JPH0799710A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ２階建形式のガス絶縁開閉装置における２階
の床の高さを低くする。 【構成】 主母線の一部を２階部分の最上部に設けるこ
とにより、主母線の直径に相当する寸法だけ２階の床の
高さが低くなる。 【効果】 ２階の床の高さが低くなるので、２階部分の
重心位置が低くなり、耐震性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明はガス絶縁開閉装置の改
良に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来のガス絶縁開閉装置としては例えば
特開昭５５−１２７８１４号公報に示されたものがあ
る。この従来例においては断路器、遮断器、変流器等の
機器を直列に接続して構成した第１の開閉装置を複数個
第１の床（地上表面）に平行に配置し、前記と同様の機
器から構成した複数個の第２の開閉装置を前記第１の床
から所定の高さに設けられた上階の第２の床に平行に配
置している。前記第１の開閉装置と第２の開閉装置間
は、第１の床に垂直でかつ第２の床を貫通して設けられ
た分岐母線により接続されている。従来例は二重母線構
成なので、分岐母線には、単相型の６本の主母線が接続
されており、これらの主母線は前記第１及び第２の開閉
装置に直交しかつ第１の床に平行して配置されている。
前記６本の主母線の内の４本は第１の開閉装置と第２の
床との間に上下に２本づつ重ねて分岐母線の両側に配置
されている。他の２本の主母線は第２の床の上に配置さ
れており、第２の開閉装置は第２の床上の主母線のさら
に上方に配置されている。すなわち、この従来例では、
第１の床面に設けられた第１の開閉装置と第２の床の上
に設けられた第２の開閉装置との間に３本づつ上下に重
ねた主母線が配置されている。

【０００３】前記の従来例に類似のガス絶縁開閉装置で
二重母線構成でない場合には、分岐母線のいずれか一方
の側面に３本の主母線が積重ねて配置されている。この
場合には第１の床上の第１の開閉装置と第２の床との間
に２本の主母線を重ねて配置し、他の１本の主母線を第
２床の上に配置している。そして第２の開閉装置は主母
線のさらに上方に配置されている。

【０００４】また前記の従来技術と類似の構成におい
て、三相の３本の主母線を１個の円筒容器に収容した三
相一括型の主母線を用いる場合には、第１の床に配置さ
れた第１の開閉装置と第２の床との間にこの三相一括型
の主母線を配置している。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】従来のガス絶縁開閉装
置においては、単相型の３本の主母線が上下に積重ねて
配置されているので、主母線の上下方向の高さが各主母
線の直径の３倍以上となる。その結果前記第１の床から
第２の開閉装置の上面までの高さが比較的高くなる。断
路器、遮断器、変流器等の機器は比較的重量が大きく、
これら重量物が、第２の床の最も高い場所に配置されて
いるので、ガス絶縁開閉装置の重心の位置は高い。従っ
て所望の耐震性を維持するために、第２の床を構成する
構造物に大きな強度が要求される。

【０００６】本発明は、第２の床の第１の床からの高さ
を低くしてガス絶縁開閉装置全体の重心を下げることに
よって耐震性の改善されたガス絶縁開閉装置を提供する
ことを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】第１の発明のガス絶縁開
閉装置は、第１の床上の同一平面上に配置した断路器お
よび遮断器を含む第１の開閉機器群、第１の床より高い
位置の第２の床上の同一平面上に配置した断路器および
遮断器を含む第２の開閉機器群および前記第１の開閉機
器群と第２の開閉機器群間を接続する分岐母線及び少な
くとも６個の主母線を有する２重母線式のガス絶縁開閉
装置において、前記少なくとも６個の主母線の内の２個
の主母線を第２の床の上の最上部に配置し、前記第２の
開閉機器群を前記２個の主母線と前記第２の床との間に
配置するとともに、他の主母線を前記第２の開閉機器群
の下方に配置している。

【０００８】第２の発明は、第１の床上の同一平面上に
配置した断路器及び遮断器を含む第１の開閉機器群、第
１の床より高い位置の第２の床に配置した断路器及び遮
断器を含む第２の開閉機器群及び前記第１の開閉機器群
と第２の開閉機器群間を接続する分岐母線及び少なくと
も３個の主母線を有する単母線式のガス絶縁開閉装置に
おいて、前記主母線の少なくとも１個を第１の床面の近
傍に配置し、残りの主母線を前記第１の開閉機器群と第
２の床との間に配置している。

【０００９】第３の発明は、第１の床上の同一平面上に
配置した断路器及び遮断器を含む第１の開閉機器群、第
１の床より高い位置の第２の床に配置した断路器及び遮
断器を含む第２の開閉機器群及び前記第１の開閉機器と
第２の開閉機器間を接続する分岐母線及び少なくとも２
個の三相一括型主母線を有するガス絶縁開閉装置におい
て、前記三相一括型主母線を前記第１の開閉機器群と第
２の床との間に配置し、下方に前記三相一括型主母線を
有する第２の床の部分の高さを高くするとともに、前記
断路器の長手方向を前記遮断器の長手方向に実質的に直
角にしている。

【００１０】

【作用】６個又は３個の単相型主母線の一部を前記第１
の床面上に配置し、他の一部の主母線を第２の床の上の
最上部に配置することによって、第２の床上の装置の重
心位置が下がる。また三相一括型の主母線を用いるもの
においては、三相一括型主母線が配置された部分以外の
第２の床の高さを低くすることによって、第２の床上の
装置の重心が下がる。

【００１１】

【実施例】

（第１実施例）図１はこの発明のガス絶縁開閉装置の第
１実施例の側面図であり、図２はその平面図である。図
２の平面図には、図１において、第１の床１５（地表
面）から所定の高さに設けられた第２の床１６上に配置
されたガス絶縁開閉装置のみが図示されており、第１の
床１５に配置されたガス絶縁開閉装置は図示されていな
い。図２において、左側部分には、両端に変流器５を有
する３個の遮断器３Ａが並列に配置されており、それぞ
れ三相の各相に対応している。各遮断器３Ａはブッシン
グ６Ａを経て図示を省略した送電線に接続され、各ブッ
シング６Ａには、避雷器１０Ａが設けられている。

【００１２】同様にして、図２の右側部分にも両端に２
個の変流器５を有する３個の遮断器３Ｂが並列して配置
されている。各遮断器３Ｂは、それぞれのブッシング６
Ｂを経て他の送電線に接続され、各ブッシング６Ｂには
避雷器１０Ｂが設けられている。各遮断器３Ａと遮断器
３Ｂが所定の距離を隔てて対向しており、両者の間に３
本の主母線１Ｂ、２Ａ、２Ｂが各遮断器３Ａ、３Ｂの長
手方向に対して直角に配置されている。主母線２Ａは第
２の床１６に近接して配置されており、主母線１Ｂ、２
Ｂは第２の床１６の最上部に配置されている。各遮断器
３Ａ、３Ｂはそれぞれの断路器４Ａ、４Ｂを介して主母
線１Ｂ、２Ａ、２Ｂの中の所定の主母線に接続されてい
る。

【００１３】前記の第２の床１６上の３個の遮断器３Ａ
の直下には、図１に示す３個の遮断器３Ｃが台２０を介
して設けられている。同様にして、第２の床１６上の３
個の遮断器３Ｂの直下には３個の遮断器３Ｄが台２０を
介して設けられている。各遮断器３Ｃ、３Ｄはそれぞれ
の断路器４Ｃ、４Ｄを介して第２の床１６の下の同一平
面上に配置された主母線１Ａ、１Ｃ、２Ｃ中の所定の主
母線に接続されている。

【００１４】第１の床１５上には、第１の床１５に垂直
に、複数の分岐母線８Ａ、８Ｂが設けられており、第２
の床１６を貫通して、その上部に達している。分岐母線
８Ａは主母線１Ｂと主母線１Ａ、１Ｃ間を接続してい
る。また分岐母線８Ｂは主母線２Ｃと主母線２Ａ、２Ｂ
間を接続している。遮断器３Ｃ及び３Ｄはそれぞれのケ
ーブルヘッド７Ｃ、７Ｄを介して、第１の床１５の下に
設けられた他の電力装置に接続されている。なお、各機
器の接続部に設けられたベローズ１１は取付時の位置の
誤差を吸収するとともに、使用中の温度変化による歪を
吸収するためのものである。

【００１５】第１実施例においては、第１の床１５と第
２の床１６間に、同一平面上に配置された遮断器３Ｃ、
３Ｄ及び断路器４Ｃ、４Ｄを含む第１の開閉機器群と、
分岐母線８Ａ、８Ｄによってこれらの機器に接続されか
つ同一平面上に配置された３個の主母線１Ａ、１Ｃ、２
Ｃが設けられている。従って第１の開閉機器群の上面と
第２の床１６の下面間に、主母線１Ａ、１Ｃ又は２Ｃの
直径に若干の余裕寸法を加えた間隔があればよい。すな
わち、第１の床１５から第２の床１６までの高さを、従
来のものに比較して、主母線１Ｂ等の直径に相当する寸
法だけ低くすることができる。その結果、第２の床１６
上の遮断器３Ａ、３Ｂ、及び遮断器４Ａ、４Ｂを含む比
較的重量の大きい第２の開閉機器群の重心位置が下が
り、ガス絶縁開閉器全体の重心も低くなる。そのため、
第２の床１６を従来のものほど強固にしなくても耐震性
の高いガス絶縁開閉装置を得ることができる。主母線１
Ｂ、２Ｂが第２の床１６上の最上部に移されたことによ
り若干の重心の上昇は生じるものの、主母線１Ｂ、２Ｂ
の重量が遮断器３Ｃや断路器４Ｃ等の機器の重量に比べ
てはるかに軽くそのため主母線１Ｂ、２Ｂが第２の床１
６の最上部に移されたことによるガス絶縁開閉装置全体
の重心の上昇は第２の床１６の高さの低下による重心の
低下に比べると無視し得る程小さい値である。

【００１６】なお、第１実施例では、遮断器３Ａ、３
Ｂ、３Ｃ、３Ｄのそれぞれの断路器４Ａ、４Ｂ、４Ｃ、
４Ｄはその長手方向が遮断器３Ａ、３Ｂ、３Ｃ、３Ｄの
長手方向に直角になるように配置されているので、ガス
絶縁開閉装置の図において左右方向の寸法が短縮され設
置スペースが節減される。

【００１７】（第２実施例）図３は本発明のガス絶縁開
閉装置の第２実施例の側面図であり、図４はその平面図
である。第２実施例においては、第１の床１５から所定
の高さの位置に第２の床１６を設け、第２の床１６の中
央部に、それよりさらに高い第３の床１８を設けてい
る。第１の床１５上には、実質的に第１実施例と同様な
構成の両側に変流器５を有する遮断器３Ｃ、３Ｄ及び長
手方向が遮断器３Ｃ、３Ｃに平行になるように配置され
た断路器４Ｃ、４Ｄ等の開閉機器が設けられている。さ
らにこの第２実施例では、遮断器４Ｃ、４Ｄ等の開閉機
器と第３の床１８間に４個の主母線１Ｂ、１Ｃ、２Ｂ、
２Ｃが設けられている。主母線１Ｂ、１Ｃは上下に重ね
て分岐母線８Ａに接続されており、主母線２Ｂ、２Ｃは
同様に上下に重ねて分岐母線８Ｂに接続されている。他
の２本の主母線１Ａ、２Ａは第３の床１８の上方の最上
部において分岐母線８Ａ、８Ｂにそれぞれ接続されてい
る。第３の床１８の下部に上下に重ねた各２本の主母線
１Ｂ、１Ｃ、２Ｂ、２Ｃを設けているため第３の床１８
と第１の床１５間の間隔を広くする必要があり、第２の
床１６と第３の１８上に設けられる機器の第１の床１５
からの高さが高くなるおそれがある。

【００１８】そこで本実施例では、主母線１Ｂ、１Ｃ、
２Ｂ、２Ｃの図の上方の部分のみを第３の床１８によっ
て高くし、その左右の部分では第３の床１８より低い第
２の床１６を設けている。第３の床１８の床面に密着し
て断路器４Ａ、４Ｂを設けており、これらの断路器４
Ａ、４Ｂにそれぞれ接続される遮断器３Ａ、３Ｂは第２
の床１６上に設けられている。その他の構成は第１実施
例と実質的に同様である。

【００１９】この第２実施例では、４本の主母線１Ｂ、
１Ｃ、２Ｂ、２Ｃが設けられている中央部の第３の床１
８のみを高くし、他の部分の第２の床１６を第３の床１
８より低くすることによって重量のある遮断器３Ａ、３
Ｂの重心位置を低くすることができ、これによってガス
絶縁開閉器の全体の重心を下げることができる。遮断器
４Ａ、４Ｂ、４Ｃ、４Ｄの長手方向を遮断器３Ａ、３
Ｂ、３Ｃ、３Ｄの長手方向と同じにしているので、図の
左右方向の長さが比較的長い。しかしこのような配置に
すると、保守点検作業は容易である。

【００２０】（第３実施例）図５はこの発明のガス絶縁
開閉装置の第３実施例の側面図である。この実施例にお
いては、第１の床１５と第２の床１６との間に二重母線
型ガス絶縁開閉装置の２本の主母線１Ｃ、２Ｃを配置し
ている。そして第２の床１６の上面近傍に他の２本の主
母線１Ｂ、２Ｂを配置し、残りの２本の主母線１Ａ、２
Ａを最上部に配置している。これらの主母線１Ａ〜２Ｃ
は第１の床１５に垂直に設けられた分岐母線８に接続さ
れている。この実施例では、前記図３に示す第２実施例
において一段高くなされた第３の床１８の下に配置して
いた主母線１Ｂ、２Ｂを第３の床１８の上に移すことに
よって、第２の床１６より高い第３の床１８を設ける必
要はなく図１に示す第１実施例のように平坦な第２の床
１６を用いることができる。この実施例におけるガス絶
縁開閉装置の重心位置は第２実施例のものとほぼ等しい
が、上階の第２の床１６を段差のない平坦なものにでき
るので、建造工程が簡略化されコストが低減される。

【００２１】（第４実施例）図６は本発明のガス絶縁開
閉装置の第４実施例の側面図である。この実施例におい
ては、２本の主母線１Ｃ、２Ｃを第１の床１５の床面の
近傍に配置している。第１の床１５上に設けられる遮断
器３Ｃ、３Ｄはそれらを載せる台２１の高さを若干高く
して前記第１及び第２の実施例に比べてやや高い位置に
配置されている。これによって、主母線１Ｃ、２Ｃを第
１の床１５の近くに設けることによって若干高くなった
母線１Ｃ、２Ｃの接続位置に断路器４Ｃ、４Ｄの接続位
置を合致させている。

【００２２】他の２本の主母線１Ｂ、２Ｂは第３の床１
８の下部に設けられており、分岐母線８Ｃ、８Ｄを介し
て前記の主母線１Ｃ、２Ｃにそれぞれ接続されている。
さらに残りの２本の主母線１Ａ、２Ａは前記第２実施例
と同様に第３の床１８の最上部に設けられている。この
主母線１Ａ、２Ａを含む第２の床１６及び第３の床１８
上の構成は前記第２実施例と実質的に同じである。

【００２３】この第４実施例では、２本の主母線１Ｃ、
２Ｃを第１の床１５の床面近くに設けたことにより、第
３の床１８及び第２の床１６の高さも低くなり、ガス絶
縁開閉器の全高が低くなる。従ってその重心位置も低く
なり、耐震性が向上する。

【００２４】（第５実施例）図７は本発明のガス絶縁開
閉装置の第５実施例の側面図であり、図８はその平面図
である。この実施例においては、前記の第４実施例にお
けるブッシング６の代りにケーブルヘッド２２Ａ、２２
Ｂが設けられている。このガス絶縁開閉装置はケーブル
ヘッド２２Ａ、２２Ｂを介して、第１の床１５の地下に
設けられた送配電線にそれぞれのケーブル２３によって
接続されている。その他の構成については前記第３実施
例と同様である。この実施例においては、ブッシング６
及び避雷１０がないので第２の床１６上の積載物の重量
が減少し、その結果重心が低くなって耐震性がさらに向
上する。

【００２５】なお、前記実施例１、２、３及び４におい
ても、ブッシング６Ａ、６Ｂの代りに地中配線に接続す
るためのケーブルヘッドを用いることができる。地下ケ
ーブル２３を用いる場合には雷の影響を受けることがな
いので避雷器は不要である。

【００２６】（第６実施例）図９は本発明のガス絶縁開
閉装置の第６実施例の側断面図である。この実施例は、
３本の主母線１Ａ、１Ｂ、１Ｃを有する単母線１遮断器
方式のガス絶縁開閉装置における実施例である。

【００２７】この実施例においては、１個の主母線１Ｂ
を第１の床１５の近傍に配置し、他の２個の主母線１
Ａ、１Ｃは断路器４Ｃ、４Ｄと第２の床１６の間に配置
されている。その結果遮断器３Ｃ、３Ｄ等の開閉機器と
第２の床１６の下面間の距離は主母線１Ａ、１Ｃの直径
に若干の余裕を加えた長さであればよい。従って、遮断
器３Ｃ、３Ｄと第２の床１６間の２個の主母線を上下に
重ねて配置していた従来のものに比べて、遮断器３Ｃ、
３Ｄと第２の床１６間の間隔を大幅に減らすことができ
る。その結果第２の床１６の高さが減少し、このガス絶
縁開閉装置の重心が低くなる。

【００２８】（第７実施例）図１０はこの発明のガス絶
縁開閉装置の第７実施例の側面図である。この第７実施
例は三相の３本の導体を１個の容器に収納した三相一括
型の主母線１、２を有するガス絶縁開閉装置に関する実
施例である。遮断器３Ａ、３Ｂ、及び断路器４Ａ、４Ｂ
を含む第１の開閉機器群及び遮断器３Ｃ、３Ｄ及び断路
器４Ｃ、４Ｄを含む第２の開閉機器群の構成は実質的に
図１に示す第１実施例と同じである。また第１の床１
５、第２の床１６、第３の床１８の構成は実質的に図３
に示す第２実施例と同じである。

【００２９】この実施例においては、第１の床１５の上
方に第２の床１６を設け、第２の床１６の中央部に第２
の床１６より高い第３の床１８を設けている。そして三
相一括型の主母線１、２を第３の床１８の下部に配置し
ている。この実施例では主母線１、２を配置していない
部分の第２の床１６の高さを低くすることによって、そ
の上面に設けられる遮断器３Ａ、３Ｂ及びブッシング６
Ａ、６Ｂの第１の床１５からの高さが低くなり、結果と
してガス絶縁開閉装置の重心が低くなる。

【００３０】この実施例においては、母線切換用の断路
器４Ａ、４Ｂ、４Ｃ、４Ｄの長手方向がそれぞれの遮断
器３Ａ、３Ｂ、３Ｃ、３Ｄの長手方向と直交するように
配置されているのでガス絶縁開閉装置の図の左右方向の
寸法が短縮される。

【００３１】（第８実施例）図１１はこの発明のガス絶
縁開閉装置の第８実施例の側面図である。この実施例に
おいては、図１０の第７実施例と同様に三相一括型の主
母線を用いている。この実施例は断路器４Ａ、４Ｂ、４
Ｃ、４Ｄ長手方向を、それぞれの遮断器３Ａ、３Ｂ、３
Ｃ、３Ｄの長手方向と一致するように配置している。こ
のようにすると、ガス絶縁開閉器の図の左右方向の寸法
は長くなるが、断路器の保守点検作業は第７実施例の場
合より容易になる。ガス絶縁開閉装置全体の重心位置に
ついては第７実施例の場合と実質的に同じである。

【００３２】

【発明の効果】この発明によれば、第１の床及びそれよ
り上階の第２の床に複数の断路器、遮断器、変流器等の
開閉機器類及びそれらが接続される主母線を有するガス
絶縁開閉装置において、従来は第２の床の下部に配置さ
れていた比較的重量の軽い主母線の一部を第２の床の最
上部に配置することによって第２の床の高さを低くし、
第２の床に設けられている開閉機器類の重心位置を低く
する。また主母線の一部を第１の床の近傍に配置するこ
とによって第２の床の高さを低くし、第２の床上の開閉
機器類の重心を低くする。その結果ガス絶縁開閉装置全
体の重心が低くなり、耐震性が向上する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のガス絶縁開閉装置の第１実施例の側面
図。

【図２】本発明のガス絶縁開閉装置の第１実施例の平面
図。

【図３】本発明のガス絶縁開閉装置の第２実施例の側面
図。

【図４】本発明のガス絶縁開閉装置の第２実施例の平面
図。

【図５】本発明のガス絶縁開閉装置の第３実施例の側面
図。

【図６】本発明のガス絶縁開閉装置の第４実施例の側面
図。

【図７】本発明のガス絶縁開閉装置の第５実施例の側面
図。

【図８】本発明のガス絶縁開閉装置の第５実施例の平面
図。

【図９】本発明のガス絶縁開閉装置の第６実施例の側面
図。

【図１０】本発明のガス絶縁開閉装置の第７実施例の側
面図。

【図１１】本発明のガス絶縁開閉装置の第８実施例の側
面図。

【符号の説明】

１、２ 三相一括型主母線 １Ａ、１Ｂ、１Ｃ 主母線 ２Ａ、２Ｂ、２Ｃ 主母線 ３Ａ、３Ｂ、３Ｃ、３Ｄ 遮断器 ４Ａ、４Ｂ、４Ｃ、４Ｄ 断路器 ８Ａ、８Ｂ 分岐母線 １５ 第１の床 １６ 第２の床 １８ 第３の床

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 第１の床上の同一平面上に配置した断路
   器および遮断器を含む第１の開閉機器群、第１の床より
   高い位置の第２の床上の同一平面上に配置した断路器お
   よび遮断器を含む第２の開閉機器群および前記第１の開
   閉機器群と第２の開閉機器群間を接続する分岐母線及び
   少なくとも６個の主母線を有する２重母線式のガス絶縁
   開閉装置において、 前記少なくとも６個の主母線の内の２個の主母線を第２
   の床の上の最上部に配置し、前記第２の開閉機器群を前
   記２個の主母線と前記第２の床との間に配置するととも
   に、他の主母線を前記第２の開閉機器群の下方に配置し
   たことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
2. 【請求項２】 前記他の主母線の少なくとも１個を前記
   第２の開閉機器群と第２の床との間に配置し、残りの主
   母線を前記第１の開閉機器群と第２の床との間に配置し
   たことを特徴とする請求項１のガス絶縁開閉装置。
3. 【請求項３】 前記他の主母線を前記第１の開閉機器群
   と第２の床との間に配置し、下方に前記主母線を有する
   部分の第２の床の高さを下方に前記主母線を有しない部
   分の第２の床の高さより高くしたことを特徴とする請求
   項１のガス絶縁開閉装置。
4. 【請求項４】 前記他の主母線の内の２個の主母線を前
   記第２の開閉機器群と第２の床との間に配置し、他の２
   個の主母線を前記第１の開閉機器群と第２の床との間に
   配置したことを特徴とする請求項１のガス絶縁開閉装
   置。
5. 【請求項５】 前記他の主母線の内の２個の主母線を前
   記第１の開閉機器群と第２の床との間に配置し、他の２
   個の主母線を前記第１の床面近傍に配置するとともに、
   前記第２の床の主母線上の部分の第２の床の高さを高く
   したことを特徴とする請求項１のガス絶縁開閉装置。
6. 【請求項６】 前記第２の開閉機器群はケーブルヘッド
   を介して地中ケーブルに接続されることを特徴とする請
   求項５のガス絶縁開閉装置。
7. 【請求項７】 第１の床上の同一平面上に配置した断路
   器及び遮断器を含む第１の開閉機器群、第１の床より高
   い位置の第２の床に配置した断路器及び遮断器を含む第
   ２の開閉機器群及び前記第１の開閉機器群と第２の開閉
   機器群間を接続する分岐母線及び少なくとも３個の主母
   線を有する単母線式のガス絶縁開閉装置において、 前記主母線の少なくとも１個を第１の床面近傍に配置
   し、残りの主母線を前記第１の開閉機器群と第２の床と
   の間に配置したことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
8. 【請求項８】 第１の床上の同一平面上に配置した断路
   器及び遮断器を含む第１の開閉機器群、第１の床より高
   い位置の第２の床に配置した断路器及び遮断器を含む第
   ２の開閉機器群及び前記第１の開閉機器と第２の開閉機
   器間を接続する分岐母線及び少なくとも２個の三相一括
   型主母線を有するガス絶縁開閉装置において、 前記三相一括型主母線を前記第１の開閉機器群と第２の
   床との間に配置し、下方に前記三相一括型主母線を有す
   る第２の床の部分の高さを高くするとともに、前記断路
   器の長手方向を前記遮断器の長手方向に実質的に直角に
   したことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
9. 【請求項９】 前記断路器の長手方向と前記遮断器の長
   手方向を同じにしたことを特徴とする請求項８のガス絶
   縁開閉装置。