JPH0799857B2 - 画像信号の復号化装置 - Google Patents

画像信号の復号化装置

Info

Publication number
JPH0799857B2
JPH0799857B2 JP60291178A JP29117885A JPH0799857B2 JP H0799857 B2 JPH0799857 B2 JP H0799857B2 JP 60291178 A JP60291178 A JP 60291178A JP 29117885 A JP29117885 A JP 29117885A JP H0799857 B2 JPH0799857 B2 JP H0799857B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
code
length
run length
shift register
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP60291178A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62149269A (ja
Inventor
良和 横溝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP60291178A priority Critical patent/JPH0799857B2/ja
Publication of JPS62149269A publication Critical patent/JPS62149269A/ja
Publication of JPH0799857B2 publication Critical patent/JPH0799857B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T9/00Image coding
    • G06T9/005Statistical coding, e.g. Huffman, run length coding

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発名は画像信号の復号化装置に関し、特にランレング
スを用いた符号化データに適した画像信号の復号化装置
に関するものである。
〔従来技術〕
従来例によるMH符号化器(エンコーダ)のブロツク図を
第14図に示す。第14図において、101はシフトレジス
タ、102はランレングスカウンタ、103はラン長ROM、104
はコード長ROM、105はコード長カウンタ、108は微分回
路である。この回路の動作はまず白,黒の2値レベルを
示すべくデジタル化された画像信号(VIDEO)は微分回
路108によって変化分が取り出され、その変化点から変
化点までの長さ(画像数)がランレングスカウンタ(ラ
ン長カウンタ)102でカウントされる。ランレングスカ
ウンタのカウント値、即ち、ランレングスデータ(ラン
長)109は、ラン長ROM103によってMHコード110に変換さ
れ、また、コード長ROM104によって、そのMHコードのコ
ード長データ111に変換される。
MHコード110の方は、パラレル−シリアル変換用のシフ
トレジスタ101に微粉回路8からの変化点信号に対応し
たロードパルスLDによってロードされ、一方コード長デ
ータ111の方は同じくロードパルスLDによってコード長
カウンタ105にロードされる。コード長カウンタ105がコ
ード長に相当する分だけカウント動作する期間に渡って
シフトレジスタ101をシフトするので、シフトレジスタ1
01のシリアル出力端子112にはMHコードが出力される。
この従来例によるMHエンコーダは以上の様であるが、こ
こでラン長ROM103(a)、及びコード長ROM104(a)に
ついて、入力/出力の関係を表にまとめると、第1表の
様になる。
次に従来例によるMHデコーダの一例を第15図に示す。第
15図において第14図と共通の機能を有し、信号の向きだ
けが異なる構成要素には同一の番号を付けてある。
第15図において、107はトグル動作をするフリツプフロ
ツプである。シフトレジスタ101にシリアル入力されたM
Hコードは、パラレル出力端子Qnに接続されたラン長ROM
103とコード長ROM104によって、それぞれラン長データ1
09及びコード長データ111に変換される。ラン長データ1
09はランレングスカウンタ102にロードされ、ランレン
グスカウンタ102はランレングスをカウントし、カウン
ト終了のたびにフリツプフロツプ107を反転するので、V
IDEO信号として取り出せる。またコード長データ111の
方は、コード長カウンタ105にロードされ、コード長カ
ウンタ105はMHコード110のコード長に相当する分だけカ
ウント動作する期間に渡ってシフトレジスタ101をシフ
トし、新しいMHコードをシフト入力する。
デコーダのおおまかな動きは以上の通りであるが、ラン
長ROM103(b)及びコード長ROM104(b)の入出力関係
をまとめると第2表の様になる。
第1表、及び第2表において、入力というのはROMのア
ドレス選択線に割り付けるもので、出力というのは、RO
Mのデータ線に割り付けるものである。各表中の数字は
そのために必要なアドレス線及びデータ線のビツト数で
ある。現在市場で入手可能なP−ROMは、128Kbitのもの
で、 アドレス線:14本 データ線:8本 であるから、ラン長ROM103(a),(b)については、
夫々P−ROMを2個、コード表ROM104(a),(b)に
ついては夫々P−ROMを1個使用すれば一応実現可能で
ある。
しかしながら、このP−ROMの価段は、まだそれほど安
価ではなく、しかも1つのシステム当りデコーダとエン
コーダを1組づつ内蔵すると、合計6個のP−ROMが必
要になる訳である。
また、符号化に用いるコードがMHコードの場合には、ラ
ン長が64ビツト以下と以上とで、ターミネイトコードと
メークアツプコードとに分れており、それが表3に示す
様に、ターミネイトコードはA6以上が全てゼロ、またメ
ークアツプコードではA5以下が全てゼロになる。従っ
て、MHコードの何ビツトかはランレングスに拘らず常に
定まった値であってこれらのためにアドレス線又はデー
タ線を用いるのは無駄である。
[目的] 本発明は以上の点に鑑みてなされたもので、順次入力さ
れる複数の符号データを効率よく復号することを目的と
し、詳しくは、ラン長を表わす複数の符号データが順次
入力されるシフトレジスタと、出力すべき画素信号に同
期したクロックをカウントするカウント手段と、上記カ
ウント手段のカウント値に対応したラン長を表わす符号
データ及び該符号データの符号長を表わす符号長データ
とを逐次出力する符号化手段と、上記シフトレジスタの
所定位置にセットされた符号データと上記符号化手段か
ら逐次出力される符号データとを逐次比較し、それらの
一致を判定する比較手段と、上記カウント手段のカウン
ト動作の開始から上記比較手段による一致判定まで画素
信号を出力する出力手段と、上記比較手段による一致判
定に従って上記符号化手段から出力されている符号長デ
ータにより表わされる符号長分、上記シフトレジスタを
シフトし、復号済の符号データを上記シフトレジスタか
ら排出するとともに次に復号すべき符号データを上記シ
フトレジスタの所定位置にセットするシフト手段と、上
記シフトレジスタの所定位置に次に復号すべき符号デー
タがセットされた後、上記カウント手段のカウント動作
を開始せしめるカウントイネブル手段とを有する画像信
号の復号化装置を提供するものである。
〔実施例〕
以下本発明を図示の実施例にもとづき詳細に説明する。
第1図は本発明によるデコーダ部分の構成例である。図
において、1はシフトレジスタ,2はランレングスカウン
タ,3はラン長ROM,4はコード長ROM、5はコード長カウン
タ,6はコンパレータ,7はフリツプフロツプである。
動作説明する。MHコードをシフトレジスタ1にシフト完
了した所でデコードを開始する。デコード開始と共にま
ずランレングスカウンタ2が出力すべき画素信号に同期
したクロツクCLKのカウントを開始する。カウントアツ
プ中のランレングスカウンタの出力であるラン長データ
9は、ラン長ROM3(a)によってMHコード10に逐一変換
される。
次々に変化して行くMHコード10はシフトレジスタ1のパ
ラレル出力14とコンパレータ6で比較され、その結果、
もし一致していれば、出力線13を“H"ハイレベルにす
る。一致しなければ“L"(ローレベル)のままである。
コンパレータ出力13が“L"の時はラン長カウンタ2はカ
ウントを続け、“H"となった時にラン長「φ]をロード
する(クリアされる)。従って、ラン長カウンタ2は、
カウント出力をラン長ROM3(a)で変換したMHコード10
と実際に入力したMHコード14とが一致するまでカウント
アツプし、一致したらゼロにクリアされて、再び次のラ
ンをカウント開始するというプロセスをくり返す。
一方ラン長データ9は、コード長ROM4(a)でコード長
11に変換され、コード長カウンタ5でコード長がカウン
トされる。その結果、シフトレジスタ1には次のMHコー
ドがシフトインされ、以上のプロセスをくり返す事によ
り、一致出力13をフリツプフロツプ7でトグルした結果
がVIDEO信号として取り出せる訳である。
ここで用いるラン長ROM3(a)とコード長ROM4(a)
は、当然第1表に示したものと同じものが使用できる。
第2図は、第1図に示したブロツク図のより詳細なブロ
ツク図である。尚、第1図と同一の構成要素には同一の
番号を付与してある。同図において15はJ−Kフリツプ
フロツプ(ハンドシエイクコントローラ)、16はEOLデ
コーダ、17はRTCデコーダ、18はメークアツプ/ターミ
ネイト判定回路、19はスリーステートバツフアである。
MHコードを供給する側の回路(例えば、メモリ)とシフ
トレジスタ1とはハンドシエイク的にデータのやり取り
を行なう、すなわち、CODE,ENABLEの信号線が“H"の時
にのみMHコードがシフトレジスタ1に順次取り込まれ、
“L"の時にはシフトレジスタ1のシフト動作は停止して
いる。
同様に、デコードされたVIDEO信号の供給先(例えば、
プリンタ)ともハンドシエーク的にデータの受け渡しを
行なう。そのための制御線がVIDEO−ENABLEで、この線
が“H"の時にVIDEOが有効で、“L"の時は無効としてい
る。
J−Kフリツプフロツプ15はCODE−ENABLE信号を作って
シフトレジスタ1のシフト動作のコントロールを行なう
ためのものである。
第2図の動作例のタイミングチヤートを第3図に示す。
CODE−ENABLEは、おおむねVIDEO−ENABLEに等しく、従
ってMHコードのシフトレジスタへの取り込み動作とVIDE
O信号の送出動作とは交互に行なう設計になっている。
従って、また、コード長カウンタ5のカウント動作と、
ランレングスカウンタ2のカウント動作とは交互に行な
われる。
第5図はランレングスカウンタ2がランレングスをカウ
ント途中の様子を示している。
EOLデコーダ16はコードコンパレータ6とは独立にシフ
トレジスタ1の出力を監視しており、もしライン同期符
号であるEOLコードを発見したらコード長カウンタ5に
はEOLコードのコード長[−12]をロードし、ランレ
ングスカウンタ2,とカラーレジスタ7をクリアし、更に
フリツプフロツプ15をプリセツトする様になつている。
その事によってデコーダの各部はどの様な異常状態で動
いていても初期状態に戻され、EOLコードに続いて入力
するMHコードとの同期が確立する。
同様にRTCデコーダ17もコードコンパレータ6とは独立
してシフトレジスタ1の出力データを見ていて、データ
中にRTC符号(EOL2回以上の連続信号)が含まれていた
ら、ページの終了信号としてcpu(図示せず)に割り込
み信号を送ってRTCを検知した事を知らせる。
メークアツプ/タミネイト判定回路18はランレングスカ
ウンタ2のカウント値が[64]10未満の時はターミネイ
ト符号、[64]10以上の時はメークアツプ符号として判
別する回路である。
また、符号化に用いるコードがMHコードであるので、ラ
ン長が64ビツト以下と以上とで、ターミネイトコードと
メークアツプコードとに分れている。それが、第3表に
示す様に、ターミネイトコードではA6以上が全てゼロ、
またメークアツプコードではA5以下が全てゼロになるの
でP−ROMのアドレス線をA11〜A6及びA5〜A0で2分割
し、アドレス線が6ビツトの小さなP−ROM2個で構成す
る。
この様な2分割の構成によると、使用するP−ROMの容
量は約半分で済む。
従って、前述のメークアツプ/ターミネイト判定回路18
の出力を、ラン長ROM3(a)をターミネイト用3(a)
Tと、メークアツプ用3(a)Mとに分割してある、こ
れら2つのROMのチツプセレクト信号として用いる。そ
のため、ラン長ROM3(a)のアドレス線は一部省略でき
て、ROM3(a)Tにはランレングスカウンタ2の出力A0
〜A5ROM3(a)MにはA6〜A11のみを接続している。
コード長ROM4(a)の方もラン長ROM3(a)T,3(a)
Mと同様にメークアツプ用とターミネイト用に分割可能
であるが、図面ではまとめて表示している。
トライステートバツフア19は、先に述べた様にEOLが見
付かった時だけ、EOLデコーダ16に出力に基づいてコー
ド長カウンタ5に[−12]をロードするためのものであ
る。
第3図のタイミングチヤートをもとに第2図のブロツク
図の動きを説明する。
第3図のコンパレータ6の出力EQUが“H"になった所
から考える。EQUが“H"になると、フリツプフロツプ15
がプリセツト(正論理で説明)されるので、CODE−ENAB
LEは“H"になり、シフトレジスタ1がシフトを開始する
一方、VIDEO−ENABLEは“L"になる。また同時にカラー
レジスタ7も反転する。更に同時にコード長カウンタ5
にはその時カウントされていたランレングスカウンタ2
の示すラン長に相当するMHコードのコード長11がコード
長ROM4(a)よりロードされる。尚第3図においては、
白のランレングス6のMHコード(1110)のコード長がロ
ードされる。また同時に、ランレングスカウンタ2には
[0]10がロードされる。
コード長ROM4(a)の出力11はコード長が2の補数で書
かれており、コード長カウンタ5にはのように白のラ
ンレングス6のMHコードが4ビツトコードであるので、
[−4]10がロードされる。すなわち[1100]がロー
ドされる。(以上及び以下の説明中[ ]はn進数で
あることを示す)。
コード長カウンタ5は、[−4,−3,−2,−1]10とカウ
ントすると[−1]10の所でリツプルキヤリアウトRCO
が“H"になるから()その次のクロツクで、フリツプ
フロツプ15は“L"になり、CODE−ENABLEが“L"になる。
これによりシフトレジスタ1は、シフト動作を停止す
る。つまり、デコードが完了した4ビツトコード(白の
ランレングス6のMHコード)が捨てられ新しいMHコード
がシフトレジスタ1の出力14に現われた所でシフトが停
止する。
次に今度はランレングスカウンタ2が[0]10からカウ
ントを使用する。このとき、次のMHコードが黒のランレ
ングス7(00011)、コードレングス5であるとする。
ランレングスカウンタ2の出力9は、[1,2,3,4,5,6,
7]10とインクリメントとして行き、[7]10になった
所()で、その時のラン長ROM3(a)の出力するMHコ
ード10がシフトレジスタ1の出力14と一致するからコン
パレータ6の出力EQUが“H"になる。この時コード長ROM
4(a)は黒のランレングス7を表わすMHコードのコー
ド長の5の2の補数[−5]10、すなわち[1011]
出力しているから、その値がEQUによりコード長カウン
タ5にロードされる。また、ランレングスカウンタ2は
[0]10をロードして停止する。
次に今デコードしたMHコード(即ち、黒のランレングス
7)のコード長が5ビツトである事が分かったので5ビ
ツト分のシフト動作をシフトレジスタ1に実行し、デコ
ード完了済のその5ビツトコードをシフトして捨てる
()。
シフト完了後、今度は新しいMHコードとして、第3図で
は白のランレングス37,コードレングス8のコード(000
10110)が、シフトレジスタ1の出力14に現われた時の
デコードの様子を示している。以後同様のシーケンスを
くり返しながらデコードを続けて行く。
以上の様に、入力したMHコードをラン長データに変換す
るための専用テーブル等を用いずに、ラン長データをMH
コードに変換するテーブルを用いることによりMHコード
のデコード動作を実行することができる。
第4図は白のランレングス6のMHコードに続いて、黒の
ランレングス67のMHコードが入力した場合における、メ
ークアツプコードの処理方法を説明したものである。
までのシーケンスは、第3図と同じである。
白のランレングス6のMHコードのデコードの後、シフト
レジスタ1の出力14には黒のランレングス67を表わすMH
コードのうち、黒のランレングス64のメークアツプコー
ド(0000001111)が出力される。に引き続いてランレ
ングスカウンタ2が[1,2,3,……]とカウントアツプ
し、やがて[64]10の所でコンパレータのEQU出力が
“H"()になったとする。この時はメークアツプ/タ
ーミネイト判定回路18の出力M/Tが“H"()になるの
で、EQU信号はアンドゲートで止められ、カラーレジス
タ7は反転しない()。以後の動作は第3図と同様で
あり、シフトレジスタ1から黒のランレングス64を表わ
すメークアツプコードの排出後、黒のランレングス3を
表わすターミネイトコード(10)をデコードし、黒64の
メークアツプコードと黒3のターミネイトコードを連続
してデコードして得られた黒64+3=黒67のビデオ信号
(VIDEO)が取り出せる訳である。
第5図はEOLコードをデコードした時の処理のタイミン
グチヤートを示す。,,の動作は第3図と同じで
ある。
EOL検知回路16は独立した回路で、シフトレジスタ1の
出力14を常時監視している。これはデコーダが誤動作を
起こした時でもEOLを検出後は再び正しくデコードを続
ける様にするために種々のレジスタを確実にリセツトし
直す必要があるからである。
第5図、で前のMHコード(即ち、白のランレングス6
のMHコード)をシフトレジスタ1から排出完了後、の
位置でEOLデコーダ16がEOLコードを検出した場合、次の
クロツクで、コード長カウンタ5にトライステートバツ
フア19を介して[−12]10をロードし()、同時にカ
ラーレジスタをリセツトし()、又、CODE−ENABLEを
“H"にプリセツトする()。コード長カウンタ5のカ
ウント動作によりEOLコードをシフトレジスタ1から排
出後()、白のランレングス9のMHコードに対する通
常のシーケンスに移行する。この様に、EOLコードは独
立したデコーダ16で常時見ているので、データ誤り等で
デコーダが異常動作をした時でも、EOLコードが検出さ
れた後はランレングスカウンタ2を用いたデコード動作
に拘りなく正常動作に復帰する事ができる。RTC検知回
路17はRTCを検知してcpuに割り込み、RTCの検知した事
を知らせる。
第6図は第2図におけるコードコンパレータ6のより詳
細なブロツク図である。シフトレジスタ1から来るデー
タ線14がANDゲート群21を介してコンパレータ20のB入
力に印加し、ラン長ROM3(a)から来るデータ約10が、
同コンパレータ20のA入力に印加している。そしてA入
力とB入力のビツト毎のデータを比較して全ビツトが一
致すればEQU出力が“H"になる様になっている。
ところでMHコードは可変長コードであるから、短かいMH
コードの場合、次にどの様なコードが付くかは全く予想
が付かない。そのため、MHコードの最大のコード長の13
ビツトに合わせて、常に13ビツトの比較をしていたら、
EQU出力は誤ったものになってしまう。そこで、比較し
ているコード長に合わせて余分なデータがコンパレータ
20に入力されない様にする必要がある。そのためのゲー
トがゲート群21で、それを制御するのがゲートROM22で
ある。
ゲートROM22は入力されるコード長に合わせて、ゲート
群の開閉を行なっているその様子を第7図に示す。
以上の説明では、デコーダ機能を第1図をもとに詳細に
説明して来たが、次にエンコーダ機能を詳細に説明す
る。エンコーダのブロツク図を第8図に示す。第2図と
同一の機能要素には同一の番号を付与してある。
第8図において、8は微分回路、30はJ−Kフリツプフ
ロツプ回路、29は加算器、23は補数器、25はRCO出力直
前タイミング検出回路、26はDラツチ、27はトライスシ
ートバツフアである。この回路の動作のタイミングチヤ
ートを第9図に示す。
第9図で、VIDEO信号が変化すると、()微分回路8
の出力24が“H"になる。このときランレングスカウンタ
2のカウント値は6となっている。すると同時に、それ
までカウトしていたラレングスカウンタ2のカウント出
力9に対応するコード長([−4]10:白のランレング
ス6のMHコードのコード長の補数)11が、コード長カウ
ンタ5にロードされる。
また同時に、ランレングス[6]10に対応したMHコード
10がラン長ROM3(a)よりシフトレジスタ1にロードさ
れる。そして、同時にランレングスカウンタ2は[0]
10にクリアされ、CODE−ENABLE用のフリツプフロツプ15
は“H"にセツトされる。
CODE−ENABLEが“H"になるとエンコードされたMHコード
のシフトレジスタ1からのくり出しに移る。この例では
4ビツトのコード長と判定したので[−4,−3,−2,−
1]10とコード長カウンタ5がカウントしシフトレジス
タ1のMHコードが4ビツト分出力される。コード長カウ
ンタ5が[−1]10のところで、リプルキヤリアウトRC
Oが“H"になるので、その時のランレングスが63以下
のターミネイトコードの時は、フリツプフロツプ15の出
力は“L"に落ちる。
フリツプフロツプ15が“L"に落ちたあとは、ランレング
スカウントモードに移り、次のラン長の計数を再開す
る。次のランは黒ランの7ビツトの場合を示している。
VIDEO信号の変化がない状態が64ビツト以上と続くとMH
コードとしてメークアツプコードを送らなければならな
くなる。その判断をメークアツプ/ターミネイト判定回
路18で行なっており、64以上の時はその出力M/Tが“H"
になるので、ラン長ROMとしては、メークアツプ用の3
(a)Mの方が選択されると共に、その時、コード長カ
ウンタ5のカウントが終了してRCOが“H"になっても、
フリツプフロツプ15は“L"に落ちない様にする。
即ち、ランレングスカウント値が64以上の場合、コード
長カウンタ5よりRCOが出る1ビツト前(すなわち、コ
ード長カウンタ5のカウント値が[−2]10になった時
に、RCO出力直前タイミング検出回路25が、パルスを発
生しランレングスカウンタ2にロードパルスを印加す
る。ランレングスカウンタ2のデータ入力として[A0
A5]には自分自身の値をロードし、[A6〜A11]には[A
6〜A11]−[A6〜A11]をロードする。
即ち、その結果A0〜A5はターミネイトコード用のランレ
ングスだから。元のままで、A6〜A11のメークアツプコ
ード用のランレングスが自分自身を減ずる形でロードさ
れる。
ランレングスが、2 60ビツト以下の時はメークアツプ
コードは1個で良いので、ラン長データ9のQ6〜Q11
[ゼロ]になり、Q0〜Q5のみが残る。これはターミネイ
トコードなので、次のRCOのタイミングで、コード長カ
ウンタ5にはターミネイトコードのラン長がロードさ
れ、かつシフトレジスタ1にはそのラン長に対応したMH
コードがラン長ROM3(a)よりロードされるので、順次
ひきつづきターミネイトコードがシフトレジスタから出
力される。
そのターミネイトコードがシフト完了すると、以降は前
に述べたのと同様のシーケンスでVIDEO信号のカウント
モードに移る。
各ラインの同期信号であるHSYNCが入力した時には、第1
3図に示す如く、MHコードとの同期を取るためにいった
んJ−Kフリツプフロツプ21、を“H"にするだけで何も
しない。そしてMHコードのシフトアウトが完了してコー
ド長カウンタ5のRCOが“H"になった時にゲート28を開
き、シフトレジスタ1にトライステートバツフア27を介
して直接EOLコードをロードすると共に、コード長カウ
ンタ5にはトライステートバツフア19を介して直接[−
12]をロードする。そしてEOLコードをシフトレジス
タ1からくり出した後は、再び通常のラン長計数モード
に移る。
第10図は第8図のエンコーダに、VIDEOとして黒のラン
レングス6に続いて黒のランレングス1、白のランレン
グス1のパターンが入力した時のシーケンスを示してい
る。たとえその様な、そのラン長を表わすMHコードがラ
ン長より長いパターンが入力しても正しくエンコードし
ている様子が分かる。
また、第11図は黒のランレングズ0、白のランレグス0
のパターンのVIDEOが第8図のエンコーダに入力したと
きのエンコード動作を示している。
この様に、VIDEOの入力動作とエンコード動作とをハン
ドシエークにより同期せしめることにより、VIDEOを確
実にエンコードすることが可能である。
第12図は、第2図のデコーダと第8図のエンコーダを合
体してエンコードとデコードが、スイツチ切換で両方共
実行可能にしたものである。
同図においてE/Dはエンコーダとデコーダの切換え信号
であり、この信号を“H"にするとエンコーダ、“L"にす
るとデコーダの機能を果たす。
この様にデコーダ(第2図)は、コード変換の原理を従
来とは逆にしたため、コード変換ROMのみなわず、その
他の大部分の構成要素がエンコーダと共用化できたの
で、デコード専用のテーブルを有したROMを設けること
なく簡単な切換え回路の追加により、スイツチ切換え式
のエンコーダ兼デコーダが実現できる。
以上説明したデコード,エンコードの各動作はいずれも
ランレングスのカウントと、MHコードのシフトとを交互
に行なう方式である。この方式は実行速度がやや遅いと
いう欠点を有している。しかしわずかなレジスタを追加
し、パイプライン処理を行なうことによりランレングス
のカウントと、MHコードのシフトとを同時にオーバラツ
プさせて実行する事も可能である。
また、本実施例ではMHコードのエンコード,デコードを
例に説明したが、本発明はこれに限らず、MRコードやMM
Rコード或いはランレングスを用いた他の符号化方式に
も適用可能である。
以上説明した様に本実施例によるエンコーダ/デコーダ
はコード変換用のROMをエンコード時とデコード時とに
共通に用いる事ができるばかりでなく、その他、ランレ
ングスカウンタ,シフトレジスタ,コード長カウンタ,
メークアツプ/ターミネイト判定回路等の大部分の構成
要素がエンコード時とデコード時に共通に用いる事がで
きるので、簡単なスイツチ切換えによって、エンコーダ
とデコーダが切換えられるので、それぞれを独立の回路
ブロツクで構成した時にくらべて、大幅なコストダウン
になる。
しかも、ターミネイトコードとメークアツプコードとで
ROMを切換える事により、さらにコストダウンが実現で
きる。
〔効果〕 以上説明した様に、本発明によると、符号データをデコ
ードするためのデコードROMを設けることなしに、符号
データの復号を行うことができ、また更に、順次入力さ
れる複数の符号データに対する復号動作が迅速に実行可
能となり、従って、複数の符号データを効率よく復号す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるMHデコーダの構成例を示すブロツ
ク図、第2図は第1図示回路の詳細の構成を示す図、第
3図,第4図及び第5図は第2図示回路の動作例を示す
タイミングチヤート図、第6図はコンパレータの構成を
示す図、第7図は第6図示ROMの書込みパターンを示す
図、第8図は本発明によるMHエンコーダの詳細な構成を
示す図、第9図,第10図,第11図及び第13図は第8図示
回路の動作例を示すタイミングチヤート図、第12図は本
発明によるエンコーダ及びデコーダを組合わせた構成例
を示す図、第14図は従来のエンコーダの構成例を示す
図、第15図は従来のデコーダの構成例を示す図であり、
1はシフトレジスタ、2はランレングスカウンタ、3は
ラン長ROM、4はコード長ROM、5はコード長カウンタ、
6はコンパレータである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラン長を表わす複数の符号データが順次入
    力されるシフトレジスタと、 出力すべき画素信号に同期したクロックをカウントする
    カウント手段と、 上記カウント手段のカウント値に対応したラン長を表わ
    す符号データ及び該符号データの符号長を表わす符号長
    データとを逐次出力する符号化手段と、 上記シフトレジスタの所定位置にセットされた符号デー
    タと上記符号化手段から逐次出力される符号データとを
    逐次比較し、それらの一致を判定する比較手段と、 上記カウント手段のカウント動作の開始から上記比較手
    段による一致判定まで画素信号を出力する出力手段と、 上記比較手段による一致判定に従って上記符号化手段か
    ら出力されている符号長データにより表わされる符号長
    分、上記シフトレジスタをシフトし、復号済の符号デー
    タを上記シフトレジスタから排出するとともに次に復号
    すべき符号データを上記シフトレジスタの所定位置にセ
    ットするシフト手段と、 上記シフトレジスタの所定位置に次に復号すべき符号デ
    ータがセットされた後、上記カウント手段のカウント動
    作を開始せしめるカウントイネブル手段とを有すること
    を特徴とする画像信号の復号化装置。
JP60291178A 1985-12-23 1985-12-23 画像信号の復号化装置 Expired - Fee Related JPH0799857B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60291178A JPH0799857B2 (ja) 1985-12-23 1985-12-23 画像信号の復号化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60291178A JPH0799857B2 (ja) 1985-12-23 1985-12-23 画像信号の復号化装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62149269A JPS62149269A (ja) 1987-07-03
JPH0799857B2 true JPH0799857B2 (ja) 1995-10-25

Family

ID=17765464

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60291178A Expired - Fee Related JPH0799857B2 (ja) 1985-12-23 1985-12-23 画像信号の復号化装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0799857B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49121410A (ja) * 1973-03-19 1974-11-20
JPS58129876A (ja) * 1981-12-29 1983-08-03 Fujitsu Ltd フアクシミリ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62149269A (ja) 1987-07-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4276544A (en) Code converting circuits
US4800441A (en) Binary data compression and expansion processing apparatus
US4760461A (en) Binary data compression and expansion processing apparatus
JP3154429B2 (ja) 画像符号化処理における情報処理装置及びその方法
EP0211611A2 (en) Image signal coding apparatus
GB2138604A (en) Data decoding
US5345316A (en) Image data encoding/decoding apparatus for concurrent processing of multiple image data streams
JPS6326588B2 (ja)
JPH0799857B2 (ja) 画像信号の復号化装置
JPH0799856B2 (ja) 画像信号の復号化装置
JPS62149268A (ja) 画像信号の符号化装置
JPS6231257A (ja) 画像信号の二次元符号化装置
US5452092A (en) Changing pixel detector for coding of image data
JPS6341270B2 (ja)
JPH07236065A (ja) 二値画像圧縮装置
JP2721336B2 (ja) 画像信号の二次元符号化装置
JP2721337B2 (ja) 画像信号の符号化装置
US5912990A (en) Image generation method and apparatus
JPS6132867B2 (ja)
KR890004379B1 (ko) 2치 화상의 런 렝스(Run Length)코드화 회로
JP2641442B2 (ja) 復号装置
JPH01243743A (ja) インタフェース
JPS59156073A (ja) デ−タ復号装置
JPS61212967A (ja) Mr符号化方式
JPS58202651A (ja) モデイフアイドハフマン符号復号化装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees