用によ
り、水中で装置外からケーブルを接続することなく、且
つ無人潜水機による遠隔操作によって電力の供給を行う
ことができる。
部と給電部との契合状態において、電磁誘電作用によ
り、水中で装置外からケーブルを接続することなく、且
つ無人潜水機による遠隔操作によって電力の供給を行う
ことができる。
次に図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第１図は、本発明は遠隔水中電力供給装置１の概要図を
示したものであって、母船２には一次ケーブル３を介し
てランチャー４が曳航されており、更に前記ランチャー
４には二次ケーブル５を介して無人潜水機６が遠隔操作
可能に接続されている。
示したものであって、母船２には一次ケーブル３を介し
てランチャー４が曳航されており、更に前記ランチャー
４には二次ケーブル５を介して無人潜水機６が遠隔操作
可能に接続されている。
また、海底Ｇには観測設備（水中設備）７が設置されて
おり、潜水機６を遠隔操作によって観測設備７の上に着
床させるようになっている。
おり、潜水機６を遠隔操作によって観測設備７の上に着
床させるようになっている。
前記潜水機６には、一次ケーブル３及び二次ケーブル５
を介して母船２から交流電力が供給されている。
を介して母船２から交流電力が供給されている。
潜水機６の下部には、第２図に示すように逆すりばち状
の凹部10が、また、凹部10の傾斜面はガイド10′が形成
されている。この凹部10の中央部底板11には開口12が設
けられており、この開口12から供給部14が突出してお
り、また開口12の上部には給電部14を支持する支持棒15
が、支持部材16のガイドローラ18及び蔓巻ばね19によっ
て移動可能に支持されており、前記給電部14は、矢印A,
Bて示すように上下にスライドできるようになってい
る。
の凹部10が、また、凹部10の傾斜面はガイド10′が形成
されている。この凹部10の中央部底板11には開口12が設
けられており、この開口12から供給部14が突出してお
り、また開口12の上部には給電部14を支持する支持棒15
が、支持部材16のガイドローラ18及び蔓巻ばね19によっ
て移動可能に支持されており、前記給電部14は、矢印A,
Bて示すように上下にスライドできるようになってい
る。
前記蔓巻ばね19は、第４図に示すように潜水機６が観測
設備７に床着し、受電部41と給電部14が契合したとき、
蔓巻ばね19を反撥力によって、前記受電部41と給電部14
が強固に押圧できるように作用するものである。
設備７に床着し、受電部41と給電部14が契合したとき、
蔓巻ばね19を反撥力によって、前記受電部41と給電部14
が強固に押圧できるように作用するものである。
なお、給電部14を押圧するため前記蔓巻ばね19の代わり
に、他のシリンダー装置を用いてもよい。
に、他のシリンダー装置を用いてもよい。
前記給電部14は、第５図に示すように、一端が底部21a
で閉止され他端に開口部20を有する磁性材製の円筒体21
の内部に、前記円筒体21と一体的に形成された鉄心23に
１次コイル22を巻いて形成されたものである。
で閉止され他端に開口部20を有する磁性材製の円筒体21
の内部に、前記円筒体21と一体的に形成された鉄心23に
１次コイル22を巻いて形成されたものである。
前記１次コイル22は、エナメル線やビニール被覆線等の
ように絶縁材で被覆された線材が使用され、前記２次ケ
ーブル５を介して交流電力が供給されている。
ように絶縁材で被覆された線材が使用され、前記２次ケ
ーブル５を介して交流電力が供給されている。
前記開口部20の周面には、外側に向かって拡開したした
ガイド20′が設けられている。
ガイド20′が設けられている。
なお25は、給電部14と支持棒15とを絶縁するための絶縁
材である。
材である。
一方海底Ｇには、第３図に示すように観測設備７（水中
設備）が支持脚27によって海底Ｇに固定されており、床
板28,側板29及び天板30で形成された区画31内には、観
測機器33,34、整流機36及び蓄電池37が設けられてい
る。
設備）が支持脚27によって海底Ｇに固定されており、床
板28,側板29及び天板30で形成された区画31内には、観
測機器33,34、整流機36及び蓄電池37が設けられてい
る。
前記天板30の中央部には、上部に円錐台状に突出した凸
部39が、また、その周囲斜面には、ガイド39′が形成さ
れている。更に凸部39の中央部には支持棒40を介して受
電部41が上方に突出した状態で設けられている。
部39が、また、その周囲斜面には、ガイド39′が形成さ
れている。更に凸部39の中央部には支持棒40を介して受
電部41が上方に突出した状態で設けられている。
この受電部41は、第６図に示すように、２次コイル43を
巻き付けた鉄心44と、前記鉄心44の下部に、前記給電部
14の開口部20を閉止する如く形成された円盤状の蓋部45
で構成され、前記鉄心44の下方延長部は、絶縁材47を介
して支持棒48に接続されている。前記蓋部45の周端面
は、傘状に傾斜したガイド49が形成され、前記給電部14
の円筒体21のガイド20′の傾斜と一致させている。
巻き付けた鉄心44と、前記鉄心44の下部に、前記給電部
14の開口部20を閉止する如く形成された円盤状の蓋部45
で構成され、前記鉄心44の下方延長部は、絶縁材47を介
して支持棒48に接続されている。前記蓋部45の周端面
は、傘状に傾斜したガイド49が形成され、前記給電部14
の円筒体21のガイド20′の傾斜と一致させている。
また、前記２次コイル43は、１次コイル22と同様に絶縁
材で被覆されており、その端部は、支持棒48の内部の通
過して、第3,4図に示すように整流機36を介して蓄電池3
7に接続されている。
材で被覆されており、その端部は、支持棒48の内部の通
過して、第3,4図に示すように整流機36を介して蓄電池3
7に接続されている。
次に、本供給装置によって観測設備７に電力を供給する
手順でついて説明する。
手順でついて説明する。
まず、潜水機６を母船２から遠隔操作によって観測設備
７上に降下させると、潜水機６の凹部10のガイド10′が
観測設備７の凸部39のガイド39′に案内されて、第４図
に示すように潜水機６が観測設備７の天板30上に着床す
る。
７上に降下させると、潜水機６の凹部10のガイド10′が
観測設備７の凸部39のガイド39′に案内されて、第４図
に示すように潜水機６が観測設備７の天板30上に着床す
る。
この状態において、給電部14と受電部41は、第７図に示
すようにガイド20′がガイド49に案内されて契合・密着
し、更に、鉄心23の端面23′と鉄心44の端面44′が密着
して１次コイル22と２次コイル43は同一軸線状に配列さ
れ変圧器51が形成される。そして２次ケーブル５を介し
て１次コイル22に交流電力が供給されると、電磁誘導に
よって２次コイル43に誘導起電力が発生し、受電部41に
交流電力を供給することができる。
すようにガイド20′がガイド49に案内されて契合・密着
し、更に、鉄心23の端面23′と鉄心44の端面44′が密着
して１次コイル22と２次コイル43は同一軸線状に配列さ
れ変圧器51が形成される。そして２次ケーブル５を介し
て１次コイル22に交流電力が供給されると、電磁誘導に
よって２次コイル43に誘導起電力が発生し、受電部41に
交流電力を供給することができる。
そしてこの交流電力を整流器36を介して直流に変換し蓄
電池37に供給することができる。
電池37に供給することができる。
以上のように本実施例では、海底に設置された観測設備
７に潜水機６を介して電力を供給できるようにしたもの
であるが、更に、観測設備７に集積された観測データを
音響信号等の各種の信号によって回収することもでき
る。
７に潜水機６を介して電力を供給できるようにしたもの
であるが、更に、観測設備７に集積された観測データを
音響信号等の各種の信号によって回収することもでき
る。
即ち、観測設備７には観測されたデータを収納するため
の集積装置（図示せず）が設けられているが、この集積
装置に収納されたデータは、別に設けたデータ変換装置
（図示せず）によって電気信号、音響信号、電波信号等
に変換することによって回収することができる。
の集積装置（図示せず）が設けられているが、この集積
装置に収納されたデータは、別に設けたデータ変換装置
（図示せず）によって電気信号、音響信号、電波信号等
に変換することによって回収することができる。
電気信号としてデータを回収する場合には、給電部14
（給電端子）及び受電部41（受電端子）を信号媒体とし
てそのものを使用することができる。
（給電端子）及び受電部41（受電端子）を信号媒体とし
てそのものを使用することができる。
また、音響信号としてデータを回収する場合は、第９図
に示すように観測設備７に音響信号を発信する送信装置
60を、また、潜水機６に前記音響信号を受信する受信装
置61を設ければよい。この場合は音響信号の透過性を向
上するために、観測設備７の凸部39の頂部板を省略する
ことができる。
に示すように観測設備７に音響信号を発信する送信装置
60を、また、潜水機６に前記音響信号を受信する受信装
置61を設ければよい。この場合は音響信号の透過性を向
上するために、観測設備７の凸部39の頂部板を省略する
ことができる。
更に、電波信号としてデータを回収する場合は、第９図
に示すように、観測設備７に送信用ループアンテナ62
を、また潜水機６に受信用ループアンテナ63を設けるこ
とによって目的を達成することができる。なおこの場合
ループアンテナ62及び63の近傍の観測設備７の部材64及
び潜水機６の部材65の材質は、電波の透過性のよい合成
樹脂等を用いる。
に示すように、観測設備７に送信用ループアンテナ62
を、また潜水機６に受信用ループアンテナ63を設けるこ
とによって目的を達成することができる。なおこの場合
ループアンテナ62及び63の近傍の観測設備７の部材64及
び潜水機６の部材65の材質は、電波の透過性のよい合成
樹脂等を用いる。
その他の信号として光信号を利用してデータを伝送する
ことができるが、何れにしても無人潜水機と水中設備と
が所定の位置でドッキングした状態で信号の授受を行う
ようにすれば正確な信号を伝送することができる。
ことができるが、何れにしても無人潜水機と水中設備と
が所定の位置でドッキングした状態で信号の授受を行う
ようにすれば正確な信号を伝送することができる。
以上のように、本発明による遠隔水中電力供給装置は、
蓄電池によって作動する水中設備と、水面上よりケーブ
ルを通じて操作される無人潜水機とを有し、前記水中設
備側の受電部に対して前記無人潜水機側の給電部を契合
させた状態で前記ケーブルを通じて給電部に交流電流を
供給し、前記受電部に交流電流を発生させるように構成
した装置において、前記給電部と受電部に各々鉄心付の
コイルを有し、給電部と受電部が契合した状態におい
て、鉄心に巻回した１次コイルと２次コイルとが同一軸
線上に配列されると共に、鉄心が閉磁路を形成し、前記
１次コイルより発生した磁力線は殆ど２次コイルに入る
と共に、外部に漏洩しないように構成したことを特徴と
するものであって、次の効果を奏することができる。
蓄電池によって作動する水中設備と、水面上よりケーブ
ルを通じて操作される無人潜水機とを有し、前記水中設
備側の受電部に対して前記無人潜水機側の給電部を契合
させた状態で前記ケーブルを通じて給電部に交流電流を
供給し、前記受電部に交流電流を発生させるように構成
した装置において、前記給電部と受電部に各々鉄心付の
コイルを有し、給電部と受電部が契合した状態におい
て、鉄心に巻回した１次コイルと２次コイルとが同一軸
線上に配列されると共に、鉄心が閉磁路を形成し、前記
１次コイルより発生した磁力線は殆ど２次コイルに入る
と共に、外部に漏洩しないように構成したことを特徴と
するものであって、次の効果を奏することができる。
水中の電気機器と給電ケーブルとを接続することなく、
電磁誘導によって給電を可能にしているので、接続端子
を海水中に露出することがなく、給電端子の耐蝕性を問
題にする必要がない。
電磁誘導によって給電を可能にしているので、接続端子
を海水中に露出することがなく、給電端子の耐蝕性を問
題にする必要がない。
また、給電に際して無人潜水機を使用するようにしたの
で、深海の水中設備に遠隔操作によって給電が可能であ
る。
で、深海の水中設備に遠隔操作によって給電が可能であ
る。
また、給電部と受電部の契合状態で、１次コイルと２次
コイルを支持した鉄心は、底部と円筒体と、この円筒体
の開口部を閉止する蓋部とからなる鉄心部材によって包
囲された状態になり、１次コイルより発生した磁力線は
鉄心と円筒体と底部と蓋部からなる閉磁路を流れること
になるので、磁力線は全部２次コイルを巻回した鉄心を
通ることによって、この２次コイルにおいて極めて効率
よく交流電流を発生することができる。
コイルを支持した鉄心は、底部と円筒体と、この円筒体
の開口部を閉止する蓋部とからなる鉄心部材によって包
囲された状態になり、１次コイルより発生した磁力線は
鉄心と円筒体と底部と蓋部からなる閉磁路を流れること
になるので、磁力線は全部２次コイルを巻回した鉄心を
通ることによって、この２次コイルにおいて極めて効率
よく交流電流を発生することができる。
また、磁力線は鉄心と円筒体と底部と蓋部を流れる閉磁
路を形成するので、そのシールド効果によって外部への
磁力線の漏洩がなく、水中設備内に設けた観測機器への
悪影響が極めて少ない。
路を形成するので、そのシールド効果によって外部への
磁力線の漏洩がなく、水中設備内に設けた観測機器への
悪影響が極めて少ない。
更に、給電状態において水中設備と無人潜水機との間で
各種の信号の授受を行うことによって水中設備の観測デ
ータを受け、またはこの水中設備を操作する信号を伝達
することができる。
各種の信号の授受を行うことによって水中設備の観測デ
ータを受け、またはこの水中設備を操作する信号を伝達
することができる。
第１図は本発明の実施例を示す概要図、第２は図は潜水
機の正面断面図、第３図は観測設備（水中設備）の正面
断面図、第４図は潜水機と観測設備との契合状態を示す
正面断面図、第５図は給電部の拡大図、第６図は受電部
の拡大図、第７図は給電部と受電部の係合状態を示す拡
大図、第８図は第７図のVIII−VIII矢視断面図、第９図
は観測データの信号を授受する装置の説明図を示す。 １……水中電力供給装置、７……観測設備（水中設
備）、10′,20′,39′,49……ガイド、14……給電部、2
1……円筒体、21a……底部、22……１次コイル、23,44
……鉄心、36……整流器、37……蓄電池、41……受電
部、43……２次コイル、45……蓋部、51……変圧器。
機の正面断面図、第３図は観測設備（水中設備）の正面
断面図、第４図は潜水機と観測設備との契合状態を示す
正面断面図、第５図は給電部の拡大図、第６図は受電部
の拡大図、第７図は給電部と受電部の係合状態を示す拡
大図、第８図は第７図のVIII−VIII矢視断面図、第９図
は観測データの信号を授受する装置の説明図を示す。 １……水中電力供給装置、７……観測設備（水中設
備）、10′,20′,39′,49……ガイド、14……給電部、2
1……円筒体、21a……底部、22……１次コイル、23,44
……鉄心、36……整流器、37……蓄電池、41……受電
部、43……２次コイル、45……蓋部、51……変圧器。
Claims (1)
- 【請求項１】蓄電池によって作動する水中設備と、水面
上よりケーブルを通じて操作される無人潜水機とを有
し、前記水中設備側の受電部に対して前記無人潜水機側
の給電部を契合させた状態で前記ケーブルを通じて給電
部に交流電流を供給し、前記受電部に交流電流を発生さ
せるように構成した装置において、前記給電部と受電部
に各々鉄心を有し、給電部の鉄心にその鉄心を突出させ
た底部とその底部より鉄心の周囲に配置された円筒体
を、受電部の鉄心にその鉄心を突出させた蓋部をそれぞ
れ設け、前記給電部の鉄心に１次コイルを、受電部の鉄
心に２次コイルをそれぞれ巻回しており、給電部と受電
部が契合した状態において、鉄心に巻回した１次コイル
と２次コイルとが同一軸線植に配列されると共に、円筒
体の開口部が蓋部によって閉止され、前記１次コイルよ
り発生した磁力線は鉄心と円筒体と底部と蓋部を流れる
閉磁路を形成するように構成した遠隔水中電力供給装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63179082A JPH0799910B2 (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | 遠隔水中電力供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63179082A JPH0799910B2 (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | 遠隔水中電力供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0232721A JPH0232721A (ja) | 1990-02-02 |
| JPH0799910B2 true JPH0799910B2 (ja) | 1995-10-25 |
Family
ID=16059769
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63179082A Expired - Lifetime JPH0799910B2 (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | 遠隔水中電力供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0799910B2 (ja) |
Families Citing this family (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2458476A (en) * | 2008-03-19 | 2009-09-23 | Rolls Royce Plc | Inductive electrical coupler for submerged power generation apparatus |
| GB201000662D0 (en) * | 2010-01-15 | 2010-03-03 | Wireless Fibre Systems Ltd | Subsea wireless communication, navigation and power system |
| JP5574107B2 (ja) * | 2010-10-13 | 2014-08-20 | 三菱自動車工業株式会社 | 車両用充電装置 |
| JP5701719B2 (ja) * | 2011-08-31 | 2015-04-15 | 株式会社東芝 | ナビゲーションシステム、捜索装置、被捜索装置及びナビゲーション方法 |
| JP5637319B2 (ja) * | 2011-12-07 | 2014-12-10 | 株式会社Ihi | 電力伝送システム |
| JP2013219972A (ja) * | 2012-04-11 | 2013-10-24 | Ihi Corp | 水中電力供給システム |
| JP2014135797A (ja) | 2013-01-08 | 2014-07-24 | Ihi Corp | 非接触給電システム |
| JP6277585B2 (ja) * | 2013-02-04 | 2018-02-14 | 株式会社Ihi | 非接触給電システム |
| JP6376732B2 (ja) * | 2013-07-18 | 2018-08-22 | Ｉｈｉ運搬機械株式会社 | 非接触給電システム |
| US20170179768A1 (en) * | 2014-04-24 | 2017-06-22 | Cgg Services Sa | Portable charging system and hybrid battery |
| JP6375703B2 (ja) * | 2014-06-06 | 2018-08-22 | 株式会社Ihi | 送電装置及び非接触給電システム |
| JP6308047B2 (ja) * | 2014-06-24 | 2018-04-11 | 株式会社Ihi | 非接触給電システム、送電装置、受電装置 |
| WO2015186697A1 (ja) * | 2014-06-06 | 2015-12-10 | 株式会社Ihi | 送電装置、受電装置及び非接触給電システム |
| JP6497813B2 (ja) * | 2015-04-07 | 2019-04-10 | 昭和飛行機工業株式会社 | 水中非接触給電装置 |
| CN108622340B (zh) * | 2018-04-18 | 2019-09-03 | 中国船舶科学研究中心（中国船舶重工集团公司第七0二研究所） | 一种用于潜器水下充电的装置及其实现方法 |
| GB2584284B (en) * | 2019-05-24 | 2021-11-03 | Equinor Energy As | Subsea node for docking underwater intervention drones |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62122435U (ja) * | 1986-01-23 | 1987-08-04 |
-
1988
- 1988-07-20 JP JP63179082A patent/JPH0799910B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0232721A (ja) | 1990-02-02 |
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